JPH09214056A - 半導体装置の製造方法,半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法,半導体レーザ及びその製造方法

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JPH09214056A
JPH09214056A JP8019706A JP1970696A JPH09214056A JP H09214056 A JPH09214056 A JP H09214056A JP 8019706 A JP8019706 A JP 8019706A JP 1970696 A JP1970696 A JP 1970696A JP H09214056 A JPH09214056 A JP H09214056A
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slope
layer
flat surface
region
substrate
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JP8019706A
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English (en)
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Chikashi Anayama
親志 穴山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストライプ状斜面1aが設けられた基板1平
坦面上に堆積された活性層5の斜面1a上領域を発光領
域とするストライプ型半導体レーザに,一度の堆積によ
り偏光面の回転を生じない実屈折率ガイド構造を付加す
る。 【解決手段】 平坦面1bと結晶面が異なる斜面1aを
有する基板1上に,光ガイド層又はクラッド層4,6と
なるAs及びPを含むIII-V 族化合物半導体層をMOV
PE法により堆積する。斜面1a上と平坦面1b上の領
域とでPとAsの組成比が異なるクラッド層4,6が,
均一な厚さで基板1全面に堆積される。屈折率の異なる
領域の境界21は斜面1aに略垂直となり,偏光面が回
転しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板表面の傾斜面に
堆積されたAs及びPを含むIII-V 化合物半導体層を有
する半導体装置,例えば半導体レーザに関し,とくに光
ガイド層又はクラッド層となるIII-V 化合物半導体層に
実屈折率分布を設けた半導体装置及びその製造方法に関
する。
【0002】基板表面の斜面に堆積したIII-V 化合物半
導体層は,基板の平坦面に堆積した領域と不純物濃度が
異なるため,一度の堆積により,斜面と平坦面とで異な
る導電型の領域を有する半導体層を形成することができ
る。この方法を利用した半導体装置,例えばストライプ
型半導体レーザでは,基板表面にストライプ状斜面を形
成するだけで,他のエッチング工程を要することなく堆
積工程のみで,光閉じ込めのために必要な屈折した活性
層,及びp型領域とn型領域とからなる電流狭窄層を形
成することができ,製造が非常に簡単になる。
【0003】しかし,堆積によって,かかる導電型の異
なる領域を形成する半導体装置の製造方法では,堆積さ
れた半導体層の面内屈折率はほぼ均一であるため,屈折
率分布により光を閉じ込める実屈折率導波型のストライ
プ型半導体レーザを製造することができない。
【0004】このため,実屈折率導波型の半導体レーザ
を複雑な加工工程を経ることなく製造するために,堆積
によって,屈折率分布を有する半導体層,例えば光ガイ
ド層又はクラッド層を形成することができる半導体装置
の製造方法が必要とされている。
【0005】
【従来の技術】先ず,従来の基板表面の斜面上に堆積さ
れた活性層を発光領域とするストライプ型半導体レーザ
について説明する。
【0006】図4は従来の半導体レーザ断面図であり,
ストライプ型半導体レーザの主要部をストライプを垂直
に横切る断面で表したものである。図4を参照して,閃
亜鉛鉱格子を有するn型III-V 化合物半導体単結晶の
(100)面からなる平坦面1bを主面とする基板1の
半面をエッチングして,ストライプ状の斜面1aを形成
する。次いで基板1上全面にIII-V 半導体単結晶からな
る,n型クラッド層4,活性層5,p型クラッド層6,
