JPH09208275A - 水砕スラグ貯留槽 - Google Patents

水砕スラグ貯留槽

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Publication number
JPH09208275A
JPH09208275A JP4940796A JP4940796A JPH09208275A JP H09208275 A JPH09208275 A JP H09208275A JP 4940796 A JP4940796 A JP 4940796A JP 4940796 A JP4940796 A JP 4940796A JP H09208275 A JPH09208275 A JP H09208275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
granulated slag
slag
storage tank
granulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP4940796A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ozaki
誠 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPH09208275A publication Critical patent/JPH09208275A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面に重金属類の付着が少ない清浄で安定化さ
れた水砕スラグを得ることができる水砕スラグの貯留槽
を提供する。 【解決手段】溶融スラグ水砕装置2から排出された水砕
スラグAを一旦貯留する水砕スラグ貯留槽3であって、
貯留された水砕スラグAに洗浄水Bを散布することによ
り水砕スラグAの表面に付着した重金属類を洗浄するよ
う、貯留される水砕スラグAより上部に洗浄水Bの散水
器5をもうけた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水砕スラグの貯留槽
に関する。都市ごみ、下水処理汚泥、産業廃棄物等、各
種の廃棄物は、これらを減容及び安定化するため、溶融
炉で直接あるいは焼却処理後溶融処理される。かかる廃
棄物を溶融炉で溶融処理すると溶融スラグが生成され
る。溶融スラグは、そのままでは取扱いができないた
め、一般に溶融スラグ水砕装置において水砕され、水砕
スラグとなる。水砕スラグは埋立処分されるか又は土木
建築材料等として利用されるが、いずれにしても該水砕
スラグには重金属類の付着の少ないものであることが求
められる。本発明は、重金属類の付が少ない水砕スラグ
を得ることができる水砕スラグの貯留槽に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、水砕スラグは、溶融スラグ水砕装
置から排出され水砕スラグ貯留槽に一旦貯留された後、
埋立処分するか又は土木建築材料等として利用するため
水砕スラグ貯留槽から搬出される。溶融スラグ水砕装置
においては、溶融スラグの水砕に伴って汚染された水砕
水中の重金属類に起因して、水砕水槽から排出される水
砕スラグに重金属類が付着し易いという欠点がある。水
砕スラグは水砕スラグ貯留槽において貯留されるだけで
あり、水砕スラグ水砕装置において重金属類に汚染され
た水砕スラグはそのまま貯留槽から搬出される。水砕ス
ラグの表面に付着した重金属類は安定化されておらず、
溶出し易いため水砕スラグの有効利用を妨げる可能性が
生ずる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の水砕スラグ貯留槽では、溶融スラグ
水砕装置において重金属類に汚染された水砕スラグがそ
のまま搬出される点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、溶融
スラグ水砕装置から排出された水砕スラグを一旦貯留す
る水砕スラグ貯留槽であって、貯留される水砕スラグよ
り上部に散水器をもうけ、洗浄水を貯留される水砕スラ
グに散布するようにしたことを特徴とする水砕スラグ貯
留槽に係る。
【0005】本発明において、水砕スラグ貯留槽は溶融
スラグ水砕装置の下流側にもうけられている。この水砕
スラグ貯留槽には貯留される水砕スラグより上部に散水
器がもうけられており、該散水器から散布される洗浄水
により水砕スラグ表面に付着した重金属類は洗浄、除去
される。重金属類を含んだ洗浄汚水は該水砕スラグ貯留
槽の底部に流下し、該水砕スラグ貯留槽底部にもうけら
れた汚水排出口から排出される。このようにして重金属
類による表面汚染の少ない水砕スラグが得られる。
【0006】水砕スラグの洗浄水には通常の水を用いる
こともできるが、水砕スラグ洗浄後の洗浄汚水をろ過し
たものを用いるのが望ましい。通常の水を用いると、結
果的にそれだけ処理対象となる排水量が増えるからであ
る。これに対し、水砕スラグの洗浄に伴って重金属類を
含むことになった洗浄汚水であっても、洗浄水のPHが
7以上にあっては、かかる洗浄汚水中の重金属類はその
大部分が粒子の形態で存在するため、洗浄汚水をろ過す
ることにより重金属類を除去できるので、そのろ過水は
重金属類をほとんど含まず、洗浄水として再利用するこ
とができ、この場合には処理対象となる排水量が増えな
いからである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は溶融炉、溶融スラグ水砕装
置との関係で本発明に係る水砕スラグ貯留槽を例示する
全体の構成図である。図1ではアーク式溶融炉1におい
て都市ごみ、下水処理汚泥、産業廃棄物等、各種の廃棄
