JPH0921514A - 流動床燃焼炉 - Google Patents

流動床燃焼炉

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JPH0921514A
JPH0921514A JP18266595A JP18266595A JPH0921514A JP H0921514 A JPH0921514 A JP H0921514A JP 18266595 A JP18266595 A JP 18266595A JP 18266595 A JP18266595 A JP 18266595A JP H0921514 A JPH0921514 A JP H0921514A
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JP
Japan
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fluidized bed
shield
combustion furnace
bed combustion
exhaust gas
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Withdrawn
Application number
JP18266595A
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English (en)
Inventor
Hiroki Honda
裕姫 本多
Izuru Ishikawa
出 石川
Kenichi Sato
憲一 佐藤
Takashi Matsushita
崇 松下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼の際にダスト発生量の多い廃棄物等を少
い補助燃料で燃焼可能な流動床燃焼炉を提供する。 【解決手段】 流動床燃焼炉1の流動床上部のフリーボ
ード部4に、千鳥状に配列され、かつ、排ガス流れに対
し光学的に遮蔽した柱状の輻射体や板状の輻射体の集合
で構成した遮蔽体5を設けてある。この遮蔽体5は燃焼
ガスの熱エネルギを吸収して高温となり砂層部3に対し
熱を輻射し砂層部3の温度を高め、炉内温度を均一化す
る。これによって補助燃料バーナ10により燃焼される
補助燃料の量を低減可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として下水汚泥
のような高含水率の廃棄物であって燃焼の際ダスト発生
量の多い廃棄物等を燃焼するのに適した流動床燃焼炉に
関する。
【0002】
【従来の技術】下水汚泥などのような高含水率の廃棄物
を燃焼させる流動床焼却炉の例を図9に示してある。図
9において1は流動床燃焼炉で、炉1内には投入フィー
ダ2から焼却すべき廃棄物が投入される。
【0003】3は砂層部、4はフリーボード部を示す。
6は空気予熱器、7は排ガス処理装置、8は流動用ブロ
ワである。9は補助燃料タンク、10は補助燃料バーナ
を示している。11は風箱(ウインドボックス)、12
は煙突である。
【0004】このような流動床焼却炉で高含水率の廃棄
物を焼却させる場合、従来は燃焼に必要な温度を炉内に
維持する為に補助燃料バーナ10によって補助燃料を流
動床内に供給したり、風箱(ウインドボックス)11に
供給する空気温度を空気予熱器6によって昇温させる等
の補助燃料によるバックアップを行なっている。
【0005】また、燃焼効率を高めるようにした従来の
流動床燃焼炉として特開昭61−195208号、特開
昭62−252814号及び特許第1884284号等
が提案されている。これらの流動床燃焼炉の構造を図1
0〜図12に示してあり、以下これらについて説明す
る。なお、図9〜図12において、同じ構成部分には同
一の符号を付してある。
【0006】まず、図10に示した流動床燃焼炉につい
て説明する。図10において1は排ガス冷却部20を有
する燃焼炉で、そのフリーボード4上部には中空遮蔽体
を単数または複数各独立して配置してある。図10で2
1は中空遮蔽体で、高温排ガスから保護するためにその
外面を耐火材で被覆してある。中空遮蔽体21は排ガス
冷却部20の下方に配置され、燃焼炉1からの直接の熱
輻射を防止するように排ガス冷却部20と燃焼炉1との
間に配置されている。
【0007】燃焼炉本体と中空遮蔽体21との接合部は
中空遮蔽体21内部の高温化した熱を外部へ放熱するた
め大気開放構造となっている。このような構造とするこ
とにより上部の排ガス冷却部20への熱影響を軽減でき
る。
【0008】また、中空遮蔽体21の配置は千鳥状とな
っているが、これはダスト分を多く含む廃棄物の燃焼の
