JPH09213599A - X線マスクの特徴物の公称寸法を特徴物の位置に応じて補正する方法 - Google Patents

X線マスクの特徴物の公称寸法を特徴物の位置に応じて補正する方法

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JPH09213599A
JPH09213599A JP258197A JP258197A JPH09213599A JP H09213599 A JPH09213599 A JP H09213599A JP 258197 A JP258197 A JP 258197A JP 258197 A JP258197 A JP 258197A JP H09213599 A JPH09213599 A JP H09213599A
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George K Celler
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    • G03F1/78Patterning of masks by imaging by charged particle beam [CPB], e.g. electron beam patterning of masks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線マスクのフィールド内でマスク特徴の公
称寸法を場所により調整したマスクを用いて半導体チッ
プに形成されるエッチングされた特徴物に対し、マスク
特徴物の変動を補償するマスクの製造方法を提供する。 【解決手段】 原点を有する座標系に対し、マスク特徴
物の座標を決定する。公称寸法を補償する増分を計算す
る。そしてこの増分は、所定の二次元の座表系、のマス
ク特徴物の場所の関数である。その後マスク特徴物の寸
法をこの増分を用いて調整する。本発明の一実施例によ
る関数は、X線マスクにより露出されたレジストを用い
て、半導体チップ内に形成されたエッチングされた特徴
物の寸法の全体発散,局部発散およびドーズ量の不均一
に起因する変動を記述する。上記のいずれの方法におい
ても、補償はルックアップテーブルから増分量を選択す
ることにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線ソースでもっ
てX線マスクからプリントするプロセスにおいて、不規
則性を補正することにより、微細半導体回路の特徴物の
臨界寸法を再現可能にする方法に関し、特に臨界寸法が
250nm以下の特徴物を再現可能に生成する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】微細半導体回路の計算パワーの進展は、
チップ上の要素の密度は新世代のチップでは4倍に増加
している特徴がある。このような進展は極めて予測しや
すく、そして半導体産業の技術者は、要素密度対時間の
疑似対数関係に慣れてしまっている。同様な関係は、半
導体集積回路において、金属酸化物シリコンチップのゲ
ート電極である最小の特徴物の寸法にも当てはまること
である。
【0003】このような臨界寸法は、デザインルールあ
るいは新たなチップの製造を決定づけるものである。例
えば、0.5μmのデザインルールは、16MB DR
AMに用いられ、0.35μmのデザインルールは、6
4BM DRAMに用いられ、0.25μmのデザイン
ルールは、256MB DRAMに用いられている。各
世代の臨界寸法は、約1.4の割合で減少し、これによ
りメモリ容量が4倍に増加している。
【0004】リソグラフ方法は、より拡大した計算能力
を半導体素子に与えるために、ゲート電極を規定するフ
ォトレジスト層を露出するのに可視光から紫外線光へ、
そしてさらにはX線へと移り変わり改善されている。こ
れら全てのものは、レジストを露光する波長をその世代
の臨界寸法以下に保つことにより行われていた。このた
めにチップのフォトレジスト上に、マスクの特徴物の寸
法を忠実に再現することのない複屈折の影響を回避する
努力が行われている。
【0005】3cm×3cmのフィールド全体に臨界寸
法を忠実に再現する誤差の見積は、幅が0.25μm以
下となるような特徴物に対しては、大きすぎて受け入れ
難いものである。いくつかの問題がエッチングされた特
徴物の変化に関係している。最悪の影響は、全体発散
(global divergence) であり、これはコリメートしな
い光線のソースからのエネルギの発散により発生するも
のである。
【0006】光源の真下の特徴物は、エチンッグされる
べき層を覆うレジスト上に忠実に再現されるが、フィー
ルドの端部(露出光がマスクには直交しない場所)にあ
る特徴物は、近接プリンティング操作時に平行四辺形状
の断面でもって再生される。通常ゲート電極は、ウェハ
に係るバイアスによりイオンをレジストの断面状に直角
に注入するような反応性イオンエッチングチェンバー内
