JPH09204873A - ヒュージブルリンク用ブロック - Google Patents

ヒュージブルリンク用ブロック

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Publication number
JPH09204873A
JPH09204873A JP1301296A JP1301296A JPH09204873A JP H09204873 A JPH09204873 A JP H09204873A JP 1301296 A JP1301296 A JP 1301296A JP 1301296 A JP1301296 A JP 1301296A JP H09204873 A JPH09204873 A JP H09204873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fusible link
cover
cassette holder
block
block cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP1301296A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ono
修司 小野
Aiko Okamoto
愛子 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP1301296A priority Critical patent/JPH09204873A/ja
Publication of JPH09204873A publication Critical patent/JPH09204873A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い強度が得られ、その結果放熱用及び視認
用孔の形成が可能となるヒュージブルリンク用ブロック
を得、放熱性、視認容易性の向上を図る。 【解決手段】 ヒュージブルリンクを装着するヒュージ
ブルリンク用ブロック31において、ヒュージブルリン
クが装着されるカセットホルダー35と、車体側に固定
されカセットホルダー35の装着されるホルダー収容部
37が形成されるとともに装着されたカセットホルダー
35のヒュージブルリンク溶断部と対応する位置に視認
用及び放熱用の孔41が形成されるブロックカバー33
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載さ
れ、複数のヒュージブルリンクを内装するヒュージブル
リンク用ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】車両等には、ヒュージブルリンクを内装
するヒューズボックスが搭載される。図5は従来のヒュ
ーズボックスを示す分解斜視図である。ヒューズボック
ス1のボックス本体3には、複数のヒュージブルリンク
5を収容するキャビティ(収容部)7が形成されてい
る。ボックス本体3にはバスバー9が内設され、バスバ
ー9には例えば図示しないバッテリーからの電線11が
接続される。また、ボックス本体3には図示しない電装
品からの電線13が端子15を介して接続される。ボッ
クス本体3の上面にはキャビティ7の開口部が形成さ
れ、ヒュージブルリンク5はこの開口部からキャビティ
7に挿入されてバスバー9、端子15と接続される。
【0003】ボックス本体3の上部には、カバー19が
着脱自在に設けられ、カバー19はロック手段21によ
りボックス本体3に固定される。ボックス本体3は、ボ
ルト孔の形成された固定部23を介して、図示しない車
体側に取り付けられる。
【0004】従って、ヒュージブルリンク5が装着され
て、車体に固定されたボックス本体3は、カバー19が
固定されることにより、ヒュージブルリンク5が覆わ
れ、ヒュージブルリンク5と近接する他部品との接触が
防止されることとなる。これにより、発熱したヒュージ
ブルリンク5が、他部品と接触することにより生じる異
臭や発火等を防止することができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ヒューズボックス1では、キャビティ7に装着されたヒ
ュージブルリンク5を、覆うようにカバー19が取り付
けられるため、ヒュージブルリンク5の着脱が行えるよ
うに、ボックス本体3とカバー19を別体で形成する
か、或いはボックス本体3にヒンジ等を介してカバー1
9を開閉自在に設けなければならなかった。そして、カ
バー19を閉めれば、ヒュージブルリンク5が密閉状態
となって、ヒュージブルリンク5の発熱により内部が高
温となる問題があった。これに対して、放熱用の孔をカ
バー19に穿設することも考えられるが、カバー19が
ボックス本体3と別体で形成されているため、複数の孔
を形成すれば、カバー19の強度が大幅に低下し、その
結果、変形によりボックス本体3へのカバー19の取付
けが困難となる問題が生じた。また、このような理由か
ら、ヒュージブルリンク5の溶断部を視認するための孔
も同様に形成することができず、溶断部の視認の際に
は、その都度、カバー19を開かなければならなかっ
た。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、高い強
度が得られ、放熱用及び視認用孔の形成が可能となるヒ
ュージブルリンク用ブロックを提供し、放熱性、視認容
易性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るヒュージブルリンク用ブロックの構成
は、ヒュージブルリンクが装着されるカセットホルダー
と、車体側に固定され該カセットホルダーの装着される
ホルダー収容部が形成されるとともに装着された該カセ
ットホルダーのヒュージブルリンク溶断部と対応する位
置に視認用及び放熱用の孔が形成されるブロックカバー
とを具備するものである。また、ヒュージブルリンク用
ブロックは、前記ブロックカバーのホルダー収容部に車
体側からの電線と接続される弾性接点を設け、前記カセ
ットホルダーを前記ホルダー収容部に装着した状態で該
弾性接点と接触する接触片を前記カセットホルダーに設