際のダスト分付着を減少させるとともに、付着したダス
トによる排ガスの圧力損失を軽減するためである。な
お、図中、3は砂層部、10は補助燃料バーナである。
【0009】次に図11に示した流動床燃焼炉について
説明する。図11に示した流動床燃焼炉も炉の上部に空
気予熱器30で構成された冷却部を有している。流動床
燃焼炉のフリーボード4上部にセラミック等の充填層3
1が配置してある。充填層31はほゞ均一の粒径をもつ
粒状充填物32とそれを支持する通気孔を有する支持体
33から構成されている。
【0010】充填層31は、空気予熱器30をもつ冷却
部の下方の位置で、燃焼室34からの直接の熱輻射を防
止するよう燃焼室34と冷却部との間に配置されてい
る。充填層31は燃焼排ガスが保有する顕熱を回収し、
その回収熱を燃焼室34内へ輻射熱50として与えるこ
とにより、燃焼室34内の温度を高温に維持することが
でき、補助燃料の節減を図るものである。また、充填層
31により未燃ガスや残留カーボン等の未燃物を捕集し
燃焼させて燃焼排ガスを清浄なものとするように構成し
た燃焼炉である。
【0011】次に、図12に示す流動床燃焼炉は、特に
下水汚泥のようなダスト発生量の多い廃棄物を焼却する
燃焼炉で、そのフリーボード4上部にセラミック等の燃
焼調整体を配置したものである。図中40は排ガス流れ
に並行に一定間隔に配置されて流路を形成した燃焼調整
体であり、稼働状態における砂層部3の上面位置よりも
1〜2m上方に設置される。
【0012】このような構成とすることにより、排ガス
中の未燃焼成分が該燃焼調整体40の流路41を通過す
る際に攪拌され、燃焼温度を低温とした場合にも未燃焼
成分の完全燃焼を行うことができる。また、燃焼調整体
40を前記した設置高さとしたのは、ダストによる目詰
まりを防止するためである。
【0013】さらに燃焼調整体40はセラミック等で構
成され、流路41を通過する排ガスを燃焼する際に熱を
吸収する。その吸収熱は下方の砂層部3の温度より高温
となるため、該砂層部3へ熱を輻射することになり、こ
の作用により炉内エネルギの節約を図ることができる。
以上の燃焼装置はいずれも補助燃料により燃焼できるよ
う補助燃料バーナ10が装備されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例による流動
床燃焼炉を用いた場合には次のような不具合があった。
図10に示した中空遮蔽体21を有する燃焼炉において
は、その中空遮蔽体21が大気開放の中空管となってい
るために、その管群自体が排ガスの熱を吸収しても吸収
熱は大気に放出され、上部の冷却部20への燃焼熱の直
射は防げるものの、下部の燃焼炉内への熱エネルギの回
収(輻射による効果)がほとんどなかった。
【0015】また、中空遮蔽体21を構成する管群配列
が、燃焼炉に対し光学的に遮蔽された配置となっていな
いために、遮蔽体から十分な熱の輻射が行われず、排ガ
スの持つ顕熱が該管群を透過してしまうという不具合が
あった。
【0016】また、中空遮蔽体21は、炉内フリーボー
ド部に設置されるため、炉の大型化に伴ない、中空遮蔽
体21の長さが長くなり、その構造強度上に問題があっ
た。
【0017】さらに中空遮蔽体21は管内部が大気と連
通しており、管内部の高温化した空気を大気へ放出する
ことにより「冷却」する構成としている。このため、こ
の従来例の場合には中空遮蔽体21が吸収熱を放熱する
ことにより下部の砂層部3との温度差が小さくなり、吸
収熱の輻射体として有効に機能せず、炉内温度の高温化
に寄与しないという不具合があった。
【0018】このような「熱輻射の現象」は、空間部を
介して高温の物体と低温の物体が対峙している場合に、
高温の物体側から低温の物体側へ熱が移動する現象であ
り、互いの温度の4乗の差に比例するので、両者の温度
差が小さい場合にはこの熱輻射の現象も小さくなる。以
上説明したように、図10に示した流動床燃焼炉におい
てはバーナ10による補助燃料が多量に消費されるとい
う不具合があった。
【0019】次に図11に示した充填層31を有する燃
焼炉においては、この充填層31が排ガスの熱エネルギ
を回収することにより、燃焼炉内への輻射が行われ、さ
らに排ガス中の未燃焼成分をこの充填層31により燃焼
させ、該充填層31の持つ高温の熱により完全燃焼させ
るという効果があるが、反面、不燃物たるダスト等を多
量に含む排ガスの場合には目詰まりを起こすため使用で
きないという不具合があった。また充填層31の保守点
検はこの充填層31の構成が粒状のものであるために、
極めて困難であった。
【0020】次に、図12に示した燃焼調整体40を有
する燃焼炉においては、その燃焼調整体40により構成
される流路41によりガスが攪拌され、完全燃焼を行う
ことができ、さらに燃焼調整体40による熱の輻射効果
もあるにはあるが、その燃焼調整体の構成が燃焼炉1に
対し光学的に遮蔽された構造となっていないために、十
分な熱の輻射が行われないという不具合があった。この
ため補助燃料バーナ10による補助燃焼が必要であっ
た。前記従来例はいずれも補助燃料バーナ10に供給す
る補助燃料の低減は図れるものの、十分とはいえなかっ
た。
【0021】更に、従来例による遮蔽体へ付着堆積する
ダスト類の除去対策はガスの流路や遮蔽体の形状等によ
る構造的なものであり、積極的な措置はとられていなか
った。
【0022】本発明は、以上の従来例におけるダスト付
着の問題を解決するとともに、燃焼バーナにより消費さ
れる補助燃料の低減効果をさらに図り、更に、燃焼効率
の向上により未燃分(CO,T−HCなど)の低減と、
炉の小型化、及び構造強度面での軽減化を図ることを課
題とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、流動床燃焼炉のフリーボード部に、排ガス流
れに対し光学的に遮蔽された柱状の輻射体を水平方向に
千鳥状に複数配置して構成される遮蔽体を設ける。
【0024】柱状の輻射体の列数は圧力損失との兼ね合
いで決まるが、通常は3〜5列で構成される。前記柱状
の輻射体としては、同一径の輻射体でもよいが、小径の
輻射体を配列した上下を大径の輻射体で挟んだ形の千鳥
状としてもよい。
【0025】なお、本発明において、「光学的に遮蔽す
る」とは、前記した遮蔽体を平面に投影した場合に相対
向する空間(ここでは燃焼炉内)がその遮蔽体により遮
られて完全に見えない状態にすることをいう。
【0026】本発明においては、流動床燃焼炉内フリー
ボード部の温度が最も高くなる位置が炉頂部となるよう
にフリーボード高さを低くし、その出口ダクト部付近に
柱状の輻射体からなる遮蔽体を設置することにより、こ
の遮蔽体で燃焼排ガスの持つ顕熱を吸収し下方の低温砂
層部へその吸収熱を効果的に輻射しようとするものであ
る。
【0027】すなわち、本発明によって設置された遮蔽
体およびその下方の砂層部の温度をそれぞれT1 および
2 とすると、砂層部は、流動させるための空気を下方
から吹き込むために炉内中最も低温となり、他方遮蔽体
は燃焼炉内フリーボード部の温度が最も高くなる位置付
近に配置されるので、燃焼排ガスの持つ熱エネルギを効
率よく吸収して高温となり、T1 >T2 の関係となる。
【0028】このため遮蔽体と砂層部との間で熱の輻射
が起こり、遮蔽体が吸収した熱が砂層部へ移行し、砂層
部の温度を高め、炉内温度を均一化する方向へ作用する
のである。遮蔽体は炉内高温部に設置されるため、その
材質は、セラミック質のものかまたは耐熱金属のものを
用いる。
【0029】本発明においては、前記した作用を行う遮
蔽体として千鳥状に配置した柱状の輻射体を採用するこ
とにより、ダスト発生量の多い廃棄物等の燃焼の場合に
もダストが遮蔽体へ付着するのを抑え燃焼排ガスの流路
を十分確保しようとするものである。
【0030】また遮蔽体は柱状の輻射体を水平方向に千
鳥状に複数配置して構成され、かつ光学的に遮蔽された
配列構造となっているので、燃焼炉内の熱が直接遮蔽体
を透過できない。このため、遮蔽体は燃焼炉内の高温に
なった燃焼排ガスの持つ顕熱を効率的に吸収することが
できる。
【0031】また、他の本発明は前記課題を解決するた
め、流動床燃焼炉の流動床上部の炉出口煙道部に、排ガ
ス流れに対し光学的に遮蔽された柱状の輻射体を水平方
向に千鳥状に複数配置して構成される遮蔽体を設ける。
【0032】この場合も、柱状の輻射体の列数は圧力損
失との兼ね合いで決まるが、通常は3〜5列で構成され
る。前記柱状の輻射体としては、同一径の輻射体でもよ
いが、小径の輻射体を配列した上下を大径の輻射体で挟
んだ形の千鳥状としてもよい。
【0033】このように、柱状の輻射体からなる遮蔽体
を流動床燃焼炉の流動床上部の炉出口煙道部に設置する
ことによりこの遮蔽体で燃焼排ガスの持つ顕熱を吸収し
下方の低温砂層部へその吸収熱を効果的に輻射しようと
するものである。
【0034】この場合も、前記したフリーボード部に遮
蔽体を設けた場合と同様、遮蔽体と砂層部との間で熱の
輻射が起こり、遮蔽体が吸収した熱が砂層部へ移行し、
砂層部の温度を高め、炉内温度を均一化する方向へ作用
するのである。この遮蔽体も炉内高温部に設置されるた
め、その材質は、セラミック質のものかまたは耐熱金属
のものを用いる。
【0035】また、この場合も遮蔽体として千鳥状に配
置した柱状の輻射体を採用しているのでダスト発生量の
多い廃棄物等の燃焼の場合にもダストが遮蔽体へ付着す
