JPH09219833A - 量子化ビット数変換装置および方法 - Google Patents

量子化ビット数変換装置および方法

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JPH09219833A
JPH09219833A JP8049553A JP4955396A JPH09219833A JP H09219833 A JPH09219833 A JP H09219833A JP 8049553 A JP8049553 A JP 8049553A JP 4955396 A JP4955396 A JP 4955396A JP H09219833 A JPH09219833 A JP H09219833A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力ディジタル信号のビット数より多ビット
の信号へ変換する場合、入力ディジタル信号の真値存在
区間内を逸脱する多ビットの信号に対して補正を行う。 【解決手段】 画素データd11がブロック化回路12
において、(3×3)ブロックにブロック化され、予測
式演算回路13、ADRC回路14へ供給される。AD
RC回路14では、ブロック化された画素データd11
にADRCが施され、クラスコード発生回路15では、
このADRC回路14からのパターンd15に基づいて
クラスd16が予測係数メモリ16へ供給される。予測
係数メモリ16では、クラスd16に応答して予測係数
d17が読み出され、予測式演算回路13において、ブ
ロック化された画素データd12と予測係数d17とか
ら線形1次結合により予測値が生成される。レベル制限
回路17では、真値存在区間を逸脱する予測値に対して
クリップ処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ルビデオテープレコーダ装置(ディジタルVTR)等に
用いて好適な量子化ビット数変換装置に関して、特に、
外部から供給される画像信号をより多い量子化ビット数
の画像信号に変換して出力するような画像信号の量子化
ビット数変換装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、映像分野におけるディジタル化の
流れは、確実に普及の一途を辿り、ディジタル信号での
画像のやり取りには、既に規格が完了し実用化されてい
るものがある。そのひとつにCCIR・Rec.601
などが挙げられる。これはY/U/Vのディジタルコン
ポーネント信号のフォーマットを定義するものであり、
各画素は8ビットのディジタル信号で定義されている。
その後、さらなる高画質への要求の高まりや、画像の合
成、変形、拡大縮小といった特殊効果処理時における8
ビット量子化に起因する階調不足による画質劣化、ある
いは各種ビデオ機器内の各種信号処理時の演算精度の確
保といった、画像プロセスの要求等から各画素を10ビ
ットで定義する必要に迫られ、10ビットデータの信号
規格も決められた。その一例として、シリアルディジタ
ルインタフェースのSMPTEの259Mなどがある。
そこで、異なる信号規格間で信号をやり取りする場合に
は、Rec.601などで定義される8ビット信号を1
0ビット信号に変換する必要がある。
【0003】このように、異なるディジタル信号フォー
マット間の信号乗り換えのための必要な技術のひとつ
に、量子化ビット数変換が挙げられる。ここで、一例と
して、8ビットのディジタル信号から10ビットのディ
ジタル信号への変換を考える。その信号値の関係を図9
に示す。この例では、8ビットのディジタル信号値Q8
は、量子化代表値であり、8ビット信号値Q8の本来の
アナログ信号値(真値)は、図中の真値存在区間内に含
まれる。よって、8ビットのディジタル信号から10ビ
ットのディジタル信号へ変換するためには、この8ビッ
ト信号値Q8を10ビットのディジタル信号値Q100
〜Q103 の4種類のいずれかを選択して出力すること
になる。一般的な8ビット信号値から10ビット信号値
への変換例としては、下位2ビットに `00' あるいは `
01' といった一定のコードを付加することが挙げられ
る。その結果、10ビット信号値Q100 が常に出力さ
れることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
量子化ビット数変換装置は、各々のデータのデータ長を
単に8ビットから10ビットへ増加させるだけなので、
出力される信号は当初から8ビットで符号化されたデー
タと情報量的には何ら変わらず、さらにこの10ビット
信号値Q100 は、8ビット信号値の属性を反映してい
るため、画像プロセスにおけるDVE(Digital Video
Effector)、クロマキー、スイッチャーなどの処理にお
いて、ある信号レベル幅の拡大を行うと量子化雑音によ
り画質劣化が顕著になり、階調不足による擬似輪郭が発
生されるという問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は、上述の問題点
