JPH09198245A - ディジタルシグナルプロセッサ - Google Patents

ディジタルシグナルプロセッサ

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Publication number
JPH09198245A
JPH09198245A JP707796A JP707796A JPH09198245A JP H09198245 A JPH09198245 A JP H09198245A JP 707796 A JP707796 A JP 707796A JP 707796 A JP707796 A JP 707796A JP H09198245 A JPH09198245 A JP H09198245A
Authority
JP
Japan
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address
program
instruction
program counter
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP707796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Fujimoto
幸広 藤本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH09198245A publication Critical patent/JPH09198245A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムをマスクROM化した後でも、外
部からの制御によりプログラムの内容の修正、追加を可
能とする。 【解決手段】 あらかじめプログラムの分岐点のアドレ
スと分岐先のアドレスを記憶するレジスタ8と9に、外
部のCPU2から値を書き込んでおく。DSP1がプロ
グラムの実行を始めて、分岐点のアドレスの値とプログ
ラムカウンタ4の値が比較部10で一致することを検出
すると、マルチプレクサ11が分岐先のアドレスの値を
プログラムカウンタ4に書き込むことにより、プログラ
ムカウンタ4に分岐先のアドレスがロードされてDSP
1の実行は分岐点のアドレスから分岐先のアドレスへジ
ャンプする。これにより、マスクROM化したプログラ
ムの中の連続した命令を実行せずに飛ばすことができ
る。従って、マスクROM中のバグとなる命令、または
余分な命令を避けて実行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にディジタル信
号処理における演算処理装置等に使用するディジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)に関し、特に、携帯機器に
組み込まれ、動作を記述したプログラムをマスクROM
化して内蔵したDSPに対し、その実行の流れを外部の
ホストCPUから制御できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のDSPでは、プログラムをマスク
ROM化した後では、その命令ROMに記憶されている
プログラムに従ってのみ動作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のDSPでは、プ
ログラムをマスクROM化した後では、その命令ROM
に記憶されているプログラムに従ってしか動作できない
ため、マスクROM化してから見つかったプログラムの
バグの修正をマスクをやり直さずに行うのは非常に困難
である。
【0004】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、プログラムをマスクROM化した後で
も、外部からの制御によりプログラムの内容の修正、追
加が可能なDSPを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、DSPがプログラムの実行を始める前に、
あらかじめプログラムの分岐点のアドレスと分岐先のア
ドレスを記憶する手段に、外部のCPUなどから値を書
き込んでおき、DSPがプログラムの実行を始めて、分
岐点のアドレスの値とプログラムカウンタの値を比較す
る手段で値が一致することを検出すると、分岐先のアド
レスの値をプログラムカウンタに書き込むことにより、
プログラムカウンタに分岐先のアドレスがロードされて
DSPの実行は分岐点のアドレスから分岐先のアドレス
へジャンプするように構成したものである。
【0006】これにより、マスクROM中のバグとなる
