JPH09220612A - 棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置 - Google Patents
棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置Info
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- JPH09220612A JPH09220612A JP2714696A JP2714696A JPH09220612A JP H09220612 A JPH09220612 A JP H09220612A JP 2714696 A JP2714696 A JP 2714696A JP 2714696 A JP2714696 A JP 2714696A JP H09220612 A JPH09220612 A JP H09220612A
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- Japan
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- shaped
- extruded product
- pipe
- extrusion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の棒状またはパイプ状の押出成形品の製
造に際しては、特に冷却時に曲がりが発生しやすく、こ
のため、押出成形品をまっすぐに矯正する操作、例えば
冷間ロール矯正を施す必要があるという問題があった。 【解決手段】 熱間押出法により押出成形品6を製造す
るための装置であって、熱間押出機の押出口に連設され
る搬送路に、水平面に対して傾斜する傾斜面10a、1
1aを有しこれら傾斜面10a、11a上に載置された
押出成形品6を自身の自重により転がらせるとともに転
がっている間に押出成形品6の自然放冷を行わせる少な
くとも1つのテーブル10、11を備える。
造に際しては、特に冷却時に曲がりが発生しやすく、こ
のため、押出成形品をまっすぐに矯正する操作、例えば
冷間ロール矯正を施す必要があるという問題があった。 【解決手段】 熱間押出法により押出成形品6を製造す
るための装置であって、熱間押出機の押出口に連設され
る搬送路に、水平面に対して傾斜する傾斜面10a、1
1aを有しこれら傾斜面10a、11a上に載置された
押出成形品6を自身の自重により転がらせるとともに転
がっている間に押出成形品6の自然放冷を行わせる少な
くとも1つのテーブル10、11を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間押出法により
棒状またはパイプ状の押出成形品を製造するための装置
に関するものである。
棒状またはパイプ状の押出成形品を製造するための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属製の棒状品またはパイプ状品の製造
方法の1つとして、熱間押出法が知られている。
方法の1つとして、熱間押出法が知られている。
【0003】図3は、熱間押出法に使用される熱間押出
機の一例を示すもので、図において、熱間押出機1は、
耐圧容器2、押出部3、ダイス4、ダイス支持体5、押
出口7から略構成されている。この熱間押出機1を用い
て、棒状またはパイプ状の押出成形品6を製造するに
は、耐圧容器2中の高温の金属6aを押出部3により押
し出す。この際、高温の金属6aは、ダイス4の形状に
応じて押出口7から押し出され、押出成形品6が得られ
る。特に、図示例においては金属棒8が設けられている
ので、この場合には、金属棒8が高温の金属6aに穴開
けし、ダイス4と金属棒8との間に高温の金属6aが押
し出され、押出成形品6として継目無管(パイプ)が得
られることになる。
機の一例を示すもので、図において、熱間押出機1は、
耐圧容器2、押出部3、ダイス4、ダイス支持体5、押
出口7から略構成されている。この熱間押出機1を用い
て、棒状またはパイプ状の押出成形品6を製造するに
は、耐圧容器2中の高温の金属6aを押出部3により押
し出す。この際、高温の金属6aは、ダイス4の形状に
応じて押出口7から押し出され、押出成形品6が得られ
る。特に、図示例においては金属棒8が設けられている
ので、この場合には、金属棒8が高温の金属6aに穴開
けし、ダイス4と金属棒8との間に高温の金属6aが押
し出され、押出成形品6として継目無管(パイプ)が得
られることになる。
【0004】このようにして得られた棒状またはパイプ
状の押出成形品6に対しては、静止状態で放置されるこ
とで冷却がなされる。
状の押出成形品6に対しては、静止状態で放置されるこ
とで冷却がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
棒状またはパイプ状の押出成形品6は、冷却が静置され
た状態でなされることから、冷却の際に押出時の残留応
力に基づく曲がりが発生しやすく、このため、押出成形
品6の外形をまっすぐに矯正する操作、例えば冷間ロー
ル矯正を施す必要があるという問題があった。また、冷
間ロール矯正を施した場合には、押出成形品6に残留応
力が残ることとなり、経時的な品質劣化につながるおそ
れがあるため、さらに焼鈍工程等を行う必要があった。
特に、押出成形品6がパイプ状である場合には、応力腐
