JPH09200875A - 監視制御システムの遠隔操作装置 - Google Patents
監視制御システムの遠隔操作装置Info
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- JPH09200875A JPH09200875A JP588396A JP588396A JPH09200875A JP H09200875 A JPH09200875 A JP H09200875A JP 588396 A JP588396 A JP 588396A JP 588396 A JP588396 A JP 588396A JP H09200875 A JPH09200875 A JP H09200875A
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- crt
- control
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線でもって複数の制御対象を効率的に制御
する。 【解決手段】 各制御対象の動作状態及び制御状態が表
示されたCRT表示装置3a〜3dを選択するCRT選
択ボタン18a〜18eと各制御対象に対する操作情報
を指定する複数の操作ボタン19とが配列され、押され
たボタンに対応するCRT選択情報及び操作情報を無線
出力する携帯端末機13と、この携帯端末機13から無
線出力されたCRT選択情報及び操作情報を受信する受
信部14と、この受信部で受信したCRT選択情報を次
のCRT選択情報の受信時刻まで記憶保持するCRT選
択情報メモリ15と、受信部で受信した操作情報をCR
T選択情報メモリに記憶されているCRT選択情報が指
定するCRT表示装置に対応する制御部へ送出する配信
処理部16とを備えている。
する。 【解決手段】 各制御対象の動作状態及び制御状態が表
示されたCRT表示装置3a〜3dを選択するCRT選
択ボタン18a〜18eと各制御対象に対する操作情報
を指定する複数の操作ボタン19とが配列され、押され
たボタンに対応するCRT選択情報及び操作情報を無線
出力する携帯端末機13と、この携帯端末機13から無
線出力されたCRT選択情報及び操作情報を受信する受
信部14と、この受信部で受信したCRT選択情報を次
のCRT選択情報の受信時刻まで記憶保持するCRT選
択情報メモリ15と、受信部で受信した操作情報をCR
T選択情報メモリに記憶されているCRT選択情報が指
定するCRT表示装置に対応する制御部へ送出する配信
処理部16とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各制御対象を監視
制御する監視制御システムに係わり、特に各CRT表示
装置に表示された各制御対象の動作状態及び制御状態を
見ながら各制御対象の制御部を操作する監視制御システ
ムの遠隔操作装置に関する。
制御する監視制御システムに係わり、特に各CRT表示
装置に表示された各制御対象の動作状態及び制御状態を
見ながら各制御対象の制御部を操作する監視制御システ
ムの遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は各種製造工場や上下水道施設の公
共施設等の各種プラントを構成する制御対象としての複
数の機器を監視制御する監視制御システムの概略構成を
示す模式図である。
共施設等の各種プラントを構成する制御対象としての複
数の機器を監視制御する監視制御システムの概略構成を
示す模式図である。
【0003】例えば、プラントの中央管理室には、プラ
ントを構成する多数の機器からなる制御対象毎に、該当
制御対象の動作状態を監視制御する制御ユニット1a,
1b,1c,1dが設置されている。各制御ユニット1
a〜1dに対して、キーボードコントローラ2a,2
b,2c,2d及びCRT表示装置3a,3b,3c,
3dが接続されている。
ントを構成する多数の機器からなる制御対象毎に、該当
制御対象の動作状態を監視制御する制御ユニット1a,
1b,1c,1dが設置されている。各制御ユニット1
a〜1dに対して、キーボードコントローラ2a,2
b,2c,2d及びCRT表示装置3a,3b,3c,
3dが接続されている。
【0004】各キーボードコントローラ2a〜2dに
は、入力装置4a,4b,4c,4d、及びリモコン
(リモートコントローラ)受信機5a,5b,5c,5
dが接続されている。そして、各制御ユニット1a〜1
d毎に携帯端末機(リモコン)6a,6b,6c,6d
が設けられている。
は、入力装置4a,4b,4c,4d、及びリモコン
(リモートコントローラ)受信機5a,5b,5c,5
dが接続されている。そして、各制御ユニット1a〜1
d毎に携帯端末機(リモコン)6a,6b,6c,6d
が設けられている。
【0005】前記各制御ユニット1a〜1dは、図示し
ない各制御対象から該当制御対象の動作状態を示すプロ
セス値PVを取込んで、このプロセス値PVに対して所
定の制御演算を実行して、演算結果を操作量MVとして
該当制御対象へ印加する。さらに、各制御ユニット1a
〜1dは、取込んだプロセス値PVで示される該当制御
対象の動作状態と前記操作量MV等で示される制御状態
を自己に接続されたCRT表示装置3a〜3dに表示出
力する。
ない各制御対象から該当制御対象の動作状態を示すプロ
セス値PVを取込んで、このプロセス値PVに対して所
定の制御演算を実行して、演算結果を操作量MVとして
該当制御対象へ印加する。さらに、各制御ユニット1a
〜1dは、取込んだプロセス値PVで示される該当制御
対象の動作状態と前記操作量MV等で示される制御状態
を自己に接続されたCRT表示装置3a〜3dに表示出
力する。
【0006】また、図示しないが、中央管理室の壁面に
は大型スクリーンが設けられており、この大型スクリー
ンには、各CRT表示装置3a〜3dの情報が拡大され
た状態で表示される。
は大型スクリーンが設けられており、この大型スクリー
ンには、各CRT表示装置3a〜3dの情報が拡大され
た状態で表示される。
【0007】また、各入力装置4a〜4dは、例えばキ
ーボード,マウス,タッチパネル等からなり、中央管理
室内にいる監視員や操作員がCRT表示装置3a〜3d
に表示された各制御対象の動作状態や制御状態を見て、
必要に応じて、各制御ユニット1a〜1dに対して操作
情報を入力する。この操作情報とは、例えば制御におけ
る目標値SVを変更したり、制御対象に対する起動/停
止指令や、CRT表示装置3a〜3dに対する動作状態
や制御状態の表示項目の変更指令等が含まれる。
ーボード,マウス,タッチパネル等からなり、中央管理
室内にいる監視員や操作員がCRT表示装置3a〜3d
に表示された各制御対象の動作状態や制御状態を見て、
必要に応じて、各制御ユニット1a〜1dに対して操作
情報を入力する。この操作情報とは、例えば制御におけ
る目標値SVを変更したり、制御対象に対する起動/停
止指令や、CRT表示装置3a〜3dに対する動作状態
や制御状態の表示項目の変更指令等が含まれる。
【0008】キーボードコントローラ2a〜4dは入力
装置4a〜4dから入力された操作情報を各制御ユニッ
ト1a〜1dが理解できるデータ形式に変換して各制御
ユニット1a〜1dへ入力する。
装置4a〜4dから入力された操作情報を各制御ユニッ
ト1a〜1dが理解できるデータ形式に変換して各制御
ユニット1a〜1dへ入力する。
【0009】したがって、複数の制御ユニット1a〜1
dに対して操作を行う場合、監視員は、各制御ユニット
1a〜1dの各入力装置4a〜4dの設置位置へ順番に
移動して、各入力装置4a〜4dを順次操作していく。
dに対して操作を行う場合、監視員は、各制御ユニット
1a〜1dの各入力装置4a〜4dの設置位置へ順番に
移動して、各入力装置4a〜4dを順次操作していく。
【0010】しかし、一般に監視員は、中央管理室内の
特定位置のデスクに向かって座っており、大型スクリー
ンの状態を監視している。そして、操作の必要が生じた
場合に、該当制御対象に対応する制御ユニット1a〜1
dの入力装置4a〜4dの位置へ移動して、操作を行
う。
特定位置のデスクに向かって座っており、大型スクリー
ンの状態を監視している。そして、操作の必要が生じた
場合に、該当制御対象に対応する制御ユニット1a〜1
dの入力装置4a〜4dの位置へ移動して、操作を行
う。
【0011】このような監視員の不便さを解消するため
に、各制御ユニット1a〜1dに対して、それぞれ専用
の携帯端末機6a〜6dが設けられており、この携帯端
末機6a〜6dに入力装置4a〜4dと同等の機能を持
たせている。監視員は、各制御ユニット1a〜1dの各
入力装置4a〜4d位置へ赴かずに、目的とする操作を
実施できる。
に、各制御ユニット1a〜1dに対して、それぞれ専用
の携帯端末機6a〜6dが設けられており、この携帯端
末機6a〜6dに入力装置4a〜4dと同等の機能を持
たせている。監視員は、各制御ユニット1a〜1dの各
入力装置4a〜4d位置へ赴かずに、目的とする操作を
実施できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すそれぞれ専用の携帯端末機6a〜6dで各制御ユニ
ット1a〜1dを操作可能な監視制御システムにおいて
も、まだ改良すべき次のような課題があった。
示すそれぞれ専用の携帯端末機6a〜6dで各制御ユニ
ット1a〜1dを操作可能な監視制御システムにおいて
も、まだ改良すべき次のような課題があった。
【0013】監視員又は操作員は、一度に多くの制御ユ
ニット1a〜1dに対して操作を行う場合は、各携帯端
末機6a〜6dを順番に持ち換えて、操作を行う必要が
あり、非常に繁雑であり、操作能率が低下する。
ニット1a〜1dに対して操作を行う場合は、各携帯端
末機6a〜6dを順番に持ち換えて、操作を行う必要が
あり、非常に繁雑であり、操作能率が低下する。
【0014】各リモコン受信機5a〜5dは、自己に割
当られた携帯端末機6a〜6dから送信された電波又は
赤外線のみを受信するか、又は全ての携帯端末機6a〜
6dから送信された全ての電波又は赤外線を受信して、
自己に関する操作情報のみを抽出する等の機能を有する
必要がある。したがって、リモコン受信機5a〜5dは
それぞれ個別の仕様を有する必要があり、製造費用が上
昇する。
当られた携帯端末機6a〜6dから送信された電波又は
赤外線のみを受信するか、又は全ての携帯端末機6a〜
6dから送信された全ての電波又は赤外線を受信して、
自己に関する操作情報のみを抽出する等の機能を有する
必要がある。したがって、リモコン受信機5a〜5dは
それぞれ個別の仕様を有する必要があり、製造費用が上
昇する。
【0015】同様に、各携帯端末機6a〜6dにおいて
も、例えば送信電波又は送信赤外線の周波数又は波長を
それぞれ異なる値に設定したり、各操作ボタンを押した
場合に、携帯端末機6a〜6dから電波出力又は赤外線
出力される操作情報の信号値を自己の携帯端末機6a〜
6dの他の操作ボタンに対応する信号値に対して一致し
ないのみならず、他の携帯端末機6a〜6dの操作ボタ
ンに対応する信号値に対しても一致しないように設定す
る必要がある。
も、例えば送信電波又は送信赤外線の周波数又は波長を
それぞれ異なる値に設定したり、各操作ボタンを押した
場合に、携帯端末機6a〜6dから電波出力又は赤外線
出力される操作情報の信号値を自己の携帯端末機6a〜
6dの他の操作ボタンに対応する信号値に対して一致し
ないのみならず、他の携帯端末機6a〜6dの操作ボタ
ンに対応する信号値に対しても一致しないように設定す
る必要がある。
【0016】したがって、この携帯端末機6a〜6dに
おいても、それぞれ個別の仕様を有する必要があり、製
造費用がさらに上昇する。さらに、この監視制御システ
ムに対して、新たな制御対象及び制御ユニットを組込む
場合、既にシステムに組込まれているリモコン受信機及
び携帯端末機に対してさらに別の仕様のリモコン受信機
及び携帯端末機を準備する必要がある。
おいても、それぞれ個別の仕様を有する必要があり、製
造費用がさらに上昇する。さらに、この監視制御システ
ムに対して、新たな制御対象及び制御ユニットを組込む
場合、既にシステムに組込まれているリモコン受信機及
び携帯端末機に対してさらに別の仕様のリモコン受信機
及び携帯端末機を準備する必要がある。
【0017】したがって、簡単に制御対象や制御ユニッ
トを増設できない問題がある。本発明はこのような事情
に基づいてなされたものであり、1台の携帯端末機のみ
で複数の制御対象に対応する制御部に対する操作情報を
それぞれ区別して入力でき、システム全体の操作性を大
幅に向上でき、受信装置も1台に減少でき、システム全
体の製造費を節減でき、かつ制御対象及び制御部を簡単
に増設できる監視制御システムの遠隔操作装置を提供す
ることを目的とする。
トを増設できない問題がある。本発明はこのような事情
に基づいてなされたものであり、1台の携帯端末機のみ
で複数の制御対象に対応する制御部に対する操作情報を
それぞれ区別して入力でき、システム全体の操作性を大
幅に向上でき、受信装置も1台に減少でき、システム全
体の製造費を節減でき、かつ制御対象及び制御部を簡単
に増設できる監視制御システムの遠隔操作装置を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、制御対象の動作状態を監視しかつ入力され
た操作情報に基づいて該当制御対象の動作を制御する複
数の制御部と、各制御部における制御対象の動作状態及
び制御状態を表示する複数のCRT表示装置とを備えた
監視制御システムの遠隔操作装置において、各制御対象
の動作状態及び制御状態が表示されたCRT表示装置を
選択するCRT選択ボタンと各制御対象に対する操作情
報を指定する複数の操作ボタンとが配列され、押された
ボタンに対応するCRT選択情報及び操作情報を無線出
力する携帯端末機と、この携帯端末機から無線出力され
たCRT選択情報及び操作情報を受信する受信部と、こ
の受信部で受信したCRT選択情報を次のCRT選択情
報の受信時刻まで記憶保持するCRT選択情報メモリ
と、受信部で受信した操作情報をCRT選択情報メモリ
に記憶されているCRT選択情報が指定するCRT表示
装置に対応する制御部へ送出する配信処理部とを備えた
ものである。
に本発明は、制御対象の動作状態を監視しかつ入力され
た操作情報に基づいて該当制御対象の動作を制御する複
数の制御部と、各制御部における制御対象の動作状態及
び制御状態を表示する複数のCRT表示装置とを備えた
監視制御システムの遠隔操作装置において、各制御対象
の動作状態及び制御状態が表示されたCRT表示装置を
選択するCRT選択ボタンと各制御対象に対する操作情
報を指定する複数の操作ボタンとが配列され、押された
ボタンに対応するCRT選択情報及び操作情報を無線出
力する携帯端末機と、この携帯端末機から無線出力され
たCRT選択情報及び操作情報を受信する受信部と、こ
の受信部で受信したCRT選択情報を次のCRT選択情
報の受信時刻まで記憶保持するCRT選択情報メモリ
と、受信部で受信した操作情報をCRT選択情報メモリ
に記憶されているCRT選択情報が指定するCRT表示
装置に対応する制御部へ送出する配信処理部とを備えた
ものである。
【0019】このように構成された監視制御システムの
遠隔操作装置においては、監視員はある特定の制御対象
の制御状態を変更する場合やCRT表示装置における該
当制御対象の動作状態の表示項目を変更する場合、携帯
端末機の該当制御対象に対応するCRT選択ボタンを押
すと、この選択されたCRT選択情報がCRT選択情報
メモリに登録される。
遠隔操作装置においては、監視員はある特定の制御対象
の制御状態を変更する場合やCRT表示装置における該
当制御対象の動作状態の表示項目を変更する場合、携帯
端末機の該当制御対象に対応するCRT選択ボタンを押
すと、この選択されたCRT選択情報がCRT選択情報
メモリに登録される。
【0020】この状態で、操作ボタンを用いて必要な操
作情報を入力すると、この操作情報は選択された制御対
象に対応する制御部へ入力される。したがって、対応す
る制御対象の動作状態が変化して、この変化された動作
状態が対応するCRT表示装置に表示出力される。な
お、継続して同一制御部を操作する場合は、再度同一C
RT選択ボタンを操作する必要がない。
作情報を入力すると、この操作情報は選択された制御対
象に対応する制御部へ入力される。したがって、対応す
る制御対象の動作状態が変化して、この変化された動作
状態が対応するCRT表示装置に表示出力される。な
お、継続して同一制御部を操作する場合は、再度同一C
RT選択ボタンを操作する必要がない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態の遠隔操作装置が組込
まれた監視制御システムの概略構成を示すプロック図で
ある。図4に示す従来の監視制御システムと同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明は省略されている。
用いて説明する。図1は実施形態の遠隔操作装置が組込
まれた監視制御システムの概略構成を示すプロック図で
ある。図4に示す従来の監視制御システムと同一部分に
は同一符号が付してある。したがって、重複する部分の
詳細説明は省略されている。
【0022】プラントを構成する各制御対象の動作状態
を監視制御する複数の制御ユニット1a,1b,1c,
1dが設置されている。通常この制御ユニット1a〜1
dは一つの制御盤11内に組込まれている。各制御ユニ
ット1a〜1dに対して、キーボードコントローラ2
a,2b,2c,2d及びCRT表示装置3a,3b,
3c,3dが接続されている。
を監視制御する複数の制御ユニット1a,1b,1c,
1dが設置されている。通常この制御ユニット1a〜1
dは一つの制御盤11内に組込まれている。各制御ユニ
ット1a〜1dに対して、キーボードコントローラ2
a,2b,2c,2d及びCRT表示装置3a,3b,
3c,3dが接続されている。
【0023】各制御ユニット1a〜1dは、図示しない
各制御対象から該当制御対象の動作状態を示すプロセス
値PVを取込んで、このプロセス値PVに対して所定の
制御演算を実行して、演算結果を操作量MVとして該当
制御対象へ印加する。さらに、各制御ユニット1a〜1
