JP3059372U - 植栽鉢用空調パネル - Google Patents

植栽鉢用空調パネル

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JP3059372U
JP3059372U JP1998009326U JP932698U JP3059372U JP 3059372 U JP3059372 U JP 3059372U JP 1998009326 U JP1998009326 U JP 1998009326U JP 932698 U JP932698 U JP 932698U JP 3059372 U JP3059372 U JP 3059372U
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JP
Japan
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plant
air
curved plate
plant pot
pot
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JP1998009326U
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English (en)
Inventor
武夫 杉本
Original Assignee
有限会社杉本金型製作所
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】植栽鉢内の空気を対流させ、植栽された植物の
根腐れを防止し、植物の育成を促進させる。 【解決手段】湾曲板12に多数の空調孔14を穿孔させ
ると共に、湾曲板12の裏面両側縁に、下端に向けて低
くなる側壁16を形成させてなり、植物20を植栽した
植栽鉢22の内周面に、湾曲板12を挿入し、植栽鉢2
2の内周面と湾曲板12間に空間24を形成させ、植栽
鉢22内の日光等により温まった熱気30および植物2
0の根系28の余分な水分を、空調孔14を介して外部
に放出させると共に、新鮮な空気32を植栽鉢22内に
供給し、空気を対流させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、草、花、木等の植物を植栽してなる植木鉢、プランター等の植栽鉢内 の空気を対流させ、空調を行うことができる植栽鉢用空調パネルに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
元来、草、花、木等の植物を植栽してなる植木鉢、プランター等の植栽鉢内の空 気を対流させるものは皆無であり、温度が高い夏季においては日に数回以上水を 与えるか、あるいは冷房された室内に移動させて管理するのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来は前記の通り、夏季において、植栽鉢を冷房された室内で管理する場合、室 内を常時冷房することが必要不可欠となり、このため経費が高騰することが問題 となっていた。
【0004】 また、植栽鉢を室外で管理する場合、水を与える作業が日に数回以上必要であり 、その作業が面倒であることが問題となっていた。
【0005】 また、室外および室内において、日当たりが良い植栽鉢は高温となり、内部の土 中温度も上昇し、このため与えた水も土中で湯となり、植栽鉢内部に繁茂した植 物の根系を腐らせる要因となっていた。
【0006】 また、水を与えるのを怠ると、高温となった植栽鉢内の水分が蒸発し、植物が枯 れる要因となっていた。
【0007】 本考案は、このような欠点に鑑み、植栽鉢内の空気を対流させ、植栽された植物 の根腐れを防止し、植物の育成を促進させることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、外側に向けて湾曲させてなる湾曲板に多数の空調孔を穿孔させると共 に、湾曲板の裏面両側縁に、下端に向けて低くなる側壁を形成させてなり、草、 花、木等の植物を植栽した植木鉢、プランター等の植栽鉢の内周面に、湾曲板を 、側壁を植栽鉢の内周面に当接させて下端側から挿入し、植栽鉢の内周面と湾曲 板間に空間を形成させ、この空間において、植栽鉢内の日光等により温まった熱 気および植物の根系の余分な水分を、湾曲板の空調孔を介して外部に放出させる と共に、新鮮な空気を植栽鉢内に供給し、植栽鉢内の空気を対流させることを特 徴とするものであり、必要に応じて湾曲板の下部を、下端に向けて肉薄となるよ うに切り欠くことにより、植栽鉢への挿入をし易くしたことを特徴とするもので ある。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案に係る植栽鉢用空調パネルは、図1〜図5に示すように、以下の構成から なるものである。
【0010】 外側に向けて湾曲させてなる湾曲板12に多数の空調孔14を穿孔させてある。
【0011】 湾曲板12の裏面両側縁に、下端に向けて低くなる側壁16を形成させてある。
【0012】 また、後述の植栽鉢22への挿入をし易くするため、湾曲板12の下部を、下端 に向けて肉薄となるように切り欠いてある。
【0013】 本例において、湾曲板12および側壁16はプラスチック素材により一体成形し てある。
【0014】 なお、図中18は湾曲板12の下部の切り欠き、20は草、花、木等の植物、2 2は植木鉢、プランター等の植栽鉢、24は両側壁16,16により形成される 植栽鉢22の内周面と湾曲板12間の空間、26は植栽鉢22内部の土、28は 植物20の根系、30は温まった熱気(植物20の根系28の余分な水分)、3 2は新鮮な空気を示す。
【0015】 本考案に係る植栽鉢用空調パネルを使用して植木鉢、プランター等の植栽鉢22 内の空気を対流させる方法を以下に詳述する。
【0016】 草、花、木等の植物20を植栽した植木鉢、プランター等の植栽鉢22の日当た りの良い側の内周面に、湾曲板12(植栽鉢用空調パネル)を、側壁16を植栽 鉢22の内周面に当接させて下端側から挿入する。
【0017】 この際、湾曲板12の下端に肉薄な切り欠き18を形成してあるため、植栽鉢2 2への挿入がし易い。
【0018】 また、湾曲板12の下端の肉薄な切り欠き18により、植栽鉢22内に繁茂した 植物20の根系28の根切りを行うことができるので、植物20の育成を促進さ せることができる。
【0019】 この湾曲板12(植栽鉢用空調パネル)を植栽鉢22へ挿入すると両側壁16, 16により、植栽鉢22の内周面と湾曲板12間に空間24が形成される。
【0020】 この空間24において、植栽鉢22内の日光等により温まった熱気30を、湾曲 板12の空調孔14を介して外部に放出させると共に、新鮮な空気32を植栽鉢 22内に供給し、植栽鉢22内の空気を対流させることができる。
【0021】 この空気の対流により、夏季の日差しにより高温となった植栽鉢22内の温度を 下げ、植物20の根系28の余分な水分を空調孔14を介して外部に蒸発させ、 根腐れを防止し、植物20の育成を促進させることができる。
【0022】 この空気の対流により、植栽鉢22へ水を与えた際の水はけが良くなり、土中に 浸透し易くなる。
【0023】 なお、本例において、湾曲板12および側壁16はプラスチック素材により一体 成形してあるが、それぞれ別体成形し、接着させてもよく、またその素材もプラ スチックに限定されることはない。
【0024】 また、湾曲板12の下部を肉薄に切り欠いてあるが、この切り欠き18を省略し ても植栽鉢22への挿入において何ら支障はない。
【0025】 また、植栽鉢用空調パネル(湾曲板12)の使用個数は、日当たりの良い側の植 栽鉢22の内周面1個所に限定されることはなく、植栽鉢22の大きさに応じて 適宜追加使用することは自明のことである。
【0026】
【考案の効果】
本考案に係る植栽鉢用空調パネルによれば、草、花、木等の植物を植栽した植木 鉢、プランター等の植栽鉢の内周面に、湾曲板を、側壁を植栽鉢の内周面に当接 させて下端側から挿入し、植栽鉢の内周面と湾曲板間に空間を形成させ、この空 間において、植栽鉢内の日光等により温まった熱気および植物の根系の余分な水 分を、湾曲板の空調孔を介して外部に放出させると共に、新鮮な空気を植栽鉢内 に供給し、植栽鉢内の空気を対流させ、植物の育成を促進させることができる。
【0027】 また、湾曲板の下部を、下端に向けて肉薄となるように切り欠くことにより、植 栽鉢への挿入をし易くできると共に、植栽鉢内に繁茂した植物の根系の根切りを 行うことができるので、植物の育成をより促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る植栽鉢用空調パネルの正面図。
【図2】同、側面図。
【図3】図1X−X線断面図。
【図4】使用状態を示す側面図。
【図5】同、一部拡大断面図。
【符号の説明】
12 湾曲板 14 空調孔 16 側壁 18 切り欠き 20 植物 22 植栽鉢 24 空間 26 土 28 根系 30 温まった熱気(植物の根系の余分な水分) 32 新鮮な空気

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に向けて湾曲させてなる湾曲板(12)
    に多数の空調孔(14)を穿孔させると共に、湾曲板(12)の
    裏面両側縁に、下端に向けて低くなる側壁(16)を形成さ
    せてなり、草、花、木等の植物(20)を植栽した植木鉢、
    プランター等の植栽鉢(22)の内周面に、湾曲板(12)を、
    側壁(16)を植栽鉢(22)の内周面に当接させて下端側から
    挿入し、植栽鉢(22)の内周面と湾曲板(12)間に空間(24)
    を形成させ、この空間(24)において、植栽鉢(22)内の日
    光等により温まった熱気(30)および植物(20)の根系(28)
    の余分な水分を、湾曲板(12)の空調孔(14)を介して外部
    に放出させると共に、新鮮な空気(32)を植栽鉢(22)内に
    供給し、植栽鉢(22)内の空気を対流させることを特徴と
    する植栽鉢用空調パネル。
  2. 【請求項2】 湾曲板(12)の下部を、下端に向けて肉薄
    となるように切り欠くことにより、植栽鉢(22)への挿入
    をし易くしたことを特徴とする請求項1記載の植栽鉢用
    空調パネル。
JP1998009326U 1998-11-26 1998-11-26 植栽鉢用空調パネル Expired - Lifetime JP3059372U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017217775A1 (ko) * 2016-06-15 2017-12-21 왕영성 식물관리재배기의 근권부영역에 추가적으로 공급되는 완효성 알갱이비료용 공급장치

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