JPH09203068A - 地下二重壁用の打込み型枠及びその支持止水具 - Google Patents

地下二重壁用の打込み型枠及びその支持止水具

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JPH09203068A
JPH09203068A JP8043989A JP4398996A JPH09203068A JP H09203068 A JPH09203068 A JP H09203068A JP 8043989 A JP8043989 A JP 8043989A JP 4398996 A JP4398996 A JP 4398996A JP H09203068 A JPH09203068 A JP H09203068A
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Hiroyasu Ooka
裕保 大岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏水や結露水の悪影響を防止し、施工が容易
で室内を広く取ることができる地下二重壁用の打込み型
枠、並びにこの打込み型枠を支持し、かつ漏水侵入を防
止する支持止水具を提供する。 【解決手段】 剛性、耐水性のハニカムコア1に表面板
2が接着され、周辺部に枠状補強部材3が接着された内
壁本体4の片面に、不織布5、立体網状体8又は片面コ
ルゲートコアシート9よりなる導水層6と、水を通しセ
メント粒子を通さない不織布5よりなる透水層7とが積
層されてなる打込み型枠、並びに雌ねじ付きの管状の雌
ねじ管体11又はねじのない管体16と、これらに嵌ま
る形状の雄ねじ付きの筒状の雄ねじ蓋体12又はねじの
ない蓋体17と、柱状の接続ボルト15と、雌ねじ管体
11に嵌まる雄ねじ体13又は円板状の塞ぎ板18とよ
りなる支持止水具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外壁形成時の室内
側の型枠と内壁とを兼ねる、軽量で強度の大きい地下二
重壁用の打ち込み型枠と、該打込み型枠を支持すると共
に、打込み型枠に残存するセパレーター貫通孔跡を閉塞
止水する、打込み型枠の支持止水具とに関する。
【0002】
【従来の技術】地下建造物では、周辺の地層に含まれた
地下水がコンクリート躯体に浸透して地下室は多湿とな
り、特に地下水位の高い地域等の場合は、地下水がコン
クリート躯体に浸透したり、打ち継ぎ部やセパレーター
等から漏水するので、コンクリート躯体にアスファルト
やシート防水を施すか、防水薬液注入等の対策が講じら
れている。
【0003】また、地層の温度は年間を通じて約15゜
Cであるため、コンクリート躯体も約15゜Cとなり、
夏季の高温多湿な外気や冬季の暖房による地下室の温度
との差によって、壁面に結露水が発生して壁を汚した
り、カビの原因となって美観上支障があるばかりでな
く、カビを介して呼吸器にアレルギー症状を誘発する等
の不具合があった。そこで、この漏水や結露水の発生を
防止するために、コンクリート躯体の内側に内壁を設け
て二重壁とし、外壁と内壁との間の隙間が持つ断熱効果
によって、地下室内外の温度差から生ずる結露現象を減
少させ、居住性を向上させようとする二重壁の建造がか
なり広く行われている。
【0004】二重壁にはコンクリートブロックを積み上
げた内壁が最も多い。外壁の内側下部に排水溝の立上が
りをコンクリートで作り、溝内面にモルタルを塗って仕
上げた立上がりの上に、コンクリートブロックを梁まで
積み上げるものである。従って、コンクリートブロック
による内壁と、外壁との間に空間があり、内壁と外壁と
は遊離している。空間の下部に設けた排水溝は、外壁か
らの漏水を排水するためのもので、ここから排水パイプ
を通じて漏水が地下のピットへ流入するようになってい
る。
【0005】内壁には他にセメント成形板、PC板、A
LC板等が使用されるが、これらはコンクリートブロッ
クと異なり自立することができないので、防錆処理した
軽量鉄骨下地等で壁下地を組み立て、この壁下地にセメ
ント成形板などを張り付けて内壁にしているが、巾の広
い排水溝と、壁下地と内壁との厚さの巾が必要であるか
ら、室内面積が狭くなると共に、施工に多大の手間がか
かる欠点がある。
【0006】以上のものは建造した外壁に、空間を置い
て内壁を設置するものであって手間がかかる欠点がある
ので、打込み型枠と称して外壁形成時に外壁の室内側の