命令、または余分な命令を避けて実行することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、動作を指示するプログラムを記憶する命令メモリ
と、この命令メモリのアドレスを指定するプログラムカ
ウンタと、このプログラムカウンタで指定された番地の
上記命令メモリの内容を読み出し、その動作を制御する
制御部と、この制御部によって動作を制御される演算部
と、データメモリを有するディジタルシグナルプロセッ
サにおいて、プログラムの分岐点のアドレスと分岐先の
アドレスを記憶する手段と、分岐点のアドレスの値と上
記プログラムカウンタの値を比較する手段と、分岐先の
アドレスの値を上記プログラムカウンタに書き込む手段
と、外部から分岐点のアドレスと分岐先のアドレスを記
憶する手段に値を設定できる手段とを備えたものであ
り、マスクROM化したプログラムの中の連続した命令
を実行せずに飛ばすことができ、マスクROM中のバグ
となる命令、または余分な命令を避けて実行することが
できるという作用をを有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、動作を指示する
プログラムを記憶する命令メモリと、この命令メモリの
アドレスを指定するプログラムカウンタと、このプログ
ラムカウンタで指定された番地の上記命令メモリの内容
を読み出し、その動作を制御する制御部と、この制御部
によって動作を制御される演算部と、データメモリを有
するディジタルシグナルプロセッサにおいて、プログラ
ムの実行の開始アドレスと停止アドレスを記憶する手段
と、開始アドレスの値を上記プログラムカウンタに書き
込む手段と、停止アドレスの値と上記プログラムカウン
タの値を比較する手段と、外部から開始アドレスと停止
アドレスを記憶する手段に値を設定できる手段と、外部
から上記制御部の動作の実行、停止を制御する手段と、
外部から上記制御部の動作の実行、停止を監視できる手
段とを備えたものであり、マスクROM化したプログラ
ムの中の任意の連続した命令のみ実行することができ、
マスクROM中のバグとなる命令、または余分な命令を
避けて実行することができ、また、命令の実行の順番を
変える換えることも可能となるという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、動作を指示する
プログラムを記憶する命令メモリと、この命令メモリの
アドレスを指定するプログラムカウンタと、このプログ
ラムカウンタで指定された番地の上記命令メモリの内容
を読み出し、その動作を制御する制御部と、この制御部
によって動作を制御される演算部と、データメモリを有
するディジタルシグナルプロセッサにおいて、1つの命
令語を記憶する手段と、上記命令メモリのある番地のア
ドレスを記憶する手段と、記憶しているアドレスの値と
上記プログラムカウンタの値を比較する手段と、上記命
令メモリかまたは記憶している命令語かを切り替えて上
記制御部に入力する手段と、外部からアドレスと命令語
を記憶する手段に値を設定できる手段とを備えたもので
あり、マスクROM化したプログラムの中の任意の1命
令を書き換えることができ、バグとなる命令を修正する
ことができるという作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、動作を指示する
プログラムを記憶する命令メモリと、この命令メモリの
アドレスを指定するプログラムカウンタと、このプログ
ラムカウンタで指定された番地の上記命令メモリの内容
を読み出し、その動作を制御する制御部と、この制御部
によって動作を制御される演算部と、データメモリを有
するディジタルシグナルプロセッサにおいて、複数の命
令語を記憶する手段と、上記命令メモリのある番地のア
ドレスを記憶する手段と、記憶しているアドレスの値と
上記プログラムカウンタの値を比較する手段と、上記制
御部に対してサブルーチンコールの発生を要求する手段
と、外部からアドレスと複数の命令語を記憶する手段に
値を設定できる手段とを備えたものであり、マスクRO
M化したプログラム中の任意の場所に複数の命令を追加
することができるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態によ
るディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を示すブロ
ック図である。
【0012】図1において、1はDSP、2は外部のC
PUである。DSP1において、3は書き換えできない
命令ROMであり、動作を指示するプログラムを記憶す