るのを抑え燃焼排ガスの流路を十分確保できる。
【0036】以上説明した本発明による流動床燃焼炉で
採用する柱状の輻射体としては密閉構造の管とし、中空
の管を用いた場合もその輻射体の内部に封じられた高温
ガスが燃焼炉本体との接合部から燃焼炉外部へ放熱しな
い構造とするのが好ましい。このような構成とすること
によって柱状の輻射体内部に封じられたガスも高温とな
り、柱状の輻射体からなる遮蔽体の温度を下げることな
く遮蔽体による吸収熱を有効に砂層部へ輻射することが
できる。
【0037】一方、下水汚泥のようなダスト発生量の多
い廃棄物を燃焼すると本発明による流動床燃焼炉におい
ては排ガス流れを遮る位置に配置された遮蔽体にダスト
付着が懸念される。
【0038】このため、本発明による流動床燃焼炉で
は、そのフリーボード部、又は流動床上部の炉出口煙道
部に設ける遮蔽体を構成する柱状の輻射体の間隙を好ま
しくは相互に10〜100mm開けるとともに該輻射体の
配置を千鳥状として、ダスト付着を軽減するようにする
のが好ましい。
【0039】本発明による流動床燃焼炉では、そのフリ
ーボード部、又は流動床上部の炉出口煙道部に設ける遮
蔽体としては、前記したように柱状の輻射体で構成する
ことに代えて、セラミックまたは耐熱金属製の板状の輻
射体をジグザグ状に間隔を置いて配列し、排ガス流れに
対し光学的に遮蔽した状態に設けたものとしてもよい。
これによって前記した柱状の輻射体配置の場合と同様の
作用効果を奏することができる。
【0040】以上述べた作用により、本発明による流動
床燃焼炉では、遮蔽体を用いることによって排ガスの顕
熱を効果的に砂層部へ戻すことができ、バーナによる補
助燃料の燃焼量を低減することができる。
【0041】また、ダスト含有量が多い排ガスにおいて
も、特に輻射体からなる遮蔽体を配置した場合はダスト
が堆積しにくく、ダスト付着による圧力損失の増加を防
ぐことが可能である。
【0042】さらに、遮蔽体上流側(フリーボード部)
の領域の水平断面方向の温度分布は、通常炉壁側の温度
が炉中心部よりも低く、このため温度の低い炉壁側では
ガスが完全燃焼できないまま排出されやすいが、本発明
では、フリーボード部領域において遮蔽体による輻射に
より炉の水平断面方向の温度分布をならして均一化する
ことができ、このため未燃焼ガス(CO,T−HCな
ど)を完全燃焼させることができると共に、フリーボー
ド高さを従来の必要高さより低くすることが可能であ
る。
【0043】次に、更に他の本発明では、ダスト付着・
堆積の問題を解決するために、流動床上部のフリーボー
ド部又は流動床上部の炉出口煙道に設ける遮蔽体の輻射
体を構成するセラミック又は耐熱金属製パイプ群の最上
段列のパイプ、又は各段のパイプに開孔ノズルを複数個
設け、このノズルから空気や蒸気等を間欠的に噴射する
ことにより、これらパイプ群に付着・堆積するダスト類
を除去する。
【0044】噴射ノズルを取付けるパイプの選択は、ダ
ストの性状(特に付着性、融点等)により、最上段列の
みとするか、各段に設置するかを決定する。なお、最上
段列のみからの噴射で対処できる場合、最上段列は流れ
に対して最後列であり、ここでのエネルギー変換量は微
量であるため、空気又は蒸気噴射時の最上段列パイプの
温度の低下による輻射体の効果低減への影響は無視でき
るため、最も効率的である。
【0045】また、作動流体としては、空気又は蒸気等
が適用されるが、輻射体としてセラミックパイプを使用
する場合、常温空気よりも熱回収した高温空気や蒸気を
使用した方が、セラミックパイプにかかる熱的な負荷を
軽減するという意味で好ましい。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明による流動床燃焼炉
について図1〜図8に示した実施の形態に基づいて具体
的に説明する。なお、以下の実施の形態において、図9
〜図12に示した従来の装置と同じ構成の部分には説明
を簡単にするため同じ符号を付してある。
【0047】(実施の第1形態)まず、図1により実施
の第1形態について説明する。図1は本発明の実施の第
1形態による流動床焼却炉のフロー図である。廃棄物は
投入フィーダ2により砂層部3に定量的に供給され、砂
層部3の砂と混合され補助燃料バーナ10で助燃される
ことにより燃焼する。燃焼炉1から出た排ガスは空気予
熱器6で供給空気と熱交換した後に排ガス処理装置7で
処理され煙突12により大気中へ放出される。
【0048】本実施の第1形態では、流動床燃焼炉内に
おける排ガス流路にあたるフリーボード部4に遮蔽体5
を配設している。その遮蔽体5は、セラミック管又は耐
熱金属製の中実丸棒で構成され、これを流路を大きく狭
めない程度に排ガス流れに対し光学的に遮蔽するように
厚く数列に亘って層状に配列し遮蔽体5を形成させてあ
る。
【0049】ガスが通過する際の熱伝達によってこの遮
蔽体5内の中実丸棒群はほぼガス温度近くまで加熱され
る。一般にガス温度は砂層部3の温度よりも高く、排ガ
スは放射的に透明であるので遮蔽体5から砂層部3へ向
けて熱放射が起こり、その放射エネルギにより砂層部3
の温度を上げることができる。
【0050】従って、砂層部3の温度を一定に制御しよ
うとする場合、遮蔽体5を設けることによって燃焼炉1
に供給する補助燃料量を低減できる。また、遮蔽体表面
は放射エネルギ量がどの方向にも一定である散乱放射面
と見なすことができるため、遮蔽体5から砂層部3への
放射エネルギの分布は均一化され、流動床部の温度を平
滑化することができる。
【0051】図2は遮蔽体5を構成する輻射体5bの配
列の一例を示したものであり、熱を反射し易いように丸
棒を千鳥状に配置しサポート板5aで炉壁1aに支持し
た構造をとっている。また一流路のガス通過面積が多孔
体と比べかなり大きくなるよう輻射体5b相互の間隔c
をとってあるので排ガス中のダストが付着してガス流路
を閉塞しにくい構造となっている。
【0052】遮蔽体5を構成する輻射体5bとしては
(a)図のように同一径のものでもよいが、(b)図に
示すように小径の輻射体列の上下を大径の輻射体列で挟
んだ構成としてもよい。
【0053】また、遮蔽体5を構成する輻射体として
は、図3に示すようなセラミックまたは耐熱金属よりな
る板状の輻射体5cの集合を配置した構造にしても同様
の効果が期待できることを確認している。
【0054】流動床燃焼炉における砂層部3は流動用の
空気を下方から吹き込むために炉内中最も低温となる。
他方、遮蔽体5は燃焼炉内の温度が最も高くなるフリー
ボード4上部付近に千鳥状に、かつ、ガス流れに対し光
学的に遮蔽された状態に配置されるので、燃焼排ガスの
持つ顕熱を効率よく吸収して高温となる。
【0055】このため遮蔽体5と砂層部3との間におけ
る温度差で熱の輻射50が起こり、遮蔽体5が吸収した
熱が砂層部3へ移行し、砂層部3の温度を高めることが
可能となる。
【0056】また、遮蔽体5の材質についても輻射率の
大きいセラミック質のものか、または耐熱金属のものを
用いることにより、燃焼排ガスの高温下の状況にも耐
え、かつ排ガス中の顕熱を十分吸収・放射することがで
きる。従って、燃焼排ガスの顕熱を効果的に砂層部3へ
戻すことができ、バーナ10により燃焼され補助燃料の
量を低減することができる。
【0057】さらに本燃焼炉では下水汚泥のようなダス
ト発生量の多い廃棄物を燃焼することができるが、遮蔽
体5を構成する輻射体5b,5cを千鳥状に配置し排ガ
スの流路を十分にとっているので、粒状の充填物により
遮蔽体を構成した場合等に比べ排ガス中のダストが付着
しにくい。本遮蔽体5の構造は極めてシンプルであり、
このため既存の燃焼炉にも容易に装着ができるととも
に、保守点検が容易である。
【0058】(実施の第2形態)図4は本発明の実施の
第2形態による流動床焼却炉のフロー図である。廃棄物
は投入フィーダ2により砂層部3に定量的に供給され、
砂層部3の砂と混合され補助燃料バーナ10で助燃され
ることにより燃焼する。燃焼炉1から出た排ガスは空気
予熱器6で供給空気と熱交換した後に排ガス処理装置7
で処理され煙突12により大気中へ放出される。
【0059】本実施形態では、流動床燃焼炉内における
排ガス流路にあたるフリーボード部4の上部の出口煙道
部70に遮蔽体5を配設している。その遮蔽体5は、セ
ラミック管又は耐熱金属製の中実丸棒で構成され、これ
を流路を大きく狭めない程度に排ガス流れに対し光学的
に遮蔽するように厚く数列に亘って層状に配列し遮蔽体
5を形成させてある。
【0060】ガスが通過する際の熱伝達によってこの遮
蔽体5内の中実丸棒群はほぼガス温度近くまで加熱され
る。一般にガス温度は砂層部3の温度よりも高く、排ガ
スは放射的に透明であるので遮蔽体5から砂層部3へ向
けて熱放射が起こり、その放射エネルギにより砂層部3
の温度を上げることができる。
【0061】従って、砂層部3の温度を一定に制御しよ
うとする場合、遮蔽体5を設けることによって燃焼炉1
に供給する補助燃料量を低減できる。また、遮蔽体表面
は放射エネルギ量がどの方向にも一定である散乱放射面
と見なすことができるため、遮蔽体5から砂層部3への
放射エネルギの分布は均一化され、流動床部の温度を平
滑化することができる。遮蔽体5を構成する輻射体の配
列や構造については実施の第1形態において図2,図3
を用いて説明したところと同じである。
【0062】(実施の第3形態)前記した実施の第1形