dは、取込んだプロセス値PVで示される該当制御対象
の動作状態と操作量MV等で示される制御状態を自己に
接続されたCRT表示装置3a〜3dに表示出力する。
各制御対象から該当制御対象の動作状態を示すプロセス
値PVを取込んで、このプロセス値PVに対して所定の
制御演算を実行して、演算結果を操作量MVとして該当
制御対象へ印加する。さらに、各制御ユニット1a〜1
dは、取込んだプロセス値PVで示される該当制御対象
の動作状態と操作量MV等で示される制御状態を自己に
接続されたCRT表示装置3a〜3dに表示出力する。
【0024】また、各制御ユニット1a〜1dは、自己
に接続されたキーボードコントローラ2a〜2dから入
力された操作情報に基づいて、制御対象に対する制御状
態を変更する。この操作情報とは、例えば制御における
目標値SVを変更したり、制御対象に対する起動/停止
指令や、CRT表示装置3a〜3dに対する動作状態や
制御状態の表示項目の変更指令等が含まれる。
に接続されたキーボードコントローラ2a〜2dから入
力された操作情報に基づいて、制御対象に対する制御状
態を変更する。この操作情報とは、例えば制御における
目標値SVを変更したり、制御対象に対する起動/停止
指令や、CRT表示装置3a〜3dに対する動作状態や
制御状態の表示項目の変更指令等が含まれる。
【0025】各キーボードコントローラ2a,2b,2
c,2dには、それぞれ個別の入力装置4a,4b,4
c,4dが接続されると共に、共通の一つの中継装置1
2が接続されている。そして、この中継装置12に対し
て一つの共通の携帯端末機13が設けられている。
c,2dには、それぞれ個別の入力装置4a,4b,4
c,4dが接続されると共に、共通の一つの中継装置1
2が接続されている。そして、この中継装置12に対し
て一つの共通の携帯端末機13が設けられている。
【0026】各キーボードコントローラ2a〜2dは入
力装置4a〜4d及び中継装置12から入力された操作
情報を各制御ユニット1a〜1dが理解できるデータ形
式に変換して各制御ユニット1a〜1dへ入力する。
力装置4a〜4d及び中継装置12から入力された操作
情報を各制御ユニット1a〜1dが理解できるデータ形
式に変換して各制御ユニット1a〜1dへ入力する。
【0027】各入力装置4a〜4dは監視人や操作員が
入力した操作情報を自己に接続されたキーボードコント
ローラ2a〜2dへ送出する。中継装置12は、コンピ
ュータ等からなる一種の情報処理装置で構成されてお
り、内部に、携帯端末機13から電波出力又は赤外線出
力されるCRT選択情報又は操作情報の信号を受信する
受信部14と、受信したCRT選択情報を記憶保持する
CRT番号メモリ15と、受信した操作情報をCRT番
号メモリ15に現在記憶されているCRT情報の示す制
御ユニット1a〜1dに対応するキーボードコントロー
ラ2a〜2dへ配信する配信管理部16等が組込まれて
いる。
入力した操作情報を自己に接続されたキーボードコント
ローラ2a〜2dへ送出する。中継装置12は、コンピ
ュータ等からなる一種の情報処理装置で構成されてお
り、内部に、携帯端末機13から電波出力又は赤外線出
力されるCRT選択情報又は操作情報の信号を受信する
受信部14と、受信したCRT選択情報を記憶保持する
CRT番号メモリ15と、受信した操作情報をCRT番
号メモリ15に現在記憶されているCRT情報の示す制
御ユニット1a〜1dに対応するキーボードコントロー
ラ2a〜2dへ配信する配信管理部16等が組込まれて
いる。
【0028】図2に示すように、前記携帯端末機13の
操作パネル17上には各CRT表示装置3a,3b,3
c.3dに対応する4つのCRT選択ボタン18a.1
8b,18c,18dが配列されている。さらに、この
操作パネル17上には、全ての制御ユニット1a〜1d
にて共用される合計26個の操作ボタン19が配設され
ている。
操作パネル17上には各CRT表示装置3a,3b,3
c.3dに対応する4つのCRT選択ボタン18a.1
8b,18c,18dが配列されている。さらに、この
操作パネル17上には、全ての制御ユニット1a〜1d
にて共用される合計26個の操作ボタン19が配設され
ている。
【0029】この携帯端末機13内には、図示しない送
信部と制御部が組込まれている。制御部は、操作パネル
17上に配設された各CRT選択ボタン18a〜18e
が押されると、各CRT選択ボタン18a〜18e毎に
予め異なる値に設定されたCRT選択情報を送信部を介
して電波出力又は赤外線出力する。同じく、制御部は、
操作パネル17上に配設された各操作ボタン19が押さ
れると、各操作ボタン19毎に予め異なる値に設定され
た操作情報を送信部を介して電波出力又は赤外線出力す
る。
信部と制御部が組込まれている。制御部は、操作パネル
17上に配設された各CRT選択ボタン18a〜18e
が押されると、各CRT選択ボタン18a〜18e毎に
予め異なる値に設定されたCRT選択情報を送信部を介
して電波出力又は赤外線出力する。同じく、制御部は、
操作パネル17上に配設された各操作ボタン19が押さ
れると、各操作ボタン19毎に予め異なる値に設定され
た操作情報を送信部を介して電波出力又は赤外線出力す
る。
【0030】携帯端末機13から電波出力又は赤外線出
力されたCRT選択情報又は操作情報を受信部14で受
信した中継装置12は図3に示す中継処理を実行するよ
うにプログラム構成されている。
力されたCRT選択情報又は操作情報を受信部14で受
信した中継装置12は図3に示す中継処理を実行するよ
うにプログラム構成されている。
【0031】流れ図が開始され、S(プログラム・ステ
ップ)1において、携帯端末機13から電波出力又は赤
外線出力されたCRT選択情報又は操作情報を受信部1
4で受信すると、その情報種類を判断する。そして、C
RT選択情報の場合(S2)、このCRT選択情報をC
RT番号メモリ15へ書込む(S3)。
ップ)1において、携帯端末機13から電波出力又は赤
外線出力されたCRT選択情報又は操作情報を受信部1
4で受信すると、その情報種類を判断する。そして、C
RT選択情報の場合(S2)、このCRT選択情報をC
RT番号メモリ15へ書込む(S3)。
【0032】また、S2にてCRT選択情報でなくて操
作情報の場合は、S4へ進み、CRT番号メモリ15に
書込まれているCRT選択情報を読出す(S4)。そし
て、受信した操作情報を、読出したCRT選択情報が指
定する一つのCRT表示装置に対応するキーボードコン
トローラへ配信する(S5)。
作情報の場合は、S4へ進み、CRT番号メモリ15に
書込まれているCRT選択情報を読出す(S4)。そし
て、受信した操作情報を、読出したCRT選択情報が指
定する一つのCRT表示装置に対応するキーボードコン
トローラへ配信する(S5)。
【0033】このように構成された監視制御システムの
遠隔操作装置においては、この監視制御システムが設置
された中央管理室内にいる監視員又は操作員は、プラン
トの各制御対象の動作状態及び制御状態を各CRT表示
装置3a〜3d又は大型スクリーンで監視していてる。
そして、特定の制御対象に対する制御状態を変更する必
要が生じた場合は、監視員又は操作員は、携帯端末機1
3の操作パネル17上の対応するCRT選択ボタン18
a〜18dを押す。そして、その後に必要な操作情報を
操作ポタン19の押下げ操作で入力する。
遠隔操作装置においては、この監視制御システムが設置
された中央管理室内にいる監視員又は操作員は、プラン
トの各制御対象の動作状態及び制御状態を各CRT表示
装置3a〜3d又は大型スクリーンで監視していてる。
そして、特定の制御対象に対する制御状態を変更する必
要が生じた場合は、監視員又は操作員は、携帯端末機1
3の操作パネル17上の対応するCRT選択ボタン18
a〜18dを押す。そして、その後に必要な操作情報を
操作ポタン19の押下げ操作で入力する。
【0034】すると、携帯端末機13から中継装置12
へCRT選択情報が送信されて、CRT番号メモリ15
へ書込まれる。この状態で携帯端末機13から中継装置
12へ送信された操作情報は、現在CRT番号メモリ1
5へ書込まれているCRT選択情報に対応する制御ユニ
ット1a〜1dのキーボードコントローラ2a〜2dへ
配信される。その結果、該当制御ユニット1a〜1d
は、入力された制御情報に基づいて対応する制御対象を
制御する。
へCRT選択情報が送信されて、CRT番号メモリ15
へ書込まれる。この状態で携帯端末機13から中継装置
12へ送信された操作情報は、現在CRT番号メモリ1
5へ書込まれているCRT選択情報に対応する制御ユニ
ット1a〜1dのキーボードコントローラ2a〜2dへ
配信される。その結果、該当制御ユニット1a〜1d
は、入力された制御情報に基づいて対応する制御対象を
制御する。
【0035】なお、継続して同一制御ユニット1a〜1
dを操作する場合は、再度同一CRT選択ボタン18a
〜18dを操作する必要がない。このように構成された
監視制御システムの遠隔操作装置においては、各制御ユ
ニット1a〜1d毎に、互いに仕様が異なる個別の携帯
端末機6a〜6dを設ける必要なく、各制御ユニット1
a〜1dに対応した数のCRT選択ボタン18a〜18
dが設けられた1台の携帯端末機13のみを準備すれば
よい。また、携帯端末機13からの電波出力又は赤外線
出力を受信する受信部14は1台のみでよい。さらに、
中継装置12を構成するCRT番号メモリ15及び配信
処理部16は、安価なマイクロコンピュータで簡単に製
造できる。
dを操作する場合は、再度同一CRT選択ボタン18a
〜18dを操作する必要がない。このように構成された
監視制御システムの遠隔操作装置においては、各制御ユ
ニット1a〜1d毎に、互いに仕様が異なる個別の携帯
端末機6a〜6dを設ける必要なく、各制御ユニット1
a〜1dに対応した数のCRT選択ボタン18a〜18
dが設けられた1台の携帯端末機13のみを準備すれば
よい。また、携帯端末機13からの電波出力又は赤外線
出力を受信する受信部14は1台のみでよい。さらに、
中継装置12を構成するCRT番号メモリ15及び配信
処理部16は、安価なマイクロコンピュータで簡単に製
造できる。
【0036】したがって、図4に示した従来装置に比較
して、システム全体の製造費を大幅に節減できる。ま
た、監視員又は操作員は、たとえ一度に多くの制御ユニ
ット1a〜1dに対して操作を行う場合であっても、1
台の携帯端末機13を保持したままで、1台の制御ユニ
ットに対する操作処理が終了した時点で、次の制御ユニ
ットに対するCRT選択ボタン18a〜18dを押し
て、目的とする操作ボタン19を押せばよい。このよう
に、CRT選択ボタンと操作ボタンとの2つの最低限の
ボタン操作数で必要な制御を実施できる。
して、システム全体の製造費を大幅に節減できる。ま
た、監視員又は操作員は、たとえ一度に多くの制御ユニ
ット1a〜1dに対して操作を行う場合であっても、1
台の携帯端末機13を保持したままで、1台の制御ユニ
ットに対する操作処理が終了した時点で、次の制御ユニ
ットに対するCRT選択ボタン18a〜18dを押し
て、目的とする操作ボタン19を押せばよい。このよう
に、CRT選択ボタンと操作ボタンとの2つの最低限の
ボタン操作数で必要な制御を実施できる。
【0037】したがって、複数の携帯端末機6a〜6d
を操作する必要があった従来システムに比較して、操作
能率が向上し、例えば緊急時における各制御対象に対す
る迅速な操作が実施できる。
を操作する必要があった従来システムに比較して、操作
能率が向上し、例えば緊急時における各制御対象に対す
る迅速な操作が実施できる。
【0038】また、プラントに組込まれる機器等の制御
対象が増加して、制御ユニットやCRT表示装置を増設
した場合においても、遠隔制御装置としては、携帯端末
機13におけるCRT選択ボタン18a〜18dを増設
するのみでよい。よって、一旦構築された監視制御シス
テムを簡単に変更し増設できる。
対象が増加して、制御ユニットやCRT表示装置を増設
した場合においても、遠隔制御装置としては、携帯端末
機13におけるCRT選択ボタン18a〜18dを増設
するのみでよい。よって、一旦構築された監視制御シス
テムを簡単に変更し増設できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の監視制御シ
ステムの遠隔操作装置においては、携帯端末機に制御対
象を特定するCRT選択ボタンを配設し、中継装置側に
CRT選択情報を記憶するメモリと受信した操作情報を
前記メモリの記憶内容が指定する制御部へ配信する配信
処理部とを設けている。
ステムの遠隔操作装置においては、携帯端末機に制御対
象を特定するCRT選択ボタンを配設し、中継装置側に
CRT選択情報を記憶するメモリと受信した操作情報を
前記メモリの記憶内容が指定する制御部へ配信する配信
処理部とを設けている。
【0040】したがって、1台の携帯端末機のみで複数
の制御対象に対応する制御部に対する操作情報をそれぞ
れ区別して入力でき、システム全体の操作性を大幅に向
上でき、受信部も1台に減少でき、システム全体の製造
費を節減でき、かつ制御対象及び制御部を簡単に増設で
きる。
の制御対象に対応する制御部に対する操作情報をそれぞ
れ区別して入力でき、システム全体の操作性を大幅に向
上でき、受信部も1台に減少でき、システム全体の製造
費を節減でき、かつ制御対象及び制御部を簡単に増設で
きる。
【図1】 本発明の一実施形態の遠隔操作装置が組込ま
れた監視制御システムの概略構成を示すブロック図
れた監視制御システムの概略構成を示すブロック図
【図2】 同遠隔操作装置の携帯端末機における操作パ
ネルを示す図
ネルを示す図
【図3】 同遠隔操作装置の中継装置の動作を示す流れ
図
図
【図4】 従来の遠隔操作装置が組込まれた監視制御シ
ステムの概略構成を示すブロック図
ステムの概略構成を示すブロック図
1a〜1d…制御ユニット 2a〜2d…キーボードコントローラ 3a〜3d…CRT表示装置 4a〜4d…入力装置 13…携帯端末機 14…受信部 15…CRT番号メモリ 16…配信処理部
Claims (1)
- 【請求項1】 制御対象の動作状態を監視しかつ入力さ
れた操作情報に基づいて該当制御対象の動作を制御する
複数の制御部と、前記各制御部における制御対象の動作
状態及び制御状態を表示する複数のCRT表示装置とを
備えた監視制御システムの遠隔操作装置において、 前記各制御対象の動作状態及び制御状態が表示されたC
RT表示装置を選択するCRT選択ボタンと前記各制御
対象に対する操作情報を指定する複数の操作ボタンとが
配列され、押されたボタンに対応するCRT選択情報及
び操作情報を無線出力する携帯端末機と、 この携帯端末機から無線出力されたCRT選択情報及び
操作情報を受信する受信部と、 この受信部で受信したCRT選択情報を次のCRT選択
情報の受信時刻まで記憶保持するCRT選択情報メモリ
と、 前記受信部で受信した操作情報を前記CRT選択情報メ
モリに記憶されているCRT選択情報が指定するCRT
表示装置に対応する制御部へ送出する配信処理部とを備
えたことを特徴とする監視制御システムの遠隔操作装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP588396A JPH09200875A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 監視制御システムの遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP588396A JPH09200875A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 監視制御システムの遠隔操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09200875A true JPH09200875A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11623307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP588396A Pending JPH09200875A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 監視制御システムの遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09200875A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222319A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Toppan Forms Co Ltd | 部材管理システム及び表示装置 |
JP2013104645A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機およびリモコン |
WO2023204265A1 (ja) * | 2022-04-20 | 2023-10-26 | 京セラ株式会社 | 信号処理システムおよび信号処理方法 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP588396A patent/JPH09200875A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008222319A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | Toppan Forms Co Ltd | 部材管理システム及び表示装置 |
JP2013104645A (ja) * | 2011-11-16 | 2013-05-30 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機およびリモコン |
WO2023204265A1 (ja) * | 2022-04-20 | 2023-10-26 | 京セラ株式会社 | 信号処理システムおよび信号処理方法 |
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