JPH0920016A - インクジェットプリンタ - Google Patents
インクジェットプリンタInfo
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- JPH0920016A JPH0920016A JP17171495A JP17171495A JPH0920016A JP H0920016 A JPH0920016 A JP H0920016A JP 17171495 A JP17171495 A JP 17171495A JP 17171495 A JP17171495 A JP 17171495A JP H0920016 A JPH0920016 A JP H0920016A
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- Japan
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- ink
- carrier
- remaining
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Abstract
(57)【要約】
【課題】各インクタンク内のインク残量を確実に検出で
き、かつ小型化・コスト低減化を図れるようにする。 【解決手段】インク残量検出手段を1つの検出センサ2
2から形成し、該検出センサ22をキャリア2の移動経
路に沿った所定プリンタ本体1部分に装着し、キャリア
2が各インクタンク(12〜15)内のインク残量が検
出センサ22で検出可能な各検出位置に位置決めされる
ようにキャリア駆動手段5の駆動モータ6を制御する位
置制御手段(32,33)を設けた。
き、かつ小型化・コスト低減化を図れるようにする。 【解決手段】インク残量検出手段を1つの検出センサ2
2から形成し、該検出センサ22をキャリア2の移動経
路に沿った所定プリンタ本体1部分に装着し、キャリア
2が各インクタンク(12〜15)内のインク残量が検
出センサ22で検出可能な各検出位置に位置決めされる
ようにキャリア駆動手段5の駆動モータ6を制御する位
置制御手段(32,33)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ本体に所
定方向に移動可能に設けられたキャリアと、このキャリ
アを移動駆動するキャリア駆動手段と、このキャリアに
装着されたインクジェットカートリッジの複数のインク
タンクの残量を個別に検出可能なインク残量検出手段と
を備えたインクジェットプリンタに関する。
定方向に移動可能に設けられたキャリアと、このキャリ
アを移動駆動するキャリア駆動手段と、このキャリアに
装着されたインクジェットカートリッジの複数のインク
タンクの残量を個別に検出可能なインク残量検出手段と
を備えたインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10に、インクジェットプリン
タの従来構成を示す。これらの図において、1はプリン
タ本体,2はキャリア,5はキャリア駆動手段,10P
はインクジェットカートリッジ,41はヘッドギャップ
調整手段,51はメンテナンス部である。なお、8は、
用紙トレイ9等からなる給紙部である。
タの従来構成を示す。これらの図において、1はプリン
タ本体,2はキャリア,5はキャリア駆動手段,10P
はインクジェットカートリッジ,41はヘッドギャップ
調整手段,51はメンテナンス部である。なお、8は、
用紙トレイ9等からなる給紙部である。
【0003】キャリア2は、インクジェットカートリッ
ジ10Pを搭載しており、キャリア駆動手段5(駆動モ
ータ6,ベルト伝動機構7等)を介してキャリアシャフ
ト3およびガイドレール部4に沿って印字領域(L)の
内外を移動可能に設けられている。
ジ10Pを搭載しており、キャリア駆動手段5(駆動モ
ータ6,ベルト伝動機構7等)を介してキャリアシャフ
ト3およびガイドレール部4に沿って印字領域(L)の
内外を移動可能に設けられている。
【0004】インクジェットカートリッジ10Pは、図
8に示す如く、カートリッジ11のインクタンク(12
〜15)から供給されたインクを印字ヘッド16から搬
送面19上を搬送される印字媒体(P)へ向けて噴射可
能に構成されている。
8に示す如く、カートリッジ11のインクタンク(12
〜15)から供給されたインクを印字ヘッド16から搬
送面19上を搬送される印字媒体(P)へ向けて噴射可
能に構成されている。
【0005】ここにおいて、カートリッジ11には、所
定個数のインクタンク〔例えば、第1,第2,第3,第
4インクタンク(12,13,14,15)〕が個別に
着脱可能に装着されている。各インクタンク(12〜1
5)は、外側からインクの残量を検出できるように透明
