JPH09203951A - カートリッジホルダーの防水機構 - Google Patents
カートリッジホルダーの防水機構Info
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- JPH09203951A JPH09203951A JP8011754A JP1175496A JPH09203951A JP H09203951 A JPH09203951 A JP H09203951A JP 8011754 A JP8011754 A JP 8011754A JP 1175496 A JP1175496 A JP 1175496A JP H09203951 A JPH09203951 A JP H09203951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- cartridge
- cartridge holder
- cover
- camera
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/02—Bodies
- G03B17/08—Waterproof bodies or housings
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/26—Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
- G03B2217/268—Unloading the cartridge from the camera; Loading the cartridge into the camera
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シール部材を配置する際に、位置決め用の溝
を形成したり接着剤を使用したりする必要のないカート
リッジホルダーの防水機構を提供する。 【解決手段】 カメラ本体内の格納位置とカートリッジ
挿入用開口部がカメラ本体外に露出するカートリッジ受
入れ位置との間を移動するカートリッジホルダー４にお
ける防水機構である。カートリッジホルダー４に別途ホ
ルダーカバー６を取り付ける際に、両者の間に弾性シー
ル部材５を挟み込むように配置する。弾性シール部材５
は、カートリッジホルダー４とホルダーカバー６とに挾
持される平板部51と、該平板部51の周縁に設けられてホ
ルダーカバーの外周縁近傍の全周に延在するとともにカ
ートリッジホルダーが格納位置にあるときにカメラボデ
ィとホルダーカバー６との間に液密シールを構成するシ
ール部55とが一体成形されてなる。
を形成したり接着剤を使用したりする必要のないカート
リッジホルダーの防水機構を提供する。 【解決手段】 カメラ本体内の格納位置とカートリッジ
挿入用開口部がカメラ本体外に露出するカートリッジ受
入れ位置との間を移動するカートリッジホルダー４にお
ける防水機構である。カートリッジホルダー４に別途ホ
ルダーカバー６を取り付ける際に、両者の間に弾性シー
ル部材５を挟み込むように配置する。弾性シール部材５
は、カートリッジホルダー４とホルダーカバー６とに挾
持される平板部51と、該平板部51の周縁に設けられてホ
ルダーカバーの外周縁近傍の全周に延在するとともにカ
ートリッジホルダーが格納位置にあるときにカメラボデ
ィとホルダーカバー６との間に液密シールを構成するシ
ール部55とが一体成形されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのカートリ
ッジホルダーの防水機構に関し、さらに詳しくは、カメ
ラ本体内の格納位置とカートリッジ挿入用開口部がカメ
ラ本体の外に露出するカートリッジ受入れ位置との間を
移動するカートリッジホルダーの防水機構に関する。
ッジホルダーの防水機構に関し、さらに詳しくは、カメ
ラ本体内の格納位置とカートリッジ挿入用開口部がカメ
ラ本体の外に露出するカートリッジ受入れ位置との間を
移動するカートリッジホルダーの防水機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】カメラにおけるフィルム装填機構として
は、従来より、カメラの裏蓋を開けてカメラ内の所定位
置にフィルムカートリッジを配置し、カートリッジから
フィルム端部を引き出してスプールと係合させ、裏蓋を
閉じて巻き上げ動作を行うことによって、フィルムの装
填を完了するものが知られている。このような裏蓋式の
フィルム装填機構を有するカメラにおける裏蓋部分の防
水は、例えば、裏蓋にその内面周縁近傍の全周を覆う環
状のゴムパッキンを取り付けることによって行なわれ
る。
は、従来より、カメラの裏蓋を開けてカメラ内の所定位
置にフィルムカートリッジを配置し、カートリッジから
フィルム端部を引き出してスプールと係合させ、裏蓋を
閉じて巻き上げ動作を行うことによって、フィルムの装
填を完了するものが知られている。このような裏蓋式の
フィルム装填機構を有するカメラにおける裏蓋部分の防
水は、例えば、裏蓋にその内面周縁近傍の全周を覆う環
状のゴムパッキンを取り付けることによって行なわれ
る。
【０００３】一方、カメラ本体から傾動式またはスライ
ド式で引き出すことが可能なカートリッジホルダーにカ
ートリッジを入れ、このカートリッジホルダーをカメラ
本体内に戻すだけで自動的にカートリッジからフィルム
が送り出されてフィルム装填が完了するものが提案され
ている。
ド式で引き出すことが可能なカートリッジホルダーにカ
ートリッジを入れ、このカートリッジホルダーをカメラ
本体内に戻すだけで自動的にカートリッジからフィルム
が送り出されてフィルム装填が完了するものが提案され
ている。
【０００４】図１および図２に、傾動式のカートリッジ
ホルダーを概略的に説明する要部斜視図を示した。フィ
ルムカートリッジを保持するカートリッジホルダー10
は、ピン11を軸として、カメラ本体内の格納位置(図１
に示される位置)からカートリッジ受入れ位置(図２に示
される位置)へと傾動することが可能である。すなわ
ち、図２のカートリッジ受入れ位置においては、カート
リッジホルダー10の上面に形成されたカートリッジ挿入
用開口部12がカメラ外部に露出しており、ここからフィ
ルムカートリッジ(図示せず)をカートリッジホルダー10
に挿入することができる。そして、カートリッジを保持
したカートリッジホルダー10をピン11を中心として傾動
させて図１の格納位置まで戻すと、カートリッジ内のフ
ィルムがフィルム出口13から自動的に送り出されスプー
ル(図示せず)に巻き取られて、フィルムの装填が完了す
る。
ホルダーを概略的に説明する要部斜視図を示した。フィ
ルムカートリッジを保持するカートリッジホルダー10
は、ピン11を軸として、カメラ本体内の格納位置(図１
に示される位置)からカートリッジ受入れ位置(図２に示
される位置)へと傾動することが可能である。すなわ
ち、図２のカートリッジ受入れ位置においては、カート
リッジホルダー10の上面に形成されたカートリッジ挿入
用開口部12がカメラ外部に露出しており、ここからフィ
ルムカートリッジ(図示せず)をカートリッジホルダー10
に挿入することができる。そして、カートリッジを保持
したカートリッジホルダー10をピン11を中心として傾動
させて図１の格納位置まで戻すと、カートリッジ内のフ
ィルムがフィルム出口13から自動的に送り出されスプー
ル(図示せず)に巻き取られて、フィルムの装填が完了す
る。
【０００５】図１に示されているように、カートリッジ
ホルダー10には平板状のホルダーカバー２が取り付けら
れており、このホルダーカバー２は、カートリッジホル
ダー10が格納位置にきたときにカメラ全体の外装カバー
１の一部をなすとともに、ホルダーカバーがカートリッ
ジ受入れ位置へと移動するときにはホルダーカバーと一
体的に傾動する。なお、図２においてはホルダーカバー
２の図示は省略している。また、図１および図２におい
ては、撮影レンズ３の位置を一点鎖線で示した。
ホルダー10には平板状のホルダーカバー２が取り付けら
れており、このホルダーカバー２は、カートリッジホル
ダー10が格納位置にきたときにカメラ全体の外装カバー
１の一部をなすとともに、ホルダーカバーがカートリッ
ジ受入れ位置へと移動するときにはホルダーカバーと一
体的に傾動する。なお、図２においてはホルダーカバー
２の図示は省略している。また、図１および図２におい
ては、撮影レンズ３の位置を一点鎖線で示した。
【０００６】また、スライド式のカートリッジホルダー
は、カートリッジホルダーが傾動するのではなく、平行
移動することによってカメラ本体内の格納位置とカメラ
本体外のカートリッジ受入れ位置との間を移動するもの
である。
は、カートリッジホルダーが傾動するのではなく、平行
移動することによってカメラ本体内の格納位置とカメラ
本体外のカートリッジ受入れ位置との間を移動するもの
である。
【０００７】以上のような傾動式またはスライド式のカ
ートリッジホルダー部分に対して前記裏蓋式のフィルム
装填機構における裏蓋部分と同様の防水処理を施すため
には、カートリッジホルダーのホルダーカバーとカメラ
ボディとの境界部分にオバーラップ部を構成するととも
に該オーバーラップ部にその全周を覆う環状のゴムパッ
キンを設けることが必要になる。
ートリッジホルダー部分に対して前記裏蓋式のフィルム
装填機構における裏蓋部分と同様の防水処理を施すため
には、カートリッジホルダーのホルダーカバーとカメラ
ボディとの境界部分にオバーラップ部を構成するととも
に該オーバーラップ部にその全周を覆う環状のゴムパッ
キンを設けることが必要になる。
【０００８】ところで、裏蓋式のフィルム装填機構にし
ても、傾動式またはスライド式のカートリッジホルダー
を使用するフィルム装填機構にしても、環状のゴムパッ
キンを所定位置に取り付けるには、位置決めのための案
内溝を設けるとともに案内溝に環状のパッキンをはめ込
むといった作業工程の増加や、パッキンを固定するため
の接着剤が必要になるなど、コストアップを招く要因が
多い。
ても、傾動式またはスライド式のカートリッジホルダー
を使用するフィルム装填機構にしても、環状のゴムパッ
キンを所定位置に取り付けるには、位置決めのための案
内溝を設けるとともに案内溝に環状のパッキンをはめ込
むといった作業工程の増加や、パッキンを固定するため
の接着剤が必要になるなど、コストアップを招く要因が
多い。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が
解決すべき技術的課題は、カートリッジホルダーの防水
処理においてシール部材を配置する際に、位置決め用の
溝を形成したり接着剤を使用したりする必要のない防水
機構を提供することである。
解決すべき技術的課題は、カートリッジホルダーの防水
処理においてシール部材を配置する際に、位置決め用の
溝を形成したり接着剤を使用したりする必要のない防水
機構を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段・作用・効果】本発明は、前
記課題を有効に解決するために創案されたものであり、
カメラ本体内の格納位置とカートリッジ挿入用開口部が
カメラ本体外に露出するカートリッジ受入れ位置との間
を移動する傾動式やスライド式等のカートリッジホルダ
ーを使用するカメラにおいてはカートリッジホルダーに
対して別途ホルダーカバーを取り付ける必要があるとい
う事実に着目し、これらの２部材の間に平板状のシール
部材を単に挟み込むだけで容易にカートリッジホルダー
部分に対して防水処理を行うものである。
記課題を有効に解決するために創案されたものであり、
カメラ本体内の格納位置とカートリッジ挿入用開口部が
カメラ本体外に露出するカートリッジ受入れ位置との間
を移動する傾動式やスライド式等のカートリッジホルダ
ーを使用するカメラにおいてはカートリッジホルダーに
対して別途ホルダーカバーを取り付ける必要があるとい
う事実に着目し、これらの２部材の間に平板状のシール
部材を単に挟み込むだけで容易にカートリッジホルダー
部分に対して防水処理を行うものである。
【００１１】カートリッジホルダーに取り付けられるホ
ルダーカバーは、カートリッジホルダーがカメラ本体内
の格納位置にあるときにカメラの外装カバーの一部をな
すものである。このカートリッジホルダーをホルダーカ
バーに取り付ける際に両者の間に全体が平板状の弾性シ
ール部材を挟み込むようにして配置する。この弾性シー
ル部材は、カートリッジホルダーとホルダーカバーとに
挾持される平板部と、該平板部の周縁に設けられてホル
ダーカバーの外周縁近傍の全周に延在するとともにカー
トリッジホルダーが格納位置にあるときにカメラボディ
とホルダーカバーとの間に液密シールを構成するシール
部とが一体成形されてなるものである。
ルダーカバーは、カートリッジホルダーがカメラ本体内
の格納位置にあるときにカメラの外装カバーの一部をな
すものである。このカートリッジホルダーをホルダーカ
バーに取り付ける際に両者の間に全体が平板状の弾性シ
ール部材を挟み込むようにして配置する。この弾性シー
ル部材は、カートリッジホルダーとホルダーカバーとに
挾持される平板部と、該平板部の周縁に設けられてホル
ダーカバーの外周縁近傍の全周に延在するとともにカー
トリッジホルダーが格納位置にあるときにカメラボディ
とホルダーカバーとの間に液密シールを構成するシール
部とが一体成形されてなるものである。
【００１２】カートリッジホルダーに対してはホルダー
カバーを別途取り付ける必要があるので、この取付けの
際に平板状の弾性シール部材を単に両者の間に挟み込む
だけで簡単に防水処理を施すことができる。すなわち、
防水処理を施すにおいて、シール部材を用意すること
と、カートリッジホルダーにホルダーカバーを取り付け
る際に両者の間にこのシール部材を挟み込むという工程
が追加されるにすぎない。
カバーを別途取り付ける必要があるので、この取付けの
際に平板状の弾性シール部材を単に両者の間に挟み込む
だけで簡単に防水処理を施すことができる。すなわち、
防水処理を施すにおいて、シール部材を用意すること
と、カートリッジホルダーにホルダーカバーを取り付け
る際に両者の間にこのシール部材を挟み込むという工程
が追加されるにすぎない。
【００１３】したがって、シール部材の位置決めを行う
ための溝を加工したり、そのような溝にシール部材をは
め込んだりする必要はなく、シール部材の固定を行うた
めの接着剤等を別途用意する必要もなくなり、コスト面
において有利である。
ための溝を加工したり、そのような溝にシール部材をは
め込んだりする必要はなく、シール部材の固定を行うた
めの接着剤等を別途用意する必要もなくなり、コスト面
において有利である。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図３および
図４を参照して以下に詳細に説明する。
図４を参照して以下に詳細に説明する。
【００１５】図３は本発明の防水機構を備えた傾動式の
カートリッジホルダーを説明する分解斜視図である。こ
のカートリッジホルダー４は図１および図２に示したカ
ートリッジホルダー10と同様にカメラ本体内の格納位置
からカートリッジ受入れ位置へと傾動することが可能で
ある。
カートリッジホルダーを説明する分解斜視図である。こ
のカートリッジホルダー４は図１および図２に示したカ
ートリッジホルダー10と同様にカメラ本体内の格納位置
からカートリッジ受入れ位置へと傾動することが可能で
ある。
【００１６】カートリッジ受入れ位置においては、カー
トリッジホルダー４のカートリッジ保持部41の上部開口
部がカメラ本体外に露出しており、ここからフィルムカ
ートリッジ(図示せず)をカートリッジ保持部41内に挿入
することができる。さらに、カートリッジホルダー４に
は、格納位置(図１参照)においてフィルムを送り出すた
めのフィルム出口43が設けられている。
トリッジホルダー４のカートリッジ保持部41の上部開口
部がカメラ本体外に露出しており、ここからフィルムカ
ートリッジ(図示せず)をカートリッジ保持部41内に挿入
することができる。さらに、カートリッジホルダー４に
は、格納位置(図１参照)においてフィルムを送り出すた
めのフィルム出口43が設けられている。
【００１７】カートリッジホルダー４には、該ホルダー
４が格納位置に戻ったときにカメラの外装カバー(図１
参照)の一部を構成するホルダーカバー６が取り付けら
れる。ホルダーカバー６は、略長方形平板状の外装部61
と、外装部61の上部および両側部の周縁に沿って形成さ
れた周壁部63とが一体的に形成されてなるものである。
外装部61の下端部はカメラ本体側(図３中左側)に向かっ
てやや傾斜している。外装部61の両側部に対応する周壁
部63からは、外装部下端部の傾斜に沿って傾動アーム64
が斜め下方に延在している。この傾動アーム64には、傾
動中心となるピン(図示せず)が挿入されるピン穴65が形
成されている。
４が格納位置に戻ったときにカメラの外装カバー(図１
参照)の一部を構成するホルダーカバー６が取り付けら
れる。ホルダーカバー６は、略長方形平板状の外装部61
と、外装部61の上部および両側部の周縁に沿って形成さ
れた周壁部63とが一体的に形成されてなるものである。
外装部61の下端部はカメラ本体側(図３中左側)に向かっ
てやや傾斜している。外装部61の両側部に対応する周壁
部63からは、外装部下端部の傾斜に沿って傾動アーム64
が斜め下方に延在している。この傾動アーム64には、傾
動中心となるピン(図示せず)が挿入されるピン穴65が形
成されている。
【００１８】また、外装部61の裏面には円柱状の突起62
が３箇所に形成されており、この部分にビス止めのため
のねじ穴62aが形成されている。一方、カートリッジホ
ルダー４の側面には、ホルダーカバーの外装部裏面から
突出する円柱状の各突起62を受け入れる円筒状のボス42
が３つ形成されており、カートリッジホルダー側面上各
ボス42に囲まれた位置には固定用ビス70(図４参照)を通
すための開口部42aが形成されている。すなわち、ホル
ダーカバー６は、その外装部裏面から突出する突起62を
カートリッジホルダー４の側面から突出する円筒状ボス
42内に係合させるとともに、開口部42aに通したビス70
をねじ穴62aに螺合させることによって、カートリッジ
ホルダー４に固定される。
が３箇所に形成されており、この部分にビス止めのため
のねじ穴62aが形成されている。一方、カートリッジホ
ルダー４の側面には、ホルダーカバーの外装部裏面から
突出する円柱状の各突起62を受け入れる円筒状のボス42
が３つ形成されており、カートリッジホルダー側面上各
ボス42に囲まれた位置には固定用ビス70(図４参照)を通
すための開口部42aが形成されている。すなわち、ホル
ダーカバー６は、その外装部裏面から突出する突起62を
カートリッジホルダー４の側面から突出する円筒状ボス
42内に係合させるとともに、開口部42aに通したビス70
をねじ穴62aに螺合させることによって、カートリッジ
ホルダー４に固定される。
【００１９】以上のようにしてカートリッジホルダー４
にホルダーカバー６が取り付けられるのであるが、その
際に両者の間に全体が平板状の弾性シール部材５が挟み
込むようにして配置される。
にホルダーカバー６が取り付けられるのであるが、その
際に両者の間に全体が平板状の弾性シール部材５が挟み
込むようにして配置される。
【００２０】弾性シール部材５は、全体がゴム等の弾性
部材から一体成形されたものであって、略長方形の平板
部51と、平板部51の周縁に沿って形成された周壁部(シ
ール部)55とから構成されている。平板部51の下端部
は、ホルダーカバー６の外装部下端部の傾斜に合わせて
カメラ本体側に向かって傾斜している。カートリッジホ
ルダー４の側面から突出する円筒状ボス42と対応する平
板部51上の位置には、開口部52が形成されている。つま
り、弾性シール部材５は、ボス42の外周面に開口部52を
はめ込むことによって位置決めされる。したがって、平
板部51に形成された開口部52の直径は、円筒状ボス42の
外径とほぼ等しい大きさとされている。
部材から一体成形されたものであって、略長方形の平板
部51と、平板部51の周縁に沿って形成された周壁部(シ
ール部)55とから構成されている。平板部51の下端部
は、ホルダーカバー６の外装部下端部の傾斜に合わせて
カメラ本体側に向かって傾斜している。カートリッジホ
ルダー４の側面から突出する円筒状ボス42と対応する平
板部51上の位置には、開口部52が形成されている。つま
り、弾性シール部材５は、ボス42の外周面に開口部52を
はめ込むことによって位置決めされる。したがって、平
板部51に形成された開口部52の直径は、円筒状ボス42の
外径とほぼ等しい大きさとされている。
【００２１】以上のようにして組み立てられたカートリ
ッジホルダーがカメラ本体内の格納位置にある場合の要
部断面図を図４に示した。
ッジホルダーがカメラ本体内の格納位置にある場合の要
部断面図を図４に示した。
【００２２】図４からも分かるように、弾性シール部材
５の周壁部55がホルダーカバー６の周壁部63の内面とカ
メラボディ側の部材である外装カバー１の端部１aとの
間に圧縮状態で挟み込まれており、その部分に液密シー
ルを構成している。この液密シールは、図３からも明ら
かなように、ホルダーカバー６の全周にわたって形成さ
れている。なお、図４中の部材80は、カートリッジホル
ダーを格納位置に維持するための保持部材である。
５の周壁部55がホルダーカバー６の周壁部63の内面とカ
メラボディ側の部材である外装カバー１の端部１aとの
間に圧縮状態で挟み込まれており、その部分に液密シー
ルを構成している。この液密シールは、図３からも明ら
かなように、ホルダーカバー６の全周にわたって形成さ
れている。なお、図４中の部材80は、カートリッジホル
ダーを格納位置に維持するための保持部材である。
【００２３】以上、傾動式のカートリッジホルダーにつ
いて説明したが、スライド式のカートリッジホルダーに
対しても同様の防水機構を適用することが可能である。
なお、本発明はカートリッジホルダーの防水機構に関す
るものであるが、平板部とシール部とからなるシール部
材は、カメラの内外に出入りするカートリッジホルダー
以外の部材とそのカバーとからなる開閉機構の防水手段
として用いることもできる。
いて説明したが、スライド式のカートリッジホルダーに
対しても同様の防水機構を適用することが可能である。
なお、本発明はカートリッジホルダーの防水機構に関す
るものであるが、平板部とシール部とからなるシール部
材は、カメラの内外に出入りするカートリッジホルダー
以外の部材とそのカバーとからなる開閉機構の防水手段
として用いることもできる。
【図１】 カメラ本体内の格納位置にある傾動式のカー
トリッジホルダーを示す要部斜視図である。
トリッジホルダーを示す要部斜視図である。
【図２】 カメラ本体外のカートリッジ受入れ位置にあ
る傾動式のカートリッジホルダーを示す要部斜視図であ
る。
る傾動式のカートリッジホルダーを示す要部斜視図であ
る。
【図３】 本発明の防水機構を備えたカートリッジホル
ダーを示す分解斜視図である。
ダーを示す分解斜視図である。
【図４】 図３のカートリッジホルダーの組立後の状態
を格納位置にある場合について示す要部断面図である。
を格納位置にある場合について示す要部断面図である。
１ 外装カバー １a 外装カバーの端部 ２ ホルダーカバー ３ 撮影レンズ ４ カートリッジホルダー ５ 弾性シール部材 ６ ホルダーカバー 10 カートリッジホルダー 11 ピン 12 カートリッジ挿入用開口部 13 フィルム出口 41 カートリッジ保持部 42 円筒状ボス 42a 開口部 43 フィルム出口 51 平板部 52 開口部 55 周壁部 61 外装部 62 円柱状突起 62a ねじ穴 63 周壁部 64 傾動アーム 65 ピン穴 70 固定用ビス 80 保持部材
Claims (1)
- 【請求項１】 カメラ本体内の格納位置とカートリッジ
挿入用開口部がカメラ本体外に露出するカートリッジ受
入れ位置との間を移動するカートリッジホルダー(４)を
備えるとともに、カートリッジホルダー(４)には該ホル
ダー(４)が格納位置にあるときにカメラの外装カバー
(１)の一部をなすホルダーカバー(６)が取り付けられて
いるカメラのカートリッジホルダーの防水機構におい
て、 カートリッジホルダー(４)とホルダーカバー(６)との間
には、該カートリッジホルダー(４)とホルダーカバー
(６)とに挾持される平板部(51)と、該平板部(51)の周縁
に設けられてホルダーカバーの外周縁近傍の全周に延在
するとともにカートリッジホルダーが格納位置にあると
きにカメラボディ(１)とホルダーカバー(６)との間に液
密シールを構成するシール部(55)とが一体成形されてな
る弾性シール部材(５)が配置されていることを特徴とす
る、カートリッジホルダーの防水機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011754A JPH09203951A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カートリッジホルダーの防水機構 |
| US08/788,164 US6002884A (en) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | Waterproof mechanism, sealing member, and camera including the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011754A JPH09203951A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カートリッジホルダーの防水機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203951A true JPH09203951A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11786791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8011754A Pending JPH09203951A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カートリッジホルダーの防水機構 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6002884A (ja) |
| JP (1) | JPH09203951A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002202557A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの防水構造 |
| WO2003103665A1 (ja) | 2002-06-06 | 2003-12-18 | 株式会社医薬分子設計研究所 | 抗アレルギー薬 |
| US7626042B2 (en) | 2002-06-06 | 2009-12-01 | Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. | O-substituted hydroxyaryl derivatives |
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