JPH0921724A - ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法 - Google Patents

ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法

Info

Publication number
JPH0921724A
JPH0921724A JP19264695A JP19264695A JPH0921724A JP H0921724 A JPH0921724 A JP H0921724A JP 19264695 A JP19264695 A JP 19264695A JP 19264695 A JP19264695 A JP 19264695A JP H0921724 A JPH0921724 A JP H0921724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
signal
color filter
monitor
viewfinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19264695A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Hasegawa
潤 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP19264695A priority Critical patent/JPH0921724A/ja
Publication of JPH0921724A publication Critical patent/JPH0921724A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 モニターを介した目視観察にてビューファイ
ンダー用カラーフイルターの全ての種類の欠陥検出がで
きる欠陥検出方法を提供する。 【解決手段】 (A)ビューファインダー用カラーフイ
ルター110を複数回撮像し、複数回分数分の画像信号
を加算、平均処理し、第一の加算平均処理画像信号を得
る工程、(B)撮影する位置をわずかにずらして、ビュ
ーファインダー用カラーフイルター110を複数回撮像
し、複数回分数分の画像信号を加算、平均処理し、第二
の加算平均処理画像信号を得る工程、(C)前記第一の
加算平均処理画像信号と第二の加算平均処理画像信号と
の差信号を得る工程、(D)得られた差信号に対し、近
傍平均値の減算あるいは微分処理を施し、所定のスライ
スレベルで2値化してモニター画像用データを得る工
程、(E)前記モニター画像用データをモニターにて映
像化し、欠陥を目視にて検出する工程、とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ビューファインダー用
カラーフイルターの外観欠陥を目視検査する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビューファインダー用カラーフイ
ルターの外観検査方法としては、投光器による人間の目
視方法、及び、目視での検査が難しい微細な欠陥に対し
ては、顕微鏡による方法が採られていた。しかし、近
年、ビューファインダー用ーカラーフイルターについて
は、益々、高品質化、微細化、およびその量産化が求め
られるようになってきた。高品質化、微細化に伴い、欠
陥についても、益々、微細な欠陥を検出することが要求
されるようになってきており、従来の投光器や顕微鏡を
用いた肉眼での検査については、人による差や再現性に
問題がある為、より簡単に、正確に欠陥検出ができ、且
つ、量産化にも対応できる欠陥検査方法が求められてき
た。そして、ビューファインダー用カラーフイルターに
おいては、製品の表裏のほぼ全面が検査対象領域である
為、全種類の欠陥を対象にして検査することは難しく、
表裏の欠陥全てを一つの検査装置にて、できるだけコン
パクトにした状態で欠陥検出することが望まれており、
その対応が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況のも
と、ビューファインダー用カラーフイルターの高品質
化、微細化、量産化に対応でき、ビューファインダー用
カラーフイルターの表裏の全ての種類の欠陥検出を、簡
単に、正確に欠陥が検出できる欠陥検出方法が求められ
ていた。本発明は、ビューファインダー用カラーフイル
ターの全ての種類の欠陥検出をモニターを介した目視観
察にて、簡単に、且つ、正確に欠陥検出ができる欠陥検
出方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のビューファイン
ダー用カラーフイルターの欠陥検査方法は、透過照明手
段およびまたは反射照明手段を用いて、XY駆動制御さ
れたXYステージ上の透明な保持板上のビューファイン
ダー用カラーフイルターをCCD素子等の画素分割素子
からなる撮像手段により撮像し、撮像により得られた信
号を処理した処理信号をモニターにて映像化し、該モニ
