JP3224043B2 - インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法 - Google Patents
インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法Info
- Publication number
- JP3224043B2 JP3224043B2 JP26016592A JP26016592A JP3224043B2 JP 3224043 B2 JP3224043 B2 JP 3224043B2 JP 26016592 A JP26016592 A JP 26016592A JP 26016592 A JP26016592 A JP 26016592A JP 3224043 B2 JP3224043 B2 JP 3224043B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- screen data
- user
- operation panel
- display screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、工場やプラントや建
設車両や監視システム等の各種制御装置に接続されてマ
ンマシンインタ−フェ−スとして機能するインテリジェ
ント型操作パネルに関し、特にシステムの各種状態を表
示する表示デバイスとこの表示デバイス上に表示される
テンキーや各種スイッチ類等に対する入力状態を指定す
るための入力手段とを有し作画ソフトウェアを用いて任
意の表示画面の操作パネルを作成することができるイン
テリジェント型操作パネルの電源立ち上げの際の処理に
関する。
設車両や監視システム等の各種制御装置に接続されてマ
ンマシンインタ−フェ−スとして機能するインテリジェ
ント型操作パネルに関し、特にシステムの各種状態を表
示する表示デバイスとこの表示デバイス上に表示される
テンキーや各種スイッチ類等に対する入力状態を指定す
るための入力手段とを有し作画ソフトウェアを用いて任
意の表示画面の操作パネルを作成することができるイン
テリジェント型操作パネルの電源立ち上げの際の処理に
関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
生産ラインや防災・セキュリティシステムやプラントの
制御・監視等を行う技術分野においては、制御対象とな
るシステムに対する入力及びシステムからの出力表示を
行う入出力操作パネルとして、表示器上に透明タッチパ
ネルを積層して操作パネルを構成すると共に、前記表示
器に表示すべき操作パネル用の表示画面データを作画ソ
フトウェアを用いてユーザ側で自由に作成できるように
したグラフィック操作パネルが提案されている。
生産ラインや防災・セキュリティシステムやプラントの
制御・監視等を行う技術分野においては、制御対象とな
るシステムに対する入力及びシステムからの出力表示を
行う入出力操作パネルとして、表示器上に透明タッチパ
ネルを積層して操作パネルを構成すると共に、前記表示
器に表示すべき操作パネル用の表示画面データを作画ソ
フトウェアを用いてユーザ側で自由に作成できるように
したグラフィック操作パネルが提案されている。
【０００３】この種のグラフィック操作パネルによれ
ば、表示器上に描画された操作スイッチに対応するタッ
チパネル上の位置を押すことでシステムに対して操作指
示を与える事ができると共に、システムの各種状態を表
示器上に表示させることができる。ユーザ側で作成され
た操作パネル用の表示画面データは操作パネルに内蔵さ
れたメモリに登録記憶される。
ば、表示器上に描画された操作スイッチに対応するタッ
チパネル上の位置を押すことでシステムに対して操作指
示を与える事ができると共に、システムの各種状態を表
示器上に表示させることができる。ユーザ側で作成され
た操作パネル用の表示画面データは操作パネルに内蔵さ
れたメモリに登録記憶される。
【０００４】画面作成の終了したグラフィック操作パネ
ルは、通常は、使用されるシステム内のシ−ケンサ、ホ
ストコンピュ−タ、各種制御装置等の外部制御装置と各
種インタ−フェ−スで接続され、外部制御装置の指示の
もとで例えばプラントの運転状況、無人搬送車の位置、
各種センサのデ−タ表示、異常通知などに関する情報を
図形やグラフなどで視覚的に表示すると同時に、スイッ
チ入力等を前記外部制御装置に通知するよう機能する。