狭窄層7,及びp型クラッド層8を順次,有機金属気相
エピタキシャル法により堆積する。
【0007】これらのエピタキシャル成長の条件は,ク
ラッド層4,活性層5,クラッド層6,8については一
般的なものであり,一様な厚さで一様な組成の化合物半
導体層が堆積される。なお,不純物濃度は斜面1aと平
坦面1b上の領域で異なる場合もあるが導電型が変換さ
れる領域はなく,また III族又は V族の組成は変動しな
い。
【0008】この従来例の半導体レーザの特徴の一つは
狭窄層7にある。即ち,狭窄層7はp型の不純物とn型
の不純物とを同時にドープして堆積される。一般に,有
機金属気相エピタキシャル法により堆積されたIII-V 化
合物半導体層では,堆積面の結晶面方位によりp型不純
物濃度とn型不純物濃度が異なる。その結果,p型不純
物とn型不純物とを同時にドープした狭窄層7では,狭
窄層7の斜面1a上の領域はp型となり,平坦面1b上
の領域はn型となる。従って,狭窄層7の平坦面1b上
のn型領域は電流狭窄層として作用し,斜面1a上のp
型領域は電流が集中するストライプ状の電流を通過する
窓としての機能を有する。このため,活性層5の斜面1
a上の領域に電流が集中する発光領域が形成される。
【0009】この半導体レーザの光閉じ込めは,ストラ
イプ状の斜面1aとその両側に延在する平坦面1bに沿
って堆積された活性層5が有する,斜面1aと平坦面1
bとの境界に形成された屈曲部分によりなされる。この
ように,この構造のストライプ型半導体レーザは,半導
体層の堆積工程のみで光閉じ込め構造及び電流狭窄層を
含む全ての積層構造を製作することができるため,埋込
み構造のストライプ型半導体レーザと比べて製造が極め
て容易である。また,ロスガイド構造を採らないため光
損失が少なく,かつ非点隔差が小さいという利点を有す
る。
【0010】しかし,上述した従来のストライプ型半導
体レーザでは,活性層5に接するクラッド層4,6の屈
折率が一様であるため,光閉じ込め効果は活性層5の屈
曲構造のみから生ずる。このため,光閉じ込め効果が小
さく,横モード変形に基づく電流−光出力特性の折れ曲
がり(以下「キンク」という。)を生ずる。かかるキン
クを生ずる出力レベル(以下「キンクレベル」とい
う。)は,斜面の幅を狭くして発光領域のストライプ幅
を狭くすることで改善することができる。しかし,発光
領域の幅を狭くすると光密度が大きくなりレーザ端面の
光損傷を生ずるので,発光領域の幅を狭くしてキンクレ
ベルを改善するには限界があった。
【0011】かかるキンク特性を改善するため,活性層
に近接するクラッド層又はガイド層の屈折率を斜面上と
平坦面上とで異なるものとし,実屈折率ガイド構造を付
加した半導体レーザが考案された。
【0012】図5は従来の改善された半導体レーザ断面
図であり, III族組成を変動することで屈折率分布が設
けられたストライプ型半導体レーザのクラッド層及び活
性層を表している。
【0013】図5を参照して,改善された半導体レーザ
では,上述した従来の半導体レーザと同様に,斜面1a
が形成された基板1上に,n型クラッド層4,活性層
5,p型クラッド層6を順次堆積する。これらクラッド
層4,6は,2種の III族元素を含む反応ガスを用いた
有機金属気相エピタキシャル法により堆積される。一般
に,2種の III族元素を含むIII-V 化合物半導体を異な
る結晶面に堆積すると,堆積された化合物半導体の III
族元素の組成比が結晶面に依存して変動する。このた
め,斜面1a上と平坦面1b上とでクラッド層4,6の
III族元素組成が異なるため,クラッド層4,6の斜面
1a上の領域の屈折率とクラッド層4,6の平坦面1b
上の領域の屈折率とが異なるものとなる。従って,この
クラッド層4,6を活性層5に近接して設けることによ
り,実屈折率ガイド構造を実現することができる。な
お,この III族元素の組成比の変動に起因する屈折率変
化は,不純物ドープによるものより著しく大きく,十分
な光閉じ込め効果を奏することができる。
【0014】しかし,上述の III族組成の変動によりク
ラッド層の屈折率分布を形成する方法では,クラッド層
4,6の斜面1a上に堆積した領域と平坦面1b上に堆
積した領域とで,クラッド層4,6の厚さが異なり,そ
の結果クラッド層4,6の斜面1a上に堆積される領域
と平坦面上に堆積される領域の境界21が斜面1aに対
して垂直にならない。このように屈折率の異なる領域の
境界21が斜面1aに対して,即ち活性層5の発光領域
に対して傾斜するため,この改善された半導体レーザで
は偏光面が発光領域に平行にならず回転してしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように,従来
の屈曲構造により光閉じ込めを行うストライプ型半導体
レーザでは,横モードの光閉じ込め効果が劣るためキン
ク特性が十分ではなく,またストライプ幅の減少による
改善もレーザ端面損傷を生ずるため限界がある。
【0016】さらに, III族元素の組成比の変化により
クラッド層又は光ガイド層を構成するIII-V 化合物半導
体層の屈折率に分布を付与して,実屈折率ガイド構造と
なすことでキンク特性を改善する方法では,斜面上に堆
積する半導体層と平坦面上に堆積する半導体層との厚さ
が異なるため,偏光面の回転を生ずるという問題があっ
た。
【0017】本発明は,斜面上と平坦面上とで物性値,
例えば屈折率が異なるIII-V 化合物半導体層を均一な厚
さで堆積する半導体装置の製造方法を提供することを目
的とし,また斜面上に堆積された屈曲構造を有するスト
ライプ型半導体レーザに,厚さが一様で屈折率の異なる
領域を有する光ガイド層又はクラッド層が設けられた実
屈折率ガイド構造の半導体レーザ及びその製造方法を提
供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の実施形態
例斜視図であり,ストライプ型半導体レーザを表してい
る。図2は本発明の実施形態例製造工程断面図であり,
ストライプ型半導体レーザが製造されるウエーハ断面を
表している。
【0019】上記課題を解決するために,本発明の第一
の構成は,図2を参照して,第一の結晶面からなる平坦
面1bを有する基板1表面に第一の結晶面と異なる第二
の結晶面からなる斜面1aを形成する工程と,次いで,
該基板1上にAs及びPを含むIII-V 族化合物半導体層
4を有機金属気相エピタキシャル法により堆積し,該斜
面1a上の領域と該平坦面1b上の領域とで互いにPに
対するAsの組成比が異なる該化合物半導体層4を形成
する工程とを有することを特徴として構成し,及び,第
二の構成は,図1を参照して,ストライプ状の斜面1a
と,該斜面1aに接続して該斜面1aの両側に延在する
平坦面1bと,該斜面1a及び該平坦面1b上に堆積さ
れた活性層5と,該斜面1a及び該平坦面1b上に堆積
された光ガイド層又はクラッド層6,8の少なくとも一
方とを有し,該活性層5の該斜面1a上の領域を発光領
域とするストライプ半導体レーザにおいて,該平坦面1
bは,第一の結晶面からなり,該斜面1aは,該第一の
結晶面と異なる第二の結晶面からなり,該光ガイド層及
び該クラッド層6,8は,該斜面1a上の領域と該平坦
面1b上の領域とでPに対するAsの組成比が異なるII
I-V 化合物半導体層4からなることを特徴とsd構成
し,及び,第三の構成は,第二の構成の半導体レーザに
おいて,該基板1は,閃亜鉛鉱格子を有するIII-V 化合
物単結晶からなり,該第一の結晶面は,(N11)A面
(7≦N)からなり,該第二の結晶面は,(M11)A
面(2≦M<N)からなることを特徴として構成し,及
び,第四の構成は,図2を参照して,ストライプ状の斜
面1aと,該斜面1aに接続して該斜面1aの両側に延
在する平坦面1bと,該斜面1a及び該平坦面1b上に
堆積された活性層5と,該斜面1a及び該平坦面1b上
に堆積された光ガイド層又はクラッド層6,8の少なく
とも一方とを有し,該活性層5の該斜面1a上の領域を
発光領域とするストライプ半導体レーザにおいて,第一
の結晶面を主面とする該基板1表面を選択的にエッチン
グして,該基板1表面に該第一の結晶面からなり高さが
異なる2つの該平坦面1b及び該平坦面1b間を接続す
るストライプ状の該斜面1aを形成する工程と,次い
で,有機金属気相エピタキシャル法により該基板1上に
P及びAsを含むIII-V 化合物半導体を堆積して該光ガ
イド層又は該クラッド層6,8を形成する工程とを有す
ることを特徴として構成する。
【0020】本発明の発明者は,閃亜鉛鉱格子を有する
III-V 化合物半導体からなる基板上に,As及びPを含
むIII-V 化合物半導体層を有機金属気相エピタキシャル
法を用いて堆積すると,堆積されたIII-V 化合物半導体
層のAsとPとの組成比が基板の結晶面に依存して変わ
り,他方そのIII-V 化合物半導体層の堆積速度は基板の
結晶面に依存せず一定となることを実験的に見出した。
