JPH09208160A - エレベータ弁装置 - Google Patents

エレベータ弁装置

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JPH09208160A
JPH09208160A JP8017581A JP1758196A JPH09208160A JP H09208160 A JPH09208160 A JP H09208160A JP 8017581 A JP8017581 A JP 8017581A JP 1758196 A JP1758196 A JP 1758196A JP H09208160 A JPH09208160 A JP H09208160A
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直樹 市川
Iwao Nitsutachi
巖 新立
Daisaku Iwami
大作 岩見
Takahiro Samejima
隆博 鮫島
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パイロット流路の簡素化を図ったエレベータ弁
装置を得る。 【解決手段】パイロット操作逆止め弁10と上昇用流量
制御弁12との間の主流路10から戻り流路84を分岐
してパイロット圧に応じて流量制御可能な下降用流量制
御弁86を設ける。またパイロット操作逆止め弁10よ
り出口側の主流路10から下降用パイロット流路96を
分岐して絞り98を設けると共に、絞り98の上流側に
電磁開閉弁102を、絞り98の下流側に電磁比例パイ
ロット弁106を設ける。更に、絞り98と電磁比例パ
イロット弁106との間の下降用パイロット流路96か
ら下降用流量制御弁86にパイロット圧を導入し、ま
た、電磁開閉弁102と絞り98との間の下降用パイロ
ット流路96からパイロット操作逆止め弁60にパイロ
ット圧を導入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの油圧
シリンダを制御するエレベータ弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開平3−23170号公報
にあるように、油圧シリンダと油圧ポンプの間に介装さ
れたエレベータ弁装置により油圧シリンダを制御するも
のが知られている。このエレベータ弁装置は、入口側を
油圧ポンプに、出口側をエレベータ駆動用の油圧シリン
ダに接続した主流路を備え、この主流路の出口側に、油
圧シリンダ側へ自由流れとなるパイロット操作逆止め弁
が、また入口側には、出口側への供給流量を制御する上
昇用流量制御弁が設けられている。また、これらパイロ
ット操作逆止め弁と上昇用流量制御弁との間の主流路か
ら低圧側のタンクへ通じる戻り流路を分岐させて、この
戻り流路に流量を制御できる下降用流量制御弁が設けら
れている。
【0003】そして、パイロット操作逆止め弁をバイパ
スするパイロット流路を設けてパイロット操作用の電磁
切換弁を設置し、また、主流路からタンクへ通じる上昇
用及び下降用のパイロット流路を分岐させて、この各パ
イロット流路に電磁比例パイロット弁や絞りを介装し、
上昇用及び下降用流量制御弁へのパイロット圧の導入を
制御してエレベータの上昇及び下降速度を調整してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来のものでは、パイロット操作逆止め弁と下降用流
量制御弁とのために、別々にパイロット流路を設けてい
るので、パイロット流路が複雑になり製作に手間がかか
るという問題があった。
【0005】本発明の課題は、パイロット流路の簡素化
を図ったエレベータ弁装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するため、次の手段を取った。即ち、入口側に油圧ポ
ンプが、出口側にエレベータ駆動用の油圧シリンダが接
続された主流路を備え、該主流路の入口側に前記油圧シ
リンダへの供給流量を制御する上昇用流量制御弁を設け
ると共に、前記主流路の出口側に前記油圧シリンダ側へ
は自由流れとするパイロット操作逆止め弁を設けたエレ
ベータ弁装置において、前記パイロット操作逆止め弁と
前記上昇用流量制御弁との間の前記主流路から低圧側へ
通じる戻り流路を分岐して該戻り流路にパイロット圧に
応じて流量制御可能な下降用流量制御弁を設け、前記パ
イロット操作逆止め弁より出口側の前記主流路から低圧
側へ通じる下降用パイロット流路を分岐して該下降用パ
イロット流路に絞りを設けると共に、該絞りの上流側に
