JPH09218028A - 路面性状測定装置用わだち掘れ量算出方法 - Google Patents
路面性状測定装置用わだち掘れ量算出方法Info
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- JPH09218028A JPH09218028A JP2499296A JP2499296A JPH09218028A JP H09218028 A JPH09218028 A JP H09218028A JP 2499296 A JP2499296 A JP 2499296A JP 2499296 A JP2499296 A JP 2499296A JP H09218028 A JPH09218028 A JP H09218028A
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Abstract
できる路面性状測定装置用わだち掘れ算出方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 わだち掘れ量を算出する方法として、わ
だち掘れ用レーザセンサにより取得した装置と路面間の
距離データを用いて算出した路面の横断面の凹凸形状デ
ータ上に、装置左右の白線用カメラにより取得した路面
左右の白線位置データを組み合わせて白線位置を特定
し、更に路面のわだち掘れ量を算出する手順をとること
を特徴とする。
Description
のわだち掘れ量の算出を行う方法に関する。
に示す。この路面性状測定装置は、路面間距離を測定す
る装置2′を作業員12が手動で走行させて、路面の横
断面の凹凸形状データと幅員データを読み込むことによ
り、わだち掘れ量を算出していた。
四隅に車輪24′を取り付けると共に筺体21′内にわ
だち掘れ用レーザセンサ22′を搭載したものであり、
路面9上に上記車輪24′を介して載置されている。路
面9の両脇には白線10が引かれ、白線10上に予め測
定基準点としてマーキング11が設けられるている。ま
た、上記装置2′を測定基準点11へ導入するための目
印23′が上記筺体21′に設けられている。
るためには次の手順により行う。先ず、準備として、わ
だち掘れを測定する各断面の端に位置する白線10上に
作業員12がスプレー等でマーキング11を実施する。
このマーキング11は、路面の横断面の凹凸形状データ
と幅員データの共通の測定基準点となる。
を作業員12が手押しで横断方向へ向けつつ、測定基準
へ導入する。そして、測定中は、路面間距離を測定する
装置2′を測定断面のある路面9上に静止させ、装置を
起動させることにより測定基準点を基準とした路面の横
断面の凹凸データを取得する。
白線までの距離)を巻尺等で計測し、記録しておく。更
に、わだち掘れ量を算出は、図11に示すフローチャー
トに従い、次のように実施する。
区間として入力し(ステップT1)、次に、計測地点q
(始めは、q=1)におけるわだち掘れ用レーザセンサ
22′の路面間距離データ(路面の横断面の凹凸形状デ
ータ)をファイルから読み込み(ステップT2)、引き
続き、わだち掘れ用レーザセンサ22′の取付位置、角
度のデータをファイルから読み込み(ステップT3)、
更に、幅員を入力して(ステップT4)、わだち掘れ量
Dを算出していた(ステップT5)。
掘れ量を算出するために、幅員計測の基点を基準とした
路面の横断面の凹凸形状データと、幅員データを読み込
む必要がある。そのため、これらのデータを取得するの
に上記作業が必要であり、長時間を費やしていた。
だち掘れ量を算出する方法として、わだち掘れ用レーザ
センサにより取得した装置と路面間の距離データを用い
て算出した路面の横断面の凹凸形状データ上に、装置左
右の白線用カメラにより取得した路面左右の白線位置デ
ータを組み合わせて白線位置を特定し、更に路面のわだ
ち掘れ量を算出することを特徴とする。
イミングでわだち掘れ用レーザセンサによる路面間距離
データと左右の白線用カメラによる左右の白線位置デー
タを取得する路面性状測定装置を用い、計測対象の路面
データを取得し、そのデータを用いて白線位置を特定
し、路面のわだち掘れ量を算出することができる。
図1に示す。同図に示すように路面9の両脇にはそれぞ
れ白線10が引かれると共に路面9上には車両1が走行
している。
5,ROM6,CPU7及びRAM8が搭載され、その
前端付近には、路面間の距離を測定する装置(以下、わ
だち掘れ用レーザセンサという。)2が幅方向に取り付
けられると共にこの装置2の両端には白線用カメラ3が
それぞれ傾けて取り付けられている。
すように、きょう体21に17個のわだち掘れ用レーザ
センサ2201〜2217を一列に配置したものであ
る。各々のわだち掘れ用レーザセンサ2201〜221
7により取得された路面間の距離データは、図2に示す
ようにCPU7へ入力される。一方、白線用カメラ3
は、図3に示すように右側白線用カメラ3R,左側白線
用カメラ3Lとからなる。これらの白線用カメラ3R,
3Lにより取得された路面左右の白線位置データは画像
処理5を経てCPU7へ入力される。
201〜2217と路面間の距離データを用いて算出し
た路面の横断面の凹凸形状データ上に、装置左右の白線
用カメラ3R,3Lにより取得した路面左右の白線位置
データをRAM8上で組み合わせて図4〜図8に示すフ
ローチャートに従い、次のように白線位置を特定し、更
に、路面のわだち掘れ量を算出する。
する(ステップS1)。次に、計測地点q(始めは、q
=1)における17個のわだち掘れ用レーザセンサ(以
下、「レーザセンサ」という。)2201,2202,
2203,…,2217の路面間距離データl1,l2,
l3,…,l17をファイルから読み込む(ステップS
2)。
2,2203,…,2217のきょう体21への取付位
置、角度のデータ(xn,yn,θn、n=1,2,3,
…,17)をファイルから読み込む(ステップS3)。
(xpn,ypn)を次式により算出する(ステップS
4)。
1,2,3,…,16)を次式により算出する(ステッ
プS5)。
の視野の端から白線位置までの画素データnR,nLをフ
ァイルから読み込む(ステップS6)。
距離データl1〜l17と同じ計測タイミングで白線用カ
メラから取得した白線画像データを画像処理し、算出し
たものである。また、右側,左側それぞれの白線用カメ
ラの取付位置、角度のデータ(xCR,yCR,θCR),
(xCL,yCL,θCL)、視野角データAR,AL、画素数
データN R,NLをファイルから読み込む(ステップS
7)。
基準とした白線用カメラの位置と白線用カメラから見た
白線の方向により求まる直線式を次式,により算出
する(ステップS8)。
データとステップS8で求めた直線式のデータを用いて
その交点を算出することにより、きょう体を基準とした
白線の位置を下記(i),(ii)により算出する。
o.iレーザセンサ測定ポイントPiとNo.i+1レーザセ
ンサ測定ポイントPi+1の間にあることを想定し、Piと
Pi+1を通る直線と、右側白線用カメラ3Rの位置と右
側カメラ3Rから見た右側白線10Rの方向により求ま
る直線との交点すなわち、n=iのときの式と式の
交点WRi(xWRi,yWRi)を算出する(ステップS
9)。算出した結果、xi≦xWRi≦xi+1が成立すると
き、すなわち、交点がPiとPi+1の間にあるとき、WRi
(xWRi,yWRi)を右側白線位置WR(xWR,yWR)と
する(ステップS10)。一方、xi≦xWRi≦xi+1が
成立しないとき、すなわち交点がPiとPi+1の間にない
とき、Piは右側白線の外側(右側)にあるので、Piを
測定ポイントから除外し、i=i+1として、再度交点
を算出する(ステップS11)。
No.jレーザセンサ測定ポイントPjとNo.j+1レーザ
センサ測定ポイントPj+1の間にあることを想定し、Pi
とPi+1を通る直線と、左側カメラ3Lの位置と左側白
線用カメラ3Lから見た左側白線10Lの方向により求
まる直線との交点すなわちn=jのときの式と式の
交点WLj(xWLj,yWLj)を算出する(ステップS1
2)。算出した結果、xj≦xWLj≦xj+1が成立すると
き、すなわち交点がPi とPi+1の間にあるとき、WLj
(xWLj,yWLj)を左側白線位置WL(xWL,yWL)と
する(ステップS13)。一方、xj≦xWLj≦xj+1が
成立しないとき、すなわち交点がPiとPi+1の間にない
とき、Pj+1は左側白線の外側(左側)にあるので、Pj
+1を測定ポイントから除外し、j=j−1として、再度
交点を算出する(ステップS14)。
座標軸を(xWR,yWR)だけ平行移動させ、移動後の各
測定ポイントWR,Pi+1,Pi+2,…,Pj,WLの座標
を算出する(ステップS15)。原点とWLを通る直線
とx軸のなす角αを算出する(ステップS16)。
させるために、座標軸を原点中心にα回転させ、移動後
の各測定ポイントWR,Pi+1,Pi+2,…,Pj,WLの
座標を算出する(ステップS17)。
i+2,…,Pj,WL(i=1,j=16の場合を示
す。)の座標位置を示す図を図7,図8に示す。図7
は、車線中央の凸部が両端の凸部より低い場合のわだち
掘れ量算出に関する説明図である。図8は、車線中央の
凸部が両端の凸部より高い場合のわだち掘れ量算出に関
する説明図である。
か、高いかを下記(1)〜(4)により調整する。 (1)先ず、右端の凸部として測定ポイントWR,
Pi+1,Pi+2,…,Pkのうち最も高いもの、すなわち
y座標の値が最大のもの(例えばk=5)をPRとする
(ステップS18)。
トPm,Pm+1,…,Pj,WLのうち、最も高いもの、す
なわちy座標の値が最大のもの(例えばm=13)をP
Lとする(ステップS19)。
ポイントPs,Ps+1,…,Ptのうち最も高いもの、す
なわちy座標の値が最大のもの(例えばs=6,t=1
2)をPCとする(ステップS20)。
に対してyの負方向の領域にあるとき、車線中央の凸部
が両端の凸部より低いとして、フローチャートのYES
の方へ、yの負方向の領域にないとき、車線中央の凸部
が両端の凸部より低いとして、NOの方へ進む(ステッ
プS21)。
むとき下記(I)により、NOの方へ進むとき下記(I
I)により、わだち掘れ量を算出する。 (I)図7に示すように、PRとPLの間にあるそれぞれ
の点と、PRとPLを通る直線との距離をそれぞれ算出
し、その最大値をわだち掘れ量Dとする(ステップS2
2)。
あるそれぞれの点と、PRとPCを通る直線との距離をそ
れぞれ算出し、その最大値をDRとする(ステップS2
3)。PCとPLの間にあるそれぞれの点とPRとPCを通
る直線との距離をそれぞれ算出し、その最大値をDLと
する(ステップS24)。DRとDLの値を比較し、大き
い方をわだち掘れ量Dとする(ステップS25,S2
6)。
掘れ量算出が終了する。すなわち、qが取得した路面の
計測地点数Qに一致するまで、ステップS1〜ステップ
S26までの処理を行う。このように説明したように本
実施例では車両1を一回走行させるだけ全てのデータが
取得出来るので、計測に要する時間が短縮できる。
たように、本発明はわだち掘れ用レーザセンサによる路
面間距離データと左右の白線用カメラによる左右の白線
位置データから、わだち掘れ量を算出することが出来
る。また、上記の路面間距離データと左右の白線位置デ
ータは、車両を一回走行させるだけで取得出来るので、
計測に要する時間が短縮できる。
