JPH09200917A - 3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁スペーサ - Google Patents

3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁スペーサ

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JPH09200917A
JPH09200917A JP8021635A JP2163596A JPH09200917A JP H09200917 A JPH09200917 A JP H09200917A JP 8021635 A JP8021635 A JP 8021635A JP 2163596 A JP2163596 A JP 2163596A JP H09200917 A JPH09200917 A JP H09200917A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の3相一括型GISの絶縁スペーサの中間
電極は3相母線を一括して包囲しているため各相の交流
サイクルを得ることができず、また部分放電による高周
波の相分離もできないため、部分放電の発生箇所の推定
を行うことができない。 【解決手段】3相の各母線100a、100b、100
cそれぞれに対向する円弧状の中間電極5a、5b、5
cを、分圧された合成電圧が0にならないように一つは
母線との対向距離が異なるように配設し、この中間電極
5a、5b、5cをリング状に構成する如く端部をロー
パスフィルタとなるインダクタ5で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
(以下GISという)の接地金属容器内に母線を絶縁支
持するための絶縁スペーサに関し、特に、3相一括型G
IS内の部分放電発生箇所の推定が行えるようにした中
間電極をもつ3相一括型GIS用絶縁スペーサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に単相GIS用、図6に3相一括型
GIS用の従来の中間電極を有する絶縁スペーサの例を
示す。図4に示すように単相GIS用絶縁スペーサ10
には、モールド樹脂40内に母線100を中心にして同
心円配置で1本のリング状の中間電極50が埋め込まれ
ており、この中間電極50からは導線60が絶縁物80
により金属フランジ90と絶縁し、金属フランジ90を
貫通して引き出されている。また金属フランジ90から
は導線70が引き出せるようになっている。単相GIS
はこの絶縁スペーサ10により母線100を接地金属容
器30内に絶縁支持している。
【0003】また、図6に示すように3相一括型GIS
用絶縁スペーサ11には、モールド樹脂41内に母線1
00a、100b、100cを包含するように1本のリ
ング状の中間電極51が埋め込まれており、この中間電
極51から導線61が絶縁物81により金属フランジ9
1と絶縁し、金属フランジ91を貫通して引き出されて
いる。また金属フランジ91からは導線71が引き出せ
るようになっている。このような絶縁スペーサ11によ
り母線100a、100b、100cをそれぞれ接地金
属容器31内に絶縁支持している。
【0004】単相GIS用絶縁スペーサ10の中間電極
50と接地金属容器30を含む金属フランジ90との間
には、母線100に印加された大地間電圧が母線100
と中間電極50の間の静電容量C10と、中間電極50
と接地金属容器30を含む金属フランジ90の間の静電
容量C20とにより分圧された電圧が生じるので、中間
電極50から導出された導線60と金属フランジ90か
ら引き出された導線70との間でこの分圧電圧を測定
し、それによって母線100の大地間電圧が求められて
いる。またこの中間電極50からは母線100に印加さ
れた商用周波電圧の他に、GIS内部での絶縁異常など
により発生した部分放電による高周波電圧も導出できる
ので、GIS内部の部分放電の発生有無の診断用にも用
いられている。
【0005】3相一括型GIS用絶縁スペーサ11の場
合では、中間電極51には単相GIS用絶縁スペーサ1
0の中間電極50と同じように3相のそれぞれの母線1
00a、100b、100cと中間電極51の間のそれ
ぞれの静電容量Ca100、Cb100、Cc100
と、中間電極51と接地金属容器31を含む金属フラン
ジ91の間の静電容量C200とによりそれぞれの母線
100a、100b、100cに印加された対地間電圧
が分圧され、中間電極51にはそれらが合成された電位
となる。3相の各母線100a、100b、100cが
絶縁スペーサ11に対し非対称配置のとき中間電極51
に対しても非対称配置となる場合には、母線100a、
100b、100cに印加された電圧が3相平衡状態に
あっても中間電極51に発生する合成電位は0とはなら
ないが、しかし3相のそれぞれの母線100a、100
b、100cと中間電極51とが幾何学的に対称配置の
場合には、それぞれの母線100a、100b、100
cに印加された電圧が3相平衡状態にあれば、中間電極
51に発生する合成電位は0となる。従って3相一括型
GISの場合には中間電極51を母線100a、100
b、100cの大地間電圧測定には用い難く、この場合
ではむしろGIS内部での部分放電発生に伴う高周波電
圧の検出用に用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来このような構成の
絶縁スペーサを用いて、母線の大地間電圧測定(単相G
IS場合)やGIS内部の部分放電発生有無の検出用に
使われてきたが、次第に部分放電発生箇所の推定等の、
より高度な検出方法が提案され、それには従来の3相一
括型GIS用絶縁スペーサでは対応できない問題があ
る。その説明にあたって、まずその部分放電発生箇所の
推定の方法について述べる。
【0007】一般に、中間電極と大地間で得られる電圧
波形は商用周波に部分放電によって生じた高周波成分が
重畳したものとなる。この重畳波形から商用周波基本成
分と高周波成分を分離し、商用周波に重畳する高周波の
発生タイミング(商用周波の基本サイクルに対する高周
波の発生位相)を商用の基本サイクルの時間軸に展開す
ると、例えば図7のように得られる。図7において、a
は商用周波の基本サイクル、bは高周波発生位置を示
す。このような商用の基本サイクルに対する高周波の発
生位相との関係が種々の部分放電発生箇所に対して一定
のパターンをもっていることがわかってきており、それ
らのパターンと得られたパターンとの比較によって、部
分放電発生位置の推定を行うことができる。このことを
図5を用いてさらに詳しく説明する。
【0008】図5は図4に示す従来の単相GIS用絶縁
スペーサ10を用いて、部分放電発生箇所の判定を行う
場合の例で、導線60、70に部分放電検出器20が接
続されていることを示している。なお説明に必要でない
符号は省略している。
【0009】GIS内部に部分放電が発生した場合、商
用周波成分に部分放電による高周波成分が重畳した波形
の電圧が導線60、70間に得られる。この電圧が部分
放電検出器20のハイパスフィルタ21とローパスフィ
ルタ22に入力されている。ハイパスフィルタ21に入
力された電圧はその高周波成分のみが取り出され、これ
がさらに増幅回路23で増幅されて、ピークデテクタ2
4で一定の電圧信号に変換される。そしてこの一定にさ
れた電圧信号がパターン成形部25に入力されている。
一方、ローパスフィルタ22に入力された電圧は商用周
波成分のみが取り出され、増幅回路28により増幅され
て、商用周波基本サイクルとしてパターン成形部25に
入力されている。このパターン成形部25では、高周波
成分により得た電圧信号を商用周波成分より得た基本サ
イクル上に時系列にデータポイントとして配列し、すな
わち商用周波基本サイクルと高周波成分の発生位置との
位相関係をパターン化し、これをパターン判別部26に
入力している。
【0010】一方、パターン記憶部27には図8に示す
ような商用基本サイクルと部分放電の発生位置に伴う位
相関係のパターンが記憶されており、図8のこれらのパ
ターンと上述のパターン判別部25に入力されたパター
ンとが、パターン判別部25で判別され、それによって
部分放電の発生箇所が推定されている。なお、記憶部2
7で記憶されているパターン以外のパターンが検出され
た場合はノイズであると判定されている。このように単
相GISの場合にはその絶縁スペーサ10により商用周
波の成分と部分放電に伴う高周波成分とが重畳した電圧
が得られるので、部分放電発生箇所の推定が可能とな
る。
【0011】しかし上述の通り3相一括型GISの場
合、その絶縁スペーサ11を用いて商用周波の成分を含
む電圧が得られ難く、かつ部分放電に伴う高周波成分が
3相一括して重畳するから各相毎に分離できなく、した
がって部分放電発生箇所の推定ができないという問題が
ある。
【0012】そこで本発明は、かかる問題に鑑み3相一
括型GISにおいて部分放電の発生箇所の推定を可能に
する絶縁スペーサを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】3相の各母線のそれぞれ
に対向し、母線との対向距離が一つは他の二つと異なる
ように、かつ各母線を包囲するように円弧状の中間電極
を配設し、かつこれら中間電極の端部間を中間電極がリ
ング状に構成するごとくローパスフィルタとなるインダ
クタを接続する。インダクタは母線に印加される商用周
波など低周波に対し低インピーダンスであるため、各中
間電極からは各母線より円弧状の各中間電極へ分圧され
た電圧が合成されて得られる。このとき中間電極の一つ
は母線との対向距離が他の二つと異なるから合成電圧は
0とならないので、3相の一つの母線の基本サイクルが
得られ、これに基づいてを3相各相の基本サイクルが求
められるようになる。また、インダクタは部分放電によ
って生じた高周波に対しては高インピーダンスを呈し、
各母線に伝搬した高周波成分は各母線毎に対応する円弧
状の中間電極より導出することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、2、
3を用いて説明する。図1に示すように、絶縁スペーサ
1にはそのモールド樹脂4内に、3相の各母線100
a、100b、100cのそれぞれに対向して一つは母
線との対向距離が異なるように配設した円弧状の中間電
極5a、5b、5cと、中間電極5a、5b、5cの円
弧の各端部において中間電極5a、5b、5cをリング
状に連結する如く接続したローパスフィルタとなるイン