ルは、通常は、使用されるシステム内のシ−ケンサ、ホ
ストコンピュ−タ、各種制御装置等の外部制御装置と各
種インタ−フェ−スで接続され、外部制御装置の指示の
もとで例えばプラントの運転状況、無人搬送車の位置、
各種センサのデ−タ表示、異常通知などに関する情報を
図形やグラフなどで視覚的に表示すると同時に、スイッ
チ入力等を前記外部制御装置に通知するよう機能する。
【０００５】ところで、この種のグラフィック操作パネ
ルによれば、前記ユーザが作成すべき表示画面データに
は、各種グラフィックや文字等を表示するための表示情
報、タッチパネルの座標と表示画面上に描画した各種操
作スイッチの座標を対応付けるタッチパネル情報、当該
表示画面の設定内容に関する所要の動作手順を記述した
動作プログラム情報などがあり、これらが所定のメモリ
に登録されている。
ルによれば、前記ユーザが作成すべき表示画面データに
は、各種グラフィックや文字等を表示するための表示情
報、タッチパネルの座標と表示画面上に描画した各種操
作スイッチの座標を対応付けるタッチパネル情報、当該
表示画面の設定内容に関する所要の動作手順を記述した
動作プログラム情報などがあり、これらが所定のメモリ
に登録されている。
【０００６】かかるグラフィック操作パネルにおいて
は、電源がオンされると、まず通常のマイクロコンピュ
ータで行われるスタートアップ処理が実行される。
は、電源がオンされると、まず通常のマイクロコンピュ
ータで行われるスタートアップ処理が実行される。
【０００７】このスタートアップ処理には、 ・前記ユーザ表示画面データが記憶されているメモリを
含めたコンピュータ内各回路のハードウェアチェック ・各種回路の初期化 ・オペレーティングシステムのロード が含まれるが、これらの処理が終了すると前記ユーザ表
示画面データ中の最初に表示すべきメニュー画面などの
画面データが前記メモリから呼び出されて表示器上に表
示される。
含めたコンピュータ内各回路のハードウェアチェック ・各種回路の初期化 ・オペレーティングシステムのロード が含まれるが、これらの処理が終了すると前記ユーザ表
示画面データ中の最初に表示すべきメニュー画面などの
画面データが前記メモリから呼び出されて表示器上に表
示される。
【０００８】しかしながら、このような処理では、前記
メモリに記憶されたユーザ表示画面データが何らかの理
由で破壊されていたり、もともとユーザ画面データが格
納されていなかったりした場合は、不正なデータが呼び
出されることによってプログラムの暴走などの異常事態
が発生する事があった。
メモリに記憶されたユーザ表示画面データが何らかの理
由で破壊されていたり、もともとユーザ画面データが格
納されていなかったりした場合は、不正なデータが呼び
出されることによってプログラムの暴走などの異常事態
が発生する事があった。
【０００９】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、ユーザが作成したユーザ画面データの異常に
基づくプログラム暴走等の事態を好適に回避するインテ
リジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法を
提供することを目的とする。
たもので、ユーザが作成したユーザ画面データの異常に
基づくプログラム暴走等の事態を好適に回避するインテ
リジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段及び作用】この発明では、
各種状態表示や信号入力を行う為の画面を表示するため
の表示画面データを含むユーザ画面データを予め登録す
るメモリと、該登録された表示画面データを表示する表
示デバイスと、前記表示デバイス上に表示されている表
示画面中の信号入力用の操作スイッチに対する入力態様
を指定するための入力手段とを具え、接続された外部機
器や内部処理に従って所要の表示動作を実行する機能を
有するインテリジェント型グラフィック操作パネルにお
いて、電源がオンされると、所定のスターットアップ処
理を行った後、前記メモリに記憶されている前記ユーザ
画面データのチェックを行い、このチェックの結果異常
が検出された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に
予め設定された所定のシステムモードに自動的に移行さ
せるようにしたことを特徴とする。
各種状態表示や信号入力を行う為の画面を表示するため
の表示画面データを含むユーザ画面データを予め登録す
るメモリと、該登録された表示画面データを表示する表
示デバイスと、前記表示デバイス上に表示されている表
示画面中の信号入力用の操作スイッチに対する入力態様
を指定するための入力手段とを具え、接続された外部機
器や内部処理に従って所要の表示動作を実行する機能を
有するインテリジェント型グラフィック操作パネルにお
いて、電源がオンされると、所定のスターットアップ処
理を行った後、前記メモリに記憶されている前記ユーザ
画面データのチェックを行い、このチェックの結果異常
が検出された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に
予め設定された所定のシステムモードに自動的に移行さ
せるようにしたことを特徴とする。
【００１０】かかる本発明によれば、電源がオンされる
と、各回路のハードウェアチェックなどを含む所定のス
ターットアップ処理を行った後、前記メモリに記憶され
ている前記ユーザ画面データのチェックを例えばサムチ
ェック等を用いて行い、このチェックの結果異常が検出
された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に予め設
定された所定のシステムモードに自動的に移行させるよ
うにする。前記チェック結果が正常の場合は、ユーザ画
面データの最初に表示すべき画面データを呼び出し、こ
れを表示し、これ以降は前記ユーザ画面データにしたが
った処理を実行する。
と、各回路のハードウェアチェックなどを含む所定のス
ターットアップ処理を行った後、前記メモリに記憶され
ている前記ユーザ画面データのチェックを例えばサムチ
ェック等を用いて行い、このチェックの結果異常が検出
された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に予め設
定された所定のシステムモードに自動的に移行させるよ
うにする。前記チェック結果が正常の場合は、ユーザ画
面データの最初に表示すべき画面データを呼び出し、こ
れを表示し、これ以降は前記ユーザ画面データにしたが
った処理を実行する。
【００１１】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【００１２】図２は、本発明に係わるインテリジェント
型操作パネルの構成例を示すものである。
型操作パネルの構成例を示すものである。
【００１３】図２において、インテリジェント型操作パ
ネル１は、表示器２、表示制御手段３、入力手段４、入
力制御手段５、通信制御手段６、ユーザデータ記憶メモ
リ７制御情報処理手段８、およびシステムモード用プロ
グラムメモリ１０を有して構成されており、通信制御手
段６を介して外部制御装置９と接続されている。外部制
御装置９は、シーケンサ、ホストコンピュータ、各種制
御装置等であり、例えば生産ラインの制御・監視、物流
の制御・監視、防災・セキュリティシステムの制御・監
視、プラントのプロセス監視等を実行するものである。
ネル１は、表示器２、表示制御手段３、入力手段４、入
力制御手段５、通信制御手段６、ユーザデータ記憶メモ
リ７制御情報処理手段８、およびシステムモード用プロ
グラムメモリ１０を有して構成されており、通信制御手
段６を介して外部制御装置９と接続されている。外部制
御装置９は、シーケンサ、ホストコンピュータ、各種制
御装置等であり、例えば生産ラインの制御・監視、物流
の制御・監視、防災・セキュリティシステムの制御・監
視、プラントのプロセス監視等を実行するものである。
【００１４】表示器２は、ＣＲＴ、液晶ディスプレイ、
プラズマディスプレイ、ＥＬディスプレイなどの表示器
であり、この表示器２上に各種状態表示や信号入力を行
う為の要素を任意に組み合わせた表示画面を表示する。
表示画面は文字、図形、数値、グラフなどの各種グラフ
ィックで構成される。表示制御手段２は、表示情報を格
納する記憶部と表示情報を加工する情報処理部から構成
されており、制御情報処理手段３からの動作指令にした
がって表示器１の表示動作を制御する。
プラズマディスプレイ、ＥＬディスプレイなどの表示器
であり、この表示器２上に各種状態表示や信号入力を行
う為の要素を任意に組み合わせた表示画面を表示する。
表示画面は文字、図形、数値、グラフなどの各種グラフ
ィックで構成される。表示制御手段２は、表示情報を格
納する記憶部と表示情報を加工する情報処理部から構成
されており、制御情報処理手段３からの動作指令にした