を鑑みてなされたものであり、単に量子化ビット数を増
加させるだけではなく、クラス分類適応処理を使用して
少ない量子化ビット数の信号を情報量の増加に対応した
信号に変換することができる量子化ビット数変換装置お
よび方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力ディジタル信号より多いビット数を持つディジ
タル信号を生成するようにした量子化ビット数変換装置
において、クラス分類適応処理によって、予測値を生成
する予測値生成手段と、予測値が入力ディジタル信号の
存在区間に含まれるか否かを検出し、予測値が存在区間
を逸脱するときに、予測値に対して補正を施す手段とか
らなることを特徴とする量子化ビット数変換装置であ
る。
【0007】また、請求項8に記載の発明は、入力ディ
ジタル信号より多いビット数を持つディジタル信号を生
成するようにした量子化ビット数変換方法において、ク
ラス分類適応処理によって、予測値を生成するステップ
と、予測値が入力ディジタル信号の存在区間に含まれる
か否かを検出し、予測値が存在区間を逸脱するときに、
予測値に対して補正を施すステップとからなることを特
徴とする量子化ビット数変換方法である。
【0008】この発明に係る量子化ビット数変換装置お
よび方法は、入力された8ビットの画素データのレベル
分布のパターンに基づいてクラス分類が行われ、そのク
ラスに対応した予測係数が読み出され、入力された8ビ
ットの画素データと予測係数から10ビットの予測値へ
変換され、変換された10ビットの予測値と入力画素デ
ータのレベル分布のパターンに基づいてクラス分類が行
われ、そのクラスに対応した予測係数が読み出され、入
力された8ビットの画素データと予測係数から10ビッ
トの画素データが生成される。そして、生成された10
ビットの画素データが入力された8ビットの画素データ
の真値存在区間内に含まれているか否かが検出され、含
まれていない場合、予測値に対して補正がなされる。こ
の補正として上限あるいは下限を制限する手法、または
予測法および重心法を用いたクラス分類適応処理を行う
手法を用いて、この8ビットの画素データから予測され
る10ビットの画素データが出力される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る量子化ビッ
ト数変換装置の一実施例について、図面を参照しながら
詳細に説明する。まず、この実施例では、分類された各
クラス毎に適応処理が行われるが、予め用意された予測
係数による積和演算を用いる予測法と、予め用意された
予測値を出力する重心法とが提案されている。
【0010】最初に予測法が用いられたクラス分類適応
処理の構成例を図1に示す。この図1を用いて予測法を
用いたクラス分類適応処理の概要を説明する。入力信号
d0は、入力端子からクラス分類部1と予測部2へ供給
される。クラス分類部1では、入力信号d0の波形特徴
に基づくクラス分類が行われ、分類結果がd1として予
測部2へ供給される。この予測部2は、予測係数ROM
3および予測演算部4から構成される。予測係数ROM
3では、クラス分類部1から供給された分類クラスd1
に応答して予測係数が読み出され、この予測係数は、d
2として予測演算部4へ供給される。予測演算部4で
は、入力信号d0から予測タップが形成され、予測係数
d2で与えられる予測係数を用いて、式(1)の積和演
算が実行される。こうして入力8ビット信号に対する1
0ビット信号予測値がd3として出力される。
【0011】この予測法では、図2の例に示すように処
理対象として3画素×3ライン(以下、(3×3)ブロ
ックと称する)、すなわち注目画素x4 を含む近傍の8
ビット入力画素x0 〜x8 の9画素より予測タップを形
成し、8ビット画素x4 の10ビット信号値の予測が実
行される。その予測値を式(1)に示す。
【0012】
【数1】 x´:x4 の10ビット予測値 xi :8ビット入力画素値 wi :予測係数
【0013】次に、重心法が用いられたクラス分類適応
処理の構成例を図3に示す。この図3を用いて重心法を
用いたクラス分類適応処理の概要を説明する。入力信号
d5は、入力端子6からクラス分類部7へ供給され、ク
ラス分類部7では、入力信号d5の波形特徴に基づくク
ラス分類が行われ、分類結果がd6として最適予測値R
OM8へ供給される。この最適予測値ROM8では、ク
ラス分類部7から供給された分類クラスd6に応答して
最適予測値が読み出され、この最適予測値は、d7とし
て出力される。
【0014】ここで、この発明に係る量子化ビット数変
換装置の第1の実施例を図4に示す。11で示す入力端
子を介して外部から画素データd11が供給される。こ
の画素データd11は、放送などによる伝送あるいはビ
デオテープレコーダ装置などの再生によって、供給され
る映像信号が8ビットで256階調に量子化されてい
る。この8ビット信号からなる画素データd11は、処
理単位のブロックに分割する画素データ分割手段である
ブロック化回路12へ供給される。図2に示すように
(3×3)ブロックの9画素x0 〜x8 にブロック化さ
れた画素データd12およびd14は、予測式演算回路
13およびADRC(Adaptive Dynamic Range Coding
)回路14へ供給される。
【0015】ADRC回路14は、ブロック毎の画素デ
ータd14の2次元的なレベル分布のパターンを検出す
るために、このレベル分布のパターンを示すデータを圧
縮してパターン圧縮データを出力する情報圧縮手段であ
る。このADRC回路14からのパターンd15は、ク
ラスコード発生回路15へ供給される。クラスコード発
生回路15では、供給されたパターンd15に基づい
て、そのブロックの画素データが属するクラスが検出さ
れる。検出されたクラス情報であるクラスコードd16
は、予測係数メモリ16へ供給される。予測係数メモリ
16では、外部から供給された8ビットの画素データを
10ビットで量子化された画素データへ変換するための
情報である予測係数が予め求められて記憶されており、
クラスコード発生回路15からのクラスコードd16に
応答して予測係数d17が出力される。
【0016】この予測係数d17は、予測式演算回路1
3へ供給される。予測式演算回路13では、予測係数d
17とブロック化された8ビットの画素データd12と
から式(1)に示す線形一次結合式の予測式に基づいた
演算により10ビットで量子化された画素データに変換
される。この画素データd13は、予測式演算回路13
からレベル制限回路17へ供給される。レベル制限回路
17では、8ビットデータを10ビットデータへ変換し
た際に周辺画素の影響により元々の存在区間を逸脱して
しまうデータの補正が行われる。この補正の一例として
このレベル制限回路17では、存在区間を逸脱してしま
うデータのクリッピングが行われる。
【0017】つまり、10進法で表現して、例えばレベ
ル1の8ビットデータの真値存在区間は、本来レベル4
〜7の間に存在する10ビットデータとなる。ところが
予測演算により例えば3あるいは10といったように真
値存在区間外にデータが変換されてしまう場合もありえ
る。これは本来あるべき真値存在区間を逸脱しているの
でレベル制限回路17では、それぞれ4あるいは7へク
リッピングが行われる。クリッピング処理が行われた画
素データd18は、出力端子18から取り出される。
【0018】次に、この発明に係る量子化ビット数変換
装置の第2の実施例を図5に示す。入力端子21から供
給される画素データd21は、クラス分類適応処理部2
2および後処理部23へ供給される。クラス分類適応処
理部22は、クラス分類部25、予測係数ROM26お
よび予測演算部27から構成される。後処理部23は、
判定部28、クラス分類部29、予測係数ROM30、
予測演算部31および選択部32から構成される。クラ
ス分類適応処理部22へ供給された画素データd21
は、クラス分類部25および予測演算部27へ供給され
る。クラス分類部25では、供給された画素データd2
1から図2に示すように(3×3)ブロックの画素x0
〜x8 が抽出され、注目画素をx4 として、クラスが分
類される。このクラスは、d22として予測係数ROM
26へ供給される。
【0019】予測係数ROM26では、予め記憶された
予測係数の中から供給されたクラスd22に対応する9
個の予測係数w0 〜w8 が読み出される。図2に示した
9個の画素x0 〜x8 をそれぞれ1ビットで表現したク
ラスを用いた一例のため、512種類のクラスを有し、
クラス毎に9個の予測係数w0 〜w8 が記憶される。読
み出された予測係数d23は、予測演算部27へ供給さ
れる。予測演算部27では、8ビットの画素データd2
1と予測係数d23とを用いて、後述する線形1次結合
式から10ビットの予測値d24が生成される。生成さ
れた10ビットの予測値d24は、クラス分類適応処理
部22の出力として後処理部23へ供給される。
【0020】後処理部23では、予測値d24が判定部
28、クラス分類部29、予測係数ROM30、予測演
算部31および選択部32へ供給され、入力端子21か
らの画素データd21が判定部28へ供給される。クラ
ス分類部29では、図2に示す注目画素x4 を中心とし
て10ビットからなる9個の画素を用いてクラスが分類
される。分類されたクラスは、d26として予測係数R
OM30へ供給される。予測係数ROM30では、予め
記憶された予測係数の中から供給されたクラスd26に
対応する9個の予測係数w0 〜w8 が読み出される。こ
の予測係数ROM30は、上述の予測係数ROM26と
同様に512種類のクラスを有し、クラス毎に9個の予
測係数w0 〜w8 が記憶される。読み出された予測係数
d27は、予測演算部31へ供給される。予測演算部3
1では、10ビットの予測値d24と予測係数d27と
を用いて、線形1次結合式から10ビットの予測値d2
8が生成される。生成された10ビットの予測値d28
は、補正された10ビットの予測値として、選択部32
へ供給される。
【0021】判定部28では、入力端子21からの画素
データd21と10ビットの予測値d24とが供給さ
れ、画素データd21の示す真値存在区間から予測値d
24が外れているか否かが判定される。この判定結果d
