JPH09204872A - ヒユーズの二次短絡防止機構 - Google Patents

ヒユーズの二次短絡防止機構

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JPH09204872A
JPH09204872A JP31202996A JP31202996A JPH09204872A JP H09204872 A JPH09204872 A JP H09204872A JP 31202996 A JP31202996 A JP 31202996A JP 31202996 A JP31202996 A JP 31202996A JP H09204872 A JPH09204872 A JP H09204872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶断部の溶断後の保持片相互の接触による二
次短絡事故の発生を簡単な構造によつて防止し得るよう
にしたヒユーズの二次短絡防止機構を提供することにあ
る。 【解決手段】 ヒユーズの二次短絡防止機構は長手方向
一端が雄端子部40と係合して電気接続される雄端子受
容部12を形成し、他端16がもう一方の他端16と接
続してヒユーズ溶断部17を形成する1対の雌端子部材
20と、前記雌端子部を収容するとともにこれらの雌端
子部を左右に離置するために垂直方向に延びる絶縁隔壁
34を備えたハウジング31とから構成される。それぞ
れの雄端子受容部12には長手方向に沿って上下2箇所
に段違いに対向して隆起する押圧接触部41:42が設
けられ、上方の押圧接触部分41がそれぞれ前記絶縁隔
壁34に対向して突出しかつ弾性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の電気回
路に用いられるヒユーズの二次短絡防止機構に関し、と
くに溶断部が溶断した後に、該溶断部を保持する各保持
片相互の接触により二次短絡を防止するための改良され
たヒユーズの二次短絡防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のワイヤーハーネス接続用コネ
クタに適用される一般的なヒユーズの概要構成を図8、
図9および図10に基づいて説明する。ヒユーズ50
は、所要形状に形成されたヒユージブルリンク51と、
該ヒユージブルリンク51を内部に組み込むとともに、
図示しない高密度多極コネクタに着脱自在に装着して端
子接続を可能にした絶縁製のハウジング61とによつて
構成される。
【0003】このヒユージブルリンク51は、対向する
1対の雌端子部52,52を有し、該各雌端子部52の
非対向面側にそれぞれの各係止片53が切り起こされて
いる。そして、れらの各非対向面側から比較的細い幅で
上方に延出されたそれぞれの各保持片54を屈曲して相
互に連結させ、該連結部分の中間部に許容溶断容量に見
合った細い幅に設定される溶断部55が形成されてい
る。
【0004】このハウジング61は、相互に対向する一
方の内壁面の下半部側で、各雌端子部52を受容するた
めに絶縁隔壁64によつて区分され、それぞれに雄端子
への挿入開口63を備えた1対の端子収納部62,62
と、各係止片53を係止させるための係止溝65がそれ
ぞれ形成されている。
【0005】また、該内壁面の上半部側には、溶断室6
6内で、各係止片53を案内するための突出端部が傾斜
面67aにて形成された1対のガイド溝67,67を形
成してあり、上部開口には、蓋部材68が嵌挿されてい
る。
【0006】このハウジング61に対するヒユージブル
リンク51の組み込みは、適当な挿入治具等を用いてハ
ウジング61の上方開口側から、ヒユージルリンク51
の各係止片53を各ガイド溝67に沿わせて押し込ん
で、該ハウジング61内にヒユージブルリンク51を組
み込んでいる。即ち、このように押し込むことで、1対
の雌端子部52,52が正しい姿勢で対応する各端子収
納部62内に臨ませられる。
【0007】次に、挿入操作の進行に伴って各係止片5
3が各傾斜面67aによつて内側へ押圧蓄勢される。そ
の後、各雌端子部52が各端子収納部62内にそれぞれ
受容された時点では、各係止片53が押圧状態から復元