食割れ等のトラブルが発生しやすい傾向がある。
棒状またはパイプ状の押出成形品6は、冷却が静置され
た状態でなされることから、冷却の際に押出時の残留応
力に基づく曲がりが発生しやすく、このため、押出成形
品6の外形をまっすぐに矯正する操作、例えば冷間ロー
ル矯正を施す必要があるという問題があった。また、冷
間ロール矯正を施した場合には、押出成形品6に残留応
力が残ることとなり、経時的な品質劣化につながるおそ
れがあるため、さらに焼鈍工程等を行う必要があった。
特に、押出成形品6がパイプ状である場合には、応力腐
食割れ等のトラブルが発生しやすい傾向がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、棒状またはパイプ状の押出成形品の曲がりの発生を
防止することができ、冷間矯正、焼鈍等の後工程を不要
とし得る棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置を提
供することを目的とする。
で、棒状またはパイプ状の押出成形品の曲がりの発生を
防止することができ、冷間矯正、焼鈍等の後工程を不要
とし得る棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の棒状また
はパイプ状押出成形品の製造装置においては、熱間押出
法により棒状またはパイプ状の押出成形品を製造するた
めの装置であって、熱間押出機の押出口に連設される搬
送路に、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し該傾斜面
上に載置された前記押出成形品を該押出成形品の自重に
より転がらせるとともに転がっている間に該押出成形品
の自然放冷を行わせる少なくとも1つのテーブルを備え
ることを特徴としている。請求項2記載の棒状またはパ
イプ状押出成形品の製造装置においては、請求項1記載
の棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置において、
前記テーブルの下方には、該テーブルの傾斜面から転が
り落ちる前記押出成形品を収容するためのストッカが設
けられていることを特徴としている。
はパイプ状押出成形品の製造装置においては、熱間押出
法により棒状またはパイプ状の押出成形品を製造するた
めの装置であって、熱間押出機の押出口に連設される搬
送路に、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し該傾斜面
上に載置された前記押出成形品を該押出成形品の自重に
より転がらせるとともに転がっている間に該押出成形品
の自然放冷を行わせる少なくとも1つのテーブルを備え
ることを特徴としている。請求項2記載の棒状またはパ
イプ状押出成形品の製造装置においては、請求項1記載
の棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置において、
前記テーブルの下方には、該テーブルの傾斜面から転が
り落ちる前記押出成形品を収容するためのストッカが設
けられていることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の構成によると、熱間押出機
の押出口から押し出される押出成形品は、テーブルの傾
斜面上に載置され、そして傾斜面上を自重により転が
り、転がっている間に冷却される。転がりつつ冷却され
ることで、冷却に際して常に押出成形品の上下が連続的
に置き替わることとなり、ある特定方向のみに重力が作
用するようなことはなく、曲がりの発生が防止される。
請求項2記載の構成によると、テーブルの傾斜面から転
がり落ちる押出成形品はストッカ内に収容される。した
がって、押出成形品の冷却から貯蔵までが効率よく行わ
れる。
の押出口から押し出される押出成形品は、テーブルの傾
斜面上に載置され、そして傾斜面上を自重により転が
り、転がっている間に冷却される。転がりつつ冷却され
ることで、冷却に際して常に押出成形品の上下が連続的
に置き替わることとなり、ある特定方向のみに重力が作
用するようなことはなく、曲がりの発生が防止される。
請求項2記載の構成によると、テーブルの傾斜面から転
がり落ちる押出成形品はストッカ内に収容される。した
がって、押出成形品の冷却から貯蔵までが効率よく行わ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の棒状またはパイプ
状押出成形品の製造装置の一実施形態について、図面を
参照して説明する。
状押出成形品の製造装置の一実施形態について、図面を
参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の棒状またはパイプ状押出
成形品の製造装置の一実施形態を示すもので、図におい
て、符号1は熱間押出機、8はローラコンベヤ、9はプ
ッシャ、10、11はフラットテーブル(テーブル)、
12はストッカである。
成形品の製造装置の一実施形態を示すもので、図におい
て、符号1は熱間押出機、8はローラコンベヤ、9はプ
ッシャ、10、11はフラットテーブル(テーブル)、
12はストッカである。
【0011】熱間押出機1は、従来のものと同様の押出
機であり、押出口7から線状体、円柱体または円筒体等
の形態をなす棒状またはパイプ状の押出成形品6が押し
出される。
機であり、押出口7から線状体、円柱体または円筒体等
の形態をなす棒状またはパイプ状の押出成形品6が押し
