JPH09220974A - 非常停止板 - Google Patents

非常停止板

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Publication number
JPH09220974A
JPH09220974A JP2882096A JP2882096A JPH09220974A JP H09220974 A JPH09220974 A JP H09220974A JP 2882096 A JP2882096 A JP 2882096A JP 2882096 A JP2882096 A JP 2882096A JP H09220974 A JPH09220974 A JP H09220974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emergency stop
stop plate
light emitting
light
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2882096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Fukuhara
忠夫 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAINETSUTO 21 KK
Original Assignee
HAINETSUTO 21 KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HAINETSUTO 21 KK filed Critical HAINETSUTO 21 KK
Priority to JP2882096A priority Critical patent/JPH09220974A/ja
Publication of JPH09220974A publication Critical patent/JPH09220974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常停止板を設置する際の気象条件等の状況
により、後続車両の運転者の危険認識に差が生じ、この
危険認識の遅れによる事故の発生を防止するため、注意
喚起効果をより向上させた非常停止板を提供することを
課題とする。 【解決手段】 1は非常停止板本体であり、後述するよ
うに危険喚起色を有する光透過性の樹脂により構成され
ている。2は発光部であり、点滅光源と光源を駆動させ
る電源(バッテリー)とから構成されている。非常停止
板は三角形状を有しているため、三角形の各辺毎に発光
部2を設置し、非常停止板本体1と発光部2とが分離可
能になるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の停止を表示
する器材である非常停止板に関し、特に車両に搭載さ
れ、車両故障、事故発生時に停車車両の後方の路上に設
置され、後続車両の運転手に走行注意を喚起する非常停
止板に関する。
【0002】
【従来の技術】普通乗用車をはじめ、一般車両は、高速
道路走行時、非常停止板を装備することが義務付けられ
ている。この非常停止板は、いわゆる三角停止板と呼ば
れるもので、一辺が50cm以上の三角形状を有するこ
とが定められており、通常、収納スペースを削減できる
折り畳み式のものが市販されている。車両運転者は、高
速道路等での走行中に車両故障あるいは車両事故等が発
生した際に、非常停止板を停車車両から数十m後方の路
上に組み立て設置し、後続車両の運転者に停車車両等に
よる危険を喚起する。また交通教則(警察庁交通局監
修)によれば、高速道路での非常停止の際には、上述の
非常停止板の設置とともに、ハザードランプ(非常点滅
表示灯)や駐車灯等の車両に付属するライトの点灯を義
務付けいている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在市販されている非
常停止板は、ほとんどが樹脂製基部に赤色等の注意喚起
色を有する反射体を組み付けた構造となっている。この
ような非常停止板は、通常数十m、高速道路においては
百m程度後方から確認できることが望ましい。しかしな
がら、非常停止板が設置された状況、すなわち車両停車
時の環境が、良く晴れた昼間の見通しの良い道路におい
ては、視認性に優れ、なんら問題はないが、昼、夜等の
時間要素、雨天、霧等の気象条件、坂道、カーブ等の道
路構造、さらにウインドウガラスの油膜等による汚れ、
車両運転者の視力、判断力等のさまざまな状況により後
続車両の運転者の危険認識の時期、度合に大きな差が生
じ、危険認識の遅れによる二重事故の発生の恐れがあっ
た。また非常停止板と併用される車両に付属するライト
類の点灯も、停車の原因が電気系統の故障であったり、
ライト部を破損するような事故の場合には、注意喚起を
行なう手段が不十分となる。
【0004】このような問題点を解決するために、本発
明は、非常停止板に発光機能を付加し、注意喚起効果を
より向上させることができる非常停止板を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するため、請求項1記載の発明では、車両に搭載され、
車両故障、事故発生時に路上に設置して後続車両への注
意を喚起する非常停止板において、注意喚起色を有し、
断続的に発光する発光面を前記後続車両からの視認可能
部位に配置したことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の非常停止板において、前記発光部が、光拡散性樹
脂部材からなり、該光拡散性樹脂部材の端面を前記視認
可能部位に配置したことを特徴とする。このような構成
により、請求項1の発明では、車両事故発生時等に路上
に設置される非常停止板に、注意喚起色を有し、断続的
に発光する発光面が設けられているので、車両停車場所
の状況等に左右されることなく、後続車両の運転手が非
常停止板を確認することができ、走行注意を喚起するこ
とができる。
【0007】また、請求項2の発明では、請求項1の非
常停止板において、発光面として光拡散性樹脂部材を使
用しているため、小さな光源で後続車両の運転手に走行
注意を喚起することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図を示して本発明の非常停
止板について説明する。図1は、本発明の請求項1に係
る非常停止板の第1の実施例を示す図である。図1
(a)において、1は非常停止板本体であり、後述する
ように危険喚起色を有する光透過性の樹脂により構成さ
れている。2は発光部であり、点滅光源と光源を駆動さ
せる電源(バッテリー)とから構成されている。非常停
止板は三角形状を有しているため、本実施例では三角形
の各辺毎に発光部2を設置している。また通常市販され
ている非常停止板は三角形の各頂点付近を支点として折
り畳んで収納される構造を有しているため、本実施例で
は非常停止板本体1と発光部2とが分離可能になるよう
に構成している。そのため、収納時には通常の非常停止