25は、選択部32へ供給される。選択部32では、判
定結果d25に基づいてクラス分類適応処理部22から
の予測値d24を出力するか、後処理部23からの補正
された予測値d28を出力するかが選択される。具体的
には、クラス分類適応処理部22からの予測値d24が
画素データd21の示す真値存在区間から逸脱していな
いと判定されると、選択部32では、予測値d24が選
択され、予測値d24が画素データd21の示す真値存
在区間から逸脱していると判定されると、選択部32で
は、補正された予測値d28が選択される。選択された
予測値は、予測結果d29として出力端子24から出力
される。
【0022】ここで、この第2の実施例では、後処理部
23のクラス分類部29および予測演算部31に10ビ
ットの予測値d24が供給され、この予測値d24に基
づいて予測値d28が生成されているが、入力端子21
からの画素データd21をクラス分類部29および予測
演算部31に供給して、この画素データd21に基づい
て予測値d28を生成しても良い。また、予測値d24
と画像データd21とをクラス分類部29および予測演
算部31へ供給し、この2つのデータに基づいて予測値
d28を生成しても良い。
【0023】次に、この発明に係る量子化ビット数変換
装置の第3の実施例を図6に示す。入力端子41から供
給される画素データd31は、クラス分類適応処理部4
2および後処理部43へ供給される。クラス分類適応処
理部42は、クラス分類部45および最適予測値ROM
46から構成される。後処理部43は、判定部47、ク
ラス分類部48、最適予測値ROM49および選択部5
0から構成される。クラス分類適応処理部42へ供給さ
れた画素データd21は、クラス分類部45へ供給され
る。クラス分類部45では、供給された画素データd3
1から図2に示すように注目画素x4 として、(3×
3)ブロックの画素x0 〜x8 が抽出され、クラスが分
類される。このクラスは、d32として最適予測値RO
M46へ供給される。
【0024】最適予測値ROM46では、予め記憶され
た最適予測値の中から供給されたクラスd32に対応す
る10ビットからなる最適予測値d33が読み出され
る。図2に示した9個の画素x0 〜x8 をそれぞれ1ビ
ットで表現したクラスを用いた一例のため、512種類
のクラスを有し、クラス毎に最適予測値が記憶される。
読み出された最適予測値d33は、後処理部43へ供給
される。後処理部43では、最適予測値d33が判定部
47、クラス分類部48、最適予測値ROM49および
選択部50へ供給され、入力端子41からの画素データ
d31が判定部47へ供給される。
【0025】クラス分類部48では、図2に示す注目画
素x4 を中心として10ビットからなる9個の画素を用
いてクラスが分類される。分類されたクラスは、d35
として最適予測値ROM49へ供給される。最適予測値
ROM49では、予め記憶された最適予測値の中から供
給されたクラスd35に対応する10ビットからなる最
適予測値d36が読み出される。この最適予測値ROM
49は、上述の最適予測値ROM46と同様に512種
類のクラスを有し、クラス毎に最適予測値が記憶され
る。読み出された10ビットの最適予測値d36は、補
正された10ビットの予測値として、選択部32へ供給
される。
【0026】判定部47では、入力端子41からの画素
データd31と10ビットの最適予測値d33とが供給
され、画素データd31の示す真値存在区間から最適予
測値d33が逸脱しているか否かが判定される。この判
定結果d34は、選択部50へ供給される。選択部50
では、判定結果d34に基づいて最適予測値d33を出
力するか、最適予測値d33を出力するかが選択され
る。具体的には、クラス分類適応処理部42からの最適
予測値d33が画素データd31の示す真値存在区間か
ら逸脱していないと判定されると、選択部50では、最
適予測値d33が選択され、最適予測値d33が画素デ
ータd31の示す真値存在区間から逸脱していると判定
されると、選択部50では、補正された最適予測値d3
6が選択される。選択された最適予測値は、予測結果d
37として出力端子44から出力される。
【0027】ここで、この第3の実施例では、後処理部
43のクラス分類部48に10ビットの最適予測値d3
3が供給され、この最適予測値d33に基づいて最適予
測値d36が読み出されているが、入力端子41からの
画素データd31をクラス分類部48に供給して、この
画素データd31に基づいて最適予測値d36を読み出
しても良い。また、最適予測値d33と画素データd3
1とをクラス分類部48へ供給し、この2つのデータに
基づいて最適予測値d36を読み出しても良い。
【0028】さらに、上述の第2および第3の実施例を
組み合わせ、例えばクラス分類適応処理部に予測法を用
い、後処理部に重心法を用いる、また、クラス分類適応
処理部に重心法を用い、後処理部に予測法を用いること
も可能である。
【0029】このように、この発明は、クラス分類適応
処理を用いた多ビットディジタル信号への信号変換法の