とされている。第1インクタンク12には黒(K),第
2インクタンク13にはシアン(C),第3インクタン
ク14にはマゼンタ(M),第4インクタンク15には
イエロー(Y)のインクがそれぞれ収容されている。
定個数のインクタンク〔例えば、第1,第2,第3,第
4インクタンク(12,13,14,15)〕が個別に
着脱可能に装着されている。各インクタンク(12〜1
5)は、外側からインクの残量を検出できるように透明
とされている。第1インクタンク12には黒(K),第
2インクタンク13にはシアン(C),第3インクタン
ク14にはマゼンタ(M),第4インクタンク15には
イエロー(Y)のインクがそれぞれ収容されている。
【0006】キャリア2には、図9に示す如く、各イン
クタンク(12〜15)内のインクの残量を検出するイ
ンク残量検出手段21Pが設けられている。インク残量
検出手段21Pは、キャリア2の後部に支持部材26を
介して対応する各インクタンク(12〜15)と対向す
るように配設された第1,第2,第3,第4検出センサ
(22P,23,24,25)から形成されている。
クタンク(12〜15)内のインクの残量を検出するイ
ンク残量検出手段21Pが設けられている。インク残量
検出手段21Pは、キャリア2の後部に支持部材26を
介して対応する各インクタンク(12〜15)と対向す
るように配設された第1,第2,第3,第4検出センサ
(22P,23,24,25)から形成されている。
【0007】各検出センサ(22P〜25)は、対応す
る各インクタンク(12〜15)の下部に光を照射可能
な発光ダイオード等の発光部aと,各インクタンク(1
2〜15)の下部からの反射光を受光して電気信号を出
力可能なフォトダイオード等の受光部bとを含み構成さ
れている。
る各インクタンク(12〜15)の下部に光を照射可能
な発光ダイオード等の発光部aと,各インクタンク(1
2〜15)の下部からの反射光を受光して電気信号を出
力可能なフォトダイオード等の受光部bとを含み構成さ
れている。
【0008】例えば、使用に伴い第1インクタンク12
内の黒インク(K)の残量が設定量以下となった場合に
は、第1検出センサ22Pの発光部aから照射された光
が透明のタンク12内を通過してしまい、当該タンク1
2から受光部bに反射光が入光されなくなる。これによ
り、第1インクタンク12内の黒インク(K)の残量の
有無(上記の場合には、無し)を検出できる。
内の黒インク(K)の残量が設定量以下となった場合に
は、第1検出センサ22Pの発光部aから照射された光
が透明のタンク12内を通過してしまい、当該タンク1
2から受光部bに反射光が入光されなくなる。これによ
り、第1インクタンク12内の黒インク(K)の残量の
有無(上記の場合には、無し)を検出できる。
【0009】ヘッドギャップ調整手段41は、図10に
示す如く、偏心ブッシュ47を利用してインクジェット
カートリッジ10Pの姿勢を変更することにより,印字
ヘッド16と搬送面19との間隔(ヘッドギャップG)
を調整可能に構成されている。詳しくは、偏心ブッシュ
47は、プリンタ本体1に回転可能に支持されており、
キャリアシャフト3の端部は当該偏心ブッシュ47に偏
心した状態で保持されている。
示す如く、偏心ブッシュ47を利用してインクジェット
カートリッジ10Pの姿勢を変更することにより,印字
ヘッド16と搬送面19との間隔(ヘッドギャップG)
を調整可能に構成されている。詳しくは、偏心ブッシュ
47は、プリンタ本体1に回転可能に支持されており、
キャリアシャフト3の端部は当該偏心ブッシュ47に偏
心した状態で保持されている。
【0010】したがって、操作レバー48を用いて偏心
ブッシュ47を回動することにより、キャリアシャフト
3は偏心運動して高さ位置が変わる。その結果、キャリ
ア2(インクジェットカートリッジ10P)の姿勢が変
更され、ヘッドギャップGの調整が可能となる。この従
来例では、ヘッドギャップ調整手段41を用いて、ヘッ
ドギャップGを、薄手の印字媒体(例えば、カット用
紙)を印字する場合と,厚手の印字媒体(例えば、封
筒)を印字する場合とで、2段階に切替えるものとして
いる。
ブッシュ47を回動することにより、キャリアシャフト
3は偏心運動して高さ位置が変わる。その結果、キャリ
ア2(インクジェットカートリッジ10P)の姿勢が変
更され、ヘッドギャップGの調整が可能となる。この従
来例では、ヘッドギャップ調整手段41を用いて、ヘッ
ドギャップGを、薄手の印字媒体(例えば、カット用
紙)を印字する場合と,厚手の印字媒体(例えば、封
筒)を印字する場合とで、2段階に切替えるものとして
いる。
【0011】メンテナンス部51は、インクの目詰まり
等を防止する手段であり、印字領域(L)外に設けられ
ている。具体的には、メンテナンス部51は、図7に示
