JPH09200133A - 光伝送装置 - Google Patents

光伝送装置

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JPH09200133A
JPH09200133A JP8003021A JP302196A JPH09200133A JP H09200133 A JPH09200133 A JP H09200133A JP 8003021 A JP8003021 A JP 8003021A JP 302196 A JP302196 A JP 302196A JP H09200133 A JPH09200133 A JP H09200133A
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JP
Japan
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signal
light emitting
optical
transmitter
level
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JP8003021A
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English (en)
Inventor
Kouichi Nagatoku
弘一 長徳
Masami Tomita
真巳 冨田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】伝送状態が最良となるように光信号の放射方向
を自動的に調整できる光伝送装置を提供する。 【解決手段】変調部11で入力信号SINを変調し、フィ
ルタ部12を介して信号MSとして加算部13に供給す
る。発振部14で信号MSとは周波数の異なる信号RS
を生成して加算部13で信号MSと加算し、信号MXと
して駆動部15に供給する。マイコン20からの信号C
Cにより、駆動部15に接続した赤外発光ダイオード1
6-1〜16-nのいずれかを選択して信号MXに基づき駆
動する。各赤外発光ダイオードは光の放射方向が異な
る。受信器で光信号を受信し、受信信号から信号RSの
帯域のレベルを検出し、検出結果に基づき受信器から光
信号を放射する。送信器10のフォトダイオード21で
この光信号を受信し、生成部22から判別信号HAをマ
イコン20に供給し、信号HAに基づき信号CCを生成
して伝送状態が良好となる赤外発光ダイオードを選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光伝送装置に関す
る。詳しくは、光伝送装置の送信器に、送信信号に基づ
いて光信号を放射する第1の発光手段と、第1の発光手
段から放射される光信号の放射方向を制御する方向制御
手段とを設け、光伝送装置の受信器には、送信器の第1
の発光手段から放射された光信号を受信して第1の受信
信号を生成する受光手段と、第1の受信信号から受信レ
ベル信号を生成する受信信号処理手段と、受信レベル信
号の信号レベルを検出し、検出結果に基づいて光信号を
放射する第2の発光手段とを設け、受信器の第2の発光
手段から放射された光信号に基づき、送信器の方向制御
手段によって、第1の発光手段から放射される光信号の
放射方向を制御して、伝送状態を最良とするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の光伝送装置、例えば伝送波として
赤外線を利用し、送信信号に基づいて赤外発光ダイオー
ドから赤外線である光信号を放射させ、この光信号をフ
ォトダイオードで受信して受信信号を得る光伝送装置に
おいて、光信号を放射させるために用いられる赤外発光
ダイオードは、赤外線の放射強度を高めるために指向性
が狭められている。
【0003】このため、放射された光信号をフォトダイ
オードで受信するためには、赤外発光ダイオードの光信
号の放射方向と対応する向きにフォトダイオードを調整
する必要がある。また、この光信号をいずれの方向から
でも簡単に受信できるものとするためには、複数の赤外
発光ダイオードを設けて、色々な方向に光信号を放射さ
せる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに1つの赤外発光ダイオードから出力される光信号を
フォトダイオードで受信する場合には、赤外発光ダイオ
ードの光信号の放射方向とフォトダイオードの向きを対
応させなければならず、位置調整の作業が煩雑となる。
【0005】また、この光信号をいずれの方向からでも
受信できるように複数の赤外発光ダイオードを設けた場
合には消費電力が大きくなるため、例えば光伝送装置が
電池で駆動される場合には動作時間が短いものとされて
しまう。
【0006】そこで、この発明では、伝送状態が最良と
なるように光信号の放射方向を自動的に調整できる光伝
