JPH09209987A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
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- JPH09209987A JPH09209987A JP1586296A JP1586296A JPH09209987A JP H09209987 A JPH09209987 A JP H09209987A JP 1586296 A JP1586296 A JP 1586296A JP 1586296 A JP1586296 A JP 1586296A JP H09209987 A JPH09209987 A JP H09209987A
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- Japan
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- cylindrical wall
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- case
- wall portion
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、軽量化とコストダウンを図ることが
できるとともに、運転時の振動を抑制できる電動送風機
を提供することにある。 【解決手段】モータケース11は固定子20およびファン36
が連結された回転子軸28を有する回転子22が収納された
有底円筒状のケース本体12を備える。ケース本体12は風
取入れ口40と排気口19とを有する。ケース本体12の円筒
壁14を、風取入れ口40側の大径円筒壁部14b と、この大
径円筒壁部14b に連なってケース本体12の底壁16に向け
て次第に小径となる前記底壁16側のテーパ状円筒壁部14
c とから形成する。テーパ状円筒壁部14c にブラシ装置
23を貫通して取付ける。それにより、大径円筒壁部14b
とテーパ状円筒壁部14c とがなす折れ曲った境目によっ
てケース本体12の強度を向上し、このケース本体12を薄
肉の板金で構成したことを特徴としている。
できるとともに、運転時の振動を抑制できる電動送風機
を提供することにある。 【解決手段】モータケース11は固定子20およびファン36
が連結された回転子軸28を有する回転子22が収納された
有底円筒状のケース本体12を備える。ケース本体12は風
取入れ口40と排気口19とを有する。ケース本体12の円筒
壁14を、風取入れ口40側の大径円筒壁部14b と、この大
径円筒壁部14b に連なってケース本体12の底壁16に向け
て次第に小径となる前記底壁16側のテーパ状円筒壁部14
c とから形成する。テーパ状円筒壁部14c にブラシ装置
23を貫通して取付ける。それにより、大径円筒壁部14b
とテーパ状円筒壁部14c とがなす折れ曲った境目によっ
てケース本体12の強度を向上し、このケース本体12を薄
肉の板金で構成したことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気掃除機
において吸込み気流を発生するため等に使用される電動
送風機に関する。
において吸込み気流を発生するため等に使用される電動
送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機に使用されている電動送風機
が備えるモータケースは、円筒壁の一端開口縁に外側に
張り出す環状平面部を設けて形成され、固定子および回
転子を収納する有底円筒状のケース本体と、回転子の回
転子軸を支持する軸受が取付けられる軸受支え部を中央
部に有して環状平面部に取付けられたケース端面板とを
有している。さらに、モータケースは、そのケース端面
板側に風取入れ口を有しているとともに、ケース本体の
底壁側に排気口が設けられている。これら風取入れ口と
排気口とはケース内風路を通して連通されている。そし
て、ケース本体の円筒壁にはその底壁側に位置して一対
のブラシ装置が回転子が備える整流子に対応して取付け
られている。また、前記軸受け支え部を貫通する回転子
軸にはファンが取付けられ、このファンと円筒壁の一端
開口との間には、この一端開口を覆ってファンから吐出
された風をケース本体内に導く複数の整流風路を内面に
有した整流板が配置されている。これらファンおよび整
流板はケース本体の一端開口側に取付けられたファンカ
バーで覆われている。
が備えるモータケースは、円筒壁の一端開口縁に外側に
張り出す環状平面部を設けて形成され、固定子および回
転子を収納する有底円筒状のケース本体と、回転子の回
転子軸を支持する軸受が取付けられる軸受支え部を中央
部に有して環状平面部に取付けられたケース端面板とを
有している。さらに、モータケースは、そのケース端面
板側に風取入れ口を有しているとともに、ケース本体の
底壁側に排気口が設けられている。これら風取入れ口と
排気口とはケース内風路を通して連通されている。そし
て、ケース本体の円筒壁にはその底壁側に位置して一対
のブラシ装置が回転子が備える整流子に対応して取付け
られている。また、前記軸受け支え部を貫通する回転子
軸にはファンが取付けられ、このファンと円筒壁の一端
開口との間には、この一端開口を覆ってファンから吐出
された風をケース本体内に導く複数の整流風路を内面に
有した整流板が配置されている。これらファンおよび整
流板はケース本体の一端開口側に取付けられたファンカ
バーで覆われている。
【0003】こうした構成の電動送風機は実公平7−4
4796号公報等で知られており、そのファンが回転さ
れると、これから吐出された風が、整流板の風入口を通
って整流風路に流入し、この風路から風取入れ口を通っ
てケース本体内に入ってケース内風路を流通した後に、
排気口からケース本体外に排気される。
4796号公報等で知られており、そのファンが回転さ
れると、これから吐出された風が、整流板の風入口を通
って整流風路に流入し、この風路から風取入れ口を通っ
てケース本体内に入ってケース内風路を流通した後に、
排気口からケース本体外に排気される。
【0004】そして、この公報などで知られた従来の電
動送風機において、そのケース本体は鉄製の板金を絞り
加工して得ているが、前記公報の第1図に示されている
ようにケース本体の円筒壁は、環状平面部側端部が次第
に拡径されていることを除いて、径に変化がないストレ
ートな円筒構造をなしている。そして、この円筒壁にお
ける前記風取入れ口側の内面には固定子の四隅が密着さ
れ、かつ、前記円筒壁部の底壁側にはこれを貫通してブ
ラシ装置が取付けられている。
動送風機において、そのケース本体は鉄製の板金を絞り
加工して得ているが、前記公報の第1図に示されている
ようにケース本体の円筒壁は、環状平面部側端部が次第
に拡径されていることを除いて、径に変化がないストレ
ートな円筒構造をなしている。そして、この円筒壁にお
ける前記風取入れ口側の内面には固定子の四隅が密着さ
れ、かつ、前記円筒壁部の底壁側にはこれを貫通してブ
ラシ装置が取付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気掃除機
などに組み込まれる電動送風機は、その軽量化とともに
コストダウンを図ることが要請されており、この点につ
いての一つの対策として、板金製のケース本体を薄肉に
することが考えられる。
