JPH09220022A - イチゴの順化方法 - Google Patents
イチゴの順化方法Info
- Publication number
- JPH09220022A JPH09220022A JP8030245A JP3024596A JPH09220022A JP H09220022 A JPH09220022 A JP H09220022A JP 8030245 A JP8030245 A JP 8030245A JP 3024596 A JP3024596 A JP 3024596A JP H09220022 A JPH09220022 A JP H09220022A
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- JP
- Japan
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- humidity
- acclimatizing
- mist
- seedlings
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数のイチゴの苗２１を、簡単かつ熟練を要
さずに、ほぼ均一な生長度合いで順化させることの出来
る技術を提供する。 【解決手段】 湿度９０％以上の高湿度培養条件下で培
養されたイチゴの苗２１を、自然環境の低湿度栽培条件
下に移植可能にするのに、自然環境から隔離され、か
つ、内部にミストを噴霧可能なミスト噴霧装置２を設け
てある順化空間Ａを設け、その順化空間Ａ内にミストを
噴霧して、内部を前記高湿度培養条件よりも低湿度で、
かつ、自然環境の低湿度栽培条件よりも高湿度の中湿度
順化条件に維持可能に構成しておき、前記高湿度培養条
件下で培養されたイチゴの苗２１を、ミスト状の水の噴
霧により中湿度順化条件下に維持される前記順化空間Ａ
内に移植して生育、順化させる。
さずに、ほぼ均一な生長度合いで順化させることの出来
る技術を提供する。 【解決手段】 湿度９０％以上の高湿度培養条件下で培
養されたイチゴの苗２１を、自然環境の低湿度栽培条件
下に移植可能にするのに、自然環境から隔離され、か
つ、内部にミストを噴霧可能なミスト噴霧装置２を設け
てある順化空間Ａを設け、その順化空間Ａ内にミストを
噴霧して、内部を前記高湿度培養条件よりも低湿度で、
かつ、自然環境の低湿度栽培条件よりも高湿度の中湿度
順化条件に維持可能に構成しておき、前記高湿度培養条
件下で培養されたイチゴの苗２１を、ミスト状の水の噴
霧により中湿度順化条件下に維持される前記順化空間Ａ
内に移植して生育、順化させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、イチゴの順化方法
に関する。具体的に、順化とは、所定の人工的な環境で
培養した苗を、自然環境下に移植して結実させるべく生
長可能にするために、前記苗に自然環境に対する耐性を
付与することを指すものであり、一般に、培養のための
人工的な環境は、湿度が非常に高いのに対して、自然環
境は湿度が比較的低いので、植物の組織は乾燥に対する
耐性が低いものとなっていることが多く、通常の順化
は、前記苗に自然の湿度環境に対する耐性を付与するこ
とを主な目的にしている。
に関する。具体的に、順化とは、所定の人工的な環境で
培養した苗を、自然環境下に移植して結実させるべく生
長可能にするために、前記苗に自然環境に対する耐性を
付与することを指すものであり、一般に、培養のための
人工的な環境は、湿度が非常に高いのに対して、自然環
境は湿度が比較的低いので、植物の組織は乾燥に対する
耐性が低いものとなっていることが多く、通常の順化
は、前記苗に自然の湿度環境に対する耐性を付与するこ
とを主な目的にしている。
【０００２】
【従来の技術】従来、イチゴの苗を自然環境に順化させ
るには、前記苗を培養した環境から自然環境に移植した
際に、移植後しばらくの間、ビニール等のシートで覆っ
て、その苗が過度に乾燥するのを防ぎつつ生長させ、そ
の生長させる過程で、次第に前記苗をシートで覆われる
内部を自然環境に近い環境に変化させることで、前記苗
に乾燥に対する耐性を付与していた。
るには、前記苗を培養した環境から自然環境に移植した
際に、移植後しばらくの間、ビニール等のシートで覆っ
て、その苗が過度に乾燥するのを防ぎつつ生長させ、そ
の生長させる過程で、次第に前記苗をシートで覆われる
内部を自然環境に近い環境に変化させることで、前記苗
