JPH0922182A - 静電潜像現像装置 - Google Patents

静電潜像現像装置

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JPH0922182A
JPH0922182A JP16868495A JP16868495A JPH0922182A JP H0922182 A JPH0922182 A JP H0922182A JP 16868495 A JP16868495 A JP 16868495A JP 16868495 A JP16868495 A JP 16868495A JP H0922182 A JPH0922182 A JP H0922182A
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JP
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roller
developing
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blade
developing roller
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Withdrawn
Application number
JP16868495A
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English (en)
Inventor
Masahiko Maeda
雅彦 前田
Masao Uyama
雅夫 宇山
Shoji Tomita
章嗣 冨田
Masayuki Nakajima
正幸 中島
Kenichiro Kitajima
健一郎 北島
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像ローラの軸方向の真直度を現像ローラの
表面粗さを考慮して所定の範囲に設定することにとり、
安定した画像を得ることができる静電潜像現像装置を提
供する。 【構成】 現像ハウジングと、該現像ハウジング内に配
設され現像剤保持域において表面に現像剤を保持し該保
持した現像剤を現像域に搬送して静電潜像に施すための
現像ローラと、現像剤保持域と現像域との間に位置する
現像剤規制域において現像ローラの表面に保持される現
像剤量を規制する剛性部材からなる規制手段とを具備す
る静電潜像現像装置であって、上記現像ローラはその軸
方向の真直度が0.005乃至0.075mmに構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電複写機、レー
ザプリンタの如き画像生成機において静電潜像をトナー
画像に現像するために使用される静電潜像現像装置、更
に詳しくは、表面に現像剤を保持して現像域に搬送する
現像ローラとともに、この現像ローラの表面に作用し該
表面に保持される現像剤量を規制する剛性部材からなる
規制手段を具備する形態の静電潜像現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像生成機において静電潜像をトナー像
に現像するために、周知の如く、所定方向に回転駆動せ
しめられる現像ローラを具備する形態の静電潜像現像装
置が広く実用に供されている。現像ローラは、所定方向
に回転駆動されることによって、現像剤保持域、現像剤
量規制域及び現像域を順次に移動せしめられる。現像剤
保持域においては、適宜の様式によって供給される現像
剤としてのトナーが現像ローラの表面に保持される。現
像剤量規制域においては、現像ローラの表面に保持され
ている現像剤としてのトナーに規制手段が作用して、現
像ローラの表面に保持されているトナーを所要量に規制
する。現像域においては、周表面に静電写真感光層を備
えた回転ドラムの如き静電潜像担持体の表面に現像剤と
してのトナーが施され、静電潜像担持体の表面に形成さ
れている静電潜像がトナー像に現像される。良好な現像
を遂行するためには、現像ローラの表面に保持されてい
るトナー量を規制手段によって適切に規制して、現像ロ
ーラの表面に保持されるとなー層を所定の厚さに且つ軸
方向に充分均一に形成せしめることが重要である。
【0003】特公昭63−16736号公報には、ウレ
タンゴム、シリコンゴムの如き合成ゴムからなるゴム弾
性体によってブレードが構成された規制手段を具備した
静電潜像現像装置が開示されている。現像剤規制手段を
構成するゴム弾性体は、その片面ないし先端縁が現像ロ
ーラの表面に圧接せしめられ、現像ローラの表面に保持
