JPH09221345A - 二重旋回流を形成するセメント原料のか焼装置 - Google Patents

二重旋回流を形成するセメント原料のか焼装置

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JPH09221345A
JPH09221345A JP8253496A JP25349696A JPH09221345A JP H09221345 A JPH09221345 A JP H09221345A JP 8253496 A JP8253496 A JP 8253496A JP 25349696 A JP25349696 A JP 25349696A JP H09221345 A JPH09221345 A JP H09221345A
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combustion air
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air supply
furnace
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Hee Kab Oh
オー、ヒー、カブ
Hong Bae Kwak
ワク、ホン、バエ
Hyung-Suk Seo
スー、ヒュン、スーク
Kyung-Han Ahn
アーン、キュン、ハン
Kap-Soo Noh
ノー、カブ、ソー
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Ssangyong Cement Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セメント原料の焼成装置のクリンカー冷却器
から出る燃焼用空気がか焼装置内で二重旋回流を形成す
るようにか焼装置に対する燃焼用空気供給導管の設置構
造を調節することで、か焼装置内でセメント原料の完全
なか焼反応を誘導することができる二重旋回流を形成す
るセメント原料のか焼装置を提供することを、その目的
とする。 【構成】 本発明は、上記の燃焼用の空気供給手段によ
って供給される燃焼用空気がか焼装置内で一方向に二重
旋回流を形成しながら、供給される原料をか焼させるよ
うに、上記のクリンカー冷却器から出る燃焼用空気の供
給手段の分岐された燃焼用空気供給導管がか焼装置の一
つの側面だけに接線方向で連結されていることを特徴と
する。従って、二重の旋回流を形成して原料と燃料の均
一な混合を増大させる。原料のか焼装置内の滞留時間を
増大させる。燃料の燃焼による噴射熱と同時に二重の旋
回流を通じるガスと原料の熱伝達と、固体粒子の衝突に
よる熱伝達を促進することで、か焼炉内でセメント原料
の完全なか焼反応を誘導することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、二重旋回流を形成するセメント
原料のか焼装置に関する。さらに詳しくいうと、セメン
ト原料の焼成装置中のクリンカー冷却器から流れてきた
燃焼用空気が、か焼装置内で二重旋回流を形成すること
ができるようにか焼装置に対する燃焼用空気供給導管の
設置構造を調節することで、か焼装置内でセメント原料
の完全なか焼反応を誘導することができる二重旋回流を
形成するセメント原料のか焼装置に関する。
【0002】一般的にセメント原料の焼成装置の中でか
焼装置は、回転焼成炉(Rorary Kiln)と固
定された予熱装置(Preheater)の間に位置
し、独立的な熱源を有しながら上記の装置内部に投入さ
れる燃料を完全に燃焼させて、燃料の燃焼過程で発生さ
れた熱量を用いてセメント原料のか焼反応を誘導するよ
うに成っている。
【0003】セメント原料のか焼装置において燃料の燃
焼は燃料と空気が均一に混合され、火炎の形成なしに極
めて短い時間、例えば約1/3秒内に燃焼反応が起こら
なければならないし、セメント原料のか焼反応は燃料が
燃焼されながら発生する熱量の供給を受けてから起こる
ようになっている。
【0004】原料のか焼反応が完全に起こるためには、
か焼装置内で燃料と均一に混合されなければならない
し、充分な時間の間滞留して燃料の燃焼熱量が供給され
