JPH09202240A - 移動装置 - Google Patents

移動装置

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Publication number
JPH09202240A
JPH09202240A JP8012223A JP1222396A JPH09202240A JP H09202240 A JPH09202240 A JP H09202240A JP 8012223 A JP8012223 A JP 8012223A JP 1222396 A JP1222396 A JP 1222396A JP H09202240 A JPH09202240 A JP H09202240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supporting arm
moving
connecting portion
mounting
support arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP8012223A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kumagai
英希 熊谷
Takahiro Shimizu
隆広 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUMAGAYA NOKI KK
Original Assignee
KUMAGAYA NOKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KUMAGAYA NOKI KK filed Critical KUMAGAYA NOKI KK
Priority to JP8012223A priority Critical patent/JPH09202240A/ja
Publication of JPH09202240A publication Critical patent/JPH09202240A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のような厄介な連結作業や載置物(グレ
ンタンク)2を手で持ち上げるような作業も不要で、一
人の作業者でも力の弱い女性でも老人でも荷台からの載
置物(グレンタンク)2の引き出し作業が簡単にでき、
また左右の荷台のアオリも倒さずとも引き出しできる移
動装置を提供すること。 【解決手段】 移動用の車輪3を設けた移動基体4に支
承アーム5を設け、この支承アーム5の先端部に前記載
置物2の連結部6に係止せしめる係止連結部7を設け、
前記移動基体4に前記支承アーム5を移動駆動して載置
物2を持ち上げ駆動し得る支承アーム駆動機構8を設
け、前記係止連結部7を連結部6に係止せしめてこの支
承アーム駆動機構8を作動させ支承アーム5によりこの
連結部6を支承して載置物2を持ち上げた際、載置物2
に手を添えるなどすれば載置物2を略水平に持ち上げ支
承保持し得る略重心位置に前記連結部6を配設すると共
に、支承アーム5の挿入手前側となる載置物2の後方寄
り位置にもこの連結部6を配設した移動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】トラックの荷台に載置したグ
レンタンクなどの大型載置物に連結せしめて移動するこ
とによりこの載置物を荷台の載置面から持ち上げた状態
で水平移動させ載置物を荷台から出入り移動し得るよう
に構成した移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、グレンタンク(穀類搬送用バケット)などはトラッ
クの荷台に載せて移動し、籾を搬送したり、排出バルブ
を連結して籾を排出供給するが、常時トラックの荷台に
載せっぱなしにしておくわけには行かないため、グレン
タンクを荷台から降ろしたり、載せたりしなければなら
ない。
【0003】そのため、このグレンタンクの積み降ろし
用のキャスター付の移動装置が市販されている。
【0004】この移動装置は、例えばグレンタンクを降
ろす場合に、トラックの荷台の左右のアオリを一旦倒
し、グレンタンクの左右の連結部にキャスター付の移動
脚を連結し、そのままこの移動脚を後方へ移動すること
によりグレンタンクを荷台上から後方へ引き出すもので
ある。
【0005】しかしながら、従来のこのようなキャスタ
ー付の移動脚(移動装置)は、その取り付けに際して、
一々アオリを倒さなければならない。また、グレンタン
クを少し浮かした状態で連結しなければならない。即
ち、このグレンタンクを少し持ち上げながら連結する必
要があるため、一人の作業者が手で持ち上げている間
や、或いは持ち上げ用のハンドルを設け、このハンドル
を一人の作業者が持ち上げてグレンタンクを少し片持ち
状態で浮かせている間に他の作業者が移動脚を連結しな
ければならず、取り付けが非常に厄介であった。
【0006】本発明は、従来のこのような問題点に着眼
し、これを解決するもので、一人の作業者でも力のない
女性や老人などの作業者でも簡単に取り付けができ、左
右のアオリを倒さずとも取り付け取り外しが可能で荷台
上の重い載置物でも簡単に出し入れが可能となる画期的
な移動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】トラックの荷台1に載置したグレンタンク
などの大型載置物2に連結せしめて移動することにより
この載置物2を荷台1の載置面から持ち上げた状態で水
平移動させ載置物2を荷台1から出入り移動し得るよう
に構成した移動装置であって、移動用の車輪3を設けた
移動基体4に支承アーム5を設け、この支承アーム5の
先端部に前記載置物2の連結部6に係止せしめる係止連
結部7を設け、前記支承アーム5を移動駆動して支承ア
ーム5の係止連結部7により係止連結された連結部6を
上方へ移動することによって載置物2を持ち上げ駆動し
得る支承アーム駆動機構8を前記移動基体4に設け、前
記係止連結部7を連結部6に係止せしめてこの支承アー
ム駆動機構8を作動させ支承アーム5によりこの連結部
6を支承して載置物2を持ち上げた際、載置物2に手を
添えるなどすれば載置物2を略水平に持ち上げ支承保持
し得る略重心位置に前記連結部6を配設すると共に、支
承アーム5の挿入手前側となる載置物2の後方寄り位置
にもこの連結部6を配設したことを特徴とする移動装置
に係るものである。
【0009】また、前記載置物2の略重心位置に配した
連結部6に前記係止連結部7を係止せしめて前記支承ア
ーム駆動機構8を作動させ前記支承アーム5によりこの
連結部6を支承して載置物2を持ち上げた際、この持ち
上げ状態であって支承アーム5により支承した状態のま
ま載置物2を90度回動し得るように前記移動基体4,
支承アーム5並びに係止連結部7を構成したことを特徴
とする請求項1記載の移動装置に係るものである。
【0010】また、前記支承アーム駆動機構8を足踏み
操作を繰り返すことにより作動する油圧シリンダー装置
12により構成したことを特徴とする請求項1,2のいず
れか1項に記載の移動装置に係るものである。
【0011】また、前記トラックの荷台1の後方から荷
台1の下方に差し入れ可能な台車部9の手前側に取付部
10を立設して前記移動基体4を構成し、この取付部10に
この移動基体4を移動操作するためのハンドル部11を設
けると共に、この取付部10の上部左右に前記支承アーム
駆動機構8により起立回動し得る支承アーム5を前方に
向かって突設し、この支承アーム5の先端部に前記載置
物2に架設した前記連結部6に係止し得る係止連結部7
を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の移動装置に係るものである。
【0012】また、前記係止連結部7を設けた前記支承
アーム5を前記移動基体4から着脱自在若しくはこの支
承アーム5を前記移動基体4の取付部10に沿設状態に折
り畳みし得るように構成して、この支承アーム5を取り
外すか若しくは取付部10に沿設状態に折り畳めば、支承
アーム5が邪魔になることなく、移動基体4を荷を運ぶ
台車として利用し得るように構成したことを特徴とする
請求項4記載の移動装置に係るものである。
【0013】また、前記支承アーム駆動機構8の全部若
しくは一部を前記取付部10から着脱自在に設け、前記支
承アーム5を取付部10から着脱自在若しくは取付部10に
重合折り畳み自在に構成したことを特徴とする請求項
4,5のいずれか1項に記載の移動装置に係るものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0015】移動基体4を移動させて支承アーム5の先
端部の係止連結部7を載置物2の連結部6に係止せしめ
る。
【0016】支承アーム駆動機構8を作動させると、こ
の支承アーム5が上方へ移動し、この支承アーム5の係
止連結部7で連結部6を支承した状態で載置物2が持ち
上げられる。
【0017】荷台1に載置されている載置物2を荷台後
方へ引き出し移動する場合には、まず載置物2の後方寄
り位置に設けた連結部6に支承アーム5の係止連結部7
を係止せしめて前述のようにして載置物2を持ち上げ
る。
【0018】この場合は、載置物2は前方側が荷台1上
に接地したまま後方側のみが浮上した片持ち状態となる
が、この片持ち状態のまま移動基体4を後方へ引き出し
移動し、載置物2を荷台後方へ少し引き出す。
【0019】ここで、一旦前記連結部6から係止連結部
7を外し、今度は後方へ引き出され係止できる位置に移
動したもう一方の連結部6、即ち、載置物2の略重心位
置にある連結部6に係止連結部7を係止して前述のよう
に支承アーム駆動機構8を作動させ載置物2を持ち上げ
る。
【0020】この場合には、この支承位置が載置物2の
前後バランスの略重心位置にあるため、載置物2に手を
添えるなどして支えるだけで、載置物2は略水平状態の
まま完全に荷台1上に浮上した状態で持ち上げ支承され
ることとなる。
【0021】このまま移動基体4を後方へ引き出せば、
載置物2は完全に荷台1上から引き出せることとなる。
【0022】例えば、この状態で載置物2を90度回動
してスペースをとらないように縦形状態としてこの移動
基体4と共に納屋や物置に収納しても良いし、支承アー
ム5を下方へ移動して連結部6から係止連結部7を外し
て載置物2を接地させて収納しても良い。
【0023】再び、載置物2を荷台1上に載置する場合
は、略重心位置の連結部6を支承アーム5(係止連結部
7)で支承したまま移動基体4を移動して載置物2を荷
台1上に浮上状態に配し支承アーム5を下方へ移動して
載置物2を荷台1に降ろし、連結部6から係止連結部7
を外せば良いこととなる。
【0024】
【実施例】載置物2としてグレンタンクを荷台1から出
し入れする場合に適用した本発明の具体的な実施例につ
いて図面に基づいて説明する。
【0025】トラックの荷台1の後方から荷台1の下方
に差し入れ可能な台車部9の手前側に取付部10を立設し
て前記移動基体4をL字形台車に構成し、この取付部10
の上部にこの移動基体4を移動操作するためのコ字形ハ
ンドル杆をハンドル部11として手前側へ突設すると共
に、この取付部10の上部左右に前記支承アーム駆動機構
8により起立回動し得る支承アーム5を前方に向かって
突設し、この支承アーム5の先端部に前記載置物2に架
設した前記連結部6に係止し得る係止連結部7を設けて
いる。
【0026】この支承アーム5はその基部を取付部10の
上端左右に夫々回動自在に枢着し、この支承アーム5の
先端にU字状の切欠部を設けて、棒杆状の前記連結部6
に下方より支承できるように嵌合係止して連結される係
止連結部7を設けている。
【0027】また、この取付部10に支承アーム5を上方
へ起立回動駆動する支承アーム駆動機構8を設けてい
る。
【0028】また、この係止連結部7を連結部6に係止
せしめてこの支承アーム駆動機構8を作動させ支承アー
ム5によりこの連結部6を支承して載置物2を持ち上げ
た際、載置物2に手を添えるなどすれば載置物2を略水
平に持ち上げ支承保持し得る略重心位置(グレンタンク
2の略前後中間位置)に棒杆状の前記連結部6を架設配
設する(実際には載置物2の前後バランスの重心位置よ
りやや前方側に設けて、誤って手の支えがなくなって載
置物2が倒れる場合には、作業者が見えずらい前方側で
はなく手前側へ倒れるようにしている)と共に、支承ア
ーム5の挿入手前側となる載置物2の後方寄り位置にも
この棒杆状の連結部6を架設配設している。
【0029】また、前記載置物2の略重心位置に配した
連結部6に前記係止連結部7を係止せしめて前記支承ア
ーム駆動機構8を作動させ前記支承アーム5によりこの
連結部6を支承して載置物2を持ち上げた際、この持ち
上げ状態であって支承アーム5により支承した状態のま
ま載置物2を90度回動し得るように前記移動基体4,
支承アーム5並びに係止連結部7を構成している。
【0030】更に、本実施例の支承アーム駆動機構8に
ついて説明する。
【0031】取付部10の下方位置に足踏み操作を繰り返
すことにより突出作動する油圧シリンダー装置12を設
け、この突出作動するロッド13と取付部10の中間高さ位
置に水平架設した回動軸14とをリンク板15を介して連結
し、この回動軸14にリンク板16を介してリンク杆17
を上方に突設し、このリンク杆17の上端を前記支承アー
ム5の基端に枢着している。
【0032】従って、図2に示すように本実施例では戻
りバネ18に抗してペダル19を足で踏む足踏み操作を繰り
返すと、油圧シリンダー装置12が作動してロッド13が上
方へ徐々に突出する。
【0033】これによりリンク板15を介して回動軸14が
アーム戻りバネ21に抗して回動し、リンク板16を介して
リンク杆17が下方へ引動される。
【0034】従って、このリンク杆17により支承アーム
5の基端が下方へ引動され、支承アーム5の先端側が上
方へ起立回動駆動されることになる。
【0035】また、図3に示すように油圧解除杆20を回
すと、油が抜けて荷重並びに前記アーム戻りバネ21の復
帰力によりロッド13が下方へ戻り動し、支承アーム5は
下方へ戻り回動することとなる。
【0036】以上のように構成したから、本実施例は次
のように操作して荷台1からグレンタンク2を出し入れ
移動する。
【0037】ハンドル部11を持って移動基体4を移動さ
せ底部の台車部9を荷台1の下方に差し入れて支承アー
ム5の先端部の係止連結部7を載置物2内に差し入れ係
止連結部7を連結部6に係止せしめる。
【0038】前述のようにしてペダル19を足で踏んで支
承アーム駆動機構8を作動させると、この支承アーム5
が上方へ回動移動し、この支承アーム5の係止連結部7
で連結部6を支承した状態で載置物2が持ち上げられ
る。
【0039】荷台1に載置されている載置物2を荷台後
方へ引き出し移動する場合には、図4に示す状態から図
5に示すように、まず載置物2の後方寄り位置に設けた
棒杆状の連結部6に支承アーム5の係止連結部7を下方
から係止嵌合せしめて前述のようにして載置物2を持ち
上げる。
【0040】この場合は、載置物2は前方側が荷台1上
に接地したまま後方側のみが浮上した後部片持ち状態と
なるが、この片持ち状態のまま移動基体4を後方へ引き
出し移動し、載置物2を荷台後方へ少し引き出す。
【0041】この際、本実施例では載置物2の前端縁底
部側に引きずり移動用の車輪22を設け、前端縁をずり動
せずこの車輪22が接地してスムーズに引き出せるように
構成している。
【0042】ここで、一旦前記連結部6から係止連結部
7を外し、今度は図6に示すように後方へ引き出され係
止し得る位置に移動したもう一方の連結部6、即ち、載
置物2の略重心位置にある連結部6に係止連結部7を係
止して前述のように支承アーム駆動機構8を作動させ載
置物2を持ち上げる。
【0043】この場合には、この支承位置が略重心位置
にあるため、載置物2に手を添えるなどして支えるだけ
で、この図6に示すように載置物2は略水平状態のまま
完全に荷台1上に浮上した状態で持ち上げ支承されるこ
ととなる。
【0044】このまま移動基体4を後方へ引き出せば、
図6に示すように載置物2は完全に荷台1の上から引き
出せることとなる。
【0045】例えば、図7に示すようにこの状態で載置
物2を90度回動してスペースをとらないように縦形状
態としてこの移動基体4と共に納屋や物置に収納しても
良いし、支承アーム5を下方へ移動して連結部6から係
止連結部7を外して載置物2を接地させて収納しても良
い。
【0046】この場合、連結部6から係止連結部7を外
して載置物2を接地させる際、載置物2が移動基体4の
台車部9上に接地する前に載置物2に設けた前記車輪22
並びにこれに並設した車輪23が接地して、載置物2はこ
のままこの車輪22・23によりスムーズに横押し移動でき
ると共に、移動基体4を移動して載置物2下方から台車
部9を引き出せるように構成している。
【0047】再び、載置物2を荷台1上に載置する場合
は、略重心位置の連結部6を支承アーム5(係止連結部
7)で支承したまま移動基体4を移動して載置物2を荷
台1上に浮上状態に配し支承アーム5を下方へ移動して
載置物2を荷台1に降ろし、連結部6から係止連結部7
を外せば良いこととなる。
【0048】また、本実施例では、前記係止連結部7を
設けた前記支承アーム5を前記移動基体4の取付部10に
沿設状態に折り畳みし得るように構成して、支承アーム
5が邪魔になることなく、移動基体4を荷を運ぶ台車と
して利用し得るように構成している。
【0049】即ち、本実施例では、支承アーム駆動機構
8のリンク杆17と支承アーム5とを枢着している軸杆24
を抜き外して支承アーム5の枢着部を支点として前側に
支承アーム5を倒して取付部10に沿設状態に重合折り畳
みし得るように構成している。
【0050】従って、本実施例の移動装置は、載置物2
を荷台1から出し入れ移動することに使用せず、支承ア
ーム5が不要の場合は折り畳んで邪魔とならないように
し、通常の台車として使用できるように構成している。
【0051】このとき、ハンドル部11は上方に起立して
しまうが、このハンドル部11を取り外せるようにしても
良いし、この台車として使用する場合の使い易い位置に
ハンドル部11を付け替えることができるように設計して
も良い。
【0052】また、前記支承アーム駆動機構8の全部を
前記取付部10から着脱自在に設けている。
【0053】即ち、本実施例では、前記支承アーム駆動
機構8を枠体25に設け、この枠体25を取付部10の枠杆に
着脱自在に嵌合止めした構成とし、この枠体25を止着ネ
ジ26を外して取り外すことにより支承アーム駆動機構8
を取付部10から取り外せるようにしている。
【0054】従って、重量のある支承アーム駆動機構8
と移動基体4を分解でき、また、この移動基体4に対し
て支承アーム5を折り畳めるから、運搬や梱包に便利と
なる。また、台車部9と取付部10を折り畳めるか分解で
きるようにして一層梱包が有利となるようにしても良
い。
【0055】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、単
に移動基体を移動させて支承アームの係止連結部を連結
部に係止させて支承アーム駆動機構を作動させることに
より載置物を持ち上げることができ、前述のように手前
の連結部を持ち上げて少し引き出し移動した後、中央の
連結部を持ち上げれば、簡単に載置物を荷台上から引き
出し移動できるため、従来のような厄介な連結作業や載
置物を手で持ち上げるような作業も不要であるから、一
人の作業者でも力の弱い女性でも老人でも荷台からの載
置物の引き出し作業が簡単にでき、また左右の荷台のア
オリも倒さずとも引き出しできるなど極めて実用性に秀
れた移動装置となる。
【0056】また、請求項2記載の発明においては、引
き出した載置物を90度回動して縦形に配置できるた
め、荷台から引き出した載置物を収納スペースを取らず
に保管することができる画期的な移動装置となる。
【0057】また、請求項3記載の発明においては、支
承アーム駆動機構の作動を単に移動基体4を移動する作
業者が足で踏む操作を繰り返すだけで作動するように構
成したから、非常に使い易く実用的な移動装置となる。
【0058】また、請求項4記載の発明においては、前
記画期的な効果を発揮する本発明を簡易な構成で容易に
実現することができ、安定性にも秀れ量産性にも秀れる
極めて秀れた移動装置となる。
【0059】また、請求項5記載の発明においては、載
置物の荷台からの出し入れに使用しないときは支承アー
ムが邪魔とならないように取り外すか折り畳みできるた
め、通常の台車としても利用できる画期的な移動装置と
なる。
【0060】また、請求項6記載の発明においては、運
搬や梱包に便利となる秀れた移動装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の斜視図である。
【図2】本実施例の支承アーム駆動機構が作動して支承
アームが起立回動することを説明する要部の拡大斜視図
である。
【図3】本実施例の支承アーム駆動機構の作動が解除さ
れて支承アームが戻り回動することを説明する要部の拡
大斜視図である。
【図4】本実施例の載置物を荷台から引き出す操作手順
を示すもので、操作前を示す説明斜視図である。
【図5】本実施例の載置物を荷台から引き出す操作手順
を示すもので、先ず手前の連結部に係止して載置物を後
方側のみ持ち上げて少し後方へ引き出した状態を示す説
明図である。
【図6】本実施例の載置物を荷台から引き出す操作手順
を示すもので、差し入れ係止できる位置に引き出した略
重心位置の連結部に係止して載置物を略水平状態に支承
して後方側へ引き出し、載置物を荷台より引き出した状
態を示す説明図である。
【図7】本実施例の載置物を荷台から引き出す操作手順
を示すもので、載置物を荷台から引き出した後、載置物
を90度回動して縦形に配した状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 荷台 2 載置物 3 車輪 4 移動基体 5 支承アーム 6 連結部 7 係止連結部 8 支承アーム駆動機構 9 台車部 10 取付部 11 ハンドル部 12 油圧シリンダー装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックの荷台に載置したグレンタンク
    などの大型載置物に連結せしめて移動することによりこ
    の載置物を荷台の載置面から持ち上げた状態で水平移動
    させ載置物を荷台から出入り移動し得るように構成した
    移動装置であって、移動用の車輪を設けた移動基体に支
    承アームを設け、この支承アームの先端部に前記載置物
    の連結部に係止せしめる係止連結部を設け、前記支承ア
    ームを移動駆動して支承アームの係止連結部により係止
    連結された連結部を上方へ移動することによって載置物
    を持ち上げ駆動し得る支承アーム駆動機構を前記移動基
    体に設け、前記係止連結部を連結部に係止せしめてこの
    支承アーム駆動機構を作動させ支承アームによりこの連
    結部を支承して載置物を持ち上げた際、載置物に手を添
    えるなどすれば載置物を略水平に持ち上げ支承保持し得
    る略重心位置に前記連結部を配設すると共に、支承アー
    ムの挿入手前側となる載置物の後方寄り位置にもこの連
    結部を配設したことを特徴とする移動装置。
  2. 【請求項2】 前記載置物の略重心位置に配した連結部
    に前記係止連結部を係止せしめて前記支承アーム駆動機
    構を作動させ前記支承アームによりこの連結部を支承し
    て載置物を持ち上げた際、この持ち上げ状態であって支
    承アームにより支承した状態のまま載置物を90度回動
    し得るように前記移動基体,支承アーム並びに係止連結
    部を構成したことを特徴とする請求項1記載の移動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支承アーム駆動機構を足踏み操作を
    繰り返すことにより作動する油圧シリンダー装置により
    構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項
    に記載の移動装置。
  4. 【請求項4】 前記トラックの荷台の後方から荷台の下
    方に差し入れ可能な台車部の手前側に取付部を立設して
    前記移動基体を構成し、この取付部にこの移動基体を移
    動操作するためのハンドル部を設けると共に、この取付
    部の上部左右に前記支承アーム駆動機構により起立回動
    し得る支承アームを前方に向かって突設し、この支承ア
    ームの先端部に前記載置物に架設した前記連結部に係止
    し得る係止連結部を設けたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の移動装置。
  5. 【請求項5】 前記係止連結部を設けた前記支承アーム
    を前記移動基体から着脱自在若しくはこの支承アームを
    前記移動基体の取付部に沿設状態に折り畳みし得るよう
    に構成して、この支承アームを取り外すか若しくは取付
    部に沿設状態に折り畳めば、支承アームが邪魔になるこ
    となく、移動基体を荷を運ぶ台車として利用し得るよう
    に構成したことを特徴とする請求項4記載の移動装置。
  6. 【請求項6】 前記支承アーム駆動機構の全部若しくは
    一部を前記取付部から着脱自在に設け、前記支承アーム
    を取付部から着脱自在若しくは取付部に重合折り畳み自
    在に構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか
    1項に記載の移動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110861818A (zh) * 2019-11-22 2020-03-06 上海绿地建设(集团)有限公司 一种装配异形柱结构的加载装置

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