JPH09205899A - 植物育成維持管理シート - Google Patents
植物育成維持管理シートInfo
- Publication number
- JPH09205899A JPH09205899A JP5663696A JP5663696A JPH09205899A JP H09205899 A JPH09205899 A JP H09205899A JP 5663696 A JP5663696 A JP 5663696A JP 5663696 A JP5663696 A JP 5663696A JP H09205899 A JPH09205899 A JP H09205899A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- fertilizer
- moisture retaining
- weed
- plant
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 年間を通して、植物の成育管理にかかってい
た手間や費用を、軽減できるようにする。 【構成】 雑草防止用の上層部分(1)、肥料を含んだ
中層部分(2)、保湿性のある下層部分(3)、かつ全
体で保温性を合わせ持つ構成のシートに、穴(5)をあ
け、(4)の切れ目より幹の部分に差し込み、金具
(7)にて固定、設置する。幹の太さ、及びその後の成
長には、(6)の切れ目により対処する。
た手間や費用を、軽減できるようにする。 【構成】 雑草防止用の上層部分(1)、肥料を含んだ
中層部分(2)、保湿性のある下層部分(3)、かつ全
体で保温性を合わせ持つ構成のシートに、穴(5)をあ
け、(4)の切れ目より幹の部分に差し込み、金具
(7)にて固定、設置する。幹の太さ、及びその後の成
長には、(6)の切れ目により対処する。
Description
【0001】本発明は、雑草防止層、保湿層、肥料層、
保温層からなる育成維持管理シートであり、植物を植え
た時、及び成育中の植物に使用する物である。
保温層からなる育成維持管理シートであり、植物を植え
た時、及び成育中の植物に使用する物である。
【0002】従来、植物を植えた後は、成育期に肥料、
日照り時には水やり、雑草発生時には除草、低温時には
保温材設置等の一連の管理が必要であったが、通常の方
法では、それぞれの実施に要する時間や費用がかかりす
ぎていた。
日照り時には水やり、雑草発生時には除草、低温時には
保温材設置等の一連の管理が必要であったが、通常の方
法では、それぞれの実施に要する時間や費用がかかりす
ぎていた。
【0003】本発明は、植物の育成に必要な管理作業を
軽減した植生資材で、それぞれの機能を有する繊維を重
ねて、多層構造にしたものである。図において説明すれ
ば、上層部分(1)は透水性があり、かつ雑草の成育を
防止するものである。中層部分(2)は、繊維の中に肥
料を含ませたもので、上部よりしみこんだ雨などの水分
が透過する際、肥料分が小量ずつ流れだし、水分に混じ
って植物の根本に供給するものである。下層部分(3)
は、主に根本の乾燥防止を目的とした保湿性の機能や、
冬期の防寒機能を、上層や中層部分と併せて受け持つも
のであり、かつ抗菌性をもたせたものである。また、中
層部分(2)の肥料層を設けずに、下層部分(3)に窪
みをつけて、その中に肥料そのものを入れて、上層部分
(1)とはさんでも良いし、下層部分(3)の下にあら
かじめ肥料を置いても良い。
軽減した植生資材で、それぞれの機能を有する繊維を重
ねて、多層構造にしたものである。図において説明すれ
ば、上層部分(1)は透水性があり、かつ雑草の成育を
防止するものである。中層部分(2)は、繊維の中に肥
料を含ませたもので、上部よりしみこんだ雨などの水分
が透過する際、肥料分が小量ずつ流れだし、水分に混じ
って植物の根本に供給するものである。下層部分(3)
は、主に根本の乾燥防止を目的とした保湿性の機能や、
冬期の防寒機能を、上層や中層部分と併せて受け持つも
のであり、かつ抗菌性をもたせたものである。また、中
層部分(2)の肥料層を設けずに、下層部分(3)に窪
みをつけて、その中に肥料そのものを入れて、上層部分
(1)とはさんでも良いし、下層部分(3)の下にあら
かじめ肥料を置いても良い。
【0004】設置に方法について説明すれば、シートの
外側より、内側に切れ目(4)を入れ、植物の幹のある
箇所を円形(5)に切りぬき、その切れ目(4)より、
植物の幹の元に通して設置する。また、円形の穴(5)
より外に向かって数本の切れ目(6)を入れて、植物の
幹の大きさや、成育にあわせてシートが開いていくよう
にする。以上の機能を有するシートを、植物の根本に敷
き、風などで飛んだりしないように金具(7)で固定す
る。この様な構造で、植物の成長や、シートの効果がな
くなった場合は、簡単に取り替える事ができる。
外側より、内側に切れ目(4)を入れ、植物の幹のある
箇所を円形(5)に切りぬき、その切れ目(4)より、
植物の幹の元に通して設置する。また、円形の穴(5)
より外に向かって数本の切れ目(6)を入れて、植物の
幹の大きさや、成育にあわせてシートが開いていくよう
にする。以上の機能を有するシートを、植物の根本に敷
き、風などで飛んだりしないように金具(7)で固定す
る。この様な構造で、植物の成長や、シートの効果がな
くなった場合は、簡単に取り替える事ができる。
【0005】以上のようにした結果、シートのそれぞれ
の効果により、年間を通して植物の基本的な維持管理を
本発明で出来るようになり、従来の手間や費用を軽減で
きるようになった。また、本発明は規格形の他に、使用
状況により適当に裁断して、必要な範囲に設置出来る利
点もある。
の効果により、年間を通して植物の基本的な維持管理を
本発明で出来るようになり、従来の手間や費用を軽減で
きるようになった。また、本発明は規格形の他に、使用
状況により適当に裁断して、必要な範囲に設置出来る利
点もある。
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の断面図である。
1 上層部分 2 中層部分 3 下層部分 4 切れ目 5 穴 6 切れ目 7 固定金具
Claims (1)
- 【請求項1】雑草防止層、肥料層、保湿層、保温層で構
成された、植物の根本に設置する育成用資材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5663696A JPH09205899A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 植物育成維持管理シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5663696A JPH09205899A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 植物育成維持管理シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09205899A true JPH09205899A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=13032824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5663696A Pending JPH09205899A (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | 植物育成維持管理シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09205899A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107371918A (zh) * | 2011-09-23 | 2017-11-24 | 奇诺维申有限责任公司 | 树木或植物保护垫 |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP5663696A patent/JPH09205899A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107371918A (zh) * | 2011-09-23 | 2017-11-24 | 奇诺维申有限责任公司 | 树木或植物保护垫 |
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