し、各係止溝65内に係止されて組み込みを完了する。
【0008】上記構成によるヒユーズ50は、図示しな
い高密度多極コネクタの装着部内に突出されている各雄
端子部に対して挿入開口63を通して各雌端子部52が
嵌挿される。この使用状態で、付帯する回路装置に許容
値以上の電流が流れたときには、溶断部55がジユール
熱によつて融解され、回路を絶って装置の安全性を確保
するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のヒユーズ50の場合には、自動車等のように極めて
振動、衝撃等の激しい場所で使用されると、溶断部55
の融解後に、図10に示されるごとく、該溶断部55の
融解によつて支えを失った各支持片54が、振動或いは
衝撃等で互いに内方に傾いて図10のa−bにおいて再
度接触する恐れがあり、これらが互いに接触して二次短
絡事故を発生することになる。
【0010】このような二次短絡事故の発生を防止する
ために、例えば、実開昭64−33146号等に開示さ
れているようなヒユーズが提案されている。しかし、こ
のヒユーズに係る二次短絡防止構造は、その構成が比較
的複雑であり、信頼性およびコスト面で課題を残してい
る。
【0011】本発明の目的は、上記従来の課題を解消す
るためになされたものであり、溶断部の溶断後の保持片
相互の接触による二次短絡事故の発生を簡単な構造によ
つて防止し得るようにしたヒユーズの二次短絡防止機構
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、本
発明の第1の構成である、長手方向一端が雄端子部と係
合して電気接続される雄端子受容部を形成し、他端が可
溶導体によりもう一方の他端と接続してヒユーズ溶断部
を形成する1対の雌端子部と、これらの雌端子部を収容
するとともに前記雌端子部を遊嵌状態で左右に離置する
ために垂直方向に延びる絶縁隔壁を備えたハウジングと
から構成され、それぞれの雄端子受容部が長手方向に沿
って上下2箇所で段違いに対向して隆起する押圧接触部
分を有し、上方の押圧接触部分がそれぞれ前記絶縁隔壁
に向けられており、かつ少なくとも一方の押圧接触部分
が弾性を有しているヒユーズの二次短絡防止機構によつ
て達成することができる。
【0013】本発明の第1の構成によるヒユーズの二次
短絡防止機構は、ハウジングの雄端子受容部に雄端子が
雄端子受容部内にその長手方向に沿って上下2箇所に対
向して隆起する弾性押圧接触部分間に挿入され、2つの
隆起部分により段違いに左右から支持されている。そし
て雄端子受容部は弾性押圧接触部分の隆起部分によりそ
の上方部分がハウジングの外側に回動する力を受けてハ
ウジングの絶縁隔壁と平行に該ハウジング内に収納され
ている。過電流の通電によりヒユーズ溶断部が溶断した
時、雄端子受容部間の均衡が崩れるので、各雄端子受容
部は前記ハウジングの外側に回動する力により上方部分
が外側に向かって枢動する。これにより溶断された溶断
部間の間隔は広がり、これらの溶断部が振動等を受けた
際、再接触して二次短絡を生じる危険が回避される。
【0014】本発明の1つの好ましい実施の形態による
と、前記押圧接触部分上方の部分が弾性突起であり、下
方の部分が弾性ばね部材から成る突起から構成されてい
る。この事により、ヒューズの溶断時における雌端子部
の回動力が高まると同時に雄端子部の嵌入が一層容易に
なる。
【0015】本発明のもう1つの好ましい実施の形態に
よると、前記押圧接触部分の上方の部分が両持ち板ばね
であり、下方の部分が、雌端子受容部に固定された下端
部を有する片持ち板ばねから構成されており、上記好適
実施態様における効果に加えて、特に下方の押圧接触部
分の上端が長さ方向に延びて変形可能であるために、雄
端子を僅かな押圧力で容易に差し込むことが可能とな
り、同時に雌端子部の弾性偏倚力も低下するので、溶断
後の雌端子部の回転も柔軟性を帯び溶断による反動も小
さく抑えることが可能となる。
【0016】ハウジングの絶縁隔壁は下方部分の幅が上
方部分の幅より細く形成されて、ヒューズ溶断部の溶断
時に前記雄端子受容部を枢動可能ならしめるスペースを
確保している。これにより雄端子受容部分が外側に向か