物は減容及び安定化するため、直接あるいは焼却処理後
溶融処理され溶融スラグが生成される。生成した溶融ス
ラグは溶融炉1から排出され、溶融スラグ水砕装置2に
おいて水砕されて水砕スラグとなる。水砕スラグは溶融
スラグ水砕装置2にスラグ掻き出し装置3として内蔵さ
れたフライト式コンベアにより溶融スラグ水砕装置2か
ら排出され、水砕スラグ貯留槽4に一旦貯留される。水
砕スラグ貯留槽4は溶融スラグ水砕装置2の下流に直接
に配置する必要はなく、溶融スラグ水砕装置2と水砕ス
ラグ貯留槽4の間に、水砕スラグ搬送のための搬送装置
をもうけることもできる。
【0008】水砕スラグ貯留槽4には、貯留される水砕
スラグAより上部に散水器5がもうけられている。散水
器5より水砕スラグAの上部に散布された洗浄水Bは、
水砕スラグAの表面に付着した重金属類を洗い流し、水
砕スラグ貯留槽4の底部にもうけられた汚水排出口6か
ら流出し汚水槽11に洗浄汚水Cとして貯留される。
【0009】汚水槽11には取水管12が接続されてお
り、取水管12にはポンプ13を介してろ過器14、例
えばプレコート式ろ過器が接続されていて、ろ過器14
には給水管15を介して散水器5へと接続されている。
水砕スラグAの洗浄に伴って汚染された洗浄汚水Cであ
っても、洗浄水BのPHが7以上であれば洗浄汚水B中
の重金属類は大部分粒子状で存在するため、かかる洗浄
汚水Cを取水管12及びポンプ13を介してろ過器14
に供し、ろ過器14でろ過することにより洗浄汚水C中
に粒子の形態で存在する重金属類が除去され、清浄化し
たろ過水を給水管15を介して散水器5に供給し、洗浄
水Bとして再利用する。汚水槽11から給水管15の間
には、図示されていないが洗浄水補給水、ろ過器逆洗水
の配管が接続されている。
【0010】図1では溶融炉としてアーク式溶融炉を使
用したが、かかる溶融炉としてはプラズマアーク炉、抵
抗炉、誘導炉、シャフト炉、バーナ式溶融炉等、その形
式は問わない。又、図1では、スラグ掻き出し装置とし
てフライト式コンベアを使用したが、かかるスラグ掻き
出し装置としてはスクリュー式コンベアを使用すること
もできる。さらに、図1ではろ過器としてプレコート式
を例示したが、かかるろ過器としては砂ろ過式、カート
リッジフィルタ式等、その形式を問わない。
【0011】
【発明の効果】既に明らかなように、以上に説明した本
発明には、表面に重金属類の付着が少ない清浄で安定化
された水砕スラグを得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融炉、溶融スラグ水砕装置との関係で本発明
に係る水砕スラグ貯留槽を例示する全体の構成図。
【符号の説明】
1・・・溶融炉、2・・・溶融スラグ水砕装置、3・・
・スラグ掻き出し装置、4・・・水砕スラグ貯留槽、5
・・・散水器、6・・・汚水排出口、11・・・汚水
槽、12・・・取水管、13・・・ポンプ、14・・・
ろ過器、15・・・給水管、A・・・水砕スラグ、B・
・・洗浄水、C・・・洗浄汚水、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水砕スラグを貯留する貯留槽であって、
    貯留される水砕スラグより上部に散水器をもうけ、貯留
    される水砕スラグに洗浄水を散布するようにしたことを
    特徴とする水砕スラグ貯留槽。
  2. 【請求項2】 洗浄水がPH7以上で、かつ水砕スラグ
    洗浄後の洗浄汚水をろ過したものである請求項1記載の
    水砕スラグ貯留槽。
JP4940796A 1996-02-01 1996-02-01 水砕スラグ貯留槽 Pending JPH09208275A (ja)

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JP4940796A JPH09208275A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 水砕スラグ貯留槽

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JP4940796A JPH09208275A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 水砕スラグ貯留槽

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JPH09208275A true JPH09208275A (ja) 1997-08-12

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ID=12830205

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JP4940796A Pending JPH09208275A (ja) 1996-02-01 1996-02-01 水砕スラグ貯留槽

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JP (1) JPH09208275A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008094715A (ja) * 2007-10-09 2008-04-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水砕スラグからの重金属溶出防止方法及び装置
CN111623363A (zh) * 2020-06-02 2020-09-04 杭州金专新能源设备有限公司 一种用于垃圾焚烧炉的出渣装置

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