ターの画像を目視することにより欠陥を検出する目視欠
陥検査方法であって、順次、(A)試料であるビューフ
ァインダー用カラーフイルターを複数回撮像し、複数回
分数分の画像信号を加算、平均処理し、第一の加算平均
処理画像信号を得る工程、(B)撮影する位置をわずか
にずらして、試料であるビューファインダー用カラーフ
イルターを複数回撮像し、複数回分数分の画像信号を加
算、平均処理し、第二の加算平均処理画像信号を得る工
程、(C)前記第一の加算平均処理画像信号と第二の加
算平均処理画像信号との差信号を得る工程、(D)得ら
れた差信号に対し、近傍平均値の減算あるいは微分処理
を施し、所定のスライスレベルで2値化してモニター画
像用データを得る工程、(E)前記モニター画像用デー
タをモニターにて映像化し、欠陥を目視にて検出する工
程、とを有することを特徴とするものである。また、本
発明のビューファインダー用カラーフイルターの欠陥検
査方法は、透過照明手段およびまたは反射照明手段を用
いて、XY駆動制御されたXYステージ上の透明な保持
板上のビューファインダー用カラーフイルターをCCD
素子等の画素分割素子からなる撮像手段により撮像し、
撮像により得られた信号を処理した処理信号をモニター
にて映像化し、該モニターの画像を目視することにより
欠陥を検出する目視欠陥検査方法であって、順次、
(a)試料であるビューファインダー用カラーフイルタ
ーを撮像し、画像信号を得る工程、(b)得られた画像
信号に対し、所定輝度領域の輝度信号のみ、階調差をエ
ンハンストするエンハンスト処理を施すことにより、モ
ニター画像用データを得る工程、(c)前記モニター画
像用データをモニターにて映像化し、欠陥を目視にて検
出する工程、とを有することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明のビューファインダー用カラーフイルタ
ーの欠陥検査装置は、このような構成にすることによ
り、目視に、簡単に、正確に、全ての種類の外観欠陥の
検出ができ、且つ、量産にも対応できるものである。詳
しくは、順次、(A)試料であるビューファインダー用
カラーフイルターを複数回撮像し、複数回分数分の画像
信号を加算、平均処理し、第一の加算平均処理画像信号
を得る工程、(B)撮影する位置をわずかにずらして、
試料であるビューファインダー用カラーフイルターを複
数回撮像し、複数回分数分の画像信号を加算、平均処理
し、第二の加算平均処理画像信号を得る工程、(C)前
記第一の加算平均処理画像信号と第二の加算平均処理画
像信号との差信号を得る工程、(D)得られた差信号に
対し、近傍平均値の減算あるいは微分処理を施し、所定
のスライスレベルで2値化してモニター画像用データを
得る工程、(E)前記モニター画像用データをモニター
にて映像化し、欠陥を目視にて検出する工程、とを有す
ることにより、撮像装置からのビデオ信号から、バター
ンの照明ムラ、撮像面の感度ムラ等によるゆるやかな信
号変化(シェーディング)とビデオ信号回路で発生する
ランダムノイズ、および光学系に付着したゴミなどによ
る信号の局部的変化の影響を無くし、試料であるビュー
ファインダー用カラーフイルターの欠陥のみをモニター
にて映像化して検出できるものとしている。そして、順
次、(a)試料であるビューファインダー用カラーフイ
ルターを撮像し、画像信号を得る工程、(b)得られた
画像信号に対し、所定輝度領域の輝度信号のみ、階調差
をエンハンストするエンハンスト処理を施すことによ
り、モニター画像用データを得る工程、(c)前記モニ
ター画像用データをモニターにて映像化し、欠陥を目視
にて検出する工程、とを有することにより、撮像信号の
輝度の変化を強調した、階調差をエンハンストしたデー
タにてモニターにて映像化することにより、欠陥検出が
し易いものとしている。
【0006】
【実施例】本発明のビューファインダー用カラーフイル
ター欠陥検査方法を実施例に基づいて説明する。先ず、
本発明のビューファインダー用カラーフイルター欠陥検
査方法の実施例1を説明する。図1は実施例1のビュー
ファインダー用カラーフイルター欠陥検査方法を実施す
るための装置概略図であり、図2は、実施例1の処理に
対応した信号を表した図である。図1中、100は欠陥
検査装置、101、102は撮像カメラ、103、10
4はレンズ、105、106、107は光源、108、
109はハーフミラー、110はビューファインダー用
カラーフイルター、130は保持板、140はX、Yス
テージ、150は画像処理装置、160はモニターであ
る。本実施例のビューファインダー用カラーフイルター
欠陥検査方法は、撮像カメラ101、102で撮像され
たビューファインダー用カラーフイルター110の画像
は、画像処理装置150にて画像処理を行い、画像処理
により得られた信号をモニター160にて映像化し、こ
れを目視にて観察することにより欠陥を検出するもので
ある。ビューファインダー用カラーフイルターの着色画
素部の断面は、一般には図5(ロ)に示すになってお
り、図1に示す欠陥検査装置では、ビューファインダー
用カラーフイルター110を着色面側を上にして、透明
な保持板等の上に載せた状態で、カラーフイルターの表
裏を照明して撮像するもので、ビューファインダー用カ
ラーフイルター110は、通常、保持板130とともに
XY駆動制御可能なXYステージ140上にて位置制御
される。尚、図5(イ)は、ビューファインダー用カラ
ーフイルター110の平面を示す。撮像手段としては、
CCD素子等の画素分割素子を用いた撮像カメラで、特
に、電子シャッターを有し、露光時間の調整ができるも
のが好ましい。照明手段の光源としては、キセノン光源
等が挙げられるが、特にこれに限定はされない。
【0007】図1に示す装置において、試料であるビュ
ーファインダー用カラーフイルター110の撮像は、以
下のようにして行う。ビューファインダー用カラーフイ
ルター110は、着色面を上にして保持板130の上に
載っており、保持板130はXYステージ140の上に
載っている。撮像カメラ101、102はCCD素子エ
リアセンサを有している。レンズ103は試料であるビ
ューファインダー用カラーフイルター110の着色面の
像が撮像カメラ101の受像面上に結像するように調整
されており、レンズ104は試料の非着色面の像が撮像
カメラ102の受像面上に結像するように調整されてい
る。光源105はハーフミラー108、レンズ103を
介して試料であるビューファインダー用カラーフイルタ
ー110の着色面を正反射照明する。光源106はハー
フミラー109、レンズ104を介して試料であるビュ
ーファインダー用カラーフイルター110を透過明視野
照明する。光源107はリング型ファイバー光源を使用
しており、試料であるビューファインダー用カラーフイ
ルター110を透過視野照明および非着色面側を反射視
野照明する。
【0008】ビューファインダー用カラーフイルター1
10を透過明視野照明して撮像する場合、図1中、光源
106を点灯してハーフミラー109で反射させ、レン
ズ104で集光、試料であるビューファインダー用カラ
ーフイルター110を透過照明し、透過光をレンズ10
3で集光して撮像カメラ101の受光面上に結像させて
撮像する。ビューファインダー用カラーフイルター11
0を透過暗視野照明して撮像する場合、光源107を点
灯して試料であるビューファインダー用カラーフイルタ
ー110を透過暗視野照明し、試料であるビューファイ
ンダー用カラーフイルター110に微小白欠陥がある場
合には回折光をレンズ103で集光して撮像カメラ10
1の受光面上に結像させて撮像する。ビューファインダ
ー用カラーフイルター110の着色面の正反射照明によ
る撮像は、光源105を点灯してハーフミラー108で
反射、レンズ103で集光してビューファインダー用カ
ラーフイルター110の着色面を正反射照明し、反射光
をレンズ103により撮像カメラ101の受光面上に結
像させて撮像する。ビューファインダー用カラーフイル
ター110の下側非着色面の反射暗視野照明による撮像
は、光源107を点灯して試料であるビューファインダ
ー用カラーフイルター110非着色面を反射暗視野照明
し、試料表面の凹凸による散乱光をレンズ104により
撮像カメラ102の受光面上に結像させて撮像する。な
お、試料であるビューファインダー用カラーフイルター
110の表裏の透過率や反射率が異なる領域毎に適切な
映像信号レベルで撮像する。
【0009】本実施例のビューファインダー用カラーフ
イルターの欠陥検査方法においては、上記のような各種
撮像により、着色面側の白欠陥、黒欠陥の検出、および
ガラス面側の汚れ、キズ等の欠陥検出ができる。即ち、
撮像手段から得られる画像信号により、ビューファイン
ダー用カラーフイルターの全種類の外観欠陥の検出がで
きる。尚、ここでは、白欠陥とは、着色パターン部のピ
ンホールや絵柄欠けを言い、黒欠陥とは、着色パターン
部の所定の絵柄以外の余分な着色部分または遮光部分を
言っており、汚れやガラス部のキズも黒欠陥として検出
される。図5(ロ)に示すような突起欠陥とITOピン
ホール欠陥も、着色面側の正反射照明で検出できる。但
し、必要な場合は反射暗視野照明を併用する。また、こ
こでは、暗視野照明は照明光の光軸が撮像手段の受光部
の光軸と一致しないもの、明視野照明は照明光の光軸が
撮像手段の受光部の光軸と一致したものとしている。ま
た、透過暗視野照明、反射暗視野照明を用い撮像し、撮
像により得られた画像信号を処理することにより、明視
野照明単独使用による撮像の場合に比べ、欠陥検出の感
度を上げている。
【0010】本実施例のビューファインダー用カラーフ
イルターの検査方法は、このようにして、撮像された、
各撮像毎にえられた画像信号に対し、画像処理装置15
0にて画像信号処理を施して、得られたモニター用デー
タにより、モニター上に映像化して、これを目視にて観
察することにより欠陥検出を行う。簡単の為、試料であ
るビューファインダー用カラーフイルター110を透過
明視野照明して撮像し、画像信号処理を施した画像信号
(モニター用データ)に基づいて、モニター上に映像化
して目視検査する場合について、画像信号処理を図2を
用いて説明する。先ず、撮像カメラ101により複数回
撮像し、画像信号を得て、得られた複数回数分の画像信