って枢動するときその下方部分が内側に枢動し易くな
り、本発明の機構の効果がより高められる。
【0017】また、上記目的は本発明の第2の構成であ
る、長手方向一端が雄端子と係合して電気接続される雄
端子受容部を形成し、他端が可溶導体によりもう一方の
他端と接続してヒユーズ溶断部を形成する1対の雌端子
部材と、これらの雌端子部材を収容するとともに前記雌
端子部材を左右に離置するために垂直方向に延びる絶縁
隔壁を備えたハウジングとから成る自動車等の電気回路
に用いられるヒユーズの二次短絡防止機構において、前
記絶縁隔壁が、ハウジング下部に向けてその中心軸平面
に近接する空所を有しており、それぞれの雄端子受容部
が、長手方向に沿って上下2箇所で段違いに対向して隆
起する押圧接触部分を有し、上方の押圧接触部分が、そ
れぞれ前記絶縁隔壁と反対側に向けられると共に、その
上端部を該絶縁隔壁の傾斜面に摺動可能に弾性接触する
自由端と成した片持ち板ばねを形成しており、下方の押
圧接触部分が、前記雄端子受容部と一体の接触部分を形
成しており、発熱による前記ヒューズ溶断部の溶断によ
り、一対の雌端子部材が分離されるや否や、前記上方の
押圧接触部分が、前記雄端子受容部全体を、挿入された
雄端子に対して弾性反発力を発生し、前記下方の押圧接
触部分の上角部を支点として前記隔壁の傾斜面に向けて
前記空所を閉止するように枢動可能と成した事を特徴と
するヒユーズの二次短絡防止機構に依っても達成するこ
とが出来る。
【0018】上記した構成によると、ハウジング内に装
着された雄端子受容部に雄端子過電流の通電によりヒユ
ーズ溶断部が溶断すると、雄端子受容部間に作用してい
た左右の雄端子と絶縁隔壁との間に作用する上方の各押
圧接触部分の弾性力に起因する張力均衡が崩れ、各雄端
子受容部は下方の押圧接触部分の上角部を上方の受容部
との間に存在する段差により実質的な枢支点として作用
させて互いに下端を近接する方向に空所を閉じるように
枢動し、その結果、上方の溶断部分は互いに外側に向か
って離間する方向に枢動する。これにより溶断された溶
断部間の間隔は広がり、これらの溶断端部が振動等を受
けた際、左右の雄端子受容部は上方の各押圧接触部分の
大きな弾性力で絶縁隔壁の傾斜面に押接され、溶断端部
が再接触して二次短絡を生じると言った危険性を一層確
実に回避される。
【0019】また、かかる構成を備えた本発明の好まし
い1つの実施の形態によると、前記上方の押圧接触部分
が雄端子との接触点を形成すると同時に作用力点となる
頂部を有する山形縦断面形状であり、前記下方の押圧接
触部分が前記頂部の下方で上辺が雄端子との広範な接触
面を形成する台形縦断面形状である。このような構成に
より雄端子はその付け根に近い部分で広い接触面積が得
られるので導電性が良好となり、接触不良による発熱等
の事故が避けられる。
【0020】更に、もう1つの好ましい実施の形態によ
ると、前記雄端子受容部の前記絶縁隔壁に押接可能な内
側面が、1枚の可溶導体金属板を折り返して成形された
2重板で構成され、前記上方の押圧接触部分が、内側の
板を長手方向に沿って打抜いた細長折曲片であり、かつ
その自由端である上端部が、外側の板に穿設された切欠
き部を貫通して前記絶縁隔壁の傾斜面と摺動可能に弾性
接触している。このような構成により、打ち抜き工程を
1回で済ませることが可能となり、製造工程の合理化が
計られる。また、比較的高価な使用材料の節約も行え
る。
【0021】また、同様にもう1つの好ましい実施の形
態によると、前記雄端子受容部の前記絶縁隔壁に押接可
能な内側面が、1枚の可溶導体金属板を折り返して成形
された2重板で構成され、外側の板には、その長手方向
に沿って打抜かれかつ前記押圧接触部分と実質的に平行
に延びる細長折曲片である弾性支持片が、その自由端を
前記絶縁隔壁の傾斜面と弾性接触して伸びている。かか
る弾性支持片を設けたことにより、一対の雄端子受容部
と絶縁隔壁下端部との非溶断時における離間間隔が確保
され、溶断時における雄端子受容部の枢動に対して弾性
緩衝作用を付与し、溶断した各ヒュージブルリンクの枢
動に対する反跳を防止し二次接触を確実に防止してい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るヒユーズの
二次短絡防止機構の第1の構成に関わる実施の形態を図
1、図2および図3に基づいて説明する。図1は本実施
の形態による二次短絡防止機構を適用したヒユーズの概
要構成を示す斜視図、図2は二次短絡防止機構を構成す
る雄端子受容部の縦断面図、図3は図1のヒューズを組
み立てた状態における縦断面図である。
【0023】図1ないし図3に示すように、本実施の形
態のヒユーズ10は、所要形状に形成したヒユージブル
リンク11と、該ヒユージブルリンク11を内部に組み
込むとともに、高密度多極コネクタ(図2および図3に
1本の端子ピンの1部分のみを示す)に着脱自在に装着
して端子接続を可能にしたプラスチックの如き電気絶縁
材料製のハウジング31とによつて構成される。
【0024】このヒユージブルリンク11は対向する1
対の雌端子部材20,20を備え、該各雄端子受容部1
2の非対向面側にそれぞれの各係止片13が上向きに切
り起こして形成されている。
【0025】また、各雌端子部12の非対向面側から
は、上方に延設された保持片14が設けられている。こ
の各保持片14は上方の屈曲部分15を介して内側へ屈
曲された先端部分16とからなつている。この各保持片
14の先端部分16,16間が溶断容量に見合った細い
幅に設定されかつ錫チツプを備えた溶断部17で連結さ
れている。
【0026】ハウジング31は角筒状を成しており、か
つ、内部の対向する一方の内壁面の下半分部側で、各雄
端子受容部12を受容するための1対の離隔された端子
収納部32を確保するために、上半部側にまで達する垂
直な絶縁隔壁34によつて区画されている。また、図3
に見られるように、1対の端子収納部32は、雄端子4
0の挿入開口33が底部に穿設されており、各係止片1
3をハウジング内壁に係止させるために、下底面側から
上方に向けて連続する係止溝35が形成されている。
【0027】図2に示すごとく、使用に際し、雄端子4
0が下端の挿入開口33から挿入され、かつ図示してい
ないがハウジング31に対してソケット或いはブッシュ
の如き取付具によりしっかりと固定され、かつ雄端子受
容部12の内部に挿入される。この雄端子は雄端子受容
部内で上下2箇所で段違いに互いに対向して隆起する押
圧接触部分41および42により支持される。上方部分
に配置された押圧接触部分41は、垂直に上方に延びる
絶縁隔壁34に向けて中央部が隆起しており、また雄端
子受容部の1部分と一体に打ち出された両持ち板で形成
されており、かつ他方で雄端子40の直径的に対向する
面に接触している。
【0028】この上方部分に配置された押圧接触部分4
1は、それ自体弾性を有している事が雄端子挿入の際の
摩擦抵抗を考えると好ましいが、特に弾性を備えている
必要は無く、作用時に雄端子に対する枢支点の機能が果
たせれば良いからである。
【0029】前記押圧接触部分41より下方に配置され
るもう1つの押圧接触部分42は、例えば、下端部が雄
端子受容部の下端に固定された隆起部分を有する片持ち
板ばね部材により実施される。この構成において、溶断
部17が融解すると直ちに両持ち支持の弾性押圧接触部
分41と片持ち支持の板ばね部材の接触部分42は図2
のA点を支点とし、かつB点を力点として雄端子受容部
12をZ方向、すなわち、ハウジング31内では雄端子
受容部12の上方端を外側に回転させようとする力を働
かす。
【0030】前記の回転力を受けたときに、雄端子受容
部12の下方端はハウジング31の絶縁隔壁34の方向
に移動する。この移動を受容するために、絶縁隔壁34
の下方端34aは上方端34bより小径に形成されてお
り、雌端子部材20の下端が僅かに回転するスペースを
確保している。従って、ヒュージブルリンク11全体か
らみると、溶断部の融解により両方の雌端子部材が個別
に相反する方向の回転運動が同時に生じ、両者は拡開状
態において停止することとなり、左右の保持片14の先
端aおよびbは永久的に接触する恐れが無くなり二次短
絡は回避されることとなる。
【0031】本実施形態の場合、ハウジング31に対す
るヒユージブルリンク11の組み込みは、適当な挿入治
具等を用い、ハウジング31の上方開口側から、ヒユー
