JPH09211338A - マニピュレータ装置 - Google Patents

マニピュレータ装置

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JPH09211338A
JPH09211338A JP1380896A JP1380896A JPH09211338A JP H09211338 A JPH09211338 A JP H09211338A JP 1380896 A JP1380896 A JP 1380896A JP 1380896 A JP1380896 A JP 1380896A JP H09211338 A JPH09211338 A JP H09211338A
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JP
Japan
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microscope
micromanipulator
subject
manipulator
operation signal
Prior art date
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JP1380896A
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English (en)
Inventor
Kazumiki Abe
千幹 阿部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタル情報化した顕微鏡画像を有効に利用
し、マイクロマニピュレータの操作を自動化して効率的
に実験等を行なう。 【解決手段】顕微鏡10の視野下で被験体17に対する微細
操作を行なうマイクロマニピュレータ16を有したマニピ
ュレータ装置において、顕微鏡10による被験体17を含む
画像を撮影する撮像部11と、撮像部11で得た画像を任意
分割数にてマトリクス状に分割し、各マトリクス区画の
コントラスト強度の相違によって該視野下での被験体17
の座標位置及び形状を演算する自動認識部12bと、この
自動認識部12bで得た該視野下での被験体17の座標位置
及び形状と入力指示された上記マイクロマニピュレータ
16の移動内容とから上記マニピュレータ16に対する操作
信号を生成する制御部12aと、この制御部12aで生成さ
れた操作信号に応じてマイクロマニピュレータ16を駆動
するマニピュレータコントローラ14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学顕微鏡の周辺
機器に係り、詳細には光学顕微鏡下で行なう細胞操作等
に用いるマイクロマニピュレータを有したマニピュレー
タ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学顕微鏡とマイクロマニピ
ュレータを用いることで、例えば人やマウスの卵細胞に
精子をインジェクションし、あるいは神経細胞にガラス
電極を密着させてチャンネルと呼ばれる部位から出るイ
オン電流信号を測定するなどの実験が広く行なわれてい
た。そして、この種の実験は近年ますます複雑且つ高度
なものとなる傾向にある。
【0003】一方、近年の電子技術の高まりに伴ない、
特開平2−31160号や特開平6−342121号に
示されるように、顕微鏡の画像を撮像装置により得て、
その画像に基づいて電動駆動によるマイクロマニピュレ
ータの操作を指示するようなシステム構成を有するもの
が開発されている。
【0004】図6は特開平2−31160号に示されて
いる概念構成を示すものであり、光学顕微鏡1に対して
マイクロマニピュレータである駆動装置2と撮像手段3
とを取付け、光学顕微鏡1とは離れた場所にある表示手
段4で撮像手段3より得た顕微鏡画像を見ながら、操作
信号供給手段5,6により駆動装置2を遠隔操作する構
成となっている。この場合、操作信号供給手段5,6で
の各操作信号は指標情報供給手段7によって同時に上記
表示手段4に表示され、現在の操作状況がわかるように
なっている。
【0005】このような構成を採ることにより、例えば
人体に有害な放射線下での実験等、特殊な環境下での実
験を行なうことが可能となるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の電動駆動によるマイクロマニピュレータの操作を
指示するようなシステム構成では、表示手段4に表示さ
