JPH092054A - 蒸発器の着氷を防止する運転方法 - Google Patents
蒸発器の着氷を防止する運転方法Info
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- JPH092054A JPH092054A JP16177096A JP16177096A JPH092054A JP H092054 A JPH092054 A JP H092054A JP 16177096 A JP16177096 A JP 16177096A JP 16177096 A JP16177096 A JP 16177096A JP H092054 A JPH092054 A JP H092054A
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- evaporator
- temperature
- evaporator temperature
- conditioning compressor
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/32—Cooling devices
- B60H1/3204—Cooling devices using compression
- B60H1/3205—Control means therefor
- B60H1/321—Control means therefor for preventing the freezing of a heat exchanger
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
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- B60H1/32—Cooling devices
- B60H2001/3269—Cooling devices output of a control signal
- B60H2001/327—Cooling devices output of a control signal related to a compressing unit
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の空調装置に付加的な装置を設けずに、
蒸発器の着氷を確実に防止する。 【解決手段】 冷却媒体蒸発器と空調コンプレッサを備
えた自動車の空調装置のための、蒸発器の着氷を防止す
る運転方法において、蒸発器温度に比例する量T v と、
その瞬間に要求される冷却能力に比例する量Ta ;
Ta1,Ta2が検出される。そして、空調コンプレッサの
始動および停止が蒸発器温度に比例する量Tv;Tein ,
Taus と、その瞬間に要求される冷却能力に比例する
量Ta ;Ta1,Ta2に依存して行われる。設定された特
に平均の蒸発器温度Tsollが達成されるように、空調コ
ンプレッサの始動および停止が行われる。
蒸発器の着氷を確実に防止する。 【解決手段】 冷却媒体蒸発器と空調コンプレッサを備
えた自動車の空調装置のための、蒸発器の着氷を防止す
る運転方法において、蒸発器温度に比例する量T v と、
その瞬間に要求される冷却能力に比例する量Ta ;
Ta1,Ta2が検出される。そして、空調コンプレッサの
始動および停止が蒸発器温度に比例する量Tv;Tein ,
Taus と、その瞬間に要求される冷却能力に比例する
量Ta ;Ta1,Ta2に依存して行われる。設定された特
に平均の蒸発器温度Tsollが達成されるように、空調コ
ンプレッサの始動および停止が行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却媒体蒸発器と
空調コンプレッサを備えた自動車の空調装置のための、
蒸発器の着氷を防止する運転方法に関する。
空調コンプレッサを備えた自動車の空調装置のための、
蒸発器の着氷を防止する運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の運転方法は例えばドイツ連邦共
和国特許出願公開第4102485号公報によって知ら
れている。冷媒が流通する車両空調装置の蒸発器には、
公知のごとく湿気が結露する。この湿気は蒸発器を流通
する空気流に含まれている。蒸発器を流通する空気の温
度が、低い周囲温度に基づいて、水の氷点に近づくと、
公知の車両空調装置では冷媒回路、特に空調コンプレッ
サは、空調装置の動作性を損なう蒸発器の着氷を防止す
るために、適当な温度スイッチまたはセンサによって停
止させられる。蒸発器着氷を防止するために、冷媒回路
を保持しながら、蒸発器に熱を供給することがドイツ連
邦共和国特許出願公開第4102485号公報によって
知られている。そのために、特殊な加熱要素を配置する
ためあるいは温かい空気流を発生するための特別な装置
が必要である。
和国特許出願公開第4102485号公報によって知ら
