JPH09201291A - 焼物調理グリル - Google Patents

焼物調理グリル

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JPH09201291A
JPH09201291A JP1471396A JP1471396A JPH09201291A JP H09201291 A JPH09201291 A JP H09201291A JP 1471396 A JP1471396 A JP 1471396A JP 1471396 A JP1471396 A JP 1471396A JP H09201291 A JPH09201291 A JP H09201291A
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grill
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exhaust passage
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Hideki Shigeno
秀樹 重野
Tetsuo Tatematsu
徹雄 立松
Akira Hanabusa
明 花房
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリル庫2の天井部分の排気の流出を円滑に
して燃焼性を改善するとともに、焼物調理がむらなくで
きる焼物調理グリル1の提供。 【解決手段】 扉付前面開口10が設けられ、天井3の
中央部に後方に向かって高さが漸増する縦縁4を備えた
天窓31を有するグリル庫2と、該天窓31に取り付け
られ下方を指向した燃焼面50を有する燃焼板式バーナ
5と、前記グリル庫2の後方に設けられた排気出口33
とを備えた焼物調理グリルにおいて、前記縦縁4の右側
縁44または左側縁45の前記排気出口33側部分に、
前記排気出口33の下端部に連なるように前記天井3を
構成する蓋体32の基板部30を上方に膨出させた右側
膨出部46または左側膨出部47を設けて前記グリル庫
2の排気出口33側部分の天井の排気通路55の面積を
拡大した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼物調理グリル
における調理効率の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す如く、テーブルこんろの中央
部などに設けられる焼物調理グリル1は、前扉11によ
って開閉される前面開口10を有するグリル庫2を備え
る。このグリル庫2の天井3は、蓋体3Aの中央部で後
方に向かって高さが漸増する縦縁4を備えた天窓31
に、燃焼面が下方を向く燃焼板式バーナ(図示せず)が
装着されて構成されている。グリル庫2の後方には、前
記グリル庫2より幅の広い横長の偏平な排気出口33が
設けられ、グリル庫2の後端上部と排気通路55により
連通されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の焼物調理グリル
では、グリル庫2の後部の上部から排気出口33に流動
する排気は、グリル庫の断面積が急減するグリル庫2の
背板24の位置(排気通路55の入口)で絞られた形状
であったため、排気が滞留して燃焼性が悪くなり易いな
どの問題がある。
【0004】また、燃焼板式バーナは、通常は幅が蓋体
32の基板部30の幅より狭く、かつ後方に行くに従っ
て縦縁4が高くなるように設定さている。これにより、
グリル庫2の後部に行くほど燃焼面の位置が高くなり、
燃焼面は基板部30から縦縁4の奥に引っ込んだ位置に
設定される。このため、燃焼板式バーナの燃焼面からの
輻射熱は、グリル庫2の後部において、縦縁4と基板部
30との角部により、遮られる割合が増大する。その結
果、輻射熱がグリル庫2の全幅に渡って万遍なく行き渡
らない問題が生じている。
【0005】この発明の目的は、グリル庫の天井部分の
排気の流出を円滑にして燃焼性を改善するとともに、グ
リル庫の後部において燃焼板式バーナの燃焼面からの輻
射熱がグリル庫の全幅に渡って万遍なく行き渡り、焼物
調理がむらなくできる焼物調理グリルの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、扉付前面開
口が設けられ、天井の中央部に縦縁を備えた天窓を有す
るグリル庫と、該天窓を塞ぐように取り付けられ、下方
を指向した燃焼面を有する燃焼板式バーナと、前記グリ
ル庫の後方に設けられるとともに、前記グリル庫の後端
上部に連通した排気出口とを備えた焼物調理グリルにお
いて、前記縦縁の右側縁部または左側縁部の前記排気出
口側部分に、前記排気出口に連なるように右側膨出部ま
たは左側膨出部を設けて前記グリル庫の排気出口側部分
の天井の排気通路面積を拡大したことを特徴とする。
【0007】円滑な排気流を形成するため、通常は、天
井を基板部の略中央に前記縦縁が設けられた蓋体を有
し、前記縦縁は後方に向かって高さが漸増し、前記燃焼
板式バーナの燃焼面は後上がりに傾斜しており、前記右
側膨出部または左側膨出部は前記天井を構成する蓋体の
基板部を上方に膨出して形成される。また、前記排気出
口と前記グリル庫の後端上部とは排気通路で連結され、
前記右側膨出部または左側膨出部は、前記グリル庫の排
気出口側部分の前記天井部の断面積および前記排気通路
の断面積を拡大する。
【0008】請求項4の構成では、前記排気出口は前記
グリル庫の後端部の幅より広い幅を有し、前記排気通路
は後方に向かって幅が拡大している。これにより、排気
流が円滑に流動できる。請求項5の構成では、前記排気
通路部分の天井と前記排気出口の構成壁とが接合した角
部を、曲面または平面で形成することにより排気通路抵
抗を低減している。
【0009】
【発明の作用および効果】この発明では、排気出口に連
通するグリル庫後部の天井付近の断面積が左右方向に拡
大でき、燃焼板式バーナの排気が円滑に排気筒に流動で
きる。これにより燃焼板式バーナの燃焼性が向上する。
また、燃焼板式バーナの燃焼面からの輻射熱が遮られる
部分が削除されるため、輻射熱がグリル庫の全幅に渡っ
て万遍なく行き渡り、焼物調理がむらなくできる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜3はこの発明にかかる焼物
調理グリル1を示し、図4に示すガスこんろAの中央に
設置されている。焼物調理グリル1は、前面に略矩形の
前面開口10が設けられているグリル庫2を備える。グ
リル庫2は、右側壁21、左側壁22、底板23、背板
24および天井3を有する偏平で縦長の箱状を呈する。
前面開口10の縁には、前扉11の裏面の外周部と重な
る縁板12が周設されている。
【0011】グリル庫2の天井3は、基板部30の略中
央部分に縦縁4で囲まれた天窓31を有する蓋体32
と、天窓31を塞ぐように取り付けられた燃焼板式バー
ナ5とから構成されている。蓋体32の後部には前後方
向が偏平な縦筒状の排気出口33が設けられ、天窓31
と排気出口33とは、幅が排気出口33に向かって漸増
するように基板部30を上方に膨出変形させた上方膨出
部34によって形成された排気通路55(図2、図3に
示す)で連結されている。
【0012】排気通路の天井部分を形成する上方膨出部
34と排気出口33の構成壁、具体的には排気筒体33
Aの筒壁との接合角には、図2に示す如く、傾斜面35
が設けてあり、流路抵抗の低減を図っている。なお、傾
斜面35は曲面であってもよい。図2の実施の形態で
は、縦筒状の排気出口33としては排気筒体33Aに偏
平な縦筒状の排気筒36が別体で形成されて接続されて
おり、排気筒36の上端を排気出口33としており、排
気出口33には、スリット付きカバー37が取り付けら
れている。
【0013】縦縁4は、高さの低い前縁42、後方に向
かって高さが漸増する右側縁44および左側縁45を有
し、縦縁4の上端面41は後方に向かって高さが漸増す
る傾斜面となっている。天窓31には上方から該天窓3
1を塞ぐように燃焼板式バーナ5の燃焼板54が嵌め込
まれている。
【0014】右側縁44、左側縁45には、この発明に
かかる右側膨出部46および左側膨出部47が設けられ
ており、排気通路55の拡大がなされている。この右側
膨出部46および左側膨出部47は、図1および図3で
示されるように、グリル庫2に並設されるこんろ用バー
ナBの支え板7の一端を支持する受け部となっている。
なお、支え板7の他端は、こんろの側壁71によって支
持されている。
【0015】この実施例では、右側膨出部46および左
側膨出部47は、右側縁44、左側縁45の途中から排
気出口33に連なっている。また、縦縁4、右側膨出部
46および左側膨出部47は、板金のプレス形成により
基板部30と一体成形されており、天井3の構造強度の
増大に寄与している。なお、上端面41は水平であって
もよい。
【0016】右側膨出部46および左側膨出部47は、
ともに略矩形断面を有するが、図5の(イ)に示す如
く、三角形断面(この場合は、右側縁44または左側縁
45と基板部30との間の傾斜面となる。)、または図
5の(ロ)に示す如く、1/4円弧断面(この場合は、
右側縁44または左側縁45と基板部30との間の円筒
面となる。)など所望の断面形状を採用できる。また、
右側膨出部46および左側膨出部47は、いずれか一方
でもよい。さらに、後方に向かって断面積が漸増する
と、排気流の円滑な流出効果が向上する。
【0017】バーナ5は、偏平な矩形の伏皿状を呈する
燃焼板保持部51および該燃焼板保持部51から側方に
延設された混合管部52を有するバーナケーシング53
と、燃焼板保持部51に嵌め込まれた燃焼板54とから
なる。バーナ5は、燃焼板54が天窓31に嵌め込まれ
て係止爪56に係止され天窓31を塞いでいる。燃焼板
式バーナ5の燃焼面50は、前記縦縁4の上端面41に
平行した後上がりの傾斜面となっている。
【0018】前面開口10には、開閉のための前扉11
が装着されている。前扉11は、樹脂製の把手部17
と、該把手部17の上方に連設されたガラス窓13とか
らなる。把手部17の裏面には、取り外し可能に連結さ
れた略コ字形の鉄棒枠からなる載置枠14が連結され、
該載置枠14には水受皿15が着脱可能に設置されてい
る。水受皿15には、非調理物を載せるための焼き網1
6が着脱自在に載置されている。
【0019】この発明では、燃焼板式バーナ5から排出
された排気は、右側膨出部46および左側膨出部47か
ら拡大された排気通路55を通って円滑に排気出口33
に流出する。また、上方膨出部(天井)34と排気出口
33との接合角の傾斜面35により、排気の円滑な排出
が促進される。この結果、燃焼板式バーナ5の燃焼性が
改善できる。
【0020】また、図3に示す如く、燃焼板式バーナ5
の燃焼面50からの輻射熱が縦縁4と基板部30との角
部3A(一点鎖線で示す)により遮られる部分が削除さ
れるため、輻射熱がグリル庫2の全幅に渡って万遍なく
行き渡り、焼物調理がむらなくできる。また、角部3A
の近傍がバーナにより過熱され、熱変形が生じるなどる
不具合が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスこんろのグリルの概略構成を示す斜視図で
ある。
【図2】ガスこんろの側面断面図である。
【図3】グリルの正面断面図である。
【図4】ガスこんろの斜視図である。
【図5】他の実施例にかかるグリルの要部の正面断面図
である。
【図6】従来のガスこんろのグリルの概略構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 焼物調理グリル 10 前面開口 11 前扉 2 グリル庫 3 天井 3A 角部 30 基板部 31 天窓 32 蓋体 33 排気出口 4 縦縁 44 右側縁 45 左側縁 46 右側膨出部 47 左側膨出部 5 燃焼板式バーナ 50 燃焼面 55 排気通路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉付前面開口が設けられ、天井の中央部
    に縦縁を備えた天窓を有するグリル庫と、該天窓を塞ぐ
    ように取り付けられ、下方を指向した燃焼面を有する燃
    焼板式バーナと、前記グリル庫の後方に設けられるとと
    もに、前記グリル庫の後端上部に連通した排気出口とを
    備えた焼物調理グリルにおいて、 前記縦縁の右側縁部または左側縁部の前記排気出口側部
    分に、前記排気出口に連なるように右側膨出部または左
    側膨出部を設けて前記グリル庫の排気出口側部分の天井
    の排気通路面積を拡大したことを特徴とする焼物調理グ
    リル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記天井は基板部の
    略中央に前記縦縁が設けられた蓋体を有し、前記縦縁は
    後方に向かって高さが漸増し、前記燃焼板式バーナの燃
    焼面は後上がりに傾斜しており、前記右側膨出部または
    左側膨出部は前記天井の前記基板部を上方に膨出して形
    成されたことを特徴とする焼物調理グリル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記排気出
    口と前記グリル庫の後端上部とを連絡する排気通路を有
    し、前記右側膨出部または左側膨出部は、前記グリル庫
    の排気出口側部分でかつ前記天井近傍部分の断面積およ
    び前記排気通路の断面積を拡大したことを特徴とする焼
    物調理グリル。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記排気出口は前記
    グリル庫の後端部の幅より広い幅を有し、前記排気通路
    は後方に向かって幅が拡大していることを特徴とする焼
    物調理グリル。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    排気通路部分の天井と前記排気出口の構成壁とが接合し
    た角部を、曲面または平面で形成することにより排気通
    路抵抗を低減したことを特徴とする焼物調理グリル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017161135A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 株式会社パロマ コンロ

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JP2017161135A (ja) * 2016-03-09 2017-09-14 株式会社パロマ コンロ

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