態及び第2形態における遮蔽体5を構成する中実丸棒の
輻射体5bを中空の管に変え、その両端部をサポート板
5aにより閉塞した管群としたものである。この場合、
輻射体5bを構成する管は、サポート板5aにより両端
を閉塞せず直接炉壁1a又は出口煙道部70に接続して
もよいが、該輻射体5bの交換等を考えれば、サポート
板5aに接続するなどして、炉壁や煙道を傷つけないよ
うにした方が好ましい。なお配列は、実施の第1形態及
び第2形態の場合と同じく輻射体5bを水平にかつ千鳥
状に配列した構造とする。
【0063】第1形態及び第2形態の構成に加えこの第
3形態では、遮蔽体5を構成する輻射体5bを管とし、
かつその管をそれぞれ密閉構造とすることにより、それ
ら輻射体内部に封じられた高温ガスが燃焼炉本体との接
合部から燃焼炉外部へ放熱せず、その管内部に封じられ
たガスも高温となり、吸収した熱を有効に輻射すること
ができる。
【0064】また中空の管の端部をサポート板5a等に
より塞ぐことにより管内部にダスト等が封じ込められる
のを防ぐことができる。さらに、製作費用としても中空
の管とすることにより、同一直径における中実丸棒に比
べ安価のものを提供できる。
【0065】(実施の第4形態)前記した実施の第1形
態及び第2形態における遮蔽体5を構成する輻射体5b
の間隙cを10〜100mmとして、遮蔽体としての密度
を高めて燃焼排ガスの顕熱を効果的に吸収するように
し、また不燃性のダスト等の付着に対しても閉塞せず、
さらに燃焼排ガスの圧力損失の影響を小さく抑えるため
に、発明者らの実験により最適と思われる値にしたもの
である。
【0066】本発明により燃焼炉のフリーボード部に配
設する遮蔽体5を構成する輻射体5bは、製作費用面か
らは極力大直径として本数を少なく配置して工数を削減
した方が好ましく、また該輻射体5b相互の間隙cも極
力広くして本数を少なくする方が好ましい。
【0067】しかし輻射体5bを大きくしたり、間隙を
広くすることは遮蔽体としての密度がその分小さくな
り、このため吸収熱による輻射効果が薄れることにな
る。また輻射体5b相互の間隙を極力広くして本数を少
なくすると、燃焼排ガスとの接触面積が少なくなり、燃
焼排ガスからの顕熱を十分に吸収できない。さらに光学
的に遮蔽することが困難になり、このため輻射効果が十
分に得られない。
【0068】一方、輻射による効果を高めるためには遮
蔽体5の密度を高くするために、輻射体5bの間隙を狭
めた方が好ましい。ところが間隙が小さいとダスト等の
付着による閉塞が問題となる。
【0069】そこでこの第4形態では第1形態〜第3形
態における構成に加え、遮蔽体5を構成する輻射体5b
相互の間隙cを10〜100mmとすることにより、輻射
効果を得るための密度を十分確保しながらも、ダスト等
の付着を抑えつつ、燃焼排ガスの流れによる圧力損失を
小さく抑えるようにしている。
【0070】(実施の第5形態)前記した実施の第1形
態及び第2形態における遮蔽体5を構成する柱状体形状
を、図3に示した輻射体5cのような板状の輻射体と
し、これを燃焼排ガスの流れに沿って各輻射体5cが間
隙を有しながらジグザグ状に配置された構造としたもの
である。輻射体5cの両端部は、実施の第1形態〜第4
形態の場合と同じくサポート板5aにより支持させる。
なお、輻射体5cの材質については前記の実施例と同様
にセラミックまたは耐熱金属を使用する。
【0071】本実施の第5形態では、前記した実施の第
1形態〜第4形態で遮蔽体5を構成する輻射体5bを千
鳥状に配列したものであるのに対し、断面形状を板状と
してこれをジグザグ状に間隔を置いて配置したものであ
る。遮蔽体は密度が高く表面積が大きいものとした方
が、燃焼排ガスの持つ顕熱の吸収効果が大きく、かつ輻
射効果も大きい。
【0072】そこで実施の第1形態〜第4形態の輻射体
断面形状の選定にもよるが、場合によっては、その断面
形状を板状とした方が表面積が大きくとれることに着目
したものである。板状にすると工作が容易で、製作費用
が安価となる。
【0073】この場合、各輻射体5cを水平にかつ千鳥
状に配置した形にして光学的に遮蔽された遮蔽体とする
と、燃焼排ガスの流れに対して抵抗体となり、圧力損失
の問題が生じる。さらに、水平に配置されるため、ダス
ト等が板の上面に積層し、ダスト排除の際の除去作業が
大変になる。
【0074】したがって、図3に示すように輻射体5c
を傾斜させて燃焼排ガス流れに沿ったジグザグ状として
前記の問題をなくしたものである。この場合にも光学的
に遮蔽した配置とすることにより、輻射効果を高めるよ
うにしている。
【0075】(実施の第6形態)図5に本発明の実施の
第6形態による流動床燃焼炉を示している。この図5に