す如く、複数のワイパー(53,54)とキャップ55
とを有し、印字ヘッド16に残留付着したインクを拭き
取り(ワイピング)した後,当該ヘッド16をキャップ
55で被覆(キャッピング)してメンテナンス可能に構
成されている。
等を防止する手段であり、印字領域(L)外に設けられ
ている。具体的には、メンテナンス部51は、図7に示
す如く、複数のワイパー(53,54)とキャップ55
とを有し、印字ヘッド16に残留付着したインクを拭き
取り(ワイピング)した後,当該ヘッド16をキャップ
55で被覆(キャッピング)してメンテナンス可能に構
成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記インク
ジェットプリンタにおいても、他の電子機器と同様に一
層の需要拡大等を図るために、小型化・コスト低減化が
強く要請されている。かかる要請に応じるために、従来
より印字用構成部品の小型化・コスト低減化が種々試み
られているが、期待するほどの効果があがっていないの
が実情である。
ジェットプリンタにおいても、他の電子機器と同様に一
層の需要拡大等を図るために、小型化・コスト低減化が
強く要請されている。かかる要請に応じるために、従来
より印字用構成部品の小型化・コスト低減化が種々試み
られているが、期待するほどの効果があがっていないの
が実情である。
【0013】本発明の目的は、上記事情に鑑み、各イン
クタンク内のインク残量を確実に検出することができ、
かつ小型化・コスト低減化を図ることができるインクジ
ェットプリンタを提供することにある。
クタンク内のインク残量を確実に検出することができ、
かつ小型化・コスト低減化を図ることができるインクジ
ェットプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プリ
ンタ本体に所定方向に移動可能に設けられたキャリア
と、このキャリアを移動駆動するキャリア駆動手段と、
このキャリアに装着されたインクジェットカートリッジ
の複数のインクタンクの残量を個別に検出可能なインク
残量検出手段とを備えたインクジェットプリンタにおい
て、1つのインク残量検出手段を、前記キャリアの移動
経路に沿った所定プリンタ本体部分に装着し、前記キャ
リアが前記各インクタンク内のインク残量を該1つのイ
ンク残量検出手段で検出可能な各検出位置に位置決めさ
れるように前記キャリア駆動手段を制御する位置制御手
段を設けたことを特徴とする。
ンタ本体に所定方向に移動可能に設けられたキャリア
と、このキャリアを移動駆動するキャリア駆動手段と、
このキャリアに装着されたインクジェットカートリッジ
の複数のインクタンクの残量を個別に検出可能なインク
残量検出手段とを備えたインクジェットプリンタにおい
て、1つのインク残量検出手段を、前記キャリアの移動
経路に沿った所定プリンタ本体部分に装着し、前記キャ
リアが前記各インクタンク内のインク残量を該1つのイ
ンク残量検出手段で検出可能な各検出位置に位置決めさ
れるように前記キャリア駆動手段を制御する位置制御手
段を設けたことを特徴とする。
【0015】上記構成による請求項1の発明の場合、位
置制御手段は、キャリア駆動手段を制御して,キャリア
を各インクタンク内のインク残量が1つのインク残量検
出手段によって検出可能な各検出位置に位置決めする。
置制御手段は、キャリア駆動手段を制御して,キャリア
を各インクタンク内のインク残量が1つのインク残量検
出手段によって検出可能な各検出位置に位置決めする。
【0016】これにより、1つのインク残量検出手段で
各インクタンク内のインク残量を正確に検出することが
でき、各インクタンクに対応した個数分だけのインク残
量検出手段を備えた従来例に比べて大幅な小型化・コス
ト低減を図ることができる。
各インクタンク内のインク残量を正確に検出することが
でき、各インクタンクに対応した個数分だけのインク残
量検出手段を備えた従来例に比べて大幅な小型化・コス
ト低減を図ることができる。
【0017】請求項2の発明は、前記1つのインク残量
検出手段の装着箇所を印字領域外としたことを特徴とす
る。
検出手段の装着箇所を印字領域外としたことを特徴とす
る。
【0018】上記構成による請求項2の発明では、イン
ク残量検出手段を、例えば印字領域外にあるメンテナン
ス部の入口部分に装着することにより、メンテナンス時
間を利用して各インクタンク内のインク残量を検出する
ことができる。このように、無駄な時間を費やさないた
めにスループットの向上が図れる。
ク残量検出手段を、例えば印字領域外にあるメンテナン
ス部の入口部分に装着することにより、メンテナンス時
間を利用して各インクタンク内のインク残量を検出する
ことができる。このように、無駄な時間を費やさないた
めにスループットの向上が図れる。
