JPH09202566A - エレベーター装置 - Google Patents
エレベーター装置Info
- Publication number
- JPH09202566A JPH09202566A JP1212896A JP1212896A JPH09202566A JP H09202566 A JPH09202566 A JP H09202566A JP 1212896 A JP1212896 A JP 1212896A JP 1212896 A JP1212896 A JP 1212896A JP H09202566 A JPH09202566 A JP H09202566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- pulley
- control cable
- suspension
- elevator apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 52
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御ケーブルの吊りワイヤーに掛かる荷重が
均等となり、制御ケーブルの動作が円滑に行われる吊り
手を提供すること。 【解決手段】 かご側の吊り手20は、吊り軸7に制御
ケーブル12の吊りワイヤー14を案内する案内畝24
と案内溝25とを有する滑車21とスリーブ26とをそ
れぞれ回動自在に軸止している。また、ガイドレール側
吊り手も同様の構造となっている。 【効果】 滑車により制御ケーブルの吊りワイヤーに掛
かる荷重が均等となり、また、滑車間のスリーブにより
制御ケーブル同士が接触することがなくなる。このた
め、かごの移動に伴う制御ケーブルの動作が円滑に行わ
れる。
均等となり、制御ケーブルの動作が円滑に行われる吊り
手を提供すること。 【解決手段】 かご側の吊り手20は、吊り軸7に制御
ケーブル12の吊りワイヤー14を案内する案内畝24
と案内溝25とを有する滑車21とスリーブ26とをそ
れぞれ回動自在に軸止している。また、ガイドレール側
吊り手も同様の構造となっている。 【効果】 滑車により制御ケーブルの吊りワイヤーに掛
かる荷重が均等となり、また、滑車間のスリーブにより
制御ケーブル同士が接触することがなくなる。このた
め、かごの移動に伴う制御ケーブルの動作が円滑に行わ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベーター装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の高層化に伴うエレベーターの昇降
行程の長距離化によりエレベーターの制御ケーブルが長
くなり、またエレベーターの制御方法の高度化等による
制御ケーブル内の電線数の増加のため制御ケーブルが重
くなり、さらに複数の制御ケーブルを用いることもある
ため、エレベーターのかごの移動に伴う制御ケーブルの
動特性の悪化およびその弊害等の問題が深刻化してい
る。
行程の長距離化によりエレベーターの制御ケーブルが長
くなり、またエレベーターの制御方法の高度化等による
制御ケーブル内の電線数の増加のため制御ケーブルが重
くなり、さらに複数の制御ケーブルを用いることもある
ため、エレベーターのかごの移動に伴う制御ケーブルの
動特性の悪化およびその弊害等の問題が深刻化してい
る。
【0003】図7乃至図13に従来のエレベーター装置
を示す。図7に於いて、エレベーターの昇降路1内で、
主ロープ2は巻上機(図示しない)に掛け回され、その
一端はかご3に接続され、他端はつり合いおもり(図示
しない)に接続されている。かご3は、巻上機を作動さ
せることにより、ガイドレール4に沿って上下に摺動す
ることができる。かご3の床下には図8に詳しく示すよ
うなかご側吊り手5が設けられており、これはブラケッ
ト6に吊り軸7をピン16を用いて固定したものであ
る。また、ガイドレール4には、図9および図10に詳
しく示すような吊り軸9をブラケット10にピン16を
用いて固定したガイドレール側吊り手11が設けられて
いる。尚、図8に示すかご側吊り手5と図9および図1
0に示すガイドレール側吊り手11との構造上の違いは
ブラケット6とブラケット10との形状の違いのみであ
り、他の構造は同様である。
を示す。図7に於いて、エレベーターの昇降路1内で、
主ロープ2は巻上機(図示しない)に掛け回され、その
一端はかご3に接続され、他端はつり合いおもり(図示
しない)に接続されている。かご3は、巻上機を作動さ
せることにより、ガイドレール4に沿って上下に摺動す
ることができる。かご3の床下には図8に詳しく示すよ
うなかご側吊り手5が設けられており、これはブラケッ
ト6に吊り軸7をピン16を用いて固定したものであ