け、該接触片を前記ヒュージブルリンクの電極に導通さ
せたものであってもよい。
【0007】このように構成されるヒュージブルリンク
用ブロックでは、車体に固定されたブロックカバーに対
して、ヒュージブルリンクの装着されたカセットホルダ
ーが装着自在に設けられる。そして、ブロックカバー
は、従来別体で形成されていたカバー部とボックス本体
とが一体で形成されたものとなるため、強度を高めるこ
とができるようになり、放熱用、視認用の孔の形成が可
能となる。また、ブロックカバーに車体側からの電線と
接続される弾性接点を設け、カセットホルダーにこの弾
性接点と接触する接触片を設けたヒュージブルリンク用
ブロックでは、カセットホルダーをブロックカバーに装
着することで、電線とヒュージブルリンクとが弾性接点
及び接触片を介して導通され、カセットホルダーを車体
側から分離して取り外すことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るヒュージブル
リンク用ブロックの好適な実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明によるヒュージブルリン
ク用ブロックの分解正面図、図2は図1に示すブロック
カバーの平面図、図3はカセットホルダーが装着された
ヒュージブルリンク用ブロックの正面図、図4は図3の
平面図である。本発明によるヒュージブルリンク用ブロ
ック31は、ブロックカバー33と、このブロックカバ
ー33に装着されるカセットホルダー35とからなる。
【0009】ブロックカバー33は、例えばナイロン等
の耐熱性を有する合成樹脂により一体成形される。ブロ
ックカバー33の内部にはカセットホルダー35の装着
されるホルダー収容部37が形成され、ホルダー収容部
37は例えばブロックカバー33の下面で開口される。
ブロックカバー33の上面には図2に示す格子状のカバ
ー部39が一体成形されている。カバー部39は、格子
の間隙が孔部となって開口する。この孔部は、ホルダー
収容部37を外部へ連通させる放熱用及び視認用の孔4
1となる。
【0010】ブロックカバー33のホルダー収容部37
内には、係止部を有する弾性係止手段43が設けられ、
弾性係止手段43は解除部がブロックカバー33の外部
に露出されている。ブロックカバー33の外部にはボル
ト挿通孔の穿設された固定部45が形成され、ブロック
カバー33はこの固定部45を介して一端側が車体に固
定できるようになっている。従って、一端側が固定され
たブロックカバー33は、ホルダー収容部37の下面が
開口状態となって車体側に取り付けられる。
【0011】一方、このブロックカバー33に装着され
るカセットホルダー35の上面には、ヒュージブルリン
ク5(図3参照)が装着される複数のキャビティー49
が並列して形成されている。ヒュージブルリンク5は、
キャビティー49に装着されることで、溶断部5aが上
部に露出された状態で配置される。カセットホルダー3
5にはヒュージブルリンク5の電極に接触する図示しな
いバスバー及び端子が内設され、これらバスバー及び端
子はカセットホルダー35から導出される図示しない電
線によりバッテリー或いは電装品等へと接続される。
【0012】カセットホルダー35の一端側の外壁に
は、係止突起51が設けられ、係止突起51はブロック
カバー33のホルダー収容部37に形成された上述の弾
性係止手段43に係止可能となる。また、カセットホル
ダー35の他端側の外壁には、案内レール53が設けら
れ、案内レール53はブロックカバー33のホルダー収
容部37に形成された案内溝55に挿入される。
【0013】このように構成されるヒュージブルリンク
用ブロック31は、カセットホルダー35の装着された
ブロックカバー33、又はブロックカバー33のみが固
定部45を介して車体へ固定される。ブロックカバー3
3は、ホルダー収容部37が下面で開口することによ
り、車体に固定された後においても、カセットホルダー
35の着脱が自在に行えるようになる。
【0014】ヒュージブルリンク5は、カセットホルダ
ー35の上面に並列した状態で装着され、カセットホル
ダー35ごとブロックカバー33の下面から装着され
る。ブロックカバー33に装着されたカセットホルダー
35は、係止突起51が弾性係止手段43に係止してブ
ロックカバー33からの脱落が阻止され、ブロックカバ
ー33内に保持される。
【0015】カセットホルダー35がブロックカバー3
3内に保持された状態において、カセットホルダー35
に装着されたヒュージブルリンク5は、それぞれが孔4
1の底部に配置されることとなる。これにより、ヒュー
ジブルリンク5の発熱が、孔41を介して外部へ排出さ
れることとなる。また、ヒュージブルリンク5は、溶断
部5a(図4参照)が、この孔41を介してブロックカ
バー33の上部から視認可能となる。
【0016】ヒュージブルリンク5の交換は、弾性係止
手段43を解除することで、カセットホルダー35をブ
ロックカバー33の下面側から脱着し、取り出されたカ
セットホルダー35のヒュージブルリンク5を交換した
後、再びカセットホルダー35をブロックカバー33に
装着することで行われる。
【0017】このように、上述したヒュージブルリンク
用ブロック31によれば、ヒュージブルリンク5をカセ
ットホルダー35に装着し、このカセットホルダー35
を、車体側に固定したブロックカバー33に装着する構
造としたので、従来、別体で形成されていたボックス本
体3(図5参照)とカバー19(図5参照)とを一体で
形成することが可能となり、カバー19の強度を大幅に
向上させることができ、この結果、放熱用及び溶断部視
認用の複数の孔41を形成することができるようにな
る。
【0018】また、放熱用及び溶断部視認用の孔41
は、格子状のカバー部39により包囲されるため、隣接
する他部品とヒュージブルリンク5との接触が防止で
き、発熱したヒュージブルリンク5に接触することによ
る異臭、発火の発生を確実に防止することができる。
【0019】そして、放熱用及び溶断部視認用の孔41
が設けられることにより、ブロックカバー33内の熱を
外部へ効果的に放出することができるようになるととも
に、ヒュージブルリンク5の溶断部5aの確認も、カバ