れている。冷媒が流通する車両空調装置の蒸発器には、
公知のごとく湿気が結露する。この湿気は蒸発器を流通
する空気流に含まれている。蒸発器を流通する空気の温
度が、低い周囲温度に基づいて、水の氷点に近づくと、
公知の車両空調装置では冷媒回路、特に空調コンプレッ
サは、空調装置の動作性を損なう蒸発器の着氷を防止す
るために、適当な温度スイッチまたはセンサによって停
止させられる。蒸発器着氷を防止するために、冷媒回路
を保持しながら、蒸発器に熱を供給することがドイツ連
邦共和国特許出願公開第4102485号公報によって
知られている。そのために、特殊な加熱要素を配置する
ためあるいは温かい空気流を発生するための特別な装置
が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、既存
の空調装置において付加的な装置を設けないで、蒸発器
の着氷を確実に防止するように、冒頭に述べた種類の運
転方法を改良することである。
の空調装置において付加的な装置を設けないで、蒸発器
の着氷を確実に防止するように、冒頭に述べた種類の運
転方法を改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、蒸発器温度
に比例する量と、その瞬間に要求される冷却能力に比例
する量が検出され、空調コンプレッサの始動および停止
が蒸発器温度に比例する量と、その瞬間に要求される冷
却能力に比例する量に依存して行われることによって解
決される。
に比例する量と、その瞬間に要求される冷却能力に比例
する量が検出され、空調コンプレッサの始動および停止
が蒸発器温度に比例する量と、その瞬間に要求される冷
却能力に比例する量に依存して行われることによって解
決される。
【0005】本発明では、蒸発器温度に比例する量、特
に蒸発器温度自体と、その瞬間に要求される冷却能力に
比例する量、特に外気温度が検出される。この両量に依
存して、空調コンプレッサまたは冷媒回路の始動および
停止が行われる。
に蒸発器温度自体と、その瞬間に要求される冷却能力に
比例する量、特に外気温度が検出される。この両量に依
存して、空調コンプレッサまたは冷媒回路の始動および
停止が行われる。
【0006】この場合特に、空調コンプレッサの始動お
よび停止はその都度蒸発器温度閾値に依存して行われ
る。この蒸発器温度閾値はその瞬間に要求される冷却能
力に比例する量に依存して動的に変化し、空調装置のそ
の都度の運転条件に適合させられる。これは、空調コン
プレッサの始動閾値と停止閾値が冷却能力に適応して決
定されることを意味する。これとは異なり、設定された
一定の蒸発器温度値のための始動閾値と停止閾値だけが
設けられたシステムが知られている。この公知のシステ
ムの場合には、蒸発器の着氷を防止するように、始動閾
値と停止閾値が選定されるが、冷却負荷が大きい場合に
は、蒸発器の冷却ポテンシャルは完全に利用されない。
なぜならこの場合、着氷の危険なしに、低い蒸発器温度
が許容されるからである。
よび停止はその都度蒸発器温度閾値に依存して行われ
る。この蒸発器温度閾値はその瞬間に要求される冷却能
力に比例する量に依存して動的に変化し、空調装置のそ
の都度の運転条件に適合させられる。これは、空調コン
プレッサの始動閾値と停止閾値が冷却能力に適応して決
定されることを意味する。これとは異なり、設定された
一定の蒸発器温度値のための始動閾値と停止閾値だけが
設けられたシステムが知られている。この公知のシステ
ムの場合には、蒸発器の着氷を防止するように、始動閾
値と停止閾値が選定されるが、冷却負荷が大きい場合に
は、蒸発器の冷却ポテンシャルは完全に利用されない。
なぜならこの場合、着氷の危険なしに、低い蒸発器温度
が許容されるからである。
【0007】従って、本発明の運転方法により、蒸発器
の着氷が簡単かつ低コストで防止されるだけでなく、特
に外気温度が高い場合、すなわち冷却負荷が大きい場合
に、蒸発器の冷却ポテンシャルが最適に利用される。
の着氷が簡単かつ低コストで防止されるだけでなく、特
に外気温度が高い場合、すなわち冷却負荷が大きい場合
に、蒸発器の冷却ポテンシャルが最適に利用される。
【0008】本発明の有利な実施形は請求項2の対象と
なっている。この場合、設定された特に平均の蒸発器温
度が達成されるように、空調コンプレッサの始動および
停止が行われる。この制御により、設定された始動閾値
と停止閾値が一定であるときに、蒸発器の着氷を防止す
るために生じる欠点、すなわち冷却能力が小さいとき、
すなわち着氷の危険が大きいときに、冷たい方への蒸発
器温度の強い基線行き過ぎが発生し、冷却能力が大きい
ときに、すなわち外気温度が高いときに、温かい方への
蒸発器温度の強い基線行き過ぎが発生するという欠点が
除去される。この大きな温度変化は車両室内の温度調節
に不利に作用し、不快にする。従って、設定される蒸発
器温度の本発明による調節により、車両室内の温度調節
も改善される。
なっている。この場合、設定された特に平均の蒸発器温
度が達成されるように、空調コンプレッサの始動および
