JPH09216534A - 車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付構造 - Google Patents

車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付構造

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JPH09216534A
JPH09216534A JP2512996A JP2512996A JPH09216534A JP H09216534 A JPH09216534 A JP H09216534A JP 2512996 A JP2512996 A JP 2512996A JP 2512996 A JP2512996 A JP 2512996A JP H09216534 A JPH09216534 A JP H09216534A
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JP
Japan
Prior art keywords
crossbar
rail
mounting
cross bar
fixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP2512996A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujisawa
隆 藤沢
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Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
Application filed by Araco Co Ltd filed Critical Araco Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスバーを簡単にかつ位置ずれしないよう
に取り付ける。 【解決手段】 取付用部品として取付具13とボルト2
0とが備えられる。取付具13には、ボルト20の挿通
孔18を設けた取付部15と、架台レール3を挟持する
挟持部16が上下に設けられ、また架台レール3の内面
に沿って一定間隔を開けて列設された嵌合孔8に嵌合可
能な位置決め棒17が突設されている。(A)のように
取付具13の位置決め棒17を架台レール3の嵌合孔8
に差し込む。次に(B)のようにねじ孔10を挿通孔1
8に合わせつつ、クロスバー4の両端部を左右の架台レ
ール3の間にわたして載せる。ボルト20を挿通孔18
を通してねじ孔10にねじ込むと、(C)のように取付
具13がクロスバー4に固定され、架台レール3がクロ
スバー4の下面と挟持部16との間で上下方向に挟持さ
れる。これにより、クロスバー4の両端が架台レール3
に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキー板等を装架
する車両用ルーフラックに関し、特に架台レールにクロ
スバーを取り付ける部分の構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の車両用ルーフラックとし
て、車両のルーフ上に一対の架台レールを所定の間隔を
開けて配設し、両架台レール間にクロスバーをわたした
ものが知られている。その場合、クロスバーを架台レー
ルに取り付ける部分の構造は、図5に示すものが採用さ
れている。これは、クロスバー31の端部下面の所定位
置に、取付具32がクロスバー31にねじ込まれる第1
のボルト33により固定されるとともに、その取付具3
2の下端部に設けられた嵌合溝34が架台レール35に
嵌められ、その外側に押さえ板36を当てて第2のボル
ト37により取付具32に締め付けることで、架台レー
ル35を嵌合溝34と押さえ板36の間で挟み付けて固
定するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の取
付構造では、取付具32、押さえ板36および2本のボ
ルト33、37の4点の取付用部品が必要であり、すな
わち部品点数が多くて取り付けの作業が面倒であるばか
りでなく、コストも高く付く欠点があった。また、架台
レール35を内外から挟み付けるだけの構造であるた
め、取り付け位置が架台レール35に沿ってずれるおそ
れがあり、また、架台レール35の上には取付具32の
一部が介在するため、クロスバー31の位置が高くなる
きらいがあった。本発明は、上記した欠点を除去したク
ロスバーの取付構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、車両のルーフ上に
一対の架台レールを所定の間隔を開けて配設し、両架台
レール間にクロスバーをわたしてなる車両用ルーフラッ
クにおいて、前記クロスバーを架台レールに取り付ける
ための構造であって、前記クロスバーの下面側にねじ止
めにより固定される取付具を備え、その取付具は、前記
架台レールをクロスバーとの間で上下方向に挟持可能で
あり、かつ前記架台レールと凹凸嵌合可能な位置決め部
を有している構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記取付具はクロスバーの上面側からのねじ締め操
作により固定可能となっている構成としたところに特徴
を有する。
【0006】
【発明の作用および効果】請求項1の発明の作用は以下
のようである。取り付けに際しては、取付具の位置決め
部を架台レールに凹凸嵌合したのち、クロスバーを取付
具と架台レールの上に載せ、ねじにより取付具をクロス
バーに固定する。それに伴い、架台レールがクロスバー
と取付具との間で上下に挟まれて固定され、架台レール
にクロスバーが取り付けられる。
【0007】すなわち請求項1の発明では、取り付けに
要する部品が取付具と1本のねじの都合2点で済むか
ら、取付作業が迅速に行えるとともに、低コスト化を実
現することができる。また、取付具の位置決め部が架台
レールに凹凸嵌合されていることで、クロスバーの位置
ずれを阻止しつつ取り付けることができる。さらに、ク
ロスバーを架台レールの上面に直接に載せることが可能
であって、クロスバーを低い位置に設定することができ
るといった数々の効果を得ることができる。
【0008】請求項2の発明では、上記に加え、取付具
をクロスバーに固定すべくねじ止めする場合に、上面側
からねじの締め付け操作を行うことができるので、作業
がよりしやすくなる効果が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>図1ないし図3は本発明の第1実施形
態を示す。本実施形態では、車両1のルーフ2上に、前
後方向に細長い左右一対の架台レール3が所定の間隔を
開けて設けられ、両架台レール3の間に、2本のクロス
バー4が差し渡されて取り付けられるようになってい
る。
【0010】架台レール3は詳細には、図2に示すよう
に異形断面のパイプ材から形成されており、その両端お
よび中央部には取付脚7が設けられ、各取付脚7をルー
フ2上に当てることで、ルーフ2から浮き上がった状態
で固定されており、上記のように所定寸法を開けて互い
に平行に配設されている。各架台レール3の内側の面に
は、多数の嵌合孔8が長さ方向に所定の間隔を開け、か
つ左右で対応して開口されている。
【0011】一方のクロスバー4は、角筒形のパイプか
ら形成されており、その長さ方向の両端部の下面には、
図2(B)に示すように、それぞれねじ孔10が切られ
ているとともに、両端面にはキャップ11が嵌着されて
いる。
【0012】上記のクロスバー4を架台レール3に取り
付けるための取付用部品として、取付具13とボルト2
0が備えられている。取付具13は、図2(A)および
図3に示すように、厚肉の本体部14の上端に内方に突
出した取付部15が形成されているとともに、下端には
外方に突出した挟持部16が形成されている。本体部1
4は、上記した架台レール3の内面の姿勢に倣うように
して、垂直姿勢から若干傾いて形成されており、その本
体部14の外側の面には、架台レール3の内面に開口さ
れた嵌合孔8内に嵌合可能な位置決め棒17が突設され
ている。
【0013】取付部15にはボルト20の挿通孔18が
開口されている。また挟持部16は、クロスバー4の下
面との間で上記の架台レール3を挟持するように機能
し、したがって、挟持部16の上面と、取付部15の上
面との間の寸法が、架台レール3の厚みよりも少し短く
なるように設定されている。
【0014】この第1実施形態は上記ような構造であっ
て、続いてその組み付け手順について説明する。まず図
2(A)に示すように、クロスバー4の取付けを所望す
る箇所において、取付具13の位置決め棒17を架台レ
ール3の嵌合孔8に差し込む。その嵌合箇所は左右で対
称とする。取付具13を差し込んだ際、挟持部16が架
台レール3の内側の下面を受けた状態となる。続いて同
図(B)に示すように、ねじ孔10の位置を取付具13
における挿通孔18の位置に合わせつつ、クロスバー4
の両端部を左右の架台レール3の間にわたして載せる。
【0015】そして、ボルト20の先端を挿通孔18に
下面側から通し、クロスバー4のねじ孔10に螺合して
締め付けると、同図(C)に示すように、取付具13が
クロスバー4に固定され、それとともに架台レール3
が、クロスバー4の下面と取付具13の挟持部16との
間で上下方向に挟持される。これにより、クロスバー4
の両端が架台レール3に取り付けられる。なお、クロス
バー4の差し渡しの位置を変更する場合は、上記と逆の
手順でクロスバー4を外し、取付具13の嵌合箇所を代
えた後、同様にしてクロスバー4の取り付けを行えばよ
い。
【0016】このように本実施形態によれば、取り付け
に要する部品が取付具13と1本のボルト20の都合2
点で済むから、取付作業が迅速に行えるとともに、低コ
スト化が実現される。また、取付具13の位置決め棒1
7が架台レール3の嵌合孔8に嵌合された状態で取り付
けられるので、取付具13すなわちクロスバー4の端部
が架台レール3に沿って位置ずれすることが防止され、
クロスバー4は左右の架台レール3の間に正規に交差し
た状態で取り付けることができる。さらに、クロスバー
4を架台レール3の上面に直接に載せることが可能であ
るため、クロスバー4が低い位置に設定できる。
【0017】<第2実施形態>次に本発明の第2実施形
態を図4によって説明する。この第2実施形態は、取付
作業をより簡単に行うためにさらに改良を加えたもので
ある。そのためクロスバー4aの両端部の所定位置に
は、上面側を圧潰することで取付凹部21が形成され、
その底面にボルト20の挿通孔22が開口されており、
上面側からボルト20が挿通可能とされている。一方、
取付具13aの取付部15にはねじ孔24が切られてい
る。その他の構造については第1実施形態と同様であっ
て、同一部位については同一符号を付すことで、重複し
た説明は省略する。
【0018】この第2実施形態の取付手順は以下のよう
である。第1実施形態と同様に、クロスバー4aの取付
けを所望する箇所において、取付具13aの位置決め棒
17を架台レール3の嵌合孔8に差し込んだら、挿通孔
22の位置を取付具13aにおける取付部15のねじ孔
24の位置に合わせつつ、クロスバー4aの両端部を左
右の架台レール3の間にわたして載せる。そして、ボル
ト20の先端を取付凹部21の上面側から挿通孔22に
通して取付具13aのねじ孔24に螺合し、ボルト20
を締め付けると、同様に取付具13aがクロスバー4a
に固定され、それとともに架台レール3が、クロスバー
4aの下面と取付具13aの挟持部16との間で上下方
向に挟持されて、クロスバー4aの両端が架台レール3
に取り付けられる。
【0019】この第2実施形態では、ボルト20の締め
付け作業が広い空間を持ったクロスバー4aの上面側か
ら行うことができる構造となっているので、取付作業を
より簡単に能率良く行うことができる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0021】(1)上記各実施形態では、取付具の位置
決めを行うのに、取付具に突設した位置決め棒を架台レ
ールの嵌合孔に嵌合する構造としたが、逆に、架台レー
ルに位置決め棒を突設して、それを取付具に設けた嵌合
孔に差し込むようにしてもよい。
【0022】(2)また上記実施形態では、架台レール
が予めルーフ上に設けられている場合を例示したが、架
台レールを後付けにより設ける形式のルーフラックに
も、本発明は同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体構造を示す斜視図
である。
【図2】クロスバーの取付手順を説明する部分断面図で
ある。
【図3】取付具の斜視図である。
【図4】第2実施形態に係る取付状態の部分断面図であ
る。
【図5】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1…車両 2…ルーフ 3…架台レール 4…クロスバー 8…嵌合孔 10…ねじ孔 13…取付具 16…挟持部 17…位置決め棒 20…ボルト 4a…クロスバー 13a…取付具 22…取付凹部 24…ねじ孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフ上に一対の架台レールを所
    定の間隔を開けて配設し、両架台レール間にクロスバー
    をわたしてなる車両用ルーフラックにおいて、前記クロ
    スバーを架台レールに取り付けるための構造であって、 前記クロスバーの下面側にねじ止めにより固定される取
    付具を備え、その取付具は、前記架台レールをクロスバ
    ーとの間で上下方向に挟持可能であり、かつ前記架台レ
    ールと凹凸嵌合可能な位置決め部を有していることを特
    徴とする車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 前記取付具はクロスバーの上面側からの
    ねじ締め操作により固定可能となっていることを特徴と
    する請求項1記載の車両用ルーフラックにおけるクロス
    バーの取付構造。
JP2512996A 1996-02-13 1996-02-13 車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付構造 Pending JPH09216534A (ja)

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JP2512996A JPH09216534A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付構造

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ID=12157353

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JP2512996A Pending JPH09216534A (ja) 1996-02-13 1996-02-13 車両用ルーフラックにおけるクロスバーの取付構造

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JP (1) JPH09216534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462114B1 (ko) * 2002-11-18 2004-12-17 현대자동차주식회사 루프캐리어의 크로스바 잠금장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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