JPH09202071A - カード付き封書用フォーム - Google Patents
カード付き封書用フォームInfo
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- JPH09202071A JPH09202071A JP3116596A JP3116596A JPH09202071A JP H09202071 A JPH09202071 A JP H09202071A JP 3116596 A JP3116596 A JP 3116596A JP 3116596 A JP3116596 A JP 3116596A JP H09202071 A JPH09202071 A JP H09202071A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- information entry
- envelope
- entry section
- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カードを台紙に一体化させて必要時に分離でき
るようにするとともに、台紙からカードを内包する封書
が形成できるようにし、カード送付に係る手間を軽減す
る。 【解決手段】連接した複数の封書用紙片２，３，４を折
り畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部１１を設
け、内面側に位置する所定面に宛名情報に対する通知情
報記入部１２と返信情報記入部１５を設け、この通知情
報記入部１２と返信情報記入部１５を除く部分に、表面
に宛名情報に対するカード情報記入部１７を設けられた
カード１６を剥離可能に貼着した。
るようにするとともに、台紙からカードを内包する封書
が形成できるようにし、カード送付に係る手間を軽減す
る。 【解決手段】連接した複数の封書用紙片２，３，４を折
り畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部１１を設
け、内面側に位置する所定面に宛名情報に対する通知情
報記入部１２と返信情報記入部１５を設け、この通知情
報記入部１２と返信情報記入部１５を除く部分に、表面
に宛名情報に対するカード情報記入部１７を設けられた
カード１６を剥離可能に貼着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は情報が記載されたカ
ードを内包保持した状態で送付できる封書を得るための
フォームに関するものである。
ードを内包保持した状態で送付できる封書を得るための
フォームに関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、会員証や入場証
などのカードをその利用者側に送付するに当たっては、
カードの隅部を差し入れるスリットなどを有した台紙に
カードを保持させてから、その台紙を、受取人住所氏名
などの宛名情報、即ち、カード利用者側の住所氏名を記
載した封筒に入れて送付したり、また、前記台紙の所要
個所に受取人住所氏名などの宛名情報を記載してカード
を保持させ、この台紙を窓開き封筒に入れて台紙の宛名
情報が封筒の窓から見えるようにした封筒形態にして送
付を行っていた。
などのカードをその利用者側に送付するに当たっては、
カードの隅部を差し入れるスリットなどを有した台紙に
カードを保持させてから、その台紙を、受取人住所氏名
などの宛名情報、即ち、カード利用者側の住所氏名を記
載した封筒に入れて送付したり、また、前記台紙の所要
個所に受取人住所氏名などの宛名情報を記載してカード
を保持させ、この台紙を窓開き封筒に入れて台紙の宛名
情報が封筒の窓から見えるようにした封筒形態にして送
付を行っていた。
【０００３】しかしながら、上記のカードの送付におい
て、予めカードにはカード利用者の住所氏名などのカー
ド情報が記載され、そして、封筒や台紙には宛名情報が
記載されていたことから、これらを組み合わせるとき
に、カードのカード情報と封筒に記載されている宛名情
報との対応、また、窓開き封筒を使用する場合には、カ
ードのカード情報と台紙に記載されている宛名情報との
対応を確認する必要があり、これらを確認しながら手作
業にて封緘しているのが現状であって対応間違いも生じ
易く、カードの送付作業が非常に煩雑なものとなってい
た。そこで本発明は上記事情に鑑み、カードを台紙に一
体化させて必要時に分離できるようにするとともに、そ
の台紙からカードを内包する封書が形成できるようにす
ることを課題とし、従来のカード送付に係る手間を軽減
することを目的とする。
て、予めカードにはカード利用者の住所氏名などのカー
ド情報が記載され、そして、封筒や台紙には宛名情報が
記載されていたことから、これらを組み合わせるとき
に、カードのカード情報と封筒に記載されている宛名情
報との対応、また、窓開き封筒を使用する場合には、カ
ードのカード情報と台紙に記載されている宛名情報との
対応を確認する必要があり、これらを確認しながら手作
業にて封緘しているのが現状であって対応間違いも生じ
易く、カードの送付作業が非常に煩雑なものとなってい
た。そこで本発明は上記事情に鑑み、カードを台紙に一
体化させて必要時に分離できるようにするとともに、そ
の台紙からカードを内包する封書が形成できるようにす
ることを課題とし、従来のカード送付に係る手間を軽減
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を考慮
してなされたもので、折り部を境にして複数の封書用紙
片が連接してなり、各封書用紙片を前記折り部から折り
畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部が設けられ
ていると共に、内面側に位置する所定面に前記宛名情報
に対する通知情報記入部と返信情報記入部が設けられ、
この通知情報記入部と返信情報記入部を除く部分に、表
面に前記宛名情報に対するカード情報記入部が設けられ
たカードが剥離可能に貼着されてなることを特徴とする
カード付き封書用フォームを提供して、上記課題を解消
するものである。
してなされたもので、折り部を境にして複数の封書用紙
片が連接してなり、各封書用紙片を前記折り部から折り
畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部が設けられ
ていると共に、内面側に位置する所定面に前記宛名情報
に対する通知情報記入部と返信情報記入部が設けられ、
この通知情報記入部と返信情報記入部を除く部分に、表
面に前記宛名情報に対するカード情報記入部が設けられ
たカードが剥離可能に貼着されてなることを特徴とする
カード付き封書用フォームを提供して、上記課題を解消
するものである。
【０００５】本発明においては、カードが一つの封書用
紙片に剥離可能に貼着されていて剥離されるまではこの
封書用紙片に一体化された状態となっている。そして、
前記カードにカード情報記入部が設けられているととも
に、このカードが貼着されている封書用紙片や他の封書
用紙片に宛名情報記入部や通知情報記入部、返信情報記
入部が設けられていることから、それらの情報記入部に
記載、出力された情報の対応確認が容易であり、また、
関連付けられたこれらの情報をプリンタなどの出力機器
を用いて所要位置、即ち、宛名情報記入部、通知情報記
入部、返信情報記入部、カード情報記入部に出力できる
ようになる。さらに、カードを内側となるように折り畳
むことでカードを内包した封書が得られ、適宜の封緘手
段を施すことで送付可能なものとなる。
紙片に剥離可能に貼着されていて剥離されるまではこの
封書用紙片に一体化された状態となっている。そして、
前記カードにカード情報記入部が設けられているととも
に、このカードが貼着されている封書用紙片や他の封書
用紙片に宛名情報記入部や通知情報記入部、返信情報記
入部が設けられていることから、それらの情報記入部に
記載、出力された情報の対応確認が容易であり、また、
関連付けられたこれらの情報をプリンタなどの出力機器
を用いて所要位置、即ち、宛名情報記入部、通知情報記
入部、返信情報記入部、カード情報記入部に出力できる
ようになる。さらに、カードを内側となるように折り畳
むことでカードを内包した封書が得られ、適宜の封緘手
段を施すことで送付可能なものとなる。
【０００６】
【発明の実施の形態】つぎに本発明を図１から図９に示
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図１と図２と
は本発明の一例を示すもので、図中１はカード付き封書
用フォームである。この封書用フォーム１は図示されて
いるように、三つの封書用紙片である封筒上紙２と封筒
下紙３と封筒中紙４とが折り部５を介して一連に連接さ
れ、一方の端部に位置する封筒中紙４を折り部５から封
筒下紙３に折り重ね、その封筒中紙４の上に封筒上紙２
を折り重ねるようにして、即ち、前記封筒中紙４を内方
とするように折り畳むことができるように設けられてい
る。そして、このフォーム１の上端と下端とには、前記
三つの封書用紙片それぞれの上下辺に切取り用ミシン目
６を介して連続する封着部７が設けられている。フォー
ム１の前記封筒上紙２の側辺には折り部８を介して連続
する封緘部９が設けられており、このフォーム１を前述
の巻き折り状に折り畳んだ際に、前記封着部７に予め施
されている接着剤などの接着手段、或いは折り合わせ時
に施された接着手段により相対した封着部７相互が綴じ
合わされ、前記封緘部９を折り部８から封筒下紙３に折
り重ね、その封緘部９に施された接着手段、又はその封
緘部９とこれに対向する封筒下紙３との両者に施された
接着手段により封緘部９が封筒下紙３に綴じ合わされる
ようにしている（図３参照）。前記封緘部９は図示され
ているように二条にして開封用ミシン目１０が設けられ
ている。この開封用ミシン目１０の間には前記接着手段
は設けられておらず、封緘部９の端縁側に接着手段が設
けられているのであって、折り畳まれた封筒の状態から
前記封着部７を取り除き、開封用ミシン目の間を引き上
げるようにすることで封緘部が切れて開封できるように
設けられている（図４参照）。
す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図１と図２と
は本発明の一例を示すもので、図中１はカード付き封書
用フォームである。この封書用フォーム１は図示されて
いるように、三つの封書用紙片である封筒上紙２と封筒
下紙３と封筒中紙４とが折り部５を介して一連に連接さ
れ、一方の端部に位置する封筒中紙４を折り部５から封
筒下紙３に折り重ね、その封筒中紙４の上に封筒上紙２
を折り重ねるようにして、即ち、前記封筒中紙４を内方
とするように折り畳むことができるように設けられてい
る。そして、このフォーム１の上端と下端とには、前記
三つの封書用紙片それぞれの上下辺に切取り用ミシン目
６を介して連続する封着部７が設けられている。フォー
ム１の前記封筒上紙２の側辺には折り部８を介して連続
する封緘部９が設けられており、このフォーム１を前述
の巻き折り状に折り畳んだ際に、前記封着部７に予め施
されている接着剤などの接着手段、或いは折り合わせ時
に施された接着手段により相対した封着部７相互が綴じ
合わされ、前記封緘部９を折り部８から封筒下紙３に折
り重ね、その封緘部９に施された接着手段、又はその封
緘部９とこれに対向する封筒下紙３との両者に施された
接着手段により封緘部９が封筒下紙３に綴じ合わされる
ようにしている（図３参照）。前記封緘部９は図示され
ているように二条にして開封用ミシン目１０が設けられ
ている。この開封用ミシン目１０の間には前記接着手段
は設けられておらず、封緘部９の端縁側に接着手段が設
けられているのであって、折り畳まれた封筒の状態から
前記封着部７を取り除き、開封用ミシン目の間を引き上
げるようにすることで封緘部が切れて開封できるように
設けられている（図４参照）。
【０００７】図１に示すように、このフォーム１を折り
畳んだときに外面として表出する封筒上紙２の所定面に
は宛名情報記入部１１が設けられている。また、折り畳
んだときに内側となる封筒中紙４には、前記宛名情報記
入部１１と同じ平面側にした所定面に通知情報記入部１
２が設けられている。そして、封筒中紙４において上記
切取り用ミシン目６と折り部５と封筒中紙４中に入れた
切取り用ミシン目１３とに囲まれる返信用葉書１４が分
離可能に設けられていて、この返信用葉書１４中に通知
情報記入部１２が位置している。上記宛名情報記入部１
１にはフォーム１よりなる封筒の受取人住所氏名などの
宛名情報が記入されるものであり、また、上記通知情報
記入部１２には、前記受取人住所氏名などの宛名情報に
対応する通知情報、例えば、顧客人名（封筒受取人
名）、顧客人住所、顧客人への提供サービス名などが記
入されるものである。さらに、この通知情報記入部１２
を有する返信用葉書１４には受取人が書き込むことがで
きるようにした返信情報記入部１５も設けられており、
返信用としての封筒受取人側からの応答を得られるよう
にしている。
畳んだときに外面として表出する封筒上紙２の所定面に
は宛名情報記入部１１が設けられている。また、折り畳
んだときに内側となる封筒中紙４には、前記宛名情報記
入部１１と同じ平面側にした所定面に通知情報記入部１
２が設けられている。そして、封筒中紙４において上記
切取り用ミシン目６と折り部５と封筒中紙４中に入れた
切取り用ミシン目１３とに囲まれる返信用葉書１４が分
離可能に設けられていて、この返信用葉書１４中に通知
情報記入部１２が位置している。上記宛名情報記入部１
１にはフォーム１よりなる封筒の受取人住所氏名などの
宛名情報が記入されるものであり、また、上記通知情報
記入部１２には、前記受取人住所氏名などの宛名情報に
対応する通知情報、例えば、顧客人名（封筒受取人
名）、顧客人住所、顧客人への提供サービス名などが記
入されるものである。さらに、この通知情報記入部１２
を有する返信用葉書１４には受取人が書き込むことがで
きるようにした返信情報記入部１５も設けられており、
返信用としての封筒受取人側からの応答を得られるよう
にしている。
【０００８】封筒の形態のときにはその封筒の内部に位
置する上記封筒中紙４には、上記返信用葉書１４以外の
部分であって、上記宛名情報記入部１１と通知情報記入
部１２と返信情報記入部１５との同一平面側にカード１
６が剥離可能にして貼着されている。このカード１６は
上面に宛名情報や通知情報に対応するカード情報が記入
されるカード情報記入部１７が設けられており、例えば
顧客名（封筒受取人名）、勤め先名などの情報が記入さ
れる。さらに、このカード１６には前記カード情報に対
応する管理情報が光学的機器により読み取れる符号、記
号、バーコードなどの機械読取り情報が記入される機械
読取り情報記入部１８が設けられている。このカード１
６は上述したように封筒中紙４に対して剥離可能に貼着
されているものであり、その貼着例の一つとしては疑似
接着により行えるものとなっている。図５はその疑似接
着構成を断面で示していて、封筒中紙４側から粘着剤層
１９、互いが疑似接着する樹脂フィルム層２０、２１、
カード１６の裏面の粘着剤層１９が積層され、カード１
６を引き上げるようにすることで前記樹脂フィルム層２
１が樹脂フィルム層２０から剥離し、一旦剥離したカー
ド１６は樹脂フィルム層２０に再度、接着することがな
いように設けられている。図６は剥離可能な貼着手段２
２を介してカード１６が配置されている例を示してい
て、前記貼着手段２２としては剥離可能な感圧接着剤、
弱粘着力を有する粘着剤、溶融状態のニス、ワックスな
どを用いてなる貼着剤（溶融状態のニス、ワックスなど
を塗布し固化させることにより剥離可能な貼着力を生じ
させるようにした貼着剤）が使用できる。さらに、図７
に示すように、接着剤を点状に塗布して弱貼着力を備え
るようにした構成の貼着手段２２を用いることができ
る。
置する上記封筒中紙４には、上記返信用葉書１４以外の
部分であって、上記宛名情報記入部１１と通知情報記入
部１２と返信情報記入部１５との同一平面側にカード１
６が剥離可能にして貼着されている。このカード１６は
上面に宛名情報や通知情報に対応するカード情報が記入
されるカード情報記入部１７が設けられており、例えば
顧客名（封筒受取人名）、勤め先名などの情報が記入さ
れる。さらに、このカード１６には前記カード情報に対
応する管理情報が光学的機器により読み取れる符号、記
号、バーコードなどの機械読取り情報が記入される機械
読取り情報記入部１８が設けられている。このカード１
６は上述したように封筒中紙４に対して剥離可能に貼着
されているものであり、その貼着例の一つとしては疑似
接着により行えるものとなっている。図５はその疑似接
着構成を断面で示していて、封筒中紙４側から粘着剤層
１９、互いが疑似接着する樹脂フィルム層２０、２１、
カード１６の裏面の粘着剤層１９が積層され、カード１
６を引き上げるようにすることで前記樹脂フィルム層２
１が樹脂フィルム層２０から剥離し、一旦剥離したカー
ド１６は樹脂フィルム層２０に再度、接着することがな
いように設けられている。図６は剥離可能な貼着手段２
２を介してカード１６が配置されている例を示してい
て、前記貼着手段２２としては剥離可能な感圧接着剤、
弱粘着力を有する粘着剤、溶融状態のニス、ワックスな
どを用いてなる貼着剤（溶融状態のニス、ワックスなど
を塗布し固化させることにより剥離可能な貼着力を生じ
させるようにした貼着剤）が使用できる。さらに、図７
に示すように、接着剤を点状に塗布して弱貼着力を備え
るようにした構成の貼着手段２２を用いることができ
る。
【０００９】上記フォーム１にあっては、図１に示すよ
うに同一面側に宛名情報記入部１１と通知情報記入部１
２と返信情報記入部１５とカード情報記入部１７とが配
置されており、また、他の紙面部分（図２に示す紙面側
も含む）には予め固定情報が印刷などにより設けられて
いる。そして、この展開状態のフォーム１をノンインパ
クトプリンタなどの出力機器に装填し、予め互いに関連
付けられた状態で管理蓄積されている宛名情報、通知情
報、カード情報をこの出力機器から各記入部に出力する
ことにより情報記入が行われるようにしている。このよ
うに、カードが予め封筒中紙に一体化された状態で上記
各情報が出力されるようにしているため、各情報の対応
関係が一つのフォームにおいて狂うことがない。また、
その情報の対応関係を確認する場合も一枚のフォーム上
で行えるため、確認作業が簡単なものになっている。
うに同一面側に宛名情報記入部１１と通知情報記入部１
２と返信情報記入部１５とカード情報記入部１７とが配
置されており、また、他の紙面部分（図２に示す紙面側
も含む）には予め固定情報が印刷などにより設けられて
いる。そして、この展開状態のフォーム１をノンインパ
クトプリンタなどの出力機器に装填し、予め互いに関連
付けられた状態で管理蓄積されている宛名情報、通知情
報、カード情報をこの出力機器から各記入部に出力する
ことにより情報記入が行われるようにしている。このよ
うに、カードが予め封筒中紙に一体化された状態で上記
各情報が出力されるようにしているため、各情報の対応
関係が一つのフォームにおいて狂うことがない。また、
その情報の対応関係を確認する場合も一枚のフォーム上
で行えるため、確認作業が簡単なものになっている。
【００１０】上記した例ではフォーム１の同一面側に宛
名情報記入部、通知情報記入部、返信情報記入部、カー
ド情報記入部が位置しているが、これに限定されず、フ
ォームの折畳み形態に応じて変化することができるもの
である。即ち、本発明のフォーム１は上述した巻き折り
状に限定されるものではなく、例えば、図８（イ）に示
すように、Ｚ字状に折り畳んで封筒を構成するようにし
てもよい。この場合、封筒下紙３の内面側にカード１６
を剥離可能に貼着させるようにすることが可能であり、
通知情報記入部も封筒下紙４の内面、封筒中紙４の何れ
かの面などに設けるようにすればよい。図８（ロ）は巻
き折り状に折り畳まれる例を示していて、このフォーム
１にあっては図１から図４に示す封緘部が折り部を介し
て封筒上紙に連続している例とは異なり、封筒上紙２の
側辺が封緘部９として構成され、対向する封筒中紙４の
折り部側に貼り合わされるようにしている。さらに、
（ロ）に示す例では、封筒中紙４においてカード１６
を、封筒上紙２における宛名情報記入部が位置する平面
側と異なるもう一方の平面側に配置しており、両面出力
が行えるプリンタなどを用いて情報印字を行うようにす
るものである。さらに、図８（ハ）は折り部５を介して
封筒上紙２と封筒下紙３との二つの封書用紙片が連接
し、二つ折りに折り畳んで封筒が得られるようにしたも
のであり、図示した例では封筒下紙３の内面側にカード
１６が配置され、通知情報記入部は封筒上紙の内面また
は封筒下紙の内面の一方、或いは両面に構成することが
できるものとされている。なお、返信用葉書は必ずしも
必要とされるものではなく、返信用葉書を設けない場合
にも通知情報記入部と返信情報記入部とは所定面に設け
られ、返信情報記入部に受取人側で情報を記載してこれ
を受取人側で持参してもらうなどで返信情報の回収に対
処すればよい。２３は断面で表れる綴じ合わせ個所を示
し、２４は開封個所を示している。
名情報記入部、通知情報記入部、返信情報記入部、カー
ド情報記入部が位置しているが、これに限定されず、フ
ォームの折畳み形態に応じて変化することができるもの
である。即ち、本発明のフォーム１は上述した巻き折り
状に限定されるものではなく、例えば、図８（イ）に示
すように、Ｚ字状に折り畳んで封筒を構成するようにし
てもよい。この場合、封筒下紙３の内面側にカード１６
を剥離可能に貼着させるようにすることが可能であり、
通知情報記入部も封筒下紙４の内面、封筒中紙４の何れ
かの面などに設けるようにすればよい。図８（ロ）は巻
き折り状に折り畳まれる例を示していて、このフォーム
１にあっては図１から図４に示す封緘部が折り部を介し
て封筒上紙に連続している例とは異なり、封筒上紙２の
側辺が封緘部９として構成され、対向する封筒中紙４の
折り部側に貼り合わされるようにしている。さらに、
（ロ）に示す例では、封筒中紙４においてカード１６
を、封筒上紙２における宛名情報記入部が位置する平面
側と異なるもう一方の平面側に配置しており、両面出力
が行えるプリンタなどを用いて情報印字を行うようにす
るものである。さらに、図８（ハ）は折り部５を介して
封筒上紙２と封筒下紙３との二つの封書用紙片が連接
し、二つ折りに折り畳んで封筒が得られるようにしたも
のであり、図示した例では封筒下紙３の内面側にカード
１６が配置され、通知情報記入部は封筒上紙の内面また
は封筒下紙の内面の一方、或いは両面に構成することが
できるものとされている。なお、返信用葉書は必ずしも
必要とされるものではなく、返信用葉書を設けない場合
にも通知情報記入部と返信情報記入部とは所定面に設け
られ、返信情報記入部に受取人側で情報を記載してこれ
を受取人側で持参してもらうなどで返信情報の回収に対
処すればよい。２３は断面で表れる綴じ合わせ個所を示
し、２４は開封個所を示している。
【００１１】上記フォーム１におけるカード１６は、上
述したように情報出力機器からの出力を受けて機械読取
り情報を備えるようになるものであり、例えば、展示会
招待状に付される招待者管理カードなどの用途に利用で
きるものである。そして、カードの裏面側にはこのカー
ドを持参する招待者への案内、例えば、展示会開催期
間、展示会場への道案内情報などを予め印刷などにより
設けておくようにしてもよい。さらに、図９に示すよう
に招待者の携帯が簡便になるように、胸ポケット差し込
み片２５を折り部２６を介して予め備えるものとしても
よい。
述したように情報出力機器からの出力を受けて機械読取
り情報を備えるようになるものであり、例えば、展示会
招待状に付される招待者管理カードなどの用途に利用で
きるものである。そして、カードの裏面側にはこのカー
ドを持参する招待者への案内、例えば、展示会開催期
間、展示会場への道案内情報などを予め印刷などにより
設けておくようにしてもよい。さらに、図９に示すよう
に招待者の携帯が簡便になるように、胸ポケット差し込
み片２５を折り部２６を介して予め備えるものとしても
よい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカード付
き封書用フォームは、折り部を境にして複数の封書用紙
片が連接してなり、各封書用紙片を前記折り部から折り
畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部が設けられ
ていると共に、内面側に位置する所定面に前記宛名情報
に対する通知情報記入部と返信情報記入部が設けられ、
この通知情報記入部と返信情報記入部を除く部分に、表
面に前記宛名情報に対するカード情報記入部が設けられ
たカードが剥離可能に貼着されてなることを特徴とする
ものである。このように、封書用紙片にカードが剥離可
能にして貼着することにより一体化がなされ、また、宛
名情報記入部と通知情報記入部と返信情報記入部とカー
ド情報記入部とが一つのフォームに設けられているた
め、それらの情報記入部に記入される情報の対応確認が
極めて容易であり、各情報記入部に記入する情報を関連
付けた状態で出力できるプリンタ機器などを用いて情報
出力を行えば、記入情報の対応付けが確実なものとな
る。さらに、フォームの折畳みによりカードを内包した
封書が得られるようになり、従来の封筒への挿入手間な
どを解消して、送付作業が簡便なものとなるなど、実用
性に優れた効果を奏するものである。
き封書用フォームは、折り部を境にして複数の封書用紙
片が連接してなり、各封書用紙片を前記折り部から折り
畳んだ際に表出する所定面に宛名情報記入部が設けられ
ていると共に、内面側に位置する所定面に前記宛名情報
に対する通知情報記入部と返信情報記入部が設けられ、
この通知情報記入部と返信情報記入部を除く部分に、表
面に前記宛名情報に対するカード情報記入部が設けられ
たカードが剥離可能に貼着されてなることを特徴とする
ものである。このように、封書用紙片にカードが剥離可
能にして貼着することにより一体化がなされ、また、宛
名情報記入部と通知情報記入部と返信情報記入部とカー
ド情報記入部とが一つのフォームに設けられているた
め、それらの情報記入部に記入される情報の対応確認が
極めて容易であり、各情報記入部に記入する情報を関連
付けた状態で出力できるプリンタ機器などを用いて情報
出力を行えば、記入情報の対応付けが確実なものとな
る。さらに、フォームの折畳みによりカードを内包した
封書が得られるようになり、従来の封筒への挿入手間な
どを解消して、送付作業が簡便なものとなるなど、実用
性に優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係るカード付き封書用フォームの一例
におけるカード貼着面側を示す説明図である。
におけるカード貼着面側を示す説明図である。
【図２】同じく一例における他の平面側を示す説明図で
ある。
ある。
【図３】一例における折畳み状態を示す説明図である。
【図４】開封する状態を示す説明図である．
【図５】カードの疑似接着構成の一例を断面で示す説明
図である。
図である。
【図６】同じく疑似接着構成の他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図７】同じく疑似接着構成の他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図８】フォームの折畳みの他の例を示す説明図であ
る。
る。
【図９】カードの他の例を示す説明図である。
１…封書用フォーム ２…封筒上紙 ３…封筒下紙 ４…封筒中紙 １１…宛名情報記入部 １２…通知情報記入部 １４…返信用葉書 １５…返信情報記入部 １６…カード １７…カード情報記入部
Claims (2)
- 【請求項１】折り部を境にして複数の封書用紙片が連接
してなり、各封書用紙片を前記折り部から折り畳んだ際
に表出する所定面に宛名情報記入部が設けられていると
共に、内面側に位置する所定面に前記宛名情報に対する
通知情報記入部と返信情報記入部が設けられ、この通知
情報記入部と返信情報記入部を除く部分に、表面に前記
宛名情報に対するカード情報記入部が設けられたカード
が剥離可能に貼着されてなることを特徴とするカード付
き封書用フォーム。 - 【請求項２】上記封書用紙片の何れかに返信用葉書が設
けられ、通知情報記入部と返信情報記入部とが前記返信
用葉書に設けられている請求項１に記載のカード付き封
書用フォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116596A JPH09202071A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カード付き封書用フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3116596A JPH09202071A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カード付き封書用フォーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09202071A true JPH09202071A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=12323831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3116596A Pending JPH09202071A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | カード付き封書用フォーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09202071A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004262019A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-24 | Toppan Forms Co Ltd | 保証書カード付き納品書 |
| JP2008201138A (ja) * | 2008-05-09 | 2008-09-04 | Kyodo Printing Co Ltd | 三つ折り封書 |
| JP2010082948A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Toppan Forms Co Ltd | 申込用紙付き送付体 |
| JP4698051B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2011-06-08 | トッパン・フォームズ株式会社 | 非接触型データ送受信カード付き封書の作成方法 |
| JP2011140224A (ja) * | 2011-01-24 | 2011-07-21 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型データ送受信カード付き封書及びその作成方法 |
| JP2012006360A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Dainippon Printing Co Ltd | 三つ折り郵便物及び台紙 |
-
1996
- 1996-01-26 JP JP3116596A patent/JPH09202071A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011140224A (ja) * | 2011-01-24 | 2011-07-21 | Toppan Forms Co Ltd | 非接触型データ送受信カード付き封書及びその作成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030909 |