停止が行われる。この制御により、設定された始動閾値
と停止閾値が一定であるときに、蒸発器の着氷を防止す
るために生じる欠点、すなわち冷却能力が小さいとき、
すなわち着氷の危険が大きいときに、冷たい方への蒸発
器温度の強い基線行き過ぎが発生し、冷却能力が大きい
ときに、すなわち外気温度が高いときに、温かい方への
蒸発器温度の強い基線行き過ぎが発生するという欠点が
除去される。この大きな温度変化は車両室内の温度調節
に不利に作用し、不快にする。従って、設定される蒸発
器温度の本発明による調節により、車両室内の温度調節
も改善される。
【0009】本発明の他の有利な実施形は請求項3の対
象となっている。各々の切り換えの間の設定された最短
時間、すなわち空調コンプレッサの作動状態から停止状
態への切り換えと停止状態から作動状態への切り換えの
間の最短時間を下回らないように、空調コンプレッサの
始動および停止が行われる。
象となっている。各々の切り換えの間の設定された最短
時間、すなわち空調コンプレッサの作動状態から停止状
態への切り換えと停止状態から作動状態への切り換えの
間の最短時間を下回らないように、空調コンプレッサの
始動および停止が行われる。
【0010】この本発明による実施形により、内燃機関
の妨害音または不快な回転数変化を生じる空調コンプレ
ッサの頻繁なタクト、すなわち始動および停止が防止さ
れる。
の妨害音または不快な回転数変化を生じる空調コンプレ
ッサの頻繁なタクト、すなわち始動および停止が防止さ
れる。
【0011】要約すると、本発明により、蒸発器の着氷
を簡単に防止し、蒸発器の冷却ポテンシャルを完全に利
用し、車両の全体の快適性を高める空調装置用運転方法
が提供される。
を簡単に防止し、蒸発器の冷却ポテンシャルを完全に利
用し、車両の全体の快適性を高める空調装置用運転方法
が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】図には、本発明の実施の形態が示
してある。図1の横軸には時間tが、縦軸にはその瞬間
に、すなわちそのときどきに検出された蒸発器温度Tv
が記入してある。図1のグラフには、規定された一定の
始動−蒸発器温度Tein のときのコンプレッサの設定さ
れた一定の連結(始動)閾値と、規定された一定の停止
−蒸発器温度Taus のときのコンプレッサのための設定
された一定の切り離し(停止)閾値が記入されている。
してある。図1の横軸には時間tが、縦軸にはその瞬間
に、すなわちそのときどきに検出された蒸発器温度Tv
が記入してある。図1のグラフには、規定された一定の
始動−蒸発器温度Tein のときのコンプレッサの設定さ
れた一定の連結(始動)閾値と、規定された一定の停止
−蒸発器温度Taus のときのコンプレッサのための設定
された一定の切り離し(停止)閾値が記入されている。
【0013】図1のグラフの左側の範囲には、冷却能力
が小さい第1の状態F1が示してある。この小さな冷却
能力では、例えば外気温度が低く、空気流量が少ないと
きに要求される例えば空調コンプレッサが停止している
と、始動−蒸発器温度Teinに達するまで、実際の蒸発
器温度Tv は上昇する。その後で、状態F1に相応して
外気温度が低いときには、冷媒回路による冷却によって
実際の蒸発器温度Tvがほとんど遅れることなく低下す
る。そして実際の蒸発器温度Tv が停止−蒸発器温度T
aus を下回ると、空調コンプレッサは再び停止される。
そして、空調コンプレッサの停止過程の後で実際の蒸発
器温度Tv が遅れて再び上昇する前に、状態F1の低い
外気温度によって、冷たい方向への実際の蒸発器温度T
v の強い基線行き過ぎが発生する。状態F1、すなわち
要求される冷却能力が小さい場合あるいは外気温度が低
くおよびまたは空気流量が少ない場合、停止−蒸発器温
度Taus よりも低い平均蒸発器温度Tm1が生ずる。
が小さい第1の状態F1が示してある。この小さな冷却
能力では、例えば外気温度が低く、空気流量が少ないと
きに要求される例えば空調コンプレッサが停止している
と、始動−蒸発器温度Teinに達するまで、実際の蒸発
器温度Tv は上昇する。その後で、状態F1に相応して
外気温度が低いときには、冷媒回路による冷却によって
実際の蒸発器温度Tvがほとんど遅れることなく低下す
る。そして実際の蒸発器温度Tv が停止−蒸発器温度T
aus を下回ると、空調コンプレッサは再び停止される。
そして、空調コンプレッサの停止過程の後で実際の蒸発
器温度Tv が遅れて再び上昇する前に、状態F1の低い
外気温度によって、冷たい方向への実際の蒸発器温度T
v の強い基線行き過ぎが発生する。状態F1、すなわち
要求される冷却能力が小さい場合あるいは外気温度が低
くおよびまたは空気流量が少ない場合、停止−蒸発器温
度Taus よりも低い平均蒸発器温度Tm1が生ずる。
【0014】図1のグラフの右側の範囲には状態F2が
示してある。この状態では、特に高い外気温度およびま
たは多い空気流量に基づいて、大きな冷却能力が要求さ