でエッチングされる。ゲート電極材料上に平行四辺形の
断面の垂直方向の投射は、露出フィールドの中央部の投
射よりも大きくなる。
【0007】この影響により250nmのデザインルー
ルのラインに対しては、10nmの変化が引き起こされ
る。当然のことながらこの影響は、光源からマスクまで
の距離が増加するか、あるいは露出フィールドが小さく
なると減少する。しかし放射光強度は、マスクまでの距
離の自乗により減少し、その結果スループット(歩留ま
り、効率)が低下する。露出フィールドを減少すること
は、チップのレイアウトを制限してしまう。
【0008】誤差の見積の別のファクタは、局部発散で
あり、これはX線ソースの寸法が有限であることにより
引き起こされる。これにより特徴物部下のレジストへ明
暗濃淡部を発生させ、そして不都合なことにこの明暗濃
淡部は、コリメートした光を用いる場合には、露出フィ
ールド全体に亘って変動する。この影響は、250nm
のデザインルールのラインに対しては、±4nmの変動
を引き起こす。
【0009】最後のファクタは、照射量の不均一性であ
る。光源の真下にないフォトレジストの領域は、光源に
最も近く直角の光を受光する領域よりも単位面積当たり
受光する光エネルギは小さい。このファクタは、250
nmのデザインルールのラインに対して±4nmの誤差
を引き起こす。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって半導体の技
術分野では、250nmのデザインルールの特徴物のこ
れらの寸法、および次世代の180nmのデザインルー
ルの特徴物の寸法を、光源とマスクとの間の適正な距離
でもって、適切な露光フィールド全体に亘って制御して
半導体ウェハのスループットを上げることが望まれてい
る。さらにまたX線マスクを製造する際に、上に述べた
影響を考慮して、チップに最終的にエッチングされる特
徴物の寸法を正確な大きさにし、そして均一に分布させ
ることが望まれている。さらにまたあまり高率ではな
く、そして得ることが難しいコリメートしたX線を使用
することを回避できることがさらに望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、X線マスクの
フィールド内で特徴物の公称寸法を調整してマスクを用
いて半導体チップに形成されるエッチングされた特徴物
に対し、特徴物の変動を補正するマスクの製造方法を提
供する。原点を有する座標系に対し、特徴物の座標点を
決定する。公称寸法を補正する増減分量を計算する。そ
してこの増減分量は、所定の二次元の座表系内の特徴物
の位置の関数である。
【0012】その後特徴物の寸法をこの増減分量を用い
て調整する。本発明の一実施例による関数は、X線マス
クにより露出されたレジストを用いて、半導体チップ内
に形成されたエッチングされた特徴物の寸法の全体発散
に起因する変動を記述する。
【0013】本発明の他の実施例の関数は、X線マスク
により露出されたレジストを用いて、半導体チップ内に
形成されたエッチングされた特徴物の寸法の局部発散に
起因する変動を記述する。
【0014】本発明のさらに別の実施例の関数は、X線
マスクにより露出されたレジストを用いて、半導体チッ
プ内に形成されたエッチングされた特徴物の寸法の照射
量の不均一に起因する変動を記述する。
【0015】上記のいずれの方法においても、補正はル
ックアップテーブルから増減分量を選択することにより
行われる。またこの補正は、特徴物の公称寸法を調整す
ることによっても行われる。これは様々な方法、例えば
電子ビームによりパターンを書き込む間ピクセルを付
加、あるいは減算することにより、あるいは特徴物を規
定するのに用いられる電子ビームにより与えられる照射
量を変化させることによっても行われる。この照射量
は、電子ビームの電流量を変化することにより、あるい
はX線マスクのフィールドを走査する電子ビームの速度
を変化させることにより変動させることができる。
【0016】さらに本発明の別の実施例においては、X
線マスクのフィールド内の特徴物の公称寸法は、座標系
に対する特徴物の座標点を決定し、そして特徴物とフィ
ールドのセンターとの間の距離を決定することにより補
正される。第1増減分量は、所定の二次元の座標軸内の
特徴物の位置を用いて、ウェハ上のエッチングされた特
徴物の全体発散を補正するために計算される。次に第2
増減分量が、所定の二次元の座標軸内の特徴物の位置を
用いて、ウェハ上のエッチングされた特徴物の局部発散
を補正するために計算される。最後に第3増減分量が、
所定の二次元の座標軸内の特徴物の位置を用いて、ウェ
ハ上のプリントされたフィールド全体に亘って不均一の
露光(照射量)を補正するために計算される。
【0017】このようにして前述の増減分量を加えるこ
とにより、この加えた和によりその幅を調整することに
よりX線マスク上の特徴物の公称寸法を補正することが
できる。これらの計算は数式を計算することにより、あ
るいはルックアップテーブルを参照することにより行わ
れる。マスクは、公称寸法の調整に応じて、X線吸収層
上のレジスト層を露出するために、電子ビームにより与
えられる照射量を変化させることにより、あるいはラス
タ方式によるスキャニングにより形成される。照射量
は、X線マスクのフィールドを走査する電子ビームの電
流を変化させることにより、あるいはその速度を変化さ
せることにより変動させる。
【0018】さらに本発明の実施例は、その公称寸法が
上記のプロセスのいずれかに応じて調整されるような特
徴物を有するX線マスクに関する。
【0019】
【発明の実施の形態】全体発散と局部発散と照射量の非
均一性の影響を順番にX線マスクを製造する際、それら
を補正する方法とともに説明し、その結果エッチングさ
れた特徴物が露光フィールドの上に正確にかつ均一に形
成することができる。
【0020】図1において、X線ソース10とX線マス
ク20との配置関係を示す。このX線マスク20は、吸
収層24を支持する基板22を有する。X線マスク20
は、半導体ウェハ30に近接して配置され、この半導体
ウェハ30は様々な層、例えば導電層,絶縁層,イオン
注入活性領域等を有する。例えばゲート酸化物31は、
ウェハの最上層である導電層32を支持する。そしてこ
の導電層32は、フォトレジスト層34を支持し、この
フォトレジスト層34はX線ソースにより露光され、後
でゲート電極となる導電層の一部を保護するために現像
される。このゲート電極は、通常チップのレイアウトの
中で最小の特徴物であり、その幅は、臨界寸法即ちデザ
インルールと呼ばれている。
【0021】このデザインルールを1/1.4に減少す
ることにより、チップ上のメモリ要素の密度を4倍にで
きる。250nmあるいは180nmのデザインルール
を有する非常に高密度のチップを生成する際の問題点
は、(1)正確なライン幅を形成すること、(2)露光
フィールドの幅全体に亘って、そのライン幅を均一に維
持すること、そして(3)これらの特徴物の1つの層を
レイアウトの残りに対し見当を保つことである。例えば
(3)の問題点ではゲート電極は、ゲート酸化物領域の
中心に位置しなければならない。
【0022】X線ソース10は、0.25μmのリソグ
ラフにおいては、マスクの基板22から通常30cm離
れており、そしてこの基板22は、約1ミクロン厚さの
シリコン製,シリコンカーバイト製あるいは窒化シリコ
ン製である。吸収層24は、金,タングステン,窒化タ
ングステンあるいは他の耐火金属化合物、通常0.2か
ら0.7μmの厚さのフィルムであり、そしてX線ソー
ス10から放出されるX線が、ギャップ40により吸収
体24から分離したフォトレジスト層34の露出した領
域を照射しないような材料製である。
【0023】X線で露光し、レジストの不用な領域を除
去するために現像した後、ソースの真下のノレジストプ
ロファイルは、ほぼ矩形であるが、フィールドの中央部
から1.5cm離れた特徴部は、平行四辺形の形状をし
ている。保護用のレジストパターンを有するウェハが、
反応性イオンエッチング装置内に配置されると、イオン
は、ウェハに掛けられたバイアスの影響でほぼコリメー
トして、基板を含む組成物に注入される。特徴物のベー
スにある導電層32上に、レジストの断面に垂直方向で
の投影であるW1は、フィールドの端部にある投影W2
とはその寸法が異なる。
【0024】この変動(W2−W1の差)は、露光フィ
ールドの場所の関数であり、コリメートされていないX
線に起因する全体発散が原因である。このコリメートさ
れていない程度は、実際には非常に小さく、露光フィー
ルドの中央部から1.5cm離れた場所の光線とマスク
の中央部への光線との間の半角αであり、αであるわず
か50ミリラジアン(2.86度)に過ぎない。にもか
かわらずこれは露光表面全体に亘って250nmの臨界
寸法では、10nmの変動を引き起こしてしまう程度で
ある。
【0025】次に図2には、エッチングされた特徴物の
ライン幅をマスクの法線方向に対し傾いた入射角αの関
数としてプロットしたグラフを示す。全体発散は、露出
表面全体に亘って臨界寸法の変動の大きな因子である。
このデータは、マスクとウェハの間が25μmのギャッ
プで、0.3μm厚の吸収体で、0.5μm厚のレジス
ト層に対して適応されるものである。
【0026】次に図3を参照すると、局部発散が光源
(ソース)の寸法が有限であることにより引き起こされ
ていることが分かる。通常X線ソースは、その直径が2
00μmのプラズマである。マスクから30cm離れた
場所でもマスクの特徴物の投影された影が、イメージを
ぼやかす原因となる明暗濃淡部を生成する。製造プロセ
スにおいては、この局部発散は、処理の自由度をある程
度与えるために、実際には利点であるが局部発散は、露
出フィールド全体に亘って均一ではなく、その結果半導
体設計の臨界寸法を達成する際に、そのための誤差の見
積を取らなければならない。
【0027】X線ソース10が吸収層24の上に配置さ
れ、そしてこの吸収層24はギャップ40により半導体
ウェハ30から分離している状態を図3では誇張して描
いている。露光フィールドの中央部とその端部にあるマ
スク上の2つの等しいサイズの特徴物により形成される
レジスト上の明暗濃淡部(それぞれW3,W4)は、そ
の大きさは等しくはない。図3に示した他の番号の要素
は、図1に示した番号の要素と同一であるので説明は省
略する。
【0028】図4において、公称250nmの特徴物か
らエッチングされたライン幅の変動を図3の明暗濃淡部
により形成された角度θの関数のグラフとして示す。角
度θは、マスクの露光フィールド全体に亘って変動し、
そしてこの角度θは、マスクの法線に対し光線が形成す
る角度αに関連している。そして図4に示されたライン
幅の変動は、この角度αまたはθのいずれかの関数とし
て表すことができる。この角度の±4ミリラジアンの変
化は、ライン幅も同じく±4nmの変化を引き起こす。
【0029】照射量の非均一性に起因するライン幅の変
動は、レジスト層がステップ状のコントラスト比を有す
るのではなく、有限のコントラスト比を有するような結
果を生むことになる。光密度対露出のこのカーブの傾斜
は、フォトグラフィックフィルムのガンマ(Gamma) と
して公知であり、そしてX線レジスト層も同様な性能を
示す。高いコントラスト比を有するレジスト層は、同じ
く高いガンマ値を有する。
【0030】光源が一定の強度を有すると仮定すると、
図1のフォトレジスト層34の増減分量領域(横方向に
広がる領域)に対する光強度は、一定ではなくその理由
はフォトレジスト層34が露光を遮る場所では平面上で
あり、光源を包囲する球状ではないためである。そのた
め露光フィールドの中心部ではない広がった領域は、そ
の中心部よりも照射量が小さい。
【0031】次に図5には、250nmマスクの特徴物
に対する照射量の変化(任意単位)としてエッチングさ
れた特徴物のライン幅との関係を示す。製造プロセスに
おいては、この照射量の均一性を3%以内に保持するこ
とができ、その結果エッチングされたライン幅は、±4
nmの誤差となる。
【0032】上記に述べたような3種類の影響は、特徴
物寸法において250nmのデザインルールの許容差を
超えるようなエラー(誤差)を引き起こす。本発明の製
造プロセスにおいては、特徴物は、これらの誤差を相殺
(補正)する寸法でもって形成される。そしてマスクの
特徴物の寸法は、このマスクを半導体の製造プロセスで
用いられる際に、所望の寸法を有する特徴物が得られる
ように製造される。マスクの特徴物は、マスクの特徴物
の寸法を露光フィールドの中心に対し、特徴物の位置の
関数として変化させて製造される。
【0033】本発明のX線マスクは、電子ビームに敏感
なレジストでもって吸収層(金,タングステン)とをコ
ーティングすることにより生成される。数少ないX線マ
スクしか多くのデバイスウェハを製造するのには用いら
れないために、半導体ウェハにプリントされる臨界寸法
よりもはるかに小さいステッピング増減分量でもって、
レジストをラスター走査することにより、エレクトロン
レジストを露光する長い時間をとることができる。プリ
ントされるべきパターンは、ピクセルのデジタルアレイ
に変換され、そしてビームは、各ピクセル毎に変化する
ようプログラムされている。
【0034】上記の影響を補正しない場合には、エレク
トロンレジストパターンの臨界寸法は、半導体状に必要
とされる臨界寸法と全く同一に描かれる。このことは全
体発散と局部発散と照射量の不均一性の影響が露出フィ
ールド全体に亘って臨界寸法に及ぼす影響がわずかとな
るような充分に大きな特徴物を有する半導体回路を製造
するには許容できるものである。しかし、この方法は2
50nmのデザインルールを有する256MB世代にと
っては許されるものではない。
【0035】X線マスク上に入射するX線ビームの全体
発散と局部発散と照射量の不均一性に起因する、ウェハ
特徴物の大きさの変動を補正するために、特徴物の大き
さを様々な方法で調整することが考えられる。修正の寸
法がグリッドステップ(電子ビームの最小書き込み増減
分量)と少なくとも同じ程度に大きい場合には、この修
正は、パターンデータファイルを入力として用いて、フ
ィールドの中心部からのX方向とy方向の特徴物の平均
距離の関数として、いかなる数のピクセルをマスク露光
ステップに追加したりあるいは減算したりするのを決定
するような、ルックアップテーブルあるいは式に基づく
ソフトウェアにより行われる。
【0036】例えば、ウェハの露光ステップにおいて、
全体発散を補正するためには、ラインとスペースの構成
(あるラインからフィールドの中心までのベクトルポイ
ンティングウェイにほぼ直交する)を有する特徴物の幅
は、そのラインからフィールドの中心までの距離に関連
して狭められる。特徴物(即ちライン)が、フィールド
のセンタから離れるにつれてラインは狭くなる。特徴物
の幅は、ピクセルのあるロウ(行)を露光から間引きす
べきか、あるいは露出した特徴物の端部のピクセルに到
達する照射量を減じるかのいずれかにより調整される。
この調整量がグリッドサイズよりも小さい場合には、間
引きすべきピクセルはオプションではない(必須であ
る)。
【0037】特徴物で所望の調整を行うために、いかに
光ビームを制御するかは、X線マスクの基板上にコーテ
ィングされた、レジストのパターンを書き込むのに用い
られる、電子ビームにその一部は依存する。電子ビーム
がガウス分布のビームの場合には、露光はピクセル毎に
行われ、その結果特徴物のサイズは、上記のようにピク
セル毎に調整される。ただし、この調整量は、上記のパ
ラメータの範囲内にあるものとする。
【0038】電子ビームが可変の形状のビーム(一度に
四角あるいは矩形の領域を露光するビームが次の新たな
領域に進むようなもの)の場合には、ビームの形状を調
整してガウス分布のビームを用いて、露光に対しピクセ
ルを追加したり、あるいは露光からピクセルを間引くの
と同様な方法により特徴物の寸法を制御する、即ち、ウ
ェハ上の所望の特徴物の寸法は、入力として用いられ、
そしてウェハ上の所望の寸法を有する特徴物を形成する
のに用いられる特徴物を与えるためにビームの寸法を変
化させる。
【0039】特徴物を製造し、基板上の特徴物の所望の
寸法が得られるようにする別の方法は、特徴物を所望の
寸法に合わせる近接効果修正技術(proXimity effect
correction technique)を用いることである。この近接
効果修正技術は、露光ステップの間、エネルギ感受性の
あるレジスト材料中に電子がスキャタリング(散乱)す
るのを補正するために、特徴物を規定するのに用いられ
るエネルギ感受性レジスト材料への照射量を制御するも
のである。露光ステップ中に、電子が隣接する領域に散
乱するために、特徴物の密度が高い領域(即ち、露光領
域対非露光領域の比率が高い)に形成される特徴物ある
いはその一部は、特徴物の密度が低い領域(即ち、露光
領域対非露光領域の比率が低い)よりもより多くの露光
照射量を受光することになる。
【0040】電子散乱特性に対し、調整するために露光
量を調整する電子散乱特性とそのメカニズムは、Cummin
gs, K.D.著の「J. Appl. Phys., Vol. 65, p. 2024 (19
89)」と、Cummings, K.D., et al. 著の「Appl. Physic
s Lett., Vol. 57, p. 1431(1990)」に開示されてい
る。所望の露光パターンに対するデータファイルは、近
接修正プロセスを用いて処理され、その例は、米国特許
第5,283,746号(発明者 Cummings et al)に
記載されている。
【0041】画像の隣接するピクセルから散乱される電
子から、所定のピクセルに導入される概算照射量は、上
記のようなプロセスにより計算される。その後特定のピ
クセルへの照射量は、散乱に寄与する照射量を補正する
ために調整して、その量が増えたりあるいは減らしたり
される。このようにして、均一の照射量が露光領域の全
ての点で受光されるようになる。
【0042】本発明のプロセスにおいては、X線マスク
上に注入されるX線ビームの全体発散と局部発散と照射
量の不均一に起因するウェハの特徴物サイズの変化を補
正するために、得られた特徴物の寸法を変化するために
さらにその照射量を変化させる。近接効果修正ソフトウ
ェアは、近接効果を修正するためにビームの照射量を調
整するために、これら他の影響を補正するために特徴物
の形状を調整するために適応されるよう容易に調整され
る。
【0043】このソフトウェアは、マスクの特徴物に対
して必要な調整を行うために、データファイルを具備す
ることにより適応される。修正された近接効果ソフトウ
ェアの出力は、各ピクセルに与えられる照射量と、ある
ピクセルを露光するよう装置に支持を与えるファイルで
ある。そのためソフトウェアの出力は、全体発散と局部
発散と照射量の不均一性を補正するために特徴物内に所
望の修正を行うためのデータファイルにより修正され
る。
【0044】近接効果修正補正と特徴物補正のいずれか
は、同一のプロセスあるいは別個のプロセスで行うこと
ができる。マスク補正用のソフトウェアは、パターンデ
ータファイルとルックアップテーブルファイルとを有
し、これらの入力ファイルに基づいて、電子ビームマス
クライター(書き込み装置)を制御する出力ファイルが
生成される。
【0045】例えばX線マスクのフィールド内の特徴物
の寸法を補正する方法は、特徴物の位置を座標系に対し
決定することが含まれる。コリメータ(平行装置)を有
さない点光源(ポイントソース)に対しては、全体発散
はフィールドの中心部では最低で、座標系の原点を規定
するのは最も簡単である(必ずしも必要ではないが)。
座標系は、直交座標あるいは円柱座標でもよい。回路の
特徴物は直交系で設計されるために、直交系を使用する
のがよい。
【0046】次に全体発散を補正するために、特徴物の