に乾燥に対する耐性を付与していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の順化方
法によれば、作業者がイチゴの苗を長期的に監視しなが
ら徐々にシートの覆いを除去して、前記苗を自然環境に
近い環境にさらすわけであるから、苗に乾燥耐性がつい
ていない状態で、その苗を乾燥気味な状況にさらしてし
まって、枯死させてしまったり、不必要に長期間、培養
環境に近い環境を維持させてしまったりすることがあ
り、効率よく順化するには熟練した技術を要するととも
に、多数の苗の生長度合いをほぼ均一に保った状態で順
化することは困難であった。
法によれば、作業者がイチゴの苗を長期的に監視しなが
ら徐々にシートの覆いを除去して、前記苗を自然環境に
近い環境にさらすわけであるから、苗に乾燥耐性がつい
ていない状態で、その苗を乾燥気味な状況にさらしてし
まって、枯死させてしまったり、不必要に長期間、培養
環境に近い環境を維持させてしまったりすることがあ
り、効率よく順化するには熟練した技術を要するととも
に、多数の苗の生長度合いをほぼ均一に保った状態で順
化することは困難であった。
【０００４】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、多数のイチゴの苗を、簡単かつ熟練を要さずに、ほ
ぼ均一な生長度合いで順化させることの出来る技術を提
供する事にある。
み、多数のイチゴの苗を、簡単かつ熟練を要さずに、ほ
ぼ均一な生長度合いで順化させることの出来る技術を提
供する事にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の特長手段は、湿度９０％以上の高湿度培養条
件下で培養されたイチゴの苗を、自然環境の低湿度栽培
条件下に移植可能にするイチゴの順化方法において、自
然環境から隔離され、かつ、内部にミストを噴霧可能な
ミスト噴霧装置を設けてある順化空間を設け、その順化
空間内にミストを噴霧して、内部を前記高湿度培養条件
よりも低湿度で、かつ、自然環境の低湿度栽培条件より
も高湿度の中湿度順化条件に維持可能に構成しておき、
前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、ミス
ト状の水の噴霧により中湿度順化条件下に維持される前
記順化空間内に移植して生育させることにあり、前記中
湿度順化条件が、相対湿度９０％〜７０％であれば好ま
しく、前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗の
根部を切断除去した後、前記順化空間内に移植して行え
ば、尚好ましく、前記ミスト噴霧装置のノズルの口径
が、０．５ｍｍ以下であればさらに好ましい。その作用
・効果は以下の通りである。
の本発明の特長手段は、湿度９０％以上の高湿度培養条
件下で培養されたイチゴの苗を、自然環境の低湿度栽培
条件下に移植可能にするイチゴの順化方法において、自
然環境から隔離され、かつ、内部にミストを噴霧可能な
ミスト噴霧装置を設けてある順化空間を設け、その順化
空間内にミストを噴霧して、内部を前記高湿度培養条件
よりも低湿度で、かつ、自然環境の低湿度栽培条件より
も高湿度の中湿度順化条件に維持可能に構成しておき、
前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、ミス
ト状の水の噴霧により中湿度順化条件下に維持される前
記順化空間内に移植して生育させることにあり、前記中
湿度順化条件が、相対湿度９０％〜７０％であれば好ま
しく、前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗の
根部を切断除去した後、前記順化空間内に移植して行え
ば、尚好ましく、前記ミスト噴霧装置のノズルの口径
が、０．５ｍｍ以下であればさらに好ましい。その作用
・効果は以下の通りである。
【０００６】〔作用効果〕つまり、湿度９０％以上の高
湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、自然環境の
低湿度栽培条件下に移植可能にするにあたって、自然環
境から隔離され、かつ、内部にミストを噴霧可能なミス
ト噴霧装置を設けてある順化空間で順化を行うことにな
るから、前記順化空間内で順化させたイチゴの苗を自然
条件下に移植することが出来る。前記順化空間内には、
ミストを噴霧して、内部を前記高湿度培養条件よりも低
湿度で、かつ、自然環境の低湿度栽培条件よりも高湿度
の中湿度順化条件に維持可能に構成してあるから、前記