れる。始動−蒸発器温度Tein と停止−蒸発器温度T
aus は冷却能力とは無関係に一定である。空調コンプレ
ッサの始動状態では、実施の蒸発器温度Tv の推移が始
まる。空調コンプレッサは実際の蒸発器温度Tv が上側
から停止−蒸発器温度T aus に達するまで作動する。そ
して、空調コンプレッサは停止し、実際の蒸発器温度T
v はほとんど遅れなしに上昇する。その後で、始動−蒸
発器温度Tein に達すると、空調コンプレッサは再び停
止する。この状態F2では、すなわち外気温度が高い場
合、特に温かい方向への蒸発器温度Tv の基線行き過ぎ
が発生し、それによって、平均蒸発器温度Tm2は始動−
蒸発器温度Tein よりもはるかに高い。これは、状態F
2では蒸発器の冷却ポテンシャルが完全に利用されない
ことを意味する。なぜなら、この状態では、着氷の危険
なしに低い蒸発器温度Tv が許容されるからである。図
1に示した技術水準のこの欠点を防止するために、本発
明では、例えば図2に示した運転方法が用いられる。
示してある。この状態では、特に高い外気温度およびま
たは多い空気流量に基づいて、大きな冷却能力が要求さ
れる。始動−蒸発器温度Tein と停止−蒸発器温度T
aus は冷却能力とは無関係に一定である。空調コンプレ
ッサの始動状態では、実施の蒸発器温度Tv の推移が始
まる。空調コンプレッサは実際の蒸発器温度Tv が上側
から停止−蒸発器温度T aus に達するまで作動する。そ
して、空調コンプレッサは停止し、実際の蒸発器温度T
v はほとんど遅れなしに上昇する。その後で、始動−蒸
発器温度Tein に達すると、空調コンプレッサは再び停
止する。この状態F2では、すなわち外気温度が高い場
合、特に温かい方向への蒸発器温度Tv の基線行き過ぎ
が発生し、それによって、平均蒸発器温度Tm2は始動−
蒸発器温度Tein よりもはるかに高い。これは、状態F
2では蒸発器の冷却ポテンシャルが完全に利用されない
ことを意味する。なぜなら、この状態では、着氷の危険
なしに低い蒸発器温度Tv が許容されるからである。図
1に示した技術水準のこの欠点を防止するために、本発
明では、例えば図2に示した運転方法が用いられる。
【0015】図2において、図1と一致する量について
は同じ参照符号がつけてある。図2のグラフの左側の範
囲では、運転条件が状態F3で示してある。この運転条
件では、小さな冷却能力が要求される。なぜなら、特に
外気温度が低く、空気流量が少ないからである。図2で
は更に、外気温度Ta がその瞬間に要求される冷却能力
に比例する量として検出される。状態F3では外気温度
Ta1が低い。始動−蒸発器温度Tein と停止−蒸発器温
度Taus はその瞬間に検出される外気温度Ta1に相応し
て適応動的に決定される。更に、平均の目標−蒸発器温
度Tsollが記入されている。この平均の目標−蒸発器温
度は本発明に従い、少なくともほとんど一定に保持され
る。空調コンプレッサの始動および停止は始動−蒸発器
温度Tei n と停止−蒸発器温度Taus に相応して行われ
る。しかし、この蒸発器温度は外気温度Ta1と設定され
た平均の目標−蒸発器温度Tsollに依存して可変調節可
能である。
は同じ参照符号がつけてある。図2のグラフの左側の範
囲では、運転条件が状態F3で示してある。この運転条
件では、小さな冷却能力が要求される。なぜなら、特に
外気温度が低く、空気流量が少ないからである。図2で
は更に、外気温度Ta がその瞬間に要求される冷却能力
に比例する量として検出される。状態F3では外気温度
Ta1が低い。始動−蒸発器温度Tein と停止−蒸発器温
度Taus はその瞬間に検出される外気温度Ta1に相応し
て適応動的に決定される。更に、平均の目標−蒸発器温
度Tsollが記入されている。この平均の目標−蒸発器温
度は本発明に従い、少なくともほとんど一定に保持され
る。空調コンプレッサの始動および停止は始動−蒸発器
温度Tei n と停止−蒸発器温度Taus に相応して行われ
る。しかし、この蒸発器温度は外気温度Ta1と設定され
た平均の目標−蒸発器温度Tsollに依存して可変調節可
能である。
【0016】図2の右側の範囲の状態F4では高い冷却
能力が要求される。状態F4での外気温度Ta2は状態F
3の外気温度Ta1よりも高い。この高い外気温度T
a2と、同じように設定された平均の目標−蒸発器温度T
sollに相応して、新しい始動−蒸発器温度Tein と停止
−蒸発器温度Taus が設定される。本発明の他の実施形
では更に、特に始動時点te とそれに続く停止時点ta
の間で設定された最短時間tmin を下回らないように、
空調コンプレッサの始動および停止の頻度が左右され
る。
能力が要求される。状態F4での外気温度Ta2は状態F
3の外気温度Ta1よりも高い。この高い外気温度T
a2と、同じように設定された平均の目標−蒸発器温度T
sollに相応して、新しい始動−蒸発器温度Tein と停止
−蒸発器温度Taus が設定される。本発明の他の実施形
では更に、特に始動時点te とそれに続く停止時点ta
