JP3308888B2 - 表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査装置 - Google Patents

表面欠陥検査方法及び表面欠陥検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面欠陥検査方法及
び表面欠陥検査装置に関し、特にICパッケージなどの
表面における本来の欠陥と疑似的な欠陥とを区別する検
査方法及びその検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるICパッケージなどの表面
欠陥検査については、傷やピンホールなどのボイド欠陥
と色ムラなどの疑似欠陥とを同一レベルの欠陥として検
出し、色ムラ欠陥だけをマニュアル操作で拾い上げ、良
品とするような検査方法が行われている。
【0003】また、ICパッケージ以外、例えば鋼板の
表面欠陥検査については、特開平7−55723号公報
にもあるように、レーザ光や光学センサを用いて検出し
ている。
【0004】図8は従来の一例を示す表面欠陥検査装置
のブロック図である。図8に示すように、この表面欠陥
検査装置は、搬送される被検査材を走査したレーザ光の
正反射成分および散乱成分とを正反射成分受光部16
a,散乱成分受光部16bからなる光学センサ15で受
光し、それぞれフイルタ17a,17bを通した後、2
値化を行う信号処理部18a,18bへ与へる。また、
画像処理部19a,19bは、信号処理部18a,18
bからの画像信号を受信し、搬送方向および走査方向の
ヒストグラムを作成することにより、これらから特徴量
を求める。例えば、その特徴量としては、搬送方向の
幅、走査方向の幅および実面積を求める。
【0005】ついで、判定部20の欠陥判定部21で
は、上述した特徴量より実面積比を算出し、この実面積
比と閾値実面積比とを比較することにより、欠陥か否か
の判定を行う。この欠陥判定部21で欠陥があると判定
されたときには、特徴量データに対する欠陥名や等級を
欠陥名・等級判定部22で判定され、表示装置23に検
査結果が表示される。
【0006】かかる表面欠陥検査装置においては、被検
査材上に存在する本来の傷などの欠陥と、このような本
来の欠陥とは異なる水,油等の疑似欠陥とを区別するこ
とを意図している。そのために、被検査材の表面に照射
された光の反射光または透過光から得られる電気信号、
すなわち被検査材表面の異なる2方向における分布を演
算し、各方向の演算結果から所定の特徴量を算出し、そ
の特徴量に基いて欠陥有無の判定および欠陥名や欠陥等
級の判定を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の表面欠
陥検査装置においては、被検査物が鋼板等の大きなもの
であるため、被検査物全体から反射される光を利用する
ことができるが、微少欠陥は検出できないので、ICな
どの小さな被検査物上のボイド(大きさが1mm前後の
小さな穴)を検出できないという欠点がある。
【0008】また、従来の画像処理を用いた欠陥検出方
法では、画像上でボイドのように穴があいていても光が
当たらずに黒く映る部分と、色ムラで黒く映る部分とが
同じようになって区別できないので、ボイド以外のパッ
ケージ(PKG)表面上の色ムラも欠陥として検出して
しまうという欠点がある。
【0009】本発明の目的は、このようなボイド欠陥と
色ムラなどの疑似欠陥とを正確に且つ容易に識別するこ
とのできる表面欠陥検査方法および表面欠陥検査装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の表面欠陥検査方
法は、ICの表面欠陥を検出するにあたり、前記ICの
表面をカメラによって撮影した画像を処理した後、ボイ
ド欠陥および色ムラ疑似欠陥の有無を第1の欠陥検出手