板同様各辺の長さに省スペース化して収納することがで
きる。発光部2は三角形状を組み立てた後、非常停止板
本体1の各辺の後面に取り付ける。また、道路の見通し
が良く、天候も良好な場合には、発光部2を取り付けず
に非常停止板本体1のみで使用することもできる。
【0009】次に、第1の実施例に適用される発光部2
の一例を図1(b)に示して説明する。発光部2は、少
なくとも点滅動作をする発光源2aと、発光源2aから
の光を一方向に集める凹面鏡構造の反射部2bとからな
り、非常停止板本体1は、反射部2からの光を透過させ
るとともに透過光の拡散を収束するレンズ形状を有し、
赤色(危険喚起色)に着色された着色樹脂部1aにより
構成されている。ここで、図1(b)に示された構造全
体が発光面に、また非常停止板の前面(表面)が視認可
能部位に相当する。
【0010】このような構成により、事故発生時等に組
み立て設置される非常停止板本体1の前面が発光部2の
点滅により明滅するため、気象条件等の周囲の環境が悪
くても後続の車両にいち早く危険に対する注意を喚起す
ることができる。なお、発光部2については特に限定す
るものではないが、たとえばカメラ用のフラッシュ機能
を適用することもできる。また、発光部2からの光に対
する着色方法として着色された樹脂材料を透過させる手
法を用いたが本発明はこれに限るものではなく、たとえ
ば反射部2bの内面部に用いられる光反射性の物質に着
色を施してもよい。
【0011】次に本発明の請求項1に係る非常停止板の
第2の実施例について図2を用いて説明する。図2にお
いて、非常停止板本体1の前面に、たとえば発光ダイオ
ード1b等の視認性の高い発光体を配列する。非常停止
板本体1後面には、少なくとも発光ダイオード1bを発
光駆動させるためのバッテリー2cが設けられる。この
実施例においては、発光ダイオード1bの配列集合が発
光面に相当する。
【0012】このような構成において、本体1前面のす
べての発光ダイオード1bを直列にバッテリー2cと接
続するとともに、点滅動作をさせることにより、後続車
両への危険を喚起する。また、発光ダイオード1bを三
角形の各辺毎に直列に接続して3グループを構成し、各
グループを所定のサイクルで点滅させる構成とすれば、
危険の喚起効果を向上させることができる。
【0013】なお、本実施例においては、発光体として
発光ダイオード1bを示したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、視認性の高い発光素子であれば良い
ことはいうまでもない。次に、本発明の請求項2に係る
非常停止板の第3の実施例について図3を用いて説明す
る。
【0014】図3(a)において、非常停止板本体1は
光拡散性樹脂部材、たとえばアクリル樹脂等により構成
されるとともに、非常停止板本体1の前面(視認可能部
位)に発光端面1cを配置する。本発明の発光原理を図
3(b)を用いて説明すると、アクリル樹脂3等の光拡
散性樹脂部材は発光源2aからの光の入射に対して、内
部で光の散乱が生じ、所定の端面1cからのみ光が放出
される特性を有している。本発明は、このような光拡散
性樹脂部材の特性を利用するもので、非常停止板本体1
の前面に発光端面1cを配置することにより、一箇所の
発光源2aで非常停止板全体を発光させる。このような
構成により、非常停止板本体1の後面に設けられた一箇
所の小さな点滅光源で非常停止板全体を発光させること
ができるため、可搬性および収納性をさらに向上させる
ことができる。
【0015】なお、本実施例では、光拡散性樹脂部材と
してアクリル樹脂を示したが、本発明はこれに限られる
ものではないことはいうまでもない。また、アクリル樹
脂の発光端面1cを調整するため、所定の端面以外を反
射膜等で被覆してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、非常停
止板に発光機能を付加することにより、後続車両への注
意喚起効果をより向上させることができ、車両事故の発
生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係る非常停止板の第1の実
施例を示す機構図である。
【図2】本発明の請求項1に係る非常停止板の第2の実
施例を示す機構図である。
【図3】本発明の請求項2に係る非常停止板の第3の実
施例を示す機構図である。
【符号の説明】
1 非常停止板本体 1a 着色樹脂部 1b 発光ダイオード(発光体) 1c 発光端面 2 発光部 2a 発光源 2b 反射部 2c バッテリー 3 アクリル樹脂(光拡散性樹脂部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、車両故障、事故発生時に
    路上に設置して後続車両への注意を喚起する非常停止板
    において、 注意喚起色を有し、断続的に発光する発光面を前記後続
    車両からの視認可能部位に配置したことを特徴とする非
    常停止板。
  2. 【請求項2】前記発光部が、光拡散性樹脂部材からな
    り、該光拡散性樹脂部材の端面を前記視認可能部位に配
    置したことを特徴とする請求項1記載の非常停止板。
JP2882096A 1996-02-16 1996-02-16 非常停止板 Pending JPH09220974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2882096A JPH09220974A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 非常停止板

Applications Claiming Priority (1)

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JP2882096A JPH09220974A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 非常停止板

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JPH09220974A true JPH09220974A (ja) 1997-08-26

Family

ID=12259047

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JP2882096A Pending JPH09220974A (ja) 1996-02-16 1996-02-16 非常停止板

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JP (1) JPH09220974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU210550U1 (ru) * 2021-12-03 2022-04-20 Олег Борисович Лапшев Знак аварийной остановки

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