されるトナー量を相当少量に規制して現像ローラの表面
にトナーの薄層を形成する。また、現像剤規制手段のブ
レードを厚さ0.1〜0.2mmのばね用ステンレス薄
板によって構成したものも実用化されている。しかる
に、ゴム弾性体やステンレス薄板等の弾性ブレードを用
いた現像剤規制手段においては、弾性ブレードの両端部
は剛性が低く中央部に比して規制力が劣るため、現像ロ
ーラの表面に形成されるトナー層は両端部が中央部より
厚くなり、本発明者等の実験によれば、ウレタンブレー
ドを用いた場合、両端部のトナー層は中央部より3.5
〜7.0μm厚くなることが判った。このように、弾性
ブレードを用いた場合には、現像ローラの表面に形成さ
れるトナー層を軸方向全体に均一な厚さにすることが難
しく、従って、均一な画像が得られ難いという問題があ
り、また、弾性ブレードは耐磨耗性も低く長寿命化の点
でも必ずしも満足し得るものではない。
【0004】上記弾性ブレードの問題点を解決するする
ために、本出願人は現像剤規制手段を構成するブレード
をガラス等の剛性部材によって形成した発明を特開昭7
ー36277号として提案した。ブレードを板ガラスに
よって形成することにより、、現像ローラの表面に形成
されるトナー層の層厚を幅方向に均一に規制することが
できるとともに、耐磨耗性も向上し長寿命化の点でも満
足できるものとなった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、現像剤規制手
段を構成するブレードをガラス等の剛性部材によって形
成したものにおいては、現像ローラの軸方向の真直度、
即ち軸方向のうねりが大きいと現像ローラの周表面に剛
性ブレードの幅方向全体を均一に密着させることが困難
となる。ブレードの現像ローラへの密着度が不均一にな
ると、現像ローラの周表面に形成されるトナー層の厚い
領域と薄い領域とが交互に発生し、転写画像は濃淡が縞
状になって安定した画像が得られない。一方、現像ロー
ラの表面粗さは、小さい程即ち表面が平滑である程均一
なトナー層を得ることができるが、現像ローラの表面が
平滑すぎるとトナー保持力が小さくなり、現像ローラの
表面粗さが5μm以下ではトナー層が薄くなりすぎるこ
とが本発明等の実験の結果判った。
【0006】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、現像ローラの軸方向の
真直度を現像ローラの表面粗さを考慮して所定の範囲に
設定することにとり、安定した画像を得ることができる
静電潜像現像装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術的課題を
解決するために、本発明によれば、現像ハウジングと、
該現像ハウジング内に配設され現像剤保持域において表
面に現像剤を保持し該保持した現像剤を現像域に搬送し
て静電潜像に施すための現像ローラと、該現像剤保持域
と該現像域との間に位置する現像剤規制域において該現
像ローラの表面に保持される現像剤量を規制する剛性部
材からなる規制手段とを具備する静電潜像現像装置にお
いて、該現像ローラの軸方向の真直度を0.005乃至
0.075mmに構成した、ことを特徴とする静電潜像
現像装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
静電潜像現像装置の好適な実施の形態を図示している添
付図面を参照して、更に詳述する。
【0009】図1には本発明に従って構成された静電潜
像現像装置が搭載された画像生成機が示されている。図
示の画像生成機は、周表面に感光層を備えた像担持体と
しての回転ドラム1を具備している。該回転ドラム1は
回転軸2によって回転自在に図示しない機体ハウジング
内に装着されている。矢印3で示す方向に回転せしめら
れる回転ドラム1の周囲には、その回転方向にみて順次
に、回転ドラム1の感光層を特定極性に帯電せしめる帯
電用コロナ放電器4、該帯電用コロナ放電器によって特
定極性に帯電せしめられた回転ドラム1の感光層に静電
潜像を形成する露光手段としてのレーザ光学装置5、該
光学装置5から照射されるレーザ光によって形成された
静電潜像をトナー像に現像する静電潜像現像装置6、転
写用コロナ放電器7、剥離用コロナ放電器8、クリーニ
ング装置9、及び除電ランプ10が配設されている。
【0010】現像装置6は、合成樹脂によって形成する
ことができる現像ハウシング12を具備しており、この
現像ハウジング12内には、現像ローラ16、供給手段
18、攪拌手段20およびび規制手段22が配設されて
いる。更に、図示していないが、現像ハウシング12に