などに組み込まれる電動送風機は、その軽量化とともに
コストダウンを図ることが要請されており、この点につ
いての一つの対策として、板金製のケース本体を薄肉に
することが考えられる。
【0006】しかし、従来のケース本体をそのまま薄肉
にすると、その強度が低下してしまうから、電動送風機
の運転時にケース本体(取分けブラシ装置が取付けられ
た円筒壁部分)が振動し易くなることは避けられない。
それにより、電気掃除機本体等との共振を起こして、電
気掃除機等の運転騒音が大きくなってしまうおそれがあ
る。
にすると、その強度が低下してしまうから、電動送風機
の運転時にケース本体(取分けブラシ装置が取付けられ
た円筒壁部分)が振動し易くなることは避けられない。
それにより、電気掃除機本体等との共振を起こして、電
気掃除機等の運転騒音が大きくなってしまうおそれがあ
る。
【0007】そのため、ケース本体を薄肉化して、全体
の軽量化とコストダウンを図ることは実際上困難であっ
て、現状では、ケース本体には板厚が厚い板金が採用さ
れている。
の軽量化とコストダウンを図ることは実際上困難であっ
て、現状では、ケース本体には板厚が厚い板金が採用さ
れている。
【0008】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、軽量化とコストダウンを図ることができるととも
に、運転時の振動を抑制できる電動送風機を提供するこ
とにある。
題は、軽量化とコストダウンを図ることができるととも
に、運転時の振動を抑制できる電動送風機を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定子および
回転子が収納された有底円筒状のケース本体、およびこ
の本体の一端開口縁に外側に張出して形成された環状平
面部に取付けられたケース端面板を有し、かつ、このケ
ース端面板側に風取入れ口を有するとともに、前記ケー
ス本体内を通して前記風取入れ口と連通する排気口が前
記風取入れ口と反対側に位置される前記ケース本体の底
壁側に設けられたモータケースと、前記回転子の回転子
軸に取付けられた遠心形のファンと、このファンを覆っ
て前記ケース本体の一端開口側に取付けられたファンカ
バーと、前記風取入れ口から前記排気口に至るケース内
風路に臨んで前記ケース本体の円筒壁に取付けられたブ
ラシ装置とを具備した電動送風機を前提とする。
回転子が収納された有底円筒状のケース本体、およびこ
の本体の一端開口縁に外側に張出して形成された環状平
面部に取付けられたケース端面板を有し、かつ、このケ
ース端面板側に風取入れ口を有するとともに、前記ケー
ス本体内を通して前記風取入れ口と連通する排気口が前
記風取入れ口と反対側に位置される前記ケース本体の底
壁側に設けられたモータケースと、前記回転子の回転子
軸に取付けられた遠心形のファンと、このファンを覆っ
て前記ケース本体の一端開口側に取付けられたファンカ
バーと、前記風取入れ口から前記排気口に至るケース内
風路に臨んで前記ケース本体の円筒壁に取付けられたブ
ラシ装置とを具備した電動送風機を前提とする。
【0010】そして、前記課題を解決するために請求項
1の発明は、前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ
口側の大径円筒壁部と、この大径円筒壁部に連なって前
記底壁に向けて次第に小径となる前記底壁側のテーパ状
円筒壁部とを有してなり、前記テーパ状円筒壁部に前記
ブラシ装置を貫通して取付けたものである。
1の発明は、前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ
口側の大径円筒壁部と、この大径円筒壁部に連なって前
記底壁に向けて次第に小径となる前記底壁側のテーパ状
円筒壁部とを有してなり、前記テーパ状円筒壁部に前記
ブラシ装置を貫通して取付けたものである。
【0011】この請求項1の発明においては、ケース本
体の大径円筒壁部に対してテーパ状円筒壁部は折れ曲が
って連なるので、その折れ曲った境目によってケース本
体を補強しケース本体の強度を向上できる。それによ
り、ケース本体を構成する板金に薄肉のものを採用でき
る。また、テーパ状円筒壁部によりケース本体の底壁を
小さくできる。
体の大径円筒壁部に対してテーパ状円筒壁部は折れ曲が
って連なるので、その折れ曲った境目によってケース本
体を補強しケース本体の強度を向上できる。それによ
り、ケース本体を構成する板金に薄肉のものを採用でき
る。また、テーパ状円筒壁部によりケース本体の底壁を
小さくできる。
【0012】また、同様の課題を解決するために請求項
2の発明は、前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ
口側の大径円筒壁部と、この大径円筒壁部との間の境目
に段差を設けて連なった前記底壁側の小径円筒壁部とを
有してなり、前記小径円筒壁部に前記ブラシ装置を貫通
して取付けたものである。
2の発明は、前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ
口側の大径円筒壁部と、この大径円筒壁部との間の境目
に段差を設けて連なった前記底壁側の小径円筒壁部とを
有してなり、前記小径円筒壁部に前記ブラシ装置を貫通
して取付けたものである。
【0013】この請求項2の発明においては、ケース本
体の大径円筒壁部に対して小径円筒壁部は、段差を設け
て折れ曲がって連なるので、その折れ曲がった段差から
なる境目によってケース本体を補強しケース本体の強度
を向上できる。それにより、ケース本体を構成する板金
に薄肉のものを採用できる。また、小径円筒壁部により
ケース本体の円筒壁部全体の面積を小さくできる。
体の大径円筒壁部に対して小径円筒壁部は、段差を設け
て折れ曲がって連なるので、その折れ曲がった段差から
なる境目によってケース本体を補強しケース本体の強度
を向上できる。それにより、ケース本体を構成する板金
に薄肉のものを採用できる。また、小径円筒壁部により
ケース本体の円筒壁部全体の面積を小さくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。図1〜図4中11は
モータケースで、これは、いずれも鉄製の板金のプレス
成型品からなるケース本体12とケース端面板13とを
備えている。
明の第1の実施の形態を説明する。図1〜図4中11は
モータケースで、これは、いずれも鉄製の板金のプレス
成型品からなるケース本体12とケース端面板13とを
備えている。
【0015】肉厚が薄い鉄板で形成されるケース本体1
2は、円筒壁14と、この円筒壁14の一端開口縁に外
側に張出して一体形成された環状平面部15と、円筒壁
14の他端に一体形成された底壁16とを有して有底円
筒状をなしている。底壁16の中央部には軸受け支え部
17が一体に形成され、かつ、環状平面部15の外周縁
には底壁16と反対方向に突出するように折り曲げてな
る嵌合筒部18が一体に形成されている。
2は、円筒壁14と、この円筒壁14の一端開口縁に外
側に張出して一体形成された環状平面部15と、円筒壁
14の他端に一体形成された底壁16とを有して有底円
筒状をなしている。底壁16の中央部には軸受け支え部
17が一体に形成され、かつ、環状平面部15の外周縁
には底壁16と反対方向に突出するように折り曲げてな
る嵌合筒部18が一体に形成されている。
【0016】この第1の実施の形態において環状平面部
