JPH09207970A - 電子レンジ食品用の紙箱 - Google Patents

電子レンジ食品用の紙箱

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JPH09207970A
JPH09207970A JP8015897A JP1589796A JPH09207970A JP H09207970 A JPH09207970 A JP H09207970A JP 8015897 A JP8015897 A JP 8015897A JP 1589796 A JP1589796 A JP 1589796A JP H09207970 A JPH09207970 A JP H09207970A
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JP
Japan
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plate
microwave oven
food
paper box
carton
Prior art date
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Pending
Application number
JP8015897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kagekawa
博昭 蔭川
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上面内板(20)をスライドさせるだけで、簡単に
開閉する蒸気抜き孔(a,a)(b,b)を設けたことによって、
店頭での展示,販売中や家庭への持帰り,保管中などに、
埃や虫などの侵入を防止できるものであって、また家庭
に持帰って電子レンジで加熱する時に、内容物から発生
する水蒸気などを効果的に放出できる電子レンジ食品用
の紙箱を提供する。 【解決手段】本発明は、上面板(60)に蒸気抜き孔(b) を
設けた紙箱において、該上面板(60)下面に接して側面板
(30) 上端より連接した上面内板(20)を設け、該上面内
板(20)に、側面板(30)を外方にスライドさせた時、前記
上面板(60)に設けた蒸気抜き孔(b,b) と一致する位置に
蒸気抜き孔(a,a) を設けた電子レンジ食品用紙箱であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店頭又は家庭に持
帰って電子レンジで加熱調理して賞味する、冷凍ピザ、
冷凍お好み焼きや冷凍たこ焼き等の冷凍食品などを収容
する、開閉可能な蒸気抜き孔を設けた電子レンジ食品用
の紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、店頭又は家庭に持帰って電子
レンジで加熱調理して賞味する、冷凍ピザ、冷凍お好み
焼き、冷凍たこ焼きなどを収納する、例えば図3に示す
ような、左右に折込み片(31,31)を連設した側面板(30)
と、左右に側面板(41,41)と差込み片(42,42)とを連設し
た底面板(40)と、左右に折込み片(51,51)を連設した側
面板(50)と、複数の蒸気抜き孔(b,b,b,…)を設けた或い
は設けていない上面板(60)と、糊代片(70)とを、それぞ
れ折り目線(符号がない1点鎖線、以下同じ)を介して順
に連設して、側面板(30)に糊代片(70)を貼着して、内容
物を収容して側面板(41,41)をそれぞれ閉蓋して、直方
体状に製箱した電子レンジ食品用の紙箱などが、一般に
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の、例え
ば図3に示す電子レンジ食品用の紙箱については、上面
板(60)などに複数の蒸気抜き孔(b,b,b,…)を設けたこと
によって、店頭又は家庭に持帰って電子レンジで加熱調
理する時には、内容物から発生する水蒸気などを効果的
に放出できるものの、店頭での展示,販売中や家庭への
持帰り,保管中などに、埃や虫などが侵入し易いことが
問題であった。また逆に、上面板(60)などに複数の蒸気
抜き孔(b,b,b,…)を設けていない、電子レンジ食品用の
紙箱については、展示,販売中や持帰り,保管中などに
は、埃や虫などの侵入を防止できるものの、店頭又は家
庭に持帰って電子レンジで加熱調理する時に、内容物か
ら発生する水蒸気などを効果的に放出できないことが問
題であって、加熱調理した冷凍ピザ、冷凍お好み焼きや
冷凍たこ焼きなどがべとついて、著しく食感を損なうこ
とがあった。
【0004】そこで本発明の目的は、店頭での展示,販
売中や家庭への持帰り,保管中などに、埃や虫などの侵
入を防止できるものであって、また店頭又は家庭に持帰
って電子レンジで加熱調理する時に、内容物から発生す
る水蒸気などを効果的に放出できる電子レンジ食品用の
紙箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジ食品
用の紙箱は、図1,図2に示すように、上面板(60)に蒸
気抜き孔(b,b) を設けた紙箱において、該上面板(60)下
面に接して側面板(30)上端より連接した上面内板(20)を
設け、該上面内板(20)に、側面板(30)を外方にスライド
させた時前記上面板(60)に設けた蒸気抜き孔(b,b) と一
致する位置に、蒸気抜き孔(a,a) を設けたことを特徴と
する電子レンジ食品用の紙箱である。
【0006】
【作用】本発明の電子レンジ食品用の紙箱においては、
上面板に蒸気抜き孔を設けた紙箱において、該上面板下
面に接して側面板上端より連接した上面内板を設け、該
上面内板に、側面板を外方にスライドさせた時、前記上
面内板に設けた蒸気抜き孔と一致する位置に蒸気抜き孔
を設けたことによって、店頭での展示,販売中や家庭へ
の持帰り,保管中などに、密閉状態をそのまま保持し
て、埃や虫などの侵入を防止できるものであって、また
店頭又は家庭に持帰って電子レンジで加熱調理する時
に、図2(B)に示すように、上面内板(20)を外方にスラ
イドさせて、蒸気抜き孔(a)と蒸気抜き孔(b)との位置を
一致させて開孔して、内容物から発生する水蒸気などを
効果的に放出できるものであって、さらに電子レンジで
加熱調理した後に、必要に応じて、上面内板(20)を内方
にスライドさせて、蒸気抜き孔(a)と蒸気抜き孔(b)との
位置をずらして閉孔して元の密閉状態を保持して、埃や
虫などの侵入を防止できる電子レンジ食品用の紙箱を提
供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の電子レンジ食品用の紙箱
については、後述する実施例に示すように、通常の印刷
をした適宜の板紙を用いて、通常の打抜型を用いた打抜
工程で、図1に示す電子レンジ食品用の紙箱のブランク
を作製して、従来と同様の接着剤を用いた機械的な製箱
工程で、図2(A)に示す内容物を収容して直方体状に製
箱できる、工程が簡単で作製費用が廉価な電子レンジ食
品用の紙箱である。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例における、電子レン
ジ食品用の紙箱のブランクの平面図である。また、図2
(A)は、本発明の実施例における、電子レンジ食品用の
紙箱の斜視図であって、図2(B)は、実施例の電子レン
ジ食品用の紙箱における、上面内板(20)を外方にスライ
ドさせて、蒸気抜き孔(a,a)と蒸気抜き孔(b,b)との位置
を一致させて開孔した状態を示す断面図である。
【0009】すなわち、側面内板(10)と、左右に側面内
板(21,21)を連設した上面内板(20)と、左右に扇状の折
込み片(31,31)を連設した側面板(30)と、左右に側面板
(41,41)を連設した底面板(40)と、左右に折込み片(51,5
1)を連設した側面板(50)と、左右に側面外板(61,61)を
連設した上面板(60)と、側面外板(70)とを、それぞれ折
り目線を介して順に連設してなるブランクスにおいて、
上面板(60)に、横長円状の2個の蒸気抜き孔(b,b)を設
け、上面内板(20)には、上面内板(20)を外方にスライド
させた時に前記上面板(60)に設けた蒸気抜き孔(b,b) と
一致する位置に、略同一形状の2個の蒸気抜き孔(a,a)
を、1個の蒸気抜き孔(a)が側面内板(10)に接触するよ
うに設けて、さらに側面外板(70)の上部に、ジッパー状
の2列の切れ目線(e,e)を上面板(60)に接触するように
設けて、また右の側面外板(61)の上部(図1では左部)
に、同様にジッパー状の2列の切れ目線(f,f)を上面板
(60)に接触するように設けて、加えて上面板(60)の側面
外板(70)側に、半円状の指掛け孔(d)を切れ目線(e)に接
触するように設けた、図1に示す電子レンジ食品用の紙
箱のブランクであって、通常の印刷をした400g/m2
耐水,耐油性を有する機能紙(EST,栄和化学工業(株)
製)を用いて、通常の打抜型を用いた打抜工程で、本実
施例の電子レンジ食品用の紙箱のブランクを作製した。
上面内板(20)に側面内板(10)と側面内板(21,21) を設け
たのは、上面内板(20)を上面板(60)の下面に接するよう
に保持するためであり、このように接して保持すること
により、蒸気抜き孔(a,a)(b,b)を閉孔した時に埃や虫な
どの侵入を防止でき、また、側面内板(21,21) を設ける
ことにより、側面内板(21,21) がスライドしやすくな
る。なお、側面内板(10)は設けても、設けなくとも良
い。本実施例において蒸気抜き孔は2個であるが、1個
又は複数設けてもよい。また、本実施例では、開封手段
としてジッパー形状の切り目線を設けているが、1本の
切り目線などその他の開封手段を設けてもよい。
【0010】次に、図1に示す電子レンジ食品用の紙箱
のブランクの、全ての折り目線(符号がない1点鎖線)を
山折り(外面(印刷面)側が山になる)して、接着剤を用い
た機械的な製箱工程で、図2(A)に示すように、側面板
(30)に側面外板(70)を貼着して、内容物である冷凍ピザ
を収容して側面板(41,41)に側面外板(61,61)をそれぞれ
貼着して、縦,横,高さが16×16×4cmの直方体状に
製箱した、本実施例の電子レンジ食品用の紙箱を作製し
た。
【0011】続いて、図2(A)に示す電子レンジ食品用
の紙箱の、側面外板(70)の上部のジッパー状の2列の切
れ目線(e,e)を切断して、半円状の指掛け孔(d)を介し
て、上面内板(20)を外方にスライドさせたところ、図2
(B)に示すように、横長円状の2個の蒸気抜き孔(a,a)
と同一形状の2個の蒸気抜き孔(b,b)との位置が一致し
て、簡単に開孔できたものであって、さらに電子レンジ
で加熱調理した後に、右の側面外板(61)の上部のジッパ
ー状の2列の切れ目線(f,f)を切断したところ、簡単に
収容した冷凍ピザを取出すことができた。
【0012】すなわち、本実施例の電子レンジ食品用の
紙箱においては、側面板(30)に側面外板(70)を貼着し
て、内容物である冷凍ピザを収容して側面板(41,41)に
側面外板(61,61)をそれぞれ貼着したことによって、ま
た上面内板(20)を外方又は内方にスライドさせるだけ
で、簡単に開孔又は閉孔する、それぞれ横長円状の2個
の蒸気抜き孔(a,a)(b,b)を設けたことによって、店頭で
の展示,販売中や家庭への持帰り,保管中などに、密閉状
態をそのまま保持して、埃や虫などの侵入を防止できる
ものであって、また店頭又は家庭に持帰って電子レンジ
で加熱調理する時に、上面内板(20)を外方にスライドさ
せて、簡単に蒸気抜き孔(a,a)(b,b)を開孔して、内容物
から発生する水蒸気などを効果的に放出できるものであ
って、さらに電子レンジで加熱調理した後に、必要に応
じて、上面内板(20)を内方にスライドさせて、簡単に蒸
気抜き孔(a,a)(b,b)を閉孔して元の密閉状態を保持し
て、埃や虫などの侵入を防止できる電子レンジ食品用の
紙箱が得られた。
【0013】
【発明の効果】以上、本発明の電子レンジ食品用の紙箱
においては、上面板に蒸気抜き孔を設けた紙箱におい
て、該上面板下面に接して側面板上端より連接した上面
内板を設け、該上面内板に側面板を外方にスライドさせ
た時、前記上面板に設けた蒸気抜き孔と一致する位置に
蒸気抜き孔を設けたことによって、上面内板(20)を外方
又は内方にスライドさせるだけで、簡単に開孔又は閉孔
する蒸気抜き孔(a,a)(b,b)が得られたものであって、店
頭での展示,販売中や家庭への持帰り,保管中などに、密
閉状態をそのまま保持して、埃や虫などの侵入を防止で
きるものであって、また店頭又は家庭に持帰って電子レ
ンジで加熱調理する時に、簡単に蒸気抜き孔(a,a)(b,b)
を開孔して、内容物から発生する水蒸気などを効果的に
放出できるものであって、さらに電子レンジで加熱調理
した後に、必要に応じて、簡単に蒸気抜き孔(a,a)(b,b)
を閉孔して元の密閉状態を保持して、埃や虫などの侵入
を防止できる電子レンジ食品用の紙箱が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電子レンジ食品用の紙
箱のブランクの平面図である。
【図2】本発明の実施例における、電子レンジ食品用の
紙箱の斜視図(A)と、実施例の電子レンジ食品用の紙箱
における、上面内板(20)を外方にスライドさせて、蒸気
抜き孔(a,a)と蒸気抜き孔(b,b)との位置を一致させて開
孔した状態を示す断面図(B)とである。
【図3】従来の、電子レンジ食品用の紙箱のブランクの
平面図(A)と、電子レンジ食品用の紙箱の斜視図(B)と
である。
【符号の説明】
10 …後面内板 20 …上面内板 21 …側面内板 30 …側面板 31,51 …折込み片 40 …底面板 41 …側面板 42 …差込み片 50 …側面板 60 …上面板 61 …側面外板 70 …側面外板,糊代片 a,b …蒸気抜き孔 d …指掛け孔 e,f …切れ目線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面板に蒸気抜き孔を設けた紙箱におい
    て、該上面板下面に接して側面板上端より連接した上面
    内板を設け、該上面内板に、側面板を外方にスライドさ
    せた時前記上面板に設けた蒸気抜き孔と一致する位置
    に、蒸気抜き孔を設けたことを特徴とする電子レンジ食
    品用の紙箱。
JP8015897A 1996-01-31 1996-01-31 電子レンジ食品用の紙箱 Pending JPH09207970A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8015897A JPH09207970A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 電子レンジ食品用の紙箱

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JP8015897A JPH09207970A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 電子レンジ食品用の紙箱

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JPH09207970A true JPH09207970A (ja) 1997-08-12

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JP (1) JPH09207970A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008143550A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Toppan Printing Co Ltd 蒸気排出機能をもつパウチの外装用カートン
JP2011525461A (ja) * 2008-06-26 2011-09-22 ネステク ソシエテ アノニム 一枚型の電子レンジ調理可能な包装体
JP2016068950A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 凸版印刷株式会社 レンジ用パウチ収納箱
JP2016108038A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 凸版印刷株式会社 外装箱とその包装体

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