JPH09198803A - ディジタル情報信号記録再生方法、ディジタル情報信号記録媒体及びディジタル情報信号記録再生装置 - Google Patents

ディジタル情報信号記録再生方法、ディジタル情報信号記録媒体及びディジタル情報信号記録再生装置

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JPH09198803A
JPH09198803A JP8025986A JP2598696A JPH09198803A JP H09198803 A JPH09198803 A JP H09198803A JP 8025986 A JP8025986 A JP 8025986A JP 2598696 A JP2598696 A JP 2598696A JP H09198803 A JPH09198803 A JP H09198803A
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bits
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Tadahiko Sakamoto
忠彦 坂本
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度分解能、高標本化周波数のディジタル
情報データを従来のCDの再生装置で再生したいという
要請がある。 【解決手段】 標本化周波数をF[Hz]とし、量子化
ビット数をNビットとし、1秒あたりのサブコードフレ
ーム数をKとし、1サブコードフレーム中の同期信号の
ビット数をSビットとし、1サブコードフレーム中の余
剰ビット数をRビットとし、1フレームのチャンネル数
をLとし、1サブコードフレームのディジタル情報信号
の総ビット数をQビットとしたとき、 Q =(F ×N ×L /K )+R +S を満たす2種類のディジタル情報信号記録媒体を提供す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディジタル情報信
号を第1フォーマット及び第2フォーマットを用いて記
録再生するディジタル情報信号記録再生方法と、このデ
ィジタル情報信号記録再生方法を用いて記録されたディ
ジタル情報信号記録媒体と、このディジタル情報信号記
録媒体を再生するディジタル情報信号記録再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル情報信号記録媒体の例
としてコンパクトディスク(以下、CD:Compact Disc
とする。)がある。従来のCDにおいては、オーディオ
信号をディジタルオーディオ信号とし、CDの規格によ
る符号化方法で符号化され、記録されている。図6に、
CD規格による信号フォーマットのフレームの構造図を
示す。1フレームは、1バイトのサブコード、12バイ
ト2チャンネル計24バイトのディジタル情報信号であ
るデータ(以下、誤り訂正符号を含まず音楽信号などの
実際のディジタル情報信号を実データという。)、各4
バイトのC1、C2誤り訂正符号(パリティ)の合計3
3バイトより構成されている。またフレームの先頭毎に
フレーム同期信号が付加されている。
【0003】図7にCDの規格による信号フォーマット
のサブコードフレームの構造図を示す。1サブコードフ
レームは98フレームで構成され、この1サブコードフ
レームの実データは24バイト×98フレーム=235
2バイトである。また1サブコードフレームの先頭の2
フレームのサブコードには、S0、S1という固有パタ
ーンが記録されており、これによりサブコードフレーム
の先頭が判別される。
【0004】CDの規格に採用された誤り訂正符号は、
CIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)と呼
ばれている。C1、C2誤り訂正符号は、高いランダム
エラー訂正能力を持つ誤り訂正符号であるReed-Solomon
符号である。CIRCは2段のReed-Solomon符号に、イ
ンターリーブによりバーストエラーをランダムエラーに
変換する手段を組み合わせたものである。
【0005】図8に従来のディジタル情報信号記録装置
のブロック図を示す。まず、ディジタル情報信号記録装
置には、音楽信号などの情報信号を標本化及び量子化し
たディジタル情報信号が入力される。ディジタル情報信
号は、CIRC符号化回路51により誤り訂正符号化さ
れる。ディジタル情報信号は、2バイトで構成された1
シンボルが、右チャンネル及び左チャンネルの計2チャ
ンネルにそれぞれ6シンボルづつ記録されており、1フ
レーム中の2バイト×6サンプル×2チャンネル=24
バイトが一つの単位となって、CIRC符号化回路51
に入力される。
【0006】図9に従来のディジタル情報信号記録装置
のCIRC符号化回路51の構成図を示す。偶数シンボ
ル遅延回路511、スクランブル回路512は、偶数番
目のシンボルのデータをそれぞれ2フレーム分遅延さ
せ、データの並び換えを行う回路である。これは、訂正
不能が生じた場合、隣接データから訂正不能で欠落した
部分を補間し、聴感上際だったノイズをなくすためにあ
る。
【0007】またC2符号化回路513は、元の符号2
4バイトに対しC2パリティの4バイトを算出して加え
る。インターリーブ回路514は、最大遅延が108フ
レームにおよぶインターリーブをかける。C1符号化回
路515は、元の符号とC2パリティを算出して加え、
この結果全データ長が32バイトになる。
【0008】奇数シンボル遅延回路516は、奇数番目
のシンボルのみ更に1フレーム遅延させる。遅延させる
理由は、ランダムエラーが2バイトにまたがって発生し
た場合、その影響が1つのC1符号系列上において1シ
ンボルにしか及ばないようにするためである。パリティ
反転回路517は、パリティの極性を反転させ、これに
よりすべてのデータが誤りなしと判断されることを防
ぐ。
【0009】このようにして得られたCIRCの符号化
出力は、図8において、サブコード付加回路52で32
バイト毎に1バイトのサブコードが付加される。ここで
上述のセクタ先頭を示すコードS0、S1もサブコード
として付加される。そして次のEight to Fourteen modu
lation変調(以下EFM変調という。)回路53でEF
M変調され、フレーム同期信号付加回路54においてフ
レームの先頭にフレーム同期信号が付加される。上述の
ように処理された信号がカッティングマシン55により
光ディスク原盤に記録される。このガラスディスク原盤
から所定の生産工程を経て複製されたディスクが現行の
CD56となる
【0010】図10に従来のディジタル情報信号再生装
置のブロック図を示す。本ブロック図はディジタル情報
信号再生装置のうち、特にディジタル情報信号処理を行
う回路を説明する。ディジタル情報信号処理は、符号化
の逆の順序で復合化処理を行う。CD56から光ピック
アップ57により符号化されているディジタル情報信号
が読み出され、フレーム同期信号検出分離回路58にお
いて、フレーム同期信号が検出されて分離される。次に
EFM復調回路59でEFM復調され、サブコード検出
分離回路60で1フレームの先頭のサブコードが検出さ
れて分離される。このサブコード検出分離回路10で
は、コードS0、S1を検出することにより、サブコー
ドフレームの先頭を判別する。そしてこのディジタル情
報信号はCIRC復号化回路61に入力される。
【0011】図11に従来のディジタル情報信号再生装
置のCIRC複号化回路61の構成図を示す。偶数シン
ボル遅延回路611は、1フレーム分の32バイトのう
ち偶数番目のシンボルを1フレーム遅延させる。次のパ
リティ反転回路612はパリティを反転させる。C1複
号化回路613はC1符号を用いて誤り訂正処理を行
う。これよりC1パリティを除いた28バイトが次のデ
インターリーブ回路614に送られデインターリーブさ
れる。
【0012】C2複号化回路615は、C2符号を用い
て誤り訂正処理を行う。これによりC2パリティを除い
た24バイトが次のデスクランブル回路616に送られ
スクランブルが解かれる。奇数シンボル遅延回路617
はスクランブルが解かれたデータの奇数番目のシンボル
を2フレーム分遅延されて1フレーム分24バイトのデ
ータが出力される。
【0013】上述の従来CDの規格に加え、CDの量子
化分解能より大きい量子化分解能で量子化したり、CD
の標本化周波数より高い標本化周波数でサンプリングす
ることで、より高品質または長時間の音楽信号を得たい
という要望がある。そしてこの際に、従来のCDの符号
化装置や復号化装置と共有できる部分を残したいという
要望がある。
【0014】このような発明の一例が、特開平7−21
1013号公報に開示されている。この発明ではディジ
タル信号を符号化する際に、1符号長を数フレーム長と
し、誤り訂正用の訂正パリティ数をCD規格より増して
符号化するようにしたことにより、CD規格に比して冗
長度を低減して、記録可能なデータ量を増加することが
でき、また1セクタ(1サブコードフレーム)をCD規
格の1セクタ(1サブコードフレーム)の実データ数に
等しくし、フレーム長をCD規格のフレーム長とほぼ同
じ大きさとし、サブコードをCD規格と同じくフレーム
の先頭1バイト付加するようにしたことにより、CDと
の互換性を維持し得るものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−2
11013号公報に開示された発明では1セクタ中のデ
ィジタル情報信号の実データの量を等しくするように構
成しているが、1セクタ(1サブコードフレーム)の全
データの量はCDと異なっている。すなわち、符号長や
パリティ位置が異なっている。このため、従来から用い
られている誤り訂正機能を有するCD信号処理用集積回
路を用いることができない。このため、音声信号系回路
が従来CD信号処理系と高標本高分解能信号処理系の2
種類が必要となり、そのままでは電子回路基板を小型化
できないという欠点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の発明によれば、第1フ
ォーマットと異なる標本化周波数、量子化ビット数の第
2フォーマットに基づいてディジタル情報信号を記録再
生するディジタル情報信号記録再生方法において、前記
第2フォーマットの1サブコードフレームのディジタル
情報信号の総ビット数及び1フレームのビット数を前記
第1フォーマットの1サブコードフレームのディジタル
情報信号の総ビット数及び1フレームのビット数と等し
くすることを特徴とする。
【0017】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、請求項1におけるディジタル情報信号記録再生方
法において、前記第1フォーマットはコンパクトディス
クフォーマットであることを特徴とする。
【0018】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、請求項1乃至請求項2におけるディジタル情報信
号記録再生方法において、1サブコードフレーム中に挿
入される同期信号のビット数と量子化ビット数とを同じ
数にし、同期信号は量子化されたオーディオ信号の最大
値または最小値であることを特徴とする。
【0019】また、本発明の請求項4に記載の発明によ
れば、請求項1乃至請求項3におけるディジタル情報信
号記録再生方法において、上記フレームに挿入されたサ
ブコード信号のサブコードQチャンネル信号のうち時間
情報の一つであるフレーム情報をバイナリ信号で記録
し、1秒当たりのフレーム情報を0フレームから最大2
55フレームまで記録することを特徴とする。
【0020】また、本発明の請求項5に記載の発明によ
れば、請求項1乃至請求項4におけるディジタル情報信
号記録再生方法において、上記サブコードQチャンネル
信号のゼロ領域に判別フラグを挿入することを特徴とす
る。
【0021】また、本発明の請求項6に記載の発明によ
れば、第1フォーマットを用いて記録再生される第1デ
ィジタル情報信号記録媒体と異なる標本化周波数、量子
化ビット数である第2フォーマットを用いて記録再生さ
れる第2ディジタル情報信号記録媒体であるディジタル
情報信号記録媒体において、前記第2ディジタル情報信
号記録媒体の1サブコードフレームのディジタル情報信
号の総ビット数及び1フレームのビット数を前記第1デ
ィジタル情報信号記録媒体の1サブコードフレームのデ
ィジタル情報信号の総ビット数及び1フレームのビット
数と等しくすることを特徴とする。
【0022】また、本発明の請求項7に記載の発明によ
れば、請求項6におけるディジタル情報信号記録媒体に
おいて、前記第1ディジタル情報信号記録媒体はコンパ
クトディスクであることを特徴とする。
【0023】また、本発明の請求項8に記載の発明によ
れば、請求項6乃至請求項7におけるディジタル情報信
号記録媒体において、1サブコードフレーム中に挿入さ
れる同期信号のビット数と量子化ビット数と同じであ
り、量子化されたオーディオ信号の最大値または最小値
が記録されていることを特徴とする。
【0024】また、本発明の請求項9に記載の発明によ
れば、請求項6乃至請求項8におけるディジタル情報信
号記録媒体において、上記フレームに挿入されたサブコ
ード信号のサブコードQチャンネル信号のうち時間情報
の一つであるフレーム情報をバイナリ信号で記録し、1
秒当たりのフレーム情報を0フレームから最大255フ
レームまで記録することを特徴とする。
【0025】また、本発明の請求項10に記載の発明に
よれば、請求項6乃至請求項9におけるディジタル情報
信号記録媒体において、上記フレームのサブコード信号
のうちサブコードQチャンネル信号のゼロ領域に判別フ
ラグを記録することを特徴とする。
【0026】また、本発明の請求項11に記載の発明に
よれば、ディジタル情報信号記録媒体と、該ディジタル
情報信号記録媒体の記録信号を読み取るピックアップ
と、該ピックアップから読み取った記録信号の信号処理
を行うディジタル情報信号処理回路と、ディジタル情報
をアナログ情報に変換するD/A変換回路とを備えたデ
ィジタル情報信号記録再生装置において、動作制御を行
う中央処理演算部と、第1フォーマット及び第1フォー
マットと異なる標本化周波数、量子化ビット数の第2フ
ォーマットにそれぞれ対応したクロックを発生するクロ
ック発生回路と、異なった量子化ビット数を並べ変えて
前記D/A変換回路に出力する並び換え生成回路と、デ
ィジタル情報信号を一時記憶するバッファメモリと、デ
ィジタル情報信号に挿入された同期信号を検出する同期
信号検出回路とをそれぞれ備えたことを特徴とする。
【0027】請求項1と請求項6とに記載の発明によれ
ば、1サブコードフレームのディジタル情報信号のビッ
ト数、1サブコードフレーム中の同期信号のビット数、
1サブコードフレーム中の余剰ビットのビット数を全て
足し合わせた1サブコードフレームのディジタル情報信
号の実データのビット数は第1フォーマットと第2フォ
ーマットとで共通であり、C1、C2誤り訂正符号長は
同じにして記録したので、2つのフォーマットは標本化
周波数と量子化ビット長以外は共通のフォーマットとす
ることができる。
【0028】請求項2と請求項7とに記載の発明によれ
ば、第1ディジタル情報信号記録媒体をCDと同じ仕様
としたので、CDと第2ディジタル情報信号記録媒体と
はフォーマットが共通であり、従来のCD信号処理用集
積回路を用いて再生できる。
【0029】請求項3と請求項8とに記載の発明によれ
ば、1サブコードフレーム中に挿入される同期信号を量
子化ビット数Nと同じにし、量子化されたオーディオ信
号のなかで出現頻度の低い最大値または最小値を同期信
号として用いるため、同期信号として確実に認識するこ
とができる。
【0030】請求項4と請求項9に記載の発明によれ
ば、上記フレームのサブコード信号のうちサブコードQ
チャンネル信号の時間情報のフレーム情報をバイナリ信
号で記録し、1秒当たりのフレーム情報を0フレームか
ら最大255フレームまで記録したので従来のCDより
多いフレーム数の記録が可能である。
【0031】請求項5と請求項10に記載の発明によれ
ば、上記フレームのサブコード信号のうちサブコードQ
チャンネル信号のゼロ領域に判別フラグを記録したの
で、TOC(Table of Contents)や
音楽信号領域のサブコードQチャンネル信号を読み込む
ことにより第1ディジタル情報信号記録媒体か第2ディ
ジタル情報信号記録媒体かを判別できる。
【0032】請求項11によれば、上記従来の第1ディ
ジタル情報信号記録媒体か第2ディジタル情報信号記録
媒体かを判別して再生するディジタル情報信号記録再生
装置を提供できる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1に、本発明によるディジタル
情報信号記録再生装置の一実施例の構成図を示す。な
お、本実施例では第1ディジタル情報信号記録媒体を従
来のCDとし、第2ディジタル情報信号記録媒体を高標
本化周波数及び高量子化ビット数の音楽情報信号が記録
された高品位CDとして以下の説明をおこなう。
【0034】光ディスク1は、音楽情報が光学的に再生
可能に記録されている。そして、この光ディスク1は、
CDか高品位CDかどちらかであるものとする。この光
ディスク1は、スピンドルモータ2に設けられたターン
テーブル3に載置されることで光ディスク1と光ピック
アップ4との相対位置が決定される。
【0035】再生スイッチを押すなどの入力操作により
再生動作を開始する。まず、スピンドルモータ2は線速
度一定制御(以下CLV制御という。)で制御されて光
ディスク1を回転させる。そして光ピックアップ4によ
り再生レーザ光が照射されてリードインエリアからTO
Cが読み出される。
【0036】読み出されたTOCは、ディジタル情報信
号処理回路5に入力される。ディジタル情報信号処理回
路5は、従来の技術で詳述したディジタル情報信号再生
装置のフレーム同期信号検出分離回路58、EFM復調
回路59、サブコード検出分離回路60、CIRC復号
化回路61で構成されるため、詳述は避ける。ディジタ
ル情報信号処理回路5により復号化されたTOCは中央
処理演算部6に入力される。
【0037】図2(a)にCDのサブコードQチャンネ
ルのデータ構造を示す構造図、図2(b)にCDのTO
Cのデータ構造を示す構造図を示す。中央処理演算部6
は、入力されたTOCのサブコードQチャンネルのZE
RO領域に立てられたフラグを検査する。CDにおいて
は、サブコードQチャンネルのZERO領域は、各ビッ
トがゼロの8ビットで構成される。高品位CDにおいて
もCDと同様なデータ構造でサブコードQチャンネルと
TOCを設ける。この際、高品位CDのサブコードフレ
ームの数を示すFRAME、PFRAMEの数が変更さ
れる。この変更に関しては後に詳述する。
【0038】高品位CDにおけるサブコードQチャンネ
ルとTOCのZERO領域には、例えば8ビットのHと
なるように構成すれば従来のCDとの判別が容易にでき
る。また、フラグはゼロでなければよいので255通り
の組み合わせが考えられるが、どのフラグを選択しても
本発明の実施は可能である。
【0039】このとき、TOCを読み出すときはCDと
同じ標本化周波数である44.1kHz、同じ量子化ビ
ット数である16ビットで書き込まれているものとす
る。このようにすればCDでも高品位CDでもTOCを
読み出すときはCDと同じように読み出したのち、CD
か高品位CDかを判別したあとにクロックを切り換える
ことができる。
【0040】光ディスクの種類判別後、中央処理演算部
6はクロック発生回路7にクロック切換を指令する。本
実施例の場合、CDで使用されるディジタル情報信号処
理回路5のLSIの動作クロックは16.9344MH
zであり、高品位CDの信号処理で使用されるディジタ
ル情報信号処理回路のLSIの動作クロックは28.9
01376MHzが入力される。動作クロックの導出方
法も後に詳述する。
【0041】動作クロックが切り換えられたのでディジ
タル情報信号処理回路5、同期信号検出回路8及び並び
換え生成回路9はその光ディスクの種類に応じて信号を
読み取ることができる。光ディスク1から読み出された
ディジタル情報信号は、ディジタル情報信号処理回路5
に入力される。
【0042】図3は、ディジタル情報信号処理回路5で
復号化された高品位CDのディジタル情報信号の概念図
である。このディジタル情報信号は、サブコード信号、
パリティ信号、同期信号が分離された純粋なディジタル
情報信号となっている。このディジタル情報信号のデー
タ構造も後に詳述する。
【0043】このディジタル情報信号は、同期信号検出
回路8に入力される。同期信号検出回路8では、高品位
CDのディジタル情報信号に挿入された同期信号を検出
することでサブコードフレームを判別する。図4に本発
明による同期検出回路の実施例の構成図を示す。20個
のEX−OR回路とこれらEX−OR回路の全ての出力
の和をとるAND回路で構成される。中央処理演算部6
に接続された同期パターン設定部には、中央処理演算部
6から7FFFFHまたは80000Hの同期信号パタ
ーンが入力されている。
【0044】ディジタル情報信号と同期信号パターンと
が一致したとき、一致信号が出力される。一致信号が出
力されたときから中央処理演算部6はビット数をカウン
トし、高品位CDなら20ビット毎に、従来のCDなら
16ビット毎に並び換え生成回路9に同期信号を出力し
て同期させるように制御する。
【0045】同期信号が判別されたディジタル情報信号
は、並び換え生成回路9に入力され、高品位CDのディ
ジタル情報信号に変換される。このディジタル情報は並
び換え生成回路9からバッファ10に一時記憶され、デ
ータの処理が行い易い配列にする。この並び換え生成回
路9は、従来のCDを再生するなら16ビットのディジ
タル情報信号をシリアルパラレル変換を行ったのちD/
A変換回路11に送る。また、高品位CDのディジタル
情報信号を再生するなら20ビットのディジタル情報信
号をシリアルパラレル変換を行ったのちD/A変換回路
11に送る。本実施例では高品位CDのディジタル情報
は20ビットとしているが、24ビット、36ビット等
設定が可能である。
【0046】左右両チャンネルのD/A変換回路11に
送られた後アナログ信号に変換された情報信号は、外部
端子12から出力される。外部端子12からオーディオ
アンプ等に出力され増幅等がなされる。本再生装置はこ
のように構成される。
【0047】次に、本実施例における従来のCDと高品
位CDと互換性を有するディジタル光情報信号記録再生
の記録フォーマットの仕様について示す。第1フォーマ
ットおよび第1フォーマットと異なる標本化周波数、量
子化ビット数の第2フォーマットに基づいてディジタル
情報信号を記録再生する場合、情報信号を標本化する標
本化周波数を前記第1フォーマットにおいてF[Hz]
そして前記第2フォーマットにおいてF’[Hz]と
し、標本化した情報信号をディジタル情報信号とするた
めに量子化するときの量子化ビット数を前記第1フォー
マットにおいてNビットそして前記第2フォーマットに
おいてN’ビットとし、ディジタル情報信号を有する1
フレームのディジタル情報信号の総ビット数を前記第1
フォーマットにおいてIビットそして前記第2フォーマ
ットにおいてI’ビットとし、1サブコードフレーム中
に有する総フレーム数を前記第1フォーマットにおいて
Jそして前記第2フォーマットにおいてJ’とし、1秒
あたりのサブコードフレーム数を前記第1フォーマット
においてKそして前記第2フォーマットにおいてK’と
し、1サブコードフレーム中に同期信号を挿入するため
に確保される同期信号のビット数を前記第1フォーマッ
トにおいてSビットそして前記第2フォーマットにおい
てS’ビットとし、1サブコードフレーム中に数値調整
用に確保される余剰ビットのビット数を前記第1フォー
マットにおいてRビットそして前記第2フォーマットに
おいてR’ビットとし、1フレームのチャンネル数を第
1フォーマットにおいてLそして前記第2フォーマット
においてL’し、1サブコードフレームのディジタル情
報信号の総ビット数であるQビットを前記第1フォーマ
ットと前記第2フォーマットにおいて等しくし、上記数
値は、 Q =I × J +R +S =I’× J’+R’+S’ =(F ×N ×L /K )+R +S =(F’×N’×L’/K’)+R’+S’ とするものである。
【0048】次に、具体的に詳述する。第1フォーマッ
トを従来のCDとする。情報信号を標本化する標本化周
波数Fを44.1kHzとし、標本化した情報信号をデ
ィジタル情報信号とするための量子化ビット数Nを16
ビットとし、 サブコード信号、パリティ信号、同期信
号及びディジタル情報信号を少なくとも有する1フレー
ムのディジタル情報信号の総ビット数Iを12シンボル
とし、1サブコードフレーム中に有する総フレーム数J
を98個とし、1秒あたりのサブコードフレーム数Kを
75個とし、1サブコードフレーム中に数値調整用に確
保される余剰ビット数Rを0ビットとし、1サブコード
フレーム中に同期信号を挿入するために確保される同期
信号のビット数Sを0ビットとし、1フレームのチャン
ネル数Lを左右2チャンネルとし、CDと高品位CDと
に記録された1サブコードフレームのディジタル情報信
号の総ビット数を共通のQビットとする。
【0049】これにより1サブコードフレームに記録さ
れるディジタル情報信号の総ビット数は、 Q =I ×J +R +S =192×98+0 +0 =(F ×N ×L /K )+R+S =(44.1×1000×16×2/75)+0+0 =18816ビット (1) となる。
【0050】高品位CDの1サブコードフレームに記録
されるディジタル情報信号の総ビット数をCDの188
16ビットと同数となるようにする場合は以下のように
する。第2フォーマットを高品位CDとし、目標とする
量子化ビット数を20ビット、標本化周波数を60kH
zおよびチャンネル数を左右2チャンネルとする。情報
信号を標本化する仮の標本化周波数を60kHzとし、
標本化した情報信号をディジタル情報データ信号とする
ために量子化する量子化ビット数Nを20ビットとし、
1サブコードフレーム中に同期信号を挿入するために確
保される同期信号のビット数Sを20ビットとしたと
き、1サブコードフレーム中に数値調整用に確保される
余剰ビットのビット数をRビットとし、1フレームのチ
ャンネル数を2とし、第1ディジタル情報信号記録媒体
と第2ディジタル情報信号記録媒体とに記録された1サ
ブコードフレームのディジタル情報信号の総ビット数を
共通のQビットとする。
【0051】1サブコードフレームに記録できるサンプ
ル数18816ビットから同期信号20ビットをとると
18796ビットとなる。この同期信号を除いた187
96ビットが記録できる1チャンネルあたりのシンボル
数は18796/20/2=469.9シンボル記録で
きる。しかし、このままでは整数とならないので1チャ
ンネルのシンボル数を469サンプルとする。余剰ビッ
トRは1サブコードフレームあたり0.9×20×2=
36ビットとなる。これは図3に余剰ビットとして示さ
れている。この余剰ビットは非使用領域として保留す
る。
【0052】オーディオデータの配置方法としては、オ
ーディオ信号の右チャンネルをRチャンネル、左チャン
ネルをLチャンネルとした場合、例えば同期信号につづ
いてLチャンネルのシンボルであるL1シンボルから始
まり、続いてR1シンボル,L2シンボル,R2シンボ
ルのように並べる。但しすべてのサブコードフレームに
ついてこの配置を同じにする。ディジタル情報信号記録
再生装置では、同期信号を検出後、この配置から、元の
左右2チャンネルのオーディオデータに再配置する。
【0053】次に、標本化周波数の決定について説明す
る。1サブコードフレームは、前述のようにLR各46
9シンボルからなるので、1秒を構成するサブコードフ
レーム数は、 60×1000Hz/469シンボル=127.9サブコードフレーム (2) になる。この結果が整数でないので、整数にするため、
ここでは、128サブコードフレームとする。従って標
本化周波数は、 128サブコードフレーム×469シンボル=60032Hz=60.032k Hz (3) となる。
【0054】この60.032kHzの周波数を使用す
れば、サブコードQチャンネルの時間情報は正確に挿入
できる。これにより1サブコードフレームに記録される
総ビット数は、 Q =I’ ×J’ +R’+S’ =20 ×469×2+20+36 =(F’×N’×L’/K’)+R’+S’ =(60.032×1000×20×2/128)+20+36 =18816ビット (4) となり1サブコードフレームのデータ構造はCDフォー
マットの仕様と共通にすることができる。
【0055】次に、動作クロックの導出方法について説
明する。従来のCDのディジタル情報信号処理回路の動
作周波数は、通常標本化周波数の384倍である16.
9344MHzが使用されている。高品位CDのディジ
タル情報信号処理の場合の動作周波数は、標本化周波数
が60.032kHzであることと、量子化分解能が1
6ビットから20ビットへ増加して(20/16)倍に
なることと、サブコードフレーム単位で20ビットの同
期パターンと余り36ビットが増加することにより次式
により求められる。
【0056】 60.032kHz×384×(20/16) ×(1サブコードフレームのオーディオデータ量+56ビット) /(1サブコードフレームのオーディオデータ量) =60.032kHz×384×(20/16)×(18816/18760) 60.032kHz×384×(84/67) =28.901376MHz (5 ) となる
【0057】高品位CDのディジタル情報信号のサブコ
ードQチャンネルのデータ構造及びTOCのデータ構造
において、サブコードフレームの数を示すFRAME、
PFRAMEの数は0から74までが0から127まで
に変更される。このとき、上記サブコードフレームのサ
ブコード信号のうちサブコードQチャンネル信号の時間
情報のサブコードフレーム情報をバイナリ信号で記録
し、1秒当たりのサブコードフレーム情報を0フレーム
から最大255フレームまで記録できるようになってい
るので変更は可能である。
【0058】以上のように記録されたデータ構造がどの
ようになっているかを、図3のディジタル情報信号処理
回路で復号化された高品位CDであるディジタル情報信
号の概念図を用いて説明する。このディジタル情報信号
には、サブコード信号、パリティ信号、同期信号が分離
された純粋なディジタル情報信号、つまり実データとな
っている。同期信号の20ビットがまず挿入されてい
る。
【0059】この1サブコードフレーム中に挿入される
同期信号の20ビットは、量子化ビット数Nと同じに
し、量子化されたオーディオ信号のなかで出現頻度の最
大値である7FFFFHまたは最小値である80000
Hとして記録した。
【0060】このとき20ビット1シンボルとなってい
るが1フレーム196ビットであるため1フレームに記
録されるシンボルは整数とならず、2フレームにわたっ
て1サンプルの20ビットが記録されている。そして、
最後に残りが生じる。ここは保留領域として確保してお
く。余剰ビットは、データの最後を示す信号を挿入する
など種々の用途が見込める。
【0061】図5に本発明によるディジタル情報信号記
録再生装置の動作フローチャートを示す。ステップS1
は、再生キー等の入力に基づいてディジタル情報記録媒
体の再生を開始させるステップである。ステップS2
は、従来のCD用のクロックを発生するようにクロック
発生回路7に指令するステップである。高品位CDのリ
ードイン部は従来のCDと同じ仕様でTOCが記録され
ているので、従来のCDも高品位CDも読み取ることが
できる。
【0062】ステップS3は、並び換え生成回路をCD
の16ビット用に設定するステップである。 ステップ
S4は、D/A変換回路をCDの16ビット用に設定す
るステップである。ステップS3,S4によりディジタ
ル情報信号記録再生装置はCDを再生するように設定さ
れる。
【0063】ステップS5は、TOCを読み込むステッ
プである。ステップS6は、読み込んだTOCのZER
O領域を調べ、判別フラグを検索するステップである。
もし判別フラグが立っているならば、高品位CDと判定
しステップS7へジャンプし、もし判別フラグが立って
いないならば従来のCDと判定しステップS10へジャ
ンプする。
【0064】ステップS7は、従来のCD用のクロック
から高品位CD用のクロックを発生するようにクロック
発生回路7に指令するステップである。高品位CDのフ
ォーマットで記録されているディジタル情報を読み取る
ことができる。ステップS8は、並び換え生成回路を高
品位CD用の20ビット出力に設定するステップであ
る。
【0065】ステップS9は、D/A変換回路を高品位
CD用の20ビットに設定するステップである。ステッ
プS10は、終了を示すステップであり、この後記録再
生動作に移る。これにより従来のCDでも高品位CDで
も判別フラグにより各部設定を切り換えて記録再生でき
る。
【0066】本実施例では一方を従来のCDとして他方
を高品位CDとして説明を行った。しかし、両方共に高
品位CDであっても本発明の実施は可能である。実施例
に示した設計に従って任意の第1ディジタル情報信号及
び第2ディジタル情報信号という2種のディジタル情報
信号の記録再生方法によりディジタル情報信号記録媒
体、ディジタル情報信号記録再生装置の提供が可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明のディジタル情報信号記録再生方
法、ディジタル情報信号記録媒体及びディジタル情報信
号記録再生装置によれば、1フレーム中のディジタル情
報信号の実データ量を等しくし、かつ、1サブコードフ
レームの全データ量はCDと同じである高品位CDの記
録再生方法、記録媒体、記録再生装置を提供することが
できる。すなわち、符号長やパリティ位置が同じである
ため、従来から用いられている誤り訂正機能を有するC
D用LSIを用いることができ、音声信号系回路が従来
CD用音声信号系と共通化できる。したがって、電子回
路基板が小型化できポータブルサイズの高品位CD、C
Dに対しコンパチブルであるプレーヤを設計する場合小
形化が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル情報信号記録再生装置
の一実施例の構成図。
【図2】(a)はCDのサブコードQチャンネルのデー
タ構造を示す構造図、(b)はCDのTOCのデータ構
造を示す構造図。
【図3】本発明による高品位CDのディジタル情報信号
の概念図。
【図4】本発明による同期検出回路の実施例の構成図。
【図5】本発明によるディジタル情報信号記録再生装置
の動作フローチャート。
【図6】CD規格による信号フォーマットのフレームの
構造図。
【図7】CDの規格による信号フォーマットのサブコー
ドフレームの構造図。
【図8】従来のディジタル情報信号記録装置のブロック
図。
【図9】従来のディジタル情報信号記録装置のCIRC
符号化回路51の構成図。
【図10】従来のディジタル情報信号再生装置のブロッ
ク図。
【図11】従来のディジタル情報信号再生装置のCIR
C複号化回路61の構成図。
【符号の説明】
1・・・光ディスク 2・・・スピンドルモータ 3・・・ターンテーブル 4・・・光ピックアップ 5・・・ディジタル情報信号処理回路 6・・・中央処理演算部 7・・・クロック発生回路 8・・・同期信号検出回路 9・・・並び換え生成回路 10・・バッファ 11・・D/A変換回路 12・・外部端子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1フォーマットと異なる標本化周波数、
    量子化ビット数の第2フォーマットに基づいてディジタ
    ル情報信号を記録再生するディジタル情報信号記録再生
    方法において、前記第2フォーマットの1サブコードフ
    レームのディジタル情報信号の総ビット数及び1フレー
    ムのビット数を前記第1フォーマットの1サブコードフ
    レームのディジタル情報信号の総ビット数及び1フレー
    ムのビット数と等しくすることを特徴とするディジタル
    情報信号記録再生方法。
  2. 【請求項2】請求項1におけるディジタル情報信号記録
    再生方法において、前記第1フォーマットはコンパクト
    ディスクフォーマットであることを特徴とするディジタ
    ル情報信号記録再生方法。
  3. 【請求項3】請求項1乃至請求項2におけるディジタル
    情報信号記録再生方法において、1サブコードフレーム
    中に挿入される同期信号のビット数と量子化ビット数と
    を同じ数にし、同期信号は量子化されたオーディオ信号
    の最大値または最小値であることを特徴とするディジタ
    ル情報信号記録再生方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3におけるディジタル
    情報信号記録再生方法において、 上記フレームに挿入されたサブコード信号のサブコード
    Qチャンネル信号のうち時間情報の一つであるフレーム
    情報をバイナリ信号で記録し、1秒当たりのフレーム情
    報を0フレームから最大255フレームまで記録するこ
    とを特徴とするディジタル情報信号記録再生方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4におけるディジタル
    情報信号記録再生方法において、上記サブコードQチャ
    ンネル信号のゼロ領域に判別フラグを挿入することを特
    徴とするディジタル情報信号記録再生方法。
  6. 【請求項6】第1フォーマットを用いて記録再生される
    第1ディジタル情報信号記録媒体と異なる標本化周波
    数、量子化ビット数である第2フォーマットを用いて記
    録再生される第2ディジタル情報信号記録媒体であるデ
    ィジタル情報信号記録媒体において、前記第2ディジタ
    ル情報信号記録媒体の1サブコードフレームのディジタ
    ル情報信号の総ビット数及び1フレームのビット数を前
    記第1ディジタル情報信号記録媒体の1サブコードフレ
    ームのディジタル情報信号の総ビット数及び1フレーム
    のビット数と等しくすることを特徴とするディジタル情
    報信号記録媒体。
  7. 【請求項7】請求項6におけるディジタル情報信号記録
    媒体において、前記第1ディジタル情報信号記録媒体は
    コンパクトディスクであることを特徴とするディジタル
    情報信号記録媒体。
  8. 【請求項8】請求項6乃至請求項7におけるディジタル
    情報信号記録媒体において、1サブコードフレーム中に
    挿入される同期信号のビット数と量子化ビット数と同じ
    であり、量子化されたオーディオ信号の最大値または最
    小値が記録されていることを特徴とするディジタル情報
    信号記録媒体。
  9. 【請求項9】請求項6乃至請求項8におけるディジタル
    情報信号記録媒体において、上記フレームに挿入された
    サブコード信号のサブコードQチャンネル信号のうち時
    間情報の一つであるフレーム情報をバイナリ信号で記録
    し、1秒当たりのフレーム情報を0フレームから最大2
    55フレームまで記録することを特徴とするディジタル
    情報信号記録媒体。
  10. 【請求項10】請求項6乃至請求項9におけるディジタ
    ル情報信号記録媒体において、上記フレームのサブコー
    ド信号のうちサブコードQチャンネル信号のゼロ領域に
    判別フラグを記録することを特徴とするディジタル情報
    信号記録媒体。
  11. 【請求項11】ディジタル情報信号記録媒体と、該ディ
    ジタル情報信号記録媒体の記録信号を読み取るピックア
    ップと、該ピックアップから読み取った記録信号の信号
    処理を行うディジタル情報信号処理回路と、ディジタル
    情報をアナログ情報に変換するD/A変換回路とを備え
    たディジタル情報信号記録再生装置において、動作制御
    を行う中央処理演算部と、 第1フォーマット及び第1フォーマットと異なる標本化
    周波数、量子化ビット数の第2フォーマットにそれぞれ
    対応したクロックを発生するクロック発生回路と、異な
    った量子化ビット数を並べ変えて前記D/A変換回路に
    出力する並び換え生成回路と、ディジタル情報信号を一
    時記憶するバッファメモリと、ディジタル情報信号に挿
    入された同期信号を検出する同期信号検出回路とをそれ
    ぞれ備えたことを特徴とするディジタル情報信号記録再
    生装置。
JP8025986A 1996-01-19 1996-01-19 ディジタル情報信号記録再生方法、ディジタル情報信号記録媒体及びディジタル情報信号記録再生装置 Withdrawn JPH09198803A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6519410B1 (en) 1999-03-09 2003-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, apparatus and method for recording or reproducing the recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6519410B1 (en) 1999-03-09 2003-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, apparatus and method for recording or reproducing the recording medium

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