なければならない。
【0005】燃料の完全燃焼及び原料のか焼反応を促進
させるための装置として多く使われている形態のか焼装
置は図5と同一構造を有している。
【0006】添付図面中、図5は従来の分類層方式のセ
メントの原料のか焼装置を兼備したセメント原料の焼成
装置を概略的に示した図である。図5のか焼装置では、
か焼炉(50)の底面に回転焼成炉(52)の排ガス導
管(53)が連結されていて、高温、例えば900〜
1、100℃の回転焼成炉(52)排ガスによって上記
のか焼炉(50)の下部に分類層が形成される。そし
て、クリンカー冷却器(54)から酸素が富んだ燃焼用
の空気を供給する燃焼用空気供給導管(55)がか焼炉
(50)の一側面に一つの導管だけで連結されていて、
燃焼用空気がか焼炉(50)の中心方向、又は接線方向
へ供給される。
【0007】一方、燃料の大部分は、か焼炉(50)の
燃焼用空気供給導管(55)の反対側に設置されたバー
ナー(56a)によって上記の燃焼用空気供給導管(5
5)を通し供給される、酸素が富んだ燃焼用空気中に噴
射されて燃焼するし、燃料の一部は排ガス中の窒素酸化
物を除去するために回転焼成炉(52)の排ガス導管
(53)付近に設置された脱窒素バーナー(56b)に
よって回転焼成炉(52)の排ガス中に噴射して燃焼さ
れる装置である(日本特開昭53−134028号、日
本特開昭54−90228号、日本特公昭59−321
76号、韓国特許公告第87−1568号)。
【0008】図5で、説明されてない符号51a、51b、
51c、51d、51eは、固定された浮遊予熱器(サイクロ
ン)であり、符号57はか焼炉(50)へ供給される原
料の供給導管であり、符号58はか焼された原料を回転
焼成炉へ流入させるための導管であり、符号59は回転
焼成炉(52)の排ガス入口であり、符号60は排風機
であり、符号61は原料供給導管であり、符号62はか
焼炉(50)でか焼された原料を最下段サイクロンへ流
入させる流入導管である。
【0009】上述した形態の従来か焼炉(50)は、か
焼炉(50)内の燃料を均一に噴射するためにバーナー
(56a)で多く低温の空気量(か焼炉(50)に供給
される燃焼空気量の14〜20%)を使用することによ
って、バーナー(56a)から供給される低温の空気量
くらいに、クリンカー冷却器(54)から流入される高
温の燃焼用空気の流入量が少なくなって、熱消耗量が増
加する短所を持っている。
【0010】それから、バーナー(56a、56b)に
よって噴射された燃料は高速の流速、例えば10〜40
m/sのガスと共に酸素が富んだ燃焼用空気の雰囲気で
燃焼用空気と回転焼成炉(52)排ガスの混合雰囲気に
流れながら燃焼するので、完全燃焼のために高さを高く
なる問題点を持っているし、これによって固定された浮
遊予熱器(51a、51b、51c、51d、51e)の設置位置
が高くなり、か焼炉(50)が大きくなって設備のコス
ト高を招き、か焼炉(50)の単位容積当りのか焼能力
を低下される短所を持っている。
【0011】二つめの構造のか焼装置は、上記装置の燃
焼効率を改善して低級燃料の使用が可能になるように考
慮された形態として図6の構造を有している。ここで、
図5と同一部品に対して同一符号を使用する。
【0012】即ち、図6によれば、旋回か焼炉(50
a)が追加に設置されているが、この時燃料は低温の輸
送空気(か焼炉(50)に供給される燃焼空気量の4〜
5%)によってバーナー(56)から供給されて、燃焼
用空気導管(55)から一部が分岐された高温、例えば
700〜1、100℃の燃焼用空気としてバーナー(5
6)から供給される燃料を旋回か焼炉(50a)内に噴
射し、余りの大部分の燃焼用空気は旋回か焼炉(50
a)の側面から接線方向に流入されて原料供給導管(5
7)によって投入された原料を壁面に分離させる。そし
て、旋回か焼炉(50a)中の低い原料密度を有する燃
焼用空気中で高温の火炎を起こすので、燃料の燃焼を促
進して高温の火炎による噴射熱で周辺の原料に熱が供給
されるようになっている(米国特許第3、975、14
8号)。
【0013】図6で符号50bは混合装置であり、符号
63はバーナー(56)から燃料が噴射されるようにす
るための分岐された燃焼用空気供給導管であり、符号6