示した実施の第6形態による流動床燃焼炉は図1に示し
たものと基本的構造は同じであるが、その遮蔽体5の構
造が異っている。
【0076】本実施の第6形態における遮蔽体5を構成
する輻射体は中空丸棒からなるパイプ群であり、そのパ
イプ群とスーツブローノズルの取付様態を図6,図7に
示している。本実施の第6形態では、輻射体を構成する
セラミックパイプ群の最上段列パイプにスーツブロー機
構を設け、パイプ上に堆積したダスト類を効果的に除去
するものである。
【0077】すなわち、図5に示されているように、本
実施の第6形態では、空気予熱器6から風箱11に送給
する予熱された流動空気の一部を分岐し定期的にタイマ
ーバルブ13により遮蔽体5のスーツブローを行う。ス
ーツブローエアを予熱しておくことにより、パイプにか
かる熱衝撃を低減することができる。
【0078】パイプには空気ノズル噴出の形態により2
種類のものがあり、これらは交互に最上段部に配置され
る。パイプ20は図7に示す通り下段に一方向のみノズ
ルがピッチLで配置され、パイプ30は下方に3ヶ所の
穴が同様にピッチLで配置されている。これにより一段
目、二段目のパイプ上のダストを除去することができ
る。高温エアーはパイプの炉側より供給される。
【0079】最上段パイプよりエアーを噴出させる理由
は、最上段部のエネルギー変換量は微量であり、高温エ
アーによる最上段パイプ温度の低下は、輻射変換体の効
果自体を下げるものではないということに起因する。し
かし、ダストの性状(付着性、融点等)によっては、最
上段のみでなく、各段パイプへ噴射ノズルを設置するの
が、ダスト除去の点で有効となってくる。
【0080】(実施の第7形態)図8は、本発明の実施
の第7形態を示しており、本形態においては、流動床燃
焼炉の流動床上部の炉出口煙道部70に千鳥状に配列さ
れ、かつ、排ガス流れに対し光学的に遮蔽した柱状の輻
射体の集合により構成された遮蔽体5における輻射体を
構成する少くとも最上段のパイプに開孔ノズルを複数個
設け、同開孔ノズルから空気や蒸気などの流体を間欠的
に噴射することにより前記遮蔽体に付着堆積するダスト
類を除去する機能を持たせたものである。
【0081】このパイプにおける開孔ノズルの構造は図
6及び図7について説明したところと同様である。この
実施の形態によると、炉高の低減及び遮蔽体が小型とな
り装置としてコンパクト化が図れる。
【0082】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る流動床燃焼炉では、流動床燃焼炉のフリーボード部や
炉出口煙道部にセラミックや耐熱金属製の遮蔽体を炉内
の排ガス流れに対し光学的に遮蔽した状態に設置するこ
とにより従来は回収していなかった排ガスの熱量の一部
を輻射熱として砂層部に返すことにより、燃焼炉に供給
必要な補助燃料量を低減することができ、また流動層部
の温度の均一化も図ることができる。
【0083】本発明により設置される遮蔽体は排ガス中
のダストで閉塞しにくいよう、充分な通過面積を持って
配設することによってダストによる閉塞も殆ど生じな
い。また、本発明により設置する遮蔽体は柱状や板状の
ものとすることにより、製作費用の低減化が図れる。更
に、本発明による遮蔽体は既存の燃焼炉に対しても簡易
に装着可能であり、それらは構造が簡単なので保守点検
が容易である。
【0084】また、新設炉に本発明の遮蔽体を取り付け
る場合、従来の流動燃焼炉と比べて、フリーボード部の
水平断面方向の温度分布の均一化が図れ、ここで、高温
滞留時間の確保による未燃ガス成分の完全燃焼が図れる
ため、フリーボード部高さ、即ち、炉高を低く抑えるこ
とが可能である。
【0085】更に、作動流体による間欠ダスト除去機構
を付設することにより、安定した長期連続運転が可能と
なり、コンパクトで完全燃焼が可能な炉を低コストで提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る流動床燃焼炉の
フロー図。
【図2】本発明による流動床燃焼炉に適用する輻射体か
らなる遮蔽体の構造を示す図面で、(a)は同一径の輻
射体、(b)は小径及び大径の輻射体からなるもの、
(c)はサポート板に対する輻射体の取付け状態を示す
斜視図。
【図3】本発明による流動床燃焼炉に適用する輻射板か
らなる遮蔽体の構造を示す図面。
【図4】本発明の実施の第2形態に係る流動床燃焼炉の
フロー図。
【図5】本発明の実施の第6形態に係る流動床燃焼炉の
フロー図。
【図6】本発明の実施の第6形態における輻射体となる
パイプ群及びスーツブローノズルの配置を示す側面図。
【図7】図6におけるスーツブローノズルつきパイプの
構造を示す拡大断面図。