る。4は命令ROM3のアドレスを指定するプログラム
カウンタ、5はプログラムカウンタ4で指定された番地
の命令ROM3の内容を読み出し、その内容によりDS
P1の動作を制御する制御部、6は制御部5によって動
作を制御され、信号処理の演算を行う演算部、7は制御
部5によって動作を制御され、演算部6との間でデータ
の読み書きを行うデータRAMである。
【0013】8はプログラムの分岐点のアドレスを記憶
する分岐点アドレスレジスタ、9はプログラムの分岐先
のアドレスを記憶する分岐先アドレスレジスタ、10は
分岐点アドレスレジスタ8とプログラムカウンタ4の内
容を比較し、一致したか否かの信号を出力する比較部、
11は分岐先アドレスレジスタ9の内容か制御部5から
の出力かどちらをプログラムカウンタ4に書き込むかを
選択するマルチプレクサである。12はCPUバスであ
り、分岐点アドレスレジスタ8と分岐先アドレスレジス
タ9に接続され、CPU2からの分岐点アドレスレジス
タ8と分岐先アドレスレジスタ9の内容の設定、読み出
しを行う。
【0014】図2は上記DSP1の動作説明図である。
図2において、分岐点アドレスレジスタ8の内容は命令
ROM3のアドレスnを示し、分岐先アドレスレジスタ
9の内容は命令ROM3のアドレスmを示している。
【0015】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。DSP1が命令ROM3のある番地から
プログラムの実行を始める前に、あらかじめ、CPU2
からCPUバス12を通してプログラムの分岐点のアド
レスnを分岐点アドレスレジスタ8に、プログラムの分
岐先のアドレスmを分岐先アドレスレジスタ9に書き込
む。その後、DSP1は命令ROM3のプログラムの実
行を始める。DSP1がプログラムを実行していくうち
に、プログラムカウンタ4がアドレスnになったことを
分岐点アドレスレジスタ8と比較部10で比較すること
により検出し、この結果をマルチプレクサ11へ送り、
マルチプレクサ11は分岐先アドレスレジスタ9を選択
し、その結果、分岐先アドレスレジスタ9の内容である
アドレスmがプログラムカウンタ4に書き込まれる。こ
れにより、DSP1の実行は分岐点のアドレスnから分
岐先のアドレスmへジャンプする。
【0016】これにより、DSP1はマスクROM化し
た命令ROM3のプログラムの中のアドレスnからアド
レスmまでの間の連続した命令を実行せずに飛ばすこと
ができる。したがって、命令ROM3の中にバグとなる
命令があった場合、または余分な命令があった場合にこ
れらの命令を避けて実行することができる。 (実施の形態2)図3は本発明の第2の実施の形態によ
るディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を示すブロ
ック図である。
【0017】図3において、1はDSP、2は外部のC
PUである。DSP1において、3は書き換えできない
命令ROMであり、動作を指示するプログラムを記憶す
る。4は命令ROM3のアドレスを指定するプログラム
カウンタ、5はプログラムカウンタ4で指定された番地
の命令ROM3の内容を読み出し、その内容によりDS
P1の動作を制御する制御部、6は制御部5によって動
作を制御され、信号処理の演算を行う演算部、7は制御
部5によって動作を制御され、演算部6との間でデータ
の読み書きを行うデータRAMである。
【0018】31はプログラムの実行終了のアドレスを
記憶する終了アドレスレジスタ、32はプログラムの実
行開始のアドレスを記憶する開始アドレスレジスタ、3
3は終了アドレスレジスタ31とプログラムカウンタ4
の内容を比較し、一致したか否かの信号を出力する比較
部、34は開始アドレスレジスタ32の内容か制御部5
からの出力かどちらをプログラムカウンタ4に書き込む
かを選択するマルチプレクサ、35は制御部5の動作の
実行、停止を制御する実行/停止制御部である。12は
CPUバスであり、終了アドレスレジスタ31と開始ア
ドレスレジスタ32と実行/停止制御部35に接続さ
れ、CPU2から終了アドレスレジスタ31と開始アド
レスレジスタ32の内容の設定、読み出し、DSP1の
実行、停止の設定、またはDSP1が実行中か停止中か
の情報の読み出しを実行/停止制御部35に対して行
う。
【0019】図4は上記DSP1の動作説明図である。
図4において、終了アドレスレジスタ31の内容は命令
ROM3のアドレスmを示し、開始アドレスレジスタ3
2の内容は命令ROM3のアドレスnを示している。