ー等を開くことなく行えるようになる。
【0020】更に、本実施の形態によるヒュージブルリ
ンク用ブロック31では、ヒュージブルリンク5を装着
したカセットホルダー35が、車体に固定されたブロッ
クカバー33から着脱自在となるため、例えばヒュージ
ブルリンク用ブロック31が車室内の奥方に取付けられ
た場合であっても、カセットホルダー35を脱着して手
元に引き寄せることで、任意な方向から容易にヒュージ
ブルリンク5の交換を行うことができる。
【0021】なお、上述した実施の形態では、カセット
ホルダー35をブロックカバー33の下面側から装着す
ることとしたが、カセットホルダー35は、ブロックカ
バー33の側面から装着されるものであってもよい。こ
の場合においても、孔41は、ヒュージブルリンク5の
溶断部5aに対応する位置でブロックカバー33に形成
されることは言うまでもない。
【0022】また、上述した実施の形態では、カセット
ホルダー35にバスバー及び端子等を内設し、これらバ
スバー及び端子に電線を接続してバッテリー或いは電装
品と導通を図ることとしたが、本発明によるヒュージブ
ルリンク用ブロック31は、バッテリー或いは電装品と
接続される電線をブロックカバー33側に配線し、これ
ら電線と導通する弾性接点をブロックカバー33のホル
ダー収容部37に設ける一方、ヒュージブルリンク5の
電極に導通する接触片をカセットホルダー35の外面に
設け、カセットホルダー35をブロックカバー33に装
着することで、これら電線とヒュージブルリンク5と
を、上述の弾性接点及び接触片を介して導通させるもの
であってもよい。このような構造とすれば、カセットホ
ルダー35に電線を接続する必要がなくなり、カセット
ホルダー35を車体側から分離して取り外すことが可能
となり、ヒュージブルリンク5の視認及び交換作業を更
に容易に行うことができるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るヒュージブルリンク用ブロックによれば、ヒュージブ
ルリンクをカセットホルダーに装着し、このカセットホ
ルダーを車体側に固定されるブロックカバーに装着する
構造としたので、従来、別体で形成されていたボックス
本体とカバーとを一体で形成することが可能となり、カ
バーの強度を大幅に向上させることができる。この結
果、放熱用及び溶断部視認用の複数の孔を形成すること
ができるようになる。また、ホルダー収容部に電線と接
続される弾性接点を設け、この弾性接点と接触する接触
片をカセットホルダーに設ければ、カセットホルダーに
電線を接続する必要がなくなるため、カセットホルダー
を車体側から分離して取り外すことが可能となり、ヒュ
ージブルリンクの視認及び交換作業を極めて容易に行う
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒュージブルリンク用ブロックの
分解正面図である。
【図2】図1に示すブロックカバーの平面図である。
【図3】カセットホルダーが装着されたヒュージブルリ
ンク用ブロックの正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】従来のヒューズボックスを示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
5 ヒュージブルリンク 5a 溶断部 31 ヒュージブルリンク用ブロック 33 ブロックカバー 35 カセットホルダー 37 ホルダー収容部 41 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒュージブルリンクが装着されるカセッ
    トホルダーと、 車体側に固定され該カセットホルダーの装着されるホル
    ダー収容部が形成されるとともに装着された該カセット
    ホルダーのヒュージブルリンク溶断部と対応する位置に
    視認用及び放熱用の孔が形成されるブロックカバーとを
    具備したことを特徴とするヒュージブルリンク用ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】 前記ブロックカバーのホルダー収容部に
    車体側からの電線と接続される弾性接点を設け、前記カ
    セットホルダーを前記ホルダー収容部に装着した状態で
    該弾性接点と接触する接触片を前記カセットホルダーに
    設け、該接触片を前記ヒュージブルリンクの電極に導通
    させたことを特徴とする請求項1記載のヒュージブルリ
    ンク用ブロック。
JP1301296A 1996-01-29 1996-01-29 ヒュージブルリンク用ブロック Pending JPH09204873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1301296A JPH09204873A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 ヒュージブルリンク用ブロック

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1301296A JPH09204873A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 ヒュージブルリンク用ブロック

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JPH09204873A true JPH09204873A (ja) 1997-08-05

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ID=11821259

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JP1301296A Pending JPH09204873A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 ヒュージブルリンク用ブロック

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