JPH09201517A - 膜ユニット - Google Patents

膜ユニット

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Publication number
JPH09201517A
JPH09201517A JP1397196A JP1397196A JPH09201517A JP H09201517 A JPH09201517 A JP H09201517A JP 1397196 A JP1397196 A JP 1397196A JP 1397196 A JP1397196 A JP 1397196A JP H09201517 A JPH09201517 A JP H09201517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permeable membrane
membrane unit
side plate
rod
membrane modules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1397196A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nonobe
顕治 野々部
Yasuyoshi Sugiyama
靖芳 杉山
Takaaki Ito
高明 伊藤
Tatsuro Yamamoto
達郎 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP1397196A priority Critical patent/JPH09201517A/ja
Publication of JPH09201517A publication Critical patent/JPH09201517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け及び取り外しが容易な側板を備えた
膜ユニットを提供する。 【解決手段】 膜ユニット20は、複数枚の透過膜モジ
ュール21と、透過膜モジュール配列体の両端の背板2
9とを平行に配置し、透過膜モジュール21及び背板2
9を貫通する棒状体22と、該棒状体22に螺着された
ナット23によって透過膜モジュール21及び背板29
を固定したものである。側板33を各透過膜モジュール
21同士の間及び透過膜モジュール21と背板29との
間に差し入れると共にフック部34を棒状体22に掛け
ることにより、各透過膜モジュール33が組み付けら
れ、膜ユニット20が完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浄化槽内などに浸漬
配置される膜ユニットに係り、特に複数枚の平板状の透
過膜モジュールを平行に配列してなる膜ユニットに関す
る。詳しくは、透過膜モジュール同士の間から気泡が側
方に流出するのを阻止する側板を有した膜ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】槽内に複数枚の透過膜を平行に吊設配置
した浄化槽が特開平6−71279号公報等に記載され
ている。第6図は同号公報の浄化槽を示すものであり、
導入室1、処理室2,3,4、消毒室5等を備えてい
る。この処理室4内に複数枚の平板状透過膜モジュール
6を平行に配列してなる膜ユニット7が設置されてい
る。この膜ユニット7の下方には散気管8が設置されて
おり、この散気管8から噴出した気泡が各透過膜モジュ
ール6間を通って上昇するよう構成されている。
【0003】ところでこのような透過膜モジュール間を
上昇する気泡が途中で透過膜モジュールの側方へ逃げ出
すことを防ぐために、第7,8図のように透過膜モジュ
ール10を箱状ケーシング11,12内に納め込むこと
が行なわれている(特開平6−218247号公報)。
なお、第7図において14は散気管を示す。また、第8
図において、ケーシング12の内面に上下方向に溝13
が設けられ、透過膜モジュールが上方から溝13にスラ
イド式に嵌め込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第7,8図のようにケ
ーシング内に透過膜モジュールを納め込んだ膜ユニット
においては、ケーシングの重量が大きく、ケーシングの
取り付け、取り外しに大きな労力が必要となる。また、
膜ユニットの全体の重量も大きくなり、膜ユニットを浄
化槽内に出し入れするのにも大きな労力が必要となる。
【0005】本発明は、取り付け及び取り外しが容易な
側板を備えた膜ユニットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の膜ユニットは、
複数枚の平板状の透過膜モジュールが平行に配列され、
各透過膜モジュールの板面が上下方向となるように設置
される膜ユニットにおいて、該透過膜モジュールの側部
を貫通した棒状体が設けられると共に、各透過膜モジュ
ールの側辺同士の間にそれぞれ上下方向に延びる側板が
配置され、該側板に設けられたフック部が該棒状体に着
脱可能に掛止されていることを特徴とするものである。
【0007】かかる膜ユニットにおいては、各透過膜モ
ジュール同士の間にそれぞれ小さな幅の側板が配置され
ているから、各側板全体の重量が小さい。しかも、この
側板に設けられたフック部を棒状体に掛止させることに
より側板を設置するため、側板の取り付け及び取り外し
がきわめて簡単である。
【0008】本発明では、透過膜モジュールの上部及び
下部にそれぞれ棒状体を設け、側板の上下にフック部を
設けるのが好ましい。このように側板を上下2ケ所で棒
状体に掛止することにより、側板が安定して支持される
ようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係る膜ユニッ
トの分解斜視図、第2図は第1図のII-II 線に沿う断面
図、第3図は第2図のIII-III 線に沿う断面図、第4図
は第3図のIV-IV 線に沿う断面図、第5図は膜ユニット
の上部の構成を示す断面図である。
【0010】この膜ユニット20は、複数枚の透過膜モ
ジュール21と、透過膜モジュール配列体の両端の背板
29とを平行に配置し、透過膜モジュール21及び背板
29を貫通する棒状体22と、該棒状体22に螺着され
たナット23によって透過膜モジュール21及び背板2
9を固定したものである。
【0011】透過膜モジュール21は、第4,5図の通
り、1対の透過膜フィルム24同士の間に発泡ポリプロ
ピレン等の多孔質スペーサ25を介在させ、フィルム2
4の周縁を熱融着させたものである。この透過膜モジュ
ール21及び背板29の4隅に開口27が設けられてい
る。透過膜モジュール21の開口27の縁部にはカラー
28が貼り付けられている。上部の棒状体22は、多数
の孔30が穿設されたパイプ31と、該パイプ31に外
嵌したパッキン32とからなる。このパイプ31を透過
膜モジュール21及び背板29の開口27に通すと共
に、各透過膜モジュール21間及び透過膜モジュール2
1と背板29との間に介在するようにパッキン32をパ
イプ31に嵌め、その後、このパイプ31の両端に前記
ナット23を締め込む。なお、図では4枚の透過膜モジ
ュール21が示されているが、この透過膜モジュール2
1の枚数は特に限定されない。
【0012】その後、この棒状体22に側板33を掛止
する。側板33は、各透過膜モジュール21同士の間及
び透過膜モジュール21と背板29との間に挟まる幅を
有した上下に細長い板材よりなり、その上下2ケ所にフ
ック部34が設けられている。この側板33を各透過膜
モジュール21同士の間及び透過膜モジュール21と背
板29との間に差し入れると共にフック部34を棒状体
22に掛けることにより、各透過膜モジュール33が組
み付けられ、膜ユニット20が完成する。なお、側板3
3を上下2ケ所で棒状体22に掛止させているため、側
板22がぐらつくことは全くない。
【0013】このように構成された膜ユニットは、透過
膜モジュール21の板面が上下方向となるように浄化槽
内に浸漬配置され、散気管によって透過膜モジュール2
1間に気泡が供給される。側板33を設けてあるため、
この気泡は側方に逃げることなく透過膜モジュール21
間を上昇する。
【0014】この透過膜モジュール21内がパイプ31
を介して吸引されることにより、膜フィルム24の透過
水が透過膜モジュール21内から吸い出される。
【0015】この膜ユニット20にあっては、側板33
を簡単に着脱でき、透過膜モジュール21間の点検や清
掃を容易に行える。また、膜ユニット全体の重量も軽減
されるため、膜ユニットを浄化槽内に簡単に出し入れで
きる。さらに、側板33を外した状態で運搬することも
でき、運搬時の重量を著しく小さくすることが可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明の膜ユニットは側板
をきわめて容易に着脱でき、透過膜モジュール同士の間
の清掃や点検を容易に行える。とくに、一部の透過膜モ
ジュール同士の間の部分だけを点検、清掃する場合にそ
の部分の側板だけを着脱できるため、きわめて便利であ
る。
【0017】本発明の膜ユニットは、従来のように大き
なケーシングを設けることが不要であり、全体として軽
量であり、運搬や浄化槽への組み込み等を容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る膜ユニットの分解斜視図であ
る。
【図2】図1のII-II 線に沿う膜ユニットの断面図であ
る。
【図3】図2のIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】棒状体と透過膜モジュールとの連結部分の断面
図である。
【図6】膜ユニットを備えた浄化槽の断面図である。
【図7】従来の膜ユニットを示す斜視図である。
【図8】別の従来の膜ユニットを示す平面図である。
【符号の説明】
20 膜ユニット 21 透過膜モジュール 22 棒状体 24 透過膜フィルム 31 パイプ 33 側板 34 フック部
フロントページの続き (72)発明者 山本 達郎 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の平板状の透過膜モジュールが平
    行に配列され、各透過膜モジュールの板面が上下方向と
    なるように設置される膜ユニットにおいて、 該透過膜モジュールの側部を貫通した棒状体が設けられ
    ると共に、各透過膜モジュールの側辺同士の間にそれぞ
    れ上下方向に延びる側板が配置され、該側板に設けられ
    たフック部が該棒状体に着脱可能に掛止されていること
    を特徴とする膜ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記棒状体は透過膜
    モジュールの上部と下部にそれぞれ設けられており、前
    記側板の上下にそれぞれフック部が設けられていること
    を特徴とする膜ユニット。
JP1397196A 1996-01-30 1996-01-30 膜ユニット Pending JPH09201517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1397196A JPH09201517A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 膜ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP1397196A JPH09201517A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 膜ユニット

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JPH09201517A true JPH09201517A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11848117

Family Applications (1)

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JP1397196A Pending JPH09201517A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 膜ユニット

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JP (1) JPH09201517A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685477B1 (ko) * 1998-03-16 2007-02-23 어드밴스드 포토닉스 테크놀로지스 에이쥐 분말 코팅 방법
JP2011050903A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Hitachi Plant Technologies Ltd 平膜エレメントの締結構造
WO2014084057A1 (ja) * 2012-11-27 2014-06-05 東レ株式会社 分離膜モジュール

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US9718714B2 (en) 2012-11-27 2017-08-01 Toray Industries, Inc. Separation membrane module

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