はトナーを収容したトナーカートリッジが装着されてい
る。
【0011】現像ローラ16は、上記現像ハウジング1
2の両側壁間に回転自在に装着された回転軸24と、こ
の回転軸24に固着されたローラ26とを含んでいる。
回転軸24はステンレス鋼の如き適宜の金属材料から形
成することができる。ローラ26は比較的柔軟で且つ導
電性を有する材料、例えばウレタンゴムの如き導電性中
実ゴムによって構成されている。ローラ26の硬度は図
示の実施形態においてはアスカーC硬度で60乃至85
程度に設定されており、また、ローラ26の体積抵抗は
106 乃至109 Ω・cm程度に設定されている。現像
ローラ16を構成するローラ26の周表面に形成される
トナー層の層厚を所定範囲に且つ均一にするためには、
ローラ26の周表面の面粗さとともに、軸方向の真直度
を所定の範囲内にすることが重要である。図3に示すよ
うに、現像ローラ16を構成するローラ26の軸方向の
寸法のバラツキ、即ち真直度(W)と、ローラ26の周
表面に形成されるトナー層の厚さの関係を調査したとこ
ろ、0.015mmの寸法のフレがトナー層の層厚とし
て約1μmの変化となって現れることが判った。一方、
現像ローラを構成するローラの表面に形成されるトナー
層の厚さが例えば20μm以下であると画像濃度は低く
なり複写物として見ずらく、トナー層の厚さが例えば3
0μm以上になると画像以外の部分にトナーが付着する
所謂画像ベースかぶりが発生する。従って、トナー層の
厚さは一般に20μm乃至30μmに設定される。しか
るに、現像ローラを構成するローラの表面に形成される
トナー層厚を20μm乃至30μmの範囲に納めるため
には、設計上トナー層厚を例えば中間値の25μmに設
定する。このように、トナー層厚を中間値の25μmに
設定すると、各部材の製造上のバラツキに起因する許容
範囲は±5μmである。この許容範囲は±5μmで現像
ローラの軸方向の真直度によるトナー層厚のバラツキを
吸収するとすれば、0.075mmのフレが許されるこ
とになる。しかしながら、上記許容範囲である±5μm
で後述する規制手段におけるブレードの製造・組み立て
上のバラツキ等によるトナー層厚の変化も吸収しなけれ
ばならず、現像ローラの軸方向の真直度によるトナー層
厚のバラツキは±3μm程度に抑える必要がある。従っ
て、現像ローラの軸方向の真直度は0.045mm乃至
0.05mm以下であることが好ましい。また、現像ロ
ーラの表面粗さは、小さい程即ち表面が平滑である程均
一なトナー層を得ることができるが、現像ローラの表面
が平滑すぎてもトナー保持力が小さくなり、現像ローラ
の表面粗さ(Rz)が5μm以下ではトナー層が薄くな
りすぎることが本発明等の実験の結果判った。従って、
現像ローラの表面粗さ(Rz)の下限値は5μmとする
必要がある。この表面粗さ(Rz)は、現像ローラの軸
方向の真直度における下限値として影響することになる
ので、現像ローラの軸方向の真直度の下限値は5μm
(0.005mm)とするのが好ましい。以上の点を考
慮すると、現像ローラ16を構成するローラ26の真直
度は、0.005mm乃至0.075mmにする必要が
あり、更には0.01mm乃至0.05mの範囲内で構
成することが好ましい。以上のように構成された現像ロ
ーラ16のローラ26は、現像ハウジング12に形成さ
れている開口を通して露呈せしめられて回転ドラム1に
対向し、その周表面は回転ドラム1の周表面に圧接せし
められ、かかる圧接領域においてローラ26の周表面が
若干弾性的に圧縮せしめられている。現像ローラ16の
回転軸24は、図示しない駆動手段によって図1に矢印
28で示す方向に連続的に回転駆動せしめられる。回転
軸24の上記回転によってローラ26も矢印28で示す
方向に連続的に回転駆動され、該ローラ26の周表面は
現像剤保持域30、現像剤規制域32及び現像域34を
順次に搬送される。
【0012】上記供給手段18は、上記現像ハウジング
12の両側壁間に回転自在に装着された回転軸36と、
この回転軸36に固着された補助ローラ38とを含んで
いる。補助ローラ38は発泡シリコン或いは発泡ウレタ
ンの如き発泡体から構成されている。補助ローラ38は
現像ローラ16のローラ26に圧接せしめられる。補助
ローラ38を形成している発泡体の硬度はローラ26の
硬度よりも相当小さく(例えばアスカーC硬度で35程
度)、補助ローラ38をローラ26に圧接せしめること
によって圧接領域において補助ローラ38が0.15乃
至0.25mm程度弾性的に圧縮せしめられるのが望ま
しい。この補助ローラ38は図示しない駆動手段によっ
て図1に矢印39で示す方向に連続的に回転駆動せしめ
られる。上記攪拌手段20は、上記現像ハウジング12
の両側壁間に回転自在に装着された回転軸40と、この
回転軸40に固定された攪拌部材42とを含んでおり、
図示しない駆動手段によって図1に矢印44で示す方向
に連続的に回転駆動せしめられる。
【0013】次に、上記規制手段22について、図2も
参照して説明する。規制手段22は、上記現像ローラ1
6のローラ26の周表面に圧接せしめられる剛性部材か
らなるブレード46と、該ブレード46の片面をローラ
26の周表面に圧接する方向に移動可能に支持するブレ
ード支持手段48と、ブレード46の他面に当接する押
圧部材49と、該押圧部材49を介してブレード46の
片面をローラ26の周表面に圧接する方向に押圧する弾
性付勢手段50とを具備している。
【0014】上記剛性部材からなるブレード46は、少
なくともその片面(即ちローラ26の周表面に圧接され
る面)はローラ26の周表面に沿って幅方向(図1にお
いて紙面に垂直な方向)に延在する平面である板状部材
から構成されている。ブレード46の上記片面における
少なくともローラ26の周表面に圧接される領域の表面
粗さは充分に小さく、JIS B 0601に規定され
ている中心線平均粗さRaが6.00以下、特に0.2
0以下、殊に0.02以下であることが好ましい。ブレ
ード46の上記片面の表面粗さが過大になると、現像ロ
ーラ16を構成するローラ26の周表面に形成されるト
ナー層の表面が充分に平坦化されず、不均一なものにな
ってしまう傾向がある。従って、ブレード46として比
較的安価に形成することができるにもかかわらず表面粗
さが充分に小さく、しかも、硬度が高く耐磨耗性のある
好適な剛性材料としては、市販されている板ガラスを挙
げることができる。板ガラスの厚さは3mm程度でよ
い。トナーの帯電特性の制御のためにブレード46に所
要電圧を印加することが望まれる場合には、板ガラスの
片面に導電性被膜を施すことができる。片面に導電性被
膜が施された板ガラスとしては、商品名「ネサガラス」
として市販されている板ガラスが好都合に使用され得
る。板ガラスに代えてステンレス鋼の如き適宜の金属板
から剛性部材によってブレード46を構成することもで
きる。ブレード46を構成する金属板の片面の表面粗さ
を充分に小さくするために、必要に応じて金属板の片面
に適宜の表面処理を施すことができる。所望ならば、板
ガラスと金属板との積層体からブレード46を構成し、
現像ローラ16のローラ26に圧接せしめられる片面を
板ガラスの露呈面によって規定することもできる。
【0015】上記ブレード支持手段48は、ブレード4
6の下部両端を支持する一対の下側支持部材52、52
と、ブレード46の上縁部を支持する上側支持部材54
とを具備している。下側支持部材52、52は、各々底
面521、521および側面522、522を形成する
切欠部520、520を備えるとともに、上下方向に長
い取付穴523、523が設けられている。この下側支
持部材52、52は、所定の間隔を置いて幅方向に配設
され、上記現像ハウジング12に一体的に形成された取
付部120に上記取付穴523、523に挿通するビス
56、56によって固着される。取付部120に固着さ
れる下側支持部材52、52は、その切欠部520と5
20を形成する側面522と522との間隔がブレード
46の幅方向寸法と略同一長さになるように取り付けら
れ、切欠部520、520を形成する底面521、52
1上にブレード46の両端部下端面を載置支持する。上
側支持部材54は、上記下側支持部材52、52の上方
に所定の間隔をおいて配設され、上記現像ハウジング1
2の取付部120に複数個のビス58によって固着され
ている。この上側支持部材54は、上記ブレード46の
幅方向寸法と略同一長さ有し、ブレード46の板厚より
若干広い嵌合溝540を備えており、該嵌合溝540に
ブレード46の上縁部を嵌合せしめる。該嵌合溝540
の底面には図1に示すように凹部541が長手方向に複
数個形成されており、該凹部541に圧縮コイルばね6
0が各々配設され、該圧縮コイルばね60が嵌合溝54
0に嵌合されたブレード46の上端面に作用して下方に
押圧付勢する。
【0016】上記押圧部材49は、厚さ2mm程度のス
テンレス鋼板によって構成され、上記ブレード46の幅
方向長さに対応してブレード46と略同じ長さを有し、
案内用の2個の長穴491、491を備えており、その
後側端面には図示の実施形態においては2個の支持突起
492、492が形成されている。このように構成され
た押圧部材49は、上記現像ハウジング12の取付部1
