JPH09214420A - 移動電話システム - Google Patents
移動電話システムInfo
- Publication number
- JPH09214420A JPH09214420A JP8034448A JP3444896A JPH09214420A JP H09214420 A JPH09214420 A JP H09214420A JP 8034448 A JP8034448 A JP 8034448A JP 3444896 A JP3444896 A JP 3444896A JP H09214420 A JPH09214420 A JP H09214420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile telephone
- signal
- relay station
- reception status
- status report
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動電話に、移動電話から発射している信号
が中継局にどの程度のレベルで受信されているかを示す
受信状態レポート信号をトーン信号等で表示する。 【解決手段】 中継局１４に、移動電話２から発射され
る電波の受信状態を示す、受信状態レポート信号を発生
する信号発生器２８を設け、この信号発生器２８の出力
によって、中継局１４は、対応する移動電話２に受信状
態レポート信号を発信する。移動電話２は、この信号を
トーン信号等に変換し、表示する。この表示によって、
移動電話２の使用者は、中継局１４に受信される移動電
話２の電波のレベルがどの程度であるかを正確に認識す
ることができる。
が中継局にどの程度のレベルで受信されているかを示す
受信状態レポート信号をトーン信号等で表示する。 【解決手段】 中継局１４に、移動電話２から発射され
る電波の受信状態を示す、受信状態レポート信号を発生
する信号発生器２８を設け、この信号発生器２８の出力
によって、中継局１４は、対応する移動電話２に受信状
態レポート信号を発信する。移動電話２は、この信号を
トーン信号等に変換し、表示する。この表示によって、
移動電話２の使用者は、中継局１４に受信される移動電
話２の電波のレベルがどの程度であるかを正確に認識す
ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は移動電話と中継局と
の間で電波の授受を行う移動電話システムに関する。
の間で電波の授受を行う移動電話システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】移動電話では、通信機が使用可能状態で
あることを示す目安として、通信機がキャッチした中継
局からの電波の強さを表示している。
あることを示す目安として、通信機がキャッチした中継
局からの電波の強さを表示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動電話は実用
上、以下に述べる大きな問題を含んでいる。 （１）中継局からの信号は出力が大きいので、中継局か
らの電波が十分に移動電話に届いていることを示してい
ても、それが移動電話と中継局との間の十分に良好な通
信状態を保証していることにはならない。 （２）これは、移動電話からの出力（信号強度）が弱い
状態でも、中継局からの電波が十分に移動電話に届いて
いることを示してしまっている。 （３）即ち、移動電話がキャッチした電波の強さが最大
値を示していても、通信に雑音が入り、また、通信をよ
り良い状態にしようと自動的に中継局が切り替わってし
まう。この時、良い状態に替われば良いが、なお悪い状
態になったり、終いには、通信が切れてしまうといった
問題が多く生じている。 これら一連の問題は何故生じるかというと、移動電話に
表示される電波の強さを示す意味が、ただ単に中継局か
らの電波を受信しているというだけのことで、実際に電
波を発射している移動電話の信号が中継局に確実に受信
され、それがどの程度のレベルであるかを示しているも
のではないからである。本発明は上記問題点を解決する
ことを目的とするものである。
上、以下に述べる大きな問題を含んでいる。 （１）中継局からの信号は出力が大きいので、中継局か
らの電波が十分に移動電話に届いていることを示してい
ても、それが移動電話と中継局との間の十分に良好な通
信状態を保証していることにはならない。 （２）これは、移動電話からの出力（信号強度）が弱い
状態でも、中継局からの電波が十分に移動電話に届いて
いることを示してしまっている。 （３）即ち、移動電話がキャッチした電波の強さが最大
値を示していても、通信に雑音が入り、また、通信をよ
り良い状態にしようと自動的に中継局が切り替わってし
まう。この時、良い状態に替われば良いが、なお悪い状
態になったり、終いには、通信が切れてしまうといった
問題が多く生じている。 これら一連の問題は何故生じるかというと、移動電話に
表示される電波の強さを示す意味が、ただ単に中継局か
らの電波を受信しているというだけのことで、実際に電
波を発射している移動電話の信号が中継局に確実に受信
され、それがどの程度のレベルであるかを示しているも
のではないからである。本発明は上記問題点を解決する
ことを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、移動電話と中継局との間で電波の授受を
行う移動電話システムにおいて、中継局に移動電話から
発射される電波の受信状態を示す受信状態レポート信号
を発生する手段を設け、移動電話に、前記中継局から発
信された受信状態レポート信号を受信しこれをトーン信
号等に変換して表示する手段を設けたものである。
め、本発明は、移動電話と中継局との間で電波の授受を
行う移動電話システムにおいて、中継局に移動電話から
発射される電波の受信状態を示す受信状態レポート信号
を発生する手段を設け、移動電話に、前記中継局から発
信された受信状態レポート信号を受信しこれをトーン信
号等に変換して表示する手段を設けたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。携帯電話などの移動電
話２の使用者は、受信状態レポートの利用をするか否か
の設定を、キー操作部４を操作し、所要の信号を設定回
路６に入力することによって行うことができる。
図面を参照して詳細に説明する。携帯電話などの移動電
話２の使用者は、受信状態レポートの利用をするか否か
の設定を、キー操作部４を操作し、所要の信号を設定回
路６に入力することによって行うことができる。
【０００６】受信状態レポートの利用は、移動電話２側
と相手側の電話８の両方に設定でき、また、移動電話２
にのみ設定することができるように構成されている。設
定回路６の設定出力は信号化回路１０によって所定の信
号に変換されて、通信回路１２に入力される。
と相手側の電話８の両方に設定でき、また、移動電話２
にのみ設定することができるように構成されている。設
定回路６の設定出力は信号化回路１０によって所定の信
号に変換されて、通信回路１２に入力される。
【０００７】通信回路１２に受信状態レポートを利用す
る旨の信号が入力されると、通信回路１２は、受信状態
レポート利用モードとなり、受信状態レポートオン信号
をアンテナ１６を通して、中継局１４に送るように構成
されている。受信状態レポートを利用しない場合は、受
信状態レポートオフ信号が発信される。中継局１４の中
継回路１８は、移動電話２から受信状態レポートオン信
号をアンテナ２０を通して受け取ると、この信号を信号
選択回路２２に送る。
る旨の信号が入力されると、通信回路１２は、受信状態
レポート利用モードとなり、受信状態レポートオン信号
をアンテナ１６を通して、中継局１４に送るように構成
されている。受信状態レポートを利用しない場合は、受
信状態レポートオフ信号が発信される。中継局１４の中
継回路１８は、移動電話２から受信状態レポートオン信
号をアンテナ２０を通して受け取ると、この信号を信号
選択回路２２に送る。
【０００８】信号選択回路２２は入力された受信状態レ
ポートオンオフ信号に基づいて、受信状態レポートを移
動電話２と通信の相手方の電話８の両方へ送るか、或
は、受信状態レポートを移動電話２のみに送るか或は、
移動電話２及び相手先の有線電話８のいづれにも受信状
態レポートを送らないようにするかを選択し、この選択
信号を中継回路１８に出力する。
ポートオンオフ信号に基づいて、受信状態レポートを移
動電話２と通信の相手方の電話８の両方へ送るか、或
は、受信状態レポートを移動電話２のみに送るか或は、
移動電話２及び相手先の有線電話８のいづれにも受信状
態レポートを送らないようにするかを選択し、この選択
信号を中継回路１８に出力する。
【０００９】移動電話２と相手先の電話８には、中継局
１４からの受信状態レポート信号が設定したレベル以下
に落ちたとき、この信号をその大きさに応じたトーン信
号に変換する変換回路２４を備えている。また、移動電
話２は、受信状態レポート信号を表示部にグラフとして
表示する変換回路２４を備えている。中継局１４の中継
回路１８は、受信状態モニター回路２６を備え、移動電
話２からの電波の強さのレベル（受信状態）を検出して
いる。中継局１４が受信状態レポート信号を移動電話２
と相手先の電話８に送る場合には、中継回路１８は、受
信状態モニター回路２６の、対応する受信状態検出信号
を受信状態レポート信号発生器２８に送る。
１４からの受信状態レポート信号が設定したレベル以下
に落ちたとき、この信号をその大きさに応じたトーン信
号に変換する変換回路２４を備えている。また、移動電
話２は、受信状態レポート信号を表示部にグラフとして
表示する変換回路２４を備えている。中継局１４の中継
回路１８は、受信状態モニター回路２６を備え、移動電
話２からの電波の強さのレベル（受信状態）を検出して
いる。中継局１４が受信状態レポート信号を移動電話２
と相手先の電話８に送る場合には、中継回路１８は、受
信状態モニター回路２６の、対応する受信状態検出信号
を受信状態レポート信号発生器２８に送る。
【００１０】受信状態レポート信号発生器２８の出力信
号は、アンテナ２０から移動電話２に発信される。ま
た、受信状態レポートの信号は、電話線を通じて、相手
先の電話８にも送られる。移動電話２に送られた受信状
態レポートの信号は、アンテナ１６を通じて通信回路１
２に送られる。通信回路１２に送られた受信状態レポー
トの信号は、移動電話２の表示部にグラフとして表示さ
れる。中継局１４からの受信状態レポート信号が設定し
たレベル以下に落ちたときは、この信号は、変換回路２
４によって、トーン信号に変換され、このトーン信号
は、通信回路１２を経て、スピーカー３０に送られる。
号は、アンテナ２０から移動電話２に発信される。ま
た、受信状態レポートの信号は、電話線を通じて、相手
先の電話８にも送られる。移動電話２に送られた受信状
態レポートの信号は、アンテナ１６を通じて通信回路１
２に送られる。通信回路１２に送られた受信状態レポー
トの信号は、移動電話２の表示部にグラフとして表示さ
れる。中継局１４からの受信状態レポート信号が設定し
たレベル以下に落ちたときは、この信号は、変換回路２
４によって、トーン信号に変換され、このトーン信号
は、通信回路１２を経て、スピーカー３０に送られる。
【００１１】移動電話２の使用者は、表示部のグラフ表
示及びスピーカー３０からの数段階のトーン信号によっ
て、自己の移動電話２から発射される電波が中継局１４
にどのようなレベル状態で受信されているかを知ること
ができる。相手方の電話８にも同様の方法で、中継局の
受信状態を示すトーン信号が電話８のスピーカーから供
給される。電話８の使用者は、スピーカーからの数段階
のトーン信号によって、移動電話２から発射される電波
が中継局１４にどのようなレベル状態で受信されている
かを知ることができる。
示及びスピーカー３０からの数段階のトーン信号によっ
て、自己の移動電話２から発射される電波が中継局１４
にどのようなレベル状態で受信されているかを知ること
ができる。相手方の電話８にも同様の方法で、中継局の
受信状態を示すトーン信号が電話８のスピーカーから供
給される。電話８の使用者は、スピーカーからの数段階
のトーン信号によって、移動電話２から発射される電波
が中継局１４にどのようなレベル状態で受信されている
かを知ることができる。
【００１２】受信状態レポートを利用しない場合には、
中継局１４の信号選択回路２２は、受信状態レポート信
号発生器２８の出力を、中継回路１８に送らないように
構成され、これによって、中継回路１８は、対応する移
動電話２及び相手先有線電話８に受信状態レポート信号
を発信しない。上記受信状態レポート信号は、移動電話
２から相手先に電話を掛ける前、及び掛けている間、或
は、相手先から移動電話２に電話が掛かってきた場合
に、移動電話２に、又は、移動電話２と相手先の電話８
の両方に供給される。なお、受信状態レポート信号のレ
ベルを表示する方法は、ト−ン信号、グラフ表示に特に
限定されるものではない。
中継局１４の信号選択回路２２は、受信状態レポート信
号発生器２８の出力を、中継回路１８に送らないように
構成され、これによって、中継回路１８は、対応する移
動電話２及び相手先有線電話８に受信状態レポート信号
を発信しない。上記受信状態レポート信号は、移動電話
２から相手先に電話を掛ける前、及び掛けている間、或
は、相手先から移動電話２に電話が掛かってきた場合
に、移動電話２に、又は、移動電話２と相手先の電話８
の両方に供給される。なお、受信状態レポート信号のレ
ベルを表示する方法は、ト−ン信号、グラフ表示に特に
限定されるものではない。
【００１３】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したので、移動
電話の使用者は受信状態レポート信号によって、電波状
況を適格に把握できる。その為、電波状況に応じて話の
要点を手短に伝えたり、或は、途中で突然切れてしまう
前に、移動を止めたり、話しを一端やめ、状況の良いと
ころで再度掛け直すなどの判断を早目に行い、トラブル
を未然に防ぐことができる等の効果が存する。
電話の使用者は受信状態レポート信号によって、電波状
況を適格に把握できる。その為、電波状況に応じて話の
要点を手短に伝えたり、或は、途中で突然切れてしまう
前に、移動を止めたり、話しを一端やめ、状況の良いと
ころで再度掛け直すなどの判断を早目に行い、トラブル
を未然に防ぐことができる等の効果が存する。
【図１】移動電話と中継局のブロック説明図である。
【図２】本発明の説明図である。
２ 移動電話 ４ キー操作部 ６ 設定回路 ８ 電話 １０ 信号化回路 １２ 通信回路 １４ 中継局 １６ アンテナ １８ 中継回路 ２０ アンテナ ２２ 信号選択回路 ２４ 変換回路 ２６ 受信状態モニター回路 ２８ 受信状態レポート信号発生器
Claims (1)
- 【請求項１】 移動電話と中継局との間で電波の授受を
行う移動電話システムにおいて、中継局に移動電話から
発射される電波の受信状態を示す受信状態レポート信号
を発生する手段を設け、移動電話に、前記中継局から発
信された受信状態レポート信号を受信しこれをトーン信
号等に変換して表示する手段を設けたことを特徴とする
移動電話システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034448A JPH09214420A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 移動電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8034448A JPH09214420A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 移動電話システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09214420A true JPH09214420A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12414543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8034448A Pending JPH09214420A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 移動電話システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09214420A (ja) |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP8034448A patent/JPH09214420A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |