JPH0921394A - 立軸ポンプ - Google Patents
立軸ポンプInfo
- Publication number
- JPH0921394A JPH0921394A JP17074895A JP17074895A JPH0921394A JP H0921394 A JPH0921394 A JP H0921394A JP 17074895 A JP17074895 A JP 17074895A JP 17074895 A JP17074895 A JP 17074895A JP H0921394 A JPH0921394 A JP H0921394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pumps
- vertical shaft
- impeller
- prime mover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ２台の立軸ポンプを設置した場合の、平面的
な設置スペースを縮小して、スペース上の制約を緩和し
て、設置工数を低減するとともに、１台の原動機によっ
て２台の立軸ポンプの運転を可能にし、構成部品の点数
を低減する。 【構成】 １本の主軸１に連結した１台の原動機８を連
結して起動することで、２台の立軸ポンプＰ１，Ｐ２そ
れぞれの羽根車２Ａ，２Ｂを同時に回転させて、各ポン
プケーシング３Ａ，３Ｂの吸込口４Ａ，４Ｂから別個に
吸込んだ水を別個の揚水管５Ａ，５Ｂによって揚水する
ようにしてある。
な設置スペースを縮小して、スペース上の制約を緩和し
て、設置工数を低減するとともに、１台の原動機によっ
て２台の立軸ポンプの運転を可能にし、構成部品の点数
を低減する。 【構成】 １本の主軸１に連結した１台の原動機８を連
結して起動することで、２台の立軸ポンプＰ１，Ｐ２そ
れぞれの羽根車２Ａ，２Ｂを同時に回転させて、各ポン
プケーシング３Ａ，３Ｂの吸込口４Ａ，４Ｂから別個に
吸込んだ水を別個の揚水管５Ａ，５Ｂによって揚水する
ようにしてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、１台の原動機によ
って複数台を同時に運転できるようにした立軸ポンプに
関する。
って複数台を同時に運転できるようにした立軸ポンプに
関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば、吐出量や全揚程などのポンプ
仕様が異なる２台の立軸ポンプは、図３に示すように、
第１のポンプＰ１と、第２のポンプＰ２を互いに異なる
位置に設置し、Ｐ１，Ｐ２を専用の原動機（図示省略）
によって駆動するように構成される。
仕様が異なる２台の立軸ポンプは、図３に示すように、
第１のポンプＰ１と、第２のポンプＰ２を互いに異なる
位置に設置し、Ｐ１，Ｐ２を専用の原動機（図示省略）
によって駆動するように構成される。
【０００３】このように、第１のポンプＰ１と、第２の
ポンプＰ２を互いに異なる位置に設置し、ポンプＰ１，
Ｐ２を各別の原動機（図示省略）によって駆動する構成
では、平面的に大きい設置スペースが必要になる。この
ため、スペース上の制約により設置不能になる虞れを有
している。また、第１のポンプＰ１と第２のポンプＰ２
を別個に設置することにより設置工数が多くなるととも
に、ポンプＰ１，Ｐ２を別個に駆動する２台の原動機を
必要とする。しかも、ポンプＰ１，Ｐ２毎に軸封部やカ
ップリングなどを付設しなければならないことにより、
部品点数が多くなるなどの難点を有している。
ポンプＰ２を互いに異なる位置に設置し、ポンプＰ１，
Ｐ２を各別の原動機（図示省略）によって駆動する構成
では、平面的に大きい設置スペースが必要になる。この
ため、スペース上の制約により設置不能になる虞れを有
している。また、第１のポンプＰ１と第２のポンプＰ２
を別個に設置することにより設置工数が多くなるととも
に、ポンプＰ１，Ｐ２を別個に駆動する２台の原動機を
必要とする。しかも、ポンプＰ１，Ｐ２毎に軸封部やカ
ップリングなどを付設しなければならないことにより、
部品点数が多くなるなどの難点を有している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数台の立軸ポ
ンプを設置する場合には、平面的に大きい設置スペース
が必要なため、スペース上の制約により設置不能になる
