JPH09204274A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JPH09204274A
JPH09204274A JP8011524A JP1152496A JPH09204274A JP H09204274 A JPH09204274 A JP H09204274A JP 8011524 A JP8011524 A JP 8011524A JP 1152496 A JP1152496 A JP 1152496A JP H09204274 A JPH09204274 A JP H09204274A
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JP
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mode
coordinate input
coordinate
signal
cursor
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JP8011524A
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Masato Yabe
正人 矢部
Mitsuaki Sugihara
光明 杉原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーソルキーとマウス兼用の座標入力キーに
よるデジタルモードとアナログモードの切換を自動的に
行うこと。 【解決手段】 カーソルキーとマウス兼用の座標入力キ
ー1と、この座標入力キーの押下を検出して押下検出信
号を出力する押下検出手段10と、当該押下検出信号の
種類に応じた移動量信号を出力する制御手段12とを備
えている。しかも、制御手段10が、カーソル移動信号
を出力するデジタルモードとポインタ移動信号を出力す
るアナログモードとを押下検出信号の値に基づいて切り
換えるモード設定部14と、このモード切換制御部14
によってデジタルモードが設定されたときには押下検出
信号を文字単位又はセル単位のカーソル移動信号に変換
するデジタルモードカーソル位置処理部16と、モード
設定部14によってアナログモードが設定されたときに
は押下検出信号を座標単位のポインタ移動信号に変換す
るアナログモードカーソル位置処理部18とを備えて
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置に係
り、特に、カーソル移動によって制御されるGUIに用
いられる座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GUI(グラフィカルユーザイン
ターフェース)に用いられる座標入力装置では、操作性
の向上と装置の小型化のために、カーソルキーのごとく
文字単位又はセル単位での座標制御(以後、デジタルモ
ードと称する)と、マウス等のポインティグデバイスの
ごとくピクセル単位の座標制御(以後、アナログモード
と称する)を1つの入力装置によって実現する手法が開
発されている。
【0003】例えば、図7に示されるようなキーボード
上の特定の座標入力キー51にポインティングデバイス
エミュレーション機能を持たせ、両移動モードの機能を
1つのキーボードで実現している技術が、特開平5−1
97466号公報に記載されている。
【0004】この特開平5−197466号公報には、
カーソル移動モードを切り換える際に、移動モード切換
え用スイッチ等53の切換動作を行うことによって切り
換える旨が記載されている。これによると、この従来例
では、当該切り換え用スイッチ53の押下を行いながら
当該座標入力キー51を操作するとアナログモードとな
る。従って、2カ所のキーを同時に押し下すことが必要
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、操作
性の向上と装置の小型化のために、デジタルモードの動
作とアナログモードの動作を1つの座標入力装置で実現
する場合、両移動モードの切り換えが移動モード切換用
スイッチ等の物理的な切換動作を用いて実現しているた
め、手や腕の移動による余分な操作が必要になるという
問題があった。
【0006】更に切換用スイッチ等を必要とするため
に、コストが高くなり、しかも、本来設置面積を小さく
するという座標指定キーの多機能化の目的に反し、切り
換えようスイッチを搭載するための面積が必要になって
しまう、という不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、カーソルキーとマウス兼用の座標入力キ
ーによるデジタルモードとアナログモードの切換を自動
的に行うことのできる座標入力装置を提供することを、
その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段(請求項1)として、カーソルキーとマウス兼
用の座標入力キーと、この座標入力キーの押下を検出し
て押下検出信号を出力する押下検出手段と、この押下検
出手段から出力される押下検出信号の種類に応じた移動
量信号を出力する制御手段とを備えている。しかも、制
