JPH09219669A - ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ - Google Patents

ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ

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JPH09219669A
JPH09219669A JP8023832A JP2383296A JPH09219669A JP H09219669 A JPH09219669 A JP H09219669A JP 8023832 A JP8023832 A JP 8023832A JP 2383296 A JP2383296 A JP 2383296A JP H09219669 A JPH09219669 A JP H09219669A
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JP
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frequency
signal
band
information
digital synthesizer
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JP8023832A
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Tadahisa Kamiyama
忠久 神山
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を抑えつつ発生周波数の広帯域化を
可能にしたダイレクト・ディジタル・シンセサイザを提
供することを目的とするものである。 【解決手段】 小分割した発生周波数帯域のうち低い周
波数帯域に含まれる周波数を発生する場合、制御部1が
それを検知し、ディジタルデータ発生部2及びD/A変
換部3の動作周波数を低くする。そして、フィルタ部4
の特性を調整し、変更された動作周波数によって発生す
る不要な高調波成分を取り除くようにはたらく。ディジ
タルデータ発生部としては、複数の波形情報を記憶し、
分割帯域に対応した波形情報をその中から選択し、波高
値として出力する。あるいは、可変クロック信号に同期
して周波数情報に含まれる角速度情報から周波数の波高
値データを生成する手段と、分割帯域に対応して、設定
する角速度情報を補正する手段を備え、補正角速度情報
から周波数の波高値を算出して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の周波数の波
形を正確に発生することができるようにしたダイレクト
・ディジタル・シンセサイザに関し、更に詳しくは発生
する周波数によって動作クロックを制御し消費電力を抑
えるようにしたダイレクト・ディジタル・シンセサイザ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、任意の周波数の波形を正確に発生
することができる周波数発生器としては、例えば、特開
昭63−224431号公報に開示されたダイレクト・
ディジタル・シンセサイザ(DDSと略される)が知ら
れている。即ち、図6に示すように、記憶装置であるR
OM61は正弦波の角度情報を波高値に変換するもので
あり、一定周期分の正弦波の波高値をその角度情報に対
応して多値データとして記憶している。そして、クロッ
ク信号fcがリングカウンタ65及びディジタル/アナ
ログ変換器62(D/A変換器と略される)に与えられ
る。固定のクロック信号fcが与えられる毎に、このリ
ングカウンタ65からは既に記憶された値(最後に加算
器64から出力された値)が加算器64に与えられ、角
度情報の増分と加算されて加算器64から角度情報が出
力される。このときリングカウンタ65に記憶する値
は、新たに加算器64から出力された値に置き換えられ
る。
【0003】角度情報を指定する加算器64からの出力
は、読み出しアドレスとしてROM61に与えられる。
ROM61からの出力はD/A変換器62によってアナ
ログ信号に変換され、さらにバンドパスフィルタ(BP
F)63で適宜な周波数帯域が抽出され、出力端子に周
波数が変化する連続的な正弦波が出力される。増分切換
信号Ssにより加算器64に与えられる増分を調整する
ことにより、任意の周波数を発生させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のDDSでは、あ
る帯域幅にわたって周波数を発生しようとする場合、発
生周波数の中で最も高い周波数の2倍以上の速度でDD
Sを動作させる必要があるため、発生帯域幅を広くすれ
ばするほどDDSの動作周波数が高くなる。一般にDD
Sのようなディジタル処理系回路では、動作周波数を上
げるほど消費電力も増加する。したがって、DDSで発
生させる周波数を広帯域化するほど、回路の消費電力が
増加してしまうという問題があった。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、消費電力を抑えつつ発生周
波数の広帯域化を可能にしたDDSを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の第1の発明においては、周波数
帯域を分割し、発生周波数を含む分割帯域を識別して、
帯域選択信号と可変クロック信号を発生する手段と、帯
域選択信号に基づき、可変クロック信号に同期して可変
周波数信号の波高値データを出力する手段と、D/A変
換後の波高値信号中の不要な高調波成分を除去するため
に、帯域選択信号に同期してフィルタの通過周波数帯域
を切換えて使用する手段とを設けたことを趣旨としてい
る。
【0007】請求項2に記載の第2の発明においては、
第1の発明の構成において、ディジタルデータ発生手段
として、複数の波形情報を記憶し、分割帯域に対応した
波形情報をその中から選択し、波高値として出力する手
段を設けたことを趣旨としている。請求項3に記載の第
3の発明においては、第1の発明の構成において、ディ
ジタルデータ発生手段として、可変クロック信号に同期
して周波数情報に含まれる角速度情報から周波数の波高
値データを生成する手段と、分割帯域に対応して、設定
する角速度情報を変更する手段とを設けたことを趣旨と
している。
【0008】請求項4に記載の第4の発明においては、
第1及び第2の発明の構成において、フィルタ手段とし
て、帯域選択信号に基づいて、通過周波数帯域の異なる
複数のフィルタの中から特定のフィルタを選択して使用
する手段を設けたことを趣旨としている。
【0009】請求項5に記載の第5の発明においては、
第1及び第3の発明の構成において、前記第4の発明の
手段を設けたことを趣旨としている。請求項6に記載の
第6の発明においては、第1、第2及び第4の発明の構
成において、制御手段として、可変クロック信号は基準
クロックを分周することにより発生する手段を設けたこ
とを趣旨としている。
【0010】請求項7に記載の第7の発明においては、
第1、第3及び第5の発明の構成において、制御手段と
して、可変クロック信号は基準クロックを分周すること
により実現し、さらに角速度情報を、基準クロックの分
周率に応じて変更する手段を設けたことを趣旨としてい
る。
【0011】上記第1の発明によれば、小分割した発生
周波数帯域のうち低い周波数帯域に含まれる周波数を発
生する場合、制御手段がそれを検知し、ディジタルデー
タ発生手段及びD/A変換手段の動作周波数を低くす
る。そして、フィルタ手段の特性を調整し、変更された
動作周波数によって発生する不要な高調波成分を取り除
くようにはたらく。
【0012】上記第2の発明によれば、第1の発明の作
用に加えて、複数の周波数に対応する波形情報を記憶す
る記憶手段から、周波数情報および動作周波数に応じた
波形を選択し出力する。上記第3の発明によれば、第1
の発明の作用に加えて、発生させる周波数の含まれる分
割帯域に対応して、周波数情報に含まれる角速度情報を
変更し、その角速度情報から周波数の波高値を算出して
出力する。
【0013】上記第4の発明によれば、第1および第2
の発明の作用に加えて、発生させる周波数の含まれる分
割帯域に対応して、通過周波数帯域の異なる複数のフィ
ルタの中から、不要な高調波成分を取り除くのに適した
特性を持つフィルタを選択して使用する。上記第5の発
明によれば、第1および第3の発明の作用に加えて、前
記第4の発明の作用をもつ。
【0014】上記第6の発明によれば、第1、第2およ
び第4の発明の作用に加えて、帯域分割をN(N:正の
整数)分割し、可変クロック信号は基準クロックをM/
N分周(M,N:正の整数、M<N)することにより発
