JPH09200598A - 画素信号補正装置 - Google Patents

画素信号補正装置

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Publication number
JPH09200598A
JPH09200598A JP8023102A JP2310296A JPH09200598A JP H09200598 A JPH09200598 A JP H09200598A JP 8023102 A JP8023102 A JP 8023102A JP 2310296 A JP2310296 A JP 2310296A JP H09200598 A JPH09200598 A JP H09200598A
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JP
Japan
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picture element
corrected
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output
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Pending
Application number
JP8023102A
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English (en)
Inventor
Shozo Yamano
省三 山野
Yosuke Kusaka
洋介 日下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素信号補正用記憶装置の容量が少なくて済
み、特にカメラの焦点検出に適合した画素信号補正装置
を提供する。 【解決手段】 複数の光電変換素子(1)と、光電変換
素子からの出力信号をA/D変換するA/D変換回路
(2)と、複数の光電変換素子の暗時出力の補正量に関
するデータを格納する記憶装置(4)と、A/D変換回
路(2)の出力信号を補正処理する制御装置(3)とを
具備し、制御装置(3)は、複数の光電変換素子中の特
定の画素に対してのみ、補正処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの焦点検出
に最適な画素信号補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CCDイメージセンサ等の固
体撮像素子が、カメラの焦点検出用に用いられている。
この種の電荷蓄積型センサでは、入射光に関係なく発生
する暗電流成分が、特に被写体が低輝度時においては焦
点検出性能に限界を与えている。即ち、低輝度時には所
定の信号出力を得るためにセンサの蓄積時間を長くする
が、この時の暗時出力成分は蓄積時間に比例して発生
し、暗電流成分と信号成分の比(S/N)が低下するか
らである。このため暗電流成分を補償する装置が、例え
ばUSP5,132,801に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この暗
時出力をすべての画素毎に補正すると、受光画素数が多
い場合にはそれだけ補正データを格納しておく半導体記
憶装置(例えばEEPROM)の容量が増大することに
なる。
【0004】図2に示したように、特に一眼レフカメラ
の焦点検出用として、一対の被写体像の出力信号(図3
参照)の相対的なズレ量から撮影レンズのデフォーカス
量を求める応用例においては、A列およびB列の画素出
力の絶対黒レベルが必ずしも必要でないので、仮にすべ
ての画素に均一に暗出力が重畳されていたとしても、焦
点検出自体にさほど影響はない(図3(a)および
(b)参照)。このような用途では、図3(c)のB
列’に示されるように、暗時出力の不均一性がむしろ焦
点検出の障害となる。
【0005】この暗時出力は、熱励起によるものや製造
プロセス的に発生するものは比較的均一に発生するもの
の、半導体ウェハーの欠陥に依存するものなどは局所的
に発生し、かつ経験的にはその発生個数は比較的少ない
のである。
【0006】本発明では以上の点に鑑み、画素信号補正
用記憶装置の容量が少なくて済み、特にカメラの焦点検
出に適合した画素信号補正装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画素信号補正装置は、複数の光電変換素子
(1)と、光電変換素子からの出力信号をA/D変換す
るA/D変換回路(2)と、複数の光電変換素子の暗時
出力の補正量に関するデータを格納する記憶装置(4)
と、A/D変換回路(2)の出力信号を補正処理する制
御装置(3)とを具備し、制御装置(3)は、複数の光
電変換素子中の特定の画素に対してのみ、補正処理を行
うように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0009】図1は、本発明による画素信号補正装置の
一実施例を示すブロック結線図である。
【0010】図1において、光電変換素子列1の出力は
A/D変換回路2に入力され、暗時出力補正処理回路に
供給される。EEPROMで代表される半導体記憶回路
4には、補正すべき画素信号を示す画素番号データ41
a〜43aと補正に使用される補正データ41b〜43
bとが、それぞれ一組となって所定の数だけ格納されて
いる。この補正すべき画素番号データ41a〜43aと
補正データ41b〜43bは、暗時出力補正処理回路3
に入力され、マイクロコンピュータ制御により補正され
た信号が、補正画素信号として得られる。
【0011】図5は、本発明に基づく画素信号の補正の
方法を示すフローチャートであり、暗時出力補正処理回
路3内のマイクロコンピュータの動作を示している。こ
こでは、光電変換素子列1から得られた画素はK個(例
えば100個)あるが、そのうち画素補正は暗時出力の
大きいほうから5個の光電出力に対して行うものとす
る。
【0012】ステップS300において、補正すべき画
素の変数kの初期設定を行う。ステップS301におい
て、CCD画素番号nの初期設定を行い、ステップS3
02において、EEPROM4からk番目に補正すべき
画素番号jを取得する。ついでステップS303におい
て、対応する画素の補正量に関するデータc(k)を取
得しておく。ステップS304において、CCDの画素
番号nをインクリメントし、ステップS305におい
て、CCD番号nがjに等しくなるまでループさせる。
【0013】即ち、jに等しいnを捜して、ステップS
306において、CCDデータ(n)を補正データc
(k)を用いて補正する。ステップS307において、
補正すべき画素数kのカウント値をインクリメントす
る。ステップS308において、k=6の判定を行う。
k=6ならば5個の画素に対して補正を終わったので、
補正終了とする。k=6でない場合には、補正すべき画
素がまだあるので、ステップS301に戻り、上記と同
様の処理を繰り返す。
【0014】図6は、補正データの取得手順を示すフロ
ーチャートである。まず、遮光して光電変換素子出力を
得ておく。ステップS400において、カウンタpの初
期設定を行う。ステップS401において、画素出力中
で暗時出力の最も大きい画素を検出する。ステップS4
02において、その画素番号と暗時出力データをEEP
ROM4に格納する。ステップS403において、次の
格納のために、EEPROM4に格納したアドレスを更
新しておく。ステップS404では、暗時出力を0に置
換する。これは同じところを再度抽出しないためであ
る。ステップS405において、pをインクリメントす
る。ステップS406において、p=6に到達したか否
かを判定する。p=6でない場合にはステップS401
に戻り、上記の処理を繰り返す。p=6の場合には、補
正データの取得を終了する。
【0015】なお、上述した実施例では、半導体記憶装
置(EEPROM4)を用いた場合について説明した
が、半導体記憶装置に限らずハードディスクドライブ等
の記憶装置を用いることもできる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の画素信号補正装
置によれば、複数の光電変換素子中の全画素にわたって
暗時出力の補正処理を行うのではなく、特定の画素に対
してのみ、補正処理を行うようにしたので、補正量を記
憶するための記憶容量が少ないもので済むという効果が
ある。また、必要以上の補正を行わないので、補正時間
も少なくて済むという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
すブロック結線図である。
【図2】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
す正面図である。
【図3】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
す特性図である。
【図4】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
す特性図である。
【図5】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
すフローチャートである。
【図6】本発明による画素信号補正装置の一実施例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光電変換素子列 2 A/D変換回路 3 暗時出力補正処理回路 4 EEPROM(半導体記憶回路) 41a 画素番号データ 41b 補正データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電変換素子と、 前記光電変換素子からの出力信号をA/D変換するA/
    D変換回路と、 前記複数の光電変換素子の暗時出力の補正量に関するデ
    ータを格納する記憶装置と、 前記A/D変換回路の出力信号を補正処理する制御装置
    とを具備し、 前記制御装置は、前記複数の光電変換素子中の特定の画
    素に対してのみ、補正処理を行うことを特徴とする画素
    信号補正装置。
  2. 【請求項2】前記記憶装置には、補正すべき画素を特定
    するためのデータと、暗時出力の補正量に関するデータ
    とを格納し、 前記制御装置は、前記補正すべき画素を特定するための
    データによって特定されたデータを、前記補正量に関す
    るデータに基づいて補正することを特徴とする請求項1
    に記載の画素信号補正装置。
  3. 【請求項3】前記特定の画素とは、前記補正量に関する
    データの大きい順に所定数の画素であることを特徴とす
    る請求項1および請求項2に記載の画素信号補正装置。
JP8023102A 1996-01-16 1996-01-16 画素信号補正装置 Pending JPH09200598A (ja)

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JP8023102A JPH09200598A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 画素信号補正装置

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JPH09200598A true JPH09200598A (ja) 1997-07-31

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ID=12101105

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JP (1) JPH09200598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015179128A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 キヤノン株式会社 焦点検出装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015179128A (ja) * 2014-03-18 2015-10-08 キヤノン株式会社 焦点検出装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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