御手段が、カーソル移動信号を出力するデジタルモード
とポインタ移動信号を出力するアナログモードとを押下
検出信号の値に基づいて切り換えるモード設定部と、こ
のモード切換制御部によってデジタルモードが設定され
たときには押下検出信号を文字単位又はセル単位のカー
ソル移動信号に変換するデジタルモードカーソル位置処
理部と、モード設定部によってアナログモードが設定さ
れたときには押下検出信号を座標単位のポインタ移動信
号に変換するアナログモードカーソル位置処理部とを備
えた、という構成を採っている。
【0009】第1の手段では、座標入力キーが押し下さ
れると、押下検出手段は、この座標入力キーの押下を検
出して押し下し検出信号を出力する。さらに、モード設
定部は、カーソル移動信号を出力するデジタルモードと
ポインタ移動信号を出力するアナログモードとを、当該
押下検出信号の値に基づいて切り換える。すなわち、押
下検出信号の内容に応じて、カーソルの移動又はポイン
タの移動を切り換える。
【0010】デジタルモードカーソル位置処理部は、こ
のモード切換制御部によってデジタルモードが設定され
たときには押下検出信号を文字単位又はセル単位のカー
ソル移動信号に変換する。一方、アナログモードカーソ
ル位置処理部は、モード設定部によってアナログモード
が設定されたときには押下検出信号を座標単位のポイン
タ移動信号に変換する。このため、座標入力キーの操作
に応じて、自動的にカーソル又はポインタに対する制御
が切り替わる。
【0011】第2の手段(請求項2)では、第1の手段
を特定する事項に加え、モード設定部が、座標入力キー
の押下ごとに当該座標入力キーの押下検出から一定時間
内の押下検出信号の値に基づいてデジタルモード又はア
ナログモードを設定する一定時間内設定機能を備えた、
という構成を採っている。
【0012】第3の手段(請求項3)では、第1又は第
2の手段を特定する事項に加え、押下検出手段が、座標
入力キーに加えられた押下力を検出する入力状態検出機
能を備えている。さらに、モード設定部が、入力状態検
出機能によって検出された押下力と予め定められたしき
い値とに基づいてモードを選択する押下力別モード選択
機能を備えた、という構成を採っている。
【0013】第4の手段(請求項4)では、第1又は第
2の手段を特定する事項に加え、押下検出手段が、座標
入力キーに加えられた圧力を検出する圧力センサ又は座
標入力キーの押下速度を検出する速度検出センサを備え
ている。しかも、モード設定部が、圧力センサ又は速度
検出センサによって検出された押下力と予め定められた
しきい値とに基づいて前記モードを選択する押下力別モ
ード選択機能を備えた、という構成を採っている。
【0014】第5の手段(請求項5)では、第3又は第
4の手段を特定する事項に加え、デジタルモードカーソ
ル位置処理部が、押下検出信号による押下力情報に基づ
いてを文字単位又はセル単位の移動量を算出する単位別
移動量算出機能を備えた、という構成を採っている。
【0015】第6の手段(請求項6)では、第3又は第
4の手段を特定する事項に加え、アナログモードカーソ
ル位置処理部が、押下検出信号による押下力情報に基づ
いて座標単位の移動量を算出する座標別移動量算出機能
を備えた、という構成を採っている。
【0016】本発明は、これらの各手段により、前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、座標入力装置は、
カーソルキーとマウス兼用の座標入力キー1と、この座
標入力キーの押下を検出して押下検出信号を出力する押
下検出手段10と、この押下検出手段10から出力され
る押下検出信号の種類に応じた移動量信号を出力する制
御手段12とを備えている。
【0019】しかも、制御手段10が、カーソル移動信
号を出力するデジタルモードとポインタ移動信号を出力
するアナログモードとを押下検出信号の値に基づいて切
り換えるモード設定部14と、このモード切換制御部1
4によってデジタルモードが設定されたときには押下検
出信号を文字単位又はセル単位のカーソル移動信号に変
換するデジタルモードカーソル位置処理部16と、モー
ド設定部14によってアナログモードが設定されたとき
には押下検出信号を座標単位のポインタ移動信号に変換
するアナログモードカーソル位置処理部18とを備えて
いる。
【0020】これを詳細に説明する。
【0021】押下検出手段10は、入力事象センサを有
し、座標入力キー1ついて指などの外部からの働きかけ
により変化が発生すると、その変化をセンサが検出して
変化量および移動方向データを押下検出信号として出力
する機能を持つ。
【0022】モード設定部(移動モード切換え手段)1
4は、押下検出手段10から得た変化量(押下検出信
号)に基づいて、変化量としきい値の比較を行う。この
際、しきい値が絶対量の場合は変化量を絶対量に変換し
てから比較を行う。
【0023】移動モードとしては、カーソルキーのごと
く文字単位又はセル単位での座標制御をするデジタルモ
ードと、マウス等のポインティグデバイスのごとくピク
セル単位の座標制御をするアナログモードとがある。
【0024】本実施形態では、変化量がしきい値を越え
ていなければ、移動モードをデジタルモードに設定し、
越えていればアナログモードに設定する。逆に、変化量
がしきい値を越えている場合にデジタルモードに設定す
るようにしてもよい。モード設定部14は、この移動モ
ードの設定処理により、どちらの移動モードであるのか
を判別すると共に、それぞれの移動処理モードに切り換
える。
【0025】また、図2に示すように、押下検出手段1
0は、座標入力キーに加えられた押下力を検出する入力
状態検出機能21を備えている。さらに、モード設定部
14は、入力状態検出機能によって検出された押下力と
予め定められたしきい値とに基づいてモードを選択する
押下力別モード選択機能22を備えている。
【0026】この押下力は、圧力のみならず、種々の入
力事象によって捕捉することができる。各入力事象とし
きい値の関係の例を以下に示す。 圧力:圧力量をしきい値として切換える。 時間:キーの押下等の時間量をしきい値として切換え
る。 深さ:キー押下の深さ等をしきい値として切換える。 速度:押下の速度をしきい値として切換える。 傾き:傾きをしきい値として切換える。
【0027】図3に示すように、本実施形態では、キー
ボード4に実装される座標入力キー1に対して加えられ
た入力事象を捕捉する。そのため、各入力事象のうち、
特に、押下の力と直接の関係を持つ圧力又は入力速度
(押下の速度)に基づいて移動モードの設定を行う。
【0028】このため、入力状態検出機能21として、
座標入力キー1に加えられた圧力を検出する圧力センサ
又は座標入力キー1の押下速度を検出する速度検出セン
サを採用している。これに応じて、押下力別モード選択
機能22は、一定以上の圧力の場合には座標入力キー1
への操作をマウス等のポインティングデバイスの操作と
同様に扱い、一方、圧力が一定以下の場合には座標入力
キー1への操作を通常のキー操作とする。
【0029】アナログモードカーソル位置処理部18
は、座標別移動量算出機能24(変化量→移動量変換手
段)により、変化量(圧力の強さや押下の速度等)を一
定倍率で計算して、ポインタの移動量に変換し、移動方
向と合わせて、カーソル位置の移動処理を行う機能を持
つ。
【0030】図4に示すように、入力事象に「圧力」を
用いた場合、アナログモードへの切り換わりは、図4
(A)に示すように、押下検出手段10に対してしきい
値を越える強い力で入力が行われることによりアナログ
モードとなり、図4(B)に示すように、文字「G」上
に存在したカーソルがアナログカーソル(ポインタ)2
となり、点線のごとく弧を描いて移動する。
【0031】カーソル位置の処理は、仮に圧力量=1に
対して移動量=2と定めると「移動量=圧力×2」とい
う関係式が成り立つ。座標別移動量算出機能24は、押
下検出手段10で出力された圧力量(押下力情報)をこ
の式を用いて移動量へと変換し、更に圧力量と共に出力
される「方向」をもとに座標位置を決定して行う。
【0032】デジタルモードカーソル位置処理部16
は、単位別移動量算出機能23により、変化量(圧力の
強さや押下の速度)を移動方向のみの情報(4方向な
ど)に変換し、さらに、移動方向と移動単位(文字編集
の場合は文字単位、表編集の場合はセル単位)をもとに
移動量に変換する。
【0033】入力事象に圧力を用いた場合、デジタルモ
ードへの切り換わりは、図4(C)に示すように、押下
検出手段10に対して弱い力で入力装置を叩くとデジタ
ルモードとなり、すると、図4(D)に示すようにデジ
タルカーソル3が文字「G」から「H」、「H」から
「I」、「J」のように文字を移動単位として移動す
る。
【0034】カーソル位置の処理は、まず押下検出手段
10から得た圧力量(押下力情報)を入力オンの情報と
して処理を行い、移動方向情報と合わせて規定されてい
る4方向(上下左右)のうちの1方向(図4(C)では
右方向)を割り出すことにより、決定した方向へ現在位
置から1単位分(図4(D)では1文字分サイズ)の移
動処理を行う。
【0035】図4は押下検出信号の一例を示す図であ
る。図5(A)は図4(A)に示した押下により生じた
押下検出信号を示し、図5(B)は図4(C)に示した
押下により生じた押下検出信号を示す。この図4に示す
例では、押下の経過時間によりデジタルモード又はアナ
ログモードに切り換える。
【0036】モード設定部14は、座標入力キー1の押
下ごとに当該座標入力キー1の押下検出から一定時間t
内の押下検出信号の値に基づいてデジタルモード又はア
ナログモードを設定する一定時間内設定機能を備えてい
る。この一定時間内設定機能により、座標入力キー1の
押下がポインタの移動又はカーソルの移動のどちらを目
的とした押下なのかを一定時間内に判定し、レスポンス
を良くすることができる。この一定時間は、座標入力キ
ー1を通常に叩いた場合における力の検出の開始から座
標入力キーが原位置に復帰するまでの時間であると操作
性がよい。
【0037】図5に示す例では、一定時間tよりも長く
押下検出信号がオン(又は圧力がしきい値以上)のとき
にはアナログモードとし、一定時間tよりも短い場合に
はデジタルモードとなる。このため、座標入力キー1が
押し下されてから、一定時間t経過後には必ず移動モー
ドが設定されることとなる。モード設定部14は、圧力
の強さ等によるモード判定を行うと共に、この一定時間
内設定機能により、座標入力キーが叩かれた(押下検出
信号が一定時間t以内に立ち下がる)ときにはデジタル
モードとする。カーソルによる座標移動の場合には通常
複数回連続して叩くように操作される場合が多いため、
短時間に押下検出信号が立ち下がった場合にカーソルに
よる座標移動と判定することで、操作性を向上させてい
る。
【0038】表示処理手段13は、アナログモードカー
ソル位置処理部18およびデジタルモードカーソル位置
処理部16によって更新されたカーソル座標に基づい
て、画面上のカーソル表示位置の変化を行う機能を持
つ。
【0039】次に、図4のフローチャートに基づいて、
図1の座標入力装置の動作の流れを説明する。
【0040】ステップS1では、入力事象センサによる
センスを行い、ステップS2では、押下検出手段10に
より、センス結果を調べて入力の有無を調べる。もし、
入力がなければ、再びステップS1にてセンスを行う。
【0041】ステップS3では、入力データから入力事
象の変化量および移動方向データを取得し出力を行う。
【0042】ステップS4では、モード設定部14が、
押下検出手段10から取得した変化量としきい値との比
較を行い、アナログモードかデジタルモードかの移動モ
ードの判別と切り換え操作を行う。
【0043】ステップS5は、移動モードがアナログモ
ードの場合であり、アナログモードカーソル位置処理部
18が、変化量と移動方向データからカーソル座標の移
動量を決定する。
【0044】ステップS6は、移動モードがデジタルモ
ードの場合であり、デジタルモードカーソル位置処理部
16が、変化量と移動方向データから移動方向(4方向
のうち1方向)を決定し、文字単位などの規定単位量か
らカーソル座標の移動量を決定する。
【0045】ステップS7では、ステップS5およびス
テップS6にて決定したカーソル移動量からカーソル座
標の更新処理を行う。
【0046】ステップS8は、表示処理手段13が、更
新されたカーソル座標位置に基づいて、各モードに準拠
したカーソル表示を行う。
【0047】このように、1つの入力装置の事象をとら
れたモード切換により、アナログモードとデジタルモー
ドという、異なった移動モード間の移行を自動的に行う
ことを可能にしている。
【0048】以上説明したように、本実施形態による座
標入力装置を用いると、$
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、押下検出手段が、この座標入力キ
ーの押下を検出して押し下し検出信号を出力し、モード
設定部が、カーソル移動信号を出力するデジタルモード
とポインタ移動信号を出力するアナログモードとを、当
該押下検出信号の値に基づいて切り換えるため、入力装
置の様々な入力事象を用いて、自動的にアナログモード
とデジタルモードとの移動モード切り換えを行うことが
でき、従って、手や腕の移動による余分な操作が軽減さ
れ操作性が向上し、しかも、モード切換用スイッチなど
が不要となり、このため、コストを軽減すると共に、設
置面積を省面積とすることができる従来にない優れた座
標入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した各部の詳細構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した座標入力装置を装備したキーボー
ドの一例を示す説明図である
【図4】座標入力キーへの押下の状態に応じた各カーソ
ル位置処理部の処理例を示す説明図で、図4(A)は強
い力での押下を示す図で、図4(B)は強い力での押下
によりポインタを移動させた例を示す図で、図4(C)
は弱い力での押下を示す図で、図4(D)は弱い力での
押下によりカーソルを移動させた例を示す図である。
【図5】押下検出信号(入力信号)の一例を示す波形図
で、図5(A)は強い力での押下による入力信号の一例
を示す図で、図5(B)は弱い力での押下による入力信
号の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】従来の移動モード切換スイッチがある入力装置
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 座標入力キー 2 ポインタ 3 カーソル 10 押下検出手段 12 制御手段 13 表示処理手段 14 モード設定部 16 デジタルモードカーソル位置処理部 18 アナログモードカーソル位置処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 座標入力装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力装置に係
り、特に、カーソル移動によって制御されるGUIに用
いられる座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、GUI(グラフィカルユーザイン
ターフェース)に用いられる座標入力装置では、操作性
の向上と装置の小型化のために、カーソルキーのごとく
文字単位又はセル単位での座標制御(以後、デジタルモ
ードと称する)と、マウス等のポインティグデバイスの
ごとくピクセル単位の座標制御(以後、アナログモード
と称する)を1つの入力装置によって実現する手法が開
発されている。
【0003】例えば、図7に示されるようなキーボード
上の特定の座標入力キー51にポインティングデバイス
エミュレーション機能を持たせ、両移動モードの機能を
1つのキーボードで実現している技術が、特開平5−1
97466号公報に記載されている。
【0004】この特開平5−197466号公報には、
カーソル移動モードを切り換える際に、移動モード切換
え用スイッチ等53の切換動作を行うことによって切り
換える旨が記載されている。これによると、この従来例
では、当該切り換え用スイッチ53の押下を行いながら
当該座標入力キー51を操作するとアナログモードとな
る。従って、2カ所のキーを同時に押し下すことが必要
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、操作
性の向上と装置の小型化のために、デジタルモードの動
作とアナログモードの動作を1つの座標入力装置で実現
する場合、両移動モードの切り換えが移動モード切換用
スイッチ等の物理的な切換動作を用いて実現しているた
め、手や腕の移動による余分な操作が必要になるという
問題があった。
【0006】更に切換用スイッチ等を必要とするため
に、コストが高くなり、しかも、本来設置面積を小さく
するという座標指定キーの多機能化の目的に反し、切り
換えようスイッチを搭載するための面積が必要になって
しまう、という不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、カーソルキーとマウス兼用の座標入力キ
ーによるデジタルモードとアナログモードの切換を自動
的に行うことのできる座標入力装置を提供することを、
その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
1の手段(請求項1)として、カーソルキーとマウス兼
用の座標入力キーと、この座標入力キーの押下を検出し
て押下検出信号を出力する押下検出手段と、この押下検
出手段から出力される押下検出信号の種類に応じた移動
量信号を出力する制御手段とを備えている。しかも、制
御手段が、カーソル移動信号を出力するデジタルモード
とポインタ移動信号を出力するアナログモードとを押下
検出信号の値に基づいて切り換えるモード設定部と、こ
のモード切換制御部によってデジタルモードが設定され
たときには押下検出信号を文字単位又はセル単位のカー
ソル移動信号に変換するデジタルモードカーソル位置処
理部と、モード設定部によってアナログモードが設定さ
れたときには押下検出信号を座標単位のポインタ移動信
号に変換するアナログモードカーソル位置処理部とを備
えた、という構成を採っている。
【0009】第1の手段では、座標入力キーが押し下さ
れると、押下検出手段は、この座標入力キーの押下を検
出して押し下し検出信号を出力する。さらに、モード設
定部は、カーソル移動信号を出力するデジタルモードと
ポインタ移動信号を出力するアナログモードとを、当該
押下検出信号の値に基づいて切り換える。すなわち、押
下検出信号の内容に応じて、カーソルの移動又はポイン
タの移動を切り換える。
【0010】デジタルモードカーソル位置処理部は、こ
のモード切換制御部によってデジタルモードが設定され
たときには押下検出信号を文字単位又はセル単位のカー
ソル移動信号に変換する。一方、アナログモードカーソ
ル位置処理部は、モード設定部によってアナログモード
が設定されたときには押下検出信号を座標単位のポイン
タ移動信号に変換する。このため、座標入力キーの操作
に応じて、自動的にカーソル又はポインタに対する制御
が切り替わる。
【0011】第2の手段(請求項2)では、第1の手段
を特定する事項に加え、モード設定部が、座標入力キー
の押下ごとに当該座標入力キーの押下検出から一定時間
内の押下検出信号の値に基づいてデジタルモード又はア
ナログモードを設定する一定時間内設定機能を備えた、
という構成を採っている。
【0012】第3の手段(請求項3)では、第1又は第
2の手段を特定する事項に加え、押下検出手段が、座標
入力キーに加えられた押下力を検出する入力状態検出機
能を備えている。さらに、モード設定部が、入力状態検
出機能によって検出された押下力と予め定められたしき
い値とに基づいてモードを選択する押下力別モード選択
機能を備えた、という構成を採っている。
【0013】第4の手段(請求項4)では、第1又は第
2の手段を特定する事項に加え、押下検出手段が、座標
入力キーに加えられた圧力を検出する圧力センサ又は座
標入力キーの押下速度を検出する速度検出センサを備え
ている。しかも、モード設定部が、圧力センサ又は速度
検出センサによって検出された押下力と予め定められた
しきい値とに基づいて前記モードを選択する押下力別モ
ード選択機能を備えた、という構成を採っている。
【0014】第5の手段(請求項5)では、第3又は第
4の手段を特定する事項に加え、デジタルモードカーソ
ル位置処理部が、押下検出信号による押下力情報に基づ
いてを文字単位又はセル単位の移動量を算出する単位別
移動量算出機能を備えた、という構成を採っている。
【0015】第6の手段(請求項6)では、第3又は第
4の手段を特定する事項に加え、アナログモードカーソ
ル位置処理部が、押下検出信号による押下力情報に基づ
いて座標単位の移動量を算出する座標別移動量算出機能
を備えた、という構成を採っている。
【0016】本発明は、これらの各手段により、前述し
た目的を達成しようとするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態の構成を示すブ
ロック図である。図1に示すように、座標入力装置は、
カーソルキーとマウス兼用の座標入力キー1と、この座
標入力キーの押下を検出して押下検出信号を出力する押
下検出手段10と、この押下検出手段10から出力され
る押下検出信号の種類に応じた移動量信号を出力する制
御手段12とを備えている。
【0019】しかも、制御手段10が、カーソル移動信
号を出力するデジタルモードとポインタ移動信号を出力
するアナログモードとを押下検出信号の値に基づいて切
り換えるモード設定部14と、このモード切換制御部1
4によってデジタルモードが設定されたときには押下検
出信号を文字単位又はセル単位のカーソル移動信号に変
換するデジタルモードカーソル位置処理部16と、モー
ド設定部14によってアナログモードが設定されたとき
には押下検出信号を座標単位のポインタ移動信号に変換
するアナログモードカーソル位置処理部18とを備えて
いる。
【0020】これを詳細に説明する。
【0021】押下検出手段10は、入力事象センサを有
し、座標入力キー1ついて指などの外部からの働きかけ
により変化が発生すると、その変化をセンサが検出して
変化量および移動方向データを押下検出信号として出力
する機能を持つ。
【0022】モード設定部(移動モード切換え手段)1
4は、押下検出手段10から得た変化量(押下検出信
号)に基づいて、変化量としきい値の比較を行う。この
際、しきい値が絶対量の場合は変化量を絶対量に変換し
てから比較を行う。
【0023】移動モードとしては、カーソルキーのごと
く文字単位又はセル単位での座標制御をするデジタルモ
ードと、マウス等のポインティグデバイスのごとくピク
セル単位の座標制御をするアナログモードとがある。
【0024】本実施形態では、変化量がしきい値を越え
ていなければ、移動モードをデジタルモードに設定し、
越えていればアナログモードに設定する。逆に、変化量
がしきい値を越えている場合にデジタルモードに設定す
るようにしてもよい。モード設定部14は、この移動モ
ードの設定処理により、どちらの移動モードであるのか
を判別すると共に、それぞれの移動処理モードに切り換
える。
【0025】また、図2に示すように、押下検出手段1
0は、座標入力キーに加えられた押下力を検出する入力
状態検出機能21を備えている。さらに、モード設定部
14は、入力状態検出機能によって検出された押下力と
予め定められたしきい値とに基づいてモードを選択する
押下力別モード選択機能22を備えている。
【0026】この押下力は、圧力のみならず、種々の入
力事象によって捕捉することができる。各入力事象とし
きい値の関係の例を以下に示す。 圧力:圧力量をしきい値として切換える。 時間:キーの押下等の時間量をしきい値として切換え
る。 深さ:キー押下の深さ等をしきい値として切換える。 速度:押下の速度をしきい値として切換える。 傾き:傾きをしきい値として切換える。
【0027】図3に示すように、本実施形態では、キー
ボード4に実装される座標入力キー1に対して加えられ
た入力事象を捕捉する。そのため、各入力事象のうち、
特に、押下の力と直接の関係を持つ圧力又は入力速度
(押下の速度)に基づいて移動モードの設定を行う。
【0028】このため、入力状態検出機能21として、
座標入力キー1に加えられた圧力を検出する圧力センサ
又は座標入力キー1の押下速度を検出する速度検出セン
サを採用している。これに応じて、押下力別モード選択
機能22は、一定以上の圧力の場合には座標入力キー1
への操作をマウス等のポインティングデバイスの操作と
同様に扱い、一方、圧力が一定以下の場合には座標入力
キー1への操作を通常のキー操作とする。
【0029】アナログモードカーソル位置処理部18
は、座標別移動量算出機能24(変化量→移動量変換手
段)により、変化量(圧力の強さや押下の速度等)を一
定倍率で計算して、ポインタの移動量に変換し、移動方
向と合わせて、カーソル位置の移動処理を行う機能を持
つ。
【0030】図4に示すように、入力事象に「圧力」を
用いた場合、アナログモードへの切り換わりは、図4
(A)に示すように、押下検出手段10に対してしきい
値を越える強い力で入力が行われることによりアナログ
モードとなり、図4(B)に示すように、文字「G」上
に存在したカーソルがアナログカーソル(ポインタ)2
となり、点線のごとく弧を描いて移動する。
【0031】カーソル位置の処理は、仮に圧力量=1に
対して移動量=2と定めると「移動量=圧力×2」とい
う関係式が成り立つ。座標別移動量算出機能24は、押
下検出手段10で出力された圧力量(押下力情報)をこ
の式を用いて移動量へと変換し、更に圧力量と共に出力
される「方向」をもとに座標位置を決定して行う。
【0032】デジタルモードカーソル位置処理部16
は、単位別移動量算出機能23により、変化量(圧力の
強さや押下の速度)を移動方向のみの情報(4方向な
ど)に変換し、さらに、移動方向と移動単位(文字編集
の場合は文字単位、表編集の場合はセル単位)をもとに
移動量に変換する。
【0033】入力事象に圧力を用いた場合、デジタルモ
ードへの切り換わりは、図4(C)に示すように、押下
検出手段10に対して弱い力で入力装置を叩くとデジタ
ルモードとなり、すると、図4(D)に示すようにデジ
タルカーソル3が文字「G」から「H」、「H」から
「I」、「J」のように文字を移動単位として移動す
る。
【0034】カーソル位置の処理は、まず押下検出手段
10から得た圧力量(押下力情報)を入力オンの情報と
して処理を行い、移動方向情報と合わせて規定されてい
る4方向(上下左右)のうちの1方向(図4(C)では
右方向)を割り出すことにより、決定した方向へ現在位
置から1単位分(図4(D)では1文字分サイズ)の移
動処理を行う。
【0035】図4は押下検出信号の一例を示す図であ
る。図5(A)は図4(A)に示した押下により生じた
押下検出信号を示し、図5(B)は図4(C)に示した
押下により生じた押下検出信号を示す。この図4に示す
例では、押下の経過時間によりデジタルモード又はアナ
ログモードに切り換える。
【0036】モード設定部14は、座標入力キー1の押
下ごとに当該座標入力キー1の押下検出から一定時間t
内の押下検出信号の値に基づいてデジタルモード又はア
ナログモードを設定する一定時間内設定機能を備えてい
る。この一定時間内設定機能により、座標入力キー1の
押下がポインタの移動又はカーソルの移動のどちらを目
的とした押下なのかを一定時間内に判定し、レスポンス
を良くすることができる。この一定時間は、座標入力キ
ー1を通常に叩いた場合における力の検出の開始から座
標入力キーが原位置に復帰するまでの時間であると操作
性がよい。
【0037】図5に示す例では、一定時間tよりも長く
押下検出信号がオン(又は圧力がしきい値以上)のとき
にはアナログモードとし、一定時間tよりも短い場合に
はデジタルモードとなる。このため、座標入力キー1が
押し下されてから、一定時間t経過後には必ず移動モー
ドが設定されることとなる。モード設定部14は、圧力
の強さ等によるモード判定を行うと共に、この一定時間
内設定機能により、座標入力キーが叩かれた(押下検出
信号が一定時間t以内に立ち下がる)ときにはデジタル
モードとする。カーソルによる座標移動の場合には通常
複数回連続して叩くように操作される場合が多いため、
短時間に押下検出信号が立ち下がった場合にカーソルに
よる座標移動と判定することで、操作性を向上させてい
る。
【0038】表示処理手段13は、アナログモードカー
ソル位置処理部18およびデジタルモードカーソル位置
処理部16によって更新されたカーソル座標に基づい
て、画面上のカーソル表示位置の変化を行う機能を持
つ。
【0039】次に、図4のフローチャートに基づいて、
図1の座標入力装置の動作の流れを説明する。
【0040】ステップS1では、入力事象センサによる
センスを行い、ステップS2では、押下検出手段10に
より、センス結果を調べて入力の有無を調べる。もし、
入力がなければ、再びステップS1にてセンスを行う。
【0041】ステップS3では、入力データから入力事
象の変化量および移動方向データを取得し出力を行う。
【0042】ステップS4では、モード設定部14が、
押下検出手段10から取得した変化量としきい値との比
較を行い、アナログモードかデジタルモードかの移動モ
ードの判別と切り換え操作を行う。
【0043】ステップS5は、移動モードがアナログモ
ードの場合であり、アナログモードカーソル位置処理部
18が、変化量と移動方向データからカーソル座標の移
動量を決定する。
【0044】ステップS6は、移動モードがデジタルモ
ードの場合であり、デジタルモードカーソル位置処理部
16が、変化量と移動方向データから移動方向(4方向
のうち1方向)を決定し、文字単位などの規定単位量か
らカーソル座標の移動量を決定する。
【0045】ステップS7では、ステップS5およびス
テップS6にて決定したカーソル移動量からカーソル座
標の更新処理を行う。
【0046】ステップS8は、表示処理手段13が、更
新されたカーソル座標位置に基づいて、各モードに準拠
したカーソル表示を行う。
【0047】このように、1つの入力装置の事象をとら
れたモード切換により、アナログモードとデジタルモー
ドという、異なった移動モード間の移行を自動的に行う
ことを可能にしている。
【0048】以上説明したように、本実施形態による座
標入力装置を用いると、操作性を向上させ、コストを軽
減すると共に、省面積とすることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、押下検出手段が、この座標入力キ
ーの押下を検出して押し下し検出信号を出力し、モード
設定部が、カーソル移動信号を出力するデジタルモード
とポインタ移動信号を出力するアナログモードとを、当