4は旋回か焼炉(50a)から混合炉(50b)に原料
を輸送する導管である。
【0014】上記のような形態の装置は、か焼炉内で燃
料を、酸素が多いかつ高温である燃焼用空気だけで火炎
を形成しながら燃焼されるようにすることで、燃焼の燃
焼時間を節減し、燃焼効率を改善して低級燃料の使用を
可能とする長所を持っているが、旋回か焼炉(50a)
の排出部位が下部にあるので、空気の流れが下方に変る
から圧力損失の増加の短所がある。そして、クリンカー
冷却器(54)から流入される燃焼用空気を供給する導
管(55)が旋回か焼炉(50a)の側面で接線対称形
に供給されながら発生する旋回流を、図7の断面図のよ
うに一つの方向に回転及び下向きにして、原料のか焼炉
内での滞留時間を短くし、原料が旋回か焼炉(50a)
の外壁に分離して、原料の燃焼による噴射熱だけを熱源
として供給するため、か焼反応を起こすのに充分な熱量
を供給することができない短所がある。
【0015】従って、本発明では従来のか焼装置などの
持つ問題点を改善させるために、か焼装置内部のガスの
流れに二重の回転運動量を有する旋回流を形成すること
で、原料と燃料の混合及び原料のか焼装置内の滞留時間
を増大させる。そして、燃料の燃焼による噴射熱と共に
二重の旋回流を通じるガスと、原料間の熱伝達と、固体
粒子の間に衝突による熱伝達を促進することで、か焼装
置内でセメント原料の完全なか焼反応を誘導することが
できるセメント原料のか焼装置を提供することをその目
的にしている。
【0016】かかる目的は、本発明のか焼装置によって
達成することができる。本発明は、粒状又は粉末状のセ
メント原料を予熱する、固定された浮遊予熱器とクリン
カー鉱物を生成する回転焼成炉との間に位置しながら予
熱された原料をか焼させるために回転焼成炉の排ガスを
流入させる手段、供給される燃料を燃焼させ上記の原料
をか焼させるためにクリンカー冷却器から酸素の富んだ
燃焼用空気を流入させる手段及びか焼された原料を最下
段の予熱器に排出させる手段を兼ねたセメント原料のか
焼装置において、燃焼用空気供給手段を通じ供給される
燃焼用空気が一方向に二重旋回流を形成しながら供給さ
れる原料をか焼するように、クリンカー冷却器から出る
燃焼用空気供給手段の分岐された燃焼用空気供給手段が
一方の側面だけに接線方向で連結されていることを特徴
とするセメント原料のか焼装置である。
【0017】本発明によれば、上記の分岐された燃焼用
空気供給手段は同一直径を有しながら、か焼装置の一つ
の側面の同一レベル線上、又はレベルに差を付けて接線
方向に連結されることができる。
【0018】又、本発明によれば、上記の分岐された燃
焼用空気手段は互いに違う直径を有しながら、直径が大
きく分岐された燃焼用空気導管はか焼装置の一つの側面
に接線方向で設定し、直径が小さく分岐された燃焼用空
気供給導管は上記の回転焼成炉の排ガス流入手段の側面
に接線方向で連結することができる。ここで、上記の二
つの分岐された手段を通じ流入される燃焼用空気の流速
はそれぞれ違うようにすることができるし、互いに違う
回転運動量を有することもできる。
【0019】本発明によれば、上記のか焼装置の燃料噴
射のためのバーナーに供給される燃料源として、低級の
固体燃料、又は液体燃料両方とも使用することができ
る。
【0020】次に添付図面を参照しながら本発明をさら
に詳しく説明する。本発明のセメント原料の焼成装置
は、添付図面中、図1に示したように、本発明は粒状、
又は粉末状のセメント原料を予熱する固定された浮遊予
熱器(11a、11b、11c、11d、11e)、ク
リンカー鉱物を生成する回転焼成炉(12)、上記の浮
遊予熱器(11a、11b、11c、11d、11e)
と上記の回転焼成炉(12)との間に位置しながら上記
の浮遊予熱器で予熱された原料をか焼させるためのか焼
炉(10)及び上記の回転焼成炉(12)で焼成された
クリンカー鉱物を冷却させるクリンカー冷却器(14)
で構成されている。上記のか焼炉(10)は、予熱され
た原料をか焼させるために上記の回転焼成炉(12)か
ら排ガスを流入させる排ガス導管(13)、供給される
燃料を燃焼させて上記の原料をか焼させるためにクリン
カー冷却器(14)から、酸素が富んだ燃焼用空気を流
