JPH09218555A - トナー像読取装置 - Google Patents

トナー像読取装置

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JPH09218555A
JPH09218555A JP8024066A JP2406696A JPH09218555A JP H09218555 A JPH09218555 A JP H09218555A JP 8024066 A JP8024066 A JP 8024066A JP 2406696 A JP2406696 A JP 2406696A JP H09218555 A JPH09218555 A JP H09218555A
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JP
Japan
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toner image
toner
transfer belt
shutter
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP8024066A
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English (en)
Inventor
Atsutomo Yoshizawa
敦朋 吉澤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー像読取装置の受光部へトナーが付着す
るのを抑える。 【解決手段】 受光部とトナー像担持体の間に移動可能
な遮蔽部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に適用可能なトナー像読取装置に関す
るものであり、特に、一枚の記録材に複数色のトナー像
を形成するカラー画像形成装置の色ずれ検知用のパター
ン読み取りに最適なトナー像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の画像形成装置の一例であ
り、その要部構成を説明する斜視図である。
【0003】図2において、図示しないレーザ光源より
照射されたレーザビームが図中の矢印B方向に回転する
回転多面鏡103により双方向へ走査されてシアン
(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック
(BK)にそれぞれ対応するfθレンズ(図示しない)
を通過し、このfθレンズを通過した走査線102C,
102M,102Y,102BKによって図中矢印A′
方向に回転する感光体ドラム101C,101M,10
1Y,101BK上に画像が公知の電子写真プロセスに
より形成され、図中矢印X′方向へ搬送される記録材1
05に多重転写することで、多重画像を形成するもので
ある。なお、113は転写ベルト、114は転写ベルト
駆動ローラである。106C〜108C,106M〜1
08M,106Y〜108Y,106KB〜108BK
は反射ミラーである。
【0004】このように複数の画像形成ステーションを
有する装置においては、同一記録材105の同一面上に
順次異なる色の像を転写するので、各画像形成ステーシ
ョンにおける転写画像位置が理想の基準位置からずれる
と、出力画像に異なる色の画像間隔のずれや重なり、色
味の違い、さらに程度がひどくなると色ずれが現れ、画
像の品質を著しく劣化させていた。
【0005】そこで、記録材105又は転写ベルト11
3等のトナー像担持体上の装置手前側と奥側にレジスタ
ーマーク315,316を形成し、画像ズレ検知手段L
SF,LSRで読み取る。それから得られる信号によっ
て各種の画像ズレを算出してズレ補正のデータとし、ズ
レ補正を行う提案がある。
【0006】このズレ補正の具体的方法については特開
平7−128603で開示されているためここでは省略
する。
【0007】画像検知手段の詳細を図3で説明する。
【0008】装置には手前側と奥側にLSF,LSRの
2ケ配置されているが、同様なものなのでLSFで説明
する。
【0009】レジスターマーク315は照明ユニット3
01で照明される。照明ユニット301の発光源には近
赤外光を発光するLED302を副数個円周状に配置さ
せている。レジスターマーク315は一般に赤外光を反
射させ、転写ベルト113は赤外光を吸収するために、
赤外光を発光させるLEDが照明に適している。ハロゲ
ンランプ等も考えられるがハロゲンランプの配光分布は
ほとんどが可視領域にあるため赤外光を十分に得るには
かなり大型のものとなる。さらに発熱量も大きくなり検
知ユニット自身や、転写ベルトに熱的ダメージを与えて
しまうためLEDの方が好ましい。LEDは発熱量も微
量である。
【0010】照明ユニット301で照明されたレジスト
マーク315の反射光は照明ユニット301の中央の孔
303を通り、読み取りユニット304に入る。
【0011】レジストマーク315の反射光は、防塵ガ
ラス305を透過し、反射ミラー306で折り返し、レ
ンズ307によってCCD308上に結像して読み取ら
れる。読み取られた信号からDCコントローラによって
画像ズレを算出する。反射ミラー,レンズ,CCDは、
防塵ガラスとハウジング309によって防塵されてい
る。
【0012】また、図2の様に画像ズレ検知手段LS
F,LSRは最下流の画像形成手段よりも下流かつ転写
ベルト駆動ローラ114の回転中心よりも上流に配置さ
