JPH09204555A - 自動取引装置の顧客誘導方法 - Google Patents
自動取引装置の顧客誘導方法Info
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Abstract
テラーの負荷を減少させようとする課題があった。 【解決手段】 自動取引装置2に隣接して設置されるオ
ートホン3を、自動取引装置2と電気的に接続すると共
に、リモートテラー8側の電話6に公衆網4を介して接
続するように配設しておき、顧客7がオートホン3を取
り上げたときには、オートホン3から自動取引装置2に
問い合わせ要求信号を発信し、この問い合わせ要求信号
を受信した自動取引装置2では、自動取引装置2の入力
表示画面に予め想定し得る問い合わせ項目を表示して、
顧客にその該当項目を選択させてその項目に関する定型
的な回答を出力することで顧客を誘導するようにした。
Description
される自動取引装置(以下、「ATM」という)を顧客
が操作する際に、ATMに不具合が発生した場合やAT
Mの操作が分からない場合等に、ATMに隣接して設置
されるオートホンで顧客を誘導する自動取引装置の顧客
誘導方法に関する。
は、自動取引装置(以下、「ATM」という)に不具合
が発生した場合やATMの操作が分からない場合等に、
顧客がATMに隣接して設置されるオートホンを取って
監視センタや運用センタのリモートテラーを呼び出して
指示を仰いだ際には、リモートテラーが顧客から問い合
わせを聞き、その都度、顧客に指示を出して顧客を誘導
するようにしていた。
トテラーに問い合わせる内容には同一のものがあり、そ
の問い合わせ内容に対するリモートテラーの回答も定型
化している。しかし、上記従来の自動取引装置の顧客誘
導方法では、そのように定型化した受け答えであって
も、その都度、顧客とリモートテラー間で受け答えを行
うようにしてあるため、リモートテラーの処理が煩わし
いという問題があった。このため、リモートテラーの負
荷を減少させようとする課題があった。
ー側の端末とを公衆網を介して接続する際には、回数や
時間に依存した課金であるランニングコストが課される
ため、同一内容の問い合わせを減らしてランニングコス
トを減少させようとする課題もあった。
引装置の顧客誘導方法では、自動取引装置に隣接して設
置されるオートホンを、自動取引装置と電気的に接続す
ると共に、リモートテラー側に公衆網を介して接続する
ように配設しておき、顧客がオートホンを取り上げたと
きには、オートホンから自動取引装置に問い合わせ要求
信号を発信し、この問い合わせ要求信号を受信した自動
取引装置で、自動取引装置の入力表示画面に予め想定し
得る問い合わせ項目を表示して、顧客にその該当項目を
選択させてその項目に関する定型的な回答を出力するこ
とで顧客を誘導するようにした。
取引装置では、自動取引装置の運用状態を認識して、正
常である場合に、自動取引装置の入力表示画面に予め想
定し得る問い合わせ項目を表示すると共に、顧客にその
項目を選択させて該当項目に関する定型的な回答を出力
することで顧客を誘導するのが好ましい。また、自動取
引装置の入力表示画面に表示した問い合わせ項目に該当
項目がない場合、又は、自動取引装置の障害を認識した
場合には、オートホンとリモートテラー側の端末を公衆
網を介して接続して送受話可能状態にし、リモートテラ
ーが顧客を誘導するのが好ましい。
形態及び自動取引装置の運用状況により問い合わせ項目
を想定しておき、自動取引装置の入力表示画面に問い合
わせ項目を表示する際に、その取引形態と運用形態とを
判断して、それぞれの形態に合わせて問い合わせ項目を
他の問い合わせ項目に優先して表示するのが好ましい。
の実施の形態を説明する。 第1の実施の形態 図1は、実施の形態のシステム構成の例示図である。図
に示すように、金融機関等の営業店1には、自動取引装
置(以下、「ATM」という)2が設置してあり、この
ATM2と電気的に接続されるオートホン3を隣接して
設置してある。このオートホン3は、公衆網4を介して
監視センタ5側の端末である電話6に配線されている。
また、オートホン3は、顧客7がATM2を用いて取引
を際に、分からないことを問い合わせるための受話器を
有するものである。
合が発生した場合やATM2の操作が分からない場合等
に、顧客7がオートホンを取り上げると、本実施の形態
の後述する条件を満たしたときにオートホン3と電話6
とが接続されて送受話可能になり、リモートテラー8が
顧客7の問い合わせに回答するようになっている。ここ
で、リモートテラー8は、顧客7の問い合わせに対して
端末で回答するように監視センタに待機しているテラー
である。
センタ側のホストコンピュータと公衆網を介さずに接続
されており、入金取引等を行うようになっている。図2
は、自動取引装置(ATM)の外観の一例の斜視図であ
る。このATM2には、入力表示部9、紙幣入出口1
0、硬貨入出口11、カード入出口12、通帳入出口1
3、音声出力部14、プラズマディスプレイ15及び異
物返却口16等が顧客接客側に配置されている。
であり、誘導画面を表示すると共に、入力キーを表示す
るようになっている。前記紙幣入出口10は、顧客がA
TM2内に紙幣を入金したり、ATM2内から顧客に対
して紙幣を出金するためのものである。前記硬貨入出口
11は、顧客がATM2内に硬貨を入金したり、ATM
2内から顧客に対して硬貨を出金するためのものであ
る。前記カード入出口12は、キャッシュカード等をA
TM2内に挿入させ、その挿入されたキャッシュカード
等を顧客に返却するためのものである。前記通帳入出口
13は、通帳をATM2内に挿入させ、その挿入された
通帳を顧客に返却するためのものである。前記音声出力
部14は、顧客に対して音声ガイダンス等を行うための
ものである。前記プラズマディスプレイ15は、顧客サ
ービスのための表示を行うためのものである。前記異物
返却口16は、前記紙幣入出口10に硬貨等の異物が挿
入された場合に、その異物を返却するためのものであ
る。
のブロック図である。この制御系には、全体の処理を総
括するCPU17、プログラム等を記憶しておくROM
18、データを一時的に記憶しておくRAM19、図示
しないホストコンピュータとの間の通信を制御する通信
制御部20、オートホン3との間の通信を制御する通信
制御部21が接続され、また、前記入力表示部9や前記
音声出力部14等が接続されている。前記CPU17
は、前記ROM18からプログラムを読み出し、後述す
る処理を行う。前記ROM18には、本実施の形態で
は、特に、後述するように、定型的な問い合わせ項目の
選択キーとその項目に対する定型的な回答を記憶させて
おく。
る。図4は第1の実施の形態の処理のフローチャート、
図5は顧客誘導画面の例示図、図6は顧客への説明画面
の例示図である。 Sa1:顧客7が何らかの理由で困ると、オートホン3
をフックアップして、リモートテラー8に問い合わせよ
うとする。本実施の形態では、オートホン3のフックア
ップにより、オートホン3からATM2に問い合わせ要
求信号を発信する。 Sa2:ATM2では、通信制御部21から問い合わせ
要求信号を受信すると、CPU17はATM2が障害中
か否かを認識し、正常に稼働していると判断した場合に
は、処理をSa3に移し、障害中であると判断した場合
には、処理をSa7に移す。 Sa3:ATM2では、CPU17が、入力表示部9に
顧客誘導画面を表示すると共に、音声出力部14から音
声を出力し、顧客を誘導する。例えば、図5に示すよう
に、顧客誘導画面には、問い合わせ項目として「支払の
枚数(金額)について」キー、「入金の枚数(金額)に
ついて」キー、「振込の手数料は?」を表示し、これと
共に、問い合わせ項目に該当項目が無い場合の「リモー
トテラー呼び出し」キー、「終了」キーを表示してお
く。また、音声による誘導は、例えば、「お客様の問い
合わせの項目がある場合には該当する項目をタッチし、
ない場合にはリモートテラー呼出キーをタッチしてお待
ち下さい」等のように行う。 Sa4:顧客7は、顧客誘導画面に自分の知りたい項目
があるか否かを判断し、ない場合には処理をSa7に移
し、ある場合にはSa5で該当項目を選択する。 Sa5:顧客7は、該当項目のキーをタッチすること
で、該当項目を選択する。すると、CPU17は、入力
表示部9に顧客への説明画面を表示する。この説明画面
を見て顧客7が確認する。その説明画面は、例えば、
「支払の枚数(金額)について」のものであれば、図6
に示すように、「このATMでは、支払は1度に100
枚までしか取扱いできません。200万円の支払の場合
には、2度に分けてお取引を行ってください。」等と表
示する。また、「確認」キー、「終了」キー、「前の画