一例として8ビットから10ビットへの信号変換法を用
いるものである。上述した図9に示すように8ビット信
号値と10ビット信号値との対応図を考慮すると、クラ
ス分類適応処理を用い10ビット予測信号値は真値存在
区間内に存在しなくてはならない。そこで、この区間を
超える予測信号値に対し、再びクラス分類適応処理を適
用することでより高性能な量子化ビット数変換を達成す
るものである。
【0030】ここで、上述した実施例におけるクラス分
類適応処理部22および42で用いられているクラス分
類適応処理を簡単に説明する。このクラス分類適応処理
とは、入力信号の特徴に基づき入力信号をいくつかのク
ラスに分類し、予め用意された適切な適応処理をクラス
毎に実行し所望の出力値を得る手法である。まず、クラ
ス分類法の例としては、入力信号(8ビットPCMデー
タ)に対して、クラス生成タップを設定し、入力信号の
レベル分布のパターンによりクラスを生成する手法が挙
げられる。信号波形のクラス生成法としては、次の例な
どが提案されている。
【0031】1)PCM(Pluse Code Modulation )デ
ータを直接使用する方法 2)ADRCを適用する方法 3)DPCM(Differential PCM)を適用する方法 4)BTC(Block Trancation Coding )を適用する方
法 5)VQ(Vector Quantization )を適用する方法 6)周波数領域クラス(DCT(Discrete Cosine Tran
sform )、アダマール変換、フーリエ変換その他)を適
用する方法
【0032】PCMデータを直接使用する場合、クラス
分類用に8ビットデータを7タップ使用すると、256
いう膨大な数のクラスに分類される。信号波形の特徴を
掴むという意味では理想的であるが、回路上の負担は大
きく、実用上問題である。そこで実際は、ADRCなど
を適用しクラス数の削減を図る。ADRCは、信号圧縮
技術として開発された手法であるが、クラス表現に適し
ている。基本的には、再量子化処理であり式(2)で示
される。
【0033】 qi =(xi −MIN)/(DR/2k ) (2) ただし、qi :ADRCコード xi :入力画素値 MIN:近傍領域内最小値 DR:近傍領域内ダイナミックレンジ k:再量子化ビット数
【0034】注目画素近傍の数タップに対し式(2)で
定義されるADRCを用いて生成されるADRCコード
に基づきクラス分類を行う。例えば、7画素データに対
し、1ビットの再量子化を実行する1ビットADRCを
適用すると、7画素から定義されるダイナミックレンジ
に基づき、それらの最小値を除去した上で、7タップの
データを適応的に1ビット量子化する。その結果、7画
素データを7ビットで表現することになり、128クラ
スに削減することが可能となる。他に上述した圧縮技術
として一般的なものをクラス分類法として用いることが
提案されている。また、クラス分類の性能を更に向上さ
せるため、入力信号のアクティビティーも考慮した上で
クラス分類が行われることがある。
【0035】アクティビティーの判定法としては、クラ
ス分類法にADRCを使用した場合、ダイナミックレン
ジを用いることが多い。また、DPCMならば差分絶対
値和、BTCのときは標準偏差の絶対値などが用いられ
る。このときには、アクティビティーによる分類結果毎
にADRCクラス分類などを行うことになる。また、学
習過程において、アクティビティーの小さいデータを学
習対象から外す。この理由は、アクティビティーの小さ
い部分は、ノイズの影響が大きく、本来のクラスの予測
値から外れることが多い。それを学習に入れると予測精
度が低下する。これを避けるため、学習においては、ア
クティビティーの小さいデータを除外する。
【0036】ここで、予測法で用いられる予測係数RO
Mからの予測係数は、予め学習により生成しておく。こ
の学習方法について述べる。式(1)の線形一次結合モ
デルに基づく予測係数を最小自乗法により生成する一例
を示す。最小自乗法は、次のように適用される。一般化
した例として、Xを入力データ、Wを予測係数、Yを予
測値として次の式(3)を考える。
【0037】 観測方程式;XW=Y (3)
【数2】
【0038】上述の観測方程式により収集されたデータ
に最小自乗法を適用する。式(1)の例においては、n
=9、mが学習データ数となる。式(3)の観測方程式
をもとに、式(5)の残差方程式を考える。
【0039】残差方程式;
【数3】
【0040】式(5)の残差方程式から、各wi の最確
値は、
【数4】 を最小にする条件が成り立つ場合と考えられる。すなわ
ち、次の式(6)の条件を考慮すれば良いわけである。
【0041】
【数5】
【0042】式(6)のiに基づくn個の条件を考え、
これを満たすw1 、w2 、・・・wn を算出すれば良
い。そこで、残差方程式(5)から式(7)が得られ
る。
【0043】
【数6】
【0044】式(6)と式(3)により式(8)が得ら
れる。
【0045】
【数7】
【0046】そして、式(5)および式(8)から次の
正規方程式(9)が得られる。
【0047】
【数8】