順化空間内を、前記中湿度順化条件に維持しておき、前
記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、ミスト
状の水の噴霧により中湿度順化条件下に維持される前記
順化空間内に移植することにより、大量の苗であって
も、先述の条件下で生育させるだけの簡単な方法で順化
させることが可能となる。なぜなら、前記中湿度順化条
件というのは、湿度としては前記高湿度培養条件と、低
湿度栽培条件との中間にあたるため、前記苗には大きな
環境変化を与えずにすみ、かつその湿度はミスト噴霧装
置によってミストを噴霧するだけの簡単な操作で制御可
能に構成してあるからである。なお、詳述すれば、前記
ミストとは、５００μｍ以下、（好ましくは約８０〜１
５０μｍ程度）の液滴を指すものであり、このような液
滴は、空気中に長時間浮遊させる事が簡単に出来、か
つ、前記苗に付着しても、大きな液滴とならずに、前記
苗を適度な湿潤状態に保つことができる。そのため、水
蒸気による湿度設定維持を行うのに比べて、湿度のみを
設定して維持するだけの管理を簡単にしながら苗を順化
でき、順化の工程に熟練を要しなくなった。
湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、自然環境の
低湿度栽培条件下に移植可能にするにあたって、自然環
境から隔離され、かつ、内部にミストを噴霧可能なミス
ト噴霧装置を設けてある順化空間で順化を行うことにな
るから、前記順化空間内で順化させたイチゴの苗を自然
条件下に移植することが出来る。前記順化空間内には、
ミストを噴霧して、内部を前記高湿度培養条件よりも低
湿度で、かつ、自然環境の低湿度栽培条件よりも高湿度
の中湿度順化条件に維持可能に構成してあるから、前記
順化空間内を、前記中湿度順化条件に維持しておき、前
記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの苗を、ミスト
状の水の噴霧により中湿度順化条件下に維持される前記
順化空間内に移植することにより、大量の苗であって
も、先述の条件下で生育させるだけの簡単な方法で順化
させることが可能となる。なぜなら、前記中湿度順化条
件というのは、湿度としては前記高湿度培養条件と、低
湿度栽培条件との中間にあたるため、前記苗には大きな
環境変化を与えずにすみ、かつその湿度はミスト噴霧装
置によってミストを噴霧するだけの簡単な操作で制御可
能に構成してあるからである。なお、詳述すれば、前記
ミストとは、５００μｍ以下、（好ましくは約８０〜１
５０μｍ程度）の液滴を指すものであり、このような液
滴は、空気中に長時間浮遊させる事が簡単に出来、か
つ、前記苗に付着しても、大きな液滴とならずに、前記
苗を適度な湿潤状態に保つことができる。そのため、水
蒸気による湿度設定維持を行うのに比べて、湿度のみを
設定して維持するだけの管理を簡単にしながら苗を順化
でき、順化の工程に熟練を要しなくなった。
【０００７】前記中湿度順化条件としては、相対湿度９
０％〜７０％が好ましく、このように設定することで、
高湿度培養条件下から中湿度順化条件下への移植、及
び、中湿度順化条件下から低湿度栽培条件下への移植の
いずれの場合にも、前記イチゴの苗にかかる環境の変化
に基づく負荷を、極めて少なくした状態で移植すること
ができ、枯死を防止出来るとともに、前記中湿度順化条
件下で苗の培養土を湿潤条件に維持し、かつ、イチゴの
組織（特に根）が腐るのを防止することが出来、そのた
め、前記苗を安定して生育させられる。また、移植を行
う際には、前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの
苗の根部を切断除去して行えば、前記苗は移植作業がし
やすくなるとともに発根を促すことができ、その苗に低
湿度栽培条件への耐性が短期で付与されるので好まし
い。尚、前記ミスト噴霧装置のノズルの口径が、０．５
ｍｍ以下であれば、前記ミストを効率よく安定に供給す
るのに都合がよい。
０％〜７０％が好ましく、このように設定することで、
高湿度培養条件下から中湿度順化条件下への移植、及
び、中湿度順化条件下から低湿度栽培条件下への移植の
いずれの場合にも、前記イチゴの苗にかかる環境の変化
に基づく負荷を、極めて少なくした状態で移植すること
ができ、枯死を防止出来るとともに、前記中湿度順化条
件下で苗の培養土を湿潤条件に維持し、かつ、イチゴの
組織（特に根）が腐るのを防止することが出来、そのた
め、前記苗を安定して生育させられる。また、移植を行