電磁開閉弁を、また、前記絞りの下流側に電磁比例パイ
ロット弁を設け、前記絞りと前記電磁比例パイロット弁
との間の前記下降用パイロット流路から前記下降用流量
制御弁に前記パイロット圧を導入し、また、前記電磁開
閉弁と前記絞りとの間の前記下降用パイロット流路から
前記パイロット操作逆止め弁にパイロット圧を導入した
ことを特徴とするエレベータ弁装置がそれである。
【0007】前記上昇用流量制御弁は、パイロット圧に
応じて主流路を連通・遮断可能で、かつ、該パイロット
圧に応じて流量制御可能な制御弁で、前記上昇用流量制
御弁よりも入口側の前記主流路から低圧側へ通じる上昇
用パイロット流路を分岐して該上昇用パイロット流路に
絞りを設けると共に、該絞りの下流側に電磁比例パイロ
ット弁を設け、また、前記上昇用パイロット流路の前記
絞りと前記電磁比例パイロット弁との間の前記上昇用パ
イロット流路から前記パイロット圧を導入するようにし
てもよい。
【0008】更に、前記下降用及び上昇用流量制御弁
は、ばね付勢力により前記主流路を遮断する弁体を備
え、該弁体に作用させるパイロット圧に応じて前記弁体
を移動して流量を制御するものでもよく、あるいは、前
記電磁比例パイロット弁は、ソレノイドの電磁力により
ポペット弁体を着座方向へ付勢するリリーフ弁であって
もよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1、図2に示すように、1
はブロック体で、ブロック体1に形成された入口ポート
2にはモータ3により駆動される油圧ポンプ4が接続さ
れており、出口ポート6にはエレベータ駆動用の油圧シ
リンダ8が接続されている。入口ポート2と出口ポート
6とは主流路10により連通されている。
【0010】主流路10の入口ポート2側には、上昇用
流量制御弁12が設けられている。上昇用流量制御弁1
2は、ブロック体1内に摺動可能に支承された弁体14
を備え、弁体14の摺動により主流路10を連通・遮断
すると共に、その摺動量に応じて開度を変えて作動油の
流量を制御できるように構成されている。弁体14は、
その一端側に形成されたばね室16に収納されたばね1
8により主流路10を遮断方向に付勢されており、ま
た、弁体14の他端側には作用室20が形成されてい
る。
【0011】上昇用流量制御弁12よりも入口ポート2
側の主流路10から、フィルタ22を介して上昇用パイ
ロット流路24が分岐されており、上昇用パイロット流
路24は戻りポート25を介して低圧側としての油圧タ
ンク26に連通されている。上昇用パイロット流路24
には、フィルタ22に続いて絞り28が介装されると共
に、電磁比例パイロット弁30が設けられている。
【0012】絞り28と電磁比例パイロット弁30との
間の上昇用パイロット流路24が分岐されて上昇用流量
制御弁12の作用室20に接続されており、その間の上
昇用パイロット流路24は、図2に示すように、流路径
が小さくされて絞り32が形成されている。
【0013】電磁比例パイロット弁30は、ブロック体
1に螺入された固定鉄心34を備え、固定鉄心34には
上昇用パイロット流路24が形成されると共に、上昇用
パイロット流路24中に弁座33が形成されている。固
定鉄心34には弁座33に対向してポペット弁体36が
摺動可能に支承されている。
【0014】電磁比例パイロット弁30は、ポペット弁
体36がソレノイド38の電磁力の作用を受ける可動鉄
心40の摺動で、弁座33に着座する方向の作用力を受
け、また、この作用力と対向して上昇用パイロット流路
24からの液圧を受けるように構成されたリリーフ弁で
ある。
【0015】また、入口ポート2と上昇用流量制御弁1
2との間の主流路10から補償流路42が分岐されてお
り、補償流路42は戻りポート25を介して油圧タンク
26に連通されている。補償流路42には圧力補償弁4
4が介装されており、圧力補償弁44は、ブロック体1
に摺動可能に支承された弁体46を備えている。弁体4
6は補償流路42からの液圧の作用を受けると共に、弁
体46の一端に形成された作用室48内に収納されたば
ね50の付勢力を対向して受けるように構成されてい
る。
【0016】更に、作用室48には上昇用流量制御弁1
2と後述するパイロット操作逆止め弁60との間の主流
路10から分岐されたパイロット流路52が接続されて
いる。パイロット流路52には、フィルタ54と絞り5
6とが介装されており、絞り56と作用室48との間の
パイロット流路52と油圧タンク26とがリリーフ弁5
8を介して接続されている。
【0017】一方、主流路10の出口ポート6側には、
パイロット操作逆止め弁60が設けられている。パイロ
ット操作逆止め弁60は主流路10中に形成された収納
孔62を備え、収納孔62と主流路10とは弁座64を
介して連通されており、弁座64に対向して弁体66が
収納孔62内に移動可能に収納されている。
【0018】弁体66は入口ポート2側からの液圧を弁
座64から離間する方向に受けると共に、収納孔62に
収納されたばね68の付勢力を弁座64に着座する方向
に受けるように構成されている。また、収納孔62には
フィルタ70が収納されると共に、ばね受け板72が挿
入され、ブロック体1に螺入されたプラグ74により固
定されている。
【0019】弁体66に対向して、ブロック体1に形成
された摺動孔76内にパイロットピストン78が摺動可
能に挿入されており、摺動孔76とパイロットピストン
78とにより区画された作用室80に液圧が供給された
ときには、パイロットピストン78はピストンロッド8
2を介して弁体66を弁座64から離間する方向に移動
するように構成されている。
【0020】上昇用流量制御弁12とパイロット操作逆
止め弁60との間の主流路10から戻り流路84が分岐
されており、戻り流路84には下降用流量制御弁86が
設けられている。下降用流量制御弁86は前記上昇用流
量制御弁12と同一構造であり、下降用流量制御弁86
はブロック体1内に摺動可能に支承された弁体88を備
えている。
【0021】この弁体88の摺動により戻り流路84を
連通・遮断すると共に、その摺動量に応じて開度を変え
て流量を制御できるように構成されている。弁体88
は、その一端側に形成されたばね室90に収納されたば
ね92により戻り流路84を遮断方向に付勢されてお
り、また、弁体88の他端側には作用室94が形成され
ている。
【0022】一方、パイロット操作逆止め弁60よりも
出口ポート6側の主流路10から戻りポート25を介し
て油圧タンク26に連通した下降用パイロット流路96
が分岐されている。下降用パイロット流路96には絞り
98が設けられており、また、絞り98の上流側には、
上流から順に、フィルタ100、電磁開閉弁102、減
圧弁104が設けられている。更に、絞り98よりも下
流側の下降用パイロット流路96には電磁比例パイロッ
ト弁106が設けられている。
【0023】電磁開閉弁102は、主流路10から下降
用パイロット流路96への流入は阻止し逆方向の流れは
許容する閉位置102aと、下降用パイロット流路96
を連通する開位置102bとを備えている。また、電磁
開閉弁102と減圧弁104との間の下降用パイロット
流路96から第1導入流路108が分岐されており、第
1導入流路108はパイロット操作逆止め弁60の作用
室80に接続されている。この第1導入流路108には
絞り110が介装されている。
【0024】電磁比例パイロット弁106は、前記電磁
比例パイロット弁30と同じ構成のリリーフ弁で、弁体
107が図示しないソレノイドの電磁力の作用力を閉弁
方向に受け、また、この作用力と対向して下降用パイロ
ット流路96からの液圧を開弁方向に受けるように構成
されている。
【0025】絞り98と電磁比例パイロット弁106と
の間の下降用パイロット流路96から第2導入流路11
2が分岐されており、第2導入流路112は下降用流量
制御弁86の作用室94に接続されている。この第2導
入流路112は、図2に示すように、流路径が小さくさ
れて、絞り114が形成されている。尚、主流路10と
戻り流路84とは手動開閉弁116を介して連通されて
おり、手動開閉弁116は通常閉じられており、手動で
手動開閉弁116を開いて、図示しないエレベータを下
降させるときに用いられる。
【0026】次に、前述した本実施例のエレベータ弁装
置の作動について説明する。まず、図示しないエレベー
タが上昇されるときには、モータ3により油圧ポンプ4
が駆動されて、圧液が入口ポート2を介して主流路10
に供給される。よって、上昇用パイロット流路24に主
流路10からパイロット流体が供給され、絞り28,3
2を介して作用室20にパイロット圧が導入される。
【0027】このパイロット圧は電磁比例パイロット弁
30の開度に応じて制御され、弁体14はパイロット圧
の作用を受けてばね18の付勢力に抗して摺動し、上昇
用流量制御弁12はパイロット圧に応じた開度にされ
る。よって、上昇用流量制御弁12の開度は電磁比例パ
イロット弁30への入力電流により制御できる。
【0028】主流路10に供給された圧液は、上昇用流
量制御弁12、パイロット操作逆止め弁60、フィルタ
70を介して油圧シリンダ8に供給され、上昇用流量制
御弁12の開度に応じた流量の圧液が油圧シリンダ8に