号を加算、平均処理する 欠陥部を含む箇所については、信号(a)のような光透
過率分布を得るが、撮像装置からのビデオ信号は、信号
(b)のように、パターンのムラ、撮像面の感度ムラ等
によるゆるやかな信号変化(シェーディング)とビデオ
信号回路で発生するランダムノイズ、および光学系に付
着したゴミなどによる信号の局部的変化とが含まれた信
号となってしまう。同一箇所において、複数回、撮像手
段によって撮像し、画像信号をえて、得られた複数回数
分の画像信号を加算、平均処理するのは、ランダムノイ
ズの影響を少なくするためで、加算回数をNとした場
合、加算平均しない場合に比べランダムノイズは1/N
1/2 となる ここで、A1、B1、A2、B2は欠陥部を示すもの
で、Cは光学系に付着したゴミ等による信号の局部的変
化を示す。次いで、撮像する位置をわずかにずらして、
同様に、加算、平均処理することにより、信号(c)を
わずかに変位させた信号(d)を得る。そして、信号
(c)と信号(d)との差をとることにより差信号
(e)を得る。信号(e)は、シェーディングや撮像す
る位置の移動により変化しない信号分が除去されたもの
で、光の透過率変化による信号分と低減されたランダム
ノイズ成分だけが残る。次いで、この信号(e)につい
て近傍平均値の減算処理または微分処理を施すと、信号
(f)が得られる。信号(f)は、欠陥部相当のみが局
部的に変化しており、強調されているため、これをモニ
ター画像用データとして用い、モニター上に映像化する
ことにより欠陥部のみが強調されて表示されるため、目
視にて欠陥検出が可能となる。
【0011】上記画像処理における微分処理は、例え
ば、得られた画像データに対し、フイルタを用いて積和
算することにより行われる。尚、ここでは、画素データ
群P(xij)にフイルタテーブルW(Akl)を用い、P
(xij)とW(Akl)との積和演算を行うものをフイル
タと言う。例えば、特定画素列のX方向に限定した場合
には、図4(a)に示すようにフイルタテーブルを設定
することで一次微分処理が行え、図4(b)にフイルタ
テーブルを設定することにより二次微分処理が行える。
二次微分の場合、着目画素データをXn とすると、画素
データとフイルタテーブルとの積和演算は、Xn =(−
1)×Xn-2 +(−1)×Xn-1 +(+2)×Xn
(+2)×Xn+1 +(−1)×Xn+2 +(−1)×X
n+3 となる。
【0012】次に、本発明のビューファインダー用カラ
ーフイルター欠陥検査方法の実施例2を説明する。本実
施例の場合も、図1に示す装置により、撮像された、各
撮像毎にえられた画像信号に対し、画像信号処理を施し
て、得られたモニター用データにより、モニター上に映
像化して、これを目視にて観察することにより欠陥検出
を行う。本実施例のビューファインダー用カラーフイル
ター欠陥検査方法においては、撮像により得られた画像
信号に対し、所定輝度領域の輝度信号のみ、階調差をエ
ンハンストするエンハンスト処理を施すことにより、モ
ニター画像用データを得て、このモニター用画像データ
を用い、モニターにて映像化し、欠陥を目視にて検出す
るもので、実施例1とは、撮像により得られた画像信号
の処理が異なる。以下、本実施例における、撮像により
得られた画像信号の階調差をエンハンストするエッハン
スト処理の1例を、図3を用いて簡単に説明する。簡単
のため、図1において、試料であるビューファインダー
用カラーフイルター110を光源105で反射明視野照
明にして撮像カメラ101撮像した画像信号が画像処理
装置150にてエンハンスト処理し、得られたモニター
画像用データがモニターを表示する場合について説明す
る。先ず、撮影した画像信号(データ)を用い、そのま
まモニター上に映像化して表示する場合、図3(a)の
ように、撮影画像の画像信号レベルと表示画像の輝度レ
ベルとが1対1に対応した比例関係になるようにする。
ここで、横軸は撮影画像の画像信号レベル、縦軸は表示
画像の輝度レベルである。このような関係にある撮影画
像の画像信号レベルに対し、画像処理装置において、図
3(b)に示すような関係が成り立つ画像信号処理を施
すことにより、図3(c)に示すような、撮影画像の画
像信号レベルと表示画像の輝度レベルの関係を持たせる
ことができる。これより、図3(a)においては、撮影
画像の画像信号レベル変化b1−b2が表示画像の輝度
レベル変化a1−a2に対応していたのが、撮影画像の
画像信号レベル変化b1−b2が表示画像の輝度レベル
の変化c1−c2(c2=0)に対応するようになり、
図3(b)においてkを適当な値にとることにより、結
果的に(c1−c2)/(a1−a2)>1だけ表示画
像の輝度レベルの階調差が拡大されて表示されることが
できる。即ち、モニター上に映像化され、表示される輝
度レベル変化を強調した映像を目視でみることができ、
欠陥検出がし易いものとしている。
【0013】
【発明の効果】上記のような構成にすることにより、本
発明のビューファインダー用カラーフイルターの欠陥検
査方法は、モニターを目視にて観察することにより、ビ
ューファインダー用カラーフイルターの全欠陥を、簡単