う際には、前記高湿度培養条件下で培養されたイチゴの
苗の根部を切断除去して行えば、前記苗は移植作業がし
やすくなるとともに発根を促すことができ、その苗に低
湿度栽培条件への耐性が短期で付与されるので好まし
い。尚、前記ミスト噴霧装置のノズルの口径が、０．５
ｍｍ以下であれば、前記ミストを効率よく安定に供給す
るのに都合がよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、相対湿度がほぼ１００％の
条件下で、イチゴの苗を大量に培養する。この培養には
周知のいずれの方法を用いてもよいが、好ましくは、培
養容器１０内に液体培地１２を収容するとともに、イチ
ゴの苗の成長点を含み、葉や根を有しない断片（以下シ
ュート１１と略称する）を支持台１３に載せ、気液両方
に接触自在に収容して培養すればよい（図１参照）。
に基づいて説明する。まず、相対湿度がほぼ１００％の
条件下で、イチゴの苗を大量に培養する。この培養には
周知のいずれの方法を用いてもよいが、好ましくは、培
養容器１０内に液体培地１２を収容するとともに、イチ
ゴの苗の成長点を含み、葉や根を有しない断片（以下シ
ュート１１と略称する）を支持台１３に載せ、気液両方
に接触自在に収容して培養すればよい（図１参照）。
【０００９】次に、前記シュート１１が成長したイチゴ
の苗の根を切断したもの（以下シュート２１と略称す
る）、順化用のポット２０に移植する。尚、前記ポット
２０には、自然環境での栽培に用いる培養土２２を収容
しておく。そして、前記シュート２１を移植したポット
２０を、順化空間Ａに収容する（図２参照）。
の苗の根を切断したもの（以下シュート２１と略称す
る）、順化用のポット２０に移植する。尚、前記ポット
２０には、自然環境での栽培に用いる培養土２２を収容
しておく。そして、前記シュート２１を移植したポット
２０を、順化空間Ａに収容する（図２参照）。
【００１０】前記順化空間Ａは、図２に示すように、前
記ポット２０の多数を収容可能に構成した順化装置１内
に形成され、前記順化装置１にはノズル径が約０．５ｍ
ｍのミスト噴霧装置２、光照射装置３、及び、前記順化
空間Ａ内の湿度を検出するセンサ４を設けてあり、前記
ミスト噴霧装置２は、バルブ５を介して水供給装置６に
接続してあり、前記バルブ５の開閉は、前記センサ４か
らの湿度情報に基づき、前記順化空間Ａ内の湿度を９０
％に維持すべく前記ミスト噴霧装置２から（１．８〜２
リットル／ｍ3／３分×３０秒／時間）の条件で間欠的
に差動制御される制御装置７に接続してある。また、光
照射条件は、５０００ルクス以上に維持しておく。
記ポット２０の多数を収容可能に構成した順化装置１内
に形成され、前記順化装置１にはノズル径が約０．５ｍ
ｍのミスト噴霧装置２、光照射装置３、及び、前記順化
空間Ａ内の湿度を検出するセンサ４を設けてあり、前記
ミスト噴霧装置２は、バルブ５を介して水供給装置６に
接続してあり、前記バルブ５の開閉は、前記センサ４か
らの湿度情報に基づき、前記順化空間Ａ内の湿度を９０
％に維持すべく前記ミスト噴霧装置２から（１．８〜２
リットル／ｍ3／３分×３０秒／時間）の条件で間欠的
に差動制御される制御装置７に接続してある。また、光
照射条件は、５０００ルクス以上に維持しておく。
【００１１】このような環境でシュート２１を生育させ
ると、培養土２２やイチゴの苗３１の葉の乾燥が防止で
き、良好に根が発育するとともに、生育したイチゴの苗
３１はほぼ全体的に自然環境の低湿度栽培条件下でも乾
燥や、雑菌の感染等に耐性のある丈夫な組織が形成され
ていることがわかった。前記イチゴの苗３１を自然環境
の低湿度栽培条件下に移植したところ、９０％以上の高
い順化率が得られた。（順化率とは、移植した苗のう
ち、前記低湿度栽培条件下でも枯死せず良好に生育した
苗の割合を百分率で表したものである。）
ると、培養土２２やイチゴの苗３１の葉の乾燥が防止で
き、良好に根が発育するとともに、生育したイチゴの苗
３１はほぼ全体的に自然環境の低湿度栽培条件下でも乾
燥や、雑菌の感染等に耐性のある丈夫な組織が形成され
ていることがわかった。前記イチゴの苗３１を自然環境
の低湿度栽培条件下に移植したところ、９０％以上の高
い順化率が得られた。（順化率とは、移植した苗のう
ち、前記低湿度栽培条件下でも枯死せず良好に生育した
苗の割合を百分率で表したものである。）
【００１２】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】イチゴの培養方法を示す説明図