面に戻る」キーが表示するようにしておくのが好まし
が、これに限らず、説明画面を一定時間の表示の後に、
他の画面に切り換えるようにしてもよい。 Sa6:顧客7は、他に問い合わせがあるか否かを判断
して、ある場合には「終了」キーを押下し、処理をSa
7に移す。また、ない場合であって、取引を行うのであ
れば、「確認」キーを押下し、本実施の形態の顧客誘導
処理を終了し、また、顧客誘導画面に表示されている他
の項目について問い合わせるのであれば、「前の画面に
戻る」キーを押下し、上述の処理Sa3に戻る。 Sa7:ATM2のCPU17は、リモートテラー8と
の接続をするために、通信制御部21を介してオートホ
ン3に接続指令を出し、オートホン3が公衆網4を介し
てリモートテラー8の電話6と接続される。この結果、
従来と同様に、顧客7とリモートテラー8間で受け答え
を行う。
ートホンを用いてリモートテラーに問い合わせする際
に、ATMの画面に定型的な問い合わせ項目キーを表示
し、それを選択させることで、それに対する回答を表示
するようにしたので、リモートテラーへの問い合わせの
回数が減少し、リモートテラーの負担が減り、また、ラ
ンニングコストも減少するようになり経済的なものとな
る。また、顧客にとっては、リモートテラーとの接続の
ための待ち時間が無くなるので、効率的なATMの運用
にも繋がる効果が期待できる。
明するものとし、共通点の説明は省略する。特に、シス
テム構成や自動取引装置の外観やその制御系は同様であ
るので、説明を省略する。但し、制御系でのROM18
には、後述するように、時刻や日付や曜日等に応じた取
引形態及び自動取引装置の運用状況による問い合わせ項
目とその回答を記憶しておく。
の形態で図4を用いて説明した処理Sa3が相違するも
のである。この処理が、時刻や日付や曜日等に応じた取
引形態及び自動取引装置の運用状況に応じて行うように
したものである。それでは、フローチャートを参照して
説明する。図7は、第2の実施の形態の処理のフローチ
ャートである。 Sb1:CPU17は、ATM2の運用状況により使用
できない取引があるか否かを認識し、あれば処理をSb
2に移し、なければ処理をSb3に移す。ここで、運用
状況とは、例えば、ATM2内部にストックされている
紙幣が不足している状況で、支払を中止するようにした
状況をいう。 Sb2:CPU17は、不可となっている取引に関する
問い合わせ項目をROM18からピックアップし、目立
つように他の項目に優先して表示する。例えば、他の項
目よりも上段に表示する。 Sb3:CPU17は、本日は平日か否かを認識し、平
日ではなく特別の取引形態をとる土曜日,日曜日や祝日
であれば処理をSb4に移し、平日であれば処理をSb
5に移す。 Sb4:CPU17は、取引形態に応じて取り扱って問
い合わせ項目を優先して表示する。例えば、休日では取
り扱ってない取引に関する問い合わせ項目を上部に表示
する。 Sb5:CPU17は、金融機関等の営業時間外である
か否かを認識し、時間外であれば処理をSb8に移し、
時間内であれば処理をSb7に移す。 Sb6:CPU17は、取引形態に応じて取り扱って問
い合わせ項目を優先して表示する。例えば、時間外では
扱っていない取引に関する問い合わせ項目を上部に表示
する。また、それらの項目を顧客7が選択した場合の回
答は、具体的には、曜日や時間によって各取引が有効/
無効となる取引形態とするときには、入金や記帳に関す
る説明を表示すると共に、処理が不可能であることを表
示する。 Sb7:CPU17は、ROM18に記憶されている残
りの問い合わせ項目を上記第1の実施の形態と同様にし
て表示して、顧客を誘導して処理を終了する。
運用状態や本日の曜日、現在の時間から顧客が問い合わ
せるであろう項目を想定して、その項目を優先して画面
表示に際して目につきやすい所に配置するようにしたた
め、顧客は速やかに疑問点の回答を知りえることができ
るようになる。なお、上記実施の形態において、リモー
トテラーが監視センタにいる場合を例にして説明した
が、ATMに関する問い合わせを行う運用センタにいる
場合にも同様に行うことができる。
置の顧客誘導方法によると、顧客がオートホンを用いて
リモートテラーに問い合わせする際に、ATMの画面に
定型的な問い合わせ項目キーを表示し、それを選択させ
ることで、それに対する回答を表示するようにしたの
で、リモートテラーへの問い合わせの回数が減少し、リ
モートテラーの負担が減る効果が得られる。また、ラン
ニングコストも減少するようになり経済的なものとなる
効果が期待できる。また、顧客にとっては、リモートテ
ラーとの接続のための待ち時間が無くなるので、効率的
なATMの運用にも繋がる効果が期待できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動取引装置に隣接して設置されるオー
トホンを、自動取引装置と電気的に接続すると共に、リ
モートテラー側に公衆網を介して接続するように配設し
ておき、 顧客がオートホンを取り上げたときには、オートホンか
ら自動取引装置に問い合わせ要求信号を発信し、 この問い合わせ要求信号を受信した自動取引装置で、自
動取引装置の入力表示画面に予め想定し得る問い合わせ
項目を表示して、顧客にその該当項目を選択させてその
項目に関する定型的な回答を出力することで顧客を誘導
するようにしたことを特徴とする自動取引装置の顧客誘
導方法。 - 【請求項2】 請求項1において、問い合わせ要求信号
を受信した自動取引装置では、自動取引装置の運用状態
を認識して、正常である場合に、自動取引装置の入力表
示画面に予め想定し得る問い合わせ項目を表示すると共
に、顧客にその項目を選択させて該当項目に関する定型
的な回答を出力することで顧客を誘導するようにしたこ
とを特徴とする自動取引装置の顧客誘導方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、自動取
引装置の入力表示画面に表示した問い合わせ項目に該当
項目がない場合、又は、自動取引装置の障害を認識した
場合には、オートホンとリモートテラー側の端末を公衆
網を介して接続して送受話可能状態にし、リモートテラ
ーが顧客を誘導するようにしたことを特徴とする自動取
引装置の顧客誘導方法。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、時刻や
日付や曜日等に応じた取引形態及び自動取引装置の運用
状況により問い合わせ項目を想定しておき、 自動取引装置の入力表示画面に問い合わせ項目を表示す
る際に、その取引形態と運用形態とを判断して、それぞ
れの形態に合わせて問い合わせ項目を他の問い合わせ項
目に優先して表示するようにしたことを特徴とする自動
取引装置の顧客誘導方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1212796A JP3816136B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 自動取引装置の顧客誘導方法 |
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Family
ID=11796878
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP3816136B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014215729A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 日本エイ・ティー・エム株式会社 | 自動取引装置操作支援システム |
JP2019133319A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 自動取引装置 |
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---|---|---|---|---|
KR20080063482A (ko) | 2005-09-26 | 2008-07-04 | 맥스위치 테크놀로지 월드와이드 피티와이 리미티드 | 자기 어레이 |
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1996
- 1996-01-26 JP JP1212796A patent/JP3816136B2/ja not_active Expired - Fee Related
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