に、正確に検出することを可能としている。これによ
り、ビューファインダー用カラーフイルターの量産化に
も対応できるものとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビューファインダー用カラーフイルターの欠陥
検査装置の概略図
【図2】実施例1の欠陥検出方法を説明するための図
【図3】実施例2の欠陥検出方法を説明するための図
【図4】フイルター図
【図5】ビューファインダー用カラーフイルターの概略
【符号の説明】
100 欠陥検査装置 101、102 撮像カメラ 103、104 レンズ 105、106、107 光源 110 ビューファインダー用カラ
ーフイルター 108、109 ハーフミラー 130 保持板 140 X、Yステージ 141 X、Yステージ制御装置 150 画像処理装置 160 モニター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過照明手段およびまたは反射照明手段
    を用いて、XY駆動制御されたXYステージ上の透明な
    保持板上のビューファインダー用カラーフイルターをC
    CD素子等の画素分割素子からなる撮像手段により撮像
    し、撮像により得られた信号を処理した処理信号をモニ
    ターにて映像化し、該モニターの画像を目視することに
    より欠陥を検出する目視欠陥検査方法であって、順次、
    (A)試料であるビューファインダー用カラーフイルタ
    ーを複数回撮像し、複数回分数分の画像信号を加算、平
    均処理し、第一の加算平均処理画像信号を得る工程、
    (B)撮影する位置をわずかにずらして、試料であるビ
    ューファインダー用カラーフイルターを複数回撮像し、
    複数回分数分の画像信号を加算、平均処理し、第二の加
    算平均処理画像信号を得る工程、(C)前記第一の加算
    平均処理画像信号と第二の加算平均処理画像信号との差
    信号を得る工程、(D)得られた差信号に対し、近傍平
    均値の減算あるいは微分処理を施し、所定のスライスレ
    ベルで2値化してモニター画像用データを得る工程、
    (E)前記モニター画像用データをモニターにて映像化
    し、欠陥を目視にて検出する工程、とを有することを特
    徴とするビューファインダー用カラーフイルターの検査
    方法。
  2. 【請求項2】 透過照明手段およびまたは反射照明手段
    を用いて、XY駆動制御されたXYステージ上の透明な
    保持板上のビューファインダー用カラーフイルターをC
    CD素子等の画素分割素子からなる撮像手段により撮像
    し、撮像により得られた信号を処理した処理信号をモニ
    ターにて映像化し、該モニターの画像を目視することに
    より欠陥を検出する目視欠陥検査方法であって、順次、
    (a)試料であるビューファインダー用カラーフイルタ
    ーを撮像し、画像信号を得る工程、(b)得られた画像
    信号に対し、所定輝度領域の輝度信号のみ、階調差をエ
    ンハンストするエンハンスト処理を施すことにより、モ
    ニター画像用データを得る工程、(c)前記モニター画
    像用データをモニターにて映像化し、欠陥を目視にて検
    出する工程、とを有することを特徴とするビューファイ
    ンダー用カラーフイルターの検査方法。
JP19264695A 1995-07-06 1995-07-06 ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法 Withdrawn JPH0921724A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19264695A JPH0921724A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19264695A JPH0921724A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0921724A true JPH0921724A (ja) 1997-01-21

Family

ID=16294718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19264695A Withdrawn JPH0921724A (ja) 1995-07-06 1995-07-06 ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0921724A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014057A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Nidek Co Ltd 欠陥検査装置
JP2008241718A (ja) * 2001-06-22 2008-10-09 Orbotech Ltd メモリ集積化を用いる高感度光走査