面の型枠を兼ねる内壁として、種々のものが提案されて
いる。打込み型枠は外壁の外側の山留め壁に配設したセ
パレーターにより所定の位置に支持され、外壁箇所へコ
ンクリートを打設して外壁を形成し、打込み型枠はその
まま二重壁の内壁となるものであり、外壁の室内側の型
枠を取り外す手間が不要で、工事期間が短くなり、残材
の処分を不要とする長所がある。
【0007】この種の打込み型枠を使用した地下の二重
壁には、特開平6−306876に開示された地下壁が
ある。打込み型枠は合成樹脂製の縦方向に伸びるリブに
よって多数の中空部が二重に鉛直方向に向けて形成さ
れ、一方が導水路になり他方が断熱層になっているパネ
ルの外壁側に不織布を透水層として貼着したもので、こ
の打込み型枠の下部は通水路に挿入してあり、外壁打設
時の余剰水や、外壁からの漏水などが透水層を経て導水
路を流下し、通水路へ入る構造となっている。打込み型
枠の外側へコンクリートを打設して外壁を形成し、打込
み型枠はそのまま内壁となるものである。中空部は断熱
性に富むので結露を防止し、厚さが比較的薄く32mm
程度なので室内面積の拡張が図られている。
【0008】また、連続性空隙を有するポーラスコンク
リート板を透水層とし、これにコンクリートを複合一体
化させた地下二重壁の打ち込み型枠があり、漏水や結露
水が透水層へ流れ込み、流下して排水溝へ入るものであ
る。ポーラスコンクリート板は、連続性空隙を有してい
るので漏水は流下するが、空隙に漏水が滞留して断熱性
が期待されなく、また厚さはかなり厚くて100〜15
0mmであるから、室内面積を拡大するには十分とは言
えない。
【0009】コンクリートブロックを二重壁に使用する
場合は、基礎、排水溝の造成、コンクリートブロック積
み上げ作業等に、多大の手間を要し作業性が悪いほか、
室内面積を狭くすると言う問題点がある。また上記の合
成樹脂製であって鉛直方向の多数の中空部よりなる導水
層を有する打込み型枠は、室内面積を広くすることがで
きるが、外壁の打設コンクリートが硬化した後にセパレ
ーターの貫通部から漏水が室内へ侵入することを防止す
る手段として、セパレーター貫通部に湿気防止テープを
貼着するか、又は合成樹脂系パテを充填していた。この
場合は、止水を処理する部位が打込み型枠の内壁側の表
面なので、断熱層へ漏水が侵入して止水と断熱が不完全
となる恐れがある。連続性空隙を有するポーラスコンク
リートよりなる打込み型枠では、室内面積を十分に広く
とることができないことと共に、かなりの重量があるた
め作業に多大な手間がかかり、またセパレーターの貫通
孔跡の止水にも問題点がある。
【0010】本発明の二重壁に使用される打込み型枠
は、二重壁の内壁本体の芯として、従来全く使用されて
いなかったハニカムコアを使用したものであって、断熱
性が非常に高くかつ丈夫なものであり、支持止水具は二
重壁の内壁を支持すると共に、内壁に穿孔したセパレー
ター貫通孔跡を閉塞して漏水を止水するための、雌ねじ
を有するか又は有しない管状の部材と、これに嵌まる筒
状の部材を主体とするものであるが、このような構造の
支持止水具は今までには存在しなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、内壁本体が
ハニカムコアを芯とするものであるから、断熱性や強度
に優れ、軽量であり切断加工が容易であって、外壁コン
クリートの打設に際しての型枠になると同時に内壁を形
成し、室内面積を十分広く取ることができる地下建造物
の二重壁用の打込み型枠と、この打込み型枠を支持する
と共に、セパレーターの貫通孔跡を完全に閉塞して止水
する支持止水具とを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハニ
カムコア1の表裏両面に表面板2が貼着され、周辺部を
被覆して枠状補強部材3が接着された内壁本体4の片面
に、不織布5の導水層6と、不織布5の透水層7とが積
層された構造の地下二重壁用の打込み型枠である。ハニ
カムコア1と表面板2と枠状補強部材3とは、いずれも
剛性と耐水性とを有する材料で作られており、導水層6
の不織布5は水が容易に流通できるものであり、透水層
7を構成する不織布5は水や空気を通過させるが、セメ
ント粒子を通過させないものである。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明の実施
態様であって、導水層6以外の部分は請求項1の発明に
全く同一のものであり、導水層6が、歪率20%のとき