15と円筒壁14とは、図1および図2等に示されるよ
うに前記一端開口に向かうにしたがい次第に拡径するテ
ーパ状の気流ガイド筒部14aを介して一体に連なって
いる。しかし、このガイド筒部14aは本発明において
省略してもよく、その場合、図1中2点鎖線に示される
円筒壁部分に対して環状平面部15を略直角に折れ曲が
るように外側に張出して設ければよい。
15と円筒壁14とは、図1および図2等に示されるよ
うに前記一端開口に向かうにしたがい次第に拡径するテ
ーパ状の気流ガイド筒部14aを介して一体に連なって
いる。しかし、このガイド筒部14aは本発明において
省略してもよく、その場合、図1中2点鎖線に示される
円筒壁部分に対して環状平面部15を略直角に折れ曲が
るように外側に張出して設ければよい。
【0017】円筒壁14は、気流ガイド筒部14aと、
大径円筒壁部14bと、テーパ状円筒壁部14cとから
形成された異形構造をなしている。詳しくは、大径円筒
壁部14bは後述の風取入れ口40側に位置しており、
テーパ状円筒壁部14cは底壁16側に位置されてい
る。このテーパ状円筒壁部14cは大径円筒壁部14b
に一体に連なって底壁16に向けて次第に小径となるテ
ーパ形状をなしている。したがって、大径円筒壁部14
bに対してテーパ状円筒壁部14cは折れ曲がって連な
っている。
大径円筒壁部14bと、テーパ状円筒壁部14cとから
形成された異形構造をなしている。詳しくは、大径円筒
壁部14bは後述の風取入れ口40側に位置しており、
テーパ状円筒壁部14cは底壁16側に位置されてい
る。このテーパ状円筒壁部14cは大径円筒壁部14b
に一体に連なって底壁16に向けて次第に小径となるテ
ーパ形状をなしている。したがって、大径円筒壁部14
bに対してテーパ状円筒壁部14cは折れ曲がって連な
っている。
【0018】底壁16側のテーパ状円筒壁部14cは後
述の第1風路26、第2風路27の下流側に位置されて
いて、この壁部14cには複数例えば4個の排気口19
が穿設されている。底壁16には図2に示されるように
一対の排気口16aが穿設されている。排気口16aは
電動送風機を自動組立てする際に使用されるジグ(図示
しない)の突起に嵌合する位置決め孔としても利用され
る。
述の第1風路26、第2風路27の下流側に位置されて
いて、この壁部14cには複数例えば4個の排気口19
が穿設されている。底壁16には図2に示されるように
一対の排気口16aが穿設されている。排気口16aは
電動送風機を自動組立てする際に使用されるジグ(図示
しない)の突起に嵌合する位置決め孔としても利用され
る。
【0019】図1、図4、図5に示されるようにケース
本体12には、固定子20および整流子21付きの回転
子22が収納されているとともに、一対のブラシ装置2
3が取付けられていて、これらと前記モータケース11
とで電動機部が形成されている。
本体12には、固定子20および整流子21付きの回転
子22が収納されているとともに、一対のブラシ装置2
3が取付けられていて、これらと前記モータケース11
とで電動機部が形成されている。
【0020】固定子20は、外形形状がほぼ矩形をなす
固定子鉄心24と、この鉄心24に巻かれた一対の固定
子巻線25とから形成されている。固定子巻線25の一
部は環状平面部15よりも後述するファン36側に突出
されている。固定子20は、前記一端開口を通してケー
ス本体12に圧入されるとともに、その四隅を円筒壁1
4の大径円筒壁部14bの内面に密接させてケース本体
12内に固定されている。この固定子20は、前記気流
ガイド筒部14aの案内作用によりケース本体12の一
端開口に引掛かることなく容易に圧入される。
固定子鉄心24と、この鉄心24に巻かれた一対の固定
子巻線25とから形成されている。固定子巻線25の一
部は環状平面部15よりも後述するファン36側に突出
されている。固定子20は、前記一端開口を通してケー
ス本体12に圧入されるとともに、その四隅を円筒壁1
4の大径円筒壁部14bの内面に密接させてケース本体
12内に固定されている。この固定子20は、前記気流
ガイド筒部14aの案内作用によりケース本体12の一
端開口に引掛かることなく容易に圧入される。
【0021】この固定子20のケース本体12への収納
において、固定子20は、その四隅の挿入先端面(挿入
姿勢での固定子鉄心24の下面24aの前記四隅に位置
される面)が、大径円筒壁部14bとテーパ状円筒壁部
14cとの折れ曲がった境目に当たって支持されること
により、正規の取付け位置に位置決めされる。したがっ
て、前記ケース本体12はそれを絞り加工すると同時に
位置決めストッパとして利用される前記境目が形成され
るので、従来行われているように円筒壁14の一部をそ
の内側に切り起こして位置決めストッパとして突出させ
る切り起こし加工を省略できる。そのため、ケース本体
12の製造工数を減らして、その分安価にケース本体1
2を得ることができる。なお、ケース本体12に収納さ
れた固定子20は図示しない回り止め手段によりケース
本体12の内周に沿って回らないように固定される。
において、固定子20は、その四隅の挿入先端面(挿入
姿勢での固定子鉄心24の下面24aの前記四隅に位置
される面)が、大径円筒壁部14bとテーパ状円筒壁部
14cとの折れ曲がった境目に当たって支持されること
により、正規の取付け位置に位置決めされる。したがっ
て、前記ケース本体12はそれを絞り加工すると同時に
位置決めストッパとして利用される前記境目が形成され
るので、従来行われているように円筒壁14の一部をそ
の内側に切り起こして位置決めストッパとして突出させ
る切り起こし加工を省略できる。そのため、ケース本体
12の製造工数を減らして、その分安価にケース本体1
2を得ることができる。なお、ケース本体12に収納さ
れた固定子20は図示しない回り止め手段によりケース
本体12の内周に沿って回らないように固定される。
【0022】こうしてケース本体12内に収納固定され
た固定子20の固定子鉄心24の外面と大径円筒壁部1
4bの内面と間には、図1および図4に示されるように
夫々一対の第1風路26と第2風路27とが夫々形成さ
れている。一対の第1風路26は固定鉄心24を間に置
いてその両側に位置して設けられている。これら第1風
路26に隣接した一対の第2風路27は、第1風路26
とは別の位置で固定子鉄心24を間に置いてその両側に
位置して設けられている。これら各風路26、27は後
述の風取入れ口と排気口19、16aとを連通するケー
ス内風路をなしている。
た固定子20の固定子鉄心24の外面と大径円筒壁部1
4bの内面と間には、図1および図4に示されるように
夫々一対の第1風路26と第2風路27とが夫々形成さ
れている。一対の第1風路26は固定鉄心24を間に置
いてその両側に位置して設けられている。これら第1風
路26に隣接した一対の第2風路27は、第1風路26
とは別の位置で固定子鉄心24を間に置いてその両側に
位置して設けられている。これら各風路26、27は後
述の風取入れ口と排気口19、16aとを連通するケー
ス内風路をなしている。
【0023】図1に示されるように回転子22は、回転
子軸28を備え、この軸28に整流子21を取付けて形
成されている。この回転子22は、軸受29、30によ
って回転自在に支持され、その整流子21を底壁16側
に寄せて固定子20の内側に配置されている。軸受29
は底壁16の軸受支え部17に内蔵されており、軸受3