虞れを有していおり、また設置工数が多くなるととも
に、複数台の原動機を必要とし、ポンプ毎に軸封部やカ
ップリングなどを付設しなければならないので構成部品
点数が多くなるなどの難点を有していた。請求項１記載
の発明は、平面的な設置スペースを縮小して、スペース
上の制約を緩和し、設置工数を低減するとともに、１台
の原動機による運転を可能にして構成部品の点数を低減
できる立軸ポンプを提供することを目的としたものであ
る。
ンプを設置する場合には、平面的に大きい設置スペース
が必要なため、スペース上の制約により設置不能になる
虞れを有していおり、また設置工数が多くなるととも
に、複数台の原動機を必要とし、ポンプ毎に軸封部やカ
ップリングなどを付設しなければならないので構成部品
点数が多くなるなどの難点を有していた。請求項１記載
の発明は、平面的な設置スペースを縮小して、スペース
上の制約を緩和し、設置工数を低減するとともに、１台
の原動機による運転を可能にして構成部品の点数を低減
できる立軸ポンプを提供することを目的としたものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、１本の主軸に軸方向の間隔
を有して複数台のポンプそれぞれの羽根車を固着し、こ
れら羽根車を回転自在に別個にポンプケーシングに収容
し、各ポンプケーシングの羽根車上流側に吸込口を設
け、かつ各ポンプケーシングの羽根車下流側に揚水管を
設けるとともに、前記主軸を１台の原動機で駆動するよ
うに構成したことを特徴としたものである。これによ
り、１本の主軸に連結した１台の原動機により、複数台
の立軸ポンプを同時に運転できる。すなわち、１本の主
軸に１台の原動機を連結して起動することで、複数台の
ポンプそれぞれの羽根車を同時に回転させて、各ポンプ
ケーシングの吸込口から別個に吸込んだ水を別個の揚水
管によって揚水することができる。
め、請求項１記載の発明は、１本の主軸に軸方向の間隔
を有して複数台のポンプそれぞれの羽根車を固着し、こ
れら羽根車を回転自在に別個にポンプケーシングに収容
し、各ポンプケーシングの羽根車上流側に吸込口を設
け、かつ各ポンプケーシングの羽根車下流側に揚水管を
設けるとともに、前記主軸を１台の原動機で駆動するよ
うに構成したことを特徴としたものである。これによ
り、１本の主軸に連結した１台の原動機により、複数台
の立軸ポンプを同時に運転できる。すなわち、１本の主
軸に１台の原動機を連結して起動することで、複数台の
ポンプそれぞれの羽根車を同時に回転させて、各ポンプ
ケーシングの吸込口から別個に吸込んだ水を別個の揚水
管によって揚水することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図１は請求項１記載の発明の実
施の形態を示す縦断面図であり、この図において、１本
の主軸１に軸方向の間隔を有して２台のポンプＰ１，Ｐ
２それぞれの羽根車２Ａ，２Ｂが固着されている。すな
わち、主軸１の下端部に立軸渦巻きポンプＰ１の羽根車
２Ａが固着され、この羽根車２Ａの上位に主軸１の軸方
向に所定の間隔を有して立軸斜流ポンプＰ２の羽根車２
Ｂが固着されている。そして、羽根車２Ａは回転自在に
ポンプケーシング３Ａに収容され、羽根車２Ｂは回転自
在にポンプケーシング３Ｂに収容されている。
面に基づいて説明する。図１は請求項１記載の発明の実
施の形態を示す縦断面図であり、この図において、１本
の主軸１に軸方向の間隔を有して２台のポンプＰ１，Ｐ
２それぞれの羽根車２Ａ，２Ｂが固着されている。すな
わち、主軸１の下端部に立軸渦巻きポンプＰ１の羽根車
２Ａが固着され、この羽根車２Ａの上位に主軸１の軸方
向に所定の間隔を有して立軸斜流ポンプＰ２の羽根車２
Ｂが固着されている。そして、羽根車２Ａは回転自在に
ポンプケーシング３Ａに収容され、羽根車２Ｂは回転自
在にポンプケーシング３Ｂに収容されている。
【０００７】一方、ポンプケーシング３Ａの下側、つま
り羽根車２Ａの上流側に吸込口４Ａが設けられ、ポンプ
ケーシング３Ｂの下側、つまり羽根車２Ｂの上流側に吸
込口４Ｂが設けられているとともに、ポンプケーシング
３Ａの側方、つまり羽根車２Ａの下流側に揚水管５Ａが
設けられ、ポンプケーシング３Ｂの上方、つまり羽根車
２Ｂの下流側に揚水管５Ｂが設けられている。
り羽根車２Ａの上流側に吸込口４Ａが設けられ、ポンプ
ケーシング３Ｂの下側、つまり羽根車２Ｂの上流側に吸
込口４Ｂが設けられているとともに、ポンプケーシング
３Ａの側方、つまり羽根車２Ａの下流側に揚水管５Ａが
設けられ、ポンプケーシング３Ｂの上方、つまり羽根車
２Ｂの下流側に揚水管５Ｂが設けられている。
【０００８】主軸１は、グランド部６により液密かつ回
転自在に保持されて揚水管５Ｂの上側（詳しくは吐出エ
ルボ６Ａの上側）に延出され、カップリング７を介して
１台の原動機８に連結されている。なお、ポンプＰ１と
して、立軸渦巻きポンプを使用しているので、デイフュ
ーザ９を付設するか、あるいはポンプケーシング３Ａの
渦室をダブルボリュートの構成することで、ラジアル荷
重を軽減することができる。また、ラジアル荷重に比べ
て軸受部の負荷容量が大きければ、渦室をシングルボリ
ュートにすることも可能である。
転自在に保持されて揚水管５Ｂの上側（詳しくは吐出エ
ルボ６Ａの上側）に延出され、カップリング７を介して
１台の原動機８に連結されている。なお、ポンプＰ１と
して、立軸渦巻きポンプを使用しているので、デイフュ
ーザ９を付設するか、あるいはポンプケーシング３Ａの
渦室をダブルボリュートの構成することで、ラジアル荷
重を軽減することができる。また、ラジアル荷重に比べ
て軸受部の負荷容量が大きければ、渦室をシングルボリ
ュートにすることも可能である。
【０００９】このような構成であれば、１本の主軸１に
連結した１台の原動機８により、２台の立軸ポンプＰ
１，Ｐ２それぞれの羽根車２Ａ，２Ｂを同時に回転させ
て、各ポンプケーシング３Ａ，３Ｂの吸込口４Ａ，４Ｂ
から別個に吸込んだ水を別個の揚水管５Ａ，５Ｂによっ
て揚水することができる。
連結した１台の原動機８により、２台の立軸ポンプＰ
１，Ｐ２それぞれの羽根車２Ａ，２Ｂを同時に回転させ
て、各ポンプケーシング３Ａ，３Ｂの吸込口４Ａ，４Ｂ
から別個に吸込んだ水を別個の揚水管５Ａ，５Ｂによっ
て揚水することができる。
【００１０】したがって、図２に示すように、図３と比
較して平面的な設置スペースが小さくなる。このため、
スペース上の制約が緩和され、設置不能になる事態を回
避することができる。また、ポンプＰ１，Ｐ２を同時に
設置できるので、設置工数を低減することができるとと
もに、原動機８の使用台数を１台に低減できる。しか
も、１箇所のグランド部６と、１つのカップリング７を
付設すればよいので、構成部の品点数を低減できる上、
メンテナンスも容易になるなどの利点がある。
較して平面的な設置スペースが小さくなる。このため、
スペース上の制約が緩和され、設置不能になる事態を回
避することができる。また、ポンプＰ１，Ｐ２を同時に
設置できるので、設置工数を低減することができるとと
もに、原動機８の使用台数を１台に低減できる。しか
も、１箇所のグランド部６と、１つのカップリング７を
付設すればよいので、構成部の品点数を低減できる上、
メンテナンスも容易になるなどの利点がある。
【００１１】なお、前記実施の形態では、１本の主軸に
羽根車２Ａ，２Ｂを固着して、２台のポンプＰ１，Ｐ２
を同時に運転する構成で説明しているが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、最上位のポンプに
立軸斜流ポンプあるいは立軸軸流ポンプを使用し、他の
ポンプに立軸渦巻きポンプを使用することで、１本の主
軸に３つ以上の羽根車を固着し、３台以上のポンプを１
台の原動機により同時に運転することも可能である。
羽根車２Ａ，２Ｂを固着して、２台のポンプＰ１，Ｐ２
を同時に運転する構成で説明しているが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、最上位のポンプに
立軸斜流ポンプあるいは立軸軸流ポンプを使用し、他の
ポンプに立軸渦巻きポンプを使用することで、１本の主
軸に３つ以上の羽根車を固着し、３台以上のポンプを１
台の原動機により同時に運転することも可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明は、１本の主軸に連結した１台の原動機により、複数
台の立軸それぞれの羽根車を同時に回転させて、各ポン
プケーシングの吸込から別個に吸込んだ水を別個の揚水
管によって揚水することができる。したがって、複数台
のポンプを互いに異なる位置に設置し、かつ各別の原動
機によって駆動する構成の従来例と比較して平面的な設
置スペースが小さくなる。このため、スペース上の制約
が緩和され、設置不能になる事態を回避することができ
る。また、複数台のポンプを同時に設置できるので、設
置工数を低減することができるとともに、原動機の使用
台数を１台に低減できる。しかも、１箇所のグランド部
と、１つのカップリングを付設すればよいので、構成部
品の点数を低減できる上、メンテナンスも容易になる。
明は、１本の主軸に連結した１台の原動機により、複数
台の立軸それぞれの羽根車を同時に回転させて、各ポン
プケーシングの吸込から別個に吸込んだ水を別個の揚水
管によって揚水することができる。したがって、複数台
のポンプを互いに異なる位置に設置し、かつ各別の原動
機によって駆動する構成の従来例と比較して平面的な設
置スペースが小さくなる。このため、スペース上の制約
が緩和され、設置不能になる事態を回避することができ
る。また、複数台のポンプを同時に設置できるので、設
置工数を低減することができるとともに、原動機の使用
台数を１台に低減できる。しかも、１箇所のグランド部
と、１つのカップリングを付設すればよいので、構成部
品の点数を低減できる上、メンテナンスも容易になる。
【図１】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図２】設置状態を示す平面図である。
【図３】従来例の平面図である。
１ 主軸 ２Ａ 羽根車 ２Ｂ 羽根車 ３Ａ ポンプケーシング ３Ｂ ポンプケーシング ４Ａ 吸込口 ４Ｂ 吸込口 ５Ａ 揚水管 ５Ｂ 揚水管 ８ 原動機 Ｐ１ 立軸ポンプ Ｐ２ 立軸ポンプ
Claims (1)
- 【請求項１】 １本の主軸に軸方向の間隔を有して複数
台のポンプそれぞれの羽根車を固着し、これら羽根車を
回転自在に別個にポンプケーシングに収容し、各ポンプ
ケーシングの羽根車上流側に吸込口を設け、かつ各ポン
プケーシングの羽根車下流側に揚水管を設けるととも
に、前記主軸を１台の原動機で駆動するように構成した
ことを特徴とする立軸ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17074895A JPH0921394A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 立軸ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17074895A JPH0921394A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 立軸ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921394A true JPH0921394A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15910664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17074895A Pending JPH0921394A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 立軸ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0921394A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181813A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Nisshin Steel Co Ltd | 連続式溶融メッキラインにおけるドロス排出装置 |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP17074895A patent/JPH0921394A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001181813A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Nisshin Steel Co Ltd | 連続式溶融メッキラインにおけるドロス排出装置 |
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