出される。
【0012】ローラコンベヤ8は、図示しない駆動機構
により回転駆動され、押出成形品6を長さ方向に搬送す
るものである。
により回転駆動され、押出成形品6を長さ方向に搬送す
るものである。
【0013】プッシャ9は、シリンダ9a、ピストンロ
ッド9b、アーム9cから構成されている。ピストンロ
ッド9bは、シリンダ9aに突出・引込自在に設けられ
たものである。アーム9cは、ピストンロッド9bの先
端に固定されたもので、ピストンロッド9bがシリンダ
9aから突き出されたときには、ローラコンベヤ8上の
押出成形品6を後述のフラットテーブル10に向けて突
き出すものである。
ッド9b、アーム9cから構成されている。ピストンロ
ッド9bは、シリンダ9aに突出・引込自在に設けられ
たものである。アーム9cは、ピストンロッド9bの先
端に固定されたもので、ピストンロッド9bがシリンダ
9aから突き出されたときには、ローラコンベヤ8上の
押出成形品6を後述のフラットテーブル10に向けて突
き出すものである。
【0014】フラットテーブル10、11は、共に平面
視矩形の板体であって、ステンレス、アルミニウム、
銅、鉄、あるいはカーボン等により形成されている。こ
こで、フラットテーブル10、11をカーボンにより形
成した場合には、押出成形品6に対する傷付け防止の効
果がある。また、これらフラットテーブル10、11の
幅寸法は、押出成形品6の長さよりも大きいものとされ
ている。そして、その上面が水平面に対して傾斜する傾
斜面10a、11aをなすよう、水平面から所定角度θ
だけ傾斜した状態で、図示しない支柱等により固定され
ている。
視矩形の板体であって、ステンレス、アルミニウム、
銅、鉄、あるいはカーボン等により形成されている。こ
こで、フラットテーブル10、11をカーボンにより形
成した場合には、押出成形品6に対する傷付け防止の効
果がある。また、これらフラットテーブル10、11の
幅寸法は、押出成形品6の長さよりも大きいものとされ
ている。そして、その上面が水平面に対して傾斜する傾
斜面10a、11aをなすよう、水平面から所定角度θ
だけ傾斜した状態で、図示しない支柱等により固定され
ている。
【0015】この場合、フラットテーブル11は、フラ
ットテーブル10の鉛直下方から、図示の如く距離L1
だけずれた下方位置に配置されている。
ットテーブル10の鉛直下方から、図示の如く距離L1
だけずれた下方位置に配置されている。
【0016】ストッカ12は、フラットテーブル11の
下方に配置された箱状体であり、その端部12aがフラ
ットテーブル11の下側端部に対して平面視において距
離L2の重なりをもつようずれた位置に配置されてい
る。
下方に配置された箱状体であり、その端部12aがフラ
ットテーブル11の下側端部に対して平面視において距
離L2の重なりをもつようずれた位置に配置されてい
る。
【0017】上記構成においては、ローラコンベヤ8、
フラットテーブル10、11が、押出成形品6の搬送路
を形成している。
フラットテーブル10、11が、押出成形品6の搬送路
を形成している。
【0018】次に、上記の製造装置を用いた棒状または
パイプ状押出成形品の製造方法について説明する。ま
ず、熱間押出機により押出成形品6を押出口7から押し
出す。そして、押し出した押出成形品6をローラコンベ
ヤ8により、例えば図1に示すような所定位置に搬送
し、プッシャ9を作動させて、すなわちピストンロッド
9bをシリンダ9aから突き出し、アーム9cにより押
出成形品6をフラットテーブル10に向けて突き出す。
パイプ状押出成形品の製造方法について説明する。ま
ず、熱間押出機により押出成形品6を押出口7から押し
出す。そして、押し出した押出成形品6をローラコンベ
ヤ8により、例えば図1に示すような所定位置に搬送
し、プッシャ9を作動させて、すなわちピストンロッド
9bをシリンダ9aから突き出し、アーム9cにより押
出成形品6をフラットテーブル10に向けて突き出す。
【0019】上記操作により、フラットテーブル10上
に突き出された押出成形品6は、傾斜面10a上を自重
によりその中心軸を水平に保ったまま中心軸を中心とし
て転がり、転がっている間に自然放冷により冷却され
る。そして、フラットテーブル10からフラットテーブ
ル11の上部近傍に転がり落ち、同様にフラットテーブ
ル11の傾斜面11a上を転がりつつ自然放冷を受け、
曲がりの発生のおそれがない程度にまで十分に冷却され
た後、フラットテーブル11からストッカ12へと転が
り落ち、ストッカ12内に収容される。
に突き出された押出成形品6は、傾斜面10a上を自重
によりその中心軸を水平に保ったまま中心軸を中心とし
て転がり、転がっている間に自然放冷により冷却され
る。そして、フラットテーブル10からフラットテーブ
ル11の上部近傍に転がり落ち、同様にフラットテーブ
ル11の傾斜面11a上を転がりつつ自然放冷を受け、
曲がりの発生のおそれがない程度にまで十分に冷却され
た後、フラットテーブル11からストッカ12へと転が
り落ち、ストッカ12内に収容される。
【0020】上記構成を有する製造装置においては、押
出成形品6が中心軸を水平に保ったまま転がりつつ冷却
されることで、冷却に際して常に押出成形品6の上下が
連続的に置き替わることとなり、ある特定方向のみに重
力が作用するようなことはなく、曲がりの発生を防止す
ることができる。したがって、押出成形品6の外形をま
っすぐに矯正する工程、焼鈍工程等の後工程を行う必要
がなく、製造時間の短縮化、製造コストの低減化を達成
することができる。また、フラットテーブル11の傾斜
面11aから転がり落ちる押出成形品6をストッカ12
内に収容することができ、押出成形品6の冷却から貯蔵
までを効率よく行うことができる。
出成形品6が中心軸を水平に保ったまま転がりつつ冷却
されることで、冷却に際して常に押出成形品6の上下が
連続的に置き替わることとなり、ある特定方向のみに重
力が作用するようなことはなく、曲がりの発生を防止す
ることができる。したがって、押出成形品6の外形をま
っすぐに矯正する工程、焼鈍工程等の後工程を行う必要
がなく、製造時間の短縮化、製造コストの低減化を達成
することができる。また、フラットテーブル11の傾斜
面11aから転がり落ちる押出成形品6をストッカ12
内に収容することができ、押出成形品6の冷却から貯蔵
までを効率よく行うことができる。
【0021】さらに、フラットテーブル11は、フラッ
トテーブル10の鉛直下方から、距離L1だけずれた下
方位置に配置されているので、傾斜面10aから傾斜面
11aへの押出成形品6の受け渡しを確実に行うことが
できる。同様に、ストッカ12の端部12aは、フラッ
トテーブル11の下側端部に対して平面視において距離
L2の重なりをもつようずれた位置に配置されているの
で、傾斜面11aからストッカ12への押出成形品6の
受け渡しを確実に行うことができる。
トテーブル10の鉛直下方から、距離L1だけずれた下
方位置に配置されているので、傾斜面10aから傾斜面
11aへの押出成形品6の受け渡しを確実に行うことが
できる。同様に、ストッカ12の端部12aは、フラッ
トテーブル11の下側端部に対して平面視において距離
L2の重なりをもつようずれた位置に配置されているの
で、傾斜面11aからストッカ12への押出成形品6の
受け渡しを確実に行うことができる。
【0022】なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)フラットな傾斜面10a、11aに代えて、凹状の
湾曲面を使用すること。この場合には、フラットテーブ
ル間の受け渡しに際して、押出成形品6の速度を小さく
することができ、受け渡しを円滑に行うことができる。 b)2枚のフラットテーブル10、11を使用すること
に代えて、1枚のフラットテーブルを使用すること、あ
るいは3枚以上のフラットテーブルを使用すること。 c)図1に示す装置に代えて、図2に示すような装置を
使用すること。すなわち、フラットテーブル10の一端
にヒンジ10bを設けるとともに他端に昇降操作可能に
ワイヤ10cを設け、かつ、傾斜面10aを下方に凸な
るように湾曲する湾曲面10aに置き換えること。これ
により、ワイヤ10cを大きく上下方向(図示A方向)
に所定回数昇降させることにより、押出成形品6を湾曲
面10a上で図示Bで示すように所定回数揺動させるこ
とができ、押出成形品6が、より低温にまで冷却され得
るだけの時間を稼ぐことが可能となる。
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)フラットな傾斜面10a、11aに代えて、凹状の
湾曲面を使用すること。この場合には、フラットテーブ
ル間の受け渡しに際して、押出成形品6の速度を小さく
することができ、受け渡しを円滑に行うことができる。 b)2枚のフラットテーブル10、11を使用すること
に代えて、1枚のフラットテーブルを使用すること、あ
るいは3枚以上のフラットテーブルを使用すること。 c)図1に示す装置に代えて、図2に示すような装置を
使用すること。すなわち、フラットテーブル10の一端
にヒンジ10bを設けるとともに他端に昇降操作可能に
ワイヤ10cを設け、かつ、傾斜面10aを下方に凸な
るように湾曲する湾曲面10aに置き換えること。これ
により、ワイヤ10cを大きく上下方向(図示A方向)
に所定回数昇降させることにより、押出成形品6を湾曲
面10a上で図示Bで示すように所定回数揺動させるこ
とができ、押出成形品6が、より低温にまで冷却され得
るだけの時間を稼ぐことが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明の棒状またはパイプ状押出成形品
の製造装置によれば、以下の効果を奏する。請求項1記
載の棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置によれ
ば、熱間押出機の押出口から押し出される押出成形品
を、転がりつつ冷却させることができ、冷却の際の曲が
りの発生を防止することができる。したがって、押出成
形品の外形をまっすぐに矯正する工程、焼鈍工程等の後
工程を行う必要がなく、製造時間の短縮化、製造コスト
の低減化を達成することができる。請求項2記載の棒状
またはパイプ状押出成形品の製造装置によれば、テーブ
ルの傾斜面から転がり落ちる押出成形品をストッカ内に
収容することができ、押出成形品の冷却から貯蔵までを
効率よく行うことができる。
の製造装置によれば、以下の効果を奏する。請求項1記
載の棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置によれ
ば、熱間押出機の押出口から押し出される押出成形品
を、転がりつつ冷却させることができ、冷却の際の曲が
りの発生を防止することができる。したがって、押出成
形品の外形をまっすぐに矯正する工程、焼鈍工程等の後