【0048】式(9)の正規方程式は、未知数の数nと
同じ数の方程式を立てることが可能であるので、各wi
の最確値を求めることができる。そして、掃き出し法
(Gauss-Jordanの消去法)を用いて連立方程式を解く。
この連立方程式が解かれることよって、クラス毎に予測
係数がROMなどの記憶媒体に格納される。この格納さ
れたROMは、予測係数ROMとして使用される。
【0049】次に、上述した予測係数ROMに記憶され
る予測係数の学習の一例を図7のフローチャートを用い
て説明する。このフローチャートは、ステップS1から
学習処理の制御が始まり、ステップS1の学習データ形
成では、例えば1フレームの中の8ビットの画素データ
とそれに対応する10ビットの画素データとから学習デ
ータが形成される。フィールド内またはフレーム内の周
辺画素の値が学習データとして採用される。注目画素の
真値と複数の周辺画素の値とが一組の学習データであ
る。
【0050】ここで、例えばADRCを使用する場合、
周辺画素で構成されるブロックのダイナミックレンジが
所定のしきい値より小さいもの、すなわちアクティビテ
ィーの低いものは、学習データとして扱わない制御がな
される。アクティビティーが低いものは、ノイズの影響
を受けやすく、正確な学習結果が得られないおそれがあ
るからである。ステップS2のデータ終了では、入力さ
れた全データ、例えば1フレームのデータの処理が終了
していれば、ステップS5の予測係数決定へ制御が移
り、終了していなければ、ステップS3のクラス決定へ
制御が移る。
【0051】ステップS3のクラス決定は、上述のよう
に、フィールド内またはフレーム内の所定の8ビットの
画素データに基づいたクラス決定がなされる。ステップ
S4の正規方程式生成では、上述した式(9)の正規方
程式が作成される。全データの処理が終了後、ステップ
S2のデータ終了から制御がステップS5に移る。この
ステップS5の予測係数決定では、この正規方程式を行
列解法を用いて解いて、予測係数を決める。ステップS
6の予測係数ストアでは、予測係数をメモリにストア
し、この学習のフローチャートが終了する。
【0052】これらのように、小領域のブロック毎に分
割された画像は、局所的な強い相関によってレベル的に
近い値をとることが多い。このため、ADRCを用い
て、ブロック内の画素レベルの最大値および最小値を求
めてブロック内ダイナミックレンジを定義することで、
レベル方向の冗長度を大幅に除去することができる。例
えば、図8に示すように8ビットの原データの持つ0〜
255のダイナミックレンジの中で、各ブロック毎に再
量子化するのに必要なブロック内ダイナミックレンジA
およびBは、大幅に小さくなることが分かる。このた
め、再量子化に必要なビット数は、大幅に低減すること
ができる。
【0053】ここで、ADRCを使用して、例えば8ビ
ットデータを3ビットデータに圧縮処理すると、ブロッ
ク内ダイナミックレンジをDR、ビット割当をp、ブロ
ック内画素のデータレベルをx、再量子化コードをQと
して以下の式(10)により図9Aに示すようにブロッ
ク内の最大値MAXと最小値MINとの間を指定された
ビット長で均等に分割して再量子化を行う。
【0054】 DR=MAX−MIN+1 Q=〔(x−MIN+0.5)×2p /DR〕 (10)
【数9】
【0055】ただし、
【数10】 は、Q=iを満足するxの平均を意味し、〔z〕はz以
下の最大の整数を表す。
【0056】次に、図9Aに示すようにpビット再量子
化(この場合3ビット再量子化)で最上位の階調レベル
(2p −1)に相当するデータレベル内に存在するブロ
ック内画素の平均値をとり、これを図9Bに示すように
最大値MAX´とする。また、図9Aに示すように、こ
の再量子化による最下位の階調レベル0に相当するデー
タレベル内に存在するブロック内画素の平均値をとり、
これを図9Bにしめすように最小値MIN´とする。
【0057】そして、新しく求められた最大値MAX´
および最小値MIN´からブロック内ダイナミックレン
ジDR´を新たに定義し直して、再量子化コードをqと
して、新しく求められたブロック内の最大値MAX´お
よび最小値MIN´に基づいて式(11)により図9B
に示すように再量子化を行う。
【0058】 DR´=MAX´−MIN´ q=〔(x−MIN´)×(2p −1)/DR´+0.5〕 (4) 但し、〔z〕は、z以下の最大の整数を表す。
【0059】このように、ADRCを用いて、二重の再
量子化を行うことにより、画像の持つ局所的特徴として
ブロック内ダイナミックレンジを定義し、主としてレベ
ル方向の冗長度を適応的に除去することができ、ノイズ
の悪影響を受けることがなく、効率の良い情報量圧縮が
行われる。
【0060】次に、ADRCを用いて圧縮処理の行われ
た学習データは、学習データ毎にクラス分割される。す
なわち、図2に示す注目画素x4 に注目した場合、8ビ
ットデータx0 〜x8 をADRCを適用してpビットに
データ圧縮した結果の再量子化データをq0 〜q8 とし
て、以下の式(12)を用いてその学習データのクラス
(c)を算出する。
【0061】
【数11】