【0020】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。CPU2からCPUバス12を通して実
行/停止制御部35に対してDSP1の停止を設定し、
実行/停止制御部35は制御部5を停止させる。次に、
CPU2からCPUバス12を通してプログラムの開始
アドレスnを開始アドレスレジスタ32に、プログラム
の終了アドレスmを終了アドレスレジスタ31に書き込
む。次に、CPU2からCPUバス12を通して実行/
停止制御部35に対してDSP1の実行を設定し、実行
/停止制御部35はマルチプレクサ34に対して開始ア
ドレスレジスタ32の内容を選択させ、プログラムカウ
ンタ4に開始アドレスレジスタ32の内容を書き込み、
制御部5を動作させる。
【0021】そして、DSP1は命令ROM3のアドレ
スnからプログラムの実行を始める。DSP1がプログ
ラムを実行していくうちに、プログラムカウンタ4がア
ドレスmになったことを終了アドレスレジスタ31と比
較部33で比較することにより検出し、この結果を実行
/停止制御部35に送り、実行/停止制御部35は制御
部5を停止させる。これにより、DSP1は開始アドレ
スnから終了アドレスmの間の命令を実行した後、動作
を停止する。CPU2はCPUバス12を通して実行/
停止制御部35からDSP1が停止したことを検出し、
新たにプログラムの開始アドレスを開始アドレスレジス
タ32に、プログラムの終了アドレスを終了アドレスレ
ジスタ31に書き込み、DSPを動作させることができ
る。
【0022】したがって、DSP1はCPU2からの制
御によりマスクROM化した命令ROM3のプログラム
の中の任意のアドレスnからアドレスmまでの間の連続
した命令のみを実行することができ、命令ROM3の中
にバグとなる命令があった場合、または余分な命令があ
った場合にこれらの命令を避けて実行することができ
る。また、命令の実行の順番を変えることも可能とな
る。 (実施の形態3)図5は本発明の第3の実施の形態によ
るディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を示すブロ
ック図である。
【0023】図5において、1はDSP、2は外部のC
PUである。DSP1において、3は書き換えできない
命令ROMであり、動作を指示するプログラムを記憶す
る。4は命令ROM3のアドレスを指定するプログラム
カウンタ、5はプログラムカウンタ4で指定された番地
の命令ROM3の内容を読み出し、その内容によりDS
P1の動作を制御する制御部、6は制御部5によって動
作を制御され、信号処理の演算を行う演算部、7は制御
部5によって動作を制御され、演算部6との間でデータ
の読み書きを行うデータRAMである。
【0024】51は命令ROM3の中の命令を置き換え
たい1つのアドレスを記憶する置換アドレスレジスタ、
52は1つの命令語を記憶する命令レジスタ、53は置
換アドレスレジスタ51とプログラムカウンタ4の内容
を比較し、一致したか否かの信号を出力する比較部、5
4は命令レジスタ52の内容か命令ROM3からの出力
かどちらを制御部5に入力するかを選択するマルチプレ
クサである。12はCPUバスであり、置換アドレスレ
ジスタ51と命令レジスタ52に接続され、CPU2か
ら置換アドレスレジスタ51と命令レジスタ52の内容
の設定、読み出しを行う。
【0025】図6は上記DSP1の動作説明図である。
図6において、置換アドレスレジスタ51の内容は命令
ROM3のアドレスnを示している。
【0026】以上の構成において以下、その動作につい
て説明する。DSP1が命令ROM3のある番地からプ
ログラムの実行を始める前に、あらかじめ、CPU2か
らCPUバス12を通して命令ROM3の内容を置き換
えるアドレスnを置換アドレスレジスタ51に、命令R
OM3のアドレスnの置き換える内容を命令レジスタ5
2に書き込む。その後、DSP1は命令ROM3のプロ
グラムの実行を始める。DSP1がプログラムを実行し
ていくうちに、プログラムカウンタ4がアドレスnにな
ったことを置換アドレスレジスタ51と比較部53で比
較することにより検出し、この結果をマルチプレクサ5
4に送り、マルチプレクサ54は命令レジスタ52を選
択し、その結果、命令レジスタ52の内容が制御部5に
入力され、DSP1は命令ROM3のアドレスnの内容
を実行せず、命令レジスタ52の内容を実行する。これ
により、マスクROM化したプログラムの中の任意の1
命令を書き換えることができ、バグとなる命令を修正す
ることができる。 (実施の形態4)図7は本発明の第4の実施の形態によ
るディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を示すブロ
ック図である。
【0027】図7において、1はDSP、2は外部のC
PUである。DSP1において、3は書き換えできない
命令ROMであり、動作を指示するプログラムを記憶す
る。4は命令ROM3のアドレスを指定するプログラム
カウンタ、5はプログラムカウンタ4で指定された番地
の命令ROM3の内容を読み出し、その内容によりDS
P1の動作を制御する制御部、6は制御部5によって動
作を制御され、信号処理の演算を行う演算部、7は制御
部5によって動作を制御され、演算部6との間でデータ
の読み書きを行うデータRAMである。
【0028】71は命令ROM3上に複数の命令を挿入
したい位置を示すアドレスを記憶する挿入アドレスレジ
スタ、72は複数の命令語を記憶する命令RAM、73
は挿入アドレスレジスタ71とプログラムカウンタ4の
内容を比較し、一致したか否かの信号を出力する比較
部、74は命令RAM72の内容か命令ROM1からの
出力かどちらを制御部5に入力するかを選択するマルチ
プレクサ、75は比較部73の結果により制御部5に対
してサブルーチンコール命令を発生させる命令発生部で
ある。12はCPUバスであり、挿入アドレスレジスタ
71と命令RAM72に接続され、CPU2から挿入ア
ドレスレジスタ71と命令RAM72の内容の設定、読
み出しを行う。
【0029】図8は上記DSP1の動作説明図である。
図8において、挿入アドレスレジスタ71の内容は命令
ROM3のアドレスnを示している。命令RAM72の
アドレスmは命令ROM3のアドレスの範囲外に割り当
てる。
【0030】以上の構成において以下、その動作につい
て説明する。DSP1が命令ROM3のある番地からプ
ログラムの実行を始める前に、あらかじめ、CPU2か
らCPUバス12を通して命令ROM3上に複数の命令
を挿入したい位置を示すアドレスを挿入アドレスレジス
タ71に、挿入したい命令の内容を命令RAM72に書
き込む。その後、DSP1は命令ROM3のプログラム
の実行を始める。DSP1がプログラムを実行していく
うちに、プログラムカウンタ4がアドレスnになったこ
とを挿入アドレスレジスタ71と比較部73で比較する
ことにより検出し、この結果をコール命令発生部75と
マルチプレクサ74に送り、コール命令発生部75は制
御部5に対してサブルーチンコール命令を発生を要求
し、プログラムカウンタ4に命令RAM72の先頭アド
レスmをロードさせ、DSP1の実行を命令RAM72
の先頭アドレスmに分岐させる。同時に、マルチプレク
サ74は命令RAM72を選択する。その結果、命令R
AM72の内容が制御部5に入力され、DSP1は命令
ROM3のアドレスnから続いて命令RAM72の内容
を実行する。このとき、あらかじめ命令RAM72の任
意のアドレスにサブルーチンコールに対応したリターン
命令を書き込んでおくことにより、DSP1は命令RA
M72の内容を実行した後、、命令ROM3のアドレス
n+1番地から実行を継続することができる。これによ
り、マスクROM化したプログラム中の任意の場所に複
数の命令を追加することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、D
SPのプログラムをマスクROM化した後でも、外部か
らの制御によりプログラムの内容の修正、追加が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるディジタルシ
グナルプロセッサを示すブロック図
【図2】同ディジタルシグナルプロセッサの動作説明図
【図3】本発明の第2の実施の形態によるディジタルシ
グナルプロセッサを示すブロック図
【図4】同ディジタルシグナルプロセッサの動作説明図
【図5】本発明の第3の実施の形態によるディジタルシ
グナルプロセッサを示すブロック図
【図6】同ディジタルシグナルプロセッサの動作説明図
【図7】本発明の第4の実施の形態によるディジタルシ
グナルプロセッサを示すブロック図
【図8】同ディジタルシグナルプロセッサの動作説明図
【符号の説明】
1 ディジタルシグナルプロセッサ 2 CPU 3 命令ROM 4 プログラムカウンタ 5 制御部 6 演算部 7 データRAM 8 分岐点アドレスレジスタ 9 分岐先アドレスレジスタ 10 比較部 11 マルチプレクサ 12 CPUバス 31 終了アドレスレジスタ 32 開始アドレスレジスタ 33 比較部 34 マルチプレクサ 35 実行/停止制御部 51 置換アドレスレジスタ 52 命令レジスタ 53 比較部 54 マルチプレクサ 71 挿入レジスタ 72 命令RAM 73 比較部 74 マルチプレクサ 75 コール命令発生部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作を指示するプログラムを記憶する命
    令メモリと、この命令メモリのアドレスを指定するプロ
    グラムカウンタと、このプログラムカウンタで指定され
    た番地の上記命令メモリの内容を読み出し、その動作を
    制御する制御部と、この制御部によって動作を制御され
    る演算部と、データメモリを有するディジタルシグナル
    プロセッサにおいて、プログラムの分岐点のアドレスと
    分岐先のアドレスを記憶する手段と、分岐点のアドレス
    の値と上記プログラムカウンタの値を比較する手段と、
    分岐先のアドレスの値を上記プログラムカウンタに書き
    込む手段と、外部から分岐点のアドレスと分岐先のアド
    レスを記憶する手段に値を設定できる手段とを備えたこ
    とを特徴とするディジタルシグナルプロセッサ。
  2. 【請求項2】 動作を指示するプログラムを記憶する命
    令メモリと、この命令メモリのアドレスを指定するプロ
    グラムカウンタと、このプログラムカウンタで指定され
    た番地の上記命令メモリの内容を読み出し、その動作を
    制御する制御部と、この制御部によって動作を制御され
    る演算部と、データメモリを有するディジタルシグナル
    プロセッサにおいて、プログラムの実行の開始アドレス
    と停止アドレスを記憶する手段と、開始アドレスの値を
    上記プログラムカウンタに書き込む手段と、停止アドレ
    スの値と上記プログラムカウンタの値を比較する手段
    と、外部から開始アドレスと停止アドレスを記憶する手
    段に値を設定できる手段と、外部から上記制御部の動作
    の実行、停止を制御する手段と、外部から上記制御部の
    動作の実行、停止を監視できる手段とを備えたことを特
    徴とするディジタルシグナルプロセッサ。
  3. 【請求項3】 動作を指示するプログラムを記憶する命
    令メモリと、この命令メモリのアドレスを指定するプロ
    グラムカウンタと、このプログラムカウンタで指定され
    た番地の上記命令メモリの内容を読み出し、その動作を
    制御する制御部と、この制御部によって動作を制御され
    る演算部と、データメモリを有するディジタルシグナル
    プロセッサにおいて、1つの命令語を記憶する手段と、
    上記命令メモリのある番地のアドレスを記憶する手段
    と、記憶しているアドレスの値と上記プログラムカウン
    タの値を比較する手段と、上記命令メモリかまたは記憶
    している命令語かを切り替えて上記制御部に入力する手
    段と、外部からアドレスと命令語を記憶する手段に値を
    設定できる手段とを備えたことを特徴とするディジタル
    シグナルプロセッサ。
  4. 【請求項4】 動作を指示するプログラムを記憶する命
    令メモリと、この命令メモリのアドレスを指定するプロ
    グラムカウンタと、このプログラムカウンタで指定され
    た番地の上記命令メモリの内容を読み出し、その動作を
    制御する制御部と、この制御部によって動作を制御され
    る演算部と、データメモリを有するディジタルシグナル
    プロセッサにおいて、複数の命令語を記憶する手段と、
    上記命令メモリのある番地のアドレスを記憶する手段
    と、記憶しているアドレスの値と上記プログラムカウン
    タの値を比較する手段と、上記制御部に対してサブルー
    チンコールの発生を要求する手段と、外部からアドレス
    と複数の命令語を記憶する手段に値を設定できる手段と
    を備えたことを特徴とするディジタルシグナルプロセッ
    サ。
JP707796A 1996-01-19 1996-01-19 ディジタルシグナルプロセッサ Pending JPH09198245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6829735B1 (en) 1999-06-08 2004-12-07 Nec Electronics Corporation Computer system having a ROM correction unit
CN100397333C (zh) * 2004-07-07 2008-06-25 群联电子股份有限公司 内含中央处理单元的可扩充集成电路及其方法

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