がって表示器１の表示動作を制御する。
【００１５】入力手段４は、この場合透明タッチパネル
スイッチを想定しており、この透明タッチパネルスイッ
チ４は前記表示器１上に積層されている。すなわち、こ
の透明タッチパネルスイッチでは、スイッチ有効面内
に、圧力に反応する複数の小さな膜状スイッチがマトリ
クス状に配置されており、オペレータによっていずれの
スイッチが指定されたかを示す入力位置情報を入力制御
手段５に出力する。
スイッチを想定しており、この透明タッチパネルスイッ
チ４は前記表示器１上に積層されている。すなわち、こ
の透明タッチパネルスイッチでは、スイッチ有効面内
に、圧力に反応する複数の小さな膜状スイッチがマトリ
クス状に配置されており、オペレータによっていずれの
スイッチが指定されたかを示す入力位置情報を入力制御
手段５に出力する。
【００１６】入力制御手段５は、入力手段４からの入力
位置情報を、制御情報処理手段８が処理できる形態のデ
−タ形式に変更して制御情報処理手段８に送信する。
位置情報を、制御情報処理手段８が処理できる形態のデ
−タ形式に変更して制御情報処理手段８に送信する。
【００１７】通信制御手段６は、ＲＳ２３２Ｃ、ＲＳ４
２２，ＲＳ４８５，イーサネット（ＴＣＰ／ＩＰプロト
コル、ＤＥＣネットプロトコル等）、ＧＰ−ＩＢ、パラ
レルＩ／Ｏなどの通信インタフェースを有し、外部制御
装置９とのデータ送受を実行する。
２２，ＲＳ４８５，イーサネット（ＴＣＰ／ＩＰプロト
コル、ＤＥＣネットプロトコル等）、ＧＰ−ＩＢ、パラ
レルＩ／Ｏなどの通信インタフェースを有し、外部制御
装置９とのデータ送受を実行する。
【００１８】ユーザデータ記憶メモリ７には、ユーザに
よって作成されたユーザ画面データが記憶される。な
お、通常、ユーザは、表示画面を作成する際には、本グ
ラフィック操作パネル１を任意のパーソナルコンピュー
タに接続して、付設の作画ソフトウェアを用いて任意の
画面を作成し、該作成した画面データをユーザデータ記
憶メモリ７に登録記憶する。
よって作成されたユーザ画面データが記憶される。な
お、通常、ユーザは、表示画面を作成する際には、本グ
ラフィック操作パネル１を任意のパーソナルコンピュー
タに接続して、付設の作画ソフトウェアを用いて任意の
画面を作成し、該作成した画面データをユーザデータ記
憶メモリ７に登録記憶する。
【００１９】ユーザデータ記憶メモリ７に記憶されるユ
ーザ画面データは、以下の様なデータで構成されてい
る。
ーザ画面データは、以下の様なデータで構成されてい
る。
【００２０】(a)固定表示要素情報 (b)可変表示要素情報 (c)入力要素情報 (d)動作プログラム情報 (e)画面構成情報) 固定表示要素は、画面全体が完全に別の画面に切り替わ
らない期間中はいつまでも表示内容が変更することなく
固定的に表示されるものであり、例えば画面の背景など
に用いられる。 可変表示要素は、外部制御装置９の要
求や入力手段４を介した操作指示などに応じて、新たに
表示を行ったり或いはその表示内容が変化するものであ
り、例えばセンサの値や機械の各種状況を示す数値表示
要素、文字列表示要素、図形表示要素、各種グラフ表示
要素等で構成されている。入力要素情報は、タッチパネ
ル４の座標と表示画面上に描画した各種操作スイッチの
座標を対応付ける情報である。動作プログラムは当該表
示画面の設定内容に関する所要の動作手順を記述したも
のである。画面構成情報は、表示画面単位でそれらの領
域内に含まれる固定表示要素情報、可変表示要素情報、
入力要素情報、および動作プログラムの関係を規定する
ための情報である。
らない期間中はいつまでも表示内容が変更することなく
固定的に表示されるものであり、例えば画面の背景など
に用いられる。 可変表示要素は、外部制御装置９の要
求や入力手段４を介した操作指示などに応じて、新たに
表示を行ったり或いはその表示内容が変化するものであ
り、例えばセンサの値や機械の各種状況を示す数値表示
要素、文字列表示要素、図形表示要素、各種グラフ表示
要素等で構成されている。入力要素情報は、タッチパネ
ル４の座標と表示画面上に描画した各種操作スイッチの
座標を対応付ける情報である。動作プログラムは当該表
示画面の設定内容に関する所要の動作手順を記述したも
のである。画面構成情報は、表示画面単位でそれらの領
域内に含まれる固定表示要素情報、可変表示要素情報、
入力要素情報、および動作プログラムの関係を規定する
ための情報である。
【００２１】システムプログラム用メモリ１０には、後
述する所定のシステムモードを実行させる為のプログラ
ムが記憶されている。このシステムモード用のプログラ
ムはユーザ側ではなくメーカ側で予め作成されて、シス
テムプログラム用メモリ１０に格納されている。
述する所定のシステムモードを実行させる為のプログラ
ムが記憶されている。このシステムモード用のプログラ
ムはユーザ側ではなくメーカ側で予め作成されて、シス
テムプログラム用メモリ１０に格納されている。
【００２２】制御情報処理手段８は、マイクロコンピュ
ータのＣＰＵであり、外部制御装置９からの動作要求
や、入力手段４を介したオペレータの要求を受け、それ
に対応するユーザデータ記憶メモリ７内のユ−ザ画面デ
−タを参照することにより、表示・入力指令を発行した
りあるいは動作プログラムを解釈して内容に応じた指令
を発行する等の動作を行う。
ータのＣＰＵであり、外部制御装置９からの動作要求
や、入力手段４を介したオペレータの要求を受け、それ
に対応するユーザデータ記憶メモリ７内のユ−ザ画面デ
−タを参照することにより、表示・入力指令を発行した
りあるいは動作プログラムを解釈して内容に応じた指令
を発行する等の動作を行う。
【００２３】図３は、１つの表示画面を例示するもので
あり、この表示画面は、折れ線グラフ表示部分Ｄ１、自
動運転操作スイッチ部分Ｄ２、３つのアナログ表示メー
タＤ３〜Ｄ５、テンキー部分Ｄ６、現在平均値表示部分
Ｄ７、及び設定目標値表示部分Ｄ８で構成されている。
あり、この表示画面は、折れ線グラフ表示部分Ｄ１、自
動運転操作スイッチ部分Ｄ２、３つのアナログ表示メー
タＤ３〜Ｄ５、テンキー部分Ｄ６、現在平均値表示部分
Ｄ７、及び設定目標値表示部分Ｄ８で構成されている。
【００２４】以下、図１のフローチャートに従って電源
立ち上げ時の動作を説明する。
立ち上げ時の動作を説明する。
【００２５】装置電源が投入されると（ステップ１０
０）、まず通常のマイクロコンピュータで行われるスタ
ートアップ処理（ステップ１１０）が実行される。
０）、まず通常のマイクロコンピュータで行われるスタ
ートアップ処理（ステップ１１０）が実行される。
【００２６】このスタートアップ処理には、 ・各回路のハードウェアチェック ・各種回路の初期化 ・オペレーティングシステムのロード 等が含まれる。
【００２７】この通常のスタートアップ処理で、異常が
発生している場合は（ステップ１２０）、所定の異常表
示が行われた後（ステップ１３０）、装置が停止される
（ステップ１４０）。
発生している場合は（ステップ１２０）、所定の異常表
示が行われた後（ステップ１３０）、装置が停止される
（ステップ１４０）。
【００２８】上記スタートアップ処理で異常が発生して
いない場合は、ユーザデータ記憶メモリ７に記憶されて
いる前記ユーザ表示画面データの検査が行われる（ステ
ップ１５０）。
いない場合は、ユーザデータ記憶メモリ７に記憶されて
いる前記ユーザ表示画面データの検査が行われる（ステ
ップ１５０）。
【００２９】この検査としては、ユーザデータ記憶メモ
リ７に記憶されている全データを加算し、この加算値を
予め求めておいた所定値と比較するサムチェック法や、
特定領域のデータを所定値と比較する方法等がある。
リ７に記憶されている全データを加算し、この加算値を
予め求めておいた所定値と比較するサムチェック法や、
特定領域のデータを所定値と比較する方法等がある。
【００３０】そして、この検査によってデータの不正が
検出されなかった場合は（ステップ１６０）、手順をユ
ーザ表示画面データに基づくユーザモードに移行させ、
まず、ユーザ作成画面中の最初に表示すべき画面を表示
する（ステップ１７０）。
検出されなかった場合は（ステップ１６０）、手順をユ
ーザ表示画面データに基づくユーザモードに移行させ、
まず、ユーザ作成画面中の最初に表示すべき画面を表示
する（ステップ１７０）。
【００３１】しかし、上記検査によってデータ不正が検
出された場合は、手順をシステムモードに移行させる。
このシステムモードを実行するためのプログラムは、前
述したように、システムモード用プログラムメモリ１０
に記憶されている。
出された場合は、手順をシステムモードに移行させる。
このシステムモードを実行するためのプログラムは、前
述したように、システムモード用プログラムメモリ１０
に記憶されている。
【００３２】手順がシステムモードに移行されると、ま
ず図１のステップ１８０に示すような、第１表示画面が
表示される。この第１表示画面においては、「ユーザ画
面データの内容が不正です。画面データを再度ダウンロ
ードして下さい。」の旨が表示され、オペレータが「確
認」ボタンを投入すると、次のステップ１９０に示すよ
うな、システムモードの基本画面である第２表示画面を
表示する。
ず図１のステップ１８０に示すような、第１表示画面が
表示される。この第１表示画面においては、「ユーザ画
面データの内容が不正です。画面データを再度ダウンロ
ードして下さい。」の旨が表示され、オペレータが「確
認」ボタンを投入すると、次のステップ１９０に示すよ
うな、システムモードの基本画面である第２表示画面を
表示する。
【００３３】この第２表示画面においては、「システム
情報参照スイッチ」、「システム設定スイッチ」、「画
面データダウンロードスイッチ」、「システムチェック
スイッチ」、および「ユーザモードスイッチ」が表示さ
れる。したがって、オペレータはこの第２表示画面で
「画面データダウンロードスイッチ」を投入して、これ
以降所定のダウンロード処理を実行する（ステップ２０
０）。
情報参照スイッチ」、「システム設定スイッチ」、「画
面データダウンロードスイッチ」、「システムチェック
スイッチ」、および「ユーザモードスイッチ」が表示さ
れる。したがって、オペレータはこの第２表示画面で
「画面データダウンロードスイッチ」を投入して、これ
以降所定のダウンロード処理を実行する（ステップ２０
０）。
【００３４】そして、このダウンロード処理が終了する
と、一旦電源をオフして、再度電源をオンすることによ
って前記ユーザ画面データに基ずくユーザモードに移行
するようにすれば良い。
と、一旦電源をオフして、再度電源をオンすることによ
って前記ユーザ画面データに基ずくユーザモードに移行
するようにすれば良い。
【００３５】なお、上記実施例では、入力手段４とし
て、タッチスイッチを用いるようにしたが、他にキーボ
−ドのファンクションスイッチ等を用いるようにしても
よい。
て、タッチスイッチを用いるようにしたが、他にキーボ
−ドのファンクションスイッチ等を用いるようにしても
よい。
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
電源がオンされると、所定のスターットアップ処理を行
った後、前記メモリに記憶されている前記ユーザ画面デ
ータのチェックを行い、このチェックの結果異常が検出
された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に予め設
定された所定のシステムモードに自動的に移行させるよ
うにしたので、ユーザが作成したユーザ画面データの異
常に基づくプログラム暴走等の異常事態を好適に回避す
ることができる。
電源がオンされると、所定のスターットアップ処理を行
った後、前記メモリに記憶されている前記ユーザ画面デ
ータのチェックを行い、このチェックの結果異常が検出
された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に予め設
定された所定のシステムモードに自動的に移行させるよ
うにしたので、ユーザが作成したユーザ画面データの異
常に基づくプログラム暴走等の異常事態を好適に回避す
ることができる。
【図１】この発明の実施例を示すフローチャート。
【図２】この発明にかかるインテリジェント型グラフィ
ック操作パネルの内部構成例を示す図。
ック操作パネルの内部構成例を示す図。
【図３】表示画面の一例を示す図。
１…インテリジェント型グラフィック操作パネル ２…表示器 ３…表示制御手段 ４…入力手段 ５…入力制御手段 ６…通信制御手段 ７…情報格納メモリ ８…制御情報処理手段 ９…外部制御装置 １０…システムモード用プログラムメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09G 5/00 - 5/42 G06F 3/14 - 3/153 G06F 3/033 - 3/037
Claims (1)
- 【請求項１】各種状態表示や信号入力を行う為の画面を
表示するための表示画面データを含むユーザ画面データ
を予め登録するメモリと、該登録された表示画面データ
を表示する表示デバイスと、前記表示デバイス上に表示
されている表示画面中の信号入力用の操作スイッチに対
する入力態様を指定するための入力手段とを具え、接続
された外部機器や内部処理に従って所要の表示動作を実
行する機能を有するインテリジェント型グラフィック操
作パネルにおいて、 電源がオンされると、所定のスターットアップ処理を行
った後、前記メモリに記憶されている前記ユーザ画面デ
ータのチェックを行い、このチェックの結果異常が検出
された場合、前記ユーザ画面データとは無関係に予め設
定された所定のシステムモードに自動的に移行させるよ
うにしたことを特徴とするインテリジェント型グラフィ
ック操作パネルの初期処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26016592A JP3224043B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26016592A JP3224043B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110429A JPH06110429A (ja) | 1994-04-22 |
| JP3224043B2 true JP3224043B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=17344227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26016592A Expired - Fee Related JP3224043B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3224043B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP26016592A patent/JP3224043B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06110429A (ja) | 1994-04-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060152495A1 (en) | 3D input device function mapping | |
| JPH11119815A (ja) | Ｎｃ工作機械の故障診断方法及び装置 | |
| JPH09179607A (ja) | ワーク加工用機械の故障診断表示装置及び表示方法 | |
| JP2002108422A (ja) | プログラマブルコントローラシステム | |
| JP3224043B2 (ja) | インテリジェント型グラフィック操作パネルの初期処理方法 | |
| JPH07277283A (ja) | 船舶の機関遠隔制御操縦装置 | |
| JPH0635645A (ja) | インテリジェント型グラフィック操作パネル | |
| JP2538661B2 (ja) | プログラマブル操作制御装置 | |
| JP2002268737A (ja) | インテリジェント型グラフィック操作パネル及び部品表示方法。 | |
| JPH07182421A (ja) | 生産管理装置 | |
| JPH08161115A (ja) | タッチパネル入力装置 | |
| JPH07290547A (ja) | 射出成形機のリモート制御方法及びローカルコントローラ並びにリモート制御装置 | |
| JP2529773B2 (ja) | メッセ―ジシ―ケンサ― | |
| JP3499472B2 (ja) | アラーム履歴表示システム | |
| JPS627563B2 (ja) | ||
| JP3127528B2 (ja) | 自動販売機の入出力チェック装置 | |
| JP2986526B2 (ja) | ウインドウ休止時間表示装置 | |
| JPH07172725A (ja) | エレベーターの監視装置 | |
| JPH02297299A (ja) | プラント運転支援装置 | |
| JPH04242402A (ja) | 制御監視装置 | |
| JP2714458B2 (ja) | Ｘ―ｙプロツタ | |
| JPH06124163A (ja) | インテリジェント型グラフィック操作パネル | |
| JP3243398B2 (ja) | 監視制御装置 | |
| JPS6275715A (ja) | プラント監視装置 | |
| JPH11143637A (ja) | タッチパネル制御装置及び制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |