JPH09207936A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JPH09207936A
JPH09207936A JP3719196A JP3719196A JPH09207936A JP H09207936 A JPH09207936 A JP H09207936A JP 3719196 A JP3719196 A JP 3719196A JP 3719196 A JP3719196 A JP 3719196A JP H09207936 A JPH09207936 A JP H09207936A
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JP
Japan
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blank plate
packaging container
container
resin layer
base material
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JP3719196A
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English (en)
Inventor
Koji Kishida
広史 岸田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピラード容器に液体等の重量のある内容物を
入れた場合でも落下時等の衝撃によりブランク板が破断
することがないようにする。 【解決手段】 紙を主体とするブランク板5の基材層1
1の片側最表面に未延伸ポリプロピレン等の熱接着性樹
脂層13を積層するに際し、基材層11と熱接着性樹脂
層13の間に延伸ナイロン等の二軸延伸フィルム層12
を介在させ、二軸延伸フィルムによってブランク板5の
衝撃強度を高める。二軸延伸フイルムは引張強度が常用
温度・湿度条件下で20kgf/mm2以上であるのが
よく、ナイロンの他、ポリエチレンテレフタレート,ポ
リエチレンナフタレート等が好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紙を主体とするブ
ランク板と合成樹脂製の骨格部材とを一体的付着状態と
してなる包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば実公平7−44605
号公報に示されているように、紙を主体とする基材層の
少なくとも片側最表面に熱接着性樹脂層を有するブラン
ク板を用い、該ブランク板を熱接着性樹脂層を内側にし
て中空状に巻き両側縁を対向せしめて周壁部とするとと
もに、ブランク板の下端開口および両側縁間を埋めると
ともに上部開口周縁を覆いブランク板と一体的付着状態
となるよう合成樹脂により骨格部材を成形し、該骨格部
材により底部,柱状部および上縁部を構成するようにし
た包装容器が知られている。この種の包装容器はピラー
ド容器と呼ばれ、例えば洗剤等の容器として用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピラード容器は、金属
容器や合成樹脂の一体成形容器に比べて軽量であり、安
価でもあり、また、廃棄処理が容易である等の利点があ
るが、剛性および強度の面で金属容器や合成樹脂の一体
成形容器に較べて劣り、特に、落下時等の衝撃に対する
強度に問題があった。すなわち、ピラード容器の周壁部
とするブランク板は骨格部材との接着性を高めるため内
側にコーティング等により未延伸ポリプロピレン等の熱
接着性樹脂層を設けているが、それだけでは衝撃に対す
る強度が十分でない。そのため、内容物が粉体あるいは
粒体物のように嵩の割りには重量のないものである場合
は比較的問題が少ないとしても、液体のような重量のあ
るものを入れると、落下時等の衝撃が大きくなり、ブラ
ンク板が骨格部材との接合部で破断することがある。特
に底部側の接合部には大きな衝撃荷重がかかり、その近
傍で破断が生じやすい。そして、このように落下時等の
衝撃でブランク板が破断すると、内容物である液体が外
部に漏れ出してしまう。
【0004】したがって、ピラード容器において、衝撃
に対する強度を高め、液体等の重量の大きな内容物を入
れた場合でも、落下時等の衝撃によってブランク板が破
断することがないようにすることが課題であり、この課
題を解決することが本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙を主体とす
る基材層の少なくとも片側最表面に熱接着性樹脂層を有
するブランク板を用い、該ブランク板を熱接着性樹脂層
を内側にして中空状に巻き両側縁を対向せしめて周壁部
とするとともに、ブランク板の下端開口および両側縁間
を埋めるとともに上部開口周縁を覆いブランク板と一体
的付着状態となるよう合成樹脂により骨格部材を成形
し、該骨格部材により底部,柱状部および上縁部を構成
してなる包装容器において、ブランク板を、基材層に二
軸延伸フイルムを介して熱接着性樹脂層を積層したもの
とすることにより上記課題を解決したものである。
【0006】基材層と熱接着性樹脂層の間に介在させる
二軸延伸フイルムは、引張強度が常用温度・湿度条件下
で20kgf/mm2以上であることが望ましく、例え
ば、ナイロン,ポリエチレンテレフタレート,ポリエチ
レンナフタレート等が適している。
【0007】ナイロン,ポリエチレンテレフタレート,
ポリエチレンナフタレート等の二軸延伸フィルムは、ポ
リプロピレン等の熱接着性樹脂よりはるかに引張強度が
大きい。そのため、ブランク板の引張強度が増大し、落
下時等の衝撃によって骨格部材との接合部で熱接着性樹
脂層が破断するのが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明による包装容
器の一例を示す。図1は同包装容器の斜視図、図2は同
包装容器の周壁部とするブランク板の平面図、図3は同
包装容器の半分を断面で示す正面図、図4は図3のA−
A断面で示す容器本体の部分断面図、図5は図3のB部
拡大詳細図である。
【0009】この例に示す包装容器1は、例えばインキ
等の液体を入れて持ち運び可能とするためのもので、断
面円形で上端側へ向けてテーパ状に拡がった容器本体2
と、容器本体2の上部開口にネジ嵌合される蓋体3と、
容器本体2の側壁上部に組み付けけられる把手4とで構
成される。
【0010】容器本体2は、図2のブランク板5によっ
て構成される周壁部2aと、ポリプロピレン等の合成樹
脂の成形品である骨格部材6によって構成される底部2
b,柱状部2cおよび上縁部2dとからなるピラード容
器である。そして、骨格部材6により構成される上縁部
2dの上部開口外周部分には、蓋体3と嵌合するネジ部
7が形成されている。また、柱状部2cは2個で、18
0度対向する位置において底部2b外縁と上縁部2d外
縁とを連結している。そして、上縁部2dには両柱状部
2cの延長上の位置にそれぞれ把手取付用突起8が形成
されている。把手4は、別パーツとして成形し、成形後
に、両端の穴を上記突起8に係合させるようにして組付
ける。
【0011】ブランク板5は、例えば、紙と、コロナ処
理を施した厚さ7μ程度のアルミニウム(Al)とを、
その紙とアルミニウム(Al)のコロナ処理面との間に
溶融状態のポリエチレン(PE)を押出し積層し、さら
に、アルミニウム(Al)のコロナ処理面と反対側の面
に厚さ15〜25μの延伸ナイロン(ON)をドライラ
ミネート(DL)で積層した後、その上に、熱接着性樹
脂層として厚さ25μ程度の未延伸ポリプロピレン(C
PP)をやはりドライラミネート(DL)で積層したも
の(積層構成:紙/押出PE/コロナ/Al/DL/O
N/DL/CPP)であり、それを図2の形に断裁して
使用する。ここで、アルミニウムの層はバリヤー性を必
要とする場合に有効なものであり、バリヤー性を必要と
しない場合は省略してもよいものである。バリヤー性不
要の場合のブランク板5は、例えば、紙と、アンカーコ
ート(AC)処理を施した厚さ15〜25μの延伸ナイ
ロン(ON)とを、その紙と延伸ナイロン(ON)のア
ンカーコート(AC)処理面との間に溶融状態のポリエ
チレン(PE)を押出し積層し、さらに、その延伸ナイ
ロン(ON)のアンカーコート(AC)処理面と反対側
の面に厚さ25μ程度の未延伸ポリプロピレン(CP
P)をドライラミネート(DL)で積層したもの(積層
構成:紙/押出PE/AC/ON/DL/CPP)とす
る。また、未延伸ポリプロピレンは骨格部材6がポリプ
ロピレンの場合に適したものであり、骨格部材6が別の
合成樹脂である場合は、熱接着性樹脂にも同系のものを
用いる。
【0012】延伸ナイロンの引張強度は、温度23゜
C,湿度65%の条件下で、22〜28kgf/mm2
であり、ブランク板5の補強用として十分である。な
お、延伸ナイロンに代えて、引張強度が大きいポリエチ
レンテレフタレート,ポリエチレンナフタレート等の他
の二軸延伸フィルムを用いることもできる。ポリエチレ
ンナフタレートの引張強度は、上記条件下で、33〜3
5kgf/mm2である。ポリエチレンテレフタレート
の引張強度は、上記条件下で、21〜23kgf/mm
2である。
【0013】容器本体2の成形に際しては、まず、ブラ
ンク5を熱接着性樹脂層を内側にして両側縁が対向する
よう射出成型機の雄型に巻き付け、例えば吸引によりそ
の状態に保持したまま雄型を雌型内に挿入し、雄型と雌
型を合わせる。そして、このように雄型と雌型を合わせ
た状態で、雄型と雌型の間のキャビティーに雄型,雌型
の各樹脂導入部を介してポリプロピレン等の熱可塑性合
成樹脂を導入し、底部2b,柱状部2cおよび上縁部2
dを構成する骨格部材6を一体成形し、同時に、骨格部
材6とブランク5とを接合させて一体的付着状態とす
る。
【0014】図5には、ブランク板5の基材層を11で
示し、二軸延伸フィルム層を12で示し、熱接着性樹脂
層を13で示す。熱可塑性合成樹脂からなる骨格部材6
は同系の熱接着性樹脂層13を最表面に有するブランク
板5と容易に接合し、一体的付着状態となる。また、ブ
ランク板5は基材層11と熱接着性樹脂層13との間に
二軸延伸フィルム層12が介在することにより、引張強
度が増す。そのため、重量のある液体を入れた場合で
も、落下時等の衝撃によりブランク板5と骨格部材6と
の接合部でブランク板5が破断するような事態にはなり
にくい。
【0015】蓋体3は、ポリプロピレン等の合成樹脂の
成形品であって、天面部分が丁度容器本体2の底部2b
が嵌まり込む大きさに窪んだ形状で、包装容器1は蓋体
3を取り付けた状態で図3に一点鎖線で示すようにスタ
ック可能である。また、内容物を入れる前は、容器本体
2同士のスタックが可能であり、その際、上縁部2dの
段部がストッパとなり安定したスタック状態が得られ
る。
【0016】なお、ブランク板5は、周壁部2aの外面
となる紙の表側に印刷を施してポリエチレンを積層し、
その上に延伸ポリプロピレンあるいはポリエステルを積
層するようにしてもよいものである。
【0017】また、骨格部材6を構成する熱可塑性合成
樹脂としては、ポリプロピレン以外にも、通常射出成型
に用いられる熱可塑性合成樹脂であればよく、他のオレ
フィン系樹脂,スチレン系樹脂,塩化ビニル系樹脂等ど
のようなものを用いてもよいものである。
【0018】また、内容物が油性インキ等で気密性を要
する場合には上記の例に示すようなネジ式の蓋体3が有
利であるが、内容物が水性インキ等で気密性を要しない
場合には蓋体の嵌合を打栓式にするなど適宜変更が可能
である。
【0019】図6〜図9は、内容物が水性インキである
場合の本発明による包装容器の例を示す。図6は同包装
容器の半分を断面で示す正面図、図7は同包装容器の半
分を断面で示す平面図、図8は同包装容器の側壁部を構
成するブランク板の平面図、図9は図6のC部拡大詳細
図である。
【0020】この例に示す包装容器21は、水平断面が
略矩形で上端側へ向けてテーパ状に拡がった容器本体2
2と、容器本体22の上部開口に打栓嵌合される蓋体2
3ととで構成される。
【0021】容器本体22は、図8のブランク板25に
よって構成される側壁部22aと、ポリプロピレン等の
合成樹脂の成形品である骨格部材26によって構成され
る底部22b,柱状部22cおよび上縁部22dとから
なるピラード容器である。そして、骨格部材26により
構成される上縁部22dの上部開口外周部分には、蓋体
23と打栓嵌合する嵌合部27が形成されている。ま
た、柱状部22cは2個で、容器本体22の両短壁部中
央の相互に対向する位置において底部22b外縁と上縁
部22d外縁とを連結している。
【0022】ブランク板25は、先の例と同様の積層構
成を有するものからなるもので、それを図8の形に断裁
して使用し、先の例と同様の方法でポリプロピレン等の
熱可塑性合成樹脂により底部22b,柱状部22cおよ
び上縁部22dからなる骨格部材26を一体成形し、骨
格部材26とブランク25とを接合させて一体的付着状
態とする。骨格部材26を構成する熱可塑性合成樹脂
は、やはり、オレフィン系樹脂,スチレン系樹脂,塩化
ビニル系樹脂等であってもよいものである。
【0023】このようにして成形した容器本体22は、
やはり、熱可塑性合成樹脂からなる骨格部材26と同系
の熱接着性樹脂層を最表面に有するブランク板25とが
容易に接合し、一体的付着状態となる。そして、ブラン
ク板25は基材層と熱接着性樹脂層との間に二軸延伸フ
ィルム層が介在することによって引張強度が増す。その
ため、落下時等で衝撃が加わってもブランク板25と骨
格部材26との接合部におけるブランク板25の破断を
防止できる。
【0024】容器本体22上部開口外周の上記嵌合部2
7は、骨格部材26に一体成形されたもので、容器本体
22の上縁部22dの周りを略一定の間隔をおいて取り
巻く垂直な嵌合支持壁27aを有し、その嵌合支持壁2
7aを高さ方向の略中央において容器本体22の上縁部
22dに水平連結部27bにより連結した構成となって
いる。そして、上記嵌合支持壁27aの上縁側内周に
は、上端がテーパ状のガイド面を構成するとともに下端
が容器本体22の軸線に対して直角な係止面を構成する
断面略三角の嵌合突起27cが、所定配置で複数個突設
されている。また、上記水平連結部27bは、平面図
(図7)で見て上記嵌合突起27cと重なる部分が、該
嵌合突起27cより若干大きな抜き穴27dとなってい
る。そして、上記嵌合部27には、図7に示すように、
嵌合支持壁27aが水平連結部27bより上の部分で切
り欠かれた形の開蓋用半欠部27dが形成されている。
【0025】蓋体23は、ポリプロピレン等の合成樹脂
の成形品であって、周縁部分に打栓嵌合のための嵌合部
28が形成されている。また、蓋体23の天面部分は、
包装容器21をスタック可能とするよう、窪んだ形状と
されている。
【0026】蓋体23周縁の嵌合部28は、容器本体2
2の上縁部22d上端が嵌まり込むよう嵌合溝部28a
が形成され、その嵌合溝部28aの外側に、容器本体2
2側の嵌合部27の嵌合突起27cと係合する断面フッ
ク状の係合鍔部28bが延設されたものである。この蓋
体23を容器本体22に被せ、上方から打栓力を加える
と、容器本体22の上縁部2d先端が蓋体23の嵌合溝
部28aに嵌まり込むとともに、蓋体23の係合鍔部2
8bが上記嵌合突起27c上端のガイド面に案内され、
弾性変形して嵌合突起27cの下に嵌まり込む。そし
て、係合鍔部28bの先端が嵌合突起27c下端の係止
面に当接し、ロック状態となる。このようにして打栓嵌
合された蓋体23は、上記開蓋用半欠部27dにマイナ
スドライバー状のものを挿し込んで、こじ開けることが
できるものである。
【0027】本発明の包装容器は、特に液体を内容物と
する場合に有利である。しかし、内容物は液体に限るも
のではなく、粉体,粒体物等であってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、二軸延伸フィルムを介
して基材層と熱接着性樹脂層とが積層されたブランク板
を用いてピラード容器を形成することにより、液体等の
重量の大きな内容物を入れた場合でも、落下時等の衝撃
により骨格部材とブランク板の接合部においてブランク
板が破断しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す包装容器の斜
視図である。
【図2】図1に示す包装容器の周壁部に用いるブランク
板の平面図である。
【図3】図1に示す包装容器の半分を断面で示す正面図
である。
【図4】図3のA−A断面で示す容器本体の部分断面図
である。
【図5】図3のB部拡大詳細図である。
【図6】本発明の実施の形態の他の例を示す包装容器の
半分を断面で示す正面図である。
【図7】図6に示す包装容器の半分を断面で示す平面図
である。
【図8】図6に示す包装容器の側壁部に用いるブランク
板の平面図である。
【図9】図6のC部拡大詳細図である。
【符号の説明】
1,21 包装容器 2,22 容器本体 2a,22a 周壁部 2b,22b 底部 2c,22c 柱状部 2d,22d 上縁部 3,23 蓋体 4 把手 5,25 ブランク板 6,26 骨格部材 7 ネジ部 27 嵌合部(容器本体側) 28 嵌合部(蓋体側)
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】容器本体22上部開口外周の上記嵌合部2
7は、骨格部材26に一体成形されたもので、容器本体
22の上縁部22dの周りを略一定の間隔をおいて取り
巻く垂直な嵌合支持壁27aを有し、その嵌合支持壁2
7aを高さ方向の略中央において容器本体22の上縁部
22dに水平連結部27bにより連結した構成となって
いる。そして、上記嵌合支持壁27aの上縁側内周に
は、上端がテーパ状のガイド面を構成するとともに下端
が容器本体22の軸線に対して直角な係止面を構成する
断面略三角の嵌合突起27cが、所定配置で複数個突設
されている。また、上記水平連結部27bは、平面図
(図7)で見て上記嵌合突起27cと重なる部分が、該
嵌合突起27cより若干大きな抜き穴27dとなってい
る。そして、上記嵌合部27には、図7に示すように、
嵌合支持壁27aが水平連結部27bより上の部分で切
り欠かれた形の開蓋用半欠部27eが形成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】蓋体23周縁の嵌合部28は、容器本体2
2の上縁部22d上端が嵌まり込むよう嵌合溝部28a
が形成され、その嵌合溝部28aの外側に、容器本体2
2側の嵌合部27の嵌合突起27cと係合する断面フッ
ク状の係合鍔部28bが延設されたものである。この蓋
体23を容器本体22に被せ、上方から打栓力を加える
と、容器本体22の上縁部22d先端が蓋体23の嵌合
溝部28aに嵌まり込むとともに、蓋体23の係合鍔部
28bが上記嵌合突起27c上端のガイド面に案内さ
れ、弾性変形して嵌合突起27cの下に嵌まり込む。そ
して、係合鍔部28bの先端が嵌合突起27c下端の係
止面に当接し、ロック状態となる。このようにして打栓
嵌合された蓋体23は、上記開蓋用半欠部27eにマイ
ナスドライバー状のものを挿し込んで、こじ開けること
ができるものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を主体とする基材層の少なくとも片側
    最表面に熱接着性樹脂層を有するブランク板を用い、該
    ブランク板を前記熱接着性樹脂層を内側にして巻き両側
    縁を対向せしめて周壁部とするとともに、前記ブランク
    板の下端開口および両側縁間を埋めるとともに上部開口
    周縁を覆い前記ブランク板と一体的付着状態となるよう
    合成樹脂により骨格部材を成形し、該骨格部材により底
    部,柱状部および上縁部を構成してなる包装容器であっ
    て、前記ブランク板が、前記基材層に二軸延伸フイルム
    を介して前記熱接着性樹脂層を積層したものであること
    を特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 前記二軸延伸フイルムの引張強度が常用
    温度・湿度条件下で20kgf/mm2以上である請求
    項1記載の包装容器。
  3. 【請求項3】 前記二軸延伸フイルムがナイロンもしく
    はポリエチレンナフタレートである請求項1または2記
    載の包装容器。
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