CN107402119A (zh) * 2017-08-28 2017-11-28 苏州华兴源创电子科技有限公司 用于检测oled屏的滤光装置、oled屏的检测装置及方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002014057A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Nidek Co Ltd 欠陥検査装置
JP2008241718A (ja) * 2001-06-22 2008-10-09 Orbotech Ltd メモリ集積化を用いる高感度光走査
JP2008275611A (ja) * 2001-06-22 2008-11-13 Orbotech Ltd メモリ集積化を用いる高感度光走査
US7897902B2 (en) 2001-06-22 2011-03-01 Orbotech Ltd. Imaging device and method for high-sensitivity optical scanning and integrated circuit therefor
US8119969B2 (en) 2001-06-22 2012-02-21 Orbotech Ltd Imaging device and method for high-sensitivity optical scanning and integrated circuit therefor
US8536506B2 (en) 2001-06-22 2013-09-17 Orbotech Ltd. Imaging device and method for high-sensitivity optical scanning and integrated circuit therefor
US9232114B2 (en) 2001-06-22 2016-01-05 Orbotech Ltd. Imaging device and method for high-sensitivity optical scanning and integrated circuit therefor
CN107402119A (zh) * 2017-08-28 2017-11-28 苏州华兴源创电子科技有限公司 用于检测oled屏的滤光装置、oled屏的检测装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5640237A (en) Method and apparatus for detecting non-uniformities in reflective surafaces
JPWO2007132925A1 (ja) 表面検査装置
KR20100053687A (ko) 촬영 화상에 기초한 검사 방법 및 검사 장치
JPH0713598B2 (ja) 周期性パタ−ンの欠陥検査方法
JP2718510B2 (ja) 着色周期性パターンの検査方法
JP2001209798A (ja) 外観検査方法及び検査装置
JP3314253B2 (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの検査装置
JPH08226901A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの検査装置
JPH0921724A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの検査方法
JP2792517B2 (ja) 試料の検査方法
JP3390931B2 (ja) 着色パターンの欠陥検査方法
JP3243703B2 (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの欠陥検出方法
JP3357968B2 (ja) レンチキュラーレンズシートの欠陥検査方法
JPH07151703A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの検査装置
JPH0933395A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの検査出荷装置
JP2683248B2 (ja) 着色周期性パターンの検査方法
JP2653853B2 (ja) 周期性パターンの検査方法
JP3224620B2 (ja) 周期性パターンのムラ定量化方法
JP3433333B2 (ja) 欠陥検査方法
JP2004108902A (ja) カラー表示画面の欠陥分類方法およびその装置
JPH07113756A (ja) ビューファインダー用カラーフイルターの欠陥検査方法
JP3202089B2 (ja) 周期性パターンの表面欠陥検査方法
JPH0643968B2 (ja) シヤドウマスクの欠陥検査方法
JP2790284B2 (ja) 周期性パターンの検査方法
JP2000258348A (ja) 欠陥検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021001