【図２】イチゴの順化方法を示す説明図
２ ミスト噴霧装置 ２１ イチゴの苗 Ａ 順化空間
Claims (4)
- 【請求項１】 湿度９０％以上の高湿度培養条件下で培
養されたイチゴの苗（２１）を、自然環境の低湿度栽培
条件下に移植可能にするイチゴの順化方法であって、 自然環境から隔離され、かつ、内部にミストを噴霧可能
なミスト噴霧装置（２）を設けてある順化空間（Ａ）を
設け、その順化空間（Ａ）内にミストを噴霧して、内部
を前記高湿度培養条件よりも低湿度で、かつ、自然環境
の低湿度栽培条件よりも高湿度の中湿度順化条件に維持
可能に構成しておき、前記高湿度培養条件下で培養され
たイチゴの苗（２１）を、ミスト状の水の噴霧により中
湿度順化条件下に維持される前記順化空間（Ａ）内に移
植して生育させるイチゴの順化方法。 - 【請求項２】 前記中湿度順化条件が、相対湿度９０％
〜７０％である請求項１記載のイチゴの順化方法。 - 【請求項３】 前記高湿度培養条件下で培養されたイチ
ゴの苗（２１）の根部を切断除去した後、前記順化空間
（Ａ）内に移植する請求項１〜２のいずれかに記載のイ
チゴの順化方法。 - 【請求項４】 前記ミスト噴霧装置（２）のノズルの口
径が、０．５ｍｍ以下である請求項１〜３のいずれかに
記載のイチゴの順化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8030245A JPH09220022A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | イチゴの順化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8030245A JPH09220022A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | イチゴの順化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09220022A true JPH09220022A (ja) | 1997-08-26 |
Family
ID=12298332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8030245A Pending JPH09220022A (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | イチゴの順化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09220022A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472760B1 (ko) * | 2001-07-26 | 2005-03-10 | 베르그 아스 가부시키가이샤 | 뿌리 없는 접묘의 저장 방법과 사전 순화 방법, 이들방법의 실시에 의해 얻어진 접묘, 및 그러한 실시에이용하는 장치 |
| CN111602564A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-09-01 | 淮南市益农瓜果产销服务有限公司 | 一种超早熟无公害草莓栽培方法 |
| CN115997624A (zh) * | 2022-10-25 | 2023-04-25 | 东北林业大学 | 一种黑水银莲花的移栽驯化方法 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP8030245A patent/JPH09220022A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100472760B1 (ko) * | 2001-07-26 | 2005-03-10 | 베르그 아스 가부시키가이샤 | 뿌리 없는 접묘의 저장 방법과 사전 순화 방법, 이들방법의 실시에 의해 얻어진 접묘, 및 그러한 실시에이용하는 장치 |
| CN111602564A (zh) * | 2020-06-08 | 2020-09-01 | 淮南市益农瓜果产销服务有限公司 | 一种超早熟无公害草莓栽培方法 |
| CN115997624A (zh) * | 2022-10-25 | 2023-04-25 | 东北林业大学 | 一种黑水银莲花的移栽驯化方法 |
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