JPH09214702A - 画像デ−タ出力装置 - Google Patents

画像デ−タ出力装置

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JPH09214702A
JPH09214702A JP8014217A JP1421796A JPH09214702A JP H09214702 A JPH09214702 A JP H09214702A JP 8014217 A JP8014217 A JP 8014217A JP 1421796 A JP1421796 A JP 1421796A JP H09214702 A JPH09214702 A JP H09214702A
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JP
Japan
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odd
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JP8014217A
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Yasushi Ishio
康史 石尾
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読取り速度を上げても画像品質が低下し
ない画像デ−タ出力装置を提供する。 【解決手段】 イメ−ジセンサ13に奇数画像ラインデ
−タを読み取るセンサクロックと偶数画像ラインデ−タ
を読み取るセンサクロックとを交互に供給して画像を奇
数画像ラインデ−タと偶数画像ラインデ−タとに分けて
読み取る画像読み取り手段14と、画像読み取り手段1
4から奇数画像ラインデ−タを入力して記憶する奇数画
像ラインメモリ15aと、画像読み取り手段から偶数画
像ラインデ−タを入力して記憶する偶数画像ラインメモ
リ15bと、画像読み取り手段14からNライン目のラ
インデ−タを入力し、奇数画像ラインメモリ15a及び
偶数画像ラインメモリ15bから(N−1)ライン目、
(N−2)ライン目のラインデ−タを入力して、(N−
1)ライン目の主走査方向の間引かれた部分のデ−タを
補間するとともにNライン目、(N−2)ライン目のラ
インデ−タを参照し副走査方向の間引かれた部分のデ−
タを補間して出力するデ−タ補間回路16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ等に用
いられる画像デ−タ出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等に用いられる
画像デ−タ出力装置は、原稿を搬送させ、イメ−ジセン
サにセンサクロックを供給して画像を読み取る。主走査
方向のイメ−ジセンサの解像度が7.7ドット/mmの
場合、副走査方向の解像度として15.4ライン/m
m、7.7ライン/mm、3.85ライン/mm等が用
意してある。副走査方向の解像度の変更は、原稿を搬送
させるモ−タ速度を変更してイメ−ジセンサの1ライン
読み取り時間当たりの原稿移動量を変えることにより実
現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像デ−タ出力
装置にあっては、モ−タ速度を変更して原稿読取り速度
を上げた場合には、たとえ読み取れても、イメ−ジセン
サの1ライン読み取り時間当たりの原稿移動量が大きく
なるので、細線の白抜け、文字の黒つぶれ等を発生さ
せ、画像品質が低下して受信画像が読みにくくなり、逆
に原稿読取り速度を下げた場合には、画像品質が向上す
るが、通信時間を長くしなければならないという問題点
があった。
【0004】本発明は、原稿読取り速度を上げても画像
品質が低下しない画像デ−タ出力装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像デ−タ出力装置においては、イメ−ジセ
ンサに奇数画像ラインデ−タを読み取るセンサクロック
と偶数画像ラインデ−タを読み取るセンサクロックとを
交互に供給して上記画像を奇数画像ラインデ−タと偶数
画像ラインデ−タとに分けて読み取る画像読み取り手段
と、画像読み取り手段から奇数画像ラインデ−タを入力
して記憶する奇数画像ラインメモリと、画像読み取り手
段から偶数画像ラインデ−タを入力して記憶する偶数画
像ラインメモリと、画像読み取り手段からNライン目の
ラインデ−タを入力し、奇数画像ラインメモリ及び偶数
画像ラインメモリから(N−1)ライン目、(N−2)
ライン目のラインデ−タを入力して、(N−1)ライン
目の主走査方向の間引かれた部分のデ−タを補間すると
ともにNライン目、(N−2)ライン目のラインデ−タ
を参照し副走査方向の間引かれた部分のデ−タを補間し
て出力するデ−タ補間手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には
同一符号を付す。
【0007】図2はイメ−ジセンサの構成を示す模式図
であり、図3はイメ−ジセンサの入力及び出力パルスの
波形図である。イメ−ジセンサ1は光源となるLED
(発光ダイオ−ド)アレイ2、原稿からの反射光を受光
素子3に結像させるセルホックレンズアレイ4、フォト
トランジスタ等により構成される受光素子3、受光素子
3に蓄積された電荷を取り出すアナログスイッチ5とア
ナログスイッチ5を開閉させるパルスを伝搬させるシフ
トレジスタ6、取り出された電荷を増幅させるアンプ回
路7とを有する。
【0008】LEDアレイ2は外部から供給されるLE
D電源によりLED素子を点灯する。シフトレジスタ6
には外部信号としてセンサクロックと一定周期で送出さ
れるスタ−トパルスとが供給される。
【0009】シフトレジスタ6は、図3に示すように、
センサクロックのエッジにてスタ−トパルスを取り込
み、センサクロックのLレベル期間にアナログスイッチ
5をオンにし、Hレベル期間に受光素子3の電荷をリセ
ットさせる。センサクロックによりスタ−トパルスを順
次転送してゆくことにより、1ライン分のセンサ出力が
取り出される。
【0010】受光素子3に蓄積される電荷は、シフトレ
ジスタ6に転送されるスタ−トパルスから、次のスタ−
トパルスまでの時間積分となる。従って、スタ−トパル
スの周期が変化すると、センサ出力もそれに比例するこ
とになる。
【0011】図1は本発明の実施の形態による画像デ−
タ出力装置のブロック図である。画像デ−タ出力装置1
0は、原稿を搬送させる原稿駆動モ−タ11を駆動する
モ−タ駆動回路12、原稿から画像を読み取るイメ−ジ
センサ13、モ−タ駆動回路12とイメ−ジセンサ13
とを制御して画像読み取り手段14、ラインメモリ1
5、デ−タ補間手段としての補間回路16及びセレクタ
回路17を有する。
【0012】画像読み取り手段14はCPU制御回路1
8、センサ駆動回路19、A/Dコンバ−タ回路20、
セレクタ回路21、画素補正回路22、補正メモリ2
3、2値化回路24を有する。
【0013】CPU制御回路18から解像度を選択する
選択信号SG1 がモ−タ駆動回路12、センサ駆動回路
19、セレクタ回路17、21に出力される。また、読
取り起動信号SG2 がモ−タ駆動回路12、センサ駆動
回路19に出力される。センサ駆動回路19はイメ−ジ
センサ13にスタ−トパルスSG3 とセンサクロックS
G4 とを出力し、A/Dコンバ−タ回路20にはサンプ
ルクロックSG5 を出力する。イメ−ジセンサ13はア
ナログデ−タによるセンサ出力SG6 をA/Dコンバ−
タ回路20に出力する。A/Dコンバ−タ回路20はデ
ジタル変換された階調デ−タSG7 をセレクタ回路21
に出力する。セレクタ回路21は選択信号SG1 により
階調デ−タSG7 、または、階調デ−タSG7 を上位階
調デ−タに1ビットシフトした階調デ−タSG8 のいず
れか一方を階調デ−タSG9 として画素補正回路22に
出力する。画素補正回路22は補正メモリ23から補正
デ−タとして明補正デ−タSG10、暗補正デ−タSG11
を入力する。
【0014】画素補正回路22は補正された階調デ−タ
SG12を2値化回路24に出力する。2値化回路24は
2値化された2値化画像デ−タSG13をラインメモリ1
5、補間回路16、セレクタ回路17に出力する。補間
回路16は2値化画像デ−タSG13がNライン目である
場合、補間処理対象とするラインデ−タは(N−1)ラ
イン目であり、主走査方向の間引かれた部分のデ−タを
図9(B)に示すように補間するとともに、Nライン目
及び(N+1)ライン目のラインデ−タを参照して副走
査方向の間引かれた部分のデ−タを図9(C)に示すよ
うに補間し、補間された2値化画像デ−タSG16をセレ
クタ回路17に出力する。
【0015】例えば、Nライン目が奇数画素ラインデ−
タである場合には、ラインメモリ15から(N−1)ラ
イン目の偶数画素ラインデ−タ、(N−2)ライン目の
奇数画素ラインデ−タを入力し、(N−1)ライン目の
偶数画素ラインデ−タの主走査方向の間引かれた部分の
デ−タを補間するとともに、Nライン目及び(N−2)
ライン目の奇数画素ラインデ−タを参照して(N−1)
ライン目の偶数画素ラインデ−タの副走査方向の間引か
れた部分のデ−タを補間する。
【0016】同様に、Nライン目が偶数画素ラインデ−
タである場合には、ラインメモリ15から(N−1)ラ
イン目の奇数画素ラインデ−タ、(N−2)ライン目の
偶数画素ラインデ−タを入力し、(N−1)ライン目の
奇数画素ラインデ−タの主走査方向の間引かれた部分の
デ−タを補間するとともに、Nライン目及び(N−2)
ライン目の偶数画素ラインデ−タを参照して(N−1)
ライン目の奇数画素ラインデ−タの副走査方向の間引か
れた部分のデ−タを補間する。
【0017】ラインメモリ15は2値化画像デ−タSG
13が奇数画素ラインである場合には、その奇数画素ライ
ンを奇数画素ラインメモリ15aに蓄積し、2値化画像
デ−タSG13が偶数画素ラインである場合には、その偶
数画素ラインを偶数画素ラインメモリ15bに蓄積す
る。
【0018】セレクタ回路17は選択信号SG1 により
2値化画像デ−タSG13、又は補間された2値化画像デ
−タSG16のいずれか一方を選択し、画像デ−タSG17
として出力する。また、モ−タ駆動回路12はモ−タ駆
動信号SG18を原稿駆動モ−タ11に出力し、読取り速
度に応じた搬送速度で回転する。
【0019】図4及び図5は読取り速度7.7ライン/
mmの場合の各パルスの波形図(1)及び(2)であ
る。
【0020】図6、図7及び図8は読取り速度3.85
ライン/mmの場合の各パルスの波形図(1)、(2)
及び(3)である。
【0021】図9は読み取られた画素ラインと補間方法
を示す例図である。(A)は読み取られる画素と読み取
られた奇数画素ラインと偶数画素ラインと重ね合わせ読
み取り結果とを示しており、(B)、(C)はそれぞれ
主走査方向、副走査方向の補間方法を示している。
【0022】図10、図11はそれぞれ奇数画素ライン
デ−タ、偶数画素ラインデ−タを読み取るセンサクロッ
クの発生方法を示す説明図である。共にデュ−ティ比8
7.5%のクロック(B)とデュ−ティ比93.75%
のクロック(C)とを重ね合わせて奇数画素ラインデ−
タ、偶数画素ラインデ−タを読み取るセンサクロック
(D)を発生させているが、奇数画像ラインデ−タを読
み取るセンサクロックはデュ−ティ比93.75%のク
ロックの周期を読取り速度7.7ライン/mmのセンサ
クロックの周期に合わせているのに対し、偶数画像ライ
ンデ−タを読み取るセンサクロックはデュ−ティ比8
7.5%のクロックの周期を読取り速度7.7ライン/
mmのセンサクロックの周期に合わせている。
【0023】次に動作について説明する。
【0024】まず、読取り速度7.7ライン/mmの場
合の動作について説明する。CPU制御回路18は読取
り速度7.7ライン/mmの解像度を選択する選択信号
SG1 をモ−タ駆動回路12、センサ駆動回路19、セ
レクタ回路17、21に出力する。また、CPU制御回
路18はモ−タ駆動回路12、センサ駆動回路19に読
取り起動信号SG2 を出力する。モ−タ駆動回路12は
図4(A)に示すようなモ−タ駆動信号SG18を原稿駆
動モ−タ11に出力し、原稿駆動モ−タ11は原稿を読
取り速度7.7ライン/mmに応じた搬送速度で走行さ
せる。
【0025】センサ駆動回路19は図4(B)に示すよ
うなスタ−トパルスSG3 をイメ−ジセンサ13に出力
する。また、センサ駆動回路19はイメ−ジセンサ13
に図5(B)に示すようなセンサクロックSG4 を出力
する。また、センサ駆動回路19は、図5(D)に示す
ようなサンプルクロックSG5 をA/Dコンバ−タ回路
20に出力する。
【0026】また、セレクタ回路17、21は選択信号
SG1 によりそれぞれ階調デ−タSG7 、2値化画像デ
−タSG13を出力するように選択する。
【0027】イメ−ジセンサ13は、スタ−トパルスS
G3 、センサクロックSG4 のタイミングにより、図5
(C)に示すように、センサ出力SG6 を出力する。A
/Dコンバ−タ回路20は、図5(C)、(D)に示す
ように、センサ出力SG6 をサンプルクロックSG5 の
立上がりエッジで取り込み、図5(E)に示すように、
アナログ信号をデジタル信号に変換し、階調デ−タSG
7 として出力する。セレクタ回路21は階調デ−タSG
7 を階調デ−タSG9 として出力する。
【0028】画素補正回路22はイメ−ジセンサ13が
有するセンサ出力のバラツキを画素毎に補正するため
に、補正メモリ23からすでに読み込んである明補正デ
−タSG10、暗補正デ−タSG11を参照して階調デ−タ
SG9 を補正し、補正された階調デ−タSG12として出
力する。2値化回路24は補正された階調デ−タSG12
を所定の閾値に基づいて2値化画像デ−タSG13にし
て、ラインメモリ15、補間回路16、セレクタ回路1
7に出力される。
【0029】セレクタ回路17はCPU制御回路18か
らの選択信号SG1 により2値化画像デ−タSG13を出
力するようになっているので、2値化画像デ−タSG13
を画像デ−タSG17として出力する。
【0030】つぎに、読取り速度3.85ライン/mm
の場合の動作について説明する。CPU制御回路10は
読取り速度3.85ライン/mmの解像度を選択する選
択信号SG1 をモ−タ駆動回路12、センサ駆動回路1
9、セレクタ回路17、21に出力する。また、CPU
制御回路18はモ−タ駆動回路12、センサ駆動回路1
9に読取り起動信号SG2 を出力する。モ−タ駆動回路
12は、図6(A)に示すように、読取り1周期に付
き、読取り速度7.7ライン/mmの時の倍のパルス数
を有するモ−タ駆動信号SG18を原稿駆動モ−タ11に
出力し、原稿駆動モ−タ11は原稿を読取り速度3.8
5ライン/mmに応じた搬送速度で走行させる。
【0031】センサ駆動回路19は図6(B)に示すよ
うに、読取り1周期に付き、読取り速度7.7ライン/
mmの時の倍のパルス数を有するスタ−トパルスSG3
をイメ−ジセンサ13に出力する。また、センサ駆動回
路19は、スタ−トパルスSG3 に応じて、図7(B)
及び図8(B)に示すように、センサクロックSG4を
イメ−ジセンサ13に出力するとともに、サンプルクロ
ックSG5 をA/Dコンバ−タ回路20に出力する。セ
ンサクロックSG4 は、図7(B)及び図8(B)に示
すように、スタ−トパルスSG3 の出力毎に図10
(D)に示した奇数画素ラインのセンサクロックと図1
1(D)に示した偶数画素ラインのセンサクロックとに
交互に切り替わる。また、セレクタ回路17、21はそ
れぞれ階調デ−タSG8 、2値化画像デ−タSG16を出
力するように選択する。原稿駆動モ−タ11は、上述し