次に,その実験を説明する。なお,以下,(100)面
から6°傾いた基板主面を(100)6°オフ面とい
う。
【0021】図3はルミネッセンス波長の基板結晶面方
位依存性を表す図であり,図3中のイはGaAsの(1
00)6°オフ面上に,ロはGaAsの(411)A面
上に,有機金属気相エピタキシャル法により堆積された
GaInAsPのフォトルミネッセンス波長を表してい
る。横軸は,AsH3 の流量である。なお, PH3 流量
は約220cc/分で一定とした。
【0022】図3を参照して,(100)6°オフ面又
は(411)A面の何れの結晶面上に堆積した場合で
も,GaInAsPのフォトルミネッセンス波長はAs
3 流量の増加とともに長波長化する。これは,GaI
nAsP中のAs組成が増加し,禁制帯幅が狭くなった
ことを示している。他方,基板の(411)A面に堆積
されたGaInAsPは,(100)6°オフ面に堆積
されたものよりフォトルミネッセンス波長が長い。この
事実は,(411)A面に堆積されたGaInAsP
は,(100)6°オフ面に堆積されたものより多量の
Asが取り込まれ,Pに対するAs組成の比が増大して
いることを明らかにしている。
【0023】他方,(100)6°オフ面又は(41
1)A面の何れの結晶面上に堆積した場合でも,成長条
件が同じであればGaInAsPの膜厚は同じであっ
た。これらの実験結果は, V族にAsとPとを同時に含
むIII-V 化合物半導体の有機金属気相エピタキシャル成
長において,AsとPの組成比は堆積面の結晶面方位に
依存するのに対して,堆積速度は結晶面方位に依存しな
いことを明らかにしている。
【0024】本発明はかかる実験結果に基づいて考案さ
れた。本発明の第一の構成では,図2(a)及び(b)
を参照して,第一の結晶面からなる平坦面1bを有する
基板1表面に平坦面1bと異なる結晶面からなる斜面1
aを形成した後,その平坦面1b及び斜面1a上に,有
機金属気相エピタキシャル法(MOVPE法)によりA
s及びPを含むIII-V 化合物半導体層4を堆積する。か
かる構成では,堆積されたIII-V 化合物半導体層4のA
s及びPの組成比は,平坦面と斜面の結晶面方位により
異なり,その結果平坦面上と斜面上とに堆積された領域
ではIII-V 化合物半導体層4の物性,例えば禁制幅又は
屈折率が相違する。従って,斜面上と平坦面上とで異な
る物性を有する領域を,一度の堆積により形成すること
ができる。このため,半導体装置の製造が容易になる。
【0025】本発明の第二及び第三の構成に係る半導体
レーザは,図1を参照して,ストライプ状の斜面1aを
有する基板1表面上に活性層5が設けられ,その活性層
5の斜面1a上の領域を発光領域とする屈曲構造による
光閉じ込め構造を有するストライプ半導体レーザの改良
に関する。以下,説明を簡潔にするために,光ガイド層
が設けられない場合,又は光ガイド層が十分に薄いため
クラッド層に対して光閉じ込め効果を無視し得る場合に
ついて説明する。なお,当該半導体レーザの説明を,第
四及び第五の構成に係る製造方法に沿って説明する。
【0026】第二の構成の半導体レーザでは,クラッド
層4,6,8は,活性層5と同様にストライプ状の斜面
1aを有する基板1表面上に,As及びPを含むIII-V
化合物半導体層として有機金属気相エピタキシャル法に
より,例えば水素ガスのキャリアガス中に V族元素の供
給ガスとしてAsH3 及びPH3 を混入したものを反応
ガスとする有機金属気相エピタキシャル法によって堆積
される。この基板1の平坦面1bと斜面1aとは結晶面
方位が異なるため,クラッド層4,6,8のうち平坦面
1b上に堆積した領域と斜面1a上に堆積した領域とで
PとAsとの組成比が異なる。この組成比の相違によ
り,斜面1a上の領域と平坦面1b上の領域とで屈折率
が異なるクラッド層4,6,8が形成される。その結
果,斜面1a上の活性層5,即ち発光領域の直下又は直
上に異なる屈折率を有するクラッド層4,6,8が近接
して設けられ,効果的に機能する実屈折率ガイド構造が
作製される。この実屈折率ガイド構造は,活性層の屈曲
構造に加えて V族組成比の変動に基づく大きな屈折率変
化を利用しているため,従来の活性層の屈曲構造を利用
するものに比べて光閉じ込め効果が大きく,このため本
構成の半導体レーザは高いキンクレベルを有し安定に発
振する。
【0027】上述した第二の構成の半導体レーザにおい
て,As及びPを V族元素として含むIII-V 化合物半導
体からなるクラッド層は,互いに結晶面方位が異なる斜
面1a及び平坦面1b上に堆積されても,堆積速度の結
晶面方位依存性がないため斜面1a上と平坦面1b上と
で膜厚の差は生じない。従って,クラッド層4,6,8
の,斜面1a上に堆積した領域と平坦面1b上に堆積し
た領域の境界21,言い換えれば異なる屈折率を有する
領域の境界21は,斜面1aに略垂直になるため,偏光
面は斜面1aに平行になり,偏光面の回転は生じない。
従って,屈曲構造により光閉じ込めをなすストライプ型
半導体レーザに,堆積工程によって偏光面の回転を伴わ
ない実屈折率ガイド構造を付加することができる。
【0028】本発明の第二の構成の半導体レーザにおい
て,クラッド層4,6,8を斜面1a上の領域,即ち発
光領域上で平坦面1b上の領域よりもAs組成を多くし
屈折率を大きくして屈折率階段型導波路を形成するため
に,平坦面1bを(100)面に近い結晶面とし,斜面
1aを平坦面1bより(100)面から離れた結晶面,
例えば(411)A面とすることが好ましい。また,第
三の構成のように平坦面1bを(N11)A面とし,斜
面1aを(M11)A面とした場合,屈折率階段型導波
路を形成すると同時に,斜面1aを<110>方向に延
在するストライプ状とすることができるので,異方性エ
ッチングを用いたメサエッチングによる斜面1aの形
成,及び劈開を用いた光共振器の製作が可能であり,ま
た結晶異方性を利用した横モードの安定化を図ることも
できるので,ストライプ型半導体レーザの製造に便利で
ある。ここで,斜面1a上の領域の屈折率を大きくする
ために,7≦N,2≦M<Nとすることが望ましい。ま
た,段差がある基板表面に有機金属エピタキシャル法に
より化合物半導体層を堆積する場合,段差部分に堆積す
る化合物半導体層は,その表面が基板表面に対して傾斜
するように,例えば基板表面に対して略14度の角度を
なす傾斜面を形成するように堆積する傾向がある。この
ため,特にM=4として平坦面と斜面とがなす角を略1
4度とすることが,平坦面1b及び斜面1a上にクラッ
ド層4,6,8を一様な厚さで堆積し,かつクラッド層
4,6,8の斜面1a上の領域で屈折率を大きくするた
めに好ましい。なお,基板表面と段差部分との堆積速度
の差は, III族元素の結晶中へ取り込まれる速さが結晶
面で異なることにより生ずる。従って,取り込まれる速
さの結晶面依存性を有しない V族元素では,その組成を
変えても堆積速度は変化せず,全ての結晶面上で同じ堆
積速度を有する。
【0029】上述した本発明の半導体レーザの構成にお
いて,光ガイド層を上述したクラッド層と同様の方法に
より堆積し,屈折率の異なる領域を有する光ガイド層を
設けることもできる。通常の光ガイド層は活性層の近く
に設けられ,発振光との相互作用が強いので,クラッド
層に屈折率差を設けるよりも光閉じ込めを有効になすこ
とができる。かかる構成では,クラッド層に屈折率差に
よる光閉じ込め効果をもたせる必要な必ずしもなく,屈
折率差による光閉じ込めを光ガイド層のみにより,又は
光ガイド層及びクラッド層によりなすこともできる。な
お,上述した光ガイド層,クラッド層,又は光ガイド層
及びクラッド層による光閉じ込めのために,活性層の上
下に又はその一方にのみこれらの層を設けることができ
る。さらに,必要があれば斜面を平坦面よりも(10
0)面に近い面とすることで,斜面上の領域の屈折率を
高くした半導体レーザの構造を採ることもできる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下,本発明を実施形態例を参照
して説明する。先ず,図2(a)を参照して,(10
0)面から(111)A面方向に6度傾いた結晶面から
なる平坦面1bを主面とし,4×1018原子/cm3 のS
i不純物がドープされた直径2インチのn型GaAs基
板1の主面上に,300μmピッチで平行に<0,1,
−1>方向に延在する幅150μmのストライプライン
からなるレジストマスク12をホトリソグラフィにより
形成する。
【0031】次いで,図2(b)を参照して,レジスト
マスク12を用いて表出する基板主面を弗酸系エッチャ
ントを用い選択的にエッチングして,レジストマスク1
2の直下に平行な複数のストライプ状の高さが略0.5
μmのメサ11を形成する。次いで,レジストマスク1
2を除去する。その結果,このメサ11の上面及びメサ
11の間には,(100)面から6度傾いた基板の平坦
面1bが表出する。なお,平坦面1bは(100)面か