入させる燃焼用空気供給導管(15)及びか焼された原
料を最下段予熱器に排出するための流入導管(16)を
兼ねている。そして、上記の燃焼用空気供給導管(1
5)には原料供給導管(17)が一つ以上設置されてい
る。
【0021】本発明の特徴は、上記の燃焼用供給手段
(15)を通じ供給される燃焼用空気が一方に二重旋回
流を形成しながら、供給される原料をか焼させるよう
に、上記のクリンカー冷却器(14)から出る燃焼用空
気供給手段(15)が片方だけに分岐されて接線方向に
連結されているという点である。又、本発明のか焼炉
(10)は、上記のクリンカー冷却器(14)からの燃
焼用空気と、回転焼成炉(12)から排出される高温の
排ガスが持つ熱を利用して固体燃料、又は液体燃料の燃
焼と原料のか焼が同時に起こることを原則とし、上記の
か焼炉(10)の上部で分類層を形成して原料のか焼反
応が完結される分類帯域を持つように構成されていると
いう点である。
【0022】図1で、説明してない符号18はか焼され
た原料を回転焼成炉(12)に流入させる導管であり、
符号19は回転焼成炉(12)の排ガス入口であり、符
号20は排風機であり、符号21は原料供給導管であ
る。添付図面中、図2(a)〜図2(c)は同一の運動
量を持つ一方の二重旋回流を形成することができる、本
発明のか焼装置の第1実施例を例示した図で、図2
(a)は図1のA−A′ラインの断面図、図2(b)は
図1のB−B′ラインの断面図、図2(c)は図1のか
焼炉(10)の側面図である。
【0023】以下の説明では、図1と同一部品に対して
同一符号を使用する。図2(a)〜図2(c)を説明す
ると、クリンカー冷却器(14)から燃焼用空気を流入
する燃焼用空気導管(15)が分岐された状態でか焼炉
と連結される場合、分岐された夫々に燃焼用空気供給導
管(15a、15b)が上記のか焼炉(10)の片方の
側面部に接線方向で同一直径、同一高さを有しながら連
結されていて、燃焼用空気が一方向に一定した速度、例
えば10〜15m/sで分岐され、か焼炉(10)の内
部に流入されるし、その内部で二重の旋回流を形成する
ようになる。
【0024】本発明による第1実施例のか焼炉(10)
と従来の旋回か焼炉を持つ米国特許第3、975、14
8号との原料の滞留時間を比較した結果を次の表1でみ
ることができる。
【表1】 米国特許本発明滞留時間(sec)33.2〜4.5 上記の表1は、従来の技術と本発明の第1実施例に対し
て平均粒径(d50)13.3のセメント原料を25k
g/sの速度でか焼炉に投入して、燃焼用空気供給導管
から流入される燃焼用空気の流速を15m/sにすると
きの滞留時間を計算、測定した例を示した表である。
【0025】本発明の第1実施例による二重の旋回流を
形成するか焼炉(10)は、燃焼用空気の導入部で燃焼
用空気が一方向に分岐し導入されながら二つの流が強く
衝突してか焼炉(10)の中央を中心に壁面を向いて二
重の旋回流を形成し、か焼炉(10)の上部分類帯域で
は、壁面で強く衝突した旋回気流によって、か焼炉半径
方向に圧力勾配を形成しか焼炉(10)に投入された原
料が分類帯域でか焼炉の長さの方向に回転運動をするこ
とで、原料の滞留時間が従来の技術である旋回か焼装置
に比べて3〜50%程度増大することが分かる。
【0026】添付図面中、図3(a)〜図3(c)は図
2(a)〜図2(c)と類似した図面で、同じ運動量を
持つ一方向の二重旋回流を形成することができる本発明
のか焼装置の第2実施例を例示した図であり、図3
(a)は図1のA−A′ライン断面図、図3(b)は図
1のB−B′ライン断面図、そして図3(c)は図1の
か焼炉(10)の側面図である。
【0027】ここで、図1と同一部品に対しては同一符
号を使用する。図3(a)〜図3(c)を説明すると、
クリンカー冷却器(14)から燃焼用空気を流入する燃
焼用空気供給導管(15a′、15b′)はか焼炉(1
0)と連結される時、か焼炉(10)の側面部に接線方
向で同一直径で分岐し連結される。この時、燃焼用空気
供給導管(15)が分岐し連結される時に分岐された二
つの燃焼用空気供給導管(15a′、15b′)はか焼
炉の長さの方向に一定の幅ほど離れた位置で連結される
ようになる。
【0028】本発明による第2実施例のか焼炉(10)