ジブルリンク11の各係止片13を各ガイド溝37(図
3)に沿わせて押し込む。その後、ハウジング31の上
部を蓋体36で覆って密閉するが、各雄端子受容部12
が各端子収納部32内にそれぞれ受容された時点では、
各係止片13が押圧状態から復元され、各係止溝35内
に係止される。この係止片13は雌端子部材20の雄端
子受容部12に雄端子40が挿入される際にフュージブ
ルリンク11が上方に押し抜けるのを防止している。
【0032】本実施形態によるヒユーズ10を用いた端
子間接続について簡単に述べると、図示しない高密度多
極コネクタの装着部内に突出されている各雄端子に対し
て、挿入開口33を通して各雌端子部12を接続させて
使用される。そして、この使用状態で該当する回路装置
に許容値以上の電流がながれたときには、溶断部17が
ジユール熱によつて融解され、回路を絶って装置の安全
性を確保するのである。
【0033】次いで、図4乃至図7を参照して本発明の
第2の構成に関わる1つの実施の形態を説明する。な
お、参照符号は上記した第1の構成に関わる実施の形態
に使用された部材と共通のものは説明を理解し易くする
ためにそれぞれ100を付け加えた番号を使用してい
る。
【0034】図4は、本実施形態によるヒューズ110
の二次短絡防止機構において、ヒュージブルリンク11
1をハウジング131内に組み込んだ状態を示す縦断面
図である。図5は、図4の二次短絡防止機構の通常の、
すなわちヒューズ溶断前の、使用状態における部分縦断
面図であり、雄端子140を雌端子部材120内に挿入
されている。図6は、ヒューズ溶断時における図4と同
様の二次短絡防止機構の縦断面図であり、ヒュージブル
リンク保持片114の先端部分116における溶断部1
17はaおよびbの2つの部分に分離されている。図7
は、図6の状態の部分拡大縦断面図であり、雌端子部材
120がハウジング131内で枢動した状態が示されて
いる。
【0035】図4において、上方に向かって垂直に伸び
る一対の細長い帯状の保持片114の上方部分を屈曲部
分115を介して水平方向に先端部分116を突き合わ
せ、錫ブロックと共に溶接して繋ぎ合わせて加熱溶断部
117を形成したU字形の上方部分と、この上方部と一
体的に一枚の熱可溶性金属板から打ち抜かれ、かつ箱型
筒状に折曲成形された一対の雄端子受容部112を下方
部に有するヒュージブルリンク111が、ハウジング1
31の内部に組み込まれた状態で示されている。なお、
このヒュージブルリンク111は本発明においては雌端
子部材120を実質的に形成している。
【0036】そして図4においては、この雌端子部材1
20が雄端子140を未だ受け入れていない状態であ
り、ハウジング内部の下方部分を絶縁隔壁134に依っ
て縦方向に均等に分割するように画成された2つの端子
収納部132内に左右一対の雄端子受容部112が収容
された状態を示している。ヒュージブルリンク111は
上方よりハウジング131の左右の内壁に穿設された対
向する一対のガイド溝137に誘導されながら端子収納
部内に位置付けられるが、その際、雄端子受容部112
の保持片114が同一垂直平面内に連成される方形の外
壁112bの上部において外側に向かって斜め上方に切
り起こされた係止片113が、ハウジング内壁に対向し
て垂直方向に凹設された係止溝135に嵌合しかつハウ
ジング内方に迫り出したハウジング突縁131aの下側
においてハウジングからの引き抜けを防止するために係
合している。最後に、ハウジング131の開放上部に蓋
体136を被嵌させることで組み立ては完成する。
【0037】ハウジング131の内部構造に関しては図
5に詳しく示されるように、係止溝135に向かい合っ
てハウジング131の概ね半分の高さに迄垂直に延びる
絶縁隔壁134の傾斜面134aが形成されており、こ
の傾斜面134aは、その中心軸平面Vに対して隔壁の
中央部分から下端部分にかけてその厚みを徐々に減少す
るよう内傾しており、上記雄端子受容部112の絶縁隔
壁134と直接向かい合う内壁112aとの間に鋭角三
角形断面の空所146を形成している。この空所146
の頂角αは矢印により図5および図7に示されている。
この頂角αは後に詳細に説明するが、ヒューズ溶断時に