【0062】ここで、重心法による予測値の学習方法の
一例となるフローチャートを図10に示す。ステップS
11の初期化では、この学習を行うための準備として、
クラスのデータテーブルE(*)およびクラスの度数カ
ウンタN(*)へ0のデータが書き込まれる。ここで、
“*”は、全てのクラスを示し、データテーブルは、E
(C0)となり、クラスC0に対応する度数カウンタ
は、N(C0)となる。ステップS11の制御が終了す
ると、ステップS12へ制御が移る。
【0063】ステップS12のクラス検出では、学習対
象画素の近傍データからクラスCを決定する。例えば、
上述の例のように注目画素を含む近傍8画素に1ビット
ADRCを適用した場合、128クラスに分類される。
また、このクラス分類の手法としては、上述のようにA
DRCのほかにも、PCM表現、DPCM、BTC、V
Q、DCT、アダマール変換などの分類法が考えられ
る。また、クラス分類対象データより構成されるブロッ
クのアクティビティーを考慮する場合は、クラス数をア
クティビティーによる分類の種類だけ増やしておくこと
も考えられる。
【0064】次に、ステップS13のデータ検出では、
目標とする教師信号eが検出される。ステップS14の
クラス別データ加算では、クラスC毎に教師信号eがそ
れぞれ加算され、ステップS15のクラス別度数加算で
は、クラスCの学習データの度数カウンタN(C)が+
1インクリメントされる。全学習対象データについて繰
り返しステップS12からステップS15の制御が終了
したか否かを判定するステップS16では、全データの
学習が終了していれば、ステップS17へ制御が移り、
全データの学習対象が終了していなければ、ステップS
12へ制御が移る。すなわち、ステップS16は、全デ
ータの学習が終了になるまで、ステップS12からステ
ップS15までの制御を繰り返し実行し、全てのクラス
の度数カウンタN(*)と対応する全てのクラスのデー
タテーブルE(*)が生成される。
【0065】ステップS17のクラス別平均値算出で
は、各クラスのデータテーブルE(*)の内容であるデ
ータ積算値を対応クラスの度数カウンタN(*)の度数
で、除算が実行され、各クラスの平均値が算出される。
この処理は、教師信号分布の重心を算出することと等価
である。この平均値が重心法による各クラスの最適予測
値となる。そして、ステップS18のクラス別平均値登
録では、ROMなどの記憶手段に各クラスに対応する最
適予測値を登録することで重心法による学習、すなわ
ち、このフローチャートは、終了する。上述のように学
習過程において、ノイズの影響を排除するため、アクテ
ィビティーの小さい場合を学習対象から外すことも考え
られる。上述した予測法および重心法により、画素より
詳細な位置となる画素値の予測を行うことができる。
【0066】次に、後処理部23で用いられる予測係数
ROM30の学習方法の一例を説明する。まず、上述し
たように10ビットからなる教師信号から8ビットの信
号が生成され、生成された8ビットの信号と10ビット
の教師信号から予測係数が得られる。この予測係数を用
いて任意の8ビットの信号が10ビットの信号へ変換さ
れる。そして、変換された10ビットの信号と対応する
10ビットの教師信号との比較が行われる。その比較結
果、10ビットの信号は、10ビットの教師信号と等し
くなる値と、異なる値とへ判別される。このとき、異な
る値と判別された10ビットの教師信号と、変換された
10ビットの信号とを用いて、上述したように予測係数
が求められる。このように求められた予測係数が、予測
係数ROM30に使用される。
【0067】また、後処理部43で用いられる最適予測
値ROM49の学習方法も同様の手法が用いられる。具
体的には、変換された10ビットの予測値と10ビット
の教師信号との比較が行われ、10ビットの教師信号と
異なると判別された10ビットの予測値は、異なる値と
判別された10ビットの教師信号と、変換された10ビ
ットの予測値とを用いて、上述したように最適な予測値
が求められる。このように求められた予測値が最適予測
値ROM49に使用される。
【0068】これらの実施例では、クラス分類に使用す
る画素と、予測演算に使用する画素とを同一のものとし
ても良いし、異なる画素を使用しても良い。
【0069】また、第2実施例では、クラス分類適応処
理部と後処理部とで使用される予測係数ROMは、同一
のものでも良いし、異なるもの、例えば予測係数の数が
異なっても良い。
【0070】そして、第3の実施例では、クラス分類適
応処理部と後処理部とで使用される最適予測値ROM
は、同一のものでも良いし、異なるものでも良い。
【0071】
【発明の効果】この発明に依れば、クラス分類適応処理
を用いているため、外部から供給された画素データを単
に量子化ビット数を増加させるだけでなく、量子化ビッ
ト数の増加に見合う分の情報量が増加した信号に変換す
ることができ、階調不足による擬似輪郭の発生などを防
止することができる。
【0072】また、この発明に依れば、クラス分類適応
処理を用いているため、入力されたディジタル信号より
