JPH09198749A - テープテンション制御装置 - Google Patents
テープテンション制御装置Info
- Publication number
- JPH09198749A JPH09198749A JP8004572A JP457296A JPH09198749A JP H09198749 A JPH09198749 A JP H09198749A JP 8004572 A JP8004572 A JP 8004572A JP 457296 A JP457296 A JP 457296A JP H09198749 A JPH09198749 A JP H09198749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tension
- adjusting screw
- control device
- tape
- adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気記録再生装置に使用されるテープテンシ
ョン制御装置において、テープテンションの位置調整を
容易に行うことができる具体的構成を提供する。 【解決手段】 一端にテンションポスト２が植設された
テンションレバー３は、支軸４を中心として回動自在に
基板上に取り付けられている。制動ベルト５はリール台
８に巻回され、その一端はテンションレバー３に回動可
能に設けられた取り付け部材１０に固定され、他端は調
整ねじ６の回転により実質的に前記制動ベルト５の長さ
を変化せしめる調整機構を介してテンションレバー３に
取付けられている。そして調整ねじ６の回転中心を前記
支軸４と同軸に配置することにより、テンションポスト
の位置調整時に、テンションレバー３が回動しても、常
に調整ねじ６の位置は一定となる。その為、一定の場所
で調整ねじを回転させるのみでテンションポストの位置
調整が行える。
ョン制御装置において、テープテンションの位置調整を
容易に行うことができる具体的構成を提供する。 【解決手段】 一端にテンションポスト２が植設された
テンションレバー３は、支軸４を中心として回動自在に
基板上に取り付けられている。制動ベルト５はリール台
８に巻回され、その一端はテンションレバー３に回動可
能に設けられた取り付け部材１０に固定され、他端は調
整ねじ６の回転により実質的に前記制動ベルト５の長さ
を変化せしめる調整機構を介してテンションレバー３に
取付けられている。そして調整ねじ６の回転中心を前記
支軸４と同軸に配置することにより、テンションポスト
の位置調整時に、テンションレバー３が回動しても、常
に調整ねじ６の位置は一定となる。その為、一定の場所
で調整ねじを回転させるのみでテンションポストの位置
調整が行える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープに信号
を記録または再生する方式の磁気記録再生装置などに用
いるテープテンション制御装置に関するもので、特にテ
ンションポストの位置調整機構に特徴を有するものであ
る。
を記録または再生する方式の磁気記録再生装置などに用
いるテープテンション制御装置に関するもので、特にテ
ンションポストの位置調整機構に特徴を有するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】以下に従来の磁気記録再生装置のテープ
テンション制御装置のテンションポストの位置調整機構
について説明する。
テンション制御装置のテンションポストの位置調整機構
について説明する。
【０００３】図２は従来の磁気記録再生装置のテープテ
ンション制御装置のテンションポストの位置調整機構を
示すものである。図２において、３は一端にテンション
ポスト２が植設されたテンションレバーであり、支軸４
を中心として回動自在に基板上に取り付けられている。
５はリール台８に巻回された制動ベルトであり、その一
端は前記テンションレバー３に回動可能に取り付けられ
た取り付け部材１０に固定され、他端は調整ねじ６の回
転により実質的に前記制動ベルト５の長さを変化せしめ
る調整機構を介して前記テンションレバー３に取り付け
られている。
ンション制御装置のテンションポストの位置調整機構を
示すものである。図２において、３は一端にテンション
ポスト２が植設されたテンションレバーであり、支軸４
を中心として回動自在に基板上に取り付けられている。
５はリール台８に巻回された制動ベルトであり、その一
端は前記テンションレバー３に回動可能に取り付けられ
た取り付け部材１０に固定され、他端は調整ねじ６の回
転により実質的に前記制動ベルト５の長さを変化せしめ
る調整機構を介して前記テンションレバー３に取り付け
られている。
【０００４】前記調整機構は、円筒状の上部が回転中心
より扁芯した調整ねじ６と、その調整ねじ６の前記円筒
状の上部の外周に回動自在に取り付けられた取り付け部
材９とよりなっており、前記制動ベルト５の他端はこの
取り付け部材９に固定されている。そして、前記テンシ
ョンレバー３は、ばね７により常時テンションポスト２
が磁気テープ１に当接する方向に弾性付勢されている。
より扁芯した調整ねじ６と、その調整ねじ６の前記円筒
状の上部の外周に回動自在に取り付けられた取り付け部
材９とよりなっており、前記制動ベルト５の他端はこの
取り付け部材９に固定されている。そして、前記テンシ
ョンレバー３は、ばね７により常時テンションポスト２
が磁気テープ１に当接する方向に弾性付勢されている。
【０００５】以上の構成において、磁気テープ１のテン
ションが低下すると、テンションレバー３はばね７の付
勢力により矢印Ａ方向に回動し、この回動にともなって
制動ベルト５はリール台８への制動力を増加するように
移動し、テープテンションを増加させる方向に動作する
ものである。また、テンションポストの位置調整時にお
いては、前記調整ねじ６を回転せしめ、実質的に前記制
動ベルト５の長さを変化せしめることにより行われる。
ションが低下すると、テンションレバー３はばね７の付
勢力により矢印Ａ方向に回動し、この回動にともなって
制動ベルト５はリール台８への制動力を増加するように
移動し、テープテンションを増加させる方向に動作する
ものである。また、テンションポストの位置調整時にお
いては、前記調整ねじ６を回転せしめ、実質的に前記制
動ベルト５の長さを変化せしめることにより行われる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、テンションポストの位置調整を行う際、
調整されるテンションポスト２と調整時に回転させる調
整ねじ６の両者がテンションレバー３上の支軸４からと
もに離れたところに取り付けられている為、テンション
ポスト２の位置と調整ねじ６の位置はテンションレバー
３の回転に伴って共に変動する。すなわち、調整ねじ６
を回転し、テンションレバー３を時計方向に回動した場
合、調整ねじ６も矢印Ｂ方向に移動する。この為、テン
ションポストの位置調整時には、調整ねじ６の回転を行
う手段は、調整ねじ６自体の位置変動に追従するように
構成する必要があり、簡易的な自動機により調整を行う
のは困難であった。本発明は上記の欠点を解消し、容易
にテンションポストの位置調整を行うことができる構成
を提供する。
来の構成では、テンションポストの位置調整を行う際、
調整されるテンションポスト２と調整時に回転させる調
整ねじ６の両者がテンションレバー３上の支軸４からと
もに離れたところに取り付けられている為、テンション
ポスト２の位置と調整ねじ６の位置はテンションレバー
３の回転に伴って共に変動する。すなわち、調整ねじ６
を回転し、テンションレバー３を時計方向に回動した場
合、調整ねじ６も矢印Ｂ方向に移動する。この為、テン
ションポストの位置調整時には、調整ねじ６の回転を行
う手段は、調整ねじ６自体の位置変動に追従するように
構成する必要があり、簡易的な自動機により調整を行う
のは困難であった。本発明は上記の欠点を解消し、容易
にテンションポストの位置調整を行うことができる構成
を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のテープテンション制御装置は、前記調整ね
じの回転中心をテンションレバーの回転中心である支軸
と同軸的に配置したことを特徴とするものであり、この
構成によれば、テンションポストの位置調整時に、テン
ションポストの位置が移動しても（テンションレバーが
回動しても）調整ねじの位置は常に一定となり、調整ね
じを一定の場所で回転させるだけでテンションポストの
位置調整を行うことが出来る。
に、本発明のテープテンション制御装置は、前記調整ね
じの回転中心をテンションレバーの回転中心である支軸
と同軸的に配置したことを特徴とするものであり、この
構成によれば、テンションポストの位置調整時に、テン
ションポストの位置が移動しても（テンションレバーが
回動しても）調整ねじの位置は常に一定となり、調整ね
じを一定の場所で回転させるだけでテンションポストの
位置調整を行うことが出来る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、一端にテンションポストが植設されたテンションレ
バーを支軸を中心に回動自在に基板に取り付け、リール
台に巻回された制動ベルトの少なくとも一端を、調整ね
じの回転により実質的に前記制動ベルトの長さを変化せ
しめる調整機構を介して前記テンションレバーに連結し
たテープテンション制御装置において、前記調整ねじの
回転中心を前記支軸と同軸的に配置したことを特徴とす
るテープテンション制御装置であり、調整ねじを一定の
場所で回転させるだけで容易にテンションポストの位置
調整を行えるという作用を有する。
は、一端にテンションポストが植設されたテンションレ
バーを支軸を中心に回動自在に基板に取り付け、リール
台に巻回された制動ベルトの少なくとも一端を、調整ね
じの回転により実質的に前記制動ベルトの長さを変化せ
しめる調整機構を介して前記テンションレバーに連結し
たテープテンション制御装置において、前記調整ねじの
回転中心を前記支軸と同軸的に配置したことを特徴とす
るテープテンション制御装置であり、調整ねじを一定の
場所で回転させるだけで容易にテンションポストの位置
調整を行えるという作用を有する。
【０００９】（実施の形態１）以下に、本発明の請求項
１に記載された発明の実施の形態について、図１を用い
て説明する。 図１において、１〜５、７〜１０は図２
に示した従来構成と同じ構成部品であり、同様に配置さ
れているので説明を省略する。本実施の形態の特徴は、
調整ねじ６の回転中心とテンションレバー３の回転支軸
４が同軸上に配置されている点である。その為、テンシ
ョンポストの位置調整時にテンションレバー３が回転し
ても、常に調整ねじ６の回転中心の位置は一定となり、
調整ねじ６を一定の場所で回転させるだけで容易にテン
ションポスト２の位置調整を行える。
１に記載された発明の実施の形態について、図１を用い
て説明する。 図１において、１〜５、７〜１０は図２
に示した従来構成と同じ構成部品であり、同様に配置さ
れているので説明を省略する。本実施の形態の特徴は、
調整ねじ６の回転中心とテンションレバー３の回転支軸
４が同軸上に配置されている点である。その為、テンシ
ョンポストの位置調整時にテンションレバー３が回転し
ても、常に調整ねじ６の回転中心の位置は一定となり、
調整ねじ６を一定の場所で回転させるだけで容易にテン
ションポスト２の位置調整を行える。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整ねじ
を一定の場所で回転させるだけでテンションポストの位
置調整を行うことが出来る為、例えば簡易的な自動機に
より容易にテンションポストの位置調整を行うことがで
きる。
を一定の場所で回転させるだけでテンションポストの位
置調整を行うことが出来る為、例えば簡易的な自動機に
より容易にテンションポストの位置調整を行うことがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態によるテープテンション制
御装置の平面図
御装置の平面図
【図２】従来のテープテンション制御装置の平面図
１ 磁気テープ ２ テンションポスト ３ テンションレバー ４ 回転支軸 ５ 制動ベルト ６ 調整ねじ ７ ばね ８ リール台 ９，１０ 取付け部材
Claims (1)
- 【請求項１】 一端にテンションポストが植設されたテ
ンションレバーを支軸を中心に回動自在に基板に取り付
け、リール台に巻回された制動ベルトの少なくとも一端
を、調整ねじの回転により実質的に前記制動ベルトの長
さを変化せしめる調整機構を介して前記テンションレバ
ーに連結したテープテンション制御装置において、前記
調整ねじの回転中心を前記支軸と同軸的に配置したこと
を特徴とするテープテンション制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004572A JPH09198749A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | テープテンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004572A JPH09198749A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | テープテンション制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09198749A true JPH09198749A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11587759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8004572A Pending JPH09198749A (ja) | 1996-01-16 | 1996-01-16 | テープテンション制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09198749A (ja) |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004572A patent/JPH09198749A/ja active Pending
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