ダクタ5が埋め込まれている。(図1の例では母線との
対向距離L1>L2である)また中間電極5a、5b、
5cそれぞれから導線6a、6b、6cが絶縁物8によ
り金属フランジ9と絶縁し金属フランジ9を貫通して引
き出されている。また、金属フランジ9からは導線7が
引き出せるようになっている。ここでインダクタ5とし
てコイル状に巻いた導線を用いることができるが、部分
放電に伴う高調波成分はMHz〜GHzオーダであって
商用周波に比し遥かに高いからコイル状に巻回しなくて
も可能であり、ローパスフィルタとなるものなればよ
い。
【0015】絶縁スペーサ1をこのように構成すること
によって母線100a、100b、100cに印加され
た3相の電圧の基本サイクルおよび部分放電に伴う高周
波成分の相分離ができるようになり、これによって部分
放電発生箇所の判定が可能となる。以下その作用につい
て詳しく述べる。
【0016】中間電極5a、5b、5cはインダクタ5
によって互いに接続されているが、まず中間電極5aを
単独について見ると、中間電極5aには母線100a、
100b、100cに3相の交流電圧が印加されたとき
それらの対地間電圧が、母線100aからは母線100
aと中間電極5aとの間の静電容量Ca1と接地金属容
器3を含む金属フランジ9と中間電極5aとの間の静電
容量Ca2によって分圧され、母線100bからは母線
100bと中間電極5aとの間の静電容量Cba1と静
電容量Ca2とにより分圧され、母線100cからは同
じように静電容量Cca1と静電容量Ca2とにより分
圧されて、結果として、中間電極5aと金属フランジ9
との間でこれらの合成された電圧が得られる。この電圧
の大きさと位相波形を図3にA相(破線)として示す。
次に、中間電極5bを単独についてみると、中間電極5
aの場合と同じようにして中間電極5bと金属フランジ
9との間にはB相(破線)で示す電圧が得られる。また
同様にして、中間電極5cを単独についてみるとC相
(破線)で示す電圧が得られる。
【0017】A相で示す電圧は中間電極5aと母線10
0aとの距離が他の母線100b、100cとの距離よ
りはるかに近いから、Ca1>>Cba1、Ca1>>
Cca1となって当然母線100aにより分圧された電
圧が大きく現れ、その位相は母線100aの大地間電圧
の位相と同じとなる。同様にしてB相では母線100b
の、C相では母線100cの大地間電圧の位相と同じと
なる。上述のように母線100a、100b、100c
と中間電極5a、5b、5cとのそれぞれの対向距離が
異なっているから、図3に示すように得られたA相、B
相、C相の電圧の大きさが異なっている。この例では母
線100aとそれに対応する中間電極5aとの距離が他
のものより大きいから、A相の電圧がB、C相に比べて
低くなっている。
【0018】中間電極5a、5b、5cそれぞれ単独に
ついての考察すると上記の通りであるが、実際には中間
電極5a、5b、5cはローパスフィルタとなるインダ
クタ5により共に連結されているから、中間電極5a、
5b、5cは一体のものであって、結果として中間電極
5a、5b、5cからはA相、B相、C相の合成された
電圧が得られることになる。ここにおいてA相、B相、
C相の電圧の大きさが異なるから、その合成電圧はこの
例では図3に示すとおりA相の逆相すなわち母線100
aと大地間電圧位相とは逆相の電圧111が得られるこ
とになる。それぞれの母線100a、100b、100
cに印加される電圧の位相差は120度であるから、得
られた電圧111から母線100a、100b、100
cのそれぞれの基本サイクルが求めることができる。
【0019】次に中間電極5a、5b、5cで受け得る
高周波電圧について述べる。部分放電の発生に伴って伝
搬する高周波電圧は母線100aに関連する相のもので
あれば母線100aに、母線100bに関連するもので
あれば母線100bに、同じく母線100cに関連する
ものであれば母線100cに大きく現れる。各中間電極
5a、5b、5cはそれぞれの母線100a、100
b、100cにより分圧された電圧が大きく現れるか
ら、中間電極5aでは母線100aに伝搬する高周波電
圧を、中間電極5bでは母線100bのを、中間電極5
cでは母線100cのを分圧している。中間電極5a、
5b、5cは互いにインダクタ5によって接続されてい
るがインダクタ5は部分放電の発生に伴って伝搬する高
周波電圧に対して、前述の3相の商用周波交流電圧のよ
うに低周波の場合と異なり、高インピーダンスを呈して
中間電極5a、5b、5c相互間は絶縁されたに等しい
状態となっている。そのためここにおいて、それぞれの
中間電極5a、5b、5cから母線100a、100
b、100cに伝搬された高周波電圧を個々に導出する
ことが可能となる。
【0020】以上説明したように、本発明の構成した絶
縁スペーサによって3相の各相の基本サイクルおよび各
相に伝搬する高周波電圧を得ることができ、よって部分
放電発生箇所の推定ができるようになる。
【0021】図2は図1に示す本発明の絶縁スペーサ1
を用いて、部分放電発生箇所の判定を行う場合の例で、
導線6a,6b,6cおよび7に部分放電検出器2が接
続されていることを示している。説明に必要でない符号
は省略している。中間電極5a、5b、5cからそれぞ
れ導出された導線6a、6b、6cと金属フランジ9よ
り導出された導線7とが部分放電検出器2のそれぞれの
フィルタ21a、21b、21cに接続されている。
(導線6aと7とがフィルタ21aに、導線6bと7と
がフィルタ21bに,導線6cと7とがフィルタ21c
に接続)また、導線6aと導線7とがフィルタ22に接
続されている。(導線6aに代わって導線6bまたは6
cでもよい) フィルタ21a、21b、21cはハイパスフィルタで
あり、それぞれ母線100a、100b、100cに伝
搬してきた高周波電圧を通過させる。フィルタ21a以
降の段には順次増幅器23a、ピークデテクタ24a、
が接続されていて、前述の単相GIS用の場合と同じよ
うに処理されて、一定にされた部分放電による電圧信号
がパターン成形部25aに渡されている。これと全く同
じようにしてフィルタ21bからはパターン成形部25
bへ、またフィルタ21cからはパターン成形部25c
へ渡されている。
【0022】フィルタ22はローパスフィルタであり母
線100a、100b、100cにより分圧された商用
周波電圧を通過させる。すなわち図3の波形111で示
した商用周波基本サイクルが取り出され、増幅回路28
で増幅されてピーク検出器29に入力される。ピーク検
出器29では入力された波形からピーク部を検出し、そ
のピークの位相データを波形成型器2xに出力する。波
形成型器2xでは入力されたピーク位相データを基にA
相の交流基本サイクル、これより120度ずらしたB相
の交流基本サイクル、さらに位相を240度ずらしたC
相の交流基本サイクル波形を生成し、この波形をそれぞ
れパターン成形部25a、25b、25cに入力してい
る。
【0023】それぞれのパターン成形部25a、25
b、25では、前述の単相GISのものと同じように、
それぞれに入力された交流基本サイクルと一定電圧信号
との位相関係を示すパターンを成形し、パターン判別部
26a、26b、26cに入力している。一方、パター
ン記憶部27には図8に示す交流基本サイクルと部分放
電の位相関係がパターンとして記憶されており、図8の
これらのパターンと上述のパターン成形部25a、25
b、25cより入力されたパターンとがそれぞれパター
ン判別部26a、26b、26cで判別されて母線10
0a、100b、100cごとに部分放電の発生箇所の
推定ができるようになっている。なお、記憶部27で記
憶されているパターン以外のパターンが検出された場合
はノイズであると判断することができる。
【0024】
【発明の効果】3相一括型のGISの各母線の基本サイ
クルと部分放電発生にともなう高周波が分別できるよう
になり、3相一括型GISの部分放電発生箇所の推定が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁ス
ペーサの構成の例を示す図で、(a)は平面図、(b)
は断面図である。
【図2】本発明の3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁ス
ペーサを部分放電検出器に接続した例を示す図である。
【図3】本発明の絶縁スペーサで得られる3相交流合成
波形を示す図である。
【図4】従来の単相ガス絶縁開閉装置用絶縁スペーサの
構成の例を示す図で、(a)は平面図、(b)は断面図
である。
【図5】従来の単相ガス絶縁開閉装置用絶縁スペーサを
部分放電検出器に接続した例を示す図である。
【図6】従来の3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁スペ
ーサの構成の例を示す図で、(a)は平面図、(b)は
断面図である。
【図7】商用周波の基本サイクルに対する高周波発生位
相の例を示す図である。
【図8】商用周波の基本サイクルに対する高周波発生位
相のパターンを示す図である。
【符号の説明】
1 3相一括型ガス絶縁開閉装置用絶縁スペーサ 2 部分放電検出器 4 モールド樹脂 5 インダクタ 5a、5b、5c 中間電極 6a、6b、6c、7 導線 100a、100b、100c 母線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3相の各母線のそれぞれに対向し、当該母
    線との対向距離が一つは他の二つと異なるように、前記
    各母線を包囲するように配設した円弧状の中間電極と、
    この中間電極をリング状に構成させるごとく端部間に接
    続したローパスフィルタとなるインダクタと、が埋め込
    まれ、外部から電気的に前記中間電極のそれぞれに接続
    できるようにしたことを特徴とする3相一括型ガス絶縁
    開閉装置用絶縁スペーサ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103592588A (zh) * 2013-11-26 2014-02-19 深圳供电局有限公司 一种gis电力设备内部悬浮电位缺陷的模拟装置
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WO2023228618A1 (ja) * 2022-05-23 2023-11-30 日東工業株式会社 放電検出システム
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