る。また、ガイドレール4には、図9および図10に詳
しく示すような吊り軸9をブラケット10にピン16を
用いて固定したガイドレール側吊り手11が設けられて
いる。尚、図8に示すかご側吊り手5と図9および図1
0に示すガイドレール側吊り手11との構造上の違いは
ブラケット6とブラケット10との形状の違いのみであ
り、他の構造は同様である。
【0004】かご3に電力および制御信号等を伝達する
制御ケーブル12には、図8および図11に示すように
丸い断面形状を有する丸型制御ケーブル12aと、図1
2および図13に示すように細長い断面形状を有する平
型制御ケーブル12bとがある。一般的にこのような制
御ケーブルは、130芯の信号線13に2本の吊りワイ
ヤー14を混在させた構造となっており、特に超高層の
建物には動特性の優れる平型制御ケーブルが用いられて
いる。また、図8および図12に示すように、このよう
な制御ケーブル12は、信号線13に混在された2本の
吊りワイヤー14の両端が吊り軸7および吊り軸9にそ
れぞれ掛け回されてループ状となるようにワイヤークリ
ップ15により固定されている。このようにしてかご3
と制御盤(図示しない)とを制御ケーブル12で結び、
エレベーターのかご3の制御を行っている。
制御ケーブル12には、図8および図11に示すように
丸い断面形状を有する丸型制御ケーブル12aと、図1
2および図13に示すように細長い断面形状を有する平
型制御ケーブル12bとがある。一般的にこのような制
御ケーブルは、130芯の信号線13に2本の吊りワイ
ヤー14を混在させた構造となっており、特に超高層の
建物には動特性の優れる平型制御ケーブルが用いられて
いる。また、図8および図12に示すように、このよう
な制御ケーブル12は、信号線13に混在された2本の
吊りワイヤー14の両端が吊り軸7および吊り軸9にそ
れぞれ掛け回されてループ状となるようにワイヤークリ
ップ15により固定されている。このようにしてかご3
と制御盤(図示しない)とを制御ケーブル12で結び、
エレベーターのかご3の制御を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエレベーター装置に於いては、制御ケーブル12の
自重はかご側吊り手5の吊り軸7およびガイドレール側
吊り手11の吊り軸9とに掛け回された吊りワイヤー1
4に全て掛かっている。さらに、かご3がガイドレール
4に沿って上方向に摺動する際には、かご側吊り手5
に、また、かご3がガイドレール4に沿って下方向に摺
動する際には、ガイドレール側吊り手11に荷重が加わ
る。従って、かご3が上下に摺動を繰り返す際には、そ
れぞれの吊り手に掛かる荷重が変化する。
うなエレベーター装置に於いては、制御ケーブル12の
自重はかご側吊り手5の吊り軸7およびガイドレール側
吊り手11の吊り軸9とに掛け回された吊りワイヤー1
4に全て掛かっている。さらに、かご3がガイドレール
4に沿って上方向に摺動する際には、かご側吊り手5
に、また、かご3がガイドレール4に沿って下方向に摺
動する際には、ガイドレール側吊り手11に荷重が加わ
る。従って、かご3が上下に摺動を繰り返す際には、そ
れぞれの吊り手に掛かる荷重が変化する。
【0006】しかし、吊りワイヤー14は制御ケーブル
12に固定されており、また吊りワイヤー14を支持し
ている吊り軸7および吊り軸9は、ブラケット6および
ブラケット10にそれぞれ固定されているため、かご3
の移動に伴い制御ケーブル12の両端に於ける荷重が変
化した場合、図12に於いて、吊りワイヤー14の一側
14aと二側14bとに掛かる荷重が均等にならず、荷
重の偏りが生じてしまう。このように吊りワイヤー14
に掛かる荷重に偏りが生じると、吊りワイヤー14が断
線したり、かご3が上下移動する際に制御ケーブル12
が捩れたりするため、制御ケーブル12が昇降路1内の
他の機器に当たることがある。このように制御ケーブル
12の動作が円滑さを欠くと、制御ケーブル12の動特
性の低下を招くという課題があり、さらにまた、超高層
の建物には制御ケーブル12を複数(2〜3本)用いる
ことから、このような課題がより深刻化していた。
12に固定されており、また吊りワイヤー14を支持し
ている吊り軸7および吊り軸9は、ブラケット6および
ブラケット10にそれぞれ固定されているため、かご3
の移動に伴い制御ケーブル12の両端に於ける荷重が変
化した場合、図12に於いて、吊りワイヤー14の一側
14aと二側14bとに掛かる荷重が均等にならず、荷
重の偏りが生じてしまう。このように吊りワイヤー14
に掛かる荷重に偏りが生じると、吊りワイヤー14が断
線したり、かご3が上下移動する際に制御ケーブル12
が捩れたりするため、制御ケーブル12が昇降路1内の
他の機器に当たることがある。このように制御ケーブル