送装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光伝送装
置は、送信信号として光信号を用いた光伝送装置であっ
て、光伝送装置は、光信号を送信する送信器と送信され
た光信号を受信する受信器を有し、送信器は、光信号を
放射する第1の発光手段と、第1の発光手段から放射さ
れる光信号の放射方向を制御する方向制御手段とを備
え、受信器は、送信器の第1の発光手段から放射された
光信号を受信して第1の受信信号を生成する受光手段
と、第1の受信信号に基づいて受信レベル信号を生成す
る受信信号処理手段と、受信レベル信号の信号レベルを
検出し、検出結果に基づいて光信号を放射する第2の発
光手段とを備え、送信器の方向制御手段では、受信器の
第2の発光手段から放射された光信号を受信して得た第
2の受信信号に基づいて、第1の発光手段から放射され
る光信号の放射方向を制御するものである。
【0008】また、送信器の第1の発光手段は、光の放
射方向の異なる複数の発光素子で構成され、送信器の方
向制御手段では、第2の受信信号に基づいて第1の発光
手段の発光素子を順次切り換えて、伝送状態が最良とな
る発光素子を選択するものである。
【0009】また、第1の発光手段は、単一の発光素子
で構成され、送信器の方向制御手段では、第2の受信信
号に基づいて単一の発光素子の光の放射方向を可変し、
伝送状態が最良となるように放射方向を設定するもので
ある。
【0010】さらに、送信器は、受信レベル検出用のレ
ベル検出信号を発生させる信号発生手段を有し、送信器
の第1の発光手段では、送信信号とレベル検出信号に基
づいて光信号を放射し、受信器の受信信号処理手段で
は、第1の受信信号に基づき、レベル検出信号の受信信
号から受信レベル信号を生成するものである。
【0011】この発明においては、受信器の受信信号処
理手段で生成される受信レベル信号の信号レベルで伝送
状態が判別されて、伝送状態に応じて第2の発光手段か
ら光信号が放射される。送信器の方向制御手段では、第
2の発光手段から放射された光信号を受信することによ
り、伝送状態を判別できるので、伝送状態が最良となる
ように第1の発光手段から放射される光信号の放射方向
を制御することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】続いてこの発明について図を参照
して説明する。図1は光伝送装置の送信器10の構成を
示している。
【0013】図1において、例えば映像や音声あるいは
データ等の信号を伝送する場合、これらの信号は入力信
号SINとして、信号変調部11に供給される。信号変調
部11では、入力信号SINが周波数変調されて変調信号
MSが生成される。この変調信号MSは帯域フィルタ部
12でこの変調信号MSの帯域以外の周波数成分の信号
が除去されて信号加算部13に供給される。
【0014】発振部14では、変調信号MSとは異なる
周波数であると共に、信号レベルが一定である受信レベ
ル検出用のレベル検出信号RSが生成される。このレベ
ル検出信号RSは信号加算部13に供給される。
【0015】信号加算部13では、変調信号MSとレベ
ル検出信号RSが加算されて伝送信号MXとしてダイオ
ード駆動部15に供給される。ダイオード駆動部15に
は複数の赤外発光ダイオード16-1〜16-nが接続され
る。これらの赤外発光ダイオード16-1〜16-nは、後
述するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」とい
う)20から供給される選択信号CCによって選択され
て、伝送信号MXに基づいて駆動され、光信号が放射さ
れる。
【0016】フォトダイオード21では、後述する受信
器30から放射された光信号が受信されて、光電変換に
よってセンサ信号SAが生成される。このセンサ信号S
Aは受信判別信号生成部22に供給される。なお、フォ
トダイオード21は、受信器30から放射された光信号
をいずれの方向からでも受信できるものである。
【0017】受信判別信号生成部22では、センサ信号
SAに基づき受信器30から放射された光信号を受信し
たか否かを示す判別信号HAが生成されてマイコン20
に供給される。
【0018】マイコン20では、受信判別信号生成部2
2からの判別信号HAに基づき、伝送信号MXによって
駆動される赤外発光ダイオードを選択するための選択信
号CCが生成される。
【0019】次に、光伝送装置の受信器30の構成を図
2に示す。図2において、送信器10の赤外発光ダイオ
ード16-1〜16-nのいずれかから放射された光信号
は、受信器30のフォトダイオード31で受信される。
フォトダイオード31では、受信された光信号に基づき
光電変換によってセンサ信号SBが生成される。このセ
ンサ信号SBは受信信号生成部32で増幅されて受信信
号XRとして帯域フィルタ部33,34に供給される。
【0020】帯域フィルタ部33では、受信信号XRか
ら変調信号MSに対応する帯域以外の周波数成分の信号