段により判定する第1の欠陥検出ステップと、前記第1
の欠陥検出ステップで前記ボイド欠陥および色ムラ疑
欠陥が検出されないときには前記ICを良品として判定
する一方、前記ボイド欠陥および色ムラ疑似欠陥のいず
れかが検出されたときには、前記ボイド欠陥および色ム
ラ疑似欠陥ならびにその10画素程度の周辺部に検査領
域を限定し、明度ヒストグラムの波形を用いて前記ボイ
ド欠陥か前記疑似欠陥のいずれかを第2の欠陥検出手段
により特定した後、前記ボイド欠陥のときは不良品、前
記疑似欠陥のときは良品と判定する第2の欠陥検出ステ
ップとを含み、前記第2の欠陥検出ステップは、前記I
C表面の明度および前記周辺部の画素数によって表わさ
れる明度ヒストグラムにおいて明度軸からパッケージの
ピークに対し接線を引きその暗側にピークが存在するか
否かを判定するか、もしくはピークの数をカウントし、
ボイド欠陥か否かを判定するように構成される。
【0011】また、本発明の表面欠陥検査装置は、IC
の表面をカメラによって撮影した画像を処理する画像処
理部と、前記画像処理部の出力に対し明度ヒストグラム
によりボイド欠陥および色ムラ疑似欠陥を検出する欠陥
判定部と、前記欠陥判定部で前記ボイド欠陥および色ム
ラ疑似欠陥のいずれかがあると判定されたときには、検
査領域を前記ボイド欠陥および色ムラ疑似欠陥の周辺部
に限定して2度目の明度ヒストグラムを取り、該2度目
の明度ヒストグラムにおいて明度軸からパッケージのピ
ークに対し接線を引きその暗側にピークが存在するか否
かを判定するか、もしくはピークの数をカウントし、ボ
イド欠陥か否かを判定するボイド欠陥・疑似欠陥判定部
と、前記ボイド欠陥・疑似欠陥判定部の出力により、前
記疑似欠陥の場合には良品とする一方、前記ボイド欠陥
のときは前記ICを不良品として排除する欠陥品排出部
とを有して構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1(a),(b)はそれ
ぞれ本発明の表面検査装置の概略図およびそのブロック
回路図である。図1(a)に示すように、本実施の形態
における表面欠陥検査装置3は、IC1の表面を2次元
CCDカメラ2によって撮影した画像を処理するもので
あり、特にIC1のモールド封止時にPKG表面にでき
た気泡の穴(ボイド)を検出するものである。また、こ
のボイド欠陥とは異なる疑似欠陥もあり、通常PKG表
面にできる色ムラなどを指しているが、ここでは画像上
ボイド以外の黒く映るものすべてを指すものとする。な
お、2次元CCDカメラ2は、表面欠陥検査装置3とは
分離して表現してあるが、一体に組込まれていてもよ
い。
【0013】また、図1(b)に示すように、この表面
欠陥検査装置3は、カメラ2によって撮影したIC画像
を処理する画像処理部4と、この画像処理部4の出力に
対し明度ヒストグラムにより何らかの欠陥を検出する欠
陥判定部5と、この欠陥判定部5で何らかの欠陥がある
と判定されたときには、検査領域をその周辺部に限定し
た再度の明度ヒストグラムによりボイド欠陥か疑似欠陥
かを検出するボイド欠陥・疑似欠陥判定部6と、このボ
イド欠陥・疑似欠陥判定部6の出力により、疑似欠陥の
場合にはパスさせる一方、ボイド欠陥のときはIC1を
欠陥品として排除する欠陥品排出部7とを有して構成さ
れる。
【0014】上述の表面欠陥検査装置3においては、I
C1上に存在する傷などのボイド欠陥とは異なるPKG
表面上の色ムラなどの疑似欠陥を検出する際、欠陥判定
部5で一度検出した欠陥部に対し、もう一度欠陥周辺部
(10画素程度)に対し明度ヒストグラムを取り、ボイ
ド欠陥・疑似欠陥判定部6でそのヒストグラムの波形の
違いにより、ボイド欠陥と疑似欠陥との区別を行う。
【0015】図2は本発明の表面検査方法の手順を示す
動作フロー図である。図2に示すように、本実施の形態
においては、まずIC1の黒色部分を検出するにあた
り、そのIC1の表面をカメラ2によって撮影した画像
を処理した後、第1の欠陥検出ステップで欠陥判定部5
を用い何らかの欠陥の有無を判定する。この第1の欠陥
検出ステップで何らかの欠陥が検出されないときにはI
C1を良品として判定する。
【0016】一方、欠陥が検出されたときには、欠陥あ
るいは疑似欠陥かを判定する欠陥・疑似欠陥判定ルーチ
ンへ入る。ここでは、第2の欠陥検出ステップで欠陥・
疑似欠陥判定部6を用いるとともに、欠陥周辺部に限定
した明度ヒストグラムの波形を判定することにより、ボ
イド欠陥か疑似欠陥かが区別される。しかる後、ボイド
欠陥と判定されたときは不良品となり、疑似欠陥と判定
されたときは良品とみなされる。
【0017】図3(a),(b)はそれぞれ図1,図2
においてボイド欠陥を検出するためのステップ順に示す
ICの上面図である。まず、図3(a)に示すように、
周囲にピン8を備えたIC1はPKG表面にボイド9が
あるものとする。このPKGの表面全体が最初の検査エ
リアとなり、前述した第1の欠陥検出ステップにおいて
欠陥判定部5を用いて明度ヒストグラムをとることによ
り、ボイド9が黒色欠陥部として検出される。かかるボ
イド9はIC1のPKG表面にみられる穴であり、そこ
には光が入り込まないので、影となり、黒く見える。そ
のため、ボイド9のエッジは黒色がはっきりしている。
【0018】ついで、図3(b)に示すように、前述し
た第2の欠陥検出ステップにおいては、欠陥・疑似欠陥
判定部6を用い、2度目の検査エリア10をボイド9の
周辺部に限定し、明度ヒストグラムをとる。なお、この
ボイド9の周辺部に設定される検査エリア10は、前述
したように10画素程度に限定される。
【0019】図4(a)〜(c)はそれぞれ図3におけ
るボイド,ノイズがあるときのボイド,ボイド周辺部で
の各明度ヒストグラムを表わす図である。まず、図4
(a)に示すように、このボイドの明度ヒストグラム
は、第1の欠陥検出ステップにおいて、横軸に明度、縦
軸に画素数(以下、同様とする)をとった場合、PKG
全体のピークPP1に対し、ボイド9のピークBPは必
らず暗い側(左側)へ表われる。このボイド9は、PK
G全体の明るさよりも必らず暗い色(黒い色)をしてお
り、それが明度ヒストグラム上では、明るさの違う2つ
のピークとして表われる。すなわち、ボイド9がなく、
正常のICであれば、この明度ヒストグラムは、左右対
象になるが、ボイド9が存在するため、2個所でのピー
クが形成され、何らかの欠陥があることが判定される。
【0020】また、図4(b)に示すように、第1の欠
陥検出ステップにおいて、ノイズがある場合のボイド9
の明度ヒストグラムは、図4(a)に示すような谷間が
無くなり、PKG全体のピークPP1とボイド9のピー
クBP間がなだらかになる。かかるノイズは、PKG表
面全体にあり、PKGの表面状態及び照明のばらつきに
よってPKGより反射する光の状態が微妙に変化するこ
とにより生ずるが、ノイズがあるボイドの明度ヒストグ
ラムと、色ムラの明度ヒストグラムとの区別がつきにく
い。すなわち、ボイド周辺がぼけるため、ボイドのみを
検出することが困難になり、色ムラもボイドとして検出
する。
【0021】ついで、図4(c)に示すように、第2の
欠陥検出ステップにおいて、ボイド周辺部での明度ヒス
トグラムをとると、2度目の検査エリア10でのPKG
のピークPP2とボイド9のピークBPが離れて2つの
山として検出することができる。その理由は、検査エリ
アを局所的にすることにより、前述したノイズが提言さ
れるとためである。
【0022】要するに、欠陥がボイドによる場合の周辺
部の明度ヒストグラムは、図4(c)に示すような谷間
のある2つの山を持ったヒストグラムになる。
【0023】図5(a),(b)はそれぞれ図1,図2
において疑似欠陥としての色ムラを検出するためのステ
ップ順に示すICの上面図である。まず、図5(a)に
示すように、この場合も図3と同様に、IC1はPKG
表面に色ムラ11があるものとし、第1の欠陥検出ステ
ップにおいて欠陥判定部5を用いて明度ヒストグラムを
とることにより、色ムラ11が黒色欠陥部として検出さ
れる。かかる色ムラ11はIC1のPKG表面の色あい
であり、色ムラのエッジは黒色から灰色へとぼんやりし
ている。
【0024】ついで、図5(b)に示すように、第2の
欠陥検出ステップにおいて、欠陥・疑似欠陥判定部6を
用い、2度目の検査エリア10を色ムラ11の周辺部に
限定し、明度ヒストグラムをとる。
【0025】図6(a),(b)はそれぞれ図5におけ
る色ムラおよび色ムラ周辺部での各明度ヒストグラムを
表わす図である。まず、図6(a)に示すように、この
色ムラの明度ヒストグラムは、第1の欠陥検出ステップ
において、PKG全体のピークPP1に対し、色ムラ1
1のピークCPは輪郭がはっきりしないため、なだらか
になる。すなわち、2個所でのピークは形成されないも
のの、何らかの欠陥があることが判定される。
【0026】また、図6(b)に示すように、第2の欠
陥検出ステップにおいて、色ムラ周辺部での明度ヒスト
グラムをとると、2度目の検査エリア10でのPKGの
ピークPP2と色ムラ11のピークCPが谷間の無い同
程度の画素数になる。
【0027】このように、2度目の明度ヒストグラムを
とったとき、図3,図4に示すボイド周辺で得られる明
度ヒストグラムと、図5,図6に示す色ムラ周辺で得ら
れる明度ヒストグラムとでは、その波形に相違が生じ
る。したがって、この波形の違いを利用すれば、ボイド
か、色ムラかの区別が容易になるとともに、正確に判定
することができる。
【0028】図7(a),(b)はそれぞれ本発明にお
けるボイド欠陥,疑似欠陥の具体的判定動作を説明する
ための各明度ヒストグラムを表わす図である。まず、前
述した図2のフローに基いて、ボイド欠陥の検査が行わ
れる。そのときは、前述した図3,図4で説明したIC
1のPKG表面の明度ヒストグラムをとり、暗側に検出
したい大きさ以上の画素のかたまり(画素の連結をみ
る)があれば、そのIC1を何らかの欠陥があるものと
判定する。
【0029】ついで、図7(a)に示すように、その欠
陥に対し、その欠陥部の中心より10画素分x−y方向
に広げた領域を対象にして、2度目の明度ヒストグラム
をとる。このヒストグラムにおいて、1度目の明度ヒス
トグラムで得られたPKG全体のピークに最も近いピー
クに接線12を引く。そして、この接線12よりも暗側
にピークが存在するときは、ボイド欠陥ありと判定す
る。
【0030】また、図7(b)に示すように、色ムラ欠
陥の場合には、1度目の欠陥に対し、再度ヒストグラム
をとり、接線12を引いた後、その接線12より暗側に
ピークがなければ、疑似欠陥と判定し、IC1を良品と
判定する。
【0031】上述した実施の形態においては、2度目の
ヒストグラムを得るときに、広げる画素数を10画素程
度としたが、これ以外に変更することは勿論可能であ
る。また、2度目のヒストグラムからボイド欠陥あるい
は疑似欠陥かを判定する際、接線を引く方法以外にもピ
ークの山の数をみる方法でも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面欠陥
検査方法および表面欠陥検査装置は、2つの判定部を用
いて2段階に判定するにあたり、ボイド欠陥と色ムラな
どの疑似欠陥では欠陥部のエッジがはっきりしている
か、ぼんやりしているかの違いを利用し、明度ヒストグ
ラムで識別することにより、ボイド欠陥と色ムラなどの
疑似欠陥を容易に識別することができ、正確な欠陥検出
を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面検査装置の概略およびそのブロッ
ク回路を表わす図である。
【図2】本発明の表面検査方法の手順を示す動作フロー
図である。
【図3】図1,図2においてボイド欠陥を検出するため
のステップ順に示すICの上面図である。
【図4】図3におけるボイド,ノイズがあるときのボイ
ド,ボイド周辺部での各明度ヒストグラムを表わす図で
ある。
【図5】図1,図2において疑似欠陥としての色ムラを
検出するためのステップ順に示すICの上面図である。
【図6】図5における色ムラおよび色ムラ周辺部での各
明度ヒストグラムを表わす図である。
【図7】本発明におけるボイド欠陥,疑似欠陥の具体的
判定動作を説明するための各明度ヒストグラムを表わす
図である。
【図8】従来の一例を説明するためのIC表面検査装置
のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 IC 2 2次元CCDカメラ 3 表面欠陥検査装置 4 画像処理部 5 欠陥判定部 6 欠陥・疑似欠陥判定部 7 欠陥品排出部 8 ピン 9 ボイド欠陥 10 2度目の検査エリア(欠陥周辺部) 11 疑似欠陥(色ムラ) 12 接線 PP1,PP2 パッケージのピーク値 BP ボイドピーク値 CP 色ムラピーク値

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICの表面欠陥を検出するにあたり、前
    記ICの表面をカメラによって撮影した画像を処理した
    後、ボイド欠陥および色ムラ疑似欠陥の有無を第1の欠
    陥検出手段により判定する第1の欠陥検出ステップと、
    前記第1の欠陥検出ステップで前記ボイド欠陥および色
    ラ疑似欠陥が検出されないときには前記ICを良品と
    して判定する一方、前記ボイド欠陥および色ムラ疑似欠
    陥のいずれかが検出されたときには、前記ボイド欠陥お
    よび色ムラ疑似欠陥ならびにその10画素程度の周辺部
    検査領域を限定し、明度ヒストグラムの波形を用いて
    前記ボイド欠陥か前記疑似欠陥のいずれかを第2の欠陥
    検出手段により特定した後、前記ボイド欠陥のときは不
    良品、前記疑似欠陥のときは良品と判定する第2の欠陥
    検出ステップとを含み、前記第2の欠陥検出ステップ
    は、前記IC表面の明度および前記周辺部の画素数によ
    って表わされる明度ヒストグラムにおいて明度軸からパ
    ッケージのピークに対し接線を引きその暗側にピークが
    存在するか否かを判定するか、もしくはピークの数をカ
    ウントし、ボイド欠陥か否かを判定することを特徴とす
    る表面欠陥検査方法。
  2. 【請求項2】 ICの表面をカメラによって撮影した画
    像を処理する画像処理部と、前記画像処理部の出力に対
    し明度ヒストグラムによりボイド欠陥および色ムラ疑
    欠陥を検出する欠陥判定部と、前記欠陥判定部で前記ボ
    イド欠陥および色ムラ疑似欠陥のいずれかがあると判定
    されたときには、検査領域を前記ボイド欠陥および色ム
    ラ疑似欠陥の周辺部に限定して2度目の明度ヒストグラ
    を取り、該2度目の明度ヒストグラムにおいて明度軸
    からパッケージのピークに対し接線を引きその暗側にピ
    ークが存在するか否かを判定するか、もしくはピークの
    数をカウントし、ボイド欠陥か否かを判定するボイド欠
    陥・疑似欠陥判定部と、前記ボイド欠陥・疑似欠陥判定
    部の出力により、前記疑似欠陥の場合には良品とする
    方、前記ボイド欠陥のときは前記ICを不良品として排
    除する欠陥品排出部とを有することを特徴とする表面欠
    陥検査装置。
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