少なくとも0.5kg/cmの圧縮強度を有する立体
網状体8よりなっている地下二重壁用の打込み型枠であ
る。
【0014】請求項3の発明も、請求項1の発明の実施
態様であって、導水層6以外の部分は請求項1の発明に
全く同一のものであり、導水層6が、鉛直方向に配列さ
れたセルを有する片面コルゲートコアシート9である地
下二重壁用の打込み型枠の発明である。
【0015】請求項4の発明は、片側につば10を有し
内面に雌ねじを有する短い管状の雌ねじ管体11と、雌
ねじ管体11に螺入する雄ねじを有する雄ねじ蓋体12
と、雌ねじ管体11の反つば側の開口部を閉塞する雄ね
じ体13と、セパレーター14と雄ねじ蓋体12とを接
続するための、接続ボルト15とよりなる打込み型枠の
支持止水具である。
【0016】請求項5の発明は、片側につば10を有す
る短い管状の管体16と、管体16に嵌入する筒状の蓋
体17と、管体16の反つば側の開口部を閉塞する塞ぎ
板18と、セパレーター14に蓋体17を接続する接続
ボルト15とよりなる打込み型枠の支持止水具である。
【0017】
【発明の実施の態様】請求項1の発明は、図1の導水層
が不織布よりなる打込み型枠の構造を示す一部切除斜視
図に示すように、ハニカムコア1の表裏両面に表面板2
が貼着され、周辺部を被覆して枠状補強部材3が接着さ
れた内壁本体4の片面に、不織布5の導水層6と、不織
布5の透水層7とが積層された構造の地下二重壁用の打
込み型枠である。打込み型枠の内壁本体4の芯に使用す
るハニカムコア1には、セルの形状が6角形の蜂の巣構
造のもののほか、セルの形状が円形、波形、リブ形、折
紙形などの広義のハニカムコアに属するものがある。そ
の材質は、耐水性と剛性とを備えた薄いものであり、例
えば硬質合成樹脂薄板や厚手金属箔であって、硬質合成
樹脂薄板としては硬質塩化ビニールやポリプロピレンや
ポリカーボネートや塩化ビニリデンなどの合成樹脂の、
厚さ0.06〜0.2mmのものが使用される。セルの
形状は上記のように6角形や円形などであって、セルサ
イズは3〜30mmのものが適している。材料が金属箔
の場合は、アルミニウムやステンレススチールの厚手の
箔であって厚さ0.03〜0.06mmのものが使用さ
れ、セルサイズは3.2〜12.5mmのものが適して
いる。金属箔で作られた内壁本体4は、強度が大きく密
度に比例した強度性能を示すので、薄い内壁が必要な場
合や、耐火仕様の内壁に使用するのに適している。
【0018】表面板2の材質もハニカムコア1と同様で
あり、上記の硬質合成樹脂薄板や厚手金属箔が使用され
る。硬質合成樹脂薄板では厚さ0.1〜0.3mmのも
の、厚手金属箔では厚さ0.03〜0.06mmのもの
が適している。枠状補強部材3の材質は硬質合成樹脂な
どで、断面コ字形などの所定形状に押出し成型した厚さ
1〜2mmのものが適している。
【0019】上記のハニカムコア1の表裏両面に、上記
の材料で作られた表面板2が貼着され、その周辺部を被
覆して、枠状補強部材3が接着されたものが内壁本体4
である。枠状補強部材3はハニカムコア1の端面だけで
はなく、表面板2の周辺部へも折り曲げて被覆接着され
る。枠状補強部材3の端面の形状は、打込み型枠相互の
連結手段によって、突合せ手段のための平面である場合
のほか、合決りや実矧ぎなどの形状のものがあり、打込
み型枠相互の連結を強固にし、止水を完全にすることが
できる。また、この部分に打込み型枠を支持するための
定着部材19を挿入固定することができる。ハニカムコ
ア1と表面板2との接着や、枠状補強部材3の接着はそ
れぞれの材質に応じて、酢酸ビニール系などの熱可塑性
樹脂接着剤や、エポキシ系やポリウレタン系の熱硬化性
樹脂接着剤や、ニトリルゴム系やブチルゴム系の合成ゴ
ム接着剤や、溶剤による接着、あるいは加熱による熱融
着が選択される。
【0020】ハニカムコア1と表面板2及び枠状補強部
材3の材質の組み合わせは、共に同一の材質の場合と、
異質の材質の場合がある。例えば、ハニカムコア1が硬
質塩化ビニールであって、表面板2も枠状補強部材3も
硬質塩化ビニールである場合や、ハニカムコア1がポリ
カーボネートであって表面板2がアルミニウム箔、枠状
補強部材3が硬質塩化ビニールである場合などである。
【0021】導水層6に使用される不織布5は、組織が
粗く繊維間隙が広く、しかも圧縮強度の高いものであっ
て、パッキングなどに使用されている不織布が適してい
る。導水層6は、透水層7を通過した水や空気を排水溝
へ導くもので、厚さは5〜10mmが適している。
【0022】透水層7に使用される不織布5は、水や空
気を通過させるがセメント粒子は通過させない性能を持
つ不織布であって、フィルターに使用されている組織の
緻密な不織布が適している。セメント粒子の大きさは、
およそ40ミクロンであるから、繊維間隙が30ミクロ
ン程度のものが適している。透水層7は、外壁20のコ
ンクリート打設に際して、打込み型枠内部へのコンクリ
ートの侵入を防止すると共に、打設コンクリートの余剰
水や漏水を通過させて導水層6へ導くものである。な
お、透水層7の厚さは3〜6mmが適している。
【0023】本発明に使用される打込み型枠は、当然施
工場所に要求される強度以上の強度を持っていることが
必要であり、強度が不足したり耐水性がない場合は、コ
ンクリート打設中に打込み型枠が崩壊して工事を不能に
し、必要以上に強度を持つものは高価である。施工場所
が要求する強度とは、施工場所のコンクリートの側圧に
十分耐える強度であって、例えばコンクリートの打ち込
み速さ(m/h)が10を超え20以下の場合に、コン
クリートの打ち込み高さが5m)壁の長さが3mを超え
れば側圧0.46kg/cmの分布荷重を受けるの
で、この施工場所ではこれ以上の圧縮応力のある打込み
型枠を使用する必要がある。打込み型枠の強度はハニカ
ムコア1と表面板2の強度によって決まり、ハニカムコ
ア1の強度は材質、セルの形状、厚さ等によって決ま
る。また表面板2の強度も材質、厚さ等によって異な
り、各種の規格品が販売されている中から、上記の強度
以上の強度を持つものが使用される。なお、ハニカムコ
ア1のセルの空洞が壁面に直角となるから、薄い材料で
作られていても、壁面方向からの押圧に対抗し形を崩す
ことがない。
【0024】請求項2の発明は、図2の導水層が立体網
状体よりなる打込み型枠の構造を示す一部切除斜視図に
示すように、導水層6以外の部分は請求項1の発明に全
く同一のものであり、導水層6が、歪率20%のとき少
なくとも0.5kg/cmの圧縮強度を有する立体網
状体8よりなる地下二重壁用の打込み型枠である。導水
層6に使用する立体網状体8には、マットやクッション
に使用される圧縮強度の大きいものであって、例えば3
0%のポリプロピレンを含有するポリエチレンテレフタ
レートを使用し、1mm口径のノズルから吐出摺曲させ
た線条を点接着させて立体網状体としたもので、歪率2
0%のとき圧縮強度は1.07kg/cmである。こ
のものは、打設時のコンクリートの0.46kg/cm
の押圧に対して、厚さが7%程度歪むだけで、十分に
打込み型枠としての強度が保持される。圧縮強度は、少
なくとも歪率20%のとき、0.5kg/cmであ
り、1〜5kg/cmであることが望ましい。なお、
線条の太さは0.5〜3mmであって、空隙率は40〜
60%が望ましく、厚さは5〜8mmが適している。透
水層7を通過した水は、導水層6の立体網状体8の線条
の空隙を伝って排水溝21へ流下することになる。
【0025】請求項3の発明は、図3の導水層が片面コ
ルゲートコアシートよりなる打込み型枠の構造を示す一
部切除斜視図に示すように、導水層6以外の部分は請求
項1の発明に全く同一のものであって、導水層6が、鉛
直方向に配列されたセルを有する片面コルゲートコアシ
ート9である地下二重壁用の打込み型枠である。導水層
6に使用する片面コルゲートコアシート9は、耐水性を
有する材料例えば硬質塩化ビニールの厚さ0.2mmの
材料で、波のピッチが50〜60波/フイートのものの
片面に、0.2mmの薄い板が熱溶着された厚さ5mm
の片面コルゲートコアシート9であって、密度が35〜
75kg/mのものである。これをセルが鉛直方向に
なるように、板側の面が二重壁の内壁本体4に貼着され
ている。透水層7を通過した水は、片面コルゲートコア
シート9の導水層6のセルの中へ入り、セルを伝って排
水溝21へ流下することになる。
【0026】請求項4の発明は、図4の雌ねじ管体を有
する支持止水具の分解斜視図に示すように、片側につば
10を有し内面に雌ねじを有する短い管状の雌ねじ管体
11と、雌ねじ管体11に螺入する雄ねじを有する雄ね
じ蓋体12と、雌ねじ管体1 1の反つば側の開口部を
閉塞する雄ねじ体13と、セパレーター14と雄ねじ蓋
体12とを接続するための、接続ボルト15とよりなる
打込み型枠の支持止水具である。雌ねじ管体11、雄ね
じ蓋体12及び接続ボルト15はいずれも硬質塩化ビニ
ール製であるが、雄ねじ体13はビス止めを可能にする
ために、半硬質塩化ビニールで作られる。雌ねじ管体1
1は内径が25mmで、使用する打込み型枠の厚さに合
わせて通常長さを30〜70mmとした管状であって、
内面に雌ねじが切られており、外壁側になる端面につば
10が設けられている。雄ねじ蓋体12はこの雌ねじに
螺合する雄ねじが切られた、長さ10〜15mm、直径
25mmの柱状体である。接続ボルト15は直径15m
m、長さ5〜10mmの柱状体の一端にセパレーター座
22に螺入する大きさの雄ねじ部23を設けたものであ
り、端面にはドライバーを用いて螺入するための、+ま
たは−の溝を設けてある。雄ねじ体13は、雌ねじ管体
11に螺入する大きさの雄ねじが切ってある柱状体で、
長さは30〜40mmである。
【0027】この支持止水具及び打込み型枠の使用方法
を、図5の打込み型枠による二重壁の施工状態を示す縦
断面図によって説明する。外壁20の外側の山留め壁面
を形成するためには、通常H鋼横矢板工法が採用され
る。即ち、外壁20の外側の位置にH鋼を打ち込み、H
鋼間に矢板を嵌めて山留めをする工法であって、これに
地下壁を形成する場合、所定位置即ち山留めの壁面の縦
横600mm間隔でセパレーター14がH鋼に溶接され
るか、または矢板止金物を介してセパレーター14が矢
板に配設される。このセパレーター14の先端で、打込
み型枠の外壁側の面となる位置に、雌ねじを有するセパ
レーター座22が取り付けられ、セパレーター座22に
はつなぎボルト24が螺入される。打込み型枠には、セ
パレーター14のつなぎボルト24が貫通する位置に孔
が明けられ、この孔へ雌ねじ管体11をつば10が外壁
側になるように嵌め込むが、この際つば10の裏面に接
着剤例えばニトリルゴム系やアクリル系の接着剤を塗布
しておくと、つば10の裏面が打込み型枠の外壁側の面
に密着し、打込み型枠と雌ねじ管体11との透き間から
の漏水侵入が防止される。
【0028】雌ねじ管体11を取り付けた打込み型枠
は、床25に埋設された排水溝21の上方に、止水材2
6を介して所定の位置で建てられる。次に、つなぎボル
ト24にフォームタイ27が嵌められ、打込み型枠の室
内側に内端太28が600mm間隔で配設され、更につ
なぎボルト24の上下位置に外端太29が配設され、座
金30によって外端太29を締め付けることにより、打
込み型枠を所定の位置に固定設立させる。この場合、打
込み型枠の大きさとセパレーター14の割り付けによっ
ては、内端太28を横方向とし外端太29を縦方向に配
設してもよい。次に、外壁のコンクリートを打設する。
【0029】コンクリートの硬化が完了すると、座金3
0、外端太29、内端太28、フォームタイ27及びつ
なぎボルト24を順次取り外すと、つなぎボルト24の
位置に雌ねじ管体11が開口しているから、ここへ接続
ボルト15を挿入し、先端の雄ねじ部23をセパレータ
ー座22へ螺入する。次いで、接着剤を塗布した雄ねじ
蓋体12を螺入し、接続ボルト15に密着させる。これ
によって打込み型枠はセパレーター14を介して外壁2
0に支持されると共に、雌ねじ管体11との止水を確実
にすることになる。最後に雄ねじ体13を螺入するが、
通常内壁には内装材31として石膏ボードなどを取り付
けるので、この内装材31はビス32を用いて雄ねじ体
13へ螺入することによって固定される。
【0030】なお、壁や柱や梁や床25の際のセパレー
ター14が取り付かない箇所や、打込み型枠の接続部
や、内装材31の割り付けの関係で、ビス32で止られ
る必要箇所には、図6の導水層が立体網状体よりなる打
込み型枠を使用した二重壁の構造を示す縦断面図に示す
ように、打込み型枠の室内側の面から穴を明け、つば1
0の裏面に接着剤を塗布した雌ねじ管体11を挿入接着
しておき、室内側の面から雌ねじ管体11を挿入した箇
所へも、雄ねじ体13をを螺入しておき、ビス32を用
いて内装材31を固定する。支持止水具はこのような構
成であるから、打込み型枠即ち内壁の、外壁20への支
持固定、及び内装材31の打込み型枠への支持固定、並
びに雄ねじ体13、雌ねじ管体11、雄ねじ蓋体12に
よる漏水の室内側への侵入を完全に防止することができ
る。
【0031】請求項5の発明は、図7の管体を有する支
持止水具の分解斜視図に示すように片側につば10を有
する短い管状の管体16と、管体16に嵌入する筒状の
蓋体17と、管体16の反つば側の開口部を閉塞する塞
ぎ板18と、セパレーター14に蓋体17を接続する接
続ボルト15とよりなる打込み型枠の支持止水具であ
り、図8の管体を有する支持止水具を使用した二重壁の
構造を示す縦断面図に、その使用状態が示されている。
接続ボルト15は、請求項4の接続ボルト15と同一の
ものである。管体16及び蓋体17は請求項4の雌ねじ
管体11及び雄ねじ蓋体12と形状は同一であり、ねじ
を有しないものである。塞ぎ板18は厚さ0.1〜1m
m、直径30mmの合成樹脂薄板又は合成樹脂フィルム
である。使用方法については、請求項4の支持止水具の
場合とほとんど同一であり、ねじを有しないから螺入す
ることなく単に接着剤を塗布して嵌入させるだけであ
る。なお、塞ぎ板18については、接着剤を用いて打込
み型枠に接着することにより、管体16の開口部が閉塞
される。
【0032】打込み型枠の縦横の接続については、図9
の打込み型枠の接続構造と定着部材の使用状態を示す二
重壁の要部横断面図のA、B、及びCに示すように、枠
状補強部材3の側面が平面である図9のAの場合は、ブ
チルゴムの接着剤などで突き付け接着するが、枠状補強
部材3の側面を図9のBの合決りや、図9のCの実矧ぎ
の形状とした場合もあって、それぞれ嵌め併せて接着す
る。この場合、外壁20に打込み型枠の接続部を固定す
るための定着部材19が挿入される。
【0033】外壁20に対する打込み型枠の支持は、打
込み型枠のセパレーター14の貫通部に取り付ける接続
ボルト15だけではなく、打込み型枠の接続部を外壁2
0へ固定する定着部材19が使用される。定着部材19
は図9に示すように、ボルト33と2枚の座34とより
なるものである。このものは打込み型枠の縦横の接続部
に使用されるもので、枠状補強部材3の縦横の側面の形
状は突合せ、合決り、実矧ぎなどの形状となっており、
突合せの場合は図9のAに示すように、突合せる枠状補
強部材3と枠状補強部材3との間に、ボルト33を挿入
して打込み型枠を建て込み、外壁20と打込み型枠とに
座34が埋め込まれ、枠状補強部材3の接続部には、ブ
チルゴムなどの止水材26を充填しておく。合決りの場
合は図9のBに示すように、合決りの室内側の凸部内ま
でボルト33を挿入して座34を嵌め、実矧ぎの場合は
図9のCに示すように、実矧ぎの中央凸部内までボルト
33を挿入して座34を嵌め、それぞれ枠状補強部材3
の接続部には、ブチルゴムなどの止水材26を充填す
る。外壁20のコンクリート硬化後は、定着部材19は
外壁20に埋没しているから、打込み型枠は外壁にしっ
かりと固定される。なお、定着部材19は、450mm
間隔で0.1〜0.25mにつき1個の割合で設置さ
れる。
【0034】本発明に使用されるハニカムコア1は、中
空体であるため内壁本体4に断熱性を与えて結露しにく
くする作用がある。表面板2はハニカムコア1とパネル
を形成することによりパネルの形状を維持すると共に、
コンクリートの側圧に対抗する作用があり、枠状補強部
材3はハニカムコア1の周辺を補強すると同時に、打込
み型枠の接続を容易にし、接続部の止水処理を確実にす
る作用がある。不織布5よりなる透水層7は、外壁20
の室内側の面を規制すると共に、打設コンクリートのセ
メント粒子の通過を止め、余剰水や漏水を通過させ導水
層6へ流入させる作用がある。不織布5や立体網状体8
や片面コルゲートコア9よりなる導水層6は、流入した
漏水などを容易に排水溝21へ流下させる作用がある。
本発明の打込み型枠は剛性と耐水性と断熱性を有するハ
ニカムコア1を芯とするパネルであるから、軽量であっ
て加工据え付けの作業性に優れ、結露を防止し、しかも
圧縮強度や剪断強度が大きく、コンクリートの側圧に耐
えて打込み型枠の形状を保持する作用があると共に、打
込み型枠はそのまま内壁になるので、従来のように内壁
型枠を取り外して、別の内壁を設けることが不要であ
る。
【0035】支持止水具は、内壁本体4を外壁20に支
持すると共に、打込み型枠のセパレーター14の取外し
跡からの漏水が雄ねじ蓋体12や蓋体17によって室内
へ侵入することを防止する止水の作用がある。また、打
込み型枠に内装材31を取付ける場合、打込み型枠の施
工誤差を雄ねじ体13の出入り調整により吸収する作用
がある。更に、打込み型枠を内壁としてその室内側に内
装材31を取り付ける場合には、雄ねじ体13が内装材
31を支持する作用をする。
【0036】
【実施例】請求項1の発明に使用される打込み型枠の実
施例を説明する。ハニカムコア1は硬質塩化ビニールフ
ィルム製で、セルの形状が6角形、セルサイズが8m
m、フィルム厚さが0.075mmで、これをセル面に
平行に切断し、その表裏両面に表面板2として、厚さ
0.12mmの硬質塩化ビニール製の板が熱溶着された
厚さ50mmの板である。その周辺部全面に、硬質塩化
ビニールを押出し成形した厚さ1mmの枠状補強部材3
が、エポキシ系接着剤で接着されている。更にこのもの
の片面に、導水性のよい不織布5よりなる導水層6と、
セメント粒子を通過させない不織布5の透水層7とが積
層されている。導水層6に使用される不織布5は硬質の
塩化ビニール繊維よりなり、繊維間隙が0.5mmであ
って厚さ5mmのものである。透水層7の不織布5は、
フイルターに使用される繊維間隙の極めて小さい厚さ2
mmのものであり、このように構成された打込み型枠の
大きさは、長さ2700mm、巾910mm、厚さ57
mmの板状体で、0.46kg/cmのコンクリート
の側圧に十分耐えるものである。
【0037】請求項1の発明に使用される打込み型枠の
別の実施例を説明する。ハニカムコア1及び表面板2の
材料が金属箔の場合の例である。ハニカムコア1は厚さ
0.046mmのアルミニューム箔製で、セルの形状が
6角形、セルサイズが6.3mm)密度が53kg/m
である。これをセル面に平行に切断して厚さ14.8
mm、長さ2700mm、巾910mmの板とし、その
表裏両面に表面板2としてステンレススチール製で厚さ
0.1mmの板を、エポキシ系接着剤で貼着した厚さ1
5mmの板の周辺部に、硬質塩化ビニール製で厚さ1m
mの押出し成形した枠状補強部材3をエポキシ系接着剤
で接着してある。更に、このものの片面に上記と同様の
不織布5よりなる厚さ6mmの導水層6と、厚さ4mm
の透水層7とを積層した、厚さ25mm、長さ2700
mm、巾910mmのものが打込み型枠であり、0.4
6kg/cmのコンクリートの側圧に十分耐え、不燃
性であるから不燃仕様の地下室に適している。
【0038】請求項2の発明の実施例を図2によって説
明する。この発明は請求項1の発明の導水層6が立体網
状体8よりなるものであって、立体網状体8はポリプロ
ピレン樹脂熔融物を1mm口径のノズルから吐出摺曲さ
せ、点接着させて得た歪率20%の時の圧縮強度が1.
2kg/cmのもので、厚さは5mmである。その他
の部分は上記請求項1の発明の実施例と同様である。
【0039】請求項3の発明の実施例を図3によって説
明する。この発明は請求項1の発明の導水層6が片面コ
ルゲートコアシート9よりなるものである。片面コルゲ
ートコアシート9は、厚さ0.1mmの硬質塩化ビニー
ル薄板で作られており、セルサイズが55波/フィート
で、片面に厚さ0.1mmの薄い板が熱溶着された厚さ
5mmのシートである。る。その他の部分は上記請求項
1の発明の実施例と同様である。
【0040】請求項4の発明の実施例を図4によって説
明する。雌ねじ管体11、雄ねじ蓋体12及び接続ボル
ト15はいずれも硬質塩化ビニール製であり、雄ねじ体
13は半硬質塩化ビニール製である。雌ねじ管体11は
管状であって内径25mm、長さ50mmであり、内面
に雌ねじが切られており、外壁側になる端面に高さ5m
mのつば10が設けられている。雄ねじ蓋体12はこの
雌ねじに螺合する雄ねじが切られた、長さ15mm、直
径25mmの柱状体である。接続ボルト15は直径15
mm、長さ10mmの柱状体の一端にセパレーター座2
2に螺入する大きさの雄ねじ部23を設けたものであ
る。雄ねじ体13は、雌ねじ管体11に螺入する大きさ
の雄ねじを切った柱状体で長さは30mmである。
【0041】請求項5の発明の実施例を図7によって説
明する。管体16、蓋体17、塞ぎ板18及び接続ボル
ト15はいずれも硬質塩化ビニール製である。管体16
は管状であって内径25mm、長さ40mmであり、片
側に高さ5mmのつば10が設けられている。蓋体17
は、管体10に嵌入する長さ15mmの筒状のものであ
る。塞ぎ板18は、厚さ1mm、直径30mmの円盤状
のものである。接続ボルト15は直径15mm、長さ1
0mmの柱状体の一端にセパレーター座22に螺入する
大きさの雄ねじ部23を設けたものである。
【0042】
【発明の効果】本発明の二重壁用の打込み型枠の、剛性
と耐水性を有する材料で作られたハニカムコア1と表面
板2とよりなる内壁本体4は、コンクリート打設時はコ
ンクリートの側圧に耐えて形状を保つ効果があり、コン
クリートの打設後は断熱効果の高い内壁となる効果があ
る。導水層6の不織布5や立体網状体8や、片面コルゲ
ートコアシート9が持つ空隙により、漏水を流下させる
効果があり、軽量であって加工並びに運搬取り付けが容
易であるから作業性に優れ、しかも厚さが薄いので室内
面積を広く取ることができる効果がある。また、導水層
6はコンクリート打設時の余剰水や漏水を、容易に排水
溝21へ排出させる効果がある。また、打込み型枠を構
成する部材がいずれも腐食しない材料なので、保守点検
することを無用にする効果がある。金属箔製のハニカム
コア1を使用するものにあっては、不燃性なので不燃仕
様の室内壁として有効である。更に打込み型枠であるか
ら、設置後に型枠を解体除去する手間が省け工期短縮の
効果がある。
【0043】支持止水具は、内壁となる打込み型枠を所
定の位置で外壁20に支持させ、更に内装材31を打込
み型枠に支持させると共に、打込み型枠に明けられたセ
パレーター14の貫通孔跡から、漏水が室内へ侵入する
のを完全に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】導水層が不織布よりなる打込み型枠の構造を示
す一部切除斜視図である。
【図2】導水層が立体網状体よりなる打込み型枠の構造
を示す一部切除斜視図である。
【図3】導水層が片面コルゲートコアシートよりなる打
込み型枠の構造を示す一部切除斜視図である。
【図4】雌ねじ管体を有する支持止水具の分解斜視図で
ある。
【図5】打込み型枠による二重壁の施工状態を示す縦断
面図である。
【図6】導水層が立体網状体よりなる打込み型枠を使用
した二重壁の構造を示す縦断面図である。
【図7】管体を有する支持止水具の分解斜視図である。
【図8】管体を有する支持止水具を使用した二重壁の構
造を示す縦断面図である。
【図9】打込み型枠の接続構造と定着部材の使用状態を
示す二重壁の要部横断面図である。
【符号の説明】
1 ハニカムコア 2 表面板 3 枠状補強部材 4 内壁本体 5 不織布 6 導水層 7 透水層 8 立体網状体 9 片面コルゲートコアシート 10 つば 11 雌ねじ管体 12 雄ねじ蓋体 13 雄ねじ体 14 セパレーター 15 接続ボルト 16 管体 17 蓋体 18 塞ぎ板 19 定着部材 20 外壁 21 排水溝 23 雄ねじ部 26 止水材 31 内装材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハニカムコア(1)の表裏両面に表面板
    (2)が貼着され、その周辺部を被覆して枠状補強部材
    (3)が接着され、ハニカムコア(1)と表面板(2)
    と枠状補強部材(3)が剛性と耐水性とを有する材料で
    作られた内壁本体(4)の片面に、水が容易に流通でき
    る不織布(5)の導水層(6)が積層され、更に水や空
    気を通過させセメント粒子を通過させない不織布(5)
    の透水層(7)が積層されていることを特徴とする地下
    二重壁用の打込み型枠。
  2. 【請求項2】 導水層(6)が、歪率20%において少
    なくとも0.5kg/cmの圧縮強度を有する立体網
    状体(8)であることを特徴とする請求項1記載の地下
    二重壁用の打込み型枠。
  3. 【請求項3】 導水層(6)が、鉛直方向に配列された
    セルを有する片面コルゲートコアシート(9)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の地下二重壁用の打込み型
    枠。
  4. 【請求項4】 片側につば(10)を有し、内面に雌ね
    じを有する短い管状の雌ねじ管体(11)と、雌ねじ管
    体(11)に螺入する雄ねじを有する筒状の雄ねじ蓋体
    (12)と、雌ねじ管体(11)の反つば側の開口部を
    閉塞する雄ねじ体(13)と、セパレーター(14)へ
    雄ねじ蓋体(12)を接続する接続ボルト(15)とよ
    りなることを特徴とする打込み型枠の支持止水具。
  5. 【請求項5】 片側につば(10)を有する短い管状の
    管体(16)と、管体(16)に嵌入する筒状の蓋体
    (17)と、管体(16)の反つば側の開口部を閉塞す
    る塞ぎ板(18)と、セパレーター(14)に蓋体(1
    7)を接続する接続ボルト(15)とよりなることを特
    徴とする打込み型枠の支持止水具。
JP8043989A 1996-01-25 1996-01-25 地下二重壁用の打込み型枠及びその支持止水具 Pending JPH09203068A (ja)

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