20に形成された貫通孔121に嵌挿され、その前側端
面、即ち当節面490が上記ブレード46の他面に当接
せしめられる。押圧部材49が現像ハウジング12の取
付部120に形成された貫通孔121に嵌挿され状態
で、上記現像ハウジング12の取付部120に螺合され
る案内ボルト62、62を押圧部材49に形成された2
個の長穴492、492に各々挿通することにより、押
圧部材49の移動を案内するようになっている。
【0017】上記弾性付勢手段50は、上記押圧部材4
9の後側端面と上記現像ハウジング12との間に配設さ
れた複数個(図示の実施形態においては2個)の圧縮コ
イルばね501、501を具備している。この各圧縮コ
イルばね501、501は、その一端部が上記押圧部材
49の後側端面に形成された支持突起492、492に
嵌合され、その他端部が上記現像ハウジング12に形成
された支持突起125、125に各々嵌合されており、
押圧部材49を介して上記ブレード46の片面を上記ロ
ーラ26の周表面に圧接する方向に押圧せしめる。
【0018】現像ローラ16のローラ26の周表面に対
するブレード46の圧接力は、ローラ26の周表面上に
形成すべきトナー層の厚さに応じて適宜に設定すること
ができる。圧接力が大きくなるとローラ26の周表面上
に形成される現像剤層の厚さが小さくなる。他方、圧接
力が過剰に大きくなると、ローラ26の円滑な回転が阻
害される傾向が発生する。図示の実施形態における現像
様式においては、通常、ローラ26の周表面に形成され
るトナー層の厚さは20乃至30μm程度であり、この
ような厚さの現像剤層を適切に形成するためには、ロー
ラ26の周表面に対してブレード46を線圧(幅方向単
位長さ当りの圧力)で30乃至90g/cmで圧接せし
めればよい。
【0019】上記ブレード46の下端部は、現像ローラ
16のローラ26とブレード46の圧接部位を越えて、
ローラ26の移動方向に見て上流側に幾分突出せしめら
れているのが望ましい。ブレード46の下端部のかかる
突出長さ(即ちローラ26とブレード46との接触中心
からブレード46の下端までの長さ)は、一般に、0.
5乃至4.0mm、特に0.8乃至3.5mm、殊に
1.0乃至2.0mmであるのが好ましい。この突出長
さが過剰に短くて実質上零になると、ブレード46によ
る規制作用が過剰になり良好なトナー層を形成すること
が困難になる傾向があり、上記突出長さが過剰に長くな
ると、形成されるトナー層の厚さが過大になる傾向があ
り、そしてまたトナーの帯電量が過少になる傾向があ
る。このように、ブレード46下端のローラ26に対す
る位置関係は高精度を維持する必要があり、図示の実施
形態においてはブレード46の下端面を下側支持部材5
2、52に設けられた切欠部520、520を構成する
底面521、521に載置することによりブレード46
の現像ローラ16を構成するローラ26との圧接位置か
らの突出量の寸法管理が行われるため、その組み立て作
業性が飛躍的に向上する。しかも、図示の実施形態にお
いてはブレード支持手段48を構成する下側支持部材5
2、52は、上下方向に長い取付穴523、523に沿
って調節可能になっており、ブレードの上記突出量を調
節することができる。
【0020】図1および図2に示す実施形態による静電
潜像現像装置は以上のように構成され、以下その作用に
ついて説明する。静電潜像現像装置の作動開始により、
上記現像ローラ16のローラ26、供給手段18の補助
ローラ38および攪拌手段20が図示しない駆動手段に
よって各々が矢印で示す方向に回転駆動される。現像剤
ローラ16のローラ26が矢印28で示す方向に連続的
に回転駆動され、現像剤保持域30においては供給手段
18がローラ26に作用し、それまでローラ26の周表
面に保持されていたトナーをローラ26から剥離せしめ
るとともに、新たにローラ26の周表面にトナーが供給
される。現像剤規制域32においては、規制手段22の
ブレード46がローラ26の周表面に保持されている現
像剤に作用して、ローラ26の周表面に保持されるトナ
ーを所要量に規制して薄層に形成せしめる。なお、上記
現像ローラを構成するローラ26の軸方向の真直度が
0.01乃至0.075mm、より好ましくは0.01
乃至0.05mmに構成されているので、該ローラ26
の周表面に圧接して作用する規制手段22を構成するブ
レード46が剛性部材からなっていても、ローラ26の
周表面に形成されるトナー層の厚さのバラツキを所定範
囲内に抑えることができ、安定した画像を得ることがで
きる。また、上記ブレード46の現像剤規制作用におい
て、ブレード46はブレード支持手段48を構成する下
側支持部材52、52と上側支持部材54とによって、
固着することなく現像ローラ16のローラ26の周表面
に圧接する方向に移動可能に支持されているので、その
表面精度が支持部材の表面精度に影響されることがない
ため、支持部材を必要以上の高精度で加工する必要がな
い。更に、弾性付勢手段50を構成する圧縮コイルばね
501、501のバネ力は、上記押圧部材49を介して
上記ブレード46に作用するので、ブレード46がコイ
ルばね自体の個々のバラツキの影響を受けることがな
く、ブレード46には幅方向全体に均一な押圧力が作用
せしめられる。従って、上記現像ローラ16のローラ2
6の表面に形成されるトナー層を均一にすることができ
る。次に、現像域34においては、回転ドラム1の周表
面に配設されている静電感光体上の静電潜像に現像剤が
施されて、静電潜像がトナー像に現像される。例えば、
静電潜像は+700V程度に帯電せしめられた非画像領
域と+120V程度に帯電せしめられた画像領域とを有
し、画像領域にトナーが付着せしめられる(所謂反転現
像)。回転ドラム1は図1に矢印3で示す方向に連続的
に回転駆動せしめられ、従って現像域34において回転
ドラム1の周表面と現像ローラ16のローラ26の周表
面とは同一方向に移動せしめられる。ローラ26の周表
面の移動速度V2は回転ドラム1の周表面の移動速度V
1よりも幾分大きく設定されており、1.2V1≦V2
≦2.2V1であるのが好適である。この場合には、ロ
ーラ26によって現像域34に充分なトナーが搬送され
るとともに、回転ドラム1の周表面に対するローラ26
の周表面の摺擦作用によって静電潜像の非画像部に一旦
付着したトナーが適切に剥離され、かくして適切な現像
濃度を有し且つかぶりのない良好なトナー像を得ること
ができる。現像剤としては、体積平均粒子径(Vol.
50%:体積平均粒子径以下のトナーと体積平均粒子径
以上のトナーとの体積が同一)が8.0乃至12.0μ
m程度であり体積抵抗が108 Ω・cm以上であるトナ
ーのみから成る現像剤が好適に使用される。
【0021】
【発明の効果】本発明の静電潜像現像装置は、現像ロー
ラの軸方向の真直度を0.005乃至0.075mmに
構成したので、該現像ローラの周表面に圧接して作用す
る規制手段が剛性部材からなっていても、現像ローラの
周表面に形成されるトナー層の厚さを所定範囲内に抑え
ることができ、安定した画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された静電潜像現像装置が
搭載された画像生成機の概略構成断面図。
【図2】図1に示す静電潜像現像装置を構成する規制手
段の斜面図。
【図3】図1に示す静電潜像現像装置を構成する現像ロ
ーラを拡大して示す断面図。
【符号の説明】
1:回転ドラム 4:帯電用コロナ放電器 5:レーザ光学部 6:静電潜像現像装置 7:転写用コロナ放電器 8:剥離用コロナ放電器 9:クリーニング装置 10:除電ランプ 16:現像ローラ 18:供給手段 20:攪拌手段 22:規制手段 26:現像ローラのローラ 30:現像剤保持域 32:現像剤規制域 34:現像域 38:供給手段の補助ローラ 46:ブレード 48:ブレード支持手段 50:弾性付勢手段 52:下側支持部材 54:上側支持部材 60:圧縮コイルばね 62:圧縮コイルばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 正幸 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 北島 健一郎 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像ハウジングと、該現像ハウジング内
    に配設され現像剤保持域において表面に現像剤を保持し
    該保持した現像剤を現像域に搬送して静電潜像に施すた
    めの現像ローラと、該現像剤保持域と該現像域との間に
    位置する現像剤規制域において該現像ローラの表面に作
    用し該表面に保持される現像剤量を規制する剛性部材か
    らなる規制手段とを具備する静電潜像現像装置におい
    て、 該現像ローラの軸方向の真直度を0.005乃至0.0
    75mmに構成した、 ことを特徴とする静電潜像現像装置。
JP16868495A 1995-07-04 1995-07-04 静電潜像現像装置 Withdrawn JPH0922182A (ja)

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