れている。この位置はレジスターマークが形成された直
後であるため検知までに最短時間で済む。また、最上流
の画像形成手段よりも上流(図2のドラム101Cの右
側)では検知までに時間がかかるのと、転写ベルトの清
掃手段(不図示)を通過しなくてはならないことなどか
ら配置不可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように画像ズレ
検知手段LSF,LSRは、照明にLEDを用い、最下
流の画像形成手段のさらに下流に配置されている。
【0014】しかしながら以下のような問題点がある。
【0015】1.LED照明は発光光量が少ないために
レジスターマーク、つまりは転写ベルトにかなり近づけ
なくてはならない。一例ではLED照明と転写ベルトを
5〜6mmにした例がある。
【0016】2.画像ズレ検知手段LSF,LSRを作
動させない場合、つまり、紙等の記録材に画像を形成す
る時には該検知手段の下には転写ベルト113で運ばれ
た記録材105が常に通過している。該記録材105上
には複数の画像形成手段によって形成された多量のトナ
ー像が何層にも静電的に付着している。その付着力は転
写ベルトとトナーが静電気的に逆の極性を有しているこ
とによる吸収力で生じている。しかしトナーの中には極
性が転写ベルトと同じものやその中間に位置する電気的
に不安定なトナーが存在し、その様なトナーが最上層に
存在することでトナーが空気中に浮遊し易くなってい
る。
【0017】3.転写ベルト113から記録材105を
分離する時には、記録材に対して転写ベルトと反対側か
ら不図示の帯電器によって転写ベルトと同極性の電荷を
加える。このことは前記した不安定なトナーをさらに空
気中に浮遊させ易くしている。
【0018】4.1〜3の理由によって電荷的に不安定
なトナーが、近接している画像ズレ検知手段の照明ユニ
ットや読み取りユニットと電荷的に引き合う状態になる
とそれらに付着する。照明ユニットのLEDに付着する
と照明光量が著しく低下する。また読み取りユニットの
防塵ガラスに付着するとレジスターマークの反射光量が
著しく低下する。
【0019】5.画像形成手段の中に現像手段(不図
示)がある。詳しくは公知の電子写真技術なので言及し
ない。装置手前から現像手段の攪拌室に補給されたトナ
ーは内部の現像剤とともに攪拌されながら装置奥側に進
みそこから現像ロールのある現像室側に供給され現像に
寄与するという工程をとる。このことから考えて新しく
供給されたトナーは装置奥側から現像ロール上に供給さ
れるため電荷の不安定なトナーの機内飛散も装置奥側が
比較的多くなる。つまり飛散トナーが、転写ベルトの移
動に伴う風にのって画像ズレ検知ユニットに付着する程
度も装置奥側が多くなり、上記で述べたトラブルの程度
も装置奥側のLSRの方が悪くなる。
【0020】6.この様にトナーが付着した状態におい
てはCCDによって読み取られる信号のS/N比が低下
し、正しい画像ズレ量を算出することが難しくなる。ま
た、それらの汚れを清掃するために装置を停止させなく
てはならず装置の生産性が著しく低下してしまう。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述のような課題を解決
する本発明は、トナー像担持体に対向する受光部を有
し、トナー像担持体上のトナー像を光学的に読み取るト
ナー像読取装置において、上記受光部とトナー像担持体
の間に、上記受光部を遮蔽する位置と開放する位置に移
動可能な遮蔽部材を設けたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はトナー像読取装置の斜視図
である。
【0023】検知ユニット(トナー像読取装置)100
の2つの読取部LSFとLSRはステー10に一体的に
取り付けてある。2つの開孔2F,2Rを有するシャッ
ター(遮蔽部材)1がLSF,LSRと転写ベルト(ト
ナー像担持体)113の間に配置されている。シャッタ
ー1は転写ベルト側から見てLSF,LSRと防塵ガラ
ス305を隠す幅を有していれば十分である。一方ステ
ー10に不図示の軸受でスクリュー4が装置の前後方向
に支持され、スクリュー4の一端に取り付いたギア5を
モータ6で駆動することでスクリュー4は回転する。ス
クリュー4は、移動体3の穴3−2を貫通しており、移
動体から突出しているピン303がスクリュー4の溝に
はまり込んでスクリュー4の回転運動を移動体3の平行
運動に変換する。移動体3には、スクリュー4をはさん
だ両側にステー10と微少な隙間を保った位置に1対の
回転止め3−4(1ケ不図示)があるために、スクリュ
ーの回転につられて回転することなしで装置前後方向に
移動する。移動体は、フラグ3−1が閉センサー7に検
知された状態と開センサー8に検知された状態の2つの
状態に制御される。シャッター1は移動体3に取り付い
ている。さらにフラグ3−1が閉センサー7に検知され
た状態ではシャッター1の孔2F,2Rのない部分が照
明ユニット301と読み取りユニット304の防塵ガラ
ス(受光部)305を転写ベルト側から見て隠す位置と
なる。かつ装置前側の孔2Fのみが画像形成領域Aに位
置し、孔2Rは領域Aよりも外側(奥側)に位置する。
この状態のシャッター位置を閉位置とする。フラグ3−
1が開センサー8で検知される位置までモータ6を回転
させることで(図中の矢印方向)シャッター1の2つの
孔2F,2Rが照明ユニット301と防塵ガラス305
の真下に同時に位置する。この状態のシャッター位置を
開位置とする。前記した色ズレ補正を行う時はシャッタ