供給されて図示しないエレベータが開度に応じた速度で
上昇する。
【0029】圧力補償弁44では、弁体46が補償流路
42を介して上昇用流量制御弁12の上流側からの液圧
と、パイロット流路52を介して下流側からの液圧との
作用を対向して受ける。これにより、上昇用流量制御弁
12を間にした差圧が一定となるように、上流側の圧力
が高くなると圧力補償弁44を開き補償流路42を介し
て油圧タンク26に圧液を逃し、下流側の圧力が高くな
ると圧力補償弁44を閉じる。尚、リリーフ弁58の設
定圧力を調整することにより、エレベータ上昇時の圧力
補償弁44によるリリーフ作用を行わせることができ
る。
【0030】油圧ポンプ4の駆動を停止すると共に、電
磁比例パイロット弁30への励磁信号を停止すると、主
流路10の圧力が低下すると共に、上昇用パイロット流
路24を介して作用室20に導入されるパイロット圧が
低下し、弁体14はばね18の付勢力により摺動され
て、上昇用流量制御弁12は閉弁される。よって、油圧
シリンダ8によるエレベータの上昇は停止され、油圧シ
リンダ8からの圧液は、パイロット操作逆止め弁60に
よりその流れが阻止されて、エレベータは下降しない。
【0031】一方、エレベータを下降させるときには、
電磁開閉弁102を開位置102bに切り換えると共
に、電磁比例パイロット弁106に励磁信号を入力す
る。よって、下降用パイロット流路96にフィルタ10
0、電磁開閉弁102を介して油圧シリンダ8から圧液
が供給される。
【0032】これにより、第1導入流路108を介して
パイロット操作逆止め弁60の作用室80にパイロット
圧が導入され、パイロットピストン78が摺動されて、
ピストンロッド82を介して弁体66がばね68の付勢
力に抗して移動される。よって、弁体66が弁座64か
ら離間して、パイロット操作逆止め弁60が開弁され
る。
【0033】その際、絞り98の絞り抵抗により、絞り
98よりも上流側の下降用パイロット流路96では、液
圧が速やかに上昇し、第1導入流路108を介して作用
室80にパイロット圧が速やかに導入される。よって、
パイロット操作逆止め弁60は電磁開閉弁102が開弁
されると、速やかに開弁される。
【0034】また、減圧弁104により減圧された圧液
が絞り98を通り、下降用パイロット流路96から第2
導入流路112を介して作用室94に導入される。作用
室94へのパイロット圧は電磁比例パイロット弁106
の開度に応じて制御され、弁体88はパイロット圧の作
用を受けてばね92の付勢力に抗して摺動し、下降用流
量制御弁86はパイロット圧に応じた開度にされる。
【0035】電磁比例パイロット弁106の開度が大き
いときにはパイロット圧は低くなり、従って、下降用流
量制御弁86の開度も小さくなり、通過流量も小さくな
る。よって、油圧シリンダ8からの圧液は、出口ポート
6、主流路10、パイロット操作逆止め弁60、戻り流
路84、下降用流量制御弁86を介して油圧タンク26
に緩やかに戻される。これにより、エレベータは緩やか
に下降する。
【0036】電磁比例パイロット弁106の開度が小さ
いときにはパイロット圧は高くなり、従って、下降用流
量制御弁86の開度も大きくなり、通過流量も大きくな
る。よって、油圧シリンダ8からの圧液は、油圧タンク
26に急速に戻され、エレベータは急速に下降される。
【0037】このように、本実施例のエレベータ弁装置
は、下降用パイロット流路96をパイロット操作逆止め
弁60と下降用流量制御弁86とで共通に利用するの
で、パイロット流路を少なくでき、製作が簡単になる。
また、本実施例では、上昇用流量制御弁12が閉弁され
ると主流路10が遮断されるので、下降時にパイロット
操作逆止め弁60を開弁した際に、上昇用流量制御弁1
2を介して圧液が逆流することはなく、戻り流路84、
下降用流量制御弁86を介して油圧タンク26に戻され
る。よって、下降用流量制御弁86と上昇用流量制御弁
12との間の主流路10に別途逆止め弁を設置する必要
がない。
【0038】更に、上昇用及び下降用パイロット流路2
4,96の電磁比例パイロット弁30,106をポペッ
ト弁体36,107を有するリリーフ弁としたので、ス
プール状弁体を有する減圧弁等と比較すると、弁体が簡
単になると共に、そのストロークを短くできてソレノイ
ドにストロークの小さい、小形で安価なものを利用でき
る。
【0039】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のエレベータ
弁装置は、下降用パイロット流路をパイロット操作逆止
め弁と下降用流量制御弁とで共通に利用するので、パイ
ロット流路を少なくでき、製作が簡素化されるという効
果を奏する。また、上昇用流量制御弁により主流路を遮
断する構成とすると、パイロット操作逆止め弁を開弁し
た際に、逆流を防止する逆止め弁を設置する必要がなく
構成が簡素化される。
【0041】更に、上昇用及び下降用パイロット流路の
電磁比例パイロット弁をポペット弁体を有するリリーフ
弁とすると、スプール状弁体を有する減圧弁等と比較し
て、弁体が簡単になると共に、そのストロークを短くで
きてソレノイドにストロークの小さい、小形で安価なも
のを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのエレベータ弁装置の
油圧回路図である。
【図2】本実施例のエレベータ弁装置の概略構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…ブロック体 2…入口ポート 4…油圧ポンプ 6…出口ポート 8…油圧シリンダ 10…主流路 12…上昇用流量制御弁 24…上昇用パイロット流路 25…戻りポート 26…油圧タンク 30…電磁比例パイロット弁 60…パイロット操作逆止め弁 84…戻り流路 86…下降用流量制御弁 96…下降用パイロット流路 98…絞り 102…電磁開閉弁 106…電磁比例パイロット弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩見 大作 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 鮫島 隆博 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口側に油圧ポンプが、出口側にエレベ
    ータ駆動用の油圧シリンダが接続された主流路を備え、
    該主流路の入口側に前記油圧シリンダへの供給流量を制
    御する上昇用流量制御弁を設けると共に、前記主流路の
    出口側に前記油圧シリンダ側へは自由流れとするパイロ
    ット操作逆止め弁を設けたエレベータ弁装置において、 前記パイロット操作逆止め弁と前記上昇用流量制御弁と
    の間の前記主流路から低圧側へ通じる戻り流路を分岐し
    て該戻り流路にパイロット圧に応じて流量制御可能な下
    降用流量制御弁を設け、 前記パイロット操作逆止め弁より出口側の前記主流路か
    ら低圧側へ通じる下降用パイロット流路を分岐して該下
    降用パイロット流路に絞りを設けると共に、該絞りの上
    流側に電磁開閉弁を、また、前記絞りの下流側に電磁比
    例パイロット弁を設け、 前記絞りと前記電磁比例パイロット弁との間の前記下降
    用パイロット流路から前記下降用流量制御弁に前記パイ
    ロット圧を導入し、また、前記電磁開閉弁と前記絞りと
    の間の前記下降用パイロット流路から前記パイロット操
    作逆止め弁にパイロット圧を導入したことを特徴とする
    エレベータ弁装置。
  2. 【請求項2】 前記上昇用流量制御弁は、パイロット圧
    に応じて主流路を連通・遮断可能で、かつ、該パイロッ
    ト圧に応じて流量制御可能な制御弁で、 前記上昇用流量制御弁よりも入口側の前記主流路から低
    圧側へ通じる上昇用パイロット流路を分岐して該上昇用
    パイロット流路に絞りを設けると共に、該絞りの下流側
    に電磁比例パイロット弁を設け、 また、前記上昇用パイロット流路の前記絞りと前記電磁
    比例パイロット弁との間の前記上昇用パイロット流路か
    ら前記パイロット圧を導入したことを特徴とする請求項
    1記載のエレベータ弁装置。
  3. 【請求項3】 前記下降用及び上昇用流量制御弁は、ば
    ね付勢力により前記主流路を遮断する弁体を備え、該弁
    体に作用させるパイロット圧に応じて前記弁体を移動し
    て流量を制御することを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のエレベータ弁装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁比例パイロット弁は、ソレノイ
    ドの電磁力によりポペット弁体を着座方向へ付勢するリ
    リーフ弁であることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3記載のエレベータ弁装置。
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