多いビット数のディジタル信号を生成することが容易に
でき、生成されたディジタル信号の量子化雑音が低減さ
れる。このことによって、画像プロセスによる画質劣化
が抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用される予測法の説明に用いるブ
ロック図である。
【図2】この発明に適用される画素の位置を示した略線
図である。
【図3】この発明に適用される重心法の説明い用いるブ
ロック図である。
【図4】この発明が適用される量子化ビット数変換装置
の第1の実施例である。
【図5】この発明が適用される量子化ビット数変換装置
の第2の実施例である。
【図6】この発明が適用あれる量子化ビット数変換装置
の第3の実施例である。
【図7】この発明に適用される予測法の学習方法の一例
である。
【図8】この発明に適用されるADRCの説明に用いる
略線図である。
【図9】この発明に適用されるADRCの説明に用いる
略線図である。
【図10】この発明に適用される重心法の学習の方法の
一例である。
【図11】量子化ビット数変換装置の説明に用いる略線
図である。
【符号の説明】
12・・・ブロック化回路、13・・・予測式演算回
路、14・・・ADRC回路、15・・・クラスコード
発生回路、16・・・予測係数メモリ、17・・・レベ
ル制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル信号より多いビット数を
    持つディジタル信号を生成するようにした量子化ビット
    数変換装置において、 クラス分類適応処理によって、予測値を生成する予測値
    生成手段と、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間に含ま
    れるか否かを検出し、上記予測値が上記存在区間を逸脱
    するときに、上記予測値に対して補正を施す手段とから
    なることを特徴とする量子化ビット数変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間を逸脱
    した場合、上記予測値の上限および/または下限を制限
    するようにしたことを特徴とする量子化ビット数変換装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間を逸脱
    する場合に、上記予測値に対して上記入力ディジタル信
    号中の注目画素および周辺画素に応じた上記予測値のレ
    ベル分布のパターンに基づいてクラスを検出するクラス
    分類適応処理によって、上記予測値に対して補正を施す
    ことを特徴とする量子化ビット数変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間を逸脱
    した場合、上記入力ディジタル信号中の注目画素および
    周辺画素のレベル分布のパターンに基づいてクラスを検
    出するクラス分類適応処理によって、上記予測値に対し
    て補正を施すことを特徴とする量子化ビット数変換装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間を逸脱
    した場合、上記入力ディジタル信号中の注目画素および
    周辺画素のレベル分布のパターン、および上記入力ディ
    ジタル信号中の注目画素および周辺画素に応じた上記予
    測値のレベル分布のパターンに基づいてクラスを検出す
    るクラス分類適応処理によって、上記予測値に対して補
    正を施すことを特徴とする量子化ビット数変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記クラス分類適応処理は、 上記クラスに対応する予測係数が格納された予測係数記
    憶手段を有し、 上記予測係数記憶手段から読み出された上記予測係数
    と、上記注目画素および上記周辺画素とを用いて線形1
    次結合式から上記予測値に対して補正を施すことを特徴
    とする量子化ビット数変換装置。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の量子化ビット数変換装
    置において、 上記クラス分類適応処理は、 上記クラスに対応する予測値が格納された予測値記憶手
    段を有し、 上記予測値記憶手段から読み出された上記予測値を出力
    することを特徴とする量子化ビット数変換装置。
  8. 【請求項8】 入力ディジタル信号より多いビット数を
    持つディジタル信号を生成するようにした量子化ビット
    数変換方法において、 クラス分類適応処理によって、予測値を生成するステッ
    プと、 上記予測値が上記入力ディジタル信号の存在区間に含ま
    れるか否かを検出し、上記予測値が上記存在区間を逸脱
    するときに、上記予測値に対して補正を施すステップと
    からなることを特徴とする量子化ビット数変換方法。
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