ーを開状態にすることでレジストマークの読み取りが可
能である。ズレ補正を行わない時はシャッターを閉状態
にすることで照明ユニット301と防塵ガラス305を
転写ベルトから隠すことができる。隠した状態(閉位
置)ではトナー飛散の比較的多い装置奥側の画像形成領
域に対向する位置には孔が存在しない。
【0024】さらにシャッター1の転写ベルトに対向す
る面1aにPETシート等の絶縁体を貼り付けることで
転写ベルト113とシャッター1との間に形成される電
界を小さくしている。
【0025】またシャッター1を樹脂材料で形成しても
同様な効果となる。しかし、樹脂材料では成形性を考え
ると厚さが2〜3mm必要となる。照明ユニットと転写
ベルトの間隔は前述した様に少ないので、シャッター1
は厚みの薄い(例えば0.5mm程度)金属板金で作製
し表面に絶縁体であるPETシート等を貼り付ける方が
スペース的な余裕がとれて記録材のジャム等の心配は少
なくなる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 1.トナー像読取装置を使用しない時は遮蔽部材によっ
てトナーを遮断するために汚れによる読み取り不良の発
生を防止できる。特に比較的汚れの多い装置奥側につい
ても十分効果を上げることが可能である。 2.遮蔽部材を絶縁部材としたり、あるいはトナー像担
持体と対向する面に絶縁層を設ければ、遮蔽部材に付着
したトナーは電気的に付着しているために他を汚すこと
がないため、清掃の間隔は長く設定できる。たとえばド
ラムや現像剤の交換期間と同じに設定しても問題ないの
で遮蔽部材の清掃のために装置を停止する必要がなくな
り、生産性の低下を防止できる。 3.遮断部材の幅はトナー像読取装置と略同等の幅内で
移動可能のため、装置の大型化を招かずに上記の効果が
達成できる。また、板状のものとすればLEDを用いた
近接照明においてはスペース的に最も有効な方法であ
る。
【0027】以上の説明は4つの画像形成手段を有する
装置について説明したが4つに限るものではなく2つ,
3つで多重転写する装置にも適用可能である。
【0028】また、転写ベルトに転写されたレジストマ
ークについて説明したが記録材上に転写したレジストマ
ークを読取るものにも適用できる。
【0029】また、図4の様に1つのドラム501に複
数の露光502,現像手段503を有する装置にも適用
可能である。この場合はレジストマークを記録材上に転
写してから、Aの位置で検出しても良く、又、転写せず
にドラム上のB又はCの位置で検出しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の斜視図である。
【図2】従来のトナー像読取装置を用いたカラー画像形
成装置の斜視図である。
【図3】従来のトナー像読取装置の斜視図である。
【図4】本発明を適用可能な感光ドラムが1つのカラー
画像形成装置の概略図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像担持体に対向する受光部を有
    し、トナー像担持体上のトナー像を光学的に読み取るト
    ナー像読取装置において、 上記受光部とトナー像担持体の間に、上記受光部を遮蔽
    する位置と開放する位置に移動可能な遮蔽部材を設けた
    ことを特徴とするトナー像読取装置。
  2. 【請求項2】 上記遮蔽部材はトナー像担持体移動方向
    に対して垂直な方向に移動可能である請求項1に記載の
    トナー像読取装置。
  3. 【請求項3】 上記受光部は複数設けられており、上記
    遮蔽部材はこの複数の受光部に対応する複数の孔を有す
    る部材である請求項1に記載のトナー像読取装置。
  4. 【請求項4】 上記遮蔽部材の少なくともトナー像担持
    体対向面は絶縁層である請求項1に記載のトナー像読取
    装置。
JP8024066A 1996-02-09 1996-02-09 トナー像読取装置 Pending JPH09218555A (ja)

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JP8024066A JPH09218555A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 トナー像読取装置

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JP8024066A Pending JPH09218555A (ja) 1996-02-09 1996-02-09 トナー像読取装置

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JP (1) JPH09218555A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101595A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2011065191A (ja) * 2010-12-27 2011-03-31 Canon Inc 画像形成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004101595A (ja) * 2002-09-05 2004-04-02 Canon Inc 画像形成装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030401