雌端子部材120が左右に分離されてそれぞれ反対方向
に枢動する際の枢動角度と同一である。
【0038】次に、雌端子部材120の雄端子受容部1
12の構成および作用に就いて図5および図7に沿って
説明すると、それぞれの雄端子受容部112は、長手方
向に沿って上下2箇所で段違いに対向して隆起する押圧
接触部分141および142を有している。上方の押圧
接触部分142は、それぞれ前記絶縁隔壁134と反対
側に突出しており、ハウジング131の挿入開口133
を通って挿入された雄端子140との唯一の接触点を形
成すると同時に枢動時に作用力点となる頂部142bを
有する山形縦断面形状を備えた細長い板ばねで形成され
ている。さらに、その上端部144は自由端を成してお
り絶縁隔壁の傾斜面134aと摺動可能に弾性接触して
おり、他方、下端部145は、雄端子受容部112の内
壁112aに固定されて雄端子との接触部分を形成して
いる。
【0039】下方の押圧接触部分141は、上方の押圧
接触部分142の頂部142bの下方で上辺が雄端子1
40との長手方向に延びる広範な接触面141aを形成
する台形縦断面形状を有しかつ雄端子受容部112の外
壁112bと一体に形成されており、挿入された雄端子
140の付け根部分と長手方向に延びる広範な接触面1
41aにおいて直接接触している。
【0040】発熱によるヒューズ溶断部117の溶断に
より、一対の雌端子部材120が分離されるや否や、下
方の押圧接触部分141の雄端子140に対する弾性力
が若干開放されると同時に上方の押圧接触部分142は
雄端子140の上方部分に対して弾性反発力を発生し、
下方の押圧接触部分141の上角部141bを支点とし
て接触部分全体を隔壁134の傾斜面134aに向けて
雄端子受容部112全体を押接するように空所146を
形成している鋭角三角形の頂角全体にわたって枢動す
る。その結果、互いに受容部下端を近接する方向に枢動
し、上方の溶断部分は互いに外側に向かって離間する方
向に回動される。
【0041】これにより溶断された溶断部a−b間の間
隔は広がり、これらの溶断端部が振動等を受けた際、左
右の雄端子受容部112は上方の各押圧接触部分142
の弾性力で絶縁隔壁134の傾斜面134aに押接さ
れ、溶断端部a、bが再接触して二次短絡を生じると言
った危険性を一層確実に回避される。
【0042】下方の押圧接触部分141の雄端子140
はその付け根に近い部分で広範な弾性接触面積が得られ
るので導電性が良好となり、接触不良による発熱等の事
故が避けられる。また、このような良好な接触保持性と
相まって、上方の押圧接触部分が山形縦断面形状である
ので雄端子表面に対する作用力点を一点に集中化する事
となり、該部分のしなやかな反発弾性が得られ、過剰な
反発力により生じる2次振動による再接触が防止され
る。
【0043】また、雄端子受容部112の絶縁隔壁13
4に押接可能な内壁112aは、1枚の可溶導体金属板
を折り返して成形された2重板で構成され、上方の押圧
接触部分142はその内側板142aを長手方向に沿っ
て打抜いた細長折曲片により形成されている。その自由
端である上端部144は、外側板143aに穿設された
切欠き部147を貫通して絶縁隔壁の傾斜面134aと
摺動可能に弾性接触している。
【0044】さらに、この内側板142aと折り返され
て面接触する外側板143aは、長手方向に沿って打抜
かれた細長い折曲片から成る弾性支持片143を有し、
かつ押圧接触部分142と実質的に平行に延びかつ頂部
142bに整合する頂部143bを有しており、その自
由端143cは同じく絶縁隔壁の傾斜面134aと弾性
接触している。従って、この弾性支持片143はヒュー
ズ溶断以前において絶縁隔壁134に対する両方の雄端
子受容部112の離間距離を等間隔に確保していると同
時に、下方の押圧接触部分141と共働して、上方の押
圧接触部分142の枢動に対抗する弾性偏倚力を傾斜面
134aに対して発揮するが、上方の押圧接触部分の弾
性反発力に打ち勝つ程の大きさではなく、ヒューズ溶断
時に各ヒュージブルリンク116が反跳して溶断箇所が
二次短絡しないような緩衝機能をもたせている。
【0045】このような構成により、かかるヒュージブ
ルリンク111は、製造に際して打ち抜き工程を1回で
済ませることが可能となり、製造工程の合理化が計ら
れ、同時に、比較的高価な使用材料の節約もはかられ
る。
【発明の効果】本発明の第1および第2の構成によるヒ
ューズの二次短絡防止機構は叙上のごとき構成を備えて
いるので、溶断部の溶断後、各雌端子部材の上方端の外
側へ向かう回転により各保持片が離反方向に円滑に枢動
されて該保持片相互の接触による二次短絡事故の発生
を、ヒュージブルリンクを僅かな板金成形工程のみによ
り製造可能であり特に離反のための手段を別途設けるこ
となく、かつ簡単な構造で確実に防止すると言った効果
を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の構成によるヒユーズの二次短絡
防止機構の1つの実施の形態であって、ヒユーズの概要
構成を示す斜視図である。
【図2】一方の雌端子部の雄端子受容部を拡大して示す
部分断面図である。
【図3】図1の実施の形態においてハウジング内にヒユ
ージブルリンクを組み込んだ状態を示す縦断面図であ
る。
【図4】本発明の第2の構成によるヒューズ二次短絡防
止機構の1つの実施の形態であって、ハウジング内にヒ
ュージブルリンクを組み込んだ状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】図4の二次短絡防止機構の通常の使用状態にお
ける部分縦断面図である。
【図6】図4と同様の図であって、ヒュージブルリンク
が溶断された状態で示されている。
【図7】図5と同様の部分拡大縦断面図であって、図6
の雌端子部材がハウジング内で枢動した状態を示してい
る。
【図8】従来のヒユージブルリンクを示す斜視図であ
る。
【図9】ハウジング内に図8に示した従来のヒユージブ
ルリンクを組み込んだ状態を示す概略縦断面図である。
【図10】図8において溶断部が融解した状態を示す概
略縦断面図である。
【符号の説明】
10 ヒユーズ 11 ヒユージブルリンク 12 雌端子部 14 保持片 20 雌端子 31 ハウジング 34 絶縁隔壁 34a 絶縁隔壁の下方端 34b 絶縁隔壁の上方端 40 雄端子 41 上方の隆起押圧接触部 42 下方の隆起押圧接触部 111 ヒユージブルリンク 112 雄端子受容部 112a 内壁 114 保持片 117 ヒューズ溶断部 120 雌端子部材 131 ハウジング 134 絶縁隔壁 134a 傾斜面 140 雄端子 141 上方の押圧接触部 141a 接触面 141b 上角部 142 下方の押圧接触部 142a 内側板 142b 頂部 143a 外側板 143b 頂部 144 上方の押圧接触部の上端部 145 上方の押圧接触部の下端部 147 切欠き部 V 中心軸平面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車等の電気回路に用いられるヒユー
    ズの二次短絡防止機構において、 長手方向一端が雄端子と係合して電気接続される雄端子
    受容部を形成し、他端が可溶導体によりもう一方の他端
    と接続してヒユーズ溶断部を形成する1対の雌端子部材
    と、これらの雌端子部材を収容するとともに前記雌端子
    部材を遊嵌状態で左右に離置するために垂直方向に延び
    る絶縁隔壁を備えたハウジングとから構成され、 それぞれの雄端子受容部が長手方向に沿って上下2箇所
    で段違いに対向して隆起する押圧接触部分を有し、上方
    の押圧接触部分がそれぞれ前記絶縁隔壁に向けられてお
    り、かつ少なくとも一方の押圧接触部分が弾性を有して
    いることを特徴とするヒユーズの二次短絡防止機構。
  2. 【請求項2】 前記押圧接触部分の上方の部分が弾性突
    起であり、下方の部分が弾性ばね部材から成る突起であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のヒューズの二次短
    絡防止機構。
  3. 【請求項3】 前記弾性押圧接触部分の上方の部分が両
    持ち板ばねであり、下方の部分が、雌端子受容部に固定
    された下端部を有する片持ち板ばねであることを特徴と
    する請求項2に記載のヒューズの二次短絡防止機構。
  4. 【請求項4】 ハウジングの絶縁隔壁の下方部分の幅が
    上方部分の幅より狭く形成されていて、ヒューズ溶断部
    の溶断時に前記雄端子受容部を回転可能ならしめるスペ
    ースを確保していることを特徴とする請求項1に記載の
    ヒューズの二次短絡防止機構。
  5. 【請求項5】 長手方向一端が雄端子と係合して電気接
    続される雄端子受容部を形成し、他端が可溶導体により
    もう一方の他端と接続してヒユーズ溶断部を形成する1
    対の雌端子部材と、これらの雌端子部材を収容するとと
    もに前記雌端子部材を左右に離置するために垂直方向に
    延びる絶縁隔壁を備えたハウジングとから成る自動車等
    の電気回路に用いられるヒユーズの二次短絡防止機構に
    おいて、 前記絶縁隔壁が、ハウジング下部に向けてその中心軸平
    面に近接する空所を有しており、 それぞれの雄端子受容部が、長手方向に沿って上下2箇
    所で段違いに対向して隆起する押圧接触部分を有し、 上方の押圧接触部分が、それぞれ前記絶縁隔壁と反対側
    に向けられると共に、その上端部を該絶縁隔壁の傾斜面
    に摺動可能に弾性接触する自由端と成した片持ち板ばね
    を形成しており、 下方の押圧接触部分が、前記雄端子受容部と一体の接触
    部分を形成しており、 発熱による前記ヒューズ溶断部の溶断により、一対の雌
    端子部材が分離されるや否や、前記上方の押圧接触部分
    が、前記雄端子受容部全体を、挿入された雄端子に対し
    て弾性反発力を発生し、前記下方の押圧接触部分の上角
    部を支点として前記隔壁の傾斜面に向けて前記空所を閉
    止するように枢動可能と成した事を特徴とするヒユーズ
    の二次短絡防止機構。
  6. 【請求項6】 前記上方の押圧接触部分が、雄端子との
    接触点を形成すると同時に作用力点となる頂部を有する
    山形縦断面形状であり、前記下方の押圧接触部分が前記
    頂部の下方で上辺が雄端子との広範な接触面を形成する
    台形縦断面形状であることを特徴とする請求項5に記載
    のヒユーズの二次短絡防止機構。
  7. 【請求項7】 前記雄端子受容部の前記絶縁隔壁に押接
    可能な内壁が、1枚の可溶導体金属板を折り返して成形
    された2重板で構成され、前記上方の押圧接触部分が、
    内側板を長手方向に沿って打抜いた細長折曲片であり、
    かつその自由端である上端部が、外側板に穿設された切
    欠き部を貫通して前記絶縁隔壁の傾斜面と摺動可能に弾
    性接触していることを特徴とする請求項5または6に記
    載のヒユーズの二次短絡防止機構。
  8. 【請求項8】 前記雄端子受容部の前記絶縁隔壁に押接
    可能な内壁が、1枚の可溶導体金属板を折り返して成形
    された2重板で構成され、その外側板が、長手方向に沿
    って打抜かれかつ前記押圧接触部分と実質的に平行に延
    びる細長折曲片である弾性支持片を有し、 更に、その自由端が前記絶縁隔壁の傾斜面と弾性接触し
    ていることを特徴とする請求項7に記載のヒユーズの二
    次短絡防止機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6529113B2 (en) 2000-05-18 2003-03-04 Yazaki Corporation Push-in type fuse
JP2009080959A (ja) * 2007-09-25 2009-04-16 Taiheiyo Seiko Kk ヒュージブルリンク
JP2013196816A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Makita Corp 端子機構
JP2014010949A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Tyco Electronics Japan Kk 電気コネクタ及びメス型端子

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