ら6°傾いているため,メサ11の側面の一方(図2に
斜面1aとして示されている。)は平坦面1bに対して
略14度の傾きをなして(411)A面に近い結晶面を
表出し,メサ11の側面の他方(図2に急斜面1cとし
て示されている。)は傾斜が急で(100)面に近い結
晶面を表出する。
【0032】次いで,水素ガスをキャリアガスとする有
機金属気相エピタキシャル法により以下のIII-V 化合物
半導体層を堆積する。以下の全ての堆積において,圧力
を50Torr,総流量を8リットル/分とした。なお,成
長効率( III族原料ガスに対する堆積層の厚さをい
う。)は,略800μm/モルであった。
【0033】図2(c)を参照して,メサ11が形成さ
れた基板1表面に,Si不純物がドープされたキャリア
濃度5×1017cm-3,厚さ1.5μmのn型GaAsバ
ッファ層2を堆積する。この堆積は,堆積温度670℃
で,原料ガスのトリメチルガリウム(TMG)とAsH
3 とのモル比を1:100とし,ドーピングガスとして
Si2 6 を用いてなされ, 堆積速度は1μm/時であ
る。
【0034】次いで,Si不純物がドープされたキャリ
ア濃度1×1018cm-3,厚さ0.5μmのGa0.5 In
0.5 Pからなるn型中間層3を堆積する。この堆積は,
堆積温度を堆積開始時の670℃から堆積終了時の70
5℃まで変化させてなされた。原料ガスはトリエチルガ
リウム(TEG)及びトリメチルインジュウム(TM
I)とPH3 とのモル比,即ち III族原料ガスと V族原
料ガスとのモル比を1:500とし,ドーピングガスと
してSi2 6 を用い, 堆積速度は1μm/時である。
この中間層3は,GaAsからなるバッファ層2の上に
直接には堆積が困難なAlGaInAsPからなるクラ
ッド層4を堆積するために挿入される。
【0035】次いで,Si不純物がドープされたキャリ
ア濃度5×1017cm-3,厚さ2.0μmの(Al0.35
0.15In0.5 P)0.9 (GaAs)0.1 からなるn型
クラッド層4を堆積する。堆積温度は705℃, III族
原料ガスとして,トリメチルアルミニウム(TMA),
トリエチルガリウム(TEG)及びトリメチルインジウ
ム(TMI)を, V族原料ガスとして,PH3 及びAs
3 を用い,ドーピングガスとしてSi2 6 を用い
た。 III族原料ガスと V族原料ガスとのモル比は1:2
73とし,堆積速度は2.2μm/時であった。
【0036】このn型クラッド層4は,メサ11の一方
の側面に表出する斜面1a上で屈折率が高い高砒素領域
4aとして堆積し,平坦面1bが表出するメサ11上面
及びメサ11間の基板1表面上において屈折率が低い低
砒素領域4bとして堆積した。また,これらの領域4
a,4bの境界21は,斜面1aに略垂直に形成され
た。なお,Si不純物濃度は堆積面の結晶面方位依存性
を有しない。
【0037】次いで,基板1表面全面に活性層5を堆積
した。活性層5は,厚さ6nmの井戸層を3層と厚さ5nm
の障壁層を2層とを交互に積層した歪多重量子井戸層
と,その歪多重量子井戸層の上及び下にそれぞれ設けら
れた厚さ5nmの光ガイド層とから構成される。光ガイド
層及び障壁層は,(Al0.3 Ga0.7 0.5 In0.5
からなり, III族原料ガスと V族原料ガスとのモル比を
1:400として,1μm/時の堆積速度で堆積され
た。井戸層は,略1パーセントの歪が導入されたGa
0.44In0.56As0.080.92からなり, III族原料ガス
と V族原料ガスとのモル比を1:500として,1μm
/時の堆積速度で堆積された。
【0038】次いで,図2(d)を参照して,Zn不純
物がドープされた厚さ0.2μmの(Al0.35Ga0.15
In0.5 P)0.9 (GaAs)0.1 からなるp型クラッ
ド層6を堆積した。堆積温度は705℃, III族原料ガ
スとして,トリメチルアルミニウム(TMA),トリエ
チルガリウム(TEG)及びトリメチルインジウム(T
MI)を, V族原料ガスとして,PH3 及びAsH3
用い,ドーピングガスとしてジエチル亜鉛(DEZn)
を用いた。 III族原料ガスと V族原料ガスとのモル比は
1:273とし,堆積速度は2.2μm/時であった。
ジエチル亜鉛とIII族原料ガスとのモル比は,1:10
とした。ドーピングガスにジエチル亜鉛を用いる有機金
属気相成長では,結晶面による不純物濃度依存性がある
ため,p型クラッド層6のキャリア濃度は,斜面1a上
で7×1017cm-3,平坦面1b上で1.2×1017cm-3
となった。
【0039】このp型クラッド層6は,先に堆積したn
型クラッド層4と同様に,斜面1a上に屈折率の大きな
高砒素領域6aが形成され,平坦面1b上には屈折率の
低い低砒素領域6bが形成される。
【0040】次いで,電流狭窄層7を堆積する。電流狭
窄層7は,トリメチルアルミニウム(TMAl),トリ
エチルガリウム(TEGa),トリメチルインジウム
(TMIn),AsH3 及びPH3 を原料ガスとした有
機金属エピタキシャル法により,堆積温度705℃で,
Zn不純物をドープした厚さ5nmの薄層及びS不純物を
ドープした厚さ5nmの薄層とを交互に多層に積層して形
成された厚さ0.3μmの(Al0.35Ga0.15In0.5
P)0.9 (GaAs)0.1 からなる多層膜として作製さ
れる。ここで,Znがドープされた薄層は,ジエチル亜
鉛(DEZn)をドーピングガスとし,キャリア濃度が
斜面1a上で1.2×1017cm-3,平坦面1b上で2.
0×1017cm-3となる条件で堆積され,Sがドープされ
た薄層は,H2 Sをドーピングガスとし,キャリア濃度
が斜面1a上で1.4×1017cm-3,平坦面1b上で
8.0×1017cm-3となる条件で堆積される。このZn
不純物は,電流狭窄層7の堆積工程中に,Sがドープさ
れた薄膜中に拡散し,その結果,Znがドープされた薄
層及びSがドープされた薄層は,斜面1a上で6.0×
1017cm-3のp型キャリア濃度及び略4.6×1017cm
-3のn型キャリア濃度を有するp型領域となり,平坦面
1b上で2.0×1017cm-3のp型キャリア濃度及び
8.0×1017cm-3のn型キャリア濃度を有するn型領
域となる。
【0041】次いで,Zn不純物がドープされた厚さ
1.2μmの(Al0.35Ga0.15In 0.5 P)0.9 (G
aAs)0.1 からなるp型クラッド層8を堆積した。原
料ガス及びドーピングガス,並びに他の堆積条件はp型
クラッド層4の堆積条件と同一であり,キャリア濃度
は,斜面1a上で7×1017cm-3,平坦面1b上で1.
2×1017cm-3である。
【0042】次いで,Zn不純物がドープされたキャリ
ア濃度1×1018cm-3,厚さ0.1μmのGa0.5 In
0.5 Pからなるp型中間層9を堆積した。堆積温度を堆
積開始時の705℃から堆積終了時の670℃まで変化
させる。原料ガスはトリエチルガリウム(TEG)及び
トリメチルインジュウム(TMI)とを用い, III族原
料ガスと V族原料ガスとのモル比を1:500とし,ド
ーピングガスとしてジエチル亜鉛(DEZn)を用い,
堆積速度は1μm/時であった。この中間層3は,Ga
Asからなるコンタクト層10を,AlGaInAsP
からなるクラッド層8上に堆積するために挿入される。
【0043】次いで,Zn不純物をドープし斜面1a上
でキャリア濃度2×1018cm-3となる厚さ1μmのGa
Asからなるp型コンタクト層10を堆積した。堆積温
度は670℃,原料ガスにトリメチルガリウム(TM
G)とAsH3 を用い, III族原料ガスと V族原料ガス
とのモル比を1:100とし,堆積速度1μm/時で堆
積した。
【0044】次いで,ストライプ状のメサ11の急斜面
1cが形成された領域に,メサ11の延在する方向に沿
って分割用溝22をエッチングにより形成する。次い
で,基板1下面にAu/Ge/Auの3層構造の電極
を,p型コンタクト層10の上面にAuZn/Auの2
層構造の電極を形成する。次いで,分割用溝22及びメ
サ11の延在方向に垂直な劈開面に沿って分割し,幅3
00μm,長さ700μmのチップとした。次いで,基
板1裏面側をヒートシンクにボンデングして,ストライ
プ型半導体レーザを製造する。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば,有機金属気相エピタキ
シャル法によりAsとPとを含むIII-V 化合物半導体を
斜面上に堆積することで,基板の平坦面上の領域と斜面
上の領域とでAsとPとの組成比が異なるIII-V 化合物
半導体層を形成することができるので,斜面と平坦面と
で物性値が異なる半導体層を有する半導体装置の容易な
製造方法を提供することができる。
【0046】また,一度の堆積によりクラッド層又は光
ガイド層を,斜面上に平坦面上と異なる屈折率の領域を
有し,かつその領域の境界が斜面に略垂直になるように
形成することができるので,斜面を利用した屈曲構造に
より光閉じ込めを行うストライプ型半導体レーザに容易
に実屈折率ガイド構造を付加することができ,キンク特
性に優れ,偏光面の回転が起こらない,かつ製造が容易
なストライプ型半導体レーザ及びその製造方法を提供す
ることができる。
【0047】従って,本発明が半導体装置の性能向上に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態例斜視図
【図2】 本発明の実施形態例製造工程断面図
【図3】 ルミネッセンス波長の基板結晶面方位依存性
を表す図
【図4】 従来の半導体レーザ断面図
【図5】 従来の改善された半導体レーザ断面図
【符号の説明】
1 基板 1a 斜面 1b 平坦面 1c 急斜面 2バッファ層 3,9 中間層 4,6,8 クラッド層(化合物半導体層) 4a,6a,8a 高砒素領域 4b,6b,8b 低砒素領域 5 活性層 7 狭窄層 10 コンタクト層 11 メサ 12 レジストマスク 21 境界 22 分割用溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の結晶面からなる平坦面を有する基
    板表面に第一の結晶面と異なる第二の結晶面からなる斜
    面を形成する工程と,次いで,該基板上にAs及びPを
    含むIII-V 族化合物半導体層を有機金属気相エピタキシ
    ャル法により堆積し,該斜面上の領域と該平坦面上の領
    域とで互いにPに対するAsの組成比が異なる該化合物
    半導体層を形成する工程とを有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 ストライプ状の斜面と,該斜面に接続し
    て該斜面の両側に延在する平坦面と,該斜面及び該平坦
    面上に堆積された活性層と,該斜面及び該平坦面上に堆
    積された光ガイド層又はクラッド層の少なくとも一方と
    を有し,該活性層の該斜面上の領域を発光領域とするス
    トライプ半導体レーザにおいて,該平坦面は,第一の結
    晶面からなり,該斜面は,該第一の結晶面と異なる第二
    の結晶面からなり,該光ガイド層及び該クラッド層は,
    該斜面上の領域と該平坦面上の領域とでPに対するAs
    の組成比が異なるIII-V 化合物半導体層からなることを
    特徴とする半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体レーザにおいて,
    該基板は,閃亜鉛鉱格子を有するIII-V 化合物単結晶か
    らなり,該第一の結晶面は,(N11)A面(7≦N)
    からなり,該第二の結晶面は,(M11)A面(2≦M
    <N)からなることを特徴とする半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 ストライプ状の斜面と,該斜面に接続し
    て該斜面の両側に延在する平坦面と,該斜面及び該平坦
    面上に堆積された活性層と,該斜面及び該平坦面上に堆
    積された光ガイド層又はクラッド層の少なくとも一方と
    を有し,該活性層の該斜面上の領域を発光領域とするス
    トライプ半導体レーザにおいて,第一の結晶面を主面と
    する該基板表面を選択的にエッチングして,該基板表面
    に高さが異なる2つの該第一の結晶面からなる該平坦面
    及び該平坦面間を接続するストライプ状の該斜面を形成
    する工程と,次いで,有機金属気相エピタキシャル法に
    より該基板上にP及びAsを含むIII-V 化合物半導体を
    堆積して該光ガイド層又は該クラッド層を形成する工程
    とを有することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
JP8019706A 1996-02-06 1996-02-06 半導体装置の製造方法,半導体レーザ及びその製造方法 Withdrawn JPH09214056A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001168463A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 化合物半導体層の積層構造及びその作製方法

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