生する信号をディジタルデータ発生手段及びD/A変換
手段の動作クロックとして供給する。上記第7の発明に
よれば、第1、第3および第5の発明の作用に加えて、
帯域分割をN(N:正の整数)分割し、可変クロック信
号は基準クロックをM/N分周(M,N:正の整数、M
<N)することにより発生する信号をディジタルデータ
発生手段及びD/A変換手段の動作クロックとして供給
する。そしてディジタルデータ発生手段で使用する角速
度情報を、基準クロックに対する可変クロック信号の分
周率の逆数(N/M)で乗じた値に変更する。
【0015】
【発明の実施の形態】
第1実施例 以下、本発明を図1〜図4に示すDDSの第1実施例に
従って説明する。図1は、本発明を具体化した第1実施
例におけるDDSの構成を、図2は、第1実施例におけ
るDDSにおいて発生周波数の帯域分割による処理を説
明する周波数特性及びフィルタ特性を、図3は、第1実
施例におけるDDSにおいて、制御部1及びディジタル
データ発生部2の詳細を示すブロック図を、図4は、第
1実施例におけるDDSにおいて、フィルタ部4の構成
例のブロック図を示す。
【0016】図1に示すように、周波数情報は、制御部
1及びディジタルデータ発生部2に入力される。実施例
のDDSは、0〜32MHzの発生周波数帯域を4つの
小帯域に分割して、0〜8MHzを第1帯域、8〜16
MHzを第2帯域、16〜24MHzを第3帯域、24
〜32MHzを第4帯域と定める。制御部1では、周波
数情報で指定される周波数が含まれる分割帯域を示す帯
域を識別して、対応する選択信号と、基準クロックまた
は基準クロックを1/4、1/2又は3/4に分周した
可変クロック信号を出力する。ディジタルデータ発生部
2では、制御部1から得られた帯域選択信号により発生
すべき周波数の含まれる分割帯域を判定し、周波数情報
をもとに発生させる周波数を決定し、制御部1から得ら
れた可変クロック信号に同期して波高値データを出力す
る。D/A変換部3は、波高値データ(ディジタル信
号)をアナログ信号に変換する。フィルタ部4では、制
御部1から得られた帯域選択信号により発生すべき周波
数の含まれる分割帯域を判定し、それ以外の帯域に含ま
れる不要な周波数成分を取り除く。
【0017】図2(a)の第1帯域(0〜8MHz)に
含まれる周波数を発生させる場合には、80MHzの基
準クロックを1/4分周した20MHzの可変クロック
周波数を、ディジタルデータ発生部2に供給し、指定さ
れた周波数の波高値を発生させる。図2(b)に、発生
した波高値をD/A変換部3によりアナログ化した信号
の周波数特性を示す。動作クロックを20MHzとした
ため、図中の網点で示したように10MHz以上の帯域
に高調波成分が発生してしまう。
【0018】そこで、制御部1から出力する帯域選択信
号を基にして、フィルタ部4ではD/A変換部3からの
出力信号に対して、図2(c)に示す通過特性を持つフ
ィルタをかけ不要な高調波成分を除去した後、可変周波
数信号として出力する。一方、図2(a)の第3帯域
(16〜24MHz)に含まれる周波数を発生させる場
合には、可変クロック周波数を60MHzにする。この
場合も、図2(d)に網点で示すように、30MHz以
上の帯域に高調波成分が発生してしまう。
【0019】そこで、制御部1から出力する帯域選択信
号を基にして、フィルタ部4ではD/A変換部3からの
出力信号に対して、図2(e)に示す通過特性を持つフ
ィルタをかけ不要な高調波成分を除去した後、可変周波
数信号として出力する。その他の分割帯域についても、
同様にして不要な高調波成分を除去した可変周波数信号
が出力される。
【0020】図3に、制御部1及びディジタルデータ発
生部2の構成例を示す。周波数情報を受けて、帯域判定
部11が分割帯域のどの帯域に含まれるかを判定し、帯
域選択信号を出力する。また帯域判定部11の結果は分
周比決定部12に送られ、可変クロック信号を生成する
ための基準クロックの分周率を決定する。分周器13で
は、決定された分周率に従って基準クロックを分周し、
可変クロック信号として出力する。
【0021】本実施例では、複数の波形情報を記憶した
メモリ22を用いる例を示す。メモリ22には、基準ク
ロックと同じ80MHzでサンプリングされた各種周波
数の波高値データが格納されている。ここでは、周波数
情報として5MHzが入力された場合を例に説明する。
5MHzは、図2(a)の第1帯域(0〜8MHz)に
含まれるため、基準クロック80MHzを4分周した2
0MHzを可変クロック信号とする。
【0022】ディジタルデータ発生部2の動作クロック
を1/4に落としたため、その影響を補償するために、
アドレス発生部21では、周波数情報(5MHz)を分
周率の逆数(4/1)で乗じた値を使ってメモリ22か
ら波高値を出力させる。即ち、5MHz×4=20MH
zの波形情報の波高値データをメモリ22から可変クロ
ック信号に同期して、順次読み出し出力させる。
【0023】図4に、フィルタ部4の構成例を示す。図
4(a)は、各分割帯域の周波数のみを通過させるフィ
ルタ群413を並列的に配置した例を示す。フィルタ制
御部411は、フィルタ群413中のどのフィルタを用
いるかを帯域選択信号をもとに決定し、切換部412及
び414を制御して、D/A変換部3からの出力信号を
所望のフィルタに通し、不要の帯域の周波数成分を取り
除く。
【0024】図4(b)も、各分割帯域の周波数のみを
通過させるフィルタ群423を並列的に配置した例であ
るが、切換部を入力側のみにした場合である。フィルタ
制御部421は、フィルタ群423中のどのフィルタを
用いるかを帯域選択信号をもとに決定し、切換部422
を制御して、D/A変換部3からの出力信号を所望のフ
ィルタのみに送り、それ以外のフィルタには何も送らな
い(無信号を送る)。各フィルタからの出力は、混合器
424にて全て足し合わされて出力される。
【0025】図4(c)も、各分割帯域の周波数のみを
通過させるフィルタ群433を並列的に配置した例であ
るが、切換部を出力側のみにした場合である。D/A変
換部3からの出力信号は、フィルタ群433の全てのフ
ィルタに入力される。フィルタ制御部431は、フィル
タ群433中のどのフィルタを用いるかを帯域選択信号
をもとに決定し、切換部434を制御して、所望のフィ
ルタからの出力信号のみを選択して出力し、それ以外の
フィルタからの出力信号は出力しない。
【0026】図4(d)は、各分割帯域の周波数のみを
通過させるフィルタ443、445及び448を直列的
に配置した例を示す。フィルタ制御部441は、フィル
タ群中のどのフィルタを用いるかを帯域選択信号をもと
に決定し、切換部442、444、446、447及び
449を制御して、D/A変換部3からの出力信号を所
望のフィルタのみを通し、それ以外のフィルタはバイパ
スするようにする。
【0027】次に、上記のように構成されたDDSの作
用及び効果について説明する。この実施例のDDSによ
れば、周波数情報の示す周波数が含まれる分割帯域によ
って、ディジタルデータ発生部2及びD/A変換部3の
動作周波数と、フィルタ部4の特性を変えることによ
り、所望の周波数帯域幅に含まれる任意の周波数を発生
することができる。
【0028】分割帯域によって消費電力の大きいディジ
タルデータ発生部2及びD/A変換部3の動作周波数を
落とすことになるため、DDS全体としての消費電力を
削減する効果がある。また、可変クロック信号の生成方
法として基準クロックを分周する方式とし、基準クロッ
クの分周率の逆数の周波数情報を補正する構成にするた
め、回路制御及び回路構成が簡単になる。
【0029】本実施例では、回路規模及び本発明の効果
を考慮し、最適と考えられる帯域4分割を例に挙げ説明
したが、分割数は任意でよい。第2実施例次に、本発明
を具体化した第2実施例について、図5に従って説明す
る。尚、第2実施例において、前記第1実施例と同様の
部材については同一の符号を付して説明を省略する。従
って、以下には第1実施例と異なった点を中心に説明す
る。
【0030】第2実施例のDDSでは、ディジタルデー
タ発生部として、複数の波形情報を記憶したメモリ22
を用いない点について、前記第1実施例と異なってい
る。即ち、周波数→角速度変換部23で周波数情報から
抽出した角速度情報に、係数算出部24で帯域判定信号
から算出した可変クロック信号生成における基準クロッ
クの分周率の逆数を掛算器25で掛け合わせて補正す
る。補正角速度情報は、角速度→角度変換部26、更に
は角度→波高値変換部27を経て波高値データとなり、
可変クロック信号に同期して出力される。
【0031】従って、本実施例のDDSでは、あらかじ
め発生周波数の波形情報を持つ必要がないため、発生周
波数の帯域変更や、周波数変更等のシステムの仕様変更
に対して、回路規模を増大させることなく柔軟に対応で
きる。また、ディジタルデータ発生部の演算精度を上げ