直交座標軸は、原点(光源の真下)に対して決定され
る。ある特徴物は250nm以下の臨界寸法を有し、露
光フィールドは、少なくとも2×2cmであるために、
特徴物を含むいかなるピクセルの座標軸も正確さを失わ
ないために全体特徴の座標軸として機能する。その後こ
れらの座標軸は、X線マスク上の特徴物の寸法を補正す
る増減分量を計算するために用いられる。
【0047】全体発散の場合には、この増減分量は、図
2に示された公称250nmからのライン幅の差であ
る。局部発散の場合には、この贈分は、図4に示された
公称寸法からのライン幅の差である。不均一の照射の場
合には、この増減分量は図5に示した公称寸法のライン
幅の差である。一実施例においては、図2,図4,また
は図5に示された関係を用いて、グリッド内の各(X,
y)座標軸に対するルックアップテーブルを生成し、そ
してその後これを用いて所望の増減分量だけ特徴物のサ
イズを調整する。
【0048】全体発散、局部発散、不均一露光の増減分
量を次に用いて、X線マスク上の特徴物の公称寸法を補
正する算術和を得る。この公称寸法は、前述した方法に
より調整される。照射量を変化させることにより、修正
量が最低グリッドステップ以下の場合でも、ラスタース
キャニングにより露光される特徴物に、修正量が最低グ
リッドステップよりも小さい場合でも、修正はラスター
スキャンにより露光された特徴物に対して行うことがで
きる。この照射量は、ビーム電流を変化させたり、ある
いはフィールドを走査するビームの速度を変化させるこ
とにより変化させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明の利点は、X線
コリメータを使用することなく、X線マスクによりデザ
インルールが250nm,180nmさらにはそれより
も小さい特徴物を有する回路を生成することができる。
コリメータの使用は、非常に非効率的でその設計は極め
て難しい。しかし、コリメータを本発明の補正システム
とともに用いる場合には、上記に記載された3種類の影
響は、誤差の見積をさらに小さくすることができ、そし
てコリメータは、より大きな修正角が有される場合には
コリメータの使用はより効率的となる。処理マージンを
与えるためにコリメータを回転させたり、振動させたり
する必要は、本発明の補正機能を有するマスクを用いる
ことにより回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポイントソースから放出されたX線マスクとこ
のマスクを介して露光されるフォトレジスト層との関係
を表す図
【図2】全体発散に起因する特徴物のライン幅の変動を
表すグラフ図
【図3】有限のソースから放射されたX線とX線マスク
の下のフォトレジスト層との交差を表す図
【図4】図2の特徴物の局部的発散に起因する特徴物の
ライン幅の変動を表すグラフ図
【図5】図2の特徴物の照射量の不均一性に起因する特
徴物のライン幅の変動を表すグラフ図
【符号の説明】
10 X線ソース 20 X線マスク 22 基板 24 吸収層 30 半導体ウェハ 31 ゲート酸化物 32 導電層 34 フォトレジスト層 40 ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジョージ ケー.セラー アメリカ合衆国,07901 ニュージャージ ー,サミット,オールド オーク ドライ ブ 38 (72)発明者 ジェリー ヴィー−イ グオ アメリカ合衆国,07974 ニュージャージ ー,ニュー プロヴィデンス,クレセント アヴェニュー 50

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線マスクの特徴物の公称寸法をその位
    置に応じて補正する方法において、 (A)前記特徴物の座標点を原点を有する座標系に対応
    して決定するステップと、 (B)特徴物の位置に応じて、特徴物の寸法を補正する
    増減分量を計算するステップと、 前記増減分量は、座標系に対する特徴物の位置の関数で
    あり、 (C)前記特徴物の公称寸法を前記増減分量に応じて調
    整するステップとからなることを特徴とするX線の特徴
    物の公称寸法を特徴物の位置に応じて補正する方法。
  2. 【請求項2】 前記関数は、X線マスクにより露光され
    るレジスト層を用いて形成されるエッチングされた特徴
    物の寸法の全体発散に起因する変動を記述することを特
    徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記関数は、X線マスクにより露光され
    るレジスト層を用いて形成されるエッチングされた特徴
    物の寸法の局部発散に起因する変動を記述することを特
    徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記関数は、X線マスクにより露光され
    るレジスト層を用いて形成されるエッチングされた特徴
    物の寸法の照射量の不均一性に起因する変動を記述する
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 前記(B)のステップは、増減分量をル
    ックアップテーブルから選択することを特徴とする請求
    項1の方法。
  6. 【請求項6】 前記ルックアップテーブルは、X線マス
    クにより露光されるレジスト層を用いて形成されるエッ
    チングされた特徴物の寸法の全体発散に起因する変動を
    記述することを特徴とする請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記ルックアップテーブルは、X線マス
    クにより露光されるレジスト層を用いて形成されるエッ
    チングされた特徴物の寸法の局部発散に起因する変動を
    記述することを特徴とする請求項5の方法。
  8. 【請求項8】 前記ルックアップテーブルは、X線マス
    クにより露光されるレジスト層を用いて形成されるエッ
    チングされた特徴物の寸法の照射量の不均一性に起因す
    る変動を記述することを特徴とする請求項5の方法。
  9. 【請求項9】 前記(C)のステップは、特徴物を規定
    するのに用いられる電子ビームの照射量を変化させるこ
    とを特徴とする請求項1の方法。
  10. 【請求項10】 前記照射量は、電子ビームの電流を変
    化させることにより変化させることを特徴とする請求項
    9の方法。
  11. 【請求項11】 前記照射量は、フィールドを走査する
    電子ビームの速度を変化させることにより変化させるこ
    とを特徴とする請求項9の方法。
  12. 【請求項12】 X線マスクのフィールド内の特徴物の
    公称寸法の全体発散を補正する方法において、 (A)前記特徴物の座標点を原点を有する座標系に対応
    して決定するステップと、 (B)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッチ
    ングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に関
    連する関数から、特徴物の公称寸法を補正する増減分量
    を計算するステップと、 (C)前記特徴物の公称寸法を前記増減分量に応じて調
    整するステップとからなることを特徴とするX線マスク
    の特徴物の公称寸法の全体発散を補正する方法。
  13. 【請求項13】 前記(B)のステップは、増減分量を
    ルックアップテーブルから選択し、前記ルックアップテ
    ーブルは、座標系内の特徴物の位置に対し、エッチング
    された特徴物の寸法の変動を規定することを特徴とする
    請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 前記(C)のステップは、特徴物を規
    定するのに用いられる電子ビームにより与えられる照射
    量を変化することを特徴とする請求項12の方法。
  15. 【請求項15】 前記照射量は、電子ビームの電流を変
    化させることにより変化させることを特徴とする請求項
    14の方法。
  16. 【請求項16】 前記照射量は、フィールドを走査する
    電子ビームの速度を変化させることにより変化させるこ
    とを特徴とする請求項14の方法。
  17. 【請求項17】 X線マスクのフィールド内の特徴物の
    公称寸法の局部発散を補正する方法において、 (A)前記特徴物の座標点を原点を有する座標系に対応
    して決定するステップと、 (B)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッチ
    ングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に関
    連する関数から、特徴物の公称寸法を補正する増減分量
    を計算するステップと、 (C)前記特徴物の公称寸法を前記増減分量に応じて調
    整するステップとからなることを特徴とするX線マスク
    の特徴物の公称寸法の局部発散を補正する方法。
  18. 【請求項18】 前記(B)のステップは、増減分量を
    ルックアップテーブルから選択する、前記ルックアップ
    テーブルは、座標系内の特徴物の位置に対し、エッチン
    グされた特徴物の寸法の変動を規定することを特徴とす
    る請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記(C)のステップは、特徴物を規
    定するのに用いられる電子ビームにより与えられる照射
    量を変化することを特徴とする請求項17の方法。
  20. 【請求項20】 前記照射量は、電子ビームの電流を変
    化させることにより変化させることを特徴とする請求項
