JPH09220242A - 人工歯 - Google Patents

人工歯

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JPH09220242A
JPH09220242A JP6888196A JP6888196A JPH09220242A JP H09220242 A JPH09220242 A JP H09220242A JP 6888196 A JP6888196 A JP 6888196A JP 6888196 A JP6888196 A JP 6888196A JP H09220242 A JPH09220242 A JP H09220242A
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JP
Japan
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plane
artificial tooth
present
parting
dimensional
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Application number
JP6888196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yamahito Kogure
山人 木暮
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SHIYUUKAI
Original Assignee
SHIYUUKAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】金型製作コストを削減する。 【構成】図1はYZ平面における2次元形状のパーテイ
ングライン1を最大豊隆部として有する臼歯部用人工歯
2を斜視図として表わしている。このパーテイングライ
ン1が有するYZ平面における形状部3は隣接側面部4
と頬側部5と頬側歯頸部6と舌側面部7からなり、これ
らの形状は近心と遠心において一致ししている。 【効果】パーテイング面を2次元加工できるため製作コ
ストが低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工歯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より樹脂製の人工歯は、圧縮成形法
や射出成形法等により製作されている。圧縮成形法は、
メチルメタクリレート樹脂のポリマーとモノマーを主材
料として着色された餅状板を複数製作し、これを金型の
間に挿入し、プレスし、さらに長時間をかけて加熱重合
し、これを繰り返して複数の層を形成し、この後成形品
を金型から外し、バリを除去し、その後仕上げ処理を行
うものである。一方、射出成形法は、エンジニアリング
プラスチックのうちで生体親和性に優れたポリカーボネ
ート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、アク
リル等の熱可塑性樹脂のペレットを製作し、この溶融樹
脂を射出成形機により金型のキャビティ内に供給するも
のである。そして、何れの製作法によっても金型を製作
する必要があるが、人工歯は3次元的な自然形態であ
り、そのパーテイングラインである最大豊隆部も3次元
形状を有しているため、金型製作には高度な技術を必要
とする。一般に、人工歯の金型は、人工歯の原形を手造
りにより作成し、この原形を忠実に再現したキャビテイ
を得るようにして製作されている。従って、パーテイン
グラインである最大豊隆部は必然的に複雑な3次元形状
を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、樹脂製人工歯の最大豊隆部が3次元形状をなしてい
るため上型と下型のパーテイング面を3次元加工する必
要があると共に、型合わせのための熟練者の勘による微
調節研磨作業に長時間を要し金型製作コストが高くなる
という間題があった。
【0004】そこで本発明は、精密でかつ金型の製作コ
ストの低減を図ることが可能な人工歯を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の人工歯は、XZ平面又はYZ平面における2
次元形状からなる最大豊隆部を有するものである。
【作用】本発明によれば、パーテイング面を2次元加工
することができると共に、型合わせも容易になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1乃至図4は臼歯部用人工歯である本発明
の第1実施例を示し、図1はYZ平面における2次元形
状のパーテイングライン1を最大豊隆部として有する臼
歯部用人工歯2を斜視図として表わしている。このパー
テイングライン1はYZ平面において図3に示す形状部
3を有し、これは隣接側面部4と頬側部5と頬側歯頸部
6と舌側面部7からなり、これらの形状は近心と遠心に
おいて一致し、かつ図2に示すように歯軸Lに対して角
度θの傾斜が可能である。図4は図3に示す形状に基づ
き2次元加工により作成したパーテイング面8を示し、
図中9はキャビテイを示している。図5乃至図8は前歯
部用人工歯である本発明の第2実施例を示し、図5はX
Z平面における2次元形状のパーテイングライン11を
最大豊隆部として有する前歯部用人工歯12を斜視図と
して表わしている。このパーテイングライン11はXZ
平面において図7に示す形状部13を有し、これは隣接
面部14と切縁部15と歯頸部16からなり、これらの
形状は近心と遠心において一致し、かつ図6に示すよう
に歯軸Lに対して角度θの傾斜が可能である。図8は図
7に示す形状に基づき2次元加工により作成したパーテ
イング面17を示し、図中18はキャビテイを示してい
る。このように上記各実施例においては、YZ平面又は
XZ平面において2次元形状を有するパーテイングライ
ンを最大豊隆部としているから、金型製作時には図3,
図7に示すYZ,XZ平面における2次元形状に基づい
てパーテイング面8,17をフライス又はワイヤカット
等の方法で2次元加工することができ、従来のように3
次元加工によりパーテイング面を加工するのに比べ非常
に簡単でかつ精密であり、またパーテイング面の合わせ
のための熟練者による微調節研磨作業を大幅に削減で
き、しかも必要とする精度に応じて省略することも可能
になるため金型製作コストを削減できる。なお本発明は
上記実施例に限定されるものではなく種々の変形実施が
可能であり、例えば人工歯の形態は種々のものに適用す
ることができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は金型の製作コストの低減を図る
ことが可能な人工歯を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す説明図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す説明図である。
【図8】本発明の第2実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,11 パーテイングライン 2,12 人工歯 3,13 2次元形状部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】XZ面又はYZ平面おける2次元形状から
    なる最大豊隆部を有することを特徴とする人工歯。
JP6888196A 1996-02-19 1996-02-19 人工歯 Pending JPH09220242A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4481357B1 (ja) * 2009-08-12 2010-06-16 株式会社松風 最大豊隆部で当接しない人工歯セット

Cited By (3)

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JP4481357B1 (ja) * 2009-08-12 2010-06-16 株式会社松風 最大豊隆部で当接しない人工歯セット
JP2011036466A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Shofu Inc 最大豊隆部で当接しない人工歯セット
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