るだけで、発生周波数の分解能を容易に上げることも可
能である。
【0032】尚、この発明は次のような別の実施例を具
体化することができる。 (1)第1実施例において、アドレス発生部21に入力
する信号として帯域選択信号の代わりに、分周比決定部
12から出力される分周比指定信号でもよい。 (2)第1実施例において、メモリ22は複数のメモリ
を組み合わせて用いる構成でも良い。
【0033】(3)第1実施例において、入力する周波
数情報として周波数を用いて説明したが、角速度情報を
入力としてもよいし、アドレス発生部への周波数情報入
力の前段に周波数→角速度変換部23を配置してもよ
い。 (4)第2実施例において、係数算出部24に入力する
信号として帯域選択信号の代わりに、分周比決定部12
から出力される分周比指定信号でもよい。
【0034】(5)第2実施例において、入力する周波
数情報として周波数を用いて説明したが、角速度情報を
入力としてもよい。その場合、周波数→角速度変換部2
3を省略した構成となる。 (6)第1及び第2実施例において、ディジタルデータ
発生部2の機能の一部あるいは全てをソフトウェアで実
現し、回路を簡単にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明によれ
ば、発生する周波数帯域を狭めることなくDDSの動作
周波数を一定期間下げることができ、消費電力を抑える
ことが出来るという優れた効果を奏する。第2の発明に
よれば、第1の発明の効果に加えて、波形情報を記憶す
る記憶手段を用いることで、回路構成を簡単にできると
いう優れた効果を奏する。
【0036】第3の発明によれば、第1の発明の効果に
加えて、発生周波数の帯域変更や、周波数変更等のシス
テムの仕様変更に対して、回路規模を増大させることな
く柔軟に対応できるという優れた効果を奏する。第4の
発明によれば、第1および第2の発明の効果に加えて、
通過周波数帯域の異なる複数のフィルタの中から、不要
の高調波成分を取り除くための最適なフィルタを簡単に
選択し使用できるという優れた効果を奏する。
【0037】第5の発明によれば、第1および第3の発
明の効果に加えて、通過周波数帯域の異なる複数のフィ
ルタの中から、不要な高調波成分を取り除くための最適
なフィルタを簡単に選択し使用できるという優れた効果
を奏する。第6の発明によれば、第1、第2および第4
の発明の効果に加えて、可変クロック信号の生成回路や
周波数情報の補正回路の構成が簡単になるという優れた
効果を奏する。
【0038】第7の発明によれば、第1、第3および第
5の発明の効果に加えて、可変クロック信号の生成回路
や周波数情報の補正回路の構成が簡単になるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例におけるDDS
の構成図である。
【図2】第1実施例におけるDDSにおいて、発生周波
数の帯域分割による処理を説明する周波数特性及びフィ
ルタ特性図である。
【図3】第1実施例におけるDDSにおいて、制御部1
及びディジタルデータ発生部2の詳細を示すブロック図
である。
【図4】第1実施例におけるDDSにおいて、フィルタ
部4の構成例を示すブロック図である。
【図5】第2実施例におけるDDSにおいて、制御部1
及びディジタルデータ発生部2の詳細を示すブロック図
である。
【図6】従来技術におけるDDSの構成図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 ディジタルデータ発生部 3 D/A変換部 4 フィルタ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数情報を入力して対応する可変周波
    数信号を出力するダイレクト・ディジタル・シンセサイ
    ザにおいて、 前記周波数情報が示す周波数帯域を複数の帯域に分割
    し、分割帯域毎に周波数の異なる可変クロック信号を生
    成し、該可変クロック信号に同期する前記可変周波数信
    号の波高値データを出力し、前記可変周波数信号を出力
    すべく、前記周波数情報を入力して分割帯域を識別し、
    帯域選択信号と可変クロック信号を発生する制御手段
    と、 前記周波数情報を入力し、前記帯域選択信号に基づき前
    記可変クロック信号に同期して前記可変周波数信号の波
    高値データを出力するディジタルデータ発生手段と、 前記波高値データを前記可変クロック信号に同期してア
    ナログ化するD/A変換手段と、 該D/A変換出力を入力し、該D/A変換出力中の高調
    波成分を除去して信号成分を抽出すべく、前記帯域選択
    信号に同期して前記D/A変換出力の通過帯域を切換え
    るフィルタ手段とを、 それぞれ配して成るダイレクト・ディジタル・シンセサ
    イザ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のダイレクト・ディジタ
    ル・シンセサイザにおいて、 前記ディジタルデータ発生手段として、波形情報を記憶
    する記憶手段と、 分割帯域に対応した波形情報を該記憶手段中の複数の波
    形情報から選択し、波高値として出力する手段とから成
    るダイレクト・ディジタル・シンセサイザ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイレクト・ディジタ
    ル・シンセサイザにおいて、 前記ディジタルデータ発生手段として、前記可変クロッ
    ク信号に同期して、前記周波数情報に含まれる角速度情
    報を角度情報に変換する第1の変換手段と、 該第1の変換手段からの出力値を、対応する周波数の波
    高値に変換する第2の変換手段と、 分割帯域に対応して前記第1の変換手段に設定する周波
    数情報を変更する手段とから成るダイレクト・ディジタ
    ル・シンセサイザ。
  4. 【請求項4】 請求項1及び2に記載のダイレクト・デ
    ィジタル・シンセサイザにおいて、 前記フィルタ手段として、通過周波数帯域の異なる複数
    のフィルタと、 前記帯域選択信号に基づいて、該複数のフィルタの中か
    ら特定のフィルタを選択し、前記D/A変換手段の出力
    信号を通すよう制御する手段とから成るダイレクト・デ
    ィジタル・シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 請求項1及び3に記載のダイレクト・デ
    ィジタル・シンセサイザにおいて、 前記フィルタ手段として、通過周波数帯域の異なる複数
    のフィルタと、 前記帯域選択信号に基づいて、該複数のフィルタの中か
    ら特定のフィルタを選択し、前記D/A変換手段の出力
    信号を通すよう制御する手段とから成るダイレクト・デ
    ィジタル・シンセサイザ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2及び4に記載のダイレクト
    ・ディジタル・シンセサイザにおいて、 前記制御手段として、帯域分割をN(N:正の整数)分
    割とし、前記制御手段にて発生させる可変クロック信号
    は基準クロックを分周することにより発生する手段を有
    することを特徴とするダイレクト・ディジタル・シンセ
    サイザ。
  7. 【請求項7】 請求項1、3及び5に記載のダイレクト
    ・ディジタル・シンセサイザにおいて、 前記制御手段として、帯域分割をN(N:正の整数)分
    割とし、前記制御手段にて発生させる可変クロック信号
    は基準クロックを分周することにより実現し、さらに識
    別した分割帯域に対応して前記第1の変換手段に設定す
    る周波数情報を、該基準クロックに対する前記可変クロ
    ック信号の分周率の逆数で乗じた値とする手段を有する
    ことを特徴とするタイレクト・ディジタル・シンセサイ
    ザ。
JP8023832A 1996-02-09 1996-02-09 ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ Pending JPH09219669A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525853A (ja) * 2003-12-11 2007-09-06 マーキュリー・コンピューター・システムズ・インコーポレイテッド 広帯域ダイレクト・ディジタル・シンセサイザ
JP2009100131A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Yokogawa Electric Corp 任意波形発生装置

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