0はケース端面板13の中央部に設けられた軸受支え部
31に内蔵されている。
子軸28を備え、この軸28に整流子21を取付けて形
成されている。この回転子22は、軸受29、30によ
って回転自在に支持され、その整流子21を底壁16側
に寄せて固定子20の内側に配置されている。軸受29
は底壁16の軸受支え部17に内蔵されており、軸受3
0はケース端面板13の中央部に設けられた軸受支え部
31に内蔵されている。
【0024】図1に示されるように一対のブラシ装置2
3は、合成樹脂製のホルダ絶縁23aに筒状をなす金属
製ブラシホルダ23bを取付けるとともに、このホルダ
23bのキャップを兼ねる導電板23cを取付け、か
つ、ブラシホルダ23bにカーボンブラシ23dととも
にこのブラシ23dを押し出すように付勢するコイルば
ね23eを夫々収納し、カーボンブラシ23dと導電板
23cとをピッグティル23fで電気的に接続してなる
ものである。
3は、合成樹脂製のホルダ絶縁23aに筒状をなす金属
製ブラシホルダ23bを取付けるとともに、このホルダ
23bのキャップを兼ねる導電板23cを取付け、か
つ、ブラシホルダ23bにカーボンブラシ23dととも
にこのブラシ23dを押し出すように付勢するコイルば
ね23eを夫々収納し、カーボンブラシ23dと導電板
23cとをピッグティル23fで電気的に接続してなる
ものである。
【0025】これらブラシ装置23は、第1、第2の風
路26、27のうちの一方、例えば第1風路26に臨ん
で、これらの風路26の下流側に位置される前記テーパ
状円筒壁部14cに、その外側から貫通して夫々取付け
られている。こうしてテーパ状円筒壁部14cにブラシ
装置23がねじ止めされることによって、コイルばね2
3eのばね力で付勢されるカーボンブラシ23dは、そ
の先端面を整流子21の外周面に押し付けて設けられる
とともに、固定子20に取付けられて固定子巻線25の
端末部が接続された接続端子20aに、導電板23cが
弾性的に接触して、これら接続端子20aと導電板23
cとが電気的に接続されるようになっている。
路26、27のうちの一方、例えば第1風路26に臨ん
で、これらの風路26の下流側に位置される前記テーパ
状円筒壁部14cに、その外側から貫通して夫々取付け
られている。こうしてテーパ状円筒壁部14cにブラシ
装置23がねじ止めされることによって、コイルばね2
3eのばね力で付勢されるカーボンブラシ23dは、そ
の先端面を整流子21の外周面に押し付けて設けられる
とともに、固定子20に取付けられて固定子巻線25の
端末部が接続された接続端子20aに、導電板23cが
弾性的に接触して、これら接続端子20aと導電板23
cとが電気的に接続されるようになっている。
【0026】回転子軸28は軸受30と軸受け支え部3
1を貫通しており、その先端部にはナット35を介して
板金製のファン36が取り付けられている。ファン36
は遠心形ファンであり、図1および図4に示されるよう
にベースプレート36aとフロントプレート36bとを
多数のブレード36cで連結してなり、フロントプレー
ト36bの中央部に吸気口37を設けるとともに、全周
面に前記各構成部材で区画して形成されて互いに隣接す
る風の吐出し口36dを設けている。
1を貫通しており、その先端部にはナット35を介して
板金製のファン36が取り付けられている。ファン36
は遠心形ファンであり、図1および図4に示されるよう
にベースプレート36aとフロントプレート36bとを
多数のブレード36cで連結してなり、フロントプレー
ト36bの中央部に吸気口37を設けるとともに、全周
面に前記各構成部材で区画して形成されて互いに隣接す
る風の吐出し口36dを設けている。
【0027】このファン36とケース本体12の環状平
面部15との間には、合成樹脂製の整流板32がケース
本体12の一端開口を覆って配置されている。整流板3
2は嵌合筒部18の内径寸法と同じ外径寸法を有し、嵌
合筒部18内に密に嵌合されるとともに、その周部を環
状平面部15に当接支持されて取付けられている。この
ように嵌合筒部18は整流板32を抱持するので、格別
に整流板32を環状平面部15に固定する手段を不要に
できる。この整流板32の中央部はケース端面板13に
ねじ止めされている。
面部15との間には、合成樹脂製の整流板32がケース
本体12の一端開口を覆って配置されている。整流板3
2は嵌合筒部18の内径寸法と同じ外径寸法を有し、嵌
合筒部18内に密に嵌合されるとともに、その周部を環
状平面部15に当接支持されて取付けられている。この
ように嵌合筒部18は整流板32を抱持するので、格別
に整流板32を環状平面部15に固定する手段を不要に
できる。この整流板32の中央部はケース端面板13に
ねじ止めされている。
【0028】図1および図2に示されるように整流板3
2は、周部に複数の風入口33を等間隔ごとに設けると
ともに、内側に円弧状に曲がる複数の整流羽根34を設
けて形成されている。隣接する整流羽根34間には夫々
風入口33に連通する整流風路34aが形成されてい
る。この整流板32の整流風路34aには後述の風取入
れ口40から突出した固定子巻線25の突出部分が入り
込んでいる。
2は、周部に複数の風入口33を等間隔ごとに設けると
ともに、内側に円弧状に曲がる複数の整流羽根34を設
けて形成されている。隣接する整流羽根34間には夫々
風入口33に連通する整流風路34aが形成されてい
る。この整流板32の整流風路34aには後述の風取入
れ口40から突出した固定子巻線25の突出部分が入り
込んでいる。
【0029】ファン36および整流板32は、第1図に
示すように鉄製の板金の絞り成型品からなるファンカバ
ー38で覆われており、このカバー38は嵌合筒部18
に嵌合して取付けられている。ファンカバー38の中央
部には吸気口37に入り込む導風口39が形成されてい
る。
示すように鉄製の板金の絞り成型品からなるファンカバ
ー38で覆われており、このカバー38は嵌合筒部18
に嵌合して取付けられている。ファンカバー38の中央
部には吸気口37に入り込む導風口39が形成されてい
る。
【0030】図4、図5に示すように板金製のケース端
面板13は、横断部分13aを備えており、平面形状が
例えば帯状をなしている。横断部分13aの中央部には
軸受30を内装して支持する軸受支え部31が一体に形
成されている。このケース端面板13が備える横断部分
13aは、一対の固定子巻線25から逃がしてこれらの
間に位置されるとともに、ケース本体12の一端開口を
径方向に横断して設けられ、その両端部を環状平面部1
5に固定して取付けられている。
面板13は、横断部分13aを備えており、平面形状が
例えば帯状をなしている。横断部分13aの中央部には
軸受30を内装して支持する軸受支え部31が一体に形
成されている。このケース端面板13が備える横断部分
13aは、一対の固定子巻線25から逃がしてこれらの
間に位置されるとともに、ケース本体12の一端開口を
径方向に横断して設けられ、その両端部を環状平面部1
5に固定して取付けられている。
【0031】こうした取付けにより、横断部分13aは
第2風路27に対向して配置される。それによって、モ
ータケース11には、ケース端面板13の横断部分13
aとケース本体12の環状平面部15とにより略扇形状
に区画された一対の風取入れ口40(図1、図5参照)
が形成されている。これら風取入れ口40は、横断部分
13aを間に置いてその両側に設けられているととも
に、第2風路27よりも風路断面積が大きい第1風路2
6に臨んでいる。さらに、これら風取入れ口40には夫
々固定子巻線25の突出部分が通されているが、この部
分とケース端面板13との間には必要な絶縁距離が確保
されている。
第2風路27に対向して配置される。それによって、モ
ータケース11には、ケース端面板13の横断部分13
aとケース本体12の環状平面部15とにより略扇形状
に区画された一対の風取入れ口40(図1、図5参照)
が形成されている。これら風取入れ口40は、横断部分
13aを間に置いてその両側に設けられているととも
に、第2風路27よりも風路断面積が大きい第1風路2
6に臨んでいる。さらに、これら風取入れ口40には夫
々固定子巻線25の突出部分が通されているが、この部
分とケース端面板13との間には必要な絶縁距離が確保
されている。
【0032】なお、前記ケース端面板13は小形で材料
費が少なくて済み、軽量化にも有効であるが、これに代
えて本発明では、環状平面部15に重なるリング状の環
状部と、これを径方向に横断して環状部との間に一対の
風取入れ口を形成する横断部分からなる構成のケース端
面板を用いても良い。
費が少なくて済み、軽量化にも有効であるが、これに代
えて本発明では、環状平面部15に重なるリング状の環
状部と、これを径方向に横断して環状部との間に一対の
風取入れ口を形成する横断部分からなる構成のケース端
面板を用いても良い。
【0033】また、この第1の実施の形態に係る電気掃
除機用の電動送風機(その入力は 500W〜 600W)にお
いて、ファンカバー38の外径を通って軸方向に延びる
仮想延長線A(図2参照)の内側に位置されるように前
記一対のブラシ装置23が設けられている。それによ
り、この電動送風機の最大径をファンカバー38の外径
で規定しており、その径は例えば 100mm程度と小径であ
る。
除機用の電動送風機(その入力は 500W〜 600W)にお
いて、ファンカバー38の外径を通って軸方向に延びる
仮想延長線A(図2参照)の内側に位置されるように前
記一対のブラシ装置23が設けられている。それによ
り、この電動送風機の最大径をファンカバー38の外径
で規定しており、その径は例えば 100mm程度と小径であ
る。
【0034】こうした構成は、この電動送風機の周囲に
円筒状の通気性消音筒(スポンジ状の発泡ウレタン等か
らなる。)を巻き付けて取付けた際の形状を単純化でき
るとともに、掃除機本体ケース内への組み込みにおい
て、電動送風機の設置箇所の周囲部材にブラシ装置が突
出した部分が引っ掛かる可能性を減らして、電動送風機
の組込みを容易にできる点で、特に優れている。
円筒状の通気性消音筒(スポンジ状の発泡ウレタン等か
らなる。)を巻き付けて取付けた際の形状を単純化でき
るとともに、掃除機本体ケース内への組み込みにおい
て、電動送風機の設置箇所の周囲部材にブラシ装置が突
出した部分が引っ掛かる可能性を減らして、電動送風機
の組込みを容易にできる点で、特に優れている。
【0035】前記構成の電動送風機を動作させると、そ
の回転子22の回転とともにファン36が回転されるか
ら、第1図中矢印で示す送風作用が営まれる。なお、第
4図中矢印はファン36により与えられる風の旋回方向
を示す。
の回転子22の回転とともにファン36が回転されるか
ら、第1図中矢印で示す送風作用が営まれる。なお、第
4図中矢印はファン36により与えられる風の旋回方向
を示す。
【0036】この送風作用において、ファン36から吐
出されて、整流板32の風入口33より整流板32の内
側に流入した風は、整流風路34aを通る間に整流さ
れ、動圧から静圧化される。そして、整流された風は、
整流風路34aと対向しているケース本体12の一端開
口に、風取入れ口40を通って流入する。こうしてモー
タケース11内に取込まれた風は、ケース内風路である
第1、第2の風路26、27、および固定子20と回転
子22との間の隙間からなる風路を通ってケース本体1
2の底壁16側へ、固定子20および回転子22を冷却
しながら流通した後、前記風路26、27等の下流側に
配置されたブラシ装置23を冷却しながら流動して、ケ
ース本体12の底壁16側に設けられた排気口19、1
6aを通ってモータケース11外に排出される。こうし
た送風作用によって電気掃除機の吸込み気流が形成され
る。
出されて、整流板32の風入口33より整流板32の内
側に流入した風は、整流風路34aを通る間に整流さ
れ、動圧から静圧化される。そして、整流された風は、
整流風路34aと対向しているケース本体12の一端開
口に、風取入れ口40を通って流入する。こうしてモー
タケース11内に取込まれた風は、ケース内風路である
第1、第2の風路26、27、および固定子20と回転
子22との間の隙間からなる風路を通ってケース本体1
2の底壁16側へ、固定子20および回転子22を冷却
しながら流通した後、前記風路26、27等の下流側に
配置されたブラシ装置23を冷却しながら流動して、ケ
ース本体12の底壁16側に設けられた排気口19、1
6aを通ってモータケース11外に排出される。こうし
た送風作用によって電気掃除機の吸込み気流が形成され
る。
【0037】しかも、この第1の実施の形態において
は、既述のようにケース本体12が、風入口40側の端
部に、整流板32の周部下面(図1において)に対向す
る、言い換えれば、整流風路34aの風入口33側に対
向する斜めの気流ガイド筒部14aを有している。その
ため、ファン36より吐出されケース本体12内に導入
される風を、風の流れのベクトルに沿うような気流ガイ
ド筒部14aの傾斜で、円滑にケース本体12の大径円
筒壁部12b内に導いて、環状平面部15から整流風路
34aを経由しながらケース本体12内に入る際に急激
に方向が変わることを防止できる。したがって、渦の発
生などが抑制されることに伴い風の損失が抑制されるの
で、電動送風機の効率を向上できる、点で優れている。
は、既述のようにケース本体12が、風入口40側の端
部に、整流板32の周部下面(図1において)に対向す
る、言い換えれば、整流風路34aの風入口33側に対
向する斜めの気流ガイド筒部14aを有している。その
ため、ファン36より吐出されケース本体12内に導入
される風を、風の流れのベクトルに沿うような気流ガイ
ド筒部14aの傾斜で、円滑にケース本体12の大径円
筒壁部12b内に導いて、環状平面部15から整流風路
34aを経由しながらケース本体12内に入る際に急激
に方向が変わることを防止できる。したがって、渦の発
生などが抑制されることに伴い風の損失が抑制されるの
で、電動送風機の効率を向上できる、点で優れている。
【0038】これに対し、図1中2点鎖線で示されるよ
うに気流ガイド筒部14aをなくしてケース本体12の
大径円筒壁部12bと環状平面部15とが直角をなして
つなげられる構成では、環状平面部15において風の流
れを妨げ易く、前記直角の角に渦を発生し易く、したが
って、風損が大きい。しかし、こうした点は第1の実施
の形態によれば既述のように改善できる。
うに気流ガイド筒部14aをなくしてケース本体12の
大径円筒壁部12bと環状平面部15とが直角をなして
つなげられる構成では、環状平面部15において風の流
れを妨げ易く、前記直角の角に渦を発生し易く、したが
って、風損が大きい。しかし、こうした点は第1の実施
の形態によれば既述のように改善できる。
【0039】そして、前記構成の電動送風機は、そのケ
ース本体12の円筒壁14が、大径円筒壁部14bとこ
れから折れ曲がって連なったテーパ状円筒壁部14cと
を有した構成であるから、その折れ曲った境目によって
ケース本体12が補強され、ケース本体12の強度を向
上できる。
ース本体12の円筒壁14が、大径円筒壁部14bとこ
れから折れ曲がって連なったテーパ状円筒壁部14cと
を有した構成であるから、その折れ曲った境目によって
ケース本体12が補強され、ケース本体12の強度を向
上できる。
【0040】それにより、ケース本体12を構成する板
金に薄肉のものを採用できる。そして、このように薄肉
化しても強度があるので、電動送風機の運転時における
ケース本体12の円筒壁部14、特に、テーパ状円筒壁
部14cが振動することを抑制でき、したがって、運転
騒音を小さくできる。
金に薄肉のものを採用できる。そして、このように薄肉
化しても強度があるので、電動送風機の運転時における
ケース本体12の円筒壁部14、特に、テーパ状円筒壁
部14cが振動することを抑制でき、したがって、運転
騒音を小さくできる。
【0041】さらに、以上のようにケース本体12を薄
肉な板金で構成できることと相俟って、テーパ状円筒壁
部14cを設けたことによってケース本体12の底壁1
6の面積を小さくできるので、ケース本体12を形成す
るのに要する材料の使用量を減少できる。したがって、
ケース本体12の材料費が低減されるとともに軽くな
り、ひいては電動送風機全体の軽量化とコストダウンを
図ることができる。
肉な板金で構成できることと相俟って、テーパ状円筒壁
部14cを設けたことによってケース本体12の底壁1
6の面積を小さくできるので、ケース本体12を形成す
るのに要する材料の使用量を減少できる。したがって、
ケース本体12の材料費が低減されるとともに軽くな
り、ひいては電動送風機全体の軽量化とコストダウンを
図ることができる。
【0042】しかも、ケース本体12がテーパ状円筒壁
部14cを有しており、この壁部14cを貫通してブラ
シ装置23を取付けたので、第1、第2の風路26、2
7から排気口19、16aに至る風を、テーパ状円筒壁
部14cにより円滑に案内して、ブラシ装置23におい
てそのブラシホルダ23bのホルダ絶縁23aから整流
子21側に突出している部分に対して、より多くの風を
当てることができる。それにより、カーボンブラシ23
dの放熱を促してその温度上昇を抑制できる。
部14cを有しており、この壁部14cを貫通してブラ
シ装置23を取付けたので、第1、第2の風路26、2
7から排気口19、16aに至る風を、テーパ状円筒壁
部14cにより円滑に案内して、ブラシ装置23におい
てそのブラシホルダ23bのホルダ絶縁23aから整流
子21側に突出している部分に対して、より多くの風を
当てることができる。それにより、カーボンブラシ23
dの放熱を促してその温度上昇を抑制できる。
【0043】これに対し、テーパ状円筒壁部ではなく、
大径円筒壁部14bと同径の円筒壁部にブラシ装置23
が貫通して取付けられる構成においては、この壁部がブ
ラシホルダ23bのホルダ絶縁23aから整流子21側
に突出している部分に対し第1の実施の形態の場合より
も遠ざかる。そのため、壁部内周面に沿って移動する風
をブラシホルダ23bに多量に吹き付ける可能性が減る
ので、カーボンブラシ23dの温度が上がり易い傾向が
ある。しかし、こうした点は第1の実施の形態によれば
既述のように改善できる。
大径円筒壁部14bと同径の円筒壁部にブラシ装置23
が貫通して取付けられる構成においては、この壁部がブ
ラシホルダ23bのホルダ絶縁23aから整流子21側
に突出している部分に対し第1の実施の形態の場合より
も遠ざかる。そのため、壁部内周面に沿って移動する風
をブラシホルダ23bに多量に吹き付ける可能性が減る
ので、カーボンブラシ23dの温度が上がり易い傾向が
ある。しかし、こうした点は第1の実施の形態によれば
既述のように改善できる。
【0044】また、ケース本体12からの主たる排気を
なす排気口19をテーパ状円筒壁部14cに設けたか
ら、風取入れ口40から円筒壁14の内周面に沿って底
壁16側に流動する風の流れに対し、平行ではなく斜め
に交差して排気口19を設けることができる。そのた
め、排気口19を風が通り抜け易くなり、送風効率を向
上する上でも、また、ブラシ装置23の冷却性能を向上
する上でも有効である。
なす排気口19をテーパ状円筒壁部14cに設けたか
ら、風取入れ口40から円筒壁14の内周面に沿って底
壁16側に流動する風の流れに対し、平行ではなく斜め
に交差して排気口19を設けることができる。そのた
め、排気口19を風が通り抜け易くなり、送風効率を向
上する上でも、また、ブラシ装置23の冷却性能を向上
する上でも有効である。
【0045】さらに、以上のようにテーパ状円筒壁部1
4cにブラシ装置23を貫通して取付けたから、ホルダ
絶縁23aが貫通する取付け孔のうちケース本体12の
軸方向に延びる孔縁は、ホルダ絶縁23aに対して図1
および図2に示されるように斜めに配置されるから、ブ
ラシ装置23に対する支持面積が増える。その上、こう
した斜め支持に伴いブラシ装置23の重心位置に近いと
ころでブラシ装置23を支持できる。したがって、ケー
ス本体12にブラシ装置23を安定して支持できる。
4cにブラシ装置23を貫通して取付けたから、ホルダ
絶縁23aが貫通する取付け孔のうちケース本体12の
軸方向に延びる孔縁は、ホルダ絶縁23aに対して図1
および図2に示されるように斜めに配置されるから、ブ
ラシ装置23に対する支持面積が増える。その上、こう
した斜め支持に伴いブラシ装置23の重心位置に近いと
ころでブラシ装置23を支持できる。したがって、ケー
ス本体12にブラシ装置23を安定して支持できる。
【0046】図6〜図8は本発明の第2の実施の形態を
示している。この第2の実施の形態は、ケース本体にお
けるブラシ装置が貫通して取付けられる底壁側円筒壁部
の構成が前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の
構成は図6〜図8に図示されない部分を含めて図1〜図
5に示された前記第1の実施の形態の電気掃除機用の電
動送風機と同一ないしは同様な構成である。そのため、
図示されない構成については図1〜図5をもって代用す
るとともに、図示される同一ないしは同様な構成部分に
は第1の実施の形態と同一の符号を付して、それらの構
成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については
省略するが、これら同一ないしは同様な構成部分につい
ても第2の実施の形態に係る電動送風機の構成の一部を
なすものである。
示している。この第2の実施の形態は、ケース本体にお
けるブラシ装置が貫通して取付けられる底壁側円筒壁部
の構成が前記第1の実施の形態とは異なり、それ以外の
構成は図6〜図8に図示されない部分を含めて図1〜図
5に示された前記第1の実施の形態の電気掃除機用の電
動送風機と同一ないしは同様な構成である。そのため、
図示されない構成については図1〜図5をもって代用す
るとともに、図示される同一ないしは同様な構成部分に
は第1の実施の形態と同一の符号を付して、それらの構
成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については
省略するが、これら同一ないしは同様な構成部分につい
ても第2の実施の形態に係る電動送風機の構成の一部を
なすものである。
【0047】この第2の実施の形態では、図6〜図8に
示されるようにケース本体12の円筒壁14は、大径円
筒壁部14bと、小径円筒壁部14dとで形成された段
付きの異形構造をなしている。詳しくは、大径円筒壁部
14bは風取付け口40側に位置されており、これと環
状平面部15とは略直角に折れ曲がって一体に連なって
いる。小径円筒壁部14dは底壁16側に位置されてい
て、これは、大径円筒壁部14bとの間に段差14eを
設けて一体に連なって設けられている。この小径円筒壁
部14dには一対のブラシ装置23が貫通して取付けら
れている。
示されるようにケース本体12の円筒壁14は、大径円
筒壁部14bと、小径円筒壁部14dとで形成された段
付きの異形構造をなしている。詳しくは、大径円筒壁部
14bは風取付け口40側に位置されており、これと環
状平面部15とは略直角に折れ曲がって一体に連なって
いる。小径円筒壁部14dは底壁16側に位置されてい
て、これは、大径円筒壁部14bとの間に段差14eを
設けて一体に連なって設けられている。この小径円筒壁
部14dには一対のブラシ装置23が貫通して取付けら
れている。
【0048】そして、ケース本体12に圧入して収納さ
れる固定子20は、その四隅の挿入先端面(挿入姿勢で
の固定子鉄心24の下面24aの前記四隅に位置される
面)が、大径円筒壁部14bと小径円筒壁部14dとの
境目をなす段差14eに当たって支持されることによ
り、正規の取付け位置に位置決めされる。前記ケース本
体12はそれを絞り加工すると同時に位置決めストッパ
として利用される前記境目が形成されるので、従来行わ
れているように円筒壁14の一部をその内側に切り起こ
して位置決めストッパ突出させる切り起こし加工を省略
できる。そのため、ケース本体12の製造工数を減らし
て、その分安価にケース本体12を得ることができる。
なお、ケース本体12に収納された固定子20は図示し
ない回り止め手段によりケース本体12の内周に沿って
回らないように固定される。
れる固定子20は、その四隅の挿入先端面(挿入姿勢で
の固定子鉄心24の下面24aの前記四隅に位置される
面)が、大径円筒壁部14bと小径円筒壁部14dとの
境目をなす段差14eに当たって支持されることによ
り、正規の取付け位置に位置決めされる。前記ケース本
体12はそれを絞り加工すると同時に位置決めストッパ
として利用される前記境目が形成されるので、従来行わ
れているように円筒壁14の一部をその内側に切り起こ
して位置決めストッパ突出させる切り起こし加工を省略
できる。そのため、ケース本体12の製造工数を減らし
て、その分安価にケース本体12を得ることができる。
なお、ケース本体12に収納された固定子20は図示し
ない回り止め手段によりケース本体12の内周に沿って
回らないように固定される。
【0049】さらに、図6に示されるようにブラシ装置
23はそれを固定するねじが通される固定凸部23gの
先端を段差14eに当接させて固定されている。それに
より、段差14eはブラシ装置23をねじ止めする際
に、固定凸部23gのねじ通孔と小径円筒壁部14dの
ねじ孔とを位置決めするためのストッパとして利用され
ている。そのため、ブラシ装置23の小径円筒壁部14
dに対する取付け作業を容易にできる。なお、以上の点
以外の構成は、前記第1の実施の形態に係る電動送風機
と同じである。
23はそれを固定するねじが通される固定凸部23gの
先端を段差14eに当接させて固定されている。それに
より、段差14eはブラシ装置23をねじ止めする際
に、固定凸部23gのねじ通孔と小径円筒壁部14dの
ねじ孔とを位置決めするためのストッパとして利用され
ている。そのため、ブラシ装置23の小径円筒壁部14
dに対する取付け作業を容易にできる。なお、以上の点
以外の構成は、前記第1の実施の形態に係る電動送風機
と同じである。
【0050】したがって、前記第1の実施の形態に係る
電動送風機と同様な送風動作を営むことができる第2の
実施の形態に係る電動送風機によれば、そのケース本体
12の円筒壁14が、大径円筒壁部14bとこれから折
れ曲がって段差14eを設けて連なった小径円筒壁部1
4dとを有した構成であるから、その折れ曲った境目に
よってケース本体12が補強され、ケース本体12の強
度を向上できる。
電動送風機と同様な送風動作を営むことができる第2の
実施の形態に係る電動送風機によれば、そのケース本体
12の円筒壁14が、大径円筒壁部14bとこれから折
れ曲がって段差14eを設けて連なった小径円筒壁部1
4dとを有した構成であるから、その折れ曲った境目に
よってケース本体12が補強され、ケース本体12の強
度を向上できる。
【0051】それにより、ケース本体12を構成する板
金に薄肉のものを採用できる。そして、このように薄肉
化しても強度があるので、電動送風機の運転時における
ケース本体12の円筒壁14、特に、小径円筒壁部14
dが振動することを抑制でき、したがって、運転騒音を
小さくできる。
金に薄肉のものを採用できる。そして、このように薄肉
化しても強度があるので、電動送風機の運転時における
ケース本体12の円筒壁14、特に、小径円筒壁部14
dが振動することを抑制でき、したがって、運転騒音を
小さくできる。
【0052】さらに、以上のようにケース本体12を薄
肉な板金で構成できることと相俟って、小径円筒壁部1
4dを設けたことによって、この壁部14dの面積を、
そこが大径円筒壁部14bと同径である場合に比較して
小さくすることができ、よって、ケース本体12の円筒
壁部全体の面積が小さくなるので、ケース本体12を形
成するのに要する材料の使用量を減少できる。したがっ
て、ケース本体12の材料費が低減されるとともに軽く
なり、ひいては電動送風機全体の軽量化とコストダウン
を図ることができる。
肉な板金で構成できることと相俟って、小径円筒壁部1
4dを設けたことによって、この壁部14dの面積を、
そこが大径円筒壁部14bと同径である場合に比較して
小さくすることができ、よって、ケース本体12の円筒
壁部全体の面積が小さくなるので、ケース本体12を形
成するのに要する材料の使用量を減少できる。したがっ
て、ケース本体12の材料費が低減されるとともに軽く
なり、ひいては電動送風機全体の軽量化とコストダウン
を図ることができる。
【0053】なお、本発明は前記各実施の形態に係る電
動送風機に制約されるものではなく、例えば、大径円筒
壁部とそれに連なるテーパ状円筒壁部または小径円筒壁
部との折れ曲がった境目は、固定子の位置決めに必ずし
も利用しなくても良い。また、本発明において整流板は
省略しても良い。さらに、本発明は、回転子軸にファン
および整流板が交互に複数取付けられた多段式の電動送
風機にも適用できるとともに、電気掃除機用以外の各種
の送風用途に適用できる。
動送風機に制約されるものではなく、例えば、大径円筒
壁部とそれに連なるテーパ状円筒壁部または小径円筒壁
部との折れ曲がった境目は、固定子の位置決めに必ずし
も利用しなくても良い。また、本発明において整流板は
省略しても良い。さらに、本発明は、回転子軸にファン
および整流板が交互に複数取付けられた多段式の電動送
風機にも適用できるとともに、電気掃除機用以外の各種
の送風用途に適用できる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明した形態で実施さ
れ、以下に記載される効果を奏する。
れ、以下に記載される効果を奏する。
【0055】請求項1の発明に係る電動送風機によれ
ば、ケース本体をその大径円筒壁部とテーパ状円筒壁部
との折れ曲った境目によって補強してケース本体の強度
を向上できるので、運転時の振動を抑制しつつ、ケース
本体を構成する板金を薄肉にできるとともにケース本体
の底壁を小さくでき、それにより、ケース本体ひいては
電動送風機全体の軽量化とコストダウンを図ることがで
きる。
ば、ケース本体をその大径円筒壁部とテーパ状円筒壁部
との折れ曲った境目によって補強してケース本体の強度
を向上できるので、運転時の振動を抑制しつつ、ケース
本体を構成する板金を薄肉にできるとともにケース本体
の底壁を小さくでき、それにより、ケース本体ひいては
電動送風機全体の軽量化とコストダウンを図ることがで
きる。
【0056】また、請求項2の発明に係る電動送風機に
よれば、ケース本体をその大径円筒壁部と小径円筒壁部
との段差をなす折れ曲がった境目によって補強してケー
ス本体の強度を向上できるので、運転時の振動を抑制し
つつ、ケース本体を構成する板金を薄肉にできるととも
にケース本体の円筒壁部全体の面積を小さくでき、それ
により、ケース本体ひいては電動送風機全体の軽量化と
コストダウンを図ることができる。
よれば、ケース本体をその大径円筒壁部と小径円筒壁部
との段差をなす折れ曲がった境目によって補強してケー
ス本体の強度を向上できるので、運転時の振動を抑制し
つつ、ケース本体を構成する板金を薄肉にできるととも
にケース本体の円筒壁部全体の面積を小さくでき、それ
により、ケース本体ひいては電動送風機全体の軽量化と
コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電動送風機全
体の構成を示す断面図。
体の構成を示す断面図。
【図2】第1の実施の形態に係る電動送風機全体の構成
を示す側面図。
を示す側面図。
【図3】第1の実施に係る電動送風機を図2中矢印Z方
向から見て示す矢視図。
向から見て示す矢視図。
【図4】第1の実施の形態に係る電動送風機全体の構成
を分解して示す斜視図。
を分解して示す斜視図。
【図5】第1の実施の形態に係る電動送風機の電動機部
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る電動送風機全
体の構成を示す断面図。
体の構成を示す断面図。
【図7】第2の実施の形態に係る電動送風機全体の構成
を示す側面図。
を示す側面図。
【図8】第2の実施に係る電動送風機を図7中矢印Y方
向から見て示す矢視図。
向から見て示す矢視図。
11…モータケース、 12…ケース本体、 13…ケース端面板、 14…ケース本体の円筒壁、 14b…円筒壁の大径円筒壁部、 14c…円筒壁のテーパ状円筒壁部、 14e…円筒壁の小径円筒壁部、 14e…円筒壁の段差、 15…ケース本体の環状平面部、 16…ケース本体の底壁、 16a、19…排気口、 20…固定子、 22…回転子、 23…ブラシ装置、 26…第1風路(ケース内風路)、 27…第2風路(ケース内風路)、 28…回転子軸、 36…ファン、 38…ファンカバー、 40…風取入れ口。
Claims (2)
- 【請求項1】固定子および回転子が収納された有底円筒
状のケース本体、およびこの本体の一端開口縁に外側に
張出して形成された環状平面部に取付けられたケース端
面板を有し、かつ、このケース端面板側に風取入れ口を
有するとともに、前記ケース本体内を通して前記風取入
れ口と連通する排気口が前記風取入れ口と反対側に位置
される前記ケース本体の底壁側に設けられたモータケー
スと、 前記回転子の回転子軸に取付けられた遠心形のファン
と、 このファンを覆って前記ケース本体の一端開口側に取付
けられたファンカバーと、 前記風取入れ口から前記排気口に至るケース内風路に臨
んで前記ケース本体の円筒壁に取付けられたブラシ装置
とを具備した電動送風機において、 前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ口側の大径円
筒壁部と、この大径円筒壁部に連なって前記底壁に向け
て次第に小径となる前記底壁側のテーパ状円筒壁部とを
有してなり、前記テーパ状円筒壁部に前記ブラシ装置を
貫通して取付けたことを特徴とする電動送風機。 - 【請求項2】固定子および回転子が収納された有底円筒
状のケース本体、およびこの本体の一端開口縁に外側に
張出して形成された環状平面部に取付けられたケース端
面板を有し、かつ、このケース端面板側に風取入れ口を
有するとともに、前記ケース本体内を通して前記風取入
れ口と連通する排気口が前記風取入れ口と反対側に位置
される前記ケース本体の底壁側に設けられたモータケー
スと、 前記回転子の回転子軸に取付けられた遠心形のファン
と、 このファンを覆って前記ケース本体の一端開口側に取付
けられたファンカバーと、 前記風取入れ口から前記排気口に至るケース内風路に臨
んで前記ケース本体の円筒壁に取付けられたブラシ装置
とを具備した電動送風機において、 前記ケース本体の円筒壁が、前記風取入れ口側の大径円
筒壁部と、この大径円筒壁部との間の境目に段差を設け
て連なった前記底壁側の小径円筒壁部とを有してなり、
前記小径円筒壁部に前記ブラシ装置を貫通して取付けた
ことを特徴とする電動送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1586296A JPH09209987A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1586296A JPH09209987A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電動送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09209987A true JPH09209987A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11900620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1586296A Pending JPH09209987A (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電動送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09209987A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107654417A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-02-02 | 天津市明奥泵业有限公司 | 一种防堵潜水泵的制备方法 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP1586296A patent/JPH09209987A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107654417A (zh) * | 2017-10-19 | 2018-02-02 | 天津市明奥泵业有限公司 | 一种防堵潜水泵的制备方法 |
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