が除去されて信号MRとして信号復調部35に供給され
る。この信号復調部35では、信号MRが復調されて入
力信号SINに応じた出力信号SOUTが生成される。
【0021】帯域フィルタ部34では、受信信号XRか
らレベル検出信号RSに対応する帯域以外の周波数成分
の信号が除去されて信号RRとしてレベル検出部36に
供給される。レベル検出部36では、信号RRの信号レ
ベルに応じた受信レベル信号LCが生成される。この受
信レベル信号LCはマイコン37に供給される。
【0022】マイコン37では、受信レベル信号LCの
信号レベルを検出して光信号の受信レベルが判別されて
制御信号CTが生成される。この制御信号CTは、スイ
ッチ部40に供給される。
【0023】発振部41では、受信判別用の発振信号T
Aが生成されて、スイッチ部40の一方の端子に供給さ
れる。またスイッチ部40の他方の端子はダイオード駆
動部42に接続されており、このスイッチ部40のスイ
ッチ動作はマイコン37から供給される制御信号CTに
よって制御される。
【0024】ここで、マイコン37からの制御信号CT
によって、スイッチ部40が導通状態とされたときに
は、発振信号TAがダイオード駆動部42に供給され
る。ダイオード駆動部42には、赤外発光ダイオード4
3が接続されており、この赤外発光ダイオード43は、
発振信号TAに基づいて駆動され光信号が送信器に向け
て放射される。
【0025】次に光伝送装置の動作について説明する。
図3は、受信器30の動作を示すフローチャートであ
る。
【0026】図3において、ステップST1では、レベ
ル検出部36からの受信レベル信号LCの信号レベルが
マイコン37で読み込まれてステップST2に進む。
【0027】ステップST2では、受信レベル信号LC
の信号レベルの変化がないか否かが判別される。ここ
で、受信レベル信号LCの信号レベルの変化がないとき
にはステップST1に戻り再び受信レベル信号LCの信
号レベルが読み込まれる。また、信号レベルの変化が生
じたときにはステップST3に進む。
【0028】ステップST3では、受信レベル信号LC
の信号レベルが低下したか否かが判別される。ここで、
受信レベル信号LCの信号レベルが低下したことが検出
されないときにはステップST4に進み、信号レベルが
低下したことが検出されたときにはステップST5に進
む。
【0029】ステップST4では、制御信号CTの信号
レベルが例えばローレベル「L」とされて、スイッチ部
40は非導通状態とされる。このため、赤外発光ダイオ
ード43からの光信号の放射が停止されてステップST
1に戻る。
【0030】ステップST5では、制御信号CTの信号
レベルが例えばハイレベル「H」とされて、スイッチ部
40は導通状態とされる。このため、赤外発光ダイオー
ド43からの光信号の放射が行われてステップST1に
戻る。
【0031】次に、送信器10の動作を図4に示す。図
4に示すフローチャートにおいて、ステップST11で
は、赤外発光ダイオード16-1〜16-nの駆動順序が設
定される。例えばマイコン20からの選択信号CCによ
って、赤外発光ダイオード16-1から赤外発光ダイオー
ド16-nの方向(以下「順方向」という)に駆動順序が
設定されてステップST12に進む。
【0032】ステップST12では、選択信号CCによ
って、選択された赤外発光ダイオードが伝送信号MXに
基づいて駆動される。
【0033】次に、ステップST13では、マイコン2
0によって受信判別信号生成部22からの判別信号HA
が読み込まれてステップST14に進む。
【0034】ステップST14では、受信器30での受
信レベル信号LCの信号レベルが低下して送信器10の
判別信号HAの信号レベルが増加したか否かが判別され
る。ここで、信号レベルが増加していない場合にはステ
ップST15に進み、信号レベルが増加した場合にはス
テップST16に進む。
【0035】ステップST15では、駆動される赤外発
光ダイオードが順次切り換えられて端部の赤外発光ダイ
オードの位置とされたか否かが判別される。例えば駆動
順序が順方向である場合には、赤外発光ダイオード16
-nが駆動されたか否か、また駆動順序が逆方向(赤外発
光ダイオード16-nから赤外発光ダイオード16-1の方
向)である場合には、赤外発光ダイオード16-1が駆動
されたか否かが判別される。
【0036】ここで、端部の赤外発光ダイオードの位置
とされていない場合にはステップST20に進み、端部
の赤外発光ダイオードの位置とされた場合にはステップ
ST16に進む。
【0037】ステップST16では、駆動順序の方向が
反転されてステップST17に進む。
【0038】ステップST17では、駆動順序が反転さ
れた位置が所定回数同じ位置とされたか否かが判別され
る。例えば赤外発光ダイオード16-Aと赤外発光ダイオ
ード16-Bの位置で駆動順序が反転されると共に、この
反転が3回繰り返された時にはステップST18に進
み、繰り返されていないときにはステップST20に進
む。
【0039】ステップST18では、駆動順序が順方向
の時に反転された位置と駆動順序が逆方向の時に反転さ
れた位置の中間の赤外発光ダイオードが選択されてステ
ップST19に進む。
【0040】ステップST19では、判別信号HAの信
号レベルが増加したか否かが判別される。ここで、信号
レベルが増加していない場合にはステップST19に戻
り、信号レベルが増加した場合にはステップST20に
進む。
【0041】ステップST20では、駆動される赤外発
光ダイオードが1つ移動されるように選択信号CCが変
更されてステップST12に戻る。
【0042】このように受信器30では、送信器10か
らの送信信号の受信状態が良好でなく、所定レベルの受
信信号が得られない場合、赤外発光ダイオード43が発
振信号TAに基づいて駆動されて光信号が放射される。
【0043】また送信器10では、この受信器30の赤
外発光ダイオード43からの光信号が受信された場合、
送信器10からの光信号の放射方向が適正でないと判断
されて、伝送信号MXに基づいて光信号が放射される赤
外発光ダイオードが順次切り換えられる。
【0044】なお、受信器30の発振部41で発生され
る発振信号TAを変調信号MSおよびレベル検出信号R
Sとは異なる周波数に設定し、送信器10の受信判別信
号生成部22で、センサ信号SAの発振信号TAの周波
数成分に基づいて判別信号HAを生成するものとすれ
ば、さらに確実に放射方向の判別を行うことができる。
また、発振信号TAを変調信号MSおよびレベル検出信
号RSとは異なる周波数に設定するものとすれば、受信
器30で所定レベルの受信信号が得られたときに、赤外
発光ダイオード43から光信号を放射するものとしても
よい。
【0045】ここで、発振信号TAに基づき所定レベル
の受信信号XRを得ることができる赤外発光ダイオード
の範囲が検出されると、この範囲の中央に位置する赤外
発光ダイオードが選択されて、この赤外発光ダイオード
から伝送信号MXに基づき光信号が放射される。
【0046】また、赤外発光ダイオードが選択されて、
この赤外発光ダイオードから伝送信号MXに基づく光信
号が放射された場合、送信器10からの送信信号の受信
状態が良好でなく、所定レベルの受信信号が得られなく
なるまで、選択された赤外発光ダイオードから光信号が
放射される。
【0047】なお送信器10では、赤外発光ダイオード
を切り換えて光信号の放射方向を可変するものとした
が、図5に示すように1つの赤外発光ダイオードの向き
をモータで変えて光信号の放射方向を制御してもよい。
なお、図5において、図1と対応する部分については同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0048】図5に示す送信器50の信号加算部13に
はダイオード駆動部51が接続されており、ダイオード
駆動部51には赤外発光ダイオード52が接続される。
この赤外発光ダイオード52はモータ53で光信号の放
射方向が可変される。またマイコン54には、受信判別
信号生成部22から判別信号HAが供給されており、判
別信号HAに基づいてモータ駆動信号MDが生成され、
このモータ駆動信号MDによってモータ53が駆動され
る。
【0049】この送信器50においても、発振信号TA
に基づき所定レベルの受信信号XRを得ることができる
赤外発光ダイオード52の向きの範囲が検出されて、こ
の範囲の中央の向きに赤外発光ダイオード52の向きが
調整される。
【0050】このように、上述の実施の形態によれば、
送信信号の受信状態が良好となるように、赤外発光ダイ
オードが選択されあるいは向きが調整されるので、送信
器10の向きを調整することなく受信器30を送信器1
0の方向に向けるだけで、良好に信号の伝送を行うこと
ができる。
【0051】このため、例えばカメラ一体型ビデオテー
プレコーダの撮影画像信号を伝送してモニタ装置に撮像
画を表示させる場合、撮影中にカメラ一体型ビデオテー
プレコーダの送信器の向きをモニタ装置側に調整する必
要がなく、操作を非常に簡便とすることができる。また
複数の赤外発光ダイオードから受信状態が最良となる赤
外発光ダイオードが選択されて駆動されるので消費電力
が大きくならず、電池動作中、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダの動作時間が短くなることを防止できる。
【0052】さらに、送信器10,50と受信器30を
一体として送受信器を構成し、例えばフォトダイオード
21と受信判別信号生成部22に変えてフォトダイオー
ド31および受信信号生成部32を利用するものとし、
受信信号XRを、発振信号TAに対応する帯域以外の周
波数成分の信号を除去できる帯域フィルタを介してマイ
コン20,54に供給するものとすれば、送信側の送受
信器と受信側の送受信器の向きを調整しなくとも双方向
で良好に信号の伝送を行うことが可能となる。
【0053】なお、送信信号の出力手段は赤外発光ダイ
オードに限られるものではないことは勿論である。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、受信器の受信信号処
理手段で生成される受信レベル信号の信号レベルで伝送
状態が判別されて、伝送状態に応じて第2の発光手段か
ら光信号が放射される。また、送信器の方向制御手段で
は、第2の発光手段から放射された光信号を受信するこ
とにより、伝送状態を判別できるので、伝送状態が最良
となるように第1の発光手段から放射される光信号の放
射方向を制御される。
【0055】このため、送信器の向きを調整する操作が
必要なく、容易に信号の伝送を行うことができる。ま
た、複数の赤外発光ダイオードを用いて光信号を放射す
る必要がないので、消費電力が大きくなることも防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光伝送装置の送信器10の構成
を示す図である。
【図2】この発明に係る光伝送装置の受信器30の構成
を示す図である。
【図3】受信器30の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】送信器10の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】この発明に係る光伝送装置の送信器50の構成
を示す図である。
【符号の説明】
10,50 送信器 11 信号変調部 12,33,34 帯域フィルタ部 13 信号加算部 14,41 発振部 15,42,51 ダイオード駆動部 16-1〜16-n,43,52 赤外発光ダイオード 20,37,54 マイクロコンピュータ(マイコン) 21,31 フォトダイオード 22 受信判別信号生成部 32 受信信号生成部 35 信号復調部 36 レベル検出部 40 スイッチ部 53 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号として光信号を用いた光伝送装
    置において、 上記光伝送装置は、上記光信号を送信する送信器と送信
    された上記光信号を受信する受信器を有し、 上記送信器は、 上記光信号を放射する第1の発光手段と、 上記第1の発光手段から放射される光信号の放射方向を
    制御する方向制御手段とを備え、 上記受信器は、 上記送信器の第1の発光手段から放射された光信号を受
    信して第1の受信信号を生成する受光手段と、 上記第1の受信信号に基づいて受信レベル信号を生成す
    る受信信号処理手段と、 上記受信レベル信号の信号レベルを検出し、検出結果に
    基づいて光信号を放射する第2の発光手段とを備え、 上記送信器の方向制御手段では、上記受信器の第2の発
    光手段から放射された光信号を受信して得た第2の受信
    信号に基づいて、上記第1の発光手段から放射される光
    信号の放射方向を制御することを特徴とする光伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 上記送信器の第1の発光手段は、光の放
    射方向の異なる複数の発光素子で構成され、 上記送信器の方向制御手段では、上記第2の受信信号に
    基づいて上記第1の発光手段の発光素子を順次切り換え
    て、伝送状態が最良となる発光素子を選択することを特
    徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記送信器の第1の発光手段は、単一の
    発光素子で構成され、 上記送信器の方向制御手段では、上記第2の受信信号に
    基づいて上記単一の発光素子の光の放射方向を可変し、
    伝送状態が最良となるように放射方向を設定することを
    特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記送信器は、受信レベル検出用のレベ
    ル検出信号を発生させる信号発生手段を有し、 上記送信器の第1の発光手段では、上記送信信号と上記
    レベル検出信号に基づいて光信号を放射し、 上記受信器の受信信号処理手段では、上記第1の受信信
    号に基づき、上記レベル検出信号の受信信号から受信レ
    ベル信号を生成することを特徴とする請求項1記載の光
    伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112260763A (zh) * 2020-10-19 2021-01-22 中国核动力研究设计院 一种射线位置调制通信系统及通信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112260763A (zh) * 2020-10-19 2021-01-22 中国核动力研究设计院 一种射线位置调制通信系统及通信方法

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