関する図である。
に関する図である。
置算出の一例に関する説明図である。
出方法のフローチャートである。
出方法のフローチャートである。
出方法のフローチャートである。
出方法のフローチャートである。
方法のフローチャートである。
中央の凸部が両端の凸部より低い場合のわだち掘れ量算
出の一例に関する説明図である。
線中央の凸部が両端の凸部より高い場合のわだち掘れ量
算出の一例に関する説明図である。
のフローチャートである。
に関する図である。
ザセンサ 23′ 路面間距離を測定する装置を測定基準点へ導入
するための目印 24′ 車輪
Claims (2)
- 【請求項1】 舗装路面の凹凸やひび割れの状況を測定
する路面性状測定装置を用い、路面の横断面の凹凸の程
度を表すわだち掘れ量を算出する方法において、わだち
掘れ用レーザセンサにより取得した装置と路面間の距離
データを用いて算出した路面の横断面の凹凸形状データ
上に、装置左右の白線用カメラにより取得した路面左右
の白線位置データを組み合わせて、白線位置を特定する
ことを特徴とするわだち掘れ量算出方法。 - 【請求項2】 舗装路面の凹凸やひび割れの状況を測定
する路面性状測定装置を用い、路面の横断面の凹凸の程
度を表すわだち掘れ量を算出する方法において、わだち
掘れ用レーザセンサにより取得した装置と路面間の距離
データを用いて算出した路面の横断面の凹凸形状データ
上に、装置左右の白線用カメラにより取得した路面左右
の白線位置データを組み合わせて白線位置を特定し、更
に、路面のわだち掘れ量を算出することを特徴とするわ
だち掘れ量算出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024992A JP3004585B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 路面性状測定装置用わだち掘れ量算出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8024992A JP3004585B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 路面性状測定装置用わだち掘れ量算出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09218028A true JPH09218028A (ja) | 1997-08-19 |
JP3004585B2 JP3004585B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=12153485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8024992A Expired - Lifetime JP3004585B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | 路面性状測定装置用わだち掘れ量算出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004585B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103758017A (zh) * | 2014-01-15 | 2014-04-30 | 南京理工技术转移中心有限公司 | 路面高程三维网格数值检测方法与检测系统 |
CN104005325A (zh) * | 2014-06-17 | 2014-08-27 | 武汉武大卓越科技有限责任公司 | 基于深度和灰度图像的路面裂缝检测装置和方法 |
CN104949986A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-09-30 | 湖南桥康智能科技有限公司 | 视觉智能采集系统 |
CN105696447A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-22 | 长安大学 | 一种沥青路面车辙钻芯取样位置确定方法 |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP8024992A patent/JP3004585B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103758017A (zh) * | 2014-01-15 | 2014-04-30 | 南京理工技术转移中心有限公司 | 路面高程三维网格数值检测方法与检测系统 |
CN103758017B (zh) * | 2014-01-15 | 2016-07-06 | 南京理工技术转移中心有限公司 | 路面高程三维网格数值检测方法与检测系统 |
CN104005325A (zh) * | 2014-06-17 | 2014-08-27 | 武汉武大卓越科技有限责任公司 | 基于深度和灰度图像的路面裂缝检测装置和方法 |
CN104949986A (zh) * | 2015-05-11 | 2015-09-30 | 湖南桥康智能科技有限公司 | 视觉智能采集系统 |
CN105696447A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-22 | 长安大学 | 一种沥青路面车辙钻芯取样位置确定方法 |
CN105696447B (zh) * | 2016-04-21 | 2018-04-03 | 长安大学 | 一种沥青路面车辙钻芯取样位置确定方法 |
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