と従来の旋回か焼炉を持つ米国特許第3、975、14
8号との原料の圧力損失を比較した結果を次の表1で見
ることができる。
【表2】 米国特許本発明圧力損失(mmAq)90〜105 4
0〜50 上記の表2は、従来の技術と本発明の第2実施例に対し
て平均粒径(d50)13.3のセメント原料を25k
g/s速度で投入し、燃焼用空気供給導管から流入され
る燃焼用空気の流速は15m/sである時のか焼炉(1
0)内の圧力損失を計算、測定した例を示した表であ
る。
【0029】か焼炉(10)に供給される燃焼用供給導
管の位置が違うようにして連結すると、か焼炉(10)
の上部に連結された燃焼用空気供給導管(15a′)を
通じ流入される旋回流を、下部に連結された燃焼用空気
供給導管(15b′)を通じ流入される旋回流が、一方
向に偏る圧力勾配を緩和することで、従来の旋回か焼装
置に比べか焼炉(10)内の圧力損失が50%以上減少
されることが分かる。
【0030】添付図面中、図4(a)〜図4(c)は図
2(a)〜図2(c)と類似した図面で、共に違う運動
量を持つ夫々の位置で一方向の二重旋回流を形成するこ
とができる本発明のか焼装置の第3実施例を例示した図
であり、図4(a)は図1のA−A′ライン断面図、図
4(b)は図1のB−B′ライン断面図、そして、図4
(c)は図1のか焼炉(10)の側面図である。ここ
で、図1と同一部品に対して同一符号を使用する。
【0031】図4(a)〜図4(c)を説明すると、ク
リンカー冷却器(14)から燃焼用空気を流入するよう
になる燃焼用空気供給導管(15)中、直径が大きい燃
焼用空気供給導管(15a″)はか焼炉(10)の一つ
の側面部に、直径が小さい燃焼用空気供給導管(15
b″)は回転焼成炉排ガス導管(13)に夫々一方向に
連結される。
【0032】か焼炉(10)の側面に連結された燃焼用
空気供給導管(15a″)は回転焼成炉排ガス導管(1
3)に連結される燃焼用空気供給導管(15b″)の
1.5〜2倍の断面積を持つように構成するのが好まし
い。か焼炉(10)の側面に連結される燃焼用空気供給
導管(15a″)を通じては一定の流速、例えば10〜
15m/sで流れる旋回流か形成される。そして、下部
の回転焼成炉排ガス導管(13)に連結される燃焼用空
気供給導管(15b″)を通してはより強い流速、例え
ば15〜25m/sを持つ燃焼用空気が回転焼成炉排ガ
ス導管(13)を通して流入される高温の回転焼成炉排
ガスと共に充分な熱源を持ち、上部の旋回流と交わるこ
とで、二つの旋回流の中心部が割れることなく、連続的
に原料と燃料の流れが持続され、原料と燃料の均一な混
合及び滞留時間が増大されるし、燃焼効率が高くなるこ
とで低級の固体燃料の使用が可能になる。
【0033】従って、本発明は上述したように、か焼炉
内で二重の旋回流を形成することができるため、原料と
燃料の均一な混合を増大させるようになり、原料のか焼
炉内での滞留時間も増大させることができる。そして、
燃料の燃焼による噴射熱と同時に二重の旋回流を通じた
ガスと原料の熱伝達と固体粒子の間での衝突による熱伝
達を促進することで、か焼炉内でセメント原料の完全な
か焼反応を誘導することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二重旋回流を形成するセメント原
料のか焼装置が設置されたセメント原料の焼成装置の全
体概略図。
【図2】本発明による二重旋回流を形成するセメント原
料のか焼装置の第1実施例を例示したもので、図1のA
−A′ラインとB−B′ラインの断面図。
【図3】本発明による二重旋回流を形成するセメント原
料のか焼装置の第2実施例を例示するためのもので、図
1のA−A′ラインとB−B′ラインの断面図。
【図4】本発明による二重旋回流を形成するセメント原
料のか焼装置の第3実施例を例示するためのもので、図
1のA−A′ラインとB−B′ラインの断面図。
【図5】従来の分類層方式のセメント原料のか焼装置が
設置されたセメントの焼成装置の全体概略図。
【図6】従来の旋回か焼装置が付着されたセメント原料
の焼成装置の全体概略図。
【図7】図6の旋回か焼装置でのA−A′ラインの断面
図。
【符号の説明】
10、50 か焼炉、 11、51 予熱器、 12、52 回転焼成炉、 13、53 排ガス導管、 14、54 クリンカー冷却器、 15、15a、15a′、15a″、15b、15b′、15b″、5
5、63 燃焼用空気供給導管、 16、56a、56b バーナー、 17、21、57、61 原料供給導管 18、22、58、62 原料流入導管 19、59 排ガス入口、 20、60 排風機 50a 旋回か焼炉 50b 混合炉 64 原料輸送導管
フロントページの続き (72)発明者 ワク、ホン、バエ 大韓民国デジュン市、ユースン‐グ、トル ヨン‐ドン、6−104、タウン、アパート メント、391号 (72)発明者 スー、ヒュン、スーク 大韓民国デジュン市、ユースン‐グ、シン スン‐ドン、106−1303、デリム、デュー ル、アパートメント (72)発明者 アーン、キュン、ハン 大韓民国デジュン市、セオ‐グ、ガルマ- ドン、1−203、サンヨン、アパートメン ト (72)発明者 ノー、カブ、ソー 大韓民国デジュン市、ユースン‐グ、シン スン‐ドン、102−801、デリム、デュー ル、アパートメント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状、又は粉末状のセメント原料を予熱す
    る固定された浮遊予熱器(11a、11b、11c、1
    1d、11e)とクリンカー鉱物を生成する回転焼成炉
    (12)の間に位置しながら予熱された原料をか焼させ
    るために、回転焼成炉(12)の排ガスを流入させる手
    段(13)、供給される燃料を燃焼させて上記の原料を
    か焼させるためにクリンカー冷却器(14)から酸素の
    富んだ燃焼用空気を流入させる手段(15)及びか焼さ
    れた原料を最下段予熱器(11e)に排出させる手段
    (22)を兼備するセメント原料のか焼装置において、
    上記の燃焼用空気供給手段(15)を通じて供給される
    燃焼用空気が一方向に二重旋回流を形成しながら、供給
    される原料をか焼させるように上記のクリンカー冷却器
    (14)から出る燃焼用空気供給手段(15)の分岐さ
    れた燃焼用空気供給導管(15a、15b、15a′、
    15b′、15a″、15b″)が一つの側面だけに接
    線方向で連結されていることを特徴とするセメント原料
    のか焼装置。
  2. 【請求項2】上記の分岐された燃焼用空気供給手段(1
    5a、15b)は、か焼炉(10)の一側面部で接線方
    向に同一直径、及び高さを持ちながら分岐されている請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】上記の分岐された燃焼用空気供給導管(1
    5a′、15b′)はか焼炉(10)の一側面部で接線
    方向に同一直径、及び共に違う高さを持ちながら分岐さ
    れている請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】上記の分岐された燃焼用空気供給導管(1
    5a″、15b″)は共に違う直径を持ちながら、直径
    が大きく分岐された燃焼用空気供給導管(15a″)は
    か焼炉(10)の一側面部に接線方向で連結されている
    し、直径が小さく分岐された燃焼用空気供給導管(15
    b″)は上記の回転焼成炉(12)の排ガス流入手段
    (13)の一側面部に接線方向で連結されている請求項
    1記載の装置。
  5. 【請求項5】上記の分岐された燃焼用空気供給導管(1
    5a″、15b″)は燃焼用空気の流速が違うし、共に
    違う回転運動量を持つよう設定されている請求項4記載
    の装置。
  6. 【請求項6】上記のか焼炉(10)の燃料噴射のための
    バーナー(15)に供給される燃料源で、低級の固体燃
    料、又は液体燃料を使用する請求項1記載の装置。
JP8253496A 1995-09-25 1996-09-25 二重旋回流を形成するセメント原料のか焼装置 Pending JPH09221345A (ja)

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