の間で設定された最短時間tmin を下回らないように、
空調コンプレッサの始動および停止の頻度が左右され
る。
【0017】図2の本発明による実施の形態により、蒸
発器着氷を防止する最適な運転方法が提供され、蒸発器
の冷却ポテンシャルが最適に利用され、更に普遍的な走
行快適性を維持する。
発器着氷を防止する最適な運転方法が提供され、蒸発器
の冷却ポテンシャルが最適に利用され、更に普遍的な走
行快適性を維持する。
【図1】技術水準による蒸発器着氷を防止する運転方法
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図2】本発明による蒸発器着氷を防止する運転方法を
示すグラフである。
示すグラフである。
Tv 蒸発器温度に比例する量(実
際の蒸発器温度) Ta ;Ta1,Ta2 その瞬間に要求される冷却能
力に比例する量(外気温度) Tein , Taus 空調コンプレッサの始動およ
び停止が蒸発器温度に比例する量(始動および停止−蒸
発器温度) Tsoll 平均の目標−蒸発器温度
際の蒸発器温度) Ta ;Ta1,Ta2 その瞬間に要求される冷却能
力に比例する量(外気温度) Tein , Taus 空調コンプレッサの始動およ
び停止が蒸発器温度に比例する量(始動および停止−蒸
発器温度) Tsoll 平均の目標−蒸発器温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンラート ツィムニィ ドイツ連邦共和国 デー・85419 マウエ ルン ウォーラースドルフ 5
Claims (3)
- 【請求項1】 冷却媒体蒸発器と空調コンプレッサを備
えた自動車の空調装置のための、蒸発器の着氷を防止す
る運転方法において、蒸発器温度に比例する量(Tv )
と、その瞬間に要求される冷却能力に比例する量
(Ta ;Ta1,Ta2)が検出され、空調コンプレッサの
始動および停止が蒸発器温度に比例する量(Tv ;T
ein , Taus )と、その瞬間に要求される冷却能力に比
例する量(Ta;Ta1,Ta2)に依存して行われること
を特徴とする運転方法。 - 【請求項2】 設定された特に平均の蒸発器温度(T
soll)が達成されるように、空調コンプレッサの始動お
よび停止が行われることを特徴とする請求項1記載の運
転方法。 - 【請求項3】 各々の切り換えの間の設定された最短時
間(tmin )を下回らないように、空調コンプレッサの
始動および停止が行われることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の運転方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19522666:6 | 1995-06-22 | ||
DE1995122666 DE19522666A1 (de) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | Betriebsverfahren zur Vermeidung einer Verdampfervereisung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH092054A true JPH092054A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=7764975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16177096A Pending JPH092054A (ja) | 1995-06-22 | 1996-06-21 | 蒸発器の着氷を防止する運転方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0749858A3 (ja) |
JP (1) | JPH092054A (ja) |
DE (1) | DE19522666A1 (ja) |
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US6161393A (en) * | 1998-02-14 | 2000-12-19 | Bascobert; Rene F | Control system for mobile air conditioning apparatus |
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DE102010038682B4 (de) | 2010-07-30 | 2022-04-28 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Steuerung einer Heiz-Klimaanlage in einem Fahrzeug |
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