たように原稿を読取り速度3.85ライン/mmに応じ
た搬送速度で走行させるが、スタ−トパルスSG2 が読
取り速度7.7ライン/mmの時の倍のパルス数となっ
ているので1ライン読取り時間当たりの原稿移動量は読
取り速度7.7ライン/mmの場合と同じになる。
【0032】センサクロックSG4 は、図10(D)、
図11(D)に示したように、デュ−ティ比の異なる2
つのクロックを重ね合わせものであり、イメ−ジセンサ
13内のシフトレジスタ回路を伝搬するスタ−トパルス
SG3 のタイミングを奇数画素と偶数画素とで異ならせ
ることで、アナログスイッチのオン時間を変化させ、セ
ンサ出力SG6 を図7(C)、図8(C)に示すよう
に、奇数画素、偶数画素のみを切り出せる。従って、イ
メ−ジセンサ13はスタ−トパルスSG3 、センサクロ
ックSG4 のタイミングにより、読取り1周期に付き、
奇数画素ラインと偶数画素ラインとを読み込んで、図7
(C)、図8(C)に示すように、センサ出力SG6 を
出力する。A/Dコンバ−タ回路20は、図7(D)、
図8(D)に示すように、センサ出力SG6 をサンプル
クロックSG5 の立上がりエッジで取り込み、アナログ
信号をデジタル信号に変換し、図7(E)、図8(E)
に示すように、奇数画素ラインデ−タ、偶数画素ライン
デ−タを階調デ−タSG7 として出力する。センサ出力
SG6 はスタ−トパルスSG3 の周期が1/2になった
ことにより出力値も1/2になっているので、出力値を
2倍にするために、セレクタ回路21で階調デ−タSG
7 を上位に1ビットシフトさせた階調デ−タSG8 を階
調デ−タSG9 として出力する。
【0033】画素補正回路22はイメ−ジセンサ13が
有するセンサ出力SG6 のバラツキを画素毎に補正する
ために、補正メモリ23からすでに読み込んである明補
正デ−タSG19、暗補正デ−タSG11を参照して階調デ
−タSG9 を補正する。2値化回路24は補正された階
調デ−タSG9 を所定の閾値に基づいて2値化画像デ−
タSG13にして、ラインメモリ15、補間回路16、セ
レクタ回路17に出力される。
【0034】ラインメモリ15は2値化画像デ−タSG
13が奇数画素ラインである場合には、その奇数画素ライ
ンを奇数画素ラインメモリ15aに蓄積し、2値化画像
デ−タSG13が偶数画素ラインである場合には、その偶
数画素ラインを偶数画素ラインメモリ15bに蓄積す
る。
【0035】補間回路16は上述したように画像デ−タ
SG13が偶数画素ラインデ−タか奇数画素ラインデ−タ
かで、補間処理対象とするラインデ−タを奇数画素ライ
ンメモリ15aの内容、あるいは偶数画素ラインメモリ
15bの内容として補間する。補間された2値化画像デ
−タSG16をセレクタ回路17に出力する。セレクタ回
路17はCPU制御回路18からの選択信号SG1 によ
り2値化画像デ−タSG16を出力するようになっている
ので、2値化画像デ−タSG16を画像デ−タSG17とし
て出力する。画像デ−タSG17として出力される奇数画
素ラインの画素デ−タと偶数画素ラインの画素デ−タを
重ね合わせると、図9(A)に示すような解像度を向上
させた画像が得られる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。
【0037】イメ−ジセンサに奇数画像ラインデ−タを
読み取るセンサクロックと偶数画像ラインデ−タを読み
取るセンサクロックとを交互に供給して上記画像を奇数
画像ラインデ−タと偶数画像ラインデ−タとに分けて読
み取る画像読み取り手段と、画像読み取り手段から奇数
画像ラインデ−タを入力して記憶する奇数画像ラインメ
モリと、画像読み取り手段から偶数画像ラインデ−タを
入力して記憶する偶数画像ラインメモリと、画像読み取
り手段からNライン目のラインデ−タを入力し、奇数画
像ラインメモリ及び偶数画像ラインメモリから(N−
1)ライン目、(N−2)ライン目のラインデ−タを入
力して、(N−1)ライン目の主走査方向の間引かれた