れた顕微鏡画像を見ながら操作信号供給手段5,6によ
りマイクロマニピュレータである駆動装置2を操作駆動
しているという点で、直接光学顕微鏡1を見ながら駆動
装置2を操作駆動する場合と本質的には同様の操作を行
なっており、撮像手段3によってデジタル情報とされた
顕微鏡画像を基に電動のマイクロマニピュレータを操作
するというメリットはなんら活かされていない。
【0007】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、デジタル情報化し
た顕微鏡画像を有効に利用し、マイクロマニピュレータ
の操作を自動化して効率的に実験等を行なうことが可能
なマニピュレータ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
顕微鏡の視野下で被験体に対する微細操作を行なうマイ
クロマニピュレータを有したマニピュレータ装置におい
て、上記顕微鏡による被験体を含む画像を撮影する撮像
手段と、上記被験体に対する上記マイクロマニピュレー
タの移動内容を入力する入力手段と、上記撮像手段で得
た画像を任意の分割数にてマトリクス状に分割し、各マ
トリクス区画のコントラスト強度の相違によって上記顕
微鏡の視野下での上記被験体の座標位置及び形状を演算
する演算手段と、この演算手段で得た上記顕微鏡の視野
下での上記被験体の座標位置及び形状と上記入力手段に
よる移動内容とから上記マニピュレータに対する操作信
号を生成する制御手段と、この制御手段で生成された操
作信号に応じて上記マイクロマニピュレータを駆動する
駆動手段とを具備したものである。
【0009】このような構成とした結果、顕微鏡視野下
での被験体の座標位置及び形状を自動的に算出してマイ
クロマニピュレータを駆動することができるため、デジ
タル情報化した顕微鏡画像を有効に利用して効率的に実
験等を行なうことが可能となる。
【0010】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記演算手段はさらに上記顕微鏡の視
野下での上記被験体の中心座標位置をも算出し、上記制
御手段は入力手段で入力された移動内容と上記演算手段
で得た上記被験体の中心座標位置に応じて上記マイクロ
マニピュレータに対する操作信号を生成するものであ
る。
【0011】このような構成とした結果、上記請求項1
記載の発明の作用に加えて、顕微鏡視野下での被験体の
外形だけではなくその中心位置までも正確に認識して実
験を行なうことができるため、マイクロマニピュレータ
による被験体の操作をより正確に行なうことができ、実
施可能な実験の選択範囲を広げることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記顕微鏡は対物レンズの選択により
拡大倍率を可変可能であり、上記制御手段は上記顕微鏡
の対物レンズの選択による拡大倍率の変更をも考慮して
上記マニピュレータに対する操作信号を生成するもので
ある。
【0013】このような構成とした結果、上記請求項1
記載の発明の作用に加えて、上記顕微鏡に複数の対物レ
ンズがある場合であっても、その時点で選択している対
物レンズの倍率に応じて常に正確なマイクロマニピュレ
ータに対する操作信号を生成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態に係
るマニピュレータ装置を図面を参照して説明する。
【0015】図1は装置全体のシステム構成を示すもの
で、10は被験体17を載置した光学顕微鏡であり、被
験体17の下部に図示しない対物レンズを有するもの
で、この対物レンズを含む光学顕微鏡10で被験体17
の画像を光学的にリレーしてCCDを含む撮像部11に
投影することにより、被験体17の顕微鏡画像が光学顕
微鏡10にセットされた撮像部11により撮像されるよ
うになっている。
【0016】この撮像部11により撮像された顕微鏡画
像は、デジタル値の画像情報とされた後に例えばパーソ
ナルコンピュータでなる演算部12に供給され、この演
算部12からCRTモニタディスプレイ等でなる表示部
13で表示される。
【0017】また演算部12は、後述する演算処理内容
により顕微鏡画像の視野下における被験体17の座標位
置と形状、さらには中心の座標位置を認識し、認識した
結果とキーボード等で入力した被験体17に対する後述
するマイクロマニピュレータ16への移動指示等から、
該マイクロマニピュレータ16に対する操作信号を生成
して、GP−IFあるいはRS−232C等のインタフ
ェイスを介してマニピュレータコントローラ14へ供給
する。
【0018】このマニピュレータコントローラ14には
また、手動によるマニピュレータ操作部15からの操作
信号、あるいは手動のキーボード操作による演算部12
からの座標位置入力の操作信号が入力されるもので、マ
ニピュレータコントローラ14では演算部12、マニピ
ュレータ操作部15のいずれかからの操作信号を選択し
てマイクロマニピュレータ16を駆動制御することによ
り、マイクロマニピュレータ16が光学顕微鏡10にセ
ットされている被験体17に対して所望の操作を行なう
ものである。
【0019】続く図2は上記図1のシステム構成に対応
した回路構成を示すものである。同図で、光学顕微鏡1
0における顕微鏡画像を撮像した撮像部11によるデジ
タル値の画像情報が演算部12に送られる。
【0020】この演算部12は、制御部12aと自動認
識部12bとを有するもので、自動認識部12bにはマ
イクロマニピュレータ16の操作を自動化する自動モー
ドを動作させるための切換えスイッチを設ける。
【0021】しかるに、制御部12aが光学顕微鏡10
からの顕微鏡画像を受け、表示部13に直接出力して表
示させる一方、上記切換えスイッチにより自動モードが
設定されている際には、自動認識部12bにより上記光
学顕微鏡10から直接入力される対物レンズの倍率情報
をも考慮して顕微鏡画像の視野下における被験体17の
座標位置と形状、さらには被験体17の中心の座標位置
を算出、認識し、この自動認識部12bで得られた結果
によりマイクロマニピュレータ16に対する自動的な操
作信号を制御部12aが生成してマニピュレータコント
ローラ14へ供給する。
【0022】このマニピュレータコントローラ14は、
選択部14aと駆動部14bとを有し、選択部14aが
上記演算部12、マニピュレータ操作部15のいずれか
からの自動/手動による操作信号を選択して駆動部14
bへ送出する。
【0023】駆動部14bでは、この選択部14aから
の操作信号に対応して実際にマイクロマニピュレータ1
6を駆動制御し、光学顕微鏡10にセットされている被
験体17に対する所望の操作を行なわせる。
【0024】次に上記実施の形態の動作について図面を
参照して説明する。
【0025】図3は撮像部11により得られた光学顕微
鏡10の視野下における被験体17の画像を簡略化して
例示するもので、ここでは便宜上、説明を簡易なものと
するために該画像を正方形とし、被験体17の形状を円
形とする。撮像部11の撮像したこの画像が、例えば図
示する如く縦(y方向)20ドット×横(x方向)20
ドット、計400ドットのマトリクス区画に分割されて
得られた場合、被験体17に該当するドットは図中にハ
ッチングで示す部分となる。
【0026】図4はこのような画像を受けた演算部12
の自動認識部12bによる認識処理の内容を示すもので
あり、その当初には、まずマトリクス区画Cij(i=
1〜20,J=1〜20でCijはドット座標(xi,
yj)を表わすものとする)を分割した後(ステップS
01)、各マトリクス区画Cijにおけるコントラスト
平均をそれぞれ計算する(ステップS02)。
【0027】この場合、被験体17がまったく存在して
いないマトリクス区画では、以下なる検境法によっても
フラットな値のコントラストを有する一方、被験体17
が存在しているマトリクス区画では高低いずれかのコン
トラスト値となっている。
【0028】その後、全マトリクス区画のコントラスト
値の平均値「Av(ΣΣCij)」を計算する(ステッ
プS03)。被験体17の存在しているマトリクス区画
のコントラスト値の高低が平均化されるため、結果的に
上記平均値「Av(ΣΣCij)」は被験体17が存在
していないマトリクス区画のコントラスト値に近い値と
なる。
【0029】次に、計算で得た上記コントラストの平均
値「Av(ΣΣCij)」を各マトリクス区画Cijの
コントラスト値とを比較し、判定条件 Cij>k1 ・Av(ΣΣCij) (但しk1 >
1)、又は Cij<k2 ・Av(ΣΣCij) (但しk2 <
1)、 のいずれかを満たすか否かにより、当該マトリクス区画
Cijにおける被験体17の有無を判定する(ステップ
S04)。上記条件中の定数k1 ,k2 はいずれも実験
あるいはシミュレーション計算によって求める。
【0030】上記条件を満たすマトリクス区画を被験体
17が存在する区画、満たさないマトリクス区画を被験
体17が存在しない区画として認識する(ステップS0
5,S11)。
【0031】その後、演算式 Max i=Max(Cij) Min i=Min(Cij) Max j=Max(Cij) Min j=Min(Cij) に従って横方向のx座標とy座標とでそれぞれ被験体1
7が存在するマトリクス区画の最大値、最小値を求める
(ステップS06)。
【0032】その上で、演算式 I=Int{(Max i+Min i)/2} J=Int{(Max j+Min j)/2} (但し、Int{X}は数値Xを四捨五入して整数化す
る丸め演算。)を求め(ステップS07)、 (Cmax i,J)(Cmin i,J) (CI,max j)(CI,min j) の4つのマトリクス区画を被験体17の外周区画と定義
する(ステップS08)。
【0033】次に、楕円を定義する方程式 ((x−x0 )2 /a2 )+((y−y0 )2 /b2 )=1 (但し、座標(x0 ,y0 )は楕円の中心座標。)の式
中のx,yに上述した4点を代入することで座標(x0
,y0 )と係数a,bを算出する(ステップS09,
S10)。
【0034】ちなみに、上記図2においては(x6 ,y
10)(x16,y10)(x10,y6 )(x10,y16)の4
区画が外周区画として選択され、上述の演算式により x0 =11, y0 =11, a2 =b2 =50 となる。すなわち上記図2では、被験体17が(x11,
y11)を中心とする円状であると認識されたことにな
る。
【0035】なお、上記図2では、画像の分割数をxy
方向それぞれ20とし、被験体17が円形状であるもの
として説明したが、これらは便宜上用いただけのもので
あり、より多くの分割数で楕円形、その他の形状による
被験体17の存在を認識することも可能である。
【0036】この場合、分割数を増加したほうが被験体
17の形状認識に関する精度を上げることができる反
面、演算に要する時間も増大することとなるので、最初
はあえて分割数を少なく設定した状態で被験体17の存
在する座標位置、形状を大まかに認識した後、必要な区
画だけを切出して多数の区画に再度分割し、被験体17
の存在する座標位置及び形状を詳細に演算することで、
演算に要する時間を短縮しながら高精度の認識を行なう
ことが可能となる。
【0037】次いで、こうして自動認識部12bで得た
顕微鏡画像の視野下における被験体17の座標位置と形
状、中心の座標位置を用い、パーソナルコンピュータで
ある演算部12のキーボード等で被験体17の中心位置
へのマイクロマニピュレータ16の移動を指示すること
で、制御部12aが光学顕微鏡10からの対物レンズの
倍率情報も考慮した上でマニピュレータコントローラ1
4の選択部14aに対してマイクロマニピュレータ16
の操作信号を作成して送出する場合について説明する。
【0038】図5はマイクロマニピュレータ16の先端
に操作針16aを設け、この操作針により被験体17で
ある細胞の中心座標S(x0 ,y0 )に刺入する場合の
顕微鏡画像の視野を例示するものである。この場合、ま
ず予め視野中心位置O(すなわち光軸)に操作針16a
の先端が位置するようにマニピュレータ操作部15で手
動操作して移動させておく。
【0039】このマイクロマニピュレータによる操作信
号がマニピュレータコントローラ14の選択部14aに
より選択され、駆動部14bによりマイクロマニピュレ
ータ16が駆動制御されて上記図5に示した状態となっ
た時点で、演算部12の自動認識部12bは被験体17
を含む撮像部11からの画像を取込んで上述した演算知
りによる被験体17の中心座標S(x0 ,y0 )を求め
る。図5では、被験体17のS点が中心座標に相当する
ものとする。なお、この中心座標を画像上に加えて表示
部13に表示させるものとしてもよい。
【0040】被験体17の中心座標Sを認識した後、制
御部12a内で操作信号が生成されてマニピュレータコ
ントローラ14の選択部14aを介して駆動部14bに
送られ、マイクロマニピュレータ16が制御される。
【0041】この場合、マイクロマニピュレータの操作
針16aは最初に光軸位置Oに置かれているので、上記
S点の座標を(xs ,ys )と認識し、その差分がマイ
クロマニピュレータ16に対する移動量として操作信号
が生成され、マイクロマニピュレータ16の操作針16
aの選択はその操作信号により被験体17の中心位置で
あるS点まで自動的に移動制御されるものである。
【0042】なお、光学顕微鏡10から演算部12の制
御部12aに対して対物レンズの倍率情報を送出するこ
とにより、そのときに使用している対物レンズの倍率に
応じて異なる係数を乗じた移動量の操作信号をマイクロ
マニピュレータ16に対して送出させることができる。
すなわち、光学顕微鏡10の対物レンズが固定の場合に
は、マイクロマニピュレータ16の移動量は初期の係数
設定のままでよいが、対物レンズが複数あってこれを切
換変更した場合には、その都度、倍率情報が制御部12
aに送出されることにより、その変更に対応した係数が
算出された移動量に乗じられるものである。このよう
に、光学顕微鏡10からの対物レンズの倍率情報をも考
慮してマイクロマニピュレータ16に対する操作信号を
生成するため、光学顕微鏡10の対物レンズの倍率が変
わった場合でも常に自動的に最適な移動量に基づいた操
作信号をマイクロマニピュレータ16に送出することが
できる。
【0043】また、被験体17の中心座標位置に対して
マイクロマニピュレータ16の操作針16aを正確に移
動させることができるため、例えば被験体17としての
卵細胞に精子をインジェクションさせるような実験等で
特に好適となる。
【0044】その他、パッチクランプを行なう場合に
は、上述の手段により認識された被験体17としての細
胞の外周に電極としての操作針16aを接触させ、その
電流値を検出させることも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に述べた如く本発明によれば、デジ
タル情報化した顕微鏡画像を有効に利用し、マイクロマ
ニピュレータの操作を少なくとも部分的に自動化して効
率的に実験等を行なうことが可能なマニピュレータ装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るシステム構成を示
す図。
【図2】同実施の形態に係る回路構成を示すブロック
図。
【図3】同実施の形態に係る動作を説明するための図。
【図4】同実施の形態に係る動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】同実施の形態に係る動作を説明するための図。
【図6】従来の電動マイクロマニピュレータを用いたマ
ニピュレータ装置のシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…光学顕微鏡 2…駆動装置 3…撮像手段 4…表示手段 5,6…操作信号供給手段 7…指標情報供給手段 10…光学顕微鏡 11…撮像部 12…演算部 12a…制御部 12b…自動認識部 13…表示部 14…マニピュレータコントローラ 14a…選択部 14b…駆動部 15…マニピュレータ操作部 16…マイクロマニピュレータ 16a…操作針 17…被験体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の視野下で被験体に対する微細操
    作を行なうマイクロマニピュレータを有したマニピュレ
    ータ装置において、 上記顕微鏡による被験体を含む画像を撮影する撮像手段
    と、 上記被験体に対する上記マイクロマニピュレータの移動
    内容を入力する入力手段と、 上記撮像手段で得た画像を任意の分割数にてマトリクス
    状に分割し、各マトリクス区画のコントラスト強度の相
    違によって上記顕微鏡の視野下での上記被験体の座標位
    置及び形状を演算する演算手段と、 この演算手段で得た上記顕微鏡の視野下での上記被験体
    の座標位置及び形状と上記入力手段による移動内容とか
    ら上記マニピュレータに対する操作信号を生成する制御
    手段と、 この制御手段で生成された操作信号に応じて上記マイク
    ロマニピュレータを駆動する駆動手段とを具備したこと
    を特徴とするマニピュレータ装置。
  2. 【請求項2】 上記演算手段はさらに上記顕微鏡の視野
    下での上記被験体の中心座標位置をも算出し、 上記制御手段は入力手段で入力された移動内容と上記演
    算手段で得た上記被験体の中心座標位置に応じて上記マ
    イクロマニピュレータに対する操作信号を生成すること
    を特徴とする請求項1記載のマニピュレータ装置。
  3. 【請求項3】 上記顕微鏡は対物レンズの選択により拡
    大倍率を可変可能であり、 上記制御手段は上記顕微鏡の対物レンズの選択による拡
    大倍率の変更をも考慮して上記マニピュレータに対する
    操作信号を生成することを特徴とする請求項1記載のマ
    ニピュレータ装置。
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Cited By (5)

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