該押下検出信号の値に基づいて切り換えるため、入力装
置の様々な入力事象を用いて、自動的にアナログモード
とデジタルモードとの移動モード切り換えを行うことが
でき、従って、手や腕の移動による余分な操作が軽減さ
れ操作性が向上し、しかも、モード切換用スイッチなど
が不要となり、このため、コストを軽減すると共に、設
置面積を省面積とすることができる従来にない優れた座
標入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した各部の詳細構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】図1に示した座標入力装置を装備したキーボー
ドの一例を示す説明図である
【図4】座標入力キーへの押下の状態に応じた各カーソ
ル位置処理部の処理例を示す説明図で、図4(A)は強
い力での押下を示す図で、図4(B)は強い力での押下
によりポインタを移動させた例を示す図で、図4(C)
は弱い力での押下を示す図で、図4(D)は弱い力での
押下によりカーソルを移動させた例を示す図である。
【図5】押下検出信号(入力信号)の一例を示す波形図
で、図5(A)は強い力での押下による入力信号の一例
を示す図で、図5(B)は弱い力での押下による入力信
号の一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】従来の移動モード切換スイッチがある入力装置
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】 1 座標入力キー 2 ポインタ 3 カーソル 10 押下検出手段 12 制御手段 13 表示処理手段 14 モード設定部 16 デジタルモードカーソル位置処理部 18 アナログモードカーソル位置処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーソルキーとマウスとを兼用する座標
    入力キーと、この座標入力キーの押下を検出して押下検
    出信号を出力する押下検出手段と、この押下検出手段か
    ら出力される前記押下検出信号の種類に応じた移動量信
    号を出力する制御手段とを備えた座標入力装置におい
    て、 前記制御手段が、カーソル移動信号を出力するデジタル
    モードとポインタ移動信号を出力するアナログモードと
    を前記押下検出信号の値に基づいて切り換えるモード設
    定部と、このモード切換制御部によって前記デジタルモ
    ードが設定されたときには前記押下検出信号を文字単位
    又はセル単位のカーソル移動信号に変換するデジタルモ
    ードカーソル位置処理部と、前記モード設定部によって
    アナログモードが設定されたときには前記押下検出信号
    を座標単位のポインタ移動信号に変換するアナログモー
    ドカーソル位置処理部とを備えたことを特徴とする座標
    入力装置。
  2. 【請求項2】 前記モード設定部が、前記座標入力キー
    の押下ごとに当該座標入力キーの押下検出から一定時間
    内の押下検出信号の値に基づいて前記デジタルモード又
    は前記アナログモードを設定する一定時間内設定機能を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記押下検出手段が、前記座標入力キー
    に加えられた押下力を検出する入力状態検出機能を備
    え、 前記モード設定部が、前記入力状態検出機能によって検
    出された押下力と予め定められたしきい値とに基づいて
    前記モードを選択する押下力別モード選択機能を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記押下検出手段が、前記座標入力キー
    に加えられた圧力を検出する圧力センサ又は前記座標入
    力キーの押下速度を検出する速度検出センサを備え、 前記モード設定部が、前記圧力センサ又は速度検出セン
    サによって検出された押下力と予め定められたしきい値
    とに基づいて前記モードを選択する押下力別モード選択
    機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の座
    標入力装置。
  5. 【請求項5】 前記デジタルモードカーソル位置処理部
    が、前記押下検出信号による押下力情報に基づいてを文
    字単位又はセル単位の移動量を算出する単位別移動量算
    出機能を備えたことを特徴とする請求項3又は4記載の
    座標入力装置。
  6. 【請求項6】 前記アナログモードカーソル位置処理部
    が、前記押下検出信号による押下力情報に基づいて座標
    単位の移動量を算出する座標別移動量算出機能を備えた
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の座標入力装置。
JP8011524A 1996-01-26 1996-01-26 座標入力装置 Pending JPH09204274A (ja)

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