部分のデ−タを補間するとともにNライン目、(N−
2)ライン目のラインデ−タを参照し副走査方向の間引
かれた部分のデ−タを補間して出力するデ−タ補間手段
とを備えたことにより、原稿読取り速度を上げても間引
きされた部分のデ−タをデ−タ補間手段により補間でき
るので、画像品質が低下しない画像デ−タ出力装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像デ−タ出力装置
のブロック図である。
【図2】イメ−ジセンサの構成を示す模式図である。
【図3】イメ−ジセンサの入力及び出力パルスの波形図
である。
【図4】読取り速度7.7ライン/mmの場合の各パル
スの波形図(1)である。
【図5】読取り速度7.7ライン/mmの場合の各パル
スの波形図(2)である。
【図6】読取り速度3.85ライン/mmの場合の各パ
ルスの波形図(1)である。
【図7】読取り速度3.85ライン/mmの場合の各パ
ルスの波形図(2)である。
【図8】読取り速度3.85ライン/mmの場合の各パ
ルスの波形図(3)である。
【図9】読み取られた画素ラインと補間方法を示す例図
である。
【図10】奇数画素ラインデ−タを読み取るセンサクロ
ックの発生方法を示す説明図である。
【図11】偶数画素ラインデ−タを読み取るセンサクロ
ックの発生方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1、13 イメ−ジセンサ 10 画像デ−タ出力装置 15 画像読み取り手段 15 ラインメモリ 16 補間回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメ−ジセンサにより画像を読み取って
    画像デ−タを出力する画像デ−タ出力装置において、 上記イメ−ジセンサに奇数画像ラインデ−タを読み取る
    センサクロックと偶数画像ラインデ−タを読み取るセン
    サクロックとを交互に供給して上記画像を奇数画像ライ
    ンデ−タと偶数画像ラインデ−タとに分けて読み取る画
    像読み取り手段と、 画像読み取り手段から奇数画像ラインデ−タを入力して
    記憶する奇数画像ラインメモリと、 画像読み取り手段から偶数画像ラインデ−タを入力して
    記憶する偶数画像ラインメモリと、 画像読み取り手段からNライン目のラインデ−タを入力
    し、奇数画像ラインメモリ及び偶数画像ラインメモリか
    ら(N−1)ライン目、(N−2)ライン目のラインデ
    −タを入力して、(N−1)ライン目の主走査方向の間
    引かれた部分のデ−タを補間するとともにNライン目、
    (N−2)ライン目のラインデ−タを参照し副走査方向
    の間引かれた部分のデ−タを補間して出力するデ−タ補
    間手段とを備えたことを特徴とする画像デ−タ出力装
    置。
  2. 【請求項2】 上記画像読み取り手段は、デュ−ティ比
    の異なる2つのクロックを重ね合わせて発生させた奇数
    画像ラインデ−タを読み取るセンサクロックと偶数画像
    ラインデ−タを読み取るセンサクロックとを上記イメ−
    ジセンサに交互に供給して画像を奇数画像ラインデ−タ
    と偶数画像ラインデ−タとに分けて交互に読み取る請求
    項1記載の画像デ−タ出力装置。
JP8014217A 1996-01-30 1996-01-30 画像デ−タ出力装置 Withdrawn JPH09214702A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999048277A1 (fr) * 1998-03-17 1999-09-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur d'images
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