12の動作が円滑さを欠くと、制御ケーブル12の動特
性の低下を招くという課題があり、さらにまた、超高層
の建物には制御ケーブル12を複数(2〜3本)用いる
ことから、このような課題がより深刻化していた。
【0007】従って、この発明の目的は、上述のような
課題を解決したエレベーター装置を得ることであり、特
に超高層の建物のエレベーターには不可欠となっている
かごの高速移動にも対応できる制御ケーブルの固定装置
を提供することである。
課題を解決したエレベーター装置を得ることであり、特
に超高層の建物のエレベーターには不可欠となっている
かごの高速移動にも対応できる制御ケーブルの固定装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエレベー
ター装置は、昇降路に沿って昇降するかごと、かごに接
続されてかごを外部回路に電気的に接続する制御ケーブ
ルと、かごおよび昇降路内のガイドレールにそれぞれ設
けられ、それぞれ滑車を有する固定装置と、両端部で固
定装置の滑車にループ状に掛け回されて接続され、中間
部で制御ケーブルを支持する吊りワイヤーとを備える。
ター装置は、昇降路に沿って昇降するかごと、かごに接
続されてかごを外部回路に電気的に接続する制御ケーブ
ルと、かごおよび昇降路内のガイドレールにそれぞれ設
けられ、それぞれ滑車を有する固定装置と、両端部で固
定装置の滑車にループ状に掛け回されて接続され、中間
部で制御ケーブルを支持する吊りワイヤーとを備える。
【0009】請求項2記載のエレベーター装置に於いて
は、かごおよびガイドレールに設けられた固定装置であ
るかご側吊り手およびガイドレール側吊り手が、滑車を
回動自在に設ける吊り軸と、吊り軸を軸止するブラケッ
トとを備える。
は、かごおよびガイドレールに設けられた固定装置であ
るかご側吊り手およびガイドレール側吊り手が、滑車を
回動自在に設ける吊り軸と、吊り軸を軸止するブラケッ
トとを備える。
【0010】請求項3記載のエレベーター装置に於いて
は、滑車は吊りワイヤーを案内する溝を有する。
は、滑車は吊りワイヤーを案内する溝を有する。
【0011】請求項4記載のエレベーター装置に於いて
は、滑車は吊りワイヤーを案内する畝を有する。
は、滑車は吊りワイヤーを案内する畝を有する。
【0012】請求項5記載のエレベーター装置に於いて
は、吊り軸は滑車の位置ずれを防止するためのスリーブ
を滑車の両脇に備える。
は、吊り軸は滑車の位置ずれを防止するためのスリーブ
を滑車の両脇に備える。
【0013】請求項6記載のエレベーター装置に於いて
は、スリーブが滑車とは独立して吊り軸に対して回動自
在に設けられている。
は、スリーブが滑車とは独立して吊り軸に対して回動自
在に設けられている。
【0014】請求項7記載のエレベーター装置に於いて
は、滑車が少なくとも2つ以上で吊りワイヤーが2本以
上である。
は、滑車が少なくとも2つ以上で吊りワイヤーが2本以
上である。
【0015】
実施の形態1.この発明のエレベーター装置のかご側吊
り手20を図1乃至図4に示す。従来例と同様にガイド
レール側吊り手(図示しない)とはブラケットの形状が
異なるのみであるので、以下、かご側吊り手20につい
て説明を行うこととする。
り手20を図1乃至図4に示す。従来例と同様にガイド
レール側吊り手(図示しない)とはブラケットの形状が
異なるのみであるので、以下、かご側吊り手20につい
て説明を行うこととする。
【0016】図1において、かご側吊り手20は、滑車
21を有する吊り軸7をブラケット6にピン16により
固定したものである。滑車21は図3に示すように滑車
21を吊り軸7に対して回動自在に支持するためのベア
リング22と、制御ケーブル12の吊りワイヤー14を
掛け回して案内するローラー23とから構成されてい
る。また、ローラー23は、ローラー23が回転する際
に振動等により吊りワイヤー14がローラー23から外
れることを防止するための畝および溝である案内畝24
および案内溝25を備えている。尚、図4には吊りワイ
ヤー14を滑車21に掛け回して制御ケーブル12を吊
り下げている状態を示す。
21を有する吊り軸7をブラケット6にピン16により
固定したものである。滑車21は図3に示すように滑車
21を吊り軸7に対して回動自在に支持するためのベア
リング22と、制御ケーブル12の吊りワイヤー14を
掛け回して案内するローラー23とから構成されてい
る。また、ローラー23は、ローラー23が回転する際
に振動等により吊りワイヤー14がローラー23から外
れることを防止するための畝および溝である案内畝24
および案内溝25を備えている。尚、図4には吊りワイ
ヤー14を滑車21に掛け回して制御ケーブル12を吊
り下げている状態を示す。
【0017】このようなかご側吊り手20は、超高層構
造の建物に対応するために、図1に示したように一つの
かご側吊り手20の吊り軸7に対して3つの滑車21を
備えている。またさらに、かご3が上下に摺動する際に
隣り合う滑車21同士が接触すると制御ケーブル12お
よび吊りワイヤー14に損傷等の不具合が生じるので、
こういった不具合を未然に防止するために、かご側吊り
手20は隣り合う滑車21同士の間およびその両脇に滑
車21の位置ずれおよび隣り合う滑車21同士の接触を
防止するためのスリーブ26を吊り軸7に対して回動自
在に設けることによって、制御ケーブル12の動特性の
低下を防いでいる。
造の建物に対応するために、図1に示したように一つの
かご側吊り手20の吊り軸7に対して3つの滑車21を
備えている。またさらに、かご3が上下に摺動する際に
隣り合う滑車21同士が接触すると制御ケーブル12お
よび吊りワイヤー14に損傷等の不具合が生じるので、
こういった不具合を未然に防止するために、かご側吊り
手20は隣り合う滑車21同士の間およびその両脇に滑
車21の位置ずれおよび隣り合う滑車21同士の接触を
防止するためのスリーブ26を吊り軸7に対して回動自
在に設けることによって、制御ケーブル12の動特性の
低下を防いでいる。
【0018】この発明のエレベーター装置は、かご側お
よびガイドレール側吊り手に制御ケーブル12の吊りワ
イヤー14を掛け回す滑車21と、隣り合う滑車21同
士の間およびその両脇にスリーブ26とを吊り軸7に対
して回動自在に設けているので、かご3の摺動に伴って
制御ケーブル12の2本の吊りワイヤー14に掛かる荷
重に偏りが生じることがなく、また、隣り合う滑車21
のそれぞれの位置がずれて互いに接触することがなくな
り、制御ケーブル12の動特性を向上させることができ
る。
よびガイドレール側吊り手に制御ケーブル12の吊りワ
イヤー14を掛け回す滑車21と、隣り合う滑車21同
士の間およびその両脇にスリーブ26とを吊り軸7に対
して回動自在に設けているので、かご3の摺動に伴って
制御ケーブル12の2本の吊りワイヤー14に掛かる荷
重に偏りが生じることがなく、また、隣り合う滑車21
のそれぞれの位置がずれて互いに接触することがなくな
り、制御ケーブル12の動特性を向上させることができ
る。
【0019】また、この発明のエレベーターのかご側お
よびガイドレール側吊り手の滑車21は、吊りワイヤー
14を案内するための案内畝24と案内溝25とを備え
ているので、かご3が上下移動を繰り返し行っても吊り
ワイヤー14が滑車21から脱落することがなく、長期
に亘って制御ケーブル12の安定した高い動特性を得る
ことができる。
よびガイドレール側吊り手の滑車21は、吊りワイヤー
14を案内するための案内畝24と案内溝25とを備え
ているので、かご3が上下移動を繰り返し行っても吊り
ワイヤー14が滑車21から脱落することがなく、長期
に亘って制御ケーブル12の安定した高い動特性を得る
ことができる。
【0020】実施の形態2.図5に示す滑車27は、案
内溝28の両脇および中央に案内畝29を設けている。
滑車27の動作原理は、実施の形態1に示した滑車21
の動作原理と全く同様である。
内溝28の両脇および中央に案内畝29を設けている。
滑車27の動作原理は、実施の形態1に示した滑車21
の動作原理と全く同様である。
【0021】この発明のエレベーターのかご側およびガ
イドレール側吊り手の滑車27においては、実施の形態
1の滑車21を用いた場合と同様の効果を得ることがで
きるが、この滑車27は案内溝28の中央にも案内畝2
9を設けているので、かご3の移動に伴う制御ケーブル
12の動特性がさらに向上する。
イドレール側吊り手の滑車27においては、実施の形態
1の滑車21を用いた場合と同様の効果を得ることがで
きるが、この滑車27は案内溝28の中央にも案内畝2
9を設けているので、かご3の移動に伴う制御ケーブル
12の動特性がさらに向上する。
【0022】実施の形態3.図6に示すかご側吊り手3
0は2つの滑車31を備えている。この滑車31におい
ては案内溝32の両脇にある案内畝33の幅が広くなっ
ており、2つの滑車31で吊り軸7の全体を覆うように
してあるため、実施の形態1および2のように滑車同士
の間およびその両脇にスリーブを設ける必要がない。
尚、ここには図示しないがガイドレール側の吊り手も同
様の滑車31を備えている。
0は2つの滑車31を備えている。この滑車31におい
ては案内溝32の両脇にある案内畝33の幅が広くなっ
ており、2つの滑車31で吊り軸7の全体を覆うように
してあるため、実施の形態1および2のように滑車同士
の間およびその両脇にスリーブを設ける必要がない。
尚、ここには図示しないがガイドレール側の吊り手も同
様の滑車31を備えている。
【0023】この発明のエレベーターのかご側およびガ
イドレール側吊り手の滑車31においては、実施の形態
1および2の滑車21および27とをそれぞれ用いた場
合と同様の効果が得られ、さらにスリーブを用いなくて
も隣り合う滑車31同士は円滑に動作するので、より簡
単な構造でかご3の移動に伴う制御ケーブル12の動特
性を向上させることができる。
イドレール側吊り手の滑車31においては、実施の形態
1および2の滑車21および27とをそれぞれ用いた場
合と同様の効果が得られ、さらにスリーブを用いなくて
も隣り合う滑車31同士は円滑に動作するので、より簡
単な構造でかご3の移動に伴う制御ケーブル12の動特
性を向上させることができる。
【0024】尚、これら3つの実施形態のかご側および
ガイドレール側吊り手の吊り軸7および9の向きは、図
7において互いに平行関係(紙面を垂直に貫く向き)に
あるように示したが、これら2本の吊り軸が水平面内に
おいて図7に示す吊り軸の向きに対して90度回転した
方向を向いていても、また2本の吊り軸が互い違いの向
きであっても上述の場合と同様の効果が得られる。
ガイドレール側吊り手の吊り軸7および9の向きは、図
7において互いに平行関係(紙面を垂直に貫く向き)に
あるように示したが、これら2本の吊り軸が水平面内に
おいて図7に示す吊り軸の向きに対して90度回転した
方向を向いていても、また2本の吊り軸が互い違いの向
きであっても上述の場合と同様の効果が得られる。
【図1】 この発明のエレベーター装置のかご側吊り手
を示す図である。
を示す図である。
【図2】 この発明のエレベーター装置の吊り手の滑車
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図3】 この発明のエレベーター装置の吊り手の滑車
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図4】 この発明のエレベーター装置の吊り手の滑車
に制御ケーブルの吊りワイヤーを掛け回した状態を示す
正面図である。
に制御ケーブルの吊りワイヤーを掛け回した状態を示す
正面図である。
【図5】 この発明のエレベーター装置の吊り手の他の
実施の形態の滑車に制御ケーブルの吊りワイヤーを掛け
回した状態を示す正面図である。
実施の形態の滑車に制御ケーブルの吊りワイヤーを掛け
回した状態を示す正面図である。
【図6】 この発明のエレベーター装置の吊り手の他の
実施の形態の滑車を示す上面図である。
実施の形態の滑車を示す上面図である。
【図7】 従来のエレベーター装置の側面図である。
【図8】 従来のエレベーター装置の吊り手を示す図で
ある。
ある。
【図9】 従来のエレベーター装置の吊り手をガイドレ
ールに取り付けた状態を示す側面図である。
ールに取り付けた状態を示す側面図である。
【図10】 従来のエレベーター装置の吊り手をガイド
レールに取り付けた状態を示す上面図である。
レールに取り付けた状態を示す上面図である。
【図11】 エレベーター装置に用いる丸型制御ケーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
【図12】 従来のエレベーター装置の吊り手に制御ケ
ーブルの吊りワイヤーを掛け回した状態を示す図であ
る。
ーブルの吊りワイヤーを掛け回した状態を示す図であ
る。
【図13】 エレベーター装置に用いる平型制御ケーブ
ルの断面図である。
ルの断面図である。
1 昇降路、3 かご、7 吊り軸、9 吊り軸、12
制御ケーブル、14吊りワイヤー、20 かご側吊り
手、21 滑車、24 案内畝、25 案内溝、26
スリーブ、30 かご側吊り手、31 滑車、32 案
内溝、33案内畝。
制御ケーブル、14吊りワイヤー、20 かご側吊り
手、21 滑車、24 案内畝、25 案内溝、26
スリーブ、30 かご側吊り手、31 滑車、32 案
内溝、33案内畝。
Claims (7)
- 【請求項1】 昇降路に沿って昇降するかごと、 上記かごに接続されて上記かごを外部回路に電気的に接
続する制御ケーブルと、 上記かごおよび上記昇降路内のガイドレールにそれぞれ
設けられ、それぞれ滑車を有する固定装置と、 両端部で上記固定装置の上記滑車にループ状に掛け回さ
れて接続され、中間部で上記制御ケーブルを支持する吊
りワイヤーとを備えたエレベーター装置。 - 【請求項2】 上記かごおよび上記ガイドレールに設け
られた上記固定装置であるかご側吊り手およびガイドレ
ール側吊り手が、上記滑車を回動自在に設ける吊り軸
と、上記吊り軸を軸止するブラケットとを備える請求項
1記載のエレベーター装置。 - 【請求項3】 上記滑車は上記吊りワイヤーを案内する
溝を有する請求項1あるいは請求項2記載のエレベータ
ー装置。 - 【請求項4】 上記滑車は上記吊りワイヤーを案内する
畝を有する請求項1あるいは請求項2記載のエレベータ
ー装置。 - 【請求項5】 上記吊り軸は上記滑車の位置ずれを防止
するためのスリーブを上記滑車の両脇に備える請求項1
乃至請求項4のいずれか記載のエレベーター装置。 - 【請求項6】 上記スリーブが上記滑車とは独立して上
記吊り軸に対して回動自在に設けられた請求項5記載の
エレベーター装置。 - 【請求項7】 上記滑車が少なくとも2つ以上で吊りワ
イヤーが2本以上である請求項1乃至請求項6のいずれ
か記載のエレベーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1212896A JPH09202566A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | エレベーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1212896A JPH09202566A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | エレベーター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09202566A true JPH09202566A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11796905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1212896A Pending JPH09202566A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | エレベーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09202566A (ja) |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP1212896A patent/JPH09202566A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6471012B2 (en) | Pulley system for a traction sheave elevator | |
US6193016B1 (en) | Dual sheave rope climber using flat flexible ropes | |
FI92182C (fi) | Vetopyörähissi | |
CA1331743C (en) | Rope suspension system for an elevator | |
US20040035645A1 (en) | Elevator | |
US11591188B2 (en) | Elevator system roping arrangement | |
JP2566107B2 (ja) | トラクションシーブエレベータ | |
WO2002030801A1 (fr) | Dispositif d'ascenseurs | |
JP2008525291A (ja) | 1つの昇降路に複数のかごを有するエレベータシステムにおける補償 | |
WO2007069311A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JPH02158587A (ja) | エレベータのシーブ配列構造 | |
JPH1160117A (ja) | エレベーター | |
KR20080055706A (ko) | 승강기 설비 | |
WO2005121008A1 (ja) | エレベータ装置 | |
CN101128384A (zh) | 具有不对称的导轨的升降机 | |
WO2018225140A1 (ja) | エレベーター | |
JP2007511448A (ja) | エレベータと装置 | |
JP2002145556A (ja) | エレベータ装置 | |
WO2004046009A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JPH09202566A (ja) | エレベーター装置 | |
JPWO2002094701A1 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2004075270A (ja) | エレベータ装置 | |
KR100875778B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
JP2001048443A (ja) | エレベータ | |
JP2747773B2 (ja) | 斜行エレベーターの移動ケーブル装置 |