【図8】本発明の実施の第7形態に係る流動床燃焼炉の
フロー図。
【図9】従来の流動床燃焼炉を示すフロー図。
【図10】従来の流動床焼却炉の他の例を示す図面で
(a)は側面図、(b)は(a)図のA−A線に沿う断
面図。
【図11】従来の流動床焼却炉の更に他の例を示す側面
図。
【図12】従来の流動床焼却炉の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
1 流動床燃焼炉 1a 炉壁 2 投入フィーダ 3 砂層部 4 フリーボード部 5 遮蔽体 5a サポート板 5b 柱状の輻射体 5c 板状の輻射体 6 空気予熱器 7 排ガス処理装置 8 流動用ブロワ 9 補助燃料タンク 10 補助燃料バーナ 11 風箱 12 煙突 13 タイマーバルブ 20 パイプ 30 パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23M 9/00 ZAB F23M 9/00 ZABD (72)発明者 松下 崇 横浜市中区錦町12番地 三菱重工業株式会 社横浜製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動床燃焼炉の流動床上部のフリーボー
    ド部に、千鳥状に配列され、かつ、排ガス流れに対し光
    学的に遮蔽した柱状の輻射体の集合により構成された遮
    蔽体を設けたことを特徴とする流動床燃焼炉。
  2. 【請求項2】 流動床燃焼炉の流動床上部の炉出口煙道
    部に、千鳥状に配列され、かつ、排ガス流れに対し光学
    的に遮蔽した柱状の輻射体の集合により構成された遮蔽
    体を設けたことを特徴とする流動床燃焼炉。
  3. 【請求項3】 前記柱状の輻射体が密閉構造の管である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の流動床燃焼
    炉。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽体を構成する柱状の輻射体相互
    の間隙を10〜100mmとしたことを特徴とする請求項
    1または2に記載の流動床燃焼炉。
  5. 【請求項5】 流動床燃焼炉の流動床上部のフリーボー
    ド部に、ジグザグ状に間隔を置いて配列され、かつ、排
    ガス流れに対し光学的に遮蔽したセラミックまたは耐熱
    金属よりなる板状の輻射体の集合により構成された遮蔽
    体を設けたことを特徴とする流動床燃焼炉。
  6. 【請求項6】 流動床燃焼炉の流動床上部の炉出口煙道
    部に、ジグザグ状に間隔を置いて配列され、かつ、排ガ
    ス流れに対し光学的に遮蔽したセラミックまたは耐熱金
    属よりなる板状の輻射体の集合により構成された遮蔽体
    を設けたことを特徴とする流動床燃焼炉。
  7. 【請求項7】 前記輻射体を構成する少くとも最上段の
    パイプに開孔ノズルを複数個設け、同開孔ノズルから空
    気や蒸気などの流体を間欠的に噴射することにより前記
    輻射体に付着堆積するダスト類を除去する機能を持たせ
    た請求項1または2記載の流動床燃焼炉。
JP18266595A 1995-05-01 1995-07-19 流動床燃焼炉 Withdrawn JPH0921514A (ja)

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JP18266595A JPH0921514A (ja) 1995-05-01 1995-07-19 流動床燃焼炉

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JP7-107370 1995-05-01
JP10737095 1995-05-01
JP18266595A JPH0921514A (ja) 1995-05-01 1995-07-19 流動床燃焼炉

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087027A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 友章 吉川 ボイラ装置、及び炭化システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015087027A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 友章 吉川 ボイラ装置、及び炭化システム

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