工程を行う必要がなく、製造時間の短縮化、製造コスト
の低減化を達成することができる。請求項2記載の棒状
またはパイプ状押出成形品の製造装置によれば、テーブ
ルの傾斜面から転がり落ちる押出成形品をストッカ内に
収容することができ、押出成形品の冷却から貯蔵までを
効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状またはパイプ状押出成形品の製造
装置の一実施形態を概略的に示す斜視図である。
装置の一実施形態を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明の棒状またはパイプ状押出成形品の製造
装置の他の実施形態を概略的に示す斜視図である。
装置の他の実施形態を概略的に示す斜視図である。
【図3】熱間押出法に使用される熱間押出機の一例を示
す図である。
す図である。
1 熱間押出機 6 押出成形品 7 押出口 10 フラットテーブル(テーブル) 10a 傾斜面 11 フラットテーブル(テーブル) 11a 傾斜面 12 ストッカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21D 43/20 B21D 43/20
Claims (2)
- 【請求項1】 熱間押出法により棒状またはパイプ状の
押出成形品を製造するための装置であって、 熱間押出機の押出口に連設される搬送路に、水平面に対
して傾斜する傾斜面を有し該傾斜面上に載置された前記
押出成形品を該押出成形品の自重により転がらせるとと
もに転がっている間に該押出成形品の自然放冷を行わせ
る少なくとも1つのテーブルを備えることを特徴とする
棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置。 - 【請求項2】 前記テーブルの下方には、該テーブルの
傾斜面から転がり落ちる前記押出成形品を収容するため
のストッカが設けられていることを特徴とする請求項1
記載の棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2714696A JPH09220612A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2714696A JPH09220612A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09220612A true JPH09220612A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12212920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2714696A Withdrawn JPH09220612A (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 棒状またはパイプ状押出成形品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09220612A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144428A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 希土類―鉄−ボロン系磁石用合金及びその製造方法、製造装置 |
KR101216667B1 (ko) * | 2011-01-10 | 2013-01-21 | (주)장현금속 | 알루미늄 압출 및 이송장치 |
KR101711032B1 (ko) * | 2016-10-24 | 2017-02-28 | 임용택 | 압출관 냉각 이송테이블 |
CN108620504A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-10-09 | 珠海格力智能装备有限公司 | 接料机构及具有其的弯管设备 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP2714696A patent/JPH09220612A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144428A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Mitsubishi Electric Corp | 希土類―鉄−ボロン系磁石用合金及びその製造方法、製造装置 |
KR101216667B1 (ko) * | 2011-01-10 | 2013-01-21 | (주)장현금속 | 알루미늄 압출 및 이송장치 |
KR101711032B1 (ko) * | 2016-10-24 | 2017-02-28 | 임용택 | 압출관 냉각 이송테이블 |
CN108620504A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-10-09 | 珠海格力智能装备有限公司 | 接料机构及具有其的弯管设备 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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