【0019】請求項3の発明は、前記1つのインク残量
検出手段で前記各インクタンク内のインク残量を検出す
る場合にインクジェットカートリッジの姿勢を一定に保
持する姿勢矯正手段を設けたことを特徴とする。
検出手段で前記各インクタンク内のインク残量を検出す
る場合にインクジェットカートリッジの姿勢を一定に保
持する姿勢矯正手段を設けたことを特徴とする。
【0020】上記構成による請求項3の発明では、イン
クジェットカートリッジの姿勢を一定とした状態で各イ
ンクタンク内のインク残量を検出することができ、より
一層の検出精度の向上およびコスト低減を図ることがで
きる。
クジェットカートリッジの姿勢を一定とした状態で各イ
ンクタンク内のインク残量を検出することができ、より
一層の検出精度の向上およびコスト低減を図ることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図
1〜図6に示す如く、基本的構成は従来例(図7〜図1
0)と同様とされているが、インク残量検出手段21を
1つとするとともに、キャリア2を各インクタンク(1
2〜15)内のインク残量をインク残量検出手段21に
よって検出可能な各検出位置(P1〜P4)に位置決め
するための位置制御手段(32,33)と制御ユニット
31とを設けた構成とされている。
を参照して説明する。本インクジェットプリンタは、図
1〜図6に示す如く、基本的構成は従来例(図7〜図1
0)と同様とされているが、インク残量検出手段21を
1つとするとともに、キャリア2を各インクタンク(1
2〜15)内のインク残量をインク残量検出手段21に
よって検出可能な各検出位置(P1〜P4)に位置決め
するための位置制御手段(32,33)と制御ユニット
31とを設けた構成とされている。
【0022】また、インク残量検出手段21の装着箇所
を印字領域(L)外とし、当該検出手段21で各インク
タンク(12〜15)内のインク残量を検出する場合に
インクジェットカートリッジ10の姿勢を一定に保持す
る姿勢矯正手段61を設けている。
を印字領域(L)外とし、当該検出手段21で各インク
タンク(12〜15)内のインク残量を検出する場合に
インクジェットカートリッジ10の姿勢を一定に保持す
る姿勢矯正手段61を設けている。
【0023】なお、従来例(図7〜図10)と共通する
構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略
化又は省略する。
構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略
化又は省略する。
【0024】制御ユニット31は、本インクジェットプ
リンタ全体を駆動制御するもので、図4に示す如く、C
PU32,ROM33,RAM34,キーボード35,
表示器36,インターフェイス(I/F)37,入出力
ポート(I/O)38等から構成されている。インター
フェイス37には、例えばパーソナルコンピュータ(図
示省略)が接続されている。また、入出力ポート38に
は、インクジェットカートリッジ10,キャリア駆動手
段5の駆動モータ6および検出センサ22等が接続され
ている。
リンタ全体を駆動制御するもので、図4に示す如く、C
PU32,ROM33,RAM34,キーボード35,
表示器36,インターフェイス(I/F)37,入出力
ポート(I/O)38等から構成されている。インター
フェイス37には、例えばパーソナルコンピュータ(図
示省略)が接続されている。また、入出力ポート38に
は、インクジェットカートリッジ10,キャリア駆動手
段5の駆動モータ6および検出センサ22等が接続され
ている。
【0025】インク残量検出手段21は、1つの検出セ
ンサ22によって形成されている。検出センサ22は、
キャリア2の移動経路に沿った所定プリンタ本体1部分
に装着されており、対向するインクタンク(12〜1
5)の下部に光を照射可能な発光ダイオード等の発光部
aと,インクタンク(12〜15)からの反射光を受光
して電気信号を出力するフォトダイオード等の受光部b
とから形成されている。具体的には、インク残量検出手
段21は、印字領域(L)外にあるメンテナンス部51
の入口部分に姿勢矯正手段61の姿勢矯正ガイド63を
介して装着されている。
ンサ22によって形成されている。検出センサ22は、
キャリア2の移動経路に沿った所定プリンタ本体1部分
に装着されており、対向するインクタンク(12〜1
5)の下部に光を照射可能な発光ダイオード等の発光部
aと,インクタンク(12〜15)からの反射光を受光
して電気信号を出力するフォトダイオード等の受光部b
とから形成されている。具体的には、インク残量検出手
段21は、印字領域(L)外にあるメンテナンス部51
の入口部分に姿勢矯正手段61の姿勢矯正ガイド63を
介して装着されている。
【0026】ここにおいて、姿勢矯正手段61は、図6
(A)に示す如く、係合円筒部62と姿勢矯正ガイド6
3とを含み、インクジェットカートリッジ10が図1に
示すメンテナンス部51のワイパー52に達する前にヘ
ッドギャップ調整手段(41)で決められた姿勢とは無
関係な一定の姿勢に保持する手段である。なお、ワイパ
ー52は、姿勢矯正手段61で一定姿勢に保持されたイ
ンクジェットカートリッジ10の印字ヘッド16をワイ
ピング可能に形成されている。
(A)に示す如く、係合円筒部62と姿勢矯正ガイド6
3とを含み、インクジェットカートリッジ10が図1に
示すメンテナンス部51のワイパー52に達する前にヘ
ッドギャップ調整手段(41)で決められた姿勢とは無
関係な一定の姿勢に保持する手段である。なお、ワイパ
ー52は、姿勢矯正手段61で一定姿勢に保持されたイ
ンクジェットカートリッジ10の印字ヘッド16をワイ
ピング可能に形成されている。
【0027】係合円筒部62は、図6(B)に示す如
く、キャリア2の後端部に抓み62Aを介して回動可能
かつガイドレール部4上を摺動可能に設けられている。
姿勢矯正ガイド63は、図1に示す如く、メンテナンス
部51の入口部分に設けられており、係合円筒部62を
ガイドレール部4上を摺動する場合よりも持上げること
なく移動案内する入口部64と,係合円筒部62を持上
げつつ移動案内する傾斜部65と,係合円筒部62をガ
イドレール部4から離隔させてキャリア2(インクジェ
ットカートリッジ10)を一定の姿勢に保持する姿勢矯
正部66とから形成されている。
く、キャリア2の後端部に抓み62Aを介して回動可能
かつガイドレール部4上を摺動可能に設けられている。
姿勢矯正ガイド63は、図1に示す如く、メンテナンス
部51の入口部分に設けられており、係合円筒部62を
ガイドレール部4上を摺動する場合よりも持上げること
なく移動案内する入口部64と,係合円筒部62を持上
げつつ移動案内する傾斜部65と,係合円筒部62をガ
イドレール部4から離隔させてキャリア2(インクジェ
ットカートリッジ10)を一定の姿勢に保持する姿勢矯
正部66とから形成されている。
【0028】位置制御手段は、キャリア2が各インクタ
ンク(12〜15)内のインク残量をインク残量検出手
段21(検出センサ22)で検出可能な第1,第2,第
3,第4検出位置(P1,P2,P3,P4)〔図3参
照〕に位置決めされるようにキャリア駆動手段5(駆動
モータ6)を駆動制御する手段である。この実施例で
は、位置制御手段は、キャリア位置決めプログラムを格
納したROM33と,CPU32とから形成されてお
り、図5(A),(B)に示すST11〜26で実行さ
れる。
ンク(12〜15)内のインク残量をインク残量検出手
段21(検出センサ22)で検出可能な第1,第2,第
3,第4検出位置(P1,P2,P3,P4)〔図3参
照〕に位置決めされるようにキャリア駆動手段5(駆動
モータ6)を駆動制御する手段である。この実施例で
は、位置制御手段は、キャリア位置決めプログラムを格
納したROM33と,CPU32とから形成されてお
り、図5(A),(B)に示すST11〜26で実行さ
れる。
【0029】次に、この実施形態の作用を図5(A),
(B)に示すフローチャートに基づき説明する。キーボ
ード35等を介してメンテナンス指令が出力された場合
(ステップST10のYES)には、位置制御手段(3
2,33)は駆動モータ6を制御してキャリア2をメン
テナンス部51へ向けて移動させる(ST11)。
(B)に示すフローチャートに基づき説明する。キーボ
ード35等を介してメンテナンス指令が出力された場合
(ステップST10のYES)には、位置制御手段(3
2,33)は駆動モータ6を制御してキャリア2をメン
テナンス部51へ向けて移動させる(ST11)。
【0030】そして、キャリア2が、第1インクタンク
12が検出センサ22と対向する第1検出位置P1に到
達したところで、キャリア2を停止させる(ST12,
13)。その状態で、検出センサ22によって第1イン
クタンク12内のインク残量の有無が検出される(ST
14)。なお、インク残量が設定量以下であることが検
出された場合には、第1インクタンク12がエンプティ
である旨がRAM34に記憶されるとともに表示器36
に表示される。
12が検出センサ22と対向する第1検出位置P1に到
達したところで、キャリア2を停止させる(ST12,
13)。その状態で、検出センサ22によって第1イン
クタンク12内のインク残量の有無が検出される(ST
14)。なお、インク残量が設定量以下であることが検
出された場合には、第1インクタンク12がエンプティ
である旨がRAM34に記憶されるとともに表示器36
に表示される。
【0031】次に、キャリア2をメンテナンス部51に
向けて移動して第2インクタンク13内のインク残量を
検出可能な第2検出位置P2に位置決めし、検出センサ
22でインク残量の有無を検出する(ST15,16,
17,18)。同様にして、キャリア2を第3,第4検
出位置(P3,P4)に位置決めして第3,第4インク
タンク(14,15)内のインク残量の有無を検出する
(ST19〜ST26)。
向けて移動して第2インクタンク13内のインク残量を
検出可能な第2検出位置P2に位置決めし、検出センサ
22でインク残量の有無を検出する(ST15,16,
17,18)。同様にして、キャリア2を第3,第4検
出位置(P3,P4)に位置決めして第3,第4インク
タンク(14,15)内のインク残量の有無を検出する
(ST19〜ST26)。
【0032】なお、検出センサ22で各インクタンク
(12〜15)内のインク残量を検出する場合は、姿勢
矯正手段によってインクジェットカートリッジ10〔各
インクタンク(12〜15)〕は一定の姿勢に保持され
るので、一段と精度よくインク残量を検出できる。
(12〜15)内のインク残量を検出する場合は、姿勢
矯正手段によってインクジェットカートリッジ10〔各
インクタンク(12〜15)〕は一定の姿勢に保持され
るので、一段と精度よくインク残量を検出できる。
【0033】しかして、この実施の形態によれば、1つ
のインク残量検出手段21(検出センサ22)を、キャ
リア2の移動経路に沿った所定プリンタ本体1部分に装
着し、キャリア2が各インクタンク(12〜15)のイ
ンク残量をインク残量検出手段21で検出可能な各検出
位置(P1〜P4)に移動するように駆動モータ6を制
御する位置制御手段(32,33)を設けた構成とした
ので、各インクタンク(12〜15)内のインク残量を
確実に検出することができ、かつインク残量検出手段
(21)の設置個数の大幅減少により小型化・コスト低
減化を図ることができる。
のインク残量検出手段21(検出センサ22)を、キャ
リア2の移動経路に沿った所定プリンタ本体1部分に装
着し、キャリア2が各インクタンク(12〜15)のイ
ンク残量をインク残量検出手段21で検出可能な各検出
位置(P1〜P4)に移動するように駆動モータ6を制
御する位置制御手段(32,33)を設けた構成とした
ので、各インクタンク(12〜15)内のインク残量を
確実に検出することができ、かつインク残量検出手段
(21)の設置個数の大幅減少により小型化・コスト低
減化を図ることができる。
【0034】また、インク残量検出手段を、印字領域
(L)外のメンテナンス部51に設け、メンテナンス時
にインク残量検出を行うようにしたので、無駄な時間を
費やさず、スループットの向上を図れる。
(L)外のメンテナンス部51に設け、メンテナンス時
にインク残量検出を行うようにしたので、無駄な時間を
費やさず、スループットの向上を図れる。
【0035】また、検出センサ22でインク残量検出す
る場合にはインクジェットカートリッジ10の姿勢を一
定とするので、インク残量検出を一段と正確に行えると
ともに検出センサ22のコスト低減化も図れる。
る場合にはインクジェットカートリッジ10の姿勢を一
定とするので、インク残量検出を一段と正確に行えると
ともに検出センサ22のコスト低減化も図れる。
【0036】また、パーソナルコンピュータにインク無
しを報告して空印字によるデータの紛失を防ぐことがで
きる。
しを報告して空印字によるデータの紛失を防ぐことがで
きる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1つのインク
残量検出手段を、キャリアの移動経路に沿った所定プリ
ンタ本体部分に装着し、キャリアが各インクタンクのイ
ンク残量を該1つのインク残量検出手段で検出可能な各
検出位置に位置決めされるようにキャリア駆動手段を制
御する位置制御手段を設けた構成としたので、各インク
タンクのインク残量を確実に検出することができ、かつ
小型化・コスト低減化を図ることができる。
残量検出手段を、キャリアの移動経路に沿った所定プリ
ンタ本体部分に装着し、キャリアが各インクタンクのイ
ンク残量を該1つのインク残量検出手段で検出可能な各
検出位置に位置決めされるようにキャリア駆動手段を制
御する位置制御手段を設けた構成としたので、各インク
タンクのインク残量を確実に検出することができ、かつ
小型化・コスト低減化を図ることができる。
【0038】請求項2の発明によれば、インク残量検出
手段を、印字領域外(例えば、メンテナンス部)に設け
たので、無駄な時間を費やさず、スループットの向上を
図れる。
手段を、印字領域外(例えば、メンテナンス部)に設け
たので、無駄な時間を費やさず、スループットの向上を
図れる。
【0039】請求項3の発明によれば、インク残量検出
手段でインク残量の検出する場合にはインクジェットカ
ートリッジの姿勢を一定とするので、インク残量検出を
一段と正確に行えるとともに検出手段のコスト低減化を
図れる。
手段でインク残量の検出する場合にはインクジェットカ
ートリッジの姿勢を一定とするので、インク残量検出を
一段と正確に行えるとともに検出手段のコスト低減化を
図れる。
【図1】本発明の実施の形態を説明するための斜視図で
ある。
ある。
【図2】同じく、プリンタ本体側のインク残量検出手段
とキャリア側のインクタンクとの位置関係を説明するた
めの側面図である。
とキャリア側のインクタンクとの位置関係を説明するた
めの側面図である。
【図3】同じく、検出センサによるインクタンク内のイ
ンク残量検出を説明するための図である。
ンク残量検出を説明するための図である。
【図4】同じく、全体構成を説明するためのブロック図
である。
である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図6】同じく、姿勢矯正手段を説明するための図であ
る。
る。
【図7】インクジェットプリンタの従来構成を説明する
ための図である。
ための図である。
【図8】同じく、側面図である。
【図9】同じく、インク残量検出手段を説明するための
図である。
図である。
【図10】同じく、ギャップ調整手段を説明するための
図である。
図である。
1 プリンタ本体 2 キャリア 5 キャリア駆動手段 6 駆動モータ 10 インクジェットカートリッジ 11 カートリッジ 12 第1インクタンク 13 第2インクタンク 14 第3インクタンク 15 第4インクタンク 16 印字ヘッド 21 インク残量検出手段 22 検出センサ 32 CPU(位置制御手段) 33 ROM(位置制御手段) 61 姿勢矯正手段 63 姿勢矯正ガイド
Claims (3)
- 【請求項1】 プリンタ本体に所定方向に移動可能に設
けられたキャリアと、このキャリアを移動駆動するキャ
リア駆動手段と、このキャリアに装着されたインクジェ
ットカートリッジの複数のインクタンクの残量を個別に
検出可能なインク残量検出手段とを備えたインクジェッ
トプリンタにおいて、 1つのインク残量検出手段を、前記キャリアの移動経路
に沿った所定プリンタ本体部分に装着し、前記キャリア
が前記各インクタンク内のインク残量を該1つのインク
残量検出手段で検出可能な各検出位置に位置決めされる
ように前記キャリア駆動手段を制御する位置制御手段を
設けたことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 【請求項2】 前記1つのインク残量検出手段の装着箇
所を印字領域外としたことを特徴とする請求項1記載の
インクジェットプリンタ。 - 【請求項3】 前記1つのインク残量検出手段で前記各
インクタンク内のインク残量を検出する場合にインクジ
ェットカートリッジの姿勢を一定に保持する姿勢矯正手
段を設けたことを特徴とする請求項2記載のインクジェ
ットプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17171495A JP3169160B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17171495A JP3169160B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インクジェットプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0920016A true JPH0920016A (ja) | 1997-01-21 |
JP3169160B2 JP3169160B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=15928321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17171495A Expired - Fee Related JP3169160B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インクジェットプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169160B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17171495A patent/JP3169160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3169160B2 (ja) | 2001-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |