JPH09210785A - 木材欠陥部の検出方法 - Google Patents

木材欠陥部の検出方法

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JPH09210785A
JPH09210785A JP8040377A JP4037796A JPH09210785A JP H09210785 A JPH09210785 A JP H09210785A JP 8040377 A JP8040377 A JP 8040377A JP 4037796 A JP4037796 A JP 4037796A JP H09210785 A JPH09210785 A JP H09210785A
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JP
Japan
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wood
color
image
ccd camera
measurement target
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JP8040377A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Sugiyama
芳朗 杉山
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Tokai Carbon Co Ltd
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Tokai Carbon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の割れ、形状、節あるいは松脂などの付
着樹脂や腐食・変色を迅速、的確に検知する木材欠陥部
の検出方法を提供する。 【解決手段】 木材をカラーCCDカメラで撮影し、映
像信号を色画像抽出装置により木材の地色として登録し
た基準色と対比し、二値化処理およびラベリング処理し
て測定対象領域を設定し、木材の左右から2基の光源に
より交互に白熱光を照射してCCDカメラで撮影し、画
像処理装置により二値化したのち二値化画像の論理和を
求め、合成画像をラベリング処理して判定値と対比する
ことにより割れ、形状、節などの欠陥部位を検知する
(請求項1)。また、木材をカラーCCDカメラで撮影
し、映像信号を色画像抽出装置により松脂および変色の
基準色と対比して二値化し、測定対象領域と一致する二
値化画像をラベリング処理して判定値と対比することに
より、松脂などの付着樹脂や腐食、変色の欠陥部位を検
知する(請求項2)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種用途に供され
る木材の割れ、形状、節あるいは松脂などの付着樹脂、
腐食・変色などの欠陥部位を迅速、的確に検知し、その
使用可否の判定を自動的に行うことのできる木材欠陥部
の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】木材は古くから人類の生活に不可欠の材
料として広い用途分野で使用されており、材質的に高い
強度特性が要求されている。木材の強度は種々の要因に
よって低下するが、特に割れ、形状(例えば角部に丸み
があると強度が低い)、節あるいは松脂などの樹脂が付
着したり腐食や変色部分があると強度の低下が著しく、
用途によっては使用不可能な状態となる。これらの欠陥
部位の判定は従来から熟練した職人の目視観察により行
われており、木取りなどが判断されているが能率的でな
くかつ客観性にも欠けるので自動的に判別する手段が望
まれている。
【0003】自動的に判別する手段として、例えば光学
的手段により木材の寸法を測定する方法は既に提案(特
開昭49−36357 号公報、特開昭49−36358 号公報など)
されているが、これは木材の所望箇所の寸法値を計測す
るもので欠陥部を検出するものではない。また、特開昭
50−39161号公報には木材等被測定物体の不定形
に切断された端面付近に側面方向から平行光線を照射
し、被測定物体の影をテレビカメラ等の光学系を有する
検出器で検知し、さらに被測定物体、または被測定物体
の長手方向と垂直な面において前記検出器を定角度づつ
回転させ、その都度被測定物体の影を観測し、その観測
データにもとづき、被測定物体の端面付近の有効直径を
算出する木材等の直径測定方法が、特公表5−5039
90号公報には光の散乱、反射および吸収特性などの樹
皮と木材の光学的特性の差を利用して、ペーパーパルプ
の製造時に重要な樹皮の剥離程度を決定する方法などが
提案されている。しかしながら、これらの方法では上記
した木材の欠陥部位を検出することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術では木材の割れ、形状、節あるいは松脂などの付着樹
脂や腐食・変色などの欠陥部位を検出する有効な方法は
開発されていなかった。本発明者は、従来目視観察によ
って判定されていた木材のこれら欠陥部位の検出方法に
ついて鋭意研究を進めた結果、CCDカメラによる映像
信号を画像処理することにより欠陥部を検出できること
を見出した。
【0005】本発明は、上記の知見に基づいて開発され
たものであり、その目的は木材の強度に大きく影響する
割れ、形状、節、付着樹脂、腐食・変色などの木材の欠
陥部位を光学的に検知して木材の木取りや使用可否の判
定を自動的に行うことのできる木材欠陥部の検出方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の請求項1に係る木材欠陥部の検出方法は、
木材をカラーCCDカメラで撮影して映像信号を色画像
抽出装置に入力し、予め色画像抽出装置に登録した木材
の基準色と対比して二値化処理し、二値化画像をラベリ
ング処理して算出した最大面積(画素数)の図形に外接
する長方形部を木材の測定対象領域として設定し、木材
の左右から2基の光源により時間差を設けて交互に白熱
光を照射しながらCCDカメラで撮影し、映像信号を画
像処理装置に入力して、それぞれの画像の測定対象領域
を抽出し、該測定対象領域の画像について二値化処理し
たのち、2つの二値化画像の論理和を求め、得られた合
成画像をラベリング処理して特徴パラメータを算出し、
予め設定した判定値と対比することにより木材の割れ、
形状、節などの欠陥部位を検知することを構成上の特徴
とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係る木材欠陥部
の検出方法は、木材をカラーCCDカメラで撮影して映
像信号を色画像抽出装置に入力し、予め色画像抽出装置
に登録した木材の基準色と対比して二値化処理し、二値
化画像をラベリング処理して算出した最大面積(画素
数)の図形に外接する長方形部を木材の測定対象領域と
して設定し、木材をカラーCCDカメラで撮影し、映像
信号を色画像抽出装置に入力し、予め設定登録した松脂
および変色の基準色と対比して二値化処理を行い、測定
対象領域と一致する画像についてラベリング処理し、特
徴パラメータを算出して、予め設定した判定値と対比す
ることにより木材に付着した松脂などの付着樹脂、木材
の腐食・変色などの欠陥部位を検知することを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】木材の欠陥部を検出する場合、先
ず被測定対象となる木材の測定領域を決定しなければな
らない。そのために木材の地色となる色、すなわち基準
色をカラーCCDカメラによるRGB信号の比率を調節
して設定し、予め色画像抽出装置に登録しておく。色画
像抽出装置には、例えばKA−100〔倉敷紡績(株)
製〕が用いられる。測定対象とする木材の明確な画像を
得るために、木材の背面色は木材とは異なる必要があり
例えば黒色とする。また、木材の長さ方向に対して左右
に設置した2基の光源より同時に白熱光を照射してカラ
ーCCDカメラで撮影する。2基の光源より同時に白熱
光を照射することで色ずれのない木材の色画像の映像信
号を得ることができる。また、陰影部分がなくなり精確
な木材領域を決定できる。このカラーCCDカメラから
の映像信号を色画像抽出装置に入力する。入力信号は基
準色と一致するもの、すなわち木材のみを白色で抽出す
るので基準色と対比して二値化処理し、得られた二値化
画像をラベリング処理して連結成分の画像面積(画素
数)を算出し、このうち最大面積(画素数)の図形に外
接する長方形部の座標を算出して、測定対象である木材
の測定対象領域が設定される。このようにして、木材の
測定対象領域を自動設定することができる。
【0009】図1は、本発明の請求項1に係る木材欠陥
部の検出方法を示したフローチャートである。被測定対
象である木材の左右に設置した2基の光源から、木材に
交互に白熱光を照射する。すなわち、適宜な時間差をお
いて、例えば2秒間づつ左右から交互に白熱光を照射
し、CCDカメラで撮影して、得られた映像信号を画像
処理装置に入力する。左右2基の光源から交互に光を照
射する理由は、木材に対して正面から光を照射する場合
や2基の光源を同時に使用する場合では欠陥部位に光が
入り込み欠陥部位と陰影の境界は一致しないからであ
り、例えば、割れ目や凹状の節目の場合には欠陥部位が
小さく判別され、形状では光の反射により陰影部位とな
らないからである。また、左側(または右側)1基の光
源を使用する場合では欠陥部位の左側(または右側)の
境界と陰影部位の境界は一致するが、欠陥部右側(また
は左側)の境界と陰影の境界は一致しないため精確な欠
陥部位の領域を判別できないからであり、例えば、割れ
目の場合には欠陥部位が小さく判別され、凸状の節目の
場合には欠陥部位が大きく判別され、形状では濃淡とし
て明確に現われないからである。
【0010】2基の光源のうち、例えば右側の光源から
のみ白熱光を照射して、CCDカメラで撮影し、映像信
号を画像処理装置に入力して濃淡フレームメモリに取り
込み、全画素の平均値をしきい値として二値化処理し
て、前掲した方法により設定した測定対象領域のみを二
値フレームメモリに取り込む。次いで光源の照明を切
り、左側の光源から白熱光を照射しながら同様の操作に
より測定対象領域のみを二値フレームメモリに取り込
む。このようにして得られた2つの二値化画像を論理和
により合成し、合成画像をラベリング処理して連結成分
の画素数を求めたのち、ラベル個数、面積、周囲長、円
形度などの特徴パラメータを算出する。これらの値は、
用途別に予め欠陥部として認識するために設定した判定
値と対比され、割れ、形状、節などの欠陥部位が検知さ
れる。
【0011】このようにして認識された欠陥部の数や割
合が判定値を越えた場合に、その数や割合によって木材
の使用可否が判断され、使用可否信号が外部に出力され
る。更に、欠陥部位の座標を切断制御装置へ出力するこ
とにより、木材の切断位置を調整することで欠陥部位を
避けた木取りが可能となる。
【0012】図2は、本発明の請求項2に係る木材欠陥
部の検出方法を示したフローチャートである。前掲した
方法により木材の測定対象領域を設定し、木材の左右に
設置した2基の光源から同時に白熱光を照射しながらカ
ラーCCDカメラで撮影し、映像信号は色画像抽出装置
に入力される。この場合、白熱光を木材の左右から同時
に照射することにより外乱光による色調の変化を防ぐこ
とができる。色画像抽出装置には、予め松脂などの付着
樹脂および木材の腐食・変色の色として設定した色が基
準色として登録されており、色画像抽出装置に入力した
映像信号は基準色と対比することにより基準色と一致す
るものを白、一致しないものを黒として二値化処理した
のち、白黒信号として出力する。この白黒信号が測定対
象領域と一致する信号について二値化し、二値化画像に
ついてラベリング処理を行い、ラベリング数、面積、周
囲長、円形度などの特徴パラメータが算出される。この
算出値を予め設定した判定値と対比することにより判定
値と一致するものを松脂などの付着樹脂および腐食や変
色部などの欠陥部位として検知することができる。
【0013】検知された欠陥部位はその数や割合によっ
て木材の使用可否が判断され、使用可否の信号が外部に
出力される。また、欠陥部位の座標を切断制御装置へ出
力することにより、木材の切断位置を調整することで欠
陥部位を避けた木取りが可能となる。
【0014】このように本発明の請求項2に係る発明
は、松脂などの付着樹脂や腐食・変色の色を設定して予
め基準色として色画像抽出装置に登録しておき、入力し
た映像信号と基準色とを対比するものであるから、木材
が湿っていても、また木材の産地や種類により付着樹脂
や変色部の色調が異なっていても欠陥部位を的確に検知
することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3に示した具体的
な装置仕様のブロック図に基づいて詳細に説明する。
【0016】図3は本発明の木材欠陥部の検出方法に用
いる装置を示したもので、1は測定対象である木材、2
および3は木材1の左右に設置した2基の光源で木材1
に白熱光を照射する。5は木材1を撮影するカラーCC
Dカメラで、映像信号はRGB信号として色画像抽出装
置6に入力され、色画像抽出装置6には予め木材の地色
として設定した色が登録されており、この色を基準色と
して入力信号が対比される。なお、木材1の色を明確に
識別するために木材1の背面4は黒色とした。色画像抽
出装置6は登録した基準色と一致する色を白色として抽
出し、すなわち木材部のみが白色で出力され、一致しな
いものを黒色で出力する。この白黒信号は二値化処理し
たのち、二値化画像をラベリング処理して連結成分の画
素数からラベリング面積が最大の図形に外接する長方形
の座標が求められ、当該外接長方形座標域を木材1の測
定対象領域として設定する。
【0017】本発明の請求項1に係る発明は、木材の割
れ、形状、節などの欠陥部を検出する方法に関するもの
で、上記の方法により木材1の測定対象領域を設定した
のち木材1に光源2、3から交互に白熱光が照射され
る。白熱光の照射は、例えば右側に設置した光源2を点
灯して木材1に白熱光を照射しながらCCDカメラ5で
撮影し、映像信号を色画像抽出装置6に入力する。色画
像抽出装置6の出力信号は輝度信号出力装置7により輝
度信号に変換されてパソコン8の画像処理ボード9に入
力され、濃淡フレームメモリに取り込んで、測定対象領
域の全画素の平均値をしきい値として二値化処理され
る。このようにして光源2を所定時間、例えば2秒間点
灯したのち電源を切り、次いで左側に設置した光源3を
点灯させて左側から白熱光を照射してCCDカメラ5で
撮影し、同様の操作を行って二値化処理する。
【0018】この2つの二値化画像を論理和で合成し、
得られた合成画像をラベリング処理して、ラベル個数、
面積、周囲長、円形度などの特徴パラメータが算出され
る。これらの算出値は、予め割れ、形状、節などの欠陥
部位を検知するために設定した判定値と対比され、判定
値と一致すればそれぞれの欠陥部位を示すものとして認
識され、その数や割合によって使用可否が判断されてデ
ジタル出力ボード10からターミナルボックス11を介して
木材の使用可否信号が出力される。更に、パソコン8の
I/Oポートから欠陥部分の座標を出力することにより
欠陥部分を避けた木取りの制御信号を出力させることも
可能である。
【0019】本発明の請求項2に係る発明は、木材に付
着した松脂などの付着樹脂や木材の腐食・変色部分を検
知する方法に関するものであり、前掲した方法により測
定対象領域を設定したのち木材1に白熱光を照射しなが
らカラーCCDカメラ5で撮影する。この場合、左右に
設置した2基の光源2、3を同時に点灯して木材1に白
熱光を照射することにより、外乱光による色調の変化を
防ぐことができる。映像信号は色画像抽出装置6に入力
され、色画像抽出装置6に予め松脂などの樹脂および腐
食・変色の色として設定し、登録した基準色と対比され
る。対比された入力信号は、基準色と一致すれば白色、
一致しなければ黒色で二値化処理して出力される。この
二値化出力信号をパソコン8の画像処理ボード9に入力
して、測定対象領域と一致する画素をラベリング処理し
て連結する。この連結成分についてラベリング個数、面
積、周囲長、円形度などの特徴パラメータを算出して、
予め設定した判定値と対比し、判定値と一致すれば松脂
などの付着樹脂あるいは腐食・変色などの欠陥部位とし
て検知される。
【0020】検知された欠陥部位はその数や割合によっ
て木材の使用可否が判断され、デジタル出力ボード10か
らターミナルボックス11を介して外部に木材の使用可否
信号が出力される。更に、パソコン8のI/Oポートか
ら欠陥部分の座標を出力することにより欠陥部分を避け
た木取りの制御信号を出力させることも可能である。
【0021】このように、本発明の木材欠陥部の検出方
法は色画像抽出装置に木材の地色を基準色として登録
し、測定対象である木材をカラーCCDカメラで撮影し
た映像信号を基準色と対比することにより木材の測定対
象領域を設定し、請求項1の発明は木材に左右から2基
の光源により交互に時間をずらして光を照射することに
より欠陥部に陰影をつけ、CCDカメラで撮影した映像
信号を画像処理して割れ、形状、節などの欠陥部位を検
出するものであるから、欠陥部位を明確に検出すること
が可能である。また、請求項2の発明は木材に付着した
松脂などの付着樹脂および木材の腐食・変色部分の色を
基準色として色画像抽出装置に登録し、カラーCCDカ
メラで撮影した映像信号を基準色と対比することにより
欠陥部位を検出するものであるから、松脂や腐食・変色
部分を的確に検出することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば測定対象
とする木材の領域を光学的に設定し、また、木材の強度
に大きく影響する、割れ、形状、節あるいは松脂などの
付着樹脂、腐食・変色などの欠陥部を、目視観察によら
ずに光学的に明確かつ的確に検出することができる。し
たがって、使用目的に応じて使用可否の判断を外部出力
したり、欠陥部分を避けて木取りする制御信号を出力さ
せることも可能であり、更に、これらの操作を自動化す
ることもでき、木材の仕分け作業を迅速、的確に行う上
で極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の発明に係る木材欠陥部の検
出方法を示したフローチャートである。
【図2】本発明の請求項2の発明に係る木材欠陥部の検
出方法を示したフローチャートである。
【図3】本発明を実施する具体的構成を示したブロック
図である。
【符号の説明】
1 木材 2 光源 3 光源 4 背面 5 カラーCCDカメラ 6 色画像抽出装置 7 輝度信号出力装置 8 パソコン 9 画像処理ボード 10 デジタル出力ボード 11 ターミナルボックス 12 キーボード 13 ビデオモニタ 14 PCモニタ 15 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 G06F 15/70 330Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材をカラーCCDカメラで撮影して映
    像信号を色画像抽出装置に入力し、予め色画像抽出装置
    に登録した木材の基準色と対比して二値化処理し、二値
    化画像をラベリング処理して算出した最大面積(画素
    数)の図形に外接する長方形部を木材の測定対象領域と
    して設定し、木材の左右から2基の光源により時間差を
    設けて交互に白熱光を照射しながらCCDカメラで撮影
    し、映像信号を画像処理装置に入力して、それぞれの画
    像の測定対象領域を抽出し、測定対象領域の画像につい
    て二値化処理したのち、2つの二値化画像の論理和を求
    め、得られた合成画像をラベリング処理して特徴パラメ
    ータを算出し、予め設定した判定値と対比することによ
    り木材の割れ、形状、節などの欠陥部位を検知すること
    を特徴とする木材欠陥部の検出方法。
  2. 【請求項2】 木材をカラーCCDカメラで撮影して映
    像信号を色画像抽出装置に入力し、予め色画像抽出装置
    に登録した木材の基準色と対比して二値化処理し、二値
    化画像をラベリング処理して算出した最大面積(画素
    数)の図形に外接する長方形部を木材の測定対象領域と
    して設定し、木材をカラーCCDカメラで撮影し、映像
    信号を色画像抽出装置に入力し、予め設定登録した松脂
    および変色の基準色と対比して二値化処理を行い、測定
    対象領域と一致する二値化画像についてラベリング処理
    し、特徴パラメータを算出して、予め設定した判定値と
    対比することにより木材に付着した松脂などの付着樹
    脂、木材の腐食・変色などの欠陥部位を検知することを
    特徴とする木材欠陥部の検出方法。
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