    17の方法。
  21. 【請求項21】 前記照射量は、フィールドを走査する
    電子ビームの速度を変化させることにより変化させるこ
    とを特徴とする請求項17の方法。
  22. 【請求項22】 X線マスクのフィールド内の特徴物の
    公称寸法の照射量の非均一性を補正する方法において、 (A)前記特徴物の座標点を原点を有する座標系に対応
    して決定するステップと、 (B)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッチ
    ングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に関
    連する関数から、特徴物の公称寸法の照射量の非均一性
    を補正する増減分量を計算するステップと、 (C)前記特徴物の公称寸法を前記増減分量により調整
    するステップとからなることを特徴とするX線マスクの
    特徴物の公称寸法の照射量の非均一性を補正する方法。
  23. 【請求項23】 前記(B)のステップは、増減分量を
    ルックアップテーブルから選択する、前記ルックアップ
    テーブルは、座標系内の特徴物の位置に対し、エッチン
    グされた特徴物の寸法の変動を規定することを特徴とす
    る請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 前記(C)のステップは、特徴物を規
    定するのに用いられる電子ビームにより与えられる照射
    量を変化することを特徴とする請求項22の方法。
  25. 【請求項25】 前記照射量は、電子ビームの電流を変
    化させることにより変化させることを特徴とする請求項
    24の方法。
  26. 【請求項26】 前記照射量は、フィールドを走査する
    電子ビームの速度を変化させることにより変化させるこ
    とを特徴とする請求項24の方法。
  27. 【請求項27】 X線マスクのフィールド内の特徴物の
    公称寸法を補正する方法において、 (A)前記特徴物の座標点を原点を有する座標系に対応
    して決定するステップと、 (B1)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッ
    チングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に
    関連する関数から、特徴物の公称寸法の全体発散を補正
    する第1増減分量を計算するステップと、 (B2)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッ
    チングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に
    関連する関数から、特徴物の公称寸法の局部発散を補正
    する第2増減分量を計算するステップと、 (B3)座標系内の特徴物の位置に対し、ウェハのエッ
    チングされた特徴物の寸法の全体変動に起因する変化に
    関連する関数から、特徴物の公称寸法の照射量の非均一
    性を補正する第3増減分量を計算するステップと、 (B4)特徴物の公称寸法を補正するために、前述の第
    1,第2,第3増減分量の算術和を得るステップと、 (C)前記特徴物の公称寸法を前述の増減分量の算術和
    に応じて調整するステップとからなることを特徴とする
    X線マスクの特徴物の公称寸法を補正する方法。
  28. 【請求項28】 前記B1,B2,B3のステップは、
    増減分量をルックアップテーブルから選択することを特
    徴とする請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 前記(C)のステップは、特徴物を規
    定するのに用いられる電子ビームにより与えられる照射
    量を変化することを特徴とする請求項28の方法。
  30. 【請求項30】 前記照射量は、電子ビームの電流を変
    化させることにより変化させることを特徴とする請求項
    29の方法。
  31. 【請求項31】 前記照射量は、フィールドを走査する
    電子ビームの速度を変化させることにより変化させるこ
    とを特徴とする請求項29の方法。
  32. 【請求項32】 請求項1の方法により調整された公称
    寸法の特徴物を有するX線マスク。
  33. 【請求項33】 請求項27の方法により調整された公
    称寸法の特徴物を有するX線マスク。
JP258197A 1996-01-22 1997-01-10 X線マスクの特徴物の公称寸法を特徴物の位置に応じて補正する方法 Pending JPH09213599A (ja)

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