JPH09198786A - ゾーンテクスチャ付磁気ディスク媒体を有する磁気ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents

ゾーンテクスチャ付磁気ディスク媒体を有する磁気ディスク装置及びその制御方法

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JPH09198786A
JPH09198786A JP8009819A JP981996A JPH09198786A JP H09198786 A JPH09198786 A JP H09198786A JP 8009819 A JP8009819 A JP 8009819A JP 981996 A JP981996 A JP 981996A JP H09198786 A JPH09198786 A JP H09198786A
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magnetic
magnetic disk
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disk
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Koji Kodama
浩二 小玉
Yoshio Nakagawa
宣雄 中川
Shinichiro Kuno
眞一郎 久野
Kenichi Gomi
憲一 五味
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
    • G11B5/5526Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐摺動性能及び耐摩耗性能の双方を向上させ、
ゾーンテクスチャによる粘着防止効果を一層顕著とする
磁気ディスク装置を実現する。 【解決手段】アイドル動作モードの実行中は、磁気ヘッ
ド2をヘッド接触保持ゾーン5aに比べてディスクの表
面粗さが細かいヘッド浮上待機ゾーン4に位置決めす
る。ディスク回転起動時には、磁気ヘッド2をヘッド接
触保持ゾーン5aからヘッド浮上待機ゾーン4へ移動さ
せた後に、ディスク回転速度を増大させて、定常の回転
速度に移行させる。定常回転中のディスク媒体の回転を
停止させるときには、磁気ヘッド2をヘッド浮上待機ゾ
ーン4に位置決めして、ディスク媒体の回転を定常の回
転速度より十分に小さい回転速度に減速した後に、磁気
ヘッド2をヘッド接触保持ゾーン5aに移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂ゾーンテクス
チャを有する磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの大きさはデスクトップ、
ラップトップ、ノートブックサイズ、手帳サイズと小型
化がすすんでいる。さらに高記録密度化技術の進歩と相
まって市場における磁気ディスク装置の小型化は、ディ
スク直径を目安とした所謂3.5インチ型から2.5イ
ンチ型、1.8インチ型さらには1.3インチ型へとす
すんできた。そしてノートブックサイズ以下の携帯型コ
ンピュータに内蔵または着脱される磁気ディスク装置で
は、2.5インチ型以下のものが主流となっている。
【0003】一方、磁気ディスク装置の低消費電力化に
関しては次の通り。磁気ディスク装置の小型化にともな
い普及してきたカードタイプ着脱式磁気ディスク装置に
ついて、機械的着脱および電気的接続インタフェースを
含めて標準化をはかるものとして、社団法人日本電子工
業振興協会(JEIDA)および米国PCMCIA(Pe
rsonal Computer Memory Card International Associat
ion)が協調してすすめてきたパソコン用ICメモリカー
ドの標準仕様がある。これは当初、磁気ディスク装置を
対象とするものではなかったが、磁気ディスク装置の小
型化にともない磁気ディスク装置等をも含めたものに拡
張されてきた。このパソコン用ICメモリカードの標準
仕様では、システム上やシステム内の他のカードと共に
使用することができるように動作環境設定が可能であ
る。カードが提供する動作環境がシステムが必要とする
動作環境を満足しなければ、システムはそのカードの使
用を拒絶できる。この動作環境には電源条件情報に関す
るパラメータが含まれている。このパラメータには標準
動作電源電圧、最小動作電源電圧、最大動作電源電圧、
連続電源電流、1秒間の平均電流の最大値、10ミリ秒
間の平均電流の最大値、パワーダウンモードにおいて必
要な供給電流などが含まれている。このように電池内蔵
携帯型情報機器を中心に利用が期待されるカードタイプ
磁気ディスク装置などの小型磁気ディスク装置では、低
消費電力であることが特に要求される。
【0004】低消費電力化の代表的従来技術として、米
国特許第4,933,785(対応日本国出願 特公表
3−503101)に示されているように、動作モード
を(1) 再起動に必要な上位との最小限のインタフェ
ース接続機能を残してその他の回路機能を停止させたス
リープモード、(2)スピンドルモータは回転状態(ア
イドル回転)で、一部サーボ機能は動作し、データ記録
再生回路が停止状態のアイドルモード、(3)書き込み
読み出し・シーク可能な通常動作モードなど、幾つかの
動作モードに区分して設定し、各動作モードでは機能上
必要ない回路部分での電力消費を抑える方法がある。こ
の方法には平均的使用状態の消費電力を小さくする効果
がある。しかしこれに劣らずモータを含む個々の回路部
品についての低消費電力化も重要である。このために小
型磁気ディスク装置用のディスクスピンドルモータの多
くでは最大電流の制限と小型化、薄型化により初期起動
トルクが小さくなる傾向にある。ヘッドアクチュエータ
駆動用のロータリーボイスコイルモータのトルクについ
ても同様である。
【0005】次に、ヘッドとディスクの粘着現象につい
て説明する。コンタクトスタートストップ方式の磁気デ
ィスク装置では、磁気ヘッドスライダをディスク媒体の
表面に押しつけた接触停止状態からディスクの回転を開
始し、スライダ位置における所定の周速度に達して磁気
ヘッドスライダが動圧でディスク表面から十分浮上する
まで、磁気ヘッドスライダはディスク媒体表面を接触し
ながら滑る。そこでヘッドスライダとディスク表面の耐
摩耗性向上のため、表面潤滑剤がディスク表面を覆って
いる。
【0006】ヘッド浮上方式の磁気ディスク装置におい
て、高記録密度達成のために、スライダをディスク媒体
上に低く飛翔させる、ヘッドの低浮上化を行うために
は、磁気ディスク表面の平滑化が必要である。最近で
は、一層の高記録密度化達成のために、磁気ヘッド(ス
ライダ)と磁気媒体とを接触させるコンタクト方式の磁
気ディスク装置も製品化されようとしている。この場合
においても耐摩耗性向上のため表面潤滑剤が用いられ
る。
【0007】しかし、極めて平面度の高いヘッドスライ
ダとディスクが、表面潤滑剤を介在させて長時間の密着
停止状態にあると、スライダと媒体表面の粘着が生じる
ことがしばしばある。この粘着現象は磁気ディスク装置
の起動不良の原因となる。そこで粘着現象を生じにくく
する工夫や粘着状態を解除する工夫が種々考案されてい
る。根本的に粘着を起こさせない方法としては、日立製
作所の出願による特開平1−134770及びこれより
後のプレーリテック社出願による特公表平3−5031
01(対応米国特許番号4,933,785)などのな
かで開示されている、ランプローディング技術がある。
これはディスク面の上部にとりつけられたテーパ状の保
持部材に、ヘッドサスペンションを保持し、ヘッドスラ
イダをディスク面に対し非接触保持するものである。こ
の方法では保持のための追加的なディスク間隔確保と保
持部材の追加が必要となる。
【0008】また、粘着を起こしにくくする方法として
は、日本電信電話公社の出願による特公昭57−853
0にディスク面上のコンタクトスタートストップゾーン
は面精度を粗く形成して平面度を低くする所謂ゾーンテ
クスチャ技術による方法が開示されている。この方法は
構造的には簡単であるが、粘着防止効果と耐摺動性能の
向上および耐摩耗性の向上との間にはトレードオフ関係
がある。さらに表面潤滑剤の特性を種々工夫する方法も
おこなわれているがこれだけで粘着を完全に防止するこ
とは困難である。
【0009】IBMの出願による特開平6−20351
4には、ヘッドスライダに突起を設けることによりディ
スク面との接触面積を少なくしてスティクション(静止
摩擦力)を減少させる方法が開示されている。この方法
では、ヘッドスライダに設けた突起がディスク面を摺動
することで、データ格納領域を破壊する危険性があり、
その回避方法について十分に考慮する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ゾー
ンテクスチャを採用することによってヘッドとディスク
の耐摺動性能及び耐摩耗性能を劣化させることなく、ゾ
ーンテクスチャによる粘着防止効果が得られる、小型低
消費電力の磁気ディスク装置およびこの磁気ディスク装
置に好適な磁気ディスクを実現することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】磁気ディスク装置のディ
スク面上にあって磁気ヘッドを位置決めることが可能で
ディスク表面粗さの違いで特徴づけられる所定のゾーン
として、ディスク回転動作が停止している時に磁気ヘッ
ドが接触保持されるヘッド接触保持ゾーンとユーザデー
タのリードライトがおこなわれるデータリードライトゾ
ーンの少なくとも2つのゾーンを有し、ヘッド接触保持
ゾーンのディスク表面粗さをデータリードライトゾーン
におけるディスク表面粗さよりも粗くすることにより磁
気ヘッドとディスクの粘着を防止した磁気ディスク装置
において、アイドル動作モードの実行中は磁気ヘッドを
ディスクの表面粗さが前記ヘッド接触保持ゾーンにおけ
るディスクの表面粗さよりも小さい第3のゾーンに位置
付けることにより、浮上中の磁気ヘッドスライダーが表
面粗さの比較的粗い前記ヘッド接触保持ゾーンのディス
ク面と接触して磁気ヘッドあるいはヘッドスライダーあ
るいはディスク面が摩耗さらには損傷することを防ぐ。
【0012】また、ディスク回転起動時には、磁気ヘッ
ドをヘッド接触保持ゾーンからディスクの表面粗さがヘ
ッド接触保持ゾーンにおけるディスク表面粗さよりも小
さい第3のゾーン(ヘッド浮上ディスク回転加減速ゾー
ン)へ定常のディスク回転速度以下で移動させた後に、
ディスク回転速度を増大させて定常のディスク回転速度
に移行させる手段と、定常回転中のディスクの回転を停
止させる時には磁気ヘッドをディスクの表面粗さがヘッ
ド接触保持ゾーンにおけるディスク表面粗さよりも小さ
い第3のゾーンに位置付けて、ディスク回転速度を定常
の回転速度よりも小さい回転速度に減速させた後に、磁
気ヘッドを前記ヘッド接触保持ゾーンに移動させる手段
を設けることにより、磁気ヘッドスライダーが表面粗さ
の比較的粗いヘッド接触保持ゾーン上を高速度で摺動し
て磁気ヘッドあるいはヘッドスライダーが摩耗さらには
損傷することを防ぐ。
【0013】またアイドル動作モードの実行中は、磁気
ヘッドをヘッドの浮上待機専用のヘッド浮上待機ゾーン
(第3のゾーン)に位置付けることと、ヘッド浮上待機
ゾーンをユーザデータの記録に供することがないゾーン
とすること、さらにはヘッド浮上待機ゾーンのディスク
表面粗さをデータリードライトゾーンにおけるディスク
表面粗さよりも小さくすることにより、浮上中の磁気ヘ
ッドスライダーがディスク面と接触して磁気ヘッドある
いはヘッドスライダーあるいはディスクデータ面が摩耗
さらには損傷することをより一層効果的に防ぐ。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図を
使って説明する。図1は本発明の実施例であるゾーンテ
クスチャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段を
有する第1の小型磁気ディスク装置を示すブロック図で
ある。この小型磁気ディスク装置は、ヘッドディスクア
センブリ1と回路基板14から成り、インタフェースラ
イン23を通じて送受されるデータ、コマンド、ステー
タスに基づきディスク2表面に対するデータの書込みと
読み出しをおこなう。
【0015】ヘッドディスクアセンブリ1は、スピンド
ルモータ7によって回転駆動されるディスク2と、ロー
タリーアクチュエータ10およびボイスコイルモータ1
1によってディスク2の上の所望トラックへ位置決めさ
れる磁気ヘッド8と、フレキシブル回路基板(FPC)
12の上に実装されていて磁気ヘッド8を介してディス
ク2の上にデータのリードライトをおこなうリードライ
トアンプ13と、これらを包含して塵埃の侵入を防ぐエ
ンクロージャから成る。
【0016】回路基板14には、インタフェースライン
23を通じてデータ、コマンド、ステータスの送受を制
御するインタフェースコントローラ15と、リードライ
トアンプ13を介してユーザデータのリードライトをお
こなうデータリードライト回路18と同じくリードライ
トアンプ13を介してヘッド位置決め用のセクターサー
ボ信号のリードをおこなうサーボ情報リード回路19と
からなるリードライト部17と、スピンドルモータ駆動
回路21とボイスコイルモータ駆動回路22を介してそ
れぞれスピンドルモータ7とボイスコイルモータ11を
駆動することにより磁気ヘッド8を所望のトラック上へ
位置決め制御するヘッド位置決めサーボ部20とこれら
を統括制御するマイクロプロセッサ16が含まれる。
【0017】ディスクの回転を維持しつつリードライト
回路の動作を縮退させることにより節電をおこなうアイ
ドル動作モードにおいては、データリードライト回路1
8の機能は停止させ、サーボ情報リード回路19はヘッ
ドの位置決め制御のため動作させることにより節電をお
こなう。
【0018】ディスク2の表面は同心円状のいくつかの
ゾーン(領域)から構成される。磁気ヘッド8を位置決
め制御できるゾーンとしては、最外周から、データリー
ドライトゾーン3a、ヘッド浮上待機ゾーン4、ヘッド
接触保持ゾーン5aが、順次隣接して設けられている。
最内周は、ディスクの圧接装着に供されるディスククラ
ンプ及びスペーサゾーン6である。
【0019】図2は本発明の実施例であるゾーンテクス
チャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段を有す
る第1の小型磁気ディスク装置のディスク表面粗さとデ
ィスク半径の関係を示すグラフである。データリードラ
イトゾーン3aのディスク表面粗さを標準とすると、ヘ
ッド接触保持ゾーン5aのディスク表面粗さはヘッドと
ディスクの粘着防止に十分なだけ大きく、ヘッド浮上待
機ゾーン4のディスク表面粗さはヘッドとディスクの耐
摺動性能確保と磨耗防止に十分なだけ小さい。
【0020】図3は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段を有
する第1の小型磁気ディスク装置において、ヘッド位置
決めディスク半径とディスク回転速度の関係を示すグラ
フである。磁気ヘッド8(スライダ)が、データリード
ライトゾーン3a内に位置決めされるときは、定常回転
速度の4464回転/分を保ち、随時、シーク及びデー
タのリードライト動作がおこなわれる。磁気ヘッド8
が、ヘッド接触保持ゾーン5a内に位置決めされるてい
るときは、ディスク回転速度は、停止又は558回転/
分以下とする。磁気ヘッド8が、ヘッド浮上待機ゾーン
4内に位置決めされているときは、ディスク回転速度
は、558回転/分以上から定常回転速度の4464回
転/分までとする。特にアイドル動作モード時は、磁気
ヘッド8はヘッド浮上待機ゾーン4内に位置決めされ
る。
【0021】図4は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクを有する第1の小型磁気ディスク装置
において、スピンドルモータ起動制御手順を示す図であ
る。起動制御開始ステップ24では、スピンドルモータ
の起動制御を開始する。このとき磁気ヘッド8は、通常
よく採用されているマグネットラッチ方式によりヘッド
接触保持ゾーン5a内に保持されている。別の保持手段
により保持ゾーンにあっても良い。次に、低速回転移行
ステップ25では、磁気ヘッド8がヘッド接触保持ゾー
ン5a内に保持された状態で、ディスク回転速度が55
8回転/分の低速回転となるようスピンドルモータ7の
回転速度を増す。次に、ヘッド浮上待機ゾーン移動ステ
ップ26aでは、ディスク回転速度を558回転/分に
保ったままセクターサーボ信号の読み出しをおこない、
磁気ヘッド8をヘッド接触保持ゾーン5aからセクター
サーボ信号によって認識できる、浮上待機ゾーン4に移
動させる。ここで浮上待機ゾーン4には、データは含ま
ないが位置決め用セクターサーボ信号を含むトラックが
形成してある。次に、定常高速回転移行ステップ27a
では、ディスク回転速度を558回転/分の低速回転か
ら定常回転速度の4464回転/分に増大させる。これ
により起動制御終了ステップ28でスピンドルモータ起
動制御は終了し、浮上式磁気ヘッドではヘッドは所定の
浮上高さを確保しシーク及びデータのリードライト動作
が可能となる。
【0022】図5は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクを有する第1の小型磁気ディスク装置
において、スピンドルモータ停止制御手順を示す図であ
る。停止制御開始ステップ29では、スピンドルモータ
の停止制御を開始する。次に、ヘッド浮上待機ゾーン移
動ステップ30aでは、ディスク回転速度を4464回
転/分に保ったまま、磁気ヘッド8をデータリードライ
トゾーン3aからセクターサーボ信号によって認識でき
る浮上待機ゾーン4に移動させる。次に、低速回転移行
ステップ31aでは、磁気ヘッド8が浮上待機ゾーン4
内に保持された状態で、ディスク回転速度が558回転
/分の低速回転となるようスピンドルモータ7の回転速
度を減少させる。これにより浮上式磁気ヘッドではヘッ
ドは浮上高さを下げて滑走状態となる。次に、ヘッド接
触保持ゾーン移動ステップ32では、ディスク回転速度
を558回転/分に保ったまま、磁気ヘッド8を浮上待
機ゾーン4内からヘッド接触保持ゾーン5a内に移動さ
せる。次に、回転停止ステップ33では、磁気ヘッド8
をヘッド接触保持ゾーン5a内に保持したままで、ディ
スク回転速度を558回転/分から減少させて停止状態
にするために、スピンドルモータ7の回転を停止する。
これにより停止制御終了ステップ34でスピンドルモー
タ停止制御が終了する。
【0023】次に、本発明の実施例であるゾーンテクス
チャ付ディスクを有する第2の小型磁気ディスク装置に
ついて説明する。図6は、本発明の実施例であるゾーン
テクスチャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段
を有する第2の小型磁気ディスク装置を示すブロック図
である。この小型磁気ディスク装置は、ヘッドディスク
アセンブリ1と回路基板14から成り、インタフェース
ライン23を通じて送受されるデータ、コマンド、ステ
ータスに基づき、ディスク2の表面に対するデータの書
込みと読み出しをおこなう。ヘッドディスクアセンブリ
1は、スピンドルモータ7によって回転駆動されるディ
スク2と、ロータリーアクチュエータ10およびボイス
コイルモータ11によってディスク2の上の所望トラッ
クへ位置決めされる磁気ヘッド8と、フレキシブル回路
基板(FPC)12の上に実装されていて磁気ヘッド8
を介してディスク2の上にデータのリードライトをおこ
なうリードライトアンプ13と、これらを包含して塵埃
の侵入を防ぐエンクロージャから成る。
【0024】回路基板14には、インタフェースライン
23を通じてデータ、コマンド、ステータスの送受を制
御するインタフェースコントローラ15と、リードライ
トアンプ13を介してユーザデータのリードライトをお
こなうデータリードライト回路18と、同じくリードラ
イトアンプ13を介してヘッド位置決め用のセクターサ
ーボ信号のリードをおこなうサーボ情報リード回路19
とから成るリードライト部17と、スピンドルモータ駆
動回路21とボイスコイルモータ駆動回路22を介して
それぞれスピンドルモータ7とボイスコイルモータ11
を駆動することにより、磁気ヘッド8を所望のトラック
上へ位置決め制御するヘッド位置決めサーボ部20と、
これらを統括制御するマイクロプロセッサ16が含まれ
る。
【0025】ディスク媒体の回転は維持しつつ、リード
ライト回路の動作を縮退させることにより節電をおこな
うアイドル動作モードにおいては、データリードライト
回路18の機能を停止させ、サーボ情報リード回路19
はヘッドの位置決め制御のために動作させることにより
節電をおこなう。
【0026】ディスク2の表面は同心円状のいくつかの
ゾーンから構成される。磁気ヘッド8を位置決め制御で
きるゾーンとしては、最外周から、データリードライト
ゾーン3b、ヘッド接触保持ゾーン5bが、順次、隣接
して設けられている。最内周は、ディスクの圧接装着に
供されるディスククランプ及びスペーサゾーン6であ
る。
【0027】図7は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段を有
する第2の小型磁気ディスク装置において、ディスク表
面粗さとディスク半径の関係を示すグラフである。デー
タリードライトゾーン3bのディスク表面粗さを標準と
すると、ヘッド接触保持ゾーン5bのディスク表面粗さ
は、ヘッドとディスクの粘着防止に十分なだけ大きい。
【0028】図8は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクに好適なヘッド位置決め制御手段を有
する第2の小型磁気ディスク装置において、ヘッド位置
決めディスク半径とディスク回転速度の関係を示すグラ
フである。磁気ヘッド8(スライダ)が、データリード
ライトゾーン3b内に位置決めされるときは、ヘッド接
触保持ゾーン5bの近傍を除き定常回転速度の4464
回転/分を保ち、随時、シーク及びデータのリードライ
ト動作がおこなわれる。磁気ヘッド8が、ヘッド接触保
持ゾーン5b内に位置決めされるているときは、ディス
ク回転速度は停止又は558回転/分以下とする。磁気
ヘッド8が、データリードライトゾーン3b内のヘッド
接触保持ゾーン5b近傍に位置決めされているときは、
ディスク回転速度は558回転/分以上から定常回転速
度の4464回転/分までとする。特に、アイドル動作
モード時は、このデータリードライトゾーン3b内のヘ
ッド接触保持ゾーン5b近傍に位置決めされる。
【0029】図9は、本発明の実施例であるゾーンテク
スチャ付ディスクを有する第2の小型磁気ディスク装置
において、スピンドルモータ起動制御手順を示す図であ
る。起動制御開始ステップ24ではスピンドルモータの
起動制御を開始する。このとき磁気ヘッド8は、通常よ
く採用されているマグネットラッチ方式により、ヘッド
接触保持ゾーン5b内に保持されている。尚、別の保持
方法であっても良い。次に、低速回転移行ステップ25
では、磁気ヘッド8がヘッド接触保持ゾーン5b内に保
持された状態でディスク回転速度が558回転/分の低
速回転となるようスピンドルモータ7の回転速度を増
す。次に、データリードライトゾーン移動ステップ26
bでは、ディスク回転速度を558回転/分に保ったま
ま、セクターサーボ信号の読み出しをおこない、磁気ヘ
ッド8をヘッド接触保持ゾーン5bからセクターサーボ
信号によって認識できる、データリードライトゾーン3
b内のヘッド接触保持ゾーン5b近傍に移動させる。デ
ータリードライトゾーン3b内のヘッド接触保持ゾーン
5b近傍ゾーンには、位置決め用セクターサーボ信号を
含むトラックが形成してある。次に、定常高速回転移行
ステップ27bでは、ディスク回転速度を558回転/
分の低速回転から、定常回転速度の4464回転/分に
増大させる。起動制御終了ステップ28でスピンドルモ
ータ起動制御は終了し、浮上式磁気ヘッドでは、ヘッド
は所定の浮上高さを確保し、シーク及びデータのリード
ライト動作が可能となる。
【0030】図10は、本発明の実施例であるゾーンテ
クスチャ付ディスクを有する第2の小型磁気ディスク装
置において、スピンドルモータ停止制御手順を示す図で
ある。停止制御開始ステップ29では、スピンドルモー
タの停止制御を開始する。次に、ヘッドデータリードラ
イトゾーン移動ステップ30bでは、ディスク回転速度
を4464回転/分に保ったまま、磁気ヘッド8をデー
タリードライトゾーン3b内のヘッド接触保持ゾーン5
b近傍ゾーンに移動させる。次に、低速回転移行ステッ
プ31bでは、磁気ヘッド8がデータリードライトゾー
ン3b内の、ヘッド接触保持ゾーン5b近傍ゾーン内に
保持された状態で、ディスク回転速度が558回転/分
の低速回転となるようスピンドルモータ7の回転速度を
減少させる。これにより、浮上式磁気ヘッドではヘッド
は浮上高さを下げて滑走状態となる。次に、ヘッド接触
保持ゾーン移動ステップ32では、ディスク回転速度を
558回転/分に保ったまま磁気ヘッド8をヘッド接触
保持ゾーン5b内に移動させる。次に、回転停止ステッ
プ33では、磁気ヘッド8をヘッド接触保持ゾーン5b
内に保持したままで、ディスク回転速度を558回転/
分から減少させて停止状態にするためにスピンドルモー
タ7の回転を停止する。停止制御終了ステップ34で、
スピンドルモータ停止制御が終了する。本実施例は、ヘ
ッド浮上式磁気ディスク装置についての実施例である
が、本発明の効果は、ヘッド浮上式のみに限定されるも
のではない。
【0031】これまでに述べてきた本願発明の特徴を列
記すれば次の通りとなろう。 1.磁気ディスク装置のディスク面上にあって磁気ヘッ
ドを位置決めることが可能でディスク表面粗さの違いで
特徴づけられる所定のゾーンとして、ディスク回転動作
が停止しているときに磁気ヘッドが接触保持されるヘッ
ド接触保持ゾーンと、ユーザデータのリードライトがお
こなわれるデータリードライトゾーンの少なくとも2つ
のゾーンを有し、ヘッド接触保持ゾーンのディスク表面
粗さを、データリードライトゾーンにおけるディスク表
面粗さよりも粗くした磁気ディスク装置において、ディ
スクの回転は維持しつつ、リードライト回路の動作を縮
退させることにより節電をおこなうアイドル動作モード
と、前記アイドル動作モードの実行中は、磁気ヘッドを
ディスクの表面粗さが前記ヘッド接触保持ゾーンにおけ
るディスクの表面粗さよりも小さいゾーンに位置付ける
手段を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 2.上記1の磁気ディスク装置において、ディスクの表
面粗さがヘッド接触保持ゾーンにおけるディスク表面粗
さよりも小さく、かつ、ユーザデータの記録に供するこ
とがないヘッド浮上待機ゾーンを有し、アイドル動作モ
ードの実行中は磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待機ゾーン
に位置付ける手段を有することを特徴とする磁気ディス
ク装置。 3.上記1の磁気ディスク装置において、ディスクの表
面粗さがデータリードライトゾーンにおけるディスク表
面粗さよりも小さいヘッド浮上待機ゾーンを有し、アイ
ドル動作モードの実行中は磁気ヘッドを前記ヘッド浮上
待機ゾーンに位置付ける手段を有することを特徴とする
磁気ディスク装置。 4.磁気ディスク装置のディスク面上にあって磁気ヘッ
ドを位置決めることが可能でディスク表面粗さの違いで
特徴づけられる所定のゾーンとして、ディスク回転動作
が停止しているときに磁気ヘッドが接触保持されるヘッ
ド接触保持ゾーンと、ユーザデータのリードライトがお
こなわれるデータリードライトゾーンの少なくとも2つ
のゾーンを有し、ヘッド接触保持ゾーンのディスク表面
粗さを、データリードライトゾーンにおけるディスク表
面粗さよりも粗くした磁気ディスク装置において、ディ
スクの回転は維持しつつ、リードライト回路の動作を縮
退させることにより節電をおこなうアイドル動作モード
と、ディスク回転起動時には磁気ヘッドをヘッド接触保
持ゾーンからディスクの表面粗さがヘッド接触保持ゾー
ンにおけるディスク表面粗さよりも小さいゾーンへ定常
のディスク回転速度以下で移動させた後に、ディスク回
転速度を増大させて定常のディスク回転速度に移行させ
る手段と、アイドル動作モードの実行中は磁気ヘッドを
ディスクの表面粗さがヘッド接触保持ゾーンにおけるデ
ィスクの表面粗さよりも小さいゾーンに位置付ける手段
と、定常回転中のディスクを回転停止させる時には磁気
ヘッドをディスクの表面粗さがヘッド接触保持ゾーンに
おけるディスク表面粗さよりも小さいゾーンに位置付け
て、ディスク回転速度を定常の回転速度よりも小さい回
転速度に減速させた後に、磁気ヘッドをヘッド接触保持
ゾーンに移動させる手段を有することを特徴とする磁気
ディスク装置。 5.上記4の磁気ディスク装置において、ディスクの表
面粗さがヘッド接触保持ゾーンにおけるディスク表面粗
さよりも小さく、かつ、ユーザデータの記録に供するこ
とがないヘッド浮上待機ゾーンを有し、ディスク回転起
動時には磁気ヘッドをヘッド接触保持ゾーンから前記ヘ
ッド浮上待機ゾーンへ、定常のディスク回転速度以下で
移動させた後に、ディスク回転速度を増大させて定常の
ディスク回転速度に移行させる手段と、アイドル動作モ
ードの実行中は磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待機ゾーン
に位置付ける手段と、定常回転中のディスクを回転停止
させる時には磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待機ゾーンに
位置付けてディスク回転速度を定常の回転速度よりも小
さい回転速度に減速させた後に、磁気ヘッドをヘッド接
触保持ゾーンに移動させる手段を有することを特徴とす
る磁気ディスク装置。 6.上記4の磁気ディスク装置において、ディスクの表
面粗さがデータリードライトゾーンにおけるディスク表
面粗さよりも小さいヘッド浮上待機ゾーンを有し、ディ
スク回転起動時には磁気ヘッドをヘッド接触保持ゾーン
から前記ヘッド浮上待機ゾーンへ、定常のディスク回転
速度以下で移動させた後に、ディスク回転速度を増大さ
せて定常のディスク回転速度に移行させる手段と、アイ
ドル動作モードの実行中は磁気ヘッドを前記ヘッド浮上
待機ゾーンに位置付ける手段と、定常回転中のディスク
を回転停止させる時には磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待
機ゾーンに位置付けて、ディスク回転速度を定常の回転
速度よりも小さい回転速度に減速させた後に、磁気ヘッ
ドをヘッド接触保持ゾーンに移動させる手段を有するこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。 7.磁気ディスク装置のディスク面上にあって磁気ヘッ
ドを位置決めることが可能でディスク表面粗さの違いで
特徴づけられる所定のゾーンとして、ディスク回転動作
が停止しているときに磁気ヘッドが接触保持されるヘッ
ド接触保持ゾーンと、ユーザデータのリードライトがお
こなわれるデータリードライトゾーンの少なくとも2つ
のゾーンを有し、ヘッド接触保持ゾーンのディスク表面
粗さを、データリードライトゾーンにおけるディスク表
面粗さよりも粗くした磁気ディスク装置において、ディ
スク回転起動時には磁気ヘッドをヘッド接触保持ゾーン
から、ディスクの表面粗さがヘッド接触保持ゾーンにお
けるディスク表面粗さよりも小さいゾーンへ、定常のデ
ィスク回転速度以下で移動させた後に、ディスク回転速
度を増大させて定常のディスク回転速度に移行させる手
段と、定常回転中のディスクを回転停止させる時には、
磁気ヘッドをディスクの表面粗さがヘッド接触保持ゾー
ンにおけるディスク表面粗さよりも小さいゾーンに位置
付けて、ディスク回転速度を定常の回転速度よりも小さ
い回転速度に減速させた後に、磁気ヘッドを前記ヘッド
接触保持ゾーンに移動させる手段を有することを特徴と
する磁気ディスク装置。 8.磁気ディスク装置用の磁気記録媒体である磁気ディ
スク媒体において、磁気ディスク面には磁気ヘッドと近
接して対面することに供され、かつ、ディスク表面粗さ
が互いに異なり、連接する少なくとも3種類の円周状の
ゾーンが有り、これらの円周状のゾーンのうちディスク
表面粗さが最大のゾーンは、ディスク表面粗さが最小の
ゾーンに隣接して配置されていることを特徴とする磁気
ディスク媒体。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、耐摺動性能及び耐摩耗
性能を劣化させることなく、ゾーンテクスチャによる粘
着防止効果を得る小型低消費電力の磁気ディスク装置が
実現できる。
【0033】更に、本発明によれば、磁気ヘッド8がヘ
ッド接触保持ゾーンにあるときのディスク回転速度は小
さいため、このゾーンでディスク表面粗さが耐摺動性能
及び耐摩耗性能を劣化させることが少ないので、ヘッド
接触保持ゾーンのディスク表面粗さを粘着防止に十分な
だけ大きく出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるゾーンテクスチャ付ディ
スクに好適なヘッド位置決め制御手段を有する第1の小
型磁気ディスク装置を示すブロック図である。
【図2】図1の磁気ディスク装置における磁気ディスク
表面の粗さとディスク半径の関係を示すグラフである。
【図3】図1の磁気ディスク装置における磁気ヘッドの
位置決め位置とディスク回転速度の関係を示すグラフで
ある。
【図4】図1の磁気ディスク装置におけるスピンドルモ
ータの起動制御手順を示す図である。
【図5】図1の磁気ディスク装置におけるスピンドルモ
ータの停止制御手順を示す図である。
【図6】本発明の実施例であるゾーンテクスチャ付ディ
スクに好適なヘッド位置決め制御手段を有する第2の小
型磁気ディスク装置を示すブロック図である。
【図7】図6の磁気ディスク装置における磁気ディスク
表面の粗さとディスク半径の関係を示すグラフである。
【図8】図6の磁気ディスク装置における磁気ヘッドの
位置決め位置とディスク回転速度の関係を示すグラフで
ある。
【図9】図6の磁気ディスク装置におけるスピンドルモ
ータの起動制御手順を示す図である。
【図10】図6の磁気ディスク装置におけるスピンドル
モータの停止制御手順を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ヘッドディスクアセンブリ、 2・・・ディス
ク、3a、3b・・・データリードライトゾーン、4・
・・ヘッド浮上待機ゾーン、 5a、5b・・・ヘッド
接触保持ゾーン、6・・・ディスククランプ及びスペー
サゾーン、7・・・スピンドルモータ、 8・・・磁気
ヘッド、9・・・ロードビーム、 10・・・ロータリ
ーアクチュエータ、11・・・ボイスコイルモータ、
12・・・FPC、13・・・リードライトアンプ、
14・・・回路基板、15・・・インタフェースコント
ローラ、 16・・・マイクロプロセッサ、17・・・
リードライト部、 18・・・データリードライト回
路、19・・・サーボ情報リード回路、 20・・・ヘ
ッド位置決めサーボ部、21・・・スピンドルモータ駆
動回路、22・・・ボイスコイルモータ駆動回路、23
・・・インタフェースライン、 24・・・起動制御開
始ステップ 25、31b・・・低速回転移行ステップ、26a、3
0a・・・ヘッド浮上待機ゾーン移動ステップ、26
b、30b・・・データリードライトゾーン移動ステッ
プ、27a、27b・・・定常高速回転移行ステップ、
28・・・起動制御終了ステップ、 29・・・停止制
御開始ステップ、32・・・ヘッド接触保持ゾーン移動
ステップ、33・・・回転停止ステップ、 34・・・
停止制御終了ステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五味 憲一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1枚の磁気ディスク媒体と、 該磁気ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、 回転する前記磁気ディスク媒体に対し情報の格納又は再
    生を行う磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上に位置付けるア
    クチュエータとを有する磁気ディスク装置において、 前記磁気ディスク媒体は、ディスクの表面粗さにおい
    て、それぞれ異なる、同心円状のヘッド接触保持ゾー
    ン、データリードライトゾーン及びヘッド浮上待機ゾー
    ンを有し、 前記アクチュエータは、 前記スピンドルモータが停止しているときは、前記磁気
    ヘッドをヘッド接触保持ゾーンに位置付け、 前記スピンドルモータが情報の格納又は再生を行う第1
    の回転速度のときは、前記磁気ヘッドを前記データリー
    ドライトゾーンに位置付け、 前記スピンドルモータが情報の格納を行わない第2の回
    転速度のときは、前記磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待機
    ゾーンに位置付ける磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記第2の回転速度は、停止状態と前記第1の回転速度
    との間の1部の連続する値である磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】少なくとも1枚の磁気ディスク媒体と、 該磁気ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、 回転する前記磁気ディスク媒体に対し情報の格納又は再
    生を行う磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上に位置付けるア
    クチュエータとを有する磁気ディスク装置において、 前記磁気ディスク媒体は、ディスクの表面粗さにおい
    て、それぞれ異なる、同心円状のヘッド接触保持ゾー
    ン、データリードライトゾーン及びヘッド浮上待機ゾー
    ンを有し、 前記スピンドルモータは、停止状態と情報の格納又は再
    生を行う第1の回転速度との間に、当該第1の回転速度
    を含む一定の回転速度で前記磁気ディスク媒体を回転さ
    せることができ、 前記アクチュエータは、 前記スピンドルモータが停止しているときは、前記磁気
    ヘッドをヘッド接触保持ゾーンに位置付け、 前記スピンドルモータが前記第1の回転速度のときは、
    前記磁気ヘッドを前記データリードライトゾーンに位置
    付け、 前記スピンドルモータが前記一定の回転速度のときは、
    前記磁気ヘッドを前記ヘッド浮上待機ゾーンに位置付け
    る磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】少なくとも1枚の磁気ディスク媒体であっ
    て、ディスクの表面粗さにおいて、それぞれ異なる、同
    心円状のヘッド接触保持ゾーン、データリードライトゾ
    ーン及びヘッド浮上待機ゾーンを有するものと、 該磁気ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、 回転する前記磁気ディスク媒体に対し情報の格納又は再
    生を行う磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上に位置付けるア
    クチュエータとを有する磁気ディスク装置において、 回転が停止している前記磁気ディスク媒体の前記ヘッド
    接触保持ゾーンに、前記磁気ヘッドを位置付けた状態か
    ら、前記スピンドルモータを起動させる第1のステップ
    と、 該磁気ディスク媒体の回転が始まった後に、前記磁気ヘ
    ッドを、前記ヘッド浮上待機ゾーンに位置付ける第2の
    ステップと、 該第2のステップの後に、前記磁気ヘッドを、前記ヘッ
    ド浮上待機ゾーンに位置付けたまま、前記スピンドルモ
    ータの回転を増加させる第3のステップを有する磁気デ
    ィスク装置の制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の磁気ディスク装置の制御方
    法において、 更に、前記スピンドルモータが、情報の格納又は再生を
    行う第1の回転速度となった後に、前記磁気ヘッドを、
    前記データリードライトゾーンに位置付ける第4のステ
    ップを有する磁気ディスク装置の制御方法。
  6. 【請求項6】少なくとも1枚の磁気ディスク媒体であっ
    て、ディスクの表面粗さにおいて、それぞれ異なる、同
    心円状のヘッド接触保持ゾーン、データリードライトゾ
    ーン及びヘッド浮上待機ゾーンを有するものと、 該磁気ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、 回転する前記磁気ディスク媒体に対し情報の格納又は再
    生を行う磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上に位置付けるア
    クチュエータとを有する磁気ディスク装置において、 回転している前記磁気ディスク媒体の前記データリード
    ライトゾーンに、前記磁気ヘッドを位置付けた状態か
    ら、前記磁気ヘッドを、前記ヘッド浮上待機ゾーンへ位
    置付ける第1のステップと、 該第1のステップの後に、前記磁気ヘッドを、前記ヘッ
    ド浮上待機ゾーンに位置付けたまま、前記スピンドルモ
    ータの回転を減少させる第2のステップと、 該第2のステップの後に、前記磁気ヘッドを、前記ヘッ
    ド接触保持ゾーンに位置付ける第3のステップを有する
    磁気ディスク装置の制御方法。
  7. 【請求項7】少なくとも1枚の磁気ディスク媒体であっ
    て、ディスクの表面粗さにおいて、それぞれ異なる、同
    心円状のデータリードライトゾーン及びヘッド浮上待機
    ゾーンを有するものと、 該磁気ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、 回転する前記磁気ディスク媒体に対し情報の格納又は再
    生を行う磁気ヘッドと、 該磁気ヘッドを前記磁気ディスク媒体上に位置付けるア
    クチュエータとを有する磁気ディスク装置において、 回転している前記磁気ディスク媒体の前記データリード
    ライトゾーンに、前記磁気ヘッドを位置付けた状態か
    ら、前記磁気ヘッドを、前記ヘッド浮上待機ゾーンへ位
    置付ける第1のステップと、 該第1のステップの後に、前記磁気ヘッドを、前記ヘッ
    ド浮上待機ゾーンから前記データリードライトゾーンに
    位置付ける第2のステップを有する磁気ディスク装置の
    制御方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の磁気ディスク装置の制御方
    法において、 更に、前記第1のステップと前記第2のステップの間
    に、 前記磁気ヘッドを、前記ヘッド浮上待機ゾーンに位置付
    けたまま、前記スピンドルモータの回転を減少させる第
    3のステップと、 該第3のステップの後に、前記磁気ヘッドを、前記ヘッ
    ド浮上待機ゾーンに位置付けたまま、前記スピンドルモ
    ータの回転を増加させる第4のステップを有する磁気デ
    ィスク装置の制御方法。
JP8009819A 1996-01-24 1996-01-24 ゾーンテクスチャ付磁気ディスク媒